JPH05323331A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
液晶表示装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH05323331A JPH05323331A JP14990992A JP14990992A JPH05323331A JP H05323331 A JPH05323331 A JP H05323331A JP 14990992 A JP14990992 A JP 14990992A JP 14990992 A JP14990992 A JP 14990992A JP H05323331 A JPH05323331 A JP H05323331A
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- Japan
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- spacer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 透明基板上の配向膜上にスペーサを均一に散
布する。 【構成】 当初マイナス電荷が帯電しているスペーサ1
4をカチオン系界面活性剤溶液に浸漬処理することによ
り、このスペーサ14にプラス電荷を帯電させた上で、
マイナス電荷が帯電された配向膜13上に散布する。プ
ラス電荷が帯電されたスペーサ14とマイナス電荷が帯
電された配向膜13間に吸着力が作用し、スペーサ14
と配向膜13の密着性が向上する。また、スペーサ14
同志は同電荷で反発力が生じ、この反発力でスペーサ1
4の凝集防止が図られる。これらから、配向膜13上に
スペーサ14を均一に散布できる。
布する。 【構成】 当初マイナス電荷が帯電しているスペーサ1
4をカチオン系界面活性剤溶液に浸漬処理することによ
り、このスペーサ14にプラス電荷を帯電させた上で、
マイナス電荷が帯電された配向膜13上に散布する。プ
ラス電荷が帯電されたスペーサ14とマイナス電荷が帯
電された配向膜13間に吸着力が作用し、スペーサ14
と配向膜13の密着性が向上する。また、スペーサ14
同志は同電荷で反発力が生じ、この反発力でスペーサ1
4の凝集防止が図られる。これらから、配向膜13上に
スペーサ14を均一に散布できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液晶表示装置の製造方
法に関し、特に透明基板上の配向膜上にスペーサを散布
する方法に関する。
法に関し、特に透明基板上の配向膜上にスペーサを散布
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサなどの電子機器のディ
スプレイとして液晶表示装置が使用されている。この液
晶表示装置の一般的構造を図3に示す。この液晶表示装
置は、透明電極1と配向膜2とを対向面に設けた一対の
透明基板3、4を配向膜2相互間にスペーサ5を挾んで
対向して設け、配向膜2相互間の間隙部に液晶6を注入
し、透明基板3、4間の周囲を封止材7で封止して構成
されている
スプレイとして液晶表示装置が使用されている。この液
晶表示装置の一般的構造を図3に示す。この液晶表示装
置は、透明電極1と配向膜2とを対向面に設けた一対の
透明基板3、4を配向膜2相互間にスペーサ5を挾んで
対向して設け、配向膜2相互間の間隙部に液晶6を注入
し、透明基板3、4間の周囲を封止材7で封止して構成
されている
【0003】このような液晶表示装置において、スペー
サ5は10μm程度の粒子からなり、配向膜2相互間の
間隔(10μm程度)を一定に保ち、表示特性を均一に
保持するために用いられる。このスペーサ5を配向膜2
相互間に多数介在させる方法として、一方の透明基板
(例えば透明基板4)に設けられた配向膜2の上面にス
ペーサ5を散布する方法が採用されている。
サ5は10μm程度の粒子からなり、配向膜2相互間の
間隔(10μm程度)を一定に保ち、表示特性を均一に
保持するために用いられる。このスペーサ5を配向膜2
相互間に多数介在させる方法として、一方の透明基板
(例えば透明基板4)に設けられた配向膜2の上面にス
ペーサ5を散布する方法が採用されている。
【0004】このスペーサ5の散布方法としては、従
来、スペーサ5を分散溶媒液に分散させ、その溶媒液を
スプレー等で噴霧状にして散布したり、溶媒液を散布中
に気化させ、スペーサ5だけを散布する方法がとられて
いる。
来、スペーサ5を分散溶媒液に分散させ、その溶媒液を
スプレー等で噴霧状にして散布したり、溶媒液を散布中
に気化させ、スペーサ5だけを散布する方法がとられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スペーサ5
をジビニルベンゼンやベンゾクアナミンなどの樹脂で形
成した場合、一般にスペーサ5は静電気によりマイナス
電荷を帯びることになる。一方、配向膜2は透明基板4
上に配向材料を塗布し焼成することにより形成され、そ
の後所定のラビング処理を施されるが、ラビング処理に
より静電気によってマイナス電荷が帯電される。しか
も、配向膜2は、図3で示すように透明電極1と重なる
部分においては透明電極1を通して電荷が逃げやすいの
で帯電量が小さく、透明電極1相互間の部分は電荷が逃
げずらいので帯電量が透明電極1と重なる部分と比べて
大きくなる。したがって、配向膜2上にスペーサ5を散
布すると、互いにマイナス電荷が帯電された配向膜2と
スペーサ5との間では反発力が働くが、配向膜2におい
ては帯電量が比較的大きい透明電極1相互間よりも帯電
量が比較的小さい透明電極1と重なる部分の方がスペー
サ5との反発力が小さいため、配向膜2のうちの透明電
極1と重なる部分にスペーサ5が凝集し易くなり、スペ
ーサ5を配向膜2上に均一に散布することができなかっ
た。この傾向は、特に透明基板4が樹脂基板で、ラビン
グ処理時における配向膜2への帯電がガラス基板と比べ
て大きい場合に大である。そして、スペーサ5を配向膜
2上に均一に散布できなければ一対の配向膜2相互間の
間隔の均一性が低下し、液晶表示装置の表示品質が低下
することはいうまでもない。
をジビニルベンゼンやベンゾクアナミンなどの樹脂で形
成した場合、一般にスペーサ5は静電気によりマイナス
電荷を帯びることになる。一方、配向膜2は透明基板4
上に配向材料を塗布し焼成することにより形成され、そ
の後所定のラビング処理を施されるが、ラビング処理に
より静電気によってマイナス電荷が帯電される。しか
も、配向膜2は、図3で示すように透明電極1と重なる
部分においては透明電極1を通して電荷が逃げやすいの
で帯電量が小さく、透明電極1相互間の部分は電荷が逃
げずらいので帯電量が透明電極1と重なる部分と比べて
大きくなる。したがって、配向膜2上にスペーサ5を散
布すると、互いにマイナス電荷が帯電された配向膜2と
スペーサ5との間では反発力が働くが、配向膜2におい
ては帯電量が比較的大きい透明電極1相互間よりも帯電
量が比較的小さい透明電極1と重なる部分の方がスペー
サ5との反発力が小さいため、配向膜2のうちの透明電
極1と重なる部分にスペーサ5が凝集し易くなり、スペ
ーサ5を配向膜2上に均一に散布することができなかっ
た。この傾向は、特に透明基板4が樹脂基板で、ラビン
グ処理時における配向膜2への帯電がガラス基板と比べ
て大きい場合に大である。そして、スペーサ5を配向膜
2上に均一に散布できなければ一対の配向膜2相互間の
間隔の均一性が低下し、液晶表示装置の表示品質が低下
することはいうまでもない。
【0006】この発明の目的は、配向膜上にスペーサを
均一に散布できる液晶表示装置の製造方法を提供するこ
とにある。
均一に散布できる液晶表示装置の製造方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、透明基板上
の配向膜上にスペーサを散布するようにした液晶表示装
置の製造方法において、前記スペーサをカチオン系界面
活性剤溶液に浸漬処理することにより前記スペーサにプ
ラス電荷を帯電させる工程と、プラス電荷に帯電した前
記スペーサを前記配向膜上に散布する工程とを具備した
ものである。
の配向膜上にスペーサを散布するようにした液晶表示装
置の製造方法において、前記スペーサをカチオン系界面
活性剤溶液に浸漬処理することにより前記スペーサにプ
ラス電荷を帯電させる工程と、プラス電荷に帯電した前
記スペーサを前記配向膜上に散布する工程とを具備した
ものである。
【0008】
【作用】この発明によれば、スペーサがカチオン系界面
活性剤溶液への浸漬処理によりプラス電荷に帯電してい
るので、マイナス電荷に帯電している配向膜との密着性
が向上し、かつスペーサ同志は同電荷による反発力が働
いて凝集が防止されるようになり、これらから配向膜上
にスペーサを均一に散布できる。
活性剤溶液への浸漬処理によりプラス電荷に帯電してい
るので、マイナス電荷に帯電している配向膜との密着性
が向上し、かつスペーサ同志は同電荷による反発力が働
いて凝集が防止されるようになり、これらから配向膜上
にスペーサを均一に散布できる。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す断面図、図
2は一実施例におけるスペーサの帯電状態の変化を示す
概略図である。これらの図を参照して以下この発明の一
実施例を説明する。まず図1に示すように、ガラスや樹
脂等からなる透明基板11上にITO等からなる透明電
極12をパターン形成する。次に、透明基板11の透明
電極12を含む所定領域の表面に、配向材料を塗布し、
その後焼成することにより配向膜13を形成し、次いで
所定のラビング処理を施す。
2は一実施例におけるスペーサの帯電状態の変化を示す
概略図である。これらの図を参照して以下この発明の一
実施例を説明する。まず図1に示すように、ガラスや樹
脂等からなる透明基板11上にITO等からなる透明電
極12をパターン形成する。次に、透明基板11の透明
電極12を含む所定領域の表面に、配向材料を塗布し、
その後焼成することにより配向膜13を形成し、次いで
所定のラビング処理を施す。
【0010】一方、ジビニルベンゼンやベンゾクアミナ
ンなどの樹脂からなり、10μm程度の寸法を有するス
ペーサ14を用意する。このスペーサ14は、静電気に
より図2(a)に示すようにマイナス電荷に帯電してい
る。このスペーサ14をトリエタノールアミン等のカチ
オン系界面活性剤溶液に浸漬処理することにより、図2
(b)に示すようにプラス電荷をスペーサ14に吸着さ
せる。このときに吸着されるプラス電荷の量は予め帯電
されているマイナス電荷の量より多くなるため、スペー
サ14の帯電状態としては図2(c)に示すようにプラ
ス電荷を帯びている状態となる。このプラス電荷に帯電
したスペーサ14を不純物除去のために水洗し、さらに
濾過もしくは乾燥等により水分を除去する。しかる後、
スペーサ14をイソプロピルアルコールやフロン等の分
散溶媒に混入・分散させる。そして、この分散溶媒を配
向膜13上にスプレー等で散布することにより、図1に
示すようにスペーサ14を配向膜13上に散布する。
ンなどの樹脂からなり、10μm程度の寸法を有するス
ペーサ14を用意する。このスペーサ14は、静電気に
より図2(a)に示すようにマイナス電荷に帯電してい
る。このスペーサ14をトリエタノールアミン等のカチ
オン系界面活性剤溶液に浸漬処理することにより、図2
(b)に示すようにプラス電荷をスペーサ14に吸着さ
せる。このときに吸着されるプラス電荷の量は予め帯電
されているマイナス電荷の量より多くなるため、スペー
サ14の帯電状態としては図2(c)に示すようにプラ
ス電荷を帯びている状態となる。このプラス電荷に帯電
したスペーサ14を不純物除去のために水洗し、さらに
濾過もしくは乾燥等により水分を除去する。しかる後、
スペーサ14をイソプロピルアルコールやフロン等の分
散溶媒に混入・分散させる。そして、この分散溶媒を配
向膜13上にスプレー等で散布することにより、図1に
示すようにスペーサ14を配向膜13上に散布する。
【0011】この散布されたスペーサ14は上述のよう
にプラス電荷に帯電しており、一方配向膜13はラビン
グ処理によりマイナス電荷に帯電しており、したがって
両者の間には吸着力が作用し、配向膜13とスペーサ1
4の密着性が向上する。また、スペーサ14同志は同電
荷で反発力が働き、この反発力でスペーサ14の凝集が
防止される。ここで、配向膜13の帯電状態を細かく見
ると、配向膜13は従来のところでも述べたように透明
電極12の影響を受けて、透明電極12部分でマイナス
電荷の帯電量が少なく、透明電極12相互間の部分でマ
イナス電荷の帯電量が大きい。したがって、スペーサ1
4がプラス電荷に帯電している場合は、マイナス電荷の
帯電量が大きい透明電極12相互間の部分にスペーサ1
4が凝集することが考えられるが、ここでのスペーサ1
4のプラス電荷の帯電量はスペーサ14同志が反発する
程度であまり大きくないので、配向膜13の帯電量の大
小の影響はほとんど受けず、透明電極12相互間の部分
にスペーサ14が凝集することはない。そして、スペー
サ14同志の同電荷反発力による凝集防止と、配向膜1
3とスペーサ14の密着性向上により、この方法によれ
ばスペーサ14を配向膜13上に均一に散布できる。
にプラス電荷に帯電しており、一方配向膜13はラビン
グ処理によりマイナス電荷に帯電しており、したがって
両者の間には吸着力が作用し、配向膜13とスペーサ1
4の密着性が向上する。また、スペーサ14同志は同電
荷で反発力が働き、この反発力でスペーサ14の凝集が
防止される。ここで、配向膜13の帯電状態を細かく見
ると、配向膜13は従来のところでも述べたように透明
電極12の影響を受けて、透明電極12部分でマイナス
電荷の帯電量が少なく、透明電極12相互間の部分でマ
イナス電荷の帯電量が大きい。したがって、スペーサ1
4がプラス電荷に帯電している場合は、マイナス電荷の
帯電量が大きい透明電極12相互間の部分にスペーサ1
4が凝集することが考えられるが、ここでのスペーサ1
4のプラス電荷の帯電量はスペーサ14同志が反発する
程度であまり大きくないので、配向膜13の帯電量の大
小の影響はほとんど受けず、透明電極12相互間の部分
にスペーサ14が凝集することはない。そして、スペー
サ14同志の同電荷反発力による凝集防止と、配向膜1
3とスペーサ14の密着性向上により、この方法によれ
ばスペーサ14を配向膜13上に均一に散布できる。
【0012】しかる後は、図3の一般的構造図からも明
らかなように、透明基板11の周囲上面に液晶注入口部
分を除いて封止材を印刷形成した上で、透明基板11側
と同様に透明電極と配向膜を形成した対向側の透明基板
を透明基板11上に対向配置させ、両基板の周囲を封止
材で取着し、配向膜間の間隙部に液晶を注入し、注入口
を封止することにより、液晶表示装置が完成する。
らかなように、透明基板11の周囲上面に液晶注入口部
分を除いて封止材を印刷形成した上で、透明基板11側
と同様に透明電極と配向膜を形成した対向側の透明基板
を透明基板11上に対向配置させ、両基板の周囲を封止
材で取着し、配向膜間の間隙部に液晶を注入し、注入口
を封止することにより、液晶表示装置が完成する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、スペーサをカチオン系界面活性剤溶液への浸漬処理
によりプラス電荷に帯電させて配向膜上に散布するよう
にしたので、スペーサと配向膜の密着性を向上させるこ
とができるとともに、スペーサ同志の同電荷による反発
力で凝集防止を図ることができ、これらから配向膜上に
スペーサを均一に散布することができる。よって、スペ
ーサにより配向膜相互間の間隔を全域で均一に保持する
ことができ、液晶表示装置の表示品質の向上を図ること
ができる。
ば、スペーサをカチオン系界面活性剤溶液への浸漬処理
によりプラス電荷に帯電させて配向膜上に散布するよう
にしたので、スペーサと配向膜の密着性を向上させるこ
とができるとともに、スペーサ同志の同電荷による反発
力で凝集防止を図ることができ、これらから配向膜上に
スペーサを均一に散布することができる。よって、スペ
ーサにより配向膜相互間の間隔を全域で均一に保持する
ことができ、液晶表示装置の表示品質の向上を図ること
ができる。
【図1】この発明の液晶表示装置の製造方法の一実施例
を示す断面図。
を示す断面図。
【図2】この発明の一実施例におけるスペーサの帯電状
態の変化を示す概略図。
態の変化を示す概略図。
【図3】液晶表示装置の一般的構造を示す断面図。
11 透明基板 12 透明電極 13 配向膜 14 スペーサ
Claims (1)
- 【請求項1】 透明基板上の配向膜上にスペーサを散布
するようにした液晶表示装置の製造方法において、前記
スペーサをカチオン系界面活性剤溶液に浸漬処理するこ
とにより前記スペーサにプラス電荷を帯電させる工程
と、プラス電荷に帯電した前記スペーサを前記配向膜上
に散布する工程とを具備することを特徴とする液晶表示
装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14990992A JPH05323331A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14990992A JPH05323331A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 液晶表示装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05323331A true JPH05323331A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15485247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14990992A Pending JPH05323331A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05323331A (ja) |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP14990992A patent/JPH05323331A/ja active Pending
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