JPH0528643U - ワイヤ印字ヘツド装置 - Google Patents
ワイヤ印字ヘツド装置Info
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- JPH0528643U JPH0528643U JP7738291U JP7738291U JPH0528643U JP H0528643 U JPH0528643 U JP H0528643U JP 7738291 U JP7738291 U JP 7738291U JP 7738291 U JP7738291 U JP 7738291U JP H0528643 U JPH0528643 U JP H0528643U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】印字ヘッド装置における圧電素子5の伸縮方向
と同方向に可動子14を移動させるためのリンク機構を
構成するリンクプレート23の取扱いを容易にすると共
にリンクプレート23の溶接時の熱影響を少なくする。 【構成】 圧電素子5の側方に沿って配設した支柱部6
bと、圧電素子5の前端に取付く可動子14とをリンク
プレート23で連結する。このリンクプレート23にお
けるリンク機構を構成するための略H字の窓孔24に凸
部35,36を一体的に突出するように形成して、窓孔
24の開口面積を小さくする。
と同方向に可動子14を移動させるためのリンク機構を
構成するリンクプレート23の取扱いを容易にすると共
にリンクプレート23の溶接時の熱影響を少なくする。 【構成】 圧電素子5の側方に沿って配設した支柱部6
bと、圧電素子5の前端に取付く可動子14とをリンク
プレート23で連結する。このリンクプレート23にお
けるリンク機構を構成するための略H字の窓孔24に凸
部35,36を一体的に突出するように形成して、窓孔
24の開口面積を小さくする。
Description
【0001】
本考案は、電圧の印加により伸縮する圧電素子にて印字ワイヤを印打駆動する ようにしたワイヤ印字ヘッド装置の構造に関するものである。
【0002】
圧電素子を印字ワイヤの駆動手段とした印字ヘッド装置は、例えば特開平2− 130153号公報等にて示しているように、次のような構成である。即ち、圧 電素子は、圧電セラミックを積層してなり、圧電素子に通電して充電することに より、前記積層面と直角方向に伸長するように構成し、圧電素子の側方に沿って 延びる支持フレームの後端にて圧電素子後端を支持する。この支持フレームの前 端部に圧電素子の伸長方向に沿って延びる第1ばね板の基端を固着し、該第1ば ね板の先端を、印字ワイヤが先端に取付くアームの基端部に固着し、さらにアー ムの基端部には前記第1ばね板と平行に延びる第2ばね板の先端を固着し、該第 2ばね板の基端を、前記圧電素子の前端に固着した可動子の一側に固着するよう に構成する。
【0003】 そして、充電にて圧電素子が伸長する運動を、可動子及び第2ばね板を介して アームに伝達する。この運動のとき第1ばね板にてアームが連結されているので 、第1ばね板及び第2ばね板は共に弾性的に湾曲し、アームをその先端の印字ワ イヤが前進する方向に突き上げるように回動させる。 その運動の反作用にて可動子及び圧電素子には支持フレームから離れる方向に 凸湾曲しようにする反力(曲げモーメント)が生じる。従って、前記凸湾曲側に は引張応力が発生することになり、圧電素子の駆動の繰り返しにて圧電素子と可 動子との接着面及び圧電セラミックの積層面が剥がれ、圧電素子が破損するとい う問題があった。
【0004】 そこで、この不都合を回避するため、例えば本出願人が先に開示した特開平2 −30547号公報に示す先行技術では、可動子とこの側方に配設した支持フレ ームにおける支柱部とを4節リンク機構部材としてのリンクプレートにて連結し て、可動子が圧電素子の伸縮方向と略平行状に移動するように拘束することを提 案している。
【0005】
そして前記リンクプレートには、4節リンク機構を構成するため略H字の窓孔 を穿設している。しかし従来、この窓孔の形状を、機能を優先的に設計していた ため、材料板材から打ち抜き後のリンクプレートが集積箇所に溜まった状態から 一枚づつ取り出すとき等において、別のリンクプレートの角部等が前記窓孔内に 嵌まり込んで、リンクプレート同士が互いに絡み合う等の問題があった。また、 リンクプレートを可動子側面と支柱部側面とに固着する時のスポット溶接する場 合等の熱的影響も考慮されていなかったため、リンクプレートの略H字の窓孔の 隅部等に熱歪みによる強度の劣化が生じ、4リンク機構としての耐久性に欠ける 等の問題が生じていた。
【0006】 本考案は、前記の問題を解決し、印字ヘッドの信頼性を向上させることを目的 とするものである。
【0007】
前記目的を達成するため、本考案は、電圧の印加により伸縮する圧電素子と、 該圧電素子の伸縮を印字媒体に印打する印字ワイヤに可動子を介して伝達するた めの運動伝達機構と、圧電素子の側方に沿って配設された支柱部を有し、且つ圧 電素子の後端を支持する支持フレームと、可動子を圧電素子の伸縮方向と平行状 に移動案内するためのリンク機構を構成するためのリンクプレートとからなる印 字ヘッド装置において、前記可動子と、前記支持フレームの支柱部とを連結する リンクプレートをばね板材により形成し、該リンクプレートには、リンク機構を なすための略H字状の窓孔を穿設し、該窓孔には、他のリンクプレートの絡みつ きを防止するための凸部を形成したものである。
【0008】
次に本考案を具体化した実施例について説明する。図1に示すように、符号1 は正面視略円板状のヘッド本体を示し、カバー2は、略円板状の底板部2aの外 周縁からヘッド本体1の裏面側に向かって一体的に延びる筒状部2bとにより構 成し、ヘッド本体1及びカバー2はアルミニウム合金製である。
【0009】 符号4は印字ユニットで、複数(実施例では24個)の印字ユニット4をヘッ ド本体1の裏面側に放射状に配設する。ヘッド本体1の前面には、各印字ユニッ ト4における印字ワイヤ7を移動案内するための所定数の案内板3が内装された 中空状のノーズ1aを突設してある。 印字ユニット4は、圧電セラミックを積層状に接着してなる前後長手の圧電 素子5と、該圧電素子5の前端に装着して圧電素子の伸縮運動を拡大して印字ワ イヤ7に伝達するための運動伝達機構9と、この運動伝達機構9及び圧電素子5 を支持するため、ヘッド本体1の裏面から後方に延びる支持フレーム6とからな る。支持フレーム6は前記圧電素子5の長手方向に沿う左右両側および後端部を 囲むように、主支柱部6aと副支柱部6bと連結部6cとによりコ字型に一体的 に形成されている。なお、副支柱部6bを連結部6cにろう付けまたは溶接によ り固着しても良い。
【0010】 電圧の印加により、圧電素子5はその積層方向(長手方向)に伸縮するもので あって、温度上昇で圧電素子5は縮小するので、それを補正する正の温度膨張特 性を持つ温度補償体43は、支持フレーム6の連結部6cと圧電素子5の後端と の間に介挿し、接着剤にて固着する。 運動伝達機構9は、圧電素子5の伸縮をアーム8の回動運動に変換し、該アー ム8の先端部に取りつく印字ワイヤ7の進退動量が拡大されるようにするもので ある。このための運動伝達機構9は、二枚の平行状の板状の駆動ばね体からなる エデンばねを利用する。即ち、駆動ばね体は、剛体からなる連結部10に第1板 ばね体12及び第2板ばね体13の一端を一体的に連結し、正面視でいわゆるΠ 字状に連結してなるものである。第1板ばね体12の基端を前記主支持部6aの 一側面にろう付け固着する一方、第2板ばね体13の基端を圧電素子5の前端に 設けた可動子14に同じくろう付け固着する。そして、前記第1板ばね体12及 び第2板ばね体13の延びる方向を、前記印字ワイヤ7の延びる方向と平行であ って、反対向きに設定するものである。
【0011】 なお、可動子14の下面と圧電素子5の前面とは、接着剤にて接合固定しても 良いし、収縮状態の圧電素子5の前面に可動子14が押圧された状態で接するよ うに構成しても良い。また、前記可動子14と圧電素子5との間に1乃至複数枚 のスペーサを介挿しても良く、その場合の可動子14側のスペーサと圧電素子5 側のスペーサとの間は押圧接当状態であっても良いし互いに接着剤で固定しても 良い。
【0012】 図3に示すように、電圧の印加で圧電素子5および可動子14が矢印y方向に 移動するとき、前記両板ばね体12,13先端の連結部10が矢印A方向に回動 変位する(図3の二点鎖線参照)。その変位量をアーム8で拡大し、印字ワイヤ 7をノーズ部1aから突出してプラテン40上の用紙41にインクリボン42を 介して印打するように駆動させるのである。圧電素子5を放電させると、当該圧 電素子5は矢印y′方向に縮小するので、アーム8の先端側は、前記二枚の板ば ね体12,13の弾性変形の復元力によりプラテン40表面から後退する。
【0013】 アーム8は、当該アーム8に取付く樹脂製等のストッパ15が副支柱部6bに 取付く支持側ストッパ16に当接して振動を繰り返しつつ減衰して止まる。 図2〜図6に示す符号23,23は、前記可動子14の他側部と副支柱部6b とに跨がって配設する4節リンク機構部材としての一対のリンクプレートで、該 各リンクプレート23はばね板等の弾性材から成る。そして、リンクプレート2 3は、圧電素子5の伸縮方向と平行な2つの縦リンク部26,27と、この両縦 リンク部26,27間に弾性変形可能な4つのヒンジ部28,20,30,31 をもって架設された一対の横リンク部32,33とを備えていわゆる4節の平行 リンクをなすべく、その広幅側板部には側面視略H状等の切欠き孔24を穿設す る。該切欠き孔24より外径側で、前記縦リンク部26,27を副支柱部6bの 表裏側面及び可動子14の表裏側面の固定部25に各々溶接(抵抗溶接、スポッ ト溶接)、ろう付け等にて固定する。この構成により、圧電素子5が電圧印加に て伸縮するとき、リンクプレート23が側面視平行四辺形状に弾性変形して位置 固定的な副支柱部6bの長手方向に沿って平行状に可動子14が移動できるよう に構成したものである。換言すれば、可動子14を圧電素子5の長手方向に沿っ て直線的に移動するように構成する。
【0014】 従って、可動子14の一方の側面に偏倚して取付く第2板ばね13の弾性力と 、可動子4の他方の側面に偏倚して取付くリンクプレート23の弾性力との強度 差があって可動子14の下面側に曲げモーメントが作用するようなことがあって も、可動子14と圧電素子5と接着面(前記y方向と直角方向であるx方向に沿 う接着面)における接着剤に大きなせん断力が作用せず、また可動子14下面の スペーサと圧電素子5前面のスペーサとの間の滑り摩擦も無くなる。さらに圧電 素子5における積層した圧電セラミック間の接着も剥がれない。
【0015】 なお、前記リンクプレート23と一体的または別体で形成した案内板部34, 34は、主支柱部6aと副支柱部6bとに同じく固定部25箇所にてスポット溶 接等にて固定し、両案内板部34,34内側間で可動子14を移動可能に案内す る。 符号35,36は、前記リンクプレート23における窓孔24内に一体的に突 出するように形成した凸部で、この両凸部35,36は縦リンク部26,27か ら互いに対向するように突出して窓孔24の開口面積を狭めるようにしている。 これにより、材料板より打ち抜いたリンクプレート23を集積箱内に溜めるとき 、落下してくるリンクプレート23の角部等が下に堆積したリンクプレート23 の広幅面の斜め上から前記窓孔24内に嵌まり込んで、互いに絡みつく事態が発 生しない(または絡みつく確率を少なくする)ようにしている。この絡みつきを 防止するためには、前記凸部35,36に加えて、横リンク部32又は/及び3 3に図6の一点鎖線で示すような凸部37を形成しても良い。
【0016】 また、前記縦リンク部26,27箇所に連設する各凸部35,36は前記固定 箇所25のスポット溶接(抵抗溶接)のための丸棒状の電極位置の中心と同心円 状に形成する。この構成により、スポット溶接作業時における電極位置の中心か ら、副支柱部6bまたは可動子14の側面と対面させる縦リンク部26,27の 前記窓孔24縁までの長さが長くなり、スポット溶接におけるナゲット部の溶融 金属の火花の飛散を少なくして、ダスト(金属粉)の発生を少なくできる。
【0017】 さらに前述の凸部35,36の存在により、当該凸部35,36の面積だけ縦 リンク部26,27の面積が増大して、スポット溶接による発生熱の拡散を促進 できるから、面積の小さいヒンジ部28,20,30,31への熱影響を少なく し、各ヒンジ部が所定の弾性変形を繰り返したときの疲労限等を低下させないよ うにすることができる。なぜなら、所定の冷間圧延と熱処理とを施された金属板 は所定の引張り強度、伸びなどの機械的強度になるように、いわゆる調質されて いるが、前記のスポット溶接時の熱により、ヒンジ部にいわゆる焼きなまし現象 が発生して疲労限が低下し、少ない繰り返し応力の負荷で疲労破断が生じる。
【0018】 さらに、図6のようにリンクプレート23と案内板部34とを一体的に形成す るとき、リンクプレート23と案内板部34との連設隙間39の開口端部に凸部 38を設け、該凸部38先端縁との隙間寸法(H1)をリンクプレート23の板 厚寸法(t1)より小さくなるように設定すると、前記開口端部から別のリンク プレート23の箇所や案内部34が嵌まり難くなり、前述のようなリンクプレー ト23などの積み重ね時等における複数のリンクプレートが互い絡み付くのを防 止できる。また前記凸部38を縦リンク部27箇所に位置させると、前記説明し たように、ダストの発生と熱影響の減少とを達成することができる。
【0019】 なお、図7に示すように、本考案はリンクプレート23を案内板部34と別体 に形成する場合にも、前記実施例と同じように窓孔24に凸部35,36を形成 することができる。 なお、本実施例では左右両側のリンクプレート23を別体としているため、例 えば特開平2−145345号公報等で示される左右一体型のものに比べて屈曲 工程が不要である等の効果もある。
【0020】
以上のように、本考案によれば、リンクプレートで可動子と支柱部とを連結す るので、可動子を圧電素子の伸縮方向と平行状に移動するように拘束することが でき、圧電素子等の破損を防止して印字ヘッドの耐久性、信頼性を向上させるこ とができる。そして、リンクプレートにリンク機構を構成するための窓孔を穿設 した空間が、当該窓孔に突設した凸部により狭まるから、打ち抜き後のリンクプ レート同士が集積された状態で互いに絡みつく等の事態を防止できる。また、前 記凸部の存在により、リンクプレートの溶接時の熱の発散が促進でき、リンク機 構としての機械的強度の低下も防止できるという効果を奏するのである。
【図1】印字ヘッドの断面図である。
【図2】印字ユニットの斜視図である。
【図3】要部正面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視断面図である。
【図5】図3のV−V矢視断面図である。
【図6】リンクプレートの正面図である。
【図7】リンクプレートの他の実施例の正面図である。
【符号の説明】 1 ヘッド本体 3 案内板 5 圧電素子 6 支持フレーム 6a 主支柱部 6b 副支柱部 6c 連結部 7 印字ワイヤ 8 アーム 9 運動伝達機構 12 第1板ばね体 13 第2板ばね体 14 可動子 15 アーム側ストッパー 16 支持側ストッパー 23 リンクプレート 24 窓孔 25 固定部 26,27 縦リンク部 28,29,30,31 ヒンジ部 32,33 横リンク部 34 案内板部 35,36,37,38 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 電圧の印加により伸縮する圧電素子と、
該圧電素子の伸縮を印字媒体に印打する印字ワイヤに可
動子を介して伝達するための運動伝達機構と、圧電素子
の側方に沿って配設された支柱部を有し、且つ圧電素子
の後端を支持する支持フレームと、可動子を圧電素子の
伸縮方向と平行状に移動案内するためのリンク機構を構
成するためのリンクプレートとからなる印字ヘッド装置
において、前記可動子と、前記支持フレームの支柱部と
を連結するリンクプレートをばね板材により形成し、該
リンクプレートには、リンク機構をなすための略H字状
の窓孔を穿設し、該窓孔には、他のリンクプレートの絡
みつきを防止するための凸部を形成したことを特徴とす
るワイヤ印字ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7738291U JPH0528643U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | ワイヤ印字ヘツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7738291U JPH0528643U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | ワイヤ印字ヘツド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528643U true JPH0528643U (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=13632344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7738291U Pending JPH0528643U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | ワイヤ印字ヘツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528643U (ja) |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP7738291U patent/JPH0528643U/ja active Pending
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