JPH05325422A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH05325422A
JPH05325422A JP4154188A JP15418892A JPH05325422A JP H05325422 A JPH05325422 A JP H05325422A JP 4154188 A JP4154188 A JP 4154188A JP 15418892 A JP15418892 A JP 15418892A JP H05325422 A JPH05325422 A JP H05325422A
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JP4154188A
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Satoshi Sakai
聡 酒井
Hajime Morimoto
はじめ 森本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報記録媒体が装置に装着されたら直ちにキ
ャッシュメモリのセットアップを行えるようにする。ま
た、複数のゾーンにかけての記録または再生を連続的に
行えるようにする。 【構成】 情報記録媒体の記録領域内にデータ領域及び
代替領域のいずれにも属さないデータブロックを設け、
このデータブロックに前記キャッシュメモリにキャッシ
ュされたデータを管理するための管理データを保存す
る。また、情報記録媒体のゾーン境界における記録再生
周波数または記録媒体回転速度の切換領域のデータをキ
ャッシュするためのバッファメモリを設け、情報の記録
時には、前記切換領域に記録すべきデータを前記バッフ
ァメモリに一時記記憶、あるいは情報再生時には前記切
換領域のデータを予めキャッシュデータとして格納され
ているバッファメモリから読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクなどの情報
記録媒体に情報の記録または再生を行う情報記録再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムなどにおい
ては、内部に主メモリとして高速の半導体メモリを使用
し、2次メモリとして大容量でビット単価が安価な外部
記憶装置を使用するのが一般的である。外部記憶装置と
しては、例えば磁気ディスク装置、光ディスク装置、光
磁気ディスク装置などがある。しかし、外部記憶装置は
大容量ではあるが、アクセス速度が遅いために、従来は
その解決策として外部記憶装置の内部にいわゆるキャッ
シュメモリを設けてアクセスの低速性を補うというディ
スクキャッシュ方法が採用されている。即ち、情報記録
媒体であるディスクの記録データのうち一部のデータを
高速のキャッシュメモリに格納しておき、ホスト装置か
らリード要求があったときに、要求データがキャッシュ
メモリにあればディスクからの読み出しは行わず、キャ
ッシュメモリのデータを読み出すことで、アクセスの高
速化を図るというものである。こうしたディスクキャッ
シュ方法では、キャッシュメモリの容量に限界があるた
め、ホスト装置からのアクセス状況に基づいて、例えば
使用頻度の高い順にデータをキャッシュメモリに格納す
るのが効率的である。そして、ディスクのどの位置のデ
ータをキャッシュメモリのどの位置に格納したかを示す
キャッシュメモリの管理データを作成して装置内のRA
Mに記憶させておき、ホスト装置からリード要求があっ
たときは、この管理データを参照して要求データがキャ
ッシュメモリにあれば、前述のようにキャッシュメモリ
からデータが読み出される。
【0003】ところで、以上のように外部記憶装置とし
て用いられる磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁
気ディスク装置においては、スパイラル状の情報トラッ
クを有する記録再生ディスク、即ち磁気ディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスクが使用されている。こうしたデ
ィスクに効率的に情報を記録する方式としては、情報ト
ラック上に角速度一定で記録ピットを形成するCAV方
式と、線速度一定で記録ピットを形成するCLV方式と
がある。CAV方式は角速度一定で記録を行うため、デ
ィスクの内周部に比べて外周部側の記録密度が低く、記
録容量の効率的利用という点でCLV方式より劣ってい
る。一方、CLV方式はセクタが放射状にならないこ
と、および記録位置によって回転数が異なることなどに
より、アクセス時に回転数が目標値に達するまでデータ
の再生ができず、アクセスの時間が長くなる欠点があ
る。
【0004】そこで、例えば特開昭59−167874
号公報等において、CAV方式のアクセスが容易な点
と、CLV方式の記録密度に優れている点の双方を兼備
えたMCAV方式が提案されている。即ち、このMCA
V方式はディスクを径方向に分割して複数のゾーンに区
分し、外周方向に行くほど回転数を下げて記録すること
により、CAV方式の欠点であった外周に行くほど記録
密度が低くなる点を改善したもである。また、これと同
様のMCAV方式として、内外周の回転数は一定にして
おき、外周方向に行くほど記録再生周波数を上げて記録
を行う方式も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来にあっては前述のようにホスト装置からのアクセス状
況に基づいてキャッシュメモリの管理データが作成され
るわけであるが、この作成された管理データはディスク
が交換された場合は、新たに装着されたディスクの管理
データに作成しなおす必要があった。即ち、ディスクが
交換されると、ディスクのデータが異なるために今まで
の管理データは使えなくなり、装着されたディスクに対
応したキャッシュメモリの管理データを最初から作成し
なければならなかった。
【0006】また、前述のようなMCAV方式の情報記
録再生装置では、記録、再生を行う場合、次のゾーンに
移る際にディスクの回転数や記録再生周波数が切り換わ
るまで記録再生動作が行えず、2つのゾーンにかけての
記録や再生が連続して行えなかった。そのため、2つの
ゾーンにかけて記録再生を行う場合は、1つのゾーンの
記録再生が終了すると記録再生動作を停止してディスク
の1回転を待ち、次のゾーンの先頭になると改めて記録
再生を開始するという手法が採られている。従って、1
つのゾーンごとにディスクの1回転を待たなければなら
ず、情報の記録や再生に時間がかかるという問題があっ
た。
【0007】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は記録媒体の所定のデー
タブロックにキャッシュメモリのデータを管理するため
の管理データを保存することにより、記録媒体が交換さ
れるごとに管理データを作成する必要がなく、記録媒体
が交換されたら直ちにキャッシュメモリのセットアップ
を行えるようにした情報記録再生装置を提供することに
ある。
【0008】また、本発明は情報記録媒体のゾーン境界
における記録再生周波数または記録媒体回転速度の切換
領域のデータをキャッシュすることにより、複数のゾー
ンにかけての再生または記録を連続的に行えるようにし
た情報記録再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、交換可
能な情報記録媒体に上位制御装置の指示に基づいて情報
を記録あるいは再生すると共に、前記記録媒体の記録情
報の一部をキャッシュメモリに格納し、上位制御装置か
ら再生を指示された情報がキャッシュメモリにあったと
きは、このキャッシュメモリの情報を読み出して上位制
御装置へ転送する情報記録再生装置において、前記情報
記録媒体のデータ記録領域内にデータ領域及び代替領域
のいずれにも属さないデータブロックを設け、このデー
タブロックに前記キャッシュメモリにキャッシュされた
データを管理するための管理データを保存することを特
徴とする情報記録再生装置によって達成される。
【0010】また、本発明の目的は、ディスク状情報記
録媒体の記録領域を半径方向に複数のゾーンに分割し、
この各ゾーンごとにそれぞれ対応する記録再生周波数ま
たは記録媒体回転速度に切換えて情報の記録、あるいは
情報の再生を行う情報記録再生装置において、前記情報
記録媒体のゾーン境界における記録再生周波数または記
録媒体回転速度の切換領域のデータをキャッシュするた
めのバッファメモリを設け、情報の記録時には前記切換
領域に記録すべきデータを前記バッファメモリに一時記
記憶、あるいは情報再生時には前記切換領域のデータを
予めキャッシュデータとして格納されているバッファメ
モリから読み出すことを特徴とする情報記録再生装置に
よって達成される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の情報記録再生装置
の一実施例を示したブロック図である。なお、本実施例
では情報記録再生装置として光ディスク装置を例にとり
あげるものとする。図1において、1は上位制御装置で
あるところのホストコンピュータ、2はこのホストコン
ピュータ1に接続された情報記録再生装置である。情報
記録再生装置2はホストコンピュータ1の指示に基づい
て情報の記録や再生を実行する。また、情報記録再生装
置2は次のように構成されている。まず、3はホストコ
ンピュータ1とのインタフェースをつかさどるホストイ
ンタフェース、4は装置内の各部を制御して情報の記録
や再生を制御するための光ディスクコントローラ、5は
装置を統括的に制御するためのCPUである。光ディス
クコントローラ4はCPU5の指示に基づいて各部の制
御動作を実行する。
【0012】6はCPU5の制御プログラムが格納され
たROM、7はCPU5の制御に用いられるRAMであ
る。8は情報記録媒体であるところの光ディスク、9は
この光ディスク8を駆動して情報の記録、再生を行う光
ディスク駆動装置である。この光ディスク駆動装置9
は、光ディスク8を回転させるためのモータや記録再生
用ヘッドなどから構成されている。10はデータのエラ
ー訂正を制御するためのECCコントローラ、11はホ
ストコンピュータ1から転送された記録データを一時格
納したり、ホストコンピュータ1へ転送する再生データ
を一時格納するためのバッファRAMである。バッファ
RAM11はこれ以外にも光ディスク8の一部のデー
タ、即ちキャッシュデータを格納するためのキャッシュ
メモリとしても使用される。
【0013】図2は光ディスク8の複数に分割されたゾ
ーンのフォーマットを示した図である。図2の例では、
データ領域とそれに対応する交替領域がそれぞれ隣接し
て配置されており、データ領域に欠陥が生じたときはそ
れに隣接した交替領域と交替処理を行えるようになって
いる。例えば、データ領域2で欠陥が生じたときは欠陥
領域に記録すべきデータがそれに対応した交替領域2に
再記録される。また、図2に示したキャッシュ管理デー
タ記録セクタは、光ディスク8の記録領域を複数のゾー
ンに分割したときに生じる余剰セクタである。例えば、
3.5インチの光磁気ディスクの規格によれば、データ
領域は9994トラック×25セクタであり、これをい
くつかのゾーンに均等分割することが規定されている。
交替セクタの数は全体で1024セクタ(最大)と決め
られている。従って、総セクタ数は4997×52 ×2
セクタ、交替セクタ数は210セクタとなる。これを交替
セクタ数を減らさないように均等分割するには、分割数
は2n (n≦10)でなければならない。ところが、総
セクタ数は前述のように4997×52 ×2セクタであ
るので、分割数が1または2以外であった場合、必らず
余剰セクタが発生する。実際には、交替処理の際の光ヘ
ッドのシーク長を考慮すると、分割数は8,16,3
2,64が望ましく、こうした分割数ではそれぞれ2,
10,26,58セクタの余剰が生じてしまう。この余
剰セクタは使用されることは全くなく、データ領域、交
替領域のいずれにも割り当てられることのない無駄なセ
クタであった。
【0014】図2に示したキャッシュ管理データ記録セ
タクはこうして生じた余剰セクタであり、本実施例では
この余剰セクタを有効に利用してキャッシュ管理データ
を保存するものである。即ち、光ディスク1の一部のデ
ータがキャッシュデータとしてキャッシュメモリ(バッ
ファRAM11)に格納されるわけであるが、光ディス
ク1のどのセクタのどのデータがキャッシュメモリのど
のアドレスに記録されているかを示す管理データを余剰
セクタに格納しておくことで、各々の光ディスクに固有
の管理データを保存し、従来のように光ディスクが交換
された際に始めから管理データを作成するという不具合
を解決するものである。図3はキャッシュ管理データの
具体例を示した図で、ヘッダー情報、キャッシュしてい
たセクタアドレス、キャッシュメモリの分割情報、チャ
ックサムまたはCRCなどの情報から構成されている。
ヘッダー情報はキャッシュ管理データであることを示す
情報、キャッシュしていたセクタアドレスは光ディスク
1のキャッシュデータのセクタアドレス、キャッシュメ
モリの分割情報はキャッシュメモリの記録領域の分割状
態を示した情報、チェックサムまたはCRCはチェック
用のコードである。この管理データは詳しくは後述する
が、光ディスクの装置本体への装着時などには装置側に
設けられたRAM7に格納されると共に、この管理デー
タに基づいてキャッシュメモリがセットアップされる。
【0015】次に、本実施例の具体的な動作を説明す
る。初めに、光ディスク8のイジェクト時(排出時)の
動作を図4のフローチャートに基づいて説明する。図4
において、まずホストコンピュータ1からイジェクト命
令が発行されると(S1)、CPU5は各部を制御して
光ディスク8のディフィニショントラックデータを読み
出し、そのデータを基に前述したようなデータ領域、交
替領域のいずれにも属さない余剰セクタの物理アドレス
を算出する(S2)。つまり、前述したキャッシュ管理
データを保存するための余剰セクタを探すわけである。
なお、ディフィニショントラックデータは、光ディスク
8のゾーン分割情報や各ゾーンのデータ領域と交替領域
を示す情報及びデータ領域の中の欠陥セクタとその交替
セクタなどの情報である。その後、CPU5は保存セク
タ(余剰セクタ)があるか否かを判定し(S3)、保存
セクタがあればRAM7に格納していたキャッシュ管理
データをその光ディスク8の保存セクタへ書き込む(S
4)。こうして今まで装着されていた光ディスク8のキ
ャッシュ管理データの保存が完了し、光ディスク8は装
置本体からイジェクトされる(S5)。
【0016】次に、装置の電源投入時及び装置本体への
光ディスクの装着時の動作を図5のフローチャートに基
づいて説明する。図5において、まず装置の電源が投入
されると、CPU5は各部を制御して自己診断を実行し
て装置が正常に動作することを確認する(S1)。そし
て、CPU5は図示しないディスク検知センサの出力信
号により光ディスク8が装置に装着されているか否かを
判定し(S2)、装着されていれば前述したディフィニ
ショントラックデータを読み込んで光ディスク8のゾー
ン分割情報や欠陥情報などを取得する(S3)。CPU
5は得られたディフィニショントラックデータに基づい
て、前記と全く同様にデータ領域、交替領域のいずれに
も属さない余剰セクタの物理アドレスを計算する(S
4)。CPU5は得られた物理アドレスを検索してキャ
ッシュ管理データを保存したセクタがあるか否かを判定
し(S5)、キャッシュ管理データが記録されたセクタ
があれば、CPU5はその管理データをRAM7に読み
込む(S6)。CPU5は更に読み込んだデータが有効
であるか、即ち有効なキャッシュ管理データであるか否
かを判定し(S7)、有効であれば得られたキャッシュ
管理データを基に光ディスク8のデータをキャッシュメ
モリに格納してキャッシュメモリのセットアップを実行
する(S8)。こうしてキャッシュメモリに所定のキャ
ッシュデータが格納されると、装置はホストコンピュー
タ1からのリード、ライト要求を受け付け可能な状態と
なる。そして、ホストコンピュータ1からリード要求が
あった場合は、CPU5はキャッシュ管理データを参照
して要求データがキャッシュメモリにあるか否かを判定
し、要求データがあればキャッシュメモリからデータを
読み出してホストコンピュータ1へ転送する。
【0017】このように本実施例にあっては、光ディス
クの記録領域の中にデータ領域、交替領域にも含まれな
いセクタを設けてキャッシュ管理データを保存しておく
ことにより、光ディスクを装置に装着したときに直ちに
その管理データに基づいてキャッシュメモリのセットア
ップを行うことができる。従って、従来のようにディス
クが交換されたらホストコンピュータのアクセス状況に
基づいて最初からキャッシュ管理データを作成しなけれ
ばならないという問題点を解消でき、装置の立ち上げ時
には即座にキャッシュメモリによるキャッシュ効果を期
待することができる。しかも、キャッシュ管理データを
ディスクを複数のゾーンに分割したときに生じる余剰セ
クタに保存することにより、何ら新たに保存用のメモリ
が必要になることもなく、コストは従来のままでキャッ
シュ管理データを保存することができる。
【0018】次に、本発明の情報記録再生装置の他の実
施例について説明する。図6は本実施例の情報記録再生
装置の構成を示したブロック図である。図6において、
21は上位制御装置であるホストコンピュータ22と接
続された情報記録再生装置である。情報記録再生装置2
1は、記録媒体として光ディスク32を使用し、ホスト
コンピュータ22の指示に従って記録再生動作を行う。
ホストコンピュータ22との命令やデータの送受信は、
ホストI/F制御部23で行い、またこのホストI/F
制御部23ではリード/ライトなどの命令や記録データ
の受信、再生データの送信を行う。MPU24は装置全
体を統括的に制御するもので、ROM25に格納された
制御プログラムに従って装置内の各部を制御する。ま
た、RAM26はMPU24のワーク用メモリ、ECC
回路27はデータにECCを付加または削除するための
変調や復調を行ったり、ベリファイチェックを行う回
路、ECCRAM28はそのECC回路27のワークメ
モリである。リード/ライトバッファ29は、ホストコ
ンピュータ22から送られた記録データを一時記憶した
り、ホストコンピュータ22に送信する再生データを一
時記憶するためのバッファメモリである。また、このリ
ード/ライトバッファ29は詳しく後述するように、光
ディスク32のゾーン境界部のデータを保存するための
キャッシュメモリとしても使用される。ディスクR/W
部30はディスク制御部31の制御により光ディスク3
2に対しデータを記録または再生するための記録再生部
である。
【0019】この実施例の情報記録再生装置では、上述
の2つのMCAV方式のうち、光ディスク32の記録領
域を半径方向に分割して環状に複数のゾーンを形成して
内周側のゾーンから外周側のゾーンに行くほど記録再生
周波数を上げて記録/再生を行うMCAV方式が採用さ
れている。なお、このMCAV方式ではゾーン毎に記録
再生周波数を切換える場合、上記MPU24によりディ
スクR/W部30からの再生信号に基づいてヘッドがど
のゾーンに移動するかが識別される。そして、この識別
結果に応じて所定の記録再生周波数制御信号をディスク
R/W部30に供給することで、周波数切換えが行われ
る。
【0020】図7はこの実施例で用いられる光ディスク
32の記録領域の構成を示した平面図である。本実施例
では、光ディスク32の記録領域は内周から外周に向っ
て6つのゾーンZ0〜Z5に分割されている。そして、
各ゾーンZ0〜Z5の1トラック分のセクタ数は、最内
周のゾーンZ0で11個であり、外周方向に行くにした
がって1つずつ増え、最外周ゾーンZ5で16個となっ
ている。図8は図7で示した光ディスク32のゾーン境
界を拡大した説明図である。図中An-3 〜Anはゾーン
A(例えば、ゾーンZ0)の最終の3セクタ、B1 〜B
4 はゾーンB(例えば、ゾーンZ1)の先頭の4セクタ
を示しており、ここではゾーンAからゾーンBへとデー
タの記録、再生が行われる。なお、本実施例では記録再
生周波数を切換える場合、光ディスク32の回転によ
り、その切換時間に2〜3セクタ分通過するものとす
る。そこで、本実施例ではゾーンAからゾーンBに移行
する場合、MPU24はセクタAn-2 のIDを検出した
時刻T1 でディスクR/W部30へ周波数切換指令を出
力する。これにより、3セクタを通過した時刻T2 でゾ
ーンBの安定した記録再生周波数に達し、ゾーンBの先
頭セクタB1 から切換わった周波数で、記録、再生が行
えるように構成されている。なお、ゾーンAの最終3セ
クタAn-2 、An-1 、An は、記録再生周波数を切換え
るため、記録、再生が行えないが、この領域のデータは
後述するようにリード/ライトバッファ29に予めキャ
ッシュされているので、データのアクセスはリード/ラ
イトバッファ29に対して行われる。
【0021】図9は本実施例の情報記録再生装置におけ
る電源投入時の処理の流れを示したフローチャートであ
る。図9において、電源が投入されると、まずMPU2
4はゾーン0の境界部のデータをキャッシュすべく不図
示のカウンタに0をセットし(S1)、図7に示したゾ
ーンZ0の最終3セクタ分のデータを読み出す(S
2)。即ち、ここでは記録再生周波数を切換えるとき
に、光ディスク32の回転により2〜3セクタ通過する
ので、図8で説明したように最終3セクタ分のデータを
読み出す。MPU24は読み出したデータをリード/ラ
イトバッファ29へ格納し(S3)、その後ゾーン1の
データを読み出すべくカウンタを+1インクリメントし
て(S4)、全てのゾーンの最終3セクタのデータをリ
ード/ライトバッファ29に格納したかどうかを判定す
る(S5)。ここでは、ゾーンZ0のデータを格納した
ばかりであるので、再びS2に戻って次のゾーンZ1の
最終3セクタ分のデータをリード/ライトバッファ29
に格納する処理を行う。こうしてMPU24はS2〜S
5の処理を繰り返し行うことで、ゾーンZ0〜Z5の各
最終3セクタ分のデータをリード/ライトバッファ29
へ格納する。そして、全てのデータを格納すると、ホス
トコンピュータ22からのアクセスを待つ待機状態とな
る。なお、以上の処理は電源投入時の処理として説明し
たが、光ディスク32が装置に装着された場合にも、全
く同様の処理が行われる。
【0022】図10はホストコンピュータ22からリー
ド要求が発行されたときの処理の流れを示したフローチ
ャートである。なお、図10では一例として図8に示し
たゾーンAのセクタAn-3 から次のゾーンBのセクタB
4までの2つのゾーンにかけてのリード要求があったと
きの処理について説明する。まず、ホストコンピュータ
22からのリード要求を受けると、MPU24は各部を
制御してゾーンAの要求の先頭セクタであるセクタA
n-3 のデータを光ディスク32から読み出し、ホストコ
ンピュータ22へ転送する(S1)。また、MPU24
はセクタAn-3 のデータを読み出すと、図8の時刻T1
でディスクR/W部30に指示して次のゾーンBに対応
した記録再生周波数に切換える(S2)。この場合、記
録再生周波数が次のゾーンに対応した周波数に安定する
には3セクタ分の時間が必要であるので、ゾーンAの最
終3セクタであるセクタAn-2 、An-1 、An の通過中
に記録再生周波数が切換えられる。この周波数切換え時
間中においてはリード/ライトバッファ29に予め最終
3セクタ分のデータをキャッシュしてあるので、MPU
24はリード/ライトバッファ29から次のセクタA
n-2 、An-1 、An のデータを順次読み出してホストコ
ンピュータ22へ転送する(S3)。一方、図8の時刻
2 で次のゾーンBに対応した記録再生周波数に切換わ
るので、MPU24は光ディスク32から直接ゾーンB
のセクタB1 〜B4 のデータを読み出し、ホストコンピ
ュータ22へ転送する(S4)。以上でホストコンピュ
ータ22のリード要求に対する処理が終了する。
【0023】一方、情報を記録する場合は、前述した記
録再生周波数の切換領域に対応するセクタのデータがリ
ード/ライトバッファ29に書き込まれる。そして、装
置の電源を遮断するとき、あるいは光ディスク32が装
置から取り外されたときに光ディスク32のゾーン境界
のセクタにリード/ライトバッファ29に一時記憶され
ていたデータが書き込まれる。図11はそのシステムシ
ャットダウン時(または光ディスクの取り外し時)の処
理の流れを示したフローチャートで、まずゾーン0に境
界のデータを書き戻すべくカウンタに0が設定される
(S1)。次いでリード/ライトバッファ29からゾー
ン0の境界の最終3セクタ分のデータが読み出され、光
ディスク32の対応するゾーン0のセタクに順次書き戻
される(S2)。ゾーン0の最終3セクタに全てデータ
を書き戻すと、カウンタに1を加えてゾーン1が設定さ
れ(S3)、全てのゾーンにデータを書き戻したかどう
かが判定される(S4)。ここではゾーン0の処理が終
了したばかりであるので、再びS2に戻って次のゾーン
1の最終3セクタにリード/ライトバッファ29からデ
ータが書き戻される。このようにS2〜S4を繰り返し
行うことで、リード/ライトバッファ29にキャッシュ
されていたデータが全て光ディスク32の対応位置へ書
き戻される。そして、全てのデータを光ディスク32に
書き戻したところで、電源の遮断あるいは光ディスクの
取り外しが許可される。
【0024】このように本実施例にあっては、情報再生
時あるいは情報記録時に光ディスクのゾーン境界におけ
る記録再生周波数の切換領域のデータをリード/ライト
バッファにキャッシュすることにより、2つのゾーンに
かけての再生あるいは記録を連続的に行うことができ
る。従って、2つのゾーンにかけて再生あるいは記録を
行う場合に、ゾーンごとにディスクの1回転を待つ必要
がなくなり、再生あるいは記録速度を従来に比べて著し
く高速化することができる。なお、この実施例ではゾー
ン境界部のみのデータをキャッシュしたが、それ以外の
データも同時にキャッシュするようにし、このときゾー
ン境界部のキャッシュの優先度を高めるようにしてもよ
い。この優先度を高める方法としては、例えばメモリの
容量には制限があるので、データが許容量に達したらデ
ータを掃き出す必要があるが、ゾーン境界部のデータは
掃き出さないようにすればよい。また、実施例ではゾー
ンごとに記録再生周波数を切換える方式の装置を例とし
て示したが、本発明はゾーンごとに光ディスクの回転速
度を切換える方式にも適用できることは言うまでもな
い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、情報記録
媒体の記録領域の中にデータ領域、代替領域のいずれに
も属さないデータブロックを設けてキャッシュ管理デー
タを保存することにより、記録媒体を装置に装着したら
直ちにその管理データに基づいてキャッシュメモリのセ
ットアップを行うことができ、これによってキャッシュ
メモリによるキャッシュ効果を即座に期待できるという
効果がある。また、ゾーン境界における記録再生周波数
または記録媒体回転速度の切換領域のデータをキャッシ
ュすることにより、複数のゾーンにかけての情報の再生
または情報の記録を連続的に行え、情報の再生または記
録の速度を従来に比べて著しく高速化できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置の一実施例を示した
ブロック図である。
【図2】図1の実施例に使用される光ディスクのゾーン
の構成を示した説明図である。
【図3】図1の実施例に使用されるキャッシュ管理デー
タの具体例を示した説明図である。
【図4】図1の実施例における光ディスクのイジェクト
時の処理の流れを示したフローチャートである。
【図5】図1の実施例における電源投入時及び光ディス
ク装着時の処理の流れを示したフローチャートである。
【図6】本発明の情報記録再生装置の他の実施例を示し
たブロック図である。
【図7】図6の実施例に使用される光ディスクのゾーン
分割状態を示した図である。
【図8】図7の光ディスクのゾーン境界のセクタ及びそ
のゾーン境界での記録再生周波数の切換えタイミングを
示した図である。
【図9】図6の実施例の電源投入時の処理の流れを示し
たフローチャートである。
【図10】図6の実施例の2つのゾーンにかけて再生を
行うときの処理の流れを示したフローチャートである。
【図11】図6の実施例におけるシャットダウン時の処
理の流れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
1,22 ホストコンピュータ 2,21 情報記録再生装置 4 光ディスクコントローラ 5 CPU 8,32 光ディスク 11 バッファRAM 24 MPU 29 リード/ライトバッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能な情報記録媒体に上位制御装置
    の指示に基づいて情報を記録あるいは再生すると共に、
    前記記録媒体の記録情報の一部をキャッシュメモリに格
    納し、上位制御装置から再生を指示された情報がキャッ
    シュメモリにあったときは、このキャッシュメモリの情
    報を読み出して上位制御装置へ転送する情報記録再生装
    置において、前記情報記録媒体のデータ記録領域内にデ
    ータ領域及び代替領域のいずれにも属さないデータブロ
    ックを設け、このデータブロックに前記キャッシュメモ
    リにキャッシュされたデータを管理するための管理デー
    タを保存することを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記データブロックは、情報記録媒体の
    記録領域を複数のゾーンに分割するときに生じる余剰セ
    クタであることを特徴とする請求項1の情報記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 ディスク状情報記録媒体の記録領域を半
    径方向に複数のゾーンに分割し、この各ゾーンごとにそ
    れぞれ対応する記録再生周波数または記録媒体回転速度
    に切換えて情報の記録、あるいは情報の再生を行う情報
    記録再生装置において、前記情報記録媒体のゾーン境界
    における記録再生周波数または記録媒体回転速度の切換
    領域のデータをキャッシュするためのバッファメモリを
    設け、情報の記録時には前記切換領域に記録すべきデー
    タを前記バッファメモリに一時記記憶、あるいは情報再
    生時には前記切換領域のデータを予めキャッシュデータ
    として格納されているバッファメモリから読み出すこと
    を特徴とする情報記録再生装置。
JP4154188A 1992-05-22 1992-05-22 情報記録再生装置 Pending JPH05325422A (ja)

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JP4154188A JPH05325422A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 情報記録再生装置

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JP (1) JPH05325422A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079764A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Sony Corp ディスクドライブ装置、撮像装置、異常検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079764A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Sony Corp ディスクドライブ装置、撮像装置、異常検出方法

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