JPH0532226U - 車両用ステアリング装置 - Google Patents
車両用ステアリング装置Info
- Publication number
- JPH0532226U JPH0532226U JP9067091U JP9067091U JPH0532226U JP H0532226 U JPH0532226 U JP H0532226U JP 9067091 U JP9067091 U JP 9067091U JP 9067091 U JP9067091 U JP 9067091U JP H0532226 U JPH0532226 U JP H0532226U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、チル
ド操作が煩雑化する事なく、容易に且つ自動的に而もシ
ート昇降動作と連動させる事も可能に、ステアリング・
ハンドルを所定の空間より退避し得るステアリング装置
を提供する事を目的とする。 【構成】 本考案は図1に示すように車体構造物1と、
ステアリングハンドル2を支持するステアリングコラム
3間に、往復駆動手段4により車体構造物1側に揺動可
能に支持された中間ブラケット5を介在させると共に、
前記ステアリングコラム3をチルド機構6を介して中間
ブラケット5に連結させた事を特徴とする。
ド操作が煩雑化する事なく、容易に且つ自動的に而もシ
ート昇降動作と連動させる事も可能に、ステアリング・
ハンドルを所定の空間より退避し得るステアリング装置
を提供する事を目的とする。 【構成】 本考案は図1に示すように車体構造物1と、
ステアリングハンドル2を支持するステアリングコラム
3間に、往復駆動手段4により車体構造物1側に揺動可
能に支持された中間ブラケット5を介在させると共に、
前記ステアリングコラム3をチルド機構6を介して中間
ブラケット5に連結させた事を特徴とする。
Description
【0001】
本考案は車両、特に自動車用ステアリング装置に係り、特にステアリングホイ ールを傾動可能なチルド機構を具えたステアリング装置に関する。
【0002】
従来より、トラック、ダンプトラック、タンクローリ、トレーラ等の作業車は 、年々大型化して着座位置も益々高くなる傾向にある。しかし、乗員が着座する シートは、もっぱら長時間運転・作業をする着座姿勢にのみに考慮されているに 過ぎず、車室の乗り降りは、ステップ、グリップ等の乗降具を設ける程度の配慮 しか成されていない。 一方乗員にあっても、壮健な運転者のみに限らず、女性運転者、及び老人・身 体の不自由な乗員が関係するようになり、前記乗降具のみでは不自由であるばか りでなく、ときには他人の手助けを必要とする場合も見られるようになった。
【0003】 かかる観点から、実開平1−141141号公報において、同公報第1図に示 されるようにほぼ円弧運動を描くリンク機構によりシート本体2を車両内フロア から地上側に向け、シート本体2を昇降させる機構が開示されている。 かかる技術によればリンク機構は、相互に略平行に配設され且つ腕長さが略同 様な一対のリンク部材6a,6bから成っているために、シート着座面は常に水 平に保たれながら昇降し得ると共に、リンク部材の腕を適宜長さにすることによ り、着座位置が地表よりも高い大型車両においても、着座姿勢のまま容易に乗降 可能となる。
【0004】
しかしながら、運転席空間内には、キャブ前面より運転席側に向け所定角度傾 斜させながら、運転者の脚部上を覆うごとくステアリング機構が延在している構 成を取るために、前記装置においては安全にシート昇降を可能なさしめるために 、シートの移動軌跡中に存在するステアリング・ハンドル等の障害物を予め退避 させる必要がある。
【0005】 一方近来の自動車においては、運転車の体格や運転姿勢の好みに応じてステア リングハンドル2の位置を車体前後方向に傾動させ、又必要に応じてステアリン グシャフトの軸線方向に沿って移動可能に構成したチルド機構付ステアリング装 置が提案されている。(実願昭56ー164701号他)
【0006】 従って前記シート昇降装置においてもかかるチルド機構を利用してステアリン グハンドル2を前方に倒してシート移動空間を確保した後、前記シート昇降を行 なうように構成する事も可能であるが、チルド機構による傾動幅は小さく安全確 保に十分な移動空間を確保できない。
【0007】 又例え前記十分なる移動空間が確保できる程度に傾動幅を大きく取っても、シ ート昇降、即ち運転者の乗り降り毎に、チルド機構を操作してステアリングハン ドル2の傾動調整をしなければならず、結果として乗降操作が煩雑化する。 又前記チルド機構は一般に手動操作の為に、シート昇降動作と連動させて行な う事が困難であり、この為ステアリングハンドル2を前方に退避させる事なく誤 ってシート昇降を行なってしまう場合があり、安全上問題になり易い。
【0008】 本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、チルド操作が煩雑化する事なく、容易 に且つ自動的に而もシート昇降動作と連動させる事も可能に、ステアリング・ハ ンドルを所定の空間より退避し得るステアリング装置を提供する事を目的とする 。
【0009】
本考案は車体構造物1と、ステアリングハンドル2を支持するステアリングコ ラム3間に、往復駆動手段4により車体構造物1側に揺動可能に支持された中間 ブラケット5を介在させると共に、前記ステアリングコラム3をチルド機構6を 介して中間ブラケット5に連結させた事を特徴とする。
【0010】 尚前記往復駆動手段4は、エアシリンダや油圧シリンダの他に、ラックアンド ピニオン若しくはボールネジシャフトとナットによるモ−タ駆動方式による直線 運動方式のいずれを用いてもよい。 又、チルド機構6は後記する平行リンク機構の他にステアリングコラム3が傾 動可能なものならば特に限定されない。
【0011】
かかる技術手段によれば、前記往復駆動手段4を利用して中間ブラケット5を 車両前方に向け揺動させる事により、中間ブラケット5の揺動に追従してステア リングコラム3が前方に退避して、シートに乗席させた乗員を移動するのに必要 な移動空間を容易に確保し得る。
【0012】 この際前記往復駆動手段4は、中間ブラケット5とステアリングコラム3間を 連結しているチルド機構6と無関係に駆動されるために、前記移動空間が十分に 確保できる程度に傾動幅を大きく取る事が出来、これにより前記したシート移動 機構を車両に搭載した場合の安全性が一層向上させる事が出来る。
【0013】 又本考案はチルド機構6が固定状態で中間ブラケット5とステアリングコラム 3が揺動するために、中間ブラケット5に対するステアリングコラム3の傾動角 度は変動する事なく、前記往復駆動手段4を利用して中間ブラケット5を元の位 置に復帰させるだけでチルド機構6を操作する事なく、ステアリングハンドル2 の傾動位置も自動復帰される。
【0014】 又前記中間ブラケット5は手動ではなく往復駆動手段4により自動的に往復可 能である為に、シート昇降スイッチ21と連動させて退避動作を行なう事が容易 であり、この為ステアリングハンドル2を前方に退避させる事なく誤ってシート 昇降を行なってしまう恐れを完全になくす事が出来る。
【0015】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実 施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特 定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単 なる説明例に過ぎない。
【0016】 図1は本考案の実施例に係るステアリング装置で、11は車体構造物1に取付 けた固定ブラケット、5は軸12を支点として前後方向に揺動する中間ブラケッ ト、4は前記軸の上方位置で、固定ブラケット11と中間ブラケット5間を連結 する流体シリンダ、3はチルド機構6を介して前記中間ブラケット5に取付けら れたステアリングコラム3で、該コラム3内に内装された不図示の軸受け装置に より、回転自在に支持されたステアリングシャフト7上端にステアリングハンド ル2が取付けられている。
【0017】 チルド機構6は上方及び下方リンク13、14からなる略平行リンク機構によ り構成されている。 上方リンク13は、前記中間ブラケット5の上端とステアリングコラム3のほ ぼ中間部間をピン15a、15b若しくはボルトを介して連結すると共に、中間 ブラケット5側のピン取付け穴16をリンク長手方向に沿って延在する長穴状に 開口させている。 そして前記長穴16に挿通されたピンには、固定レバー17が取付けられてお り、該固定レバー17の回動により前記ピン15と長穴16間がロック可能に構 成されている。 この様な固定レバー17のロック機構は既に周知であり、例えば実開昭60ー 92664号に詳細に開示されているためにその説明は省略する。 下方リンク14は前記中間ブラケット5の中間部とステアリングコラム3の底 部間をピン15c、15b若しくはボルトを介して連結する。
【0018】 かかる構成によれば、例えば図2に示すように、上方リンク13と下方リンク 14とステアリングコラム3と中間ブラケット5により平行リンク機構が形成さ れており、従ってそのチルド操作は前記固定レバー17の動作により上方リンク ピン15aの長穴16とのロックを解除する事により、前記コラム3の上下動が 可能になると共に、該上方リンクピン15aを長穴16に沿って揺動させる事に より該コラム3の傾動も可能である。
【0019】 一方前記流体シリンダ4はその進退動作により軸12を支点として中間ブラケ ット5を前記車両前後方向に揺動可能に構成しており、そしてその作動をシート 昇降機構との関係において図3及び図4に基づいて説明する。 尚、シート昇降装置は図示はしないが、前記した実開平1−141141号公 報示す機構を採用してもよく、又本出願人が平成3年10月4日に出願(整理番 号:G915789)した装置を使用する事も可能である。
【0020】 先ずシート昇降操作スイッチ21をダウン(降下)側に押圧させると(STE P1)、これに連動してステアリングスイッチ22がONし(STEP2)、シ リンダ4を作動させて中間ブラケット5と共にステアリングコラム3を前傾させ (STEP3)、続いて、ステアリング前傾完了スイッチ23により(STEP 4)、シートの移動空間が確保されている事を確認した後、制御回路10側の信 号に基づいて昇降コントローラ24を動作させて(STEP5)、シート下降終 了スイッチ25がONになるまで、不図示のシートを地表面まで降下させる。( STEP6)
【0021】 一方 シートに乗員が着座して状態で車室内へ乗車させるシート昇降操作スイ ッチ21を上昇側にONすると(STEP7)、前記昇降コントローラ24によ るシート上昇はフロアに着座するまで継続し、着座をシート上昇終了スイッチ2 6により確認した後(STEP8)、ステアリングスイッチ22がONし、シリ ンダ4を復動(伸長)させる事により(STEP9)、中間ブラケット5と共に ステアリングコラム3を元の位置に復帰させ(STEP10)、該復帰した時点 で復帰完了スイッチ28がONした後、運転準備動作を許容し得る(STEP1 1)。
【0022】
以上記載した如く本考案によれば、チルド機構6と独立してステアリングコラ ム3を前傾/復帰可能に構成した為に、チルド操作が煩雑化する事なく、前記移 動空間が十分に確保できる程度に傾動幅を大きく取る事が出来、ステアリングハ ンドル2の設定位置も自動復帰可能である。 又前記ステアリングコラム3の前傾/復帰動作は手動ではなく往復駆動手段4 により自動的に行なわれる為に、シート昇降スイッチ21と連動させて前記動作 を行なう事が容易であり、この為ステアリングハンドル2を前方に退避させる事 なく誤ってシート昇降を行なってしまう恐れを完全になくす事が出来る。 等の種々の著効を有す。
【図1】本考案の実施例に係るステアリング装置を示す
概略構成図。
概略構成図。
【図2】図1に示すステアリング装置をチルド操作状態
を示す作用図。
を示す作用図。
【図3】シート移動機構を組合せてステアリングコラム
の退避/復帰動作を行なうための制御回路を示すブロッ
ク図である。
の退避/復帰動作を行なうための制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3のフローチャート図である。
1 車体構造物 2 ステアリングハンドル 3 ステアリングコラム 4 往復駆動手段 5 中間ブラケット 6 チルド機構
フロントページの続き (72)考案者 山崎 隆 神奈川県川崎市中原区大倉町10番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社東京事業 所内 (72)考案者 木島 伸夫 神奈川県川崎市中原区大倉町10番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社東京事業 所内
Claims (1)
- 【請求項1】 車体構造物と、ステアリングハンドルを
支持するステアリングコラム間に、往復駆動手段により
車体構造物側に揺動可能に支持された中間ブラケットを
介在させると共に、前記ステアリングコラムをチルド機
構を介して中間ブラケットに連結させた事を特徴とする
自動車用ステアリング装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9067091U JPH0532226U (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 車両用ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9067091U JPH0532226U (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 車両用ステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532226U true JPH0532226U (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=14004975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9067091U Withdrawn JPH0532226U (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 車両用ステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532226U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015137052A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 富士機工株式会社 | ステアリングコラム装置 |
| JP2016187973A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 富士機工株式会社 | ステアリングコラム装置 |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP9067091U patent/JPH0532226U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015137052A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 富士機工株式会社 | ステアリングコラム装置 |
| JP2016187973A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 富士機工株式会社 | ステアリングコラム装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |