JPH0532629A - 高純度メチルチオカーバメイト類の製造方法 - Google Patents
高純度メチルチオカーバメイト類の製造方法Info
- Publication number
- JPH0532629A JPH0532629A JP21047291A JP21047291A JPH0532629A JP H0532629 A JPH0532629 A JP H0532629A JP 21047291 A JP21047291 A JP 21047291A JP 21047291 A JP21047291 A JP 21047291A JP H0532629 A JPH0532629 A JP H0532629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- naphthyl
- tetrahydro
- methoxy
- pyridyl
- thiocarbamate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Pyridine Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】医薬品として有用な化合物であるO−(5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−
メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオカーバメイ
トを高純度にものとして得る。 【構成】粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N
−メチルチオカーバメイトを、20〜70%のチオカー
バメイトの含水率に調製し、活性炭を加えてアルコール
で再結晶することにより高純度なものを得る。 【効果】純度99.9%以上という高純度なチオカーバ
メイトを得られる。
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−
メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオカーバメイ
トを高純度にものとして得る。 【構成】粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N
−メチルチオカーバメイトを、20〜70%のチオカー
バメイトの含水率に調製し、活性炭を加えてアルコール
で再結晶することにより高純度なものを得る。 【効果】純度99.9%以上という高純度なチオカーバ
メイトを得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は純度99.9%以上のO
−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)N
−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオカ
−バメイトの簡便な製造法に関する。本発明の製造方法
により製造することができるO−(5,6,7,8−テ
トラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−
ピリジル)−N−メチルチオカーバメイトは、医薬品と
して有用な化合物である。
−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)N
−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオカ
−バメイトの簡便な製造法に関する。本発明の製造方法
により製造することができるO−(5,6,7,8−テ
トラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−
ピリジル)−N−メチルチオカーバメイトは、医薬品と
して有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)N
−メチルチオカーバメイトは、O−(5,6,7,8−
テトラヒドロ−2−ナフチル)−クロロチオホルメイト
と2−メトキシ−6−メチルアミノピリジンを脱ハロゲ
ン化水素剤存在下で反応させ、得られた粗製物は、エタ
ノール、イソプロピルアルコール等のC1 〜C3 のアル
コールを用いて洗浄後、水洗し、C1 〜C3 のアルコー
ル及びn−ヘキサンンから活性炭を用い再結晶すること
により該チオカーバメイトを精製できることは公知であ
る。
2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)N
−メチルチオカーバメイトは、O−(5,6,7,8−
テトラヒドロ−2−ナフチル)−クロロチオホルメイト
と2−メトキシ−6−メチルアミノピリジンを脱ハロゲ
ン化水素剤存在下で反応させ、得られた粗製物は、エタ
ノール、イソプロピルアルコール等のC1 〜C3 のアル
コールを用いて洗浄後、水洗し、C1 〜C3 のアルコー
ル及びn−ヘキサンンから活性炭を用い再結晶すること
により該チオカーバメイトを精製できることは公知であ
る。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
得られた該カーバメイトの純度は、通常、純度は99.
7%程度であり、それ以上の純度の該チオカーバメイト
を得るためにはC1 〜C3 のアルコール又はn−ヘキサ
ン等の炭化水素を用い、再度、再結晶を繰り返さなけれ
ばならない。従って、粗製O−(5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピ
リジル)−N−メチルチオカーバメイトからの簡便な純
度99.9%以上の高純度チオカーバメイトの製造方法
が望まれている。
得られた該カーバメイトの純度は、通常、純度は99.
7%程度であり、それ以上の純度の該チオカーバメイト
を得るためにはC1 〜C3 のアルコール又はn−ヘキサ
ン等の炭化水素を用い、再度、再結晶を繰り返さなけれ
ばならない。従って、粗製O−(5,6,7,8−テト
ラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピ
リジル)−N−メチルチオカーバメイトからの簡便な純
度99.9%以上の高純度チオカーバメイトの製造方法
が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は高純度の
O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)
N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオ
カーバメイトを簡便に得ることである。
O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)
N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオ
カーバメイトを簡便に得ることである。
【0005】本発明者らは、粗製O−(5,6,7,8
−テトラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−
2−ピリジル)−N−メチルチオカーバメイトから簡便
に高純度の該チオカーバメイトを得る方法について鋭意
検討した結果、粗製O−(5,6,7,8−テトラヒド
ロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジ
ル)−N−メチルチオカーバメイトを含水率20〜70
%に調製し活性炭を加えてC1 〜C3 のアルコールから
再結晶することにより高純度O−(5,6,7,8−テ
トラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−
ピリジル)−N−メチルチオカーバメイトを製造できる
ことを見出し本発明を完成した。
−テトラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−
2−ピリジル)−N−メチルチオカーバメイトから簡便
に高純度の該チオカーバメイトを得る方法について鋭意
検討した結果、粗製O−(5,6,7,8−テトラヒド
ロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジ
ル)−N−メチルチオカーバメイトを含水率20〜70
%に調製し活性炭を加えてC1 〜C3 のアルコールから
再結晶することにより高純度O−(5,6,7,8−テ
トラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−
ピリジル)−N−メチルチオカーバメイトを製造できる
ことを見出し本発明を完成した。
【0006】即ち本発明は、O−(5,6,7,8−テ
トラヒドロ−2−ナフチル)−クロロチオホルメイトと
2−メトキシ−6−メチルアミノピリジンを脱ハロゲン
化水素剤存在下、含水イソプロピルアルコール溶媒中で
縮合して得られた粗製O−(5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジ
ル)−N−メチルチオカーバメイトをC1 〜C3 アルコ
ールおよび水を用いて洗浄後、該チオカーバメイトの含
水率を20〜70%に調製し活性炭を加えてC 1 〜C3
アルコールで再結晶することにより高純度O−(5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−
メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオカーバメイ
トの製造方法を提供するものである。
トラヒドロ−2−ナフチル)−クロロチオホルメイトと
2−メトキシ−6−メチルアミノピリジンを脱ハロゲン
化水素剤存在下、含水イソプロピルアルコール溶媒中で
縮合して得られた粗製O−(5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジ
ル)−N−メチルチオカーバメイトをC1 〜C3 アルコ
ールおよび水を用いて洗浄後、該チオカーバメイトの含
水率を20〜70%に調製し活性炭を加えてC 1 〜C3
アルコールで再結晶することにより高純度O−(5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−
メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオカーバメイ
トの製造方法を提供するものである。
【0007】
【作用】以下、本発明について詳細に説明する。
【0008】粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)
−N−メチルチオカーバメイトは、O−(5,6,7,
8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−クロロチオホルメ
イトと2−メトキシ−6−メチルアミノピリジンとを脱
ハロゲン化水素剤存在下、イソプロピルアルコールと水
との混合溶媒系中、縮合することにより得ることができ
る。この粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N
−メチルチオカーバメイトをろ過などにより分離した後
に、更にC1 〜C3 アルコールおよび水を用いて洗浄
後、該チオカーバメイトの含水率を20〜70%に調製
し活性炭を加えてC1 〜C3 アルコールで再結晶するこ
とにより純度99.9%以上の目的物を得る。
−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)
−N−メチルチオカーバメイトは、O−(5,6,7,
8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−クロロチオホルメ
イトと2−メトキシ−6−メチルアミノピリジンとを脱
ハロゲン化水素剤存在下、イソプロピルアルコールと水
との混合溶媒系中、縮合することにより得ることができ
る。この粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N
−メチルチオカーバメイトをろ過などにより分離した後
に、更にC1 〜C3 アルコールおよび水を用いて洗浄
後、該チオカーバメイトの含水率を20〜70%に調製
し活性炭を加えてC1 〜C3 アルコールで再結晶するこ
とにより純度99.9%以上の目的物を得る。
【0009】粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ
−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)
−N−メチルチオカーバメイトの含水率は20〜70%
(重量%)、更に好ましくは、38〜50%程度であ
る。含水率が70%を越えた場合は含水粗製該チオカー
バメイトを再結晶溶媒に熱時溶解することが困難にな
り、多量の再結晶溶媒が必要になる。又、含水率20%
未満では純度が99.9%未満になり、目的の高純度チ
オカーバメイトを得ることは困難である。
−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)
−N−メチルチオカーバメイトの含水率は20〜70%
(重量%)、更に好ましくは、38〜50%程度であ
る。含水率が70%を越えた場合は含水粗製該チオカー
バメイトを再結晶溶媒に熱時溶解することが困難にな
り、多量の再結晶溶媒が必要になる。又、含水率20%
未満では純度が99.9%未満になり、目的の高純度チ
オカーバメイトを得ることは困難である。
【0010】再結晶に用いるC1 〜C3 のアルコールと
してはメタノール、エタノール、n−プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコールが挙げられる。アルコール
の量は含水粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−
N−メチルチオカーバメイトの2.3倍量から9倍量、
好ましくは3.5倍量から4.5倍量程度である。
してはメタノール、エタノール、n−プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコールが挙げられる。アルコール
の量は含水粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−
N−メチルチオカーバメイトの2.3倍量から9倍量、
好ましくは3.5倍量から4.5倍量程度である。
【0011】又、再結晶に用いる活性炭の量は、粗製O
−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)N
−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオカ
ーバメイトに対して0.5〜5%(重量%)程度であ
る。
−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)N
−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオカ
ーバメイトに対して0.5〜5%(重量%)程度であ
る。
【0012】本発明方法に使用する脱ハロゲン化水素剤
としては、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水
酸化物、そして、アルカリ金属炭酸塩等の無機塩が挙げ
られるが、通常は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の
アルカリ金属炭酸塩を反応溶媒中に分散させて用いるこ
とができる。
としては、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水
酸化物、そして、アルカリ金属炭酸塩等の無機塩が挙げ
られるが、通常は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の
アルカリ金属炭酸塩を反応溶媒中に分散させて用いるこ
とができる。
【0013】この時、反応に用いる溶媒組成は、イソプ
ロピルアルコールと水のと重量混合比が、100:0か
ら50:50の組成で使用できるが、好ましくは、9
5:5から65:35の組成が適当である。更に、溶媒
量は、O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)−クロロチオホルメイト量の3倍から20倍、好
ましくは、4倍から10倍量である。
ロピルアルコールと水のと重量混合比が、100:0か
ら50:50の組成で使用できるが、好ましくは、9
5:5から65:35の組成が適当である。更に、溶媒
量は、O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)−クロロチオホルメイト量の3倍から20倍、好
ましくは、4倍から10倍量である。
【0014】また、洗浄に用いるC1 〜C3 のアルコー
ルとしてはメタノール、エタノール、n−プロピルアル
コール、イソプロピルアルコールが挙げられるが、アル
コールの量は、O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)−クロロチオホルメイト量の2〜10倍
量、好ましくは、3〜5倍量が適当である。
ルとしてはメタノール、エタノール、n−プロピルアル
コール、イソプロピルアルコールが挙げられるが、アル
コールの量は、O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)−クロロチオホルメイト量の2〜10倍
量、好ましくは、3〜5倍量が適当である。
【0015】一方、洗浄に用いる水の量は、O−(5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−クロロチ
オホルメイト量の5倍から20倍量、好ましくは10〜
15倍量が適当で、2回に分け、繰り返し洗浄を行った
ほうが効果的である。
6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−クロロチ
オホルメイト量の5倍から20倍量、好ましくは10〜
15倍量が適当で、2回に分け、繰り返し洗浄を行った
ほうが効果的である。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものでは
ない。
るが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものでは
ない。
【0017】実施例1 2−メトキシ−6−メチルアミノピリジン14.0g
(0.10mol)をイソプロピルアルコール71gと
水31gからなる混合溶媒に溶かして、炭酸ナトリウム
10.6g(0.10mol)を懸濁させて、室温にて
攪拌しながら、O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)−クロロチオホルメイト22.0g
(0.10mol)を約一時間かけて滴下した。滴下終
了後、更に十二時間、攪拌を継続した。反応終了後、ス
ラリー状の反応混合物をろ過し、更に遠心ろ過しながら
イソプロピルアルコール103.8gをかけて洗浄し、
次に固体を取り出し水140.0gに分散後、遠心ろ過
することにより水洗したが、この水洗の操作は二回繰り
返し、含水粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−
N−メチルチオカーバメイト46.85gを得た。
(0.10mol)をイソプロピルアルコール71gと
水31gからなる混合溶媒に溶かして、炭酸ナトリウム
10.6g(0.10mol)を懸濁させて、室温にて
攪拌しながら、O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)−クロロチオホルメイト22.0g
(0.10mol)を約一時間かけて滴下した。滴下終
了後、更に十二時間、攪拌を継続した。反応終了後、ス
ラリー状の反応混合物をろ過し、更に遠心ろ過しながら
イソプロピルアルコール103.8gをかけて洗浄し、
次に固体を取り出し水140.0gに分散後、遠心ろ過
することにより水洗したが、この水洗の操作は二回繰り
返し、含水粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−
N−メチルチオカーバメイト46.85gを得た。
【0018】得られた含水粗製チオカーバメイトをガス
クロマトグラフィー(検出器:FID、Shimadz
u GC−7A、カラム:Silicon OV−10
1Chromosorb WAW DMCS 3.2m
mx1.6m、キャリアガス:N2 1kg/cm2 )
で分析したところ含水率は38.2%であり、含有され
る該チオカーバメイトの重量は28.95g(クロロチ
オホルメイトからの収率90.9%)であった。
クロマトグラフィー(検出器:FID、Shimadz
u GC−7A、カラム:Silicon OV−10
1Chromosorb WAW DMCS 3.2m
mx1.6m、キャリアガス:N2 1kg/cm2 )
で分析したところ含水率は38.2%であり、含有され
る該チオカーバメイトの重量は28.95g(クロロチ
オホルメイトからの収率90.9%)であった。
【0019】この含水粗製チオカーバメイトを10.0
g取り、43.4g(含有チオカーバメイトの重量に対
して7倍量)のイソプロピルアルコールに65〜70℃
で加熱溶解して、活性炭0.31g(該チオカーバメイ
トに対し5w/w%)を加えて更に加熱後、活性炭をろ
別した。ろ液を放冷後、析出した淡黄色結晶をろ取し、
乾燥して、精製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−
N−メチルチオカーバメイト4.86g(クロロチオホ
ルメイトからの収率71.3%)を得た。
g取り、43.4g(含有チオカーバメイトの重量に対
して7倍量)のイソプロピルアルコールに65〜70℃
で加熱溶解して、活性炭0.31g(該チオカーバメイ
トに対し5w/w%)を加えて更に加熱後、活性炭をろ
別した。ろ液を放冷後、析出した淡黄色結晶をろ取し、
乾燥して、精製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−
N−メチルチオカーバメイト4.86g(クロロチオホ
ルメイトからの収率71.3%)を得た。
【0020】得られた精製チオカーバメイトについて液
体クロマトグラフィー(検出器:UV−8000、カラ
ム順相TSKgel Si−60、4.6mm×25c
m、溶離液:n−ヘキサン/酢酸エチル/アセトニトリ
ル=98/2/0.3)により分析したところ、純度は
99.93%であった。また、一方、再結晶前の粗製チ
オカーバメイトの純度は、99.31%であった。
体クロマトグラフィー(検出器:UV−8000、カラ
ム順相TSKgel Si−60、4.6mm×25c
m、溶離液:n−ヘキサン/酢酸エチル/アセトニトリ
ル=98/2/0.3)により分析したところ、純度は
99.93%であった。また、一方、再結晶前の粗製チ
オカーバメイトの純度は、99.31%であった。
【0021】実施例2 実施例1で得られた含水粗製O−(5,6,7,8−テ
トラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−
ピリジル)−N−メチルチオカーバメイトをやはり1
0.0g取り、50℃で三時間乾燥した後、水を加えて
20%含水粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−
N−メチルチオカーバメイトを調製した。この含水粗製
該チオカーバメイトを実施例1と同様にイソプロピルア
ルコール43.4gと活性炭0.31gを用いて再結晶
したところ精製チオカーバメイトが4.81g(クロロ
チオホルメイトからの収率70.52%)得られた。得
られたチオカーバメイトの分析結果を表1に示した。
トラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−
ピリジル)−N−メチルチオカーバメイトをやはり1
0.0g取り、50℃で三時間乾燥した後、水を加えて
20%含水粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−
N−メチルチオカーバメイトを調製した。この含水粗製
該チオカーバメイトを実施例1と同様にイソプロピルア
ルコール43.4gと活性炭0.31gを用いて再結晶
したところ精製チオカーバメイトが4.81g(クロロ
チオホルメイトからの収率70.52%)得られた。得
られたチオカーバメイトの分析結果を表1に示した。
【0022】実施例3、4 実施例1で得られた含水粗製チオカーバメイトを8.0
6gずつ取り、更に水を加えて含水率50%で10.0
g及び含水率67%で15.15gの含水粗製チオカー
バメイトを調製した。これらの含水チオカーバメイトを
実施例1と同様にイソプロピルアルコール35.0g
(含有チオカーバメイト重量に対して7倍量)から活性
炭0.25g(含有該チオカーバメイトに対して5w/
w%)を用いて再結晶を行ったところ、精製チオカーバ
メイトをそれぞれ4.20g(クロロチオホルメイトか
らの収率76.34%)及び4.26g(クロロチオホ
ルメイトからの収率77.45%)を得た。これらのチ
オカーバメイトの分析結果を表1に示した。
6gずつ取り、更に水を加えて含水率50%で10.0
g及び含水率67%で15.15gの含水粗製チオカー
バメイトを調製した。これらの含水チオカーバメイトを
実施例1と同様にイソプロピルアルコール35.0g
(含有チオカーバメイト重量に対して7倍量)から活性
炭0.25g(含有該チオカーバメイトに対して5w/
w%)を用いて再結晶を行ったところ、精製チオカーバ
メイトをそれぞれ4.20g(クロロチオホルメイトか
らの収率76.34%)及び4.26g(クロロチオホ
ルメイトからの収率77.45%)を得た。これらのチ
オカーバメイトの分析結果を表1に示した。
【0023】比較例 実施例1で得られた含水粗製チオカーバメイト10.0
gを減圧乾燥(50℃、3時間)し、やはりイソプロピ
ルアルコール43.4gから活性炭0.31gを用いて
再結晶を行ったところ精製チオカーバメイト4.85g
(クロロチオホルメイトからの収率71.1%)を得
た。得られたチオカーバメイトの分析結果を表1に示し
た。
gを減圧乾燥(50℃、3時間)し、やはりイソプロピ
ルアルコール43.4gから活性炭0.31gを用いて
再結晶を行ったところ精製チオカーバメイト4.85g
(クロロチオホルメイトからの収率71.1%)を得
た。得られたチオカーバメイトの分析結果を表1に示し
た。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明製
造法に従えば、高純度のO−(5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリ
ジル)−N−メチルチオカーバメイトを、純度99.9
%5以上で得ることができる。
造法に従えば、高純度のO−(5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−ピリ
ジル)−N−メチルチオカーバメイトを、純度99.9
%5以上で得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフチル)−クロロチオホルメイトと2−メトキシ−
6−メチルアミノピリジンを脱ハロゲン化水素剤存在
下、含水イソプロピルアルコール溶媒中で縮合して得ら
れた粗製O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フチル)N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N−メ
チルチオカ−バメイトを、含水率20〜70%に調製
し、活性炭を加えてC1 〜C3 のアルコールから再結晶
することを特徴とする高純度O−(5,6,7,8−テ
トラヒドロ−2−ナフチル)N−(6−メトキシ−2−
ピリジル)−N−メチルチオカーバメイトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210472A JP3030732B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 高純度メチルチオカーバメイト類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210472A JP3030732B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 高純度メチルチオカーバメイト類の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532629A true JPH0532629A (ja) | 1993-02-09 |
| JP3030732B2 JP3030732B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=16589909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3210472A Expired - Fee Related JP3030732B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 高純度メチルチオカーバメイト類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3030732B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005350447A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-12-22 | Tosoh Corp | O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)―n−(6−メトキシ−2−ピリジル)−n−メチルチオカーバメート及びその製造方法 |
| JP2006298832A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Tosoh Corp | 高純度o−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−n−(6−メトキシ−2−ピリジル)−n−メチルチオカーバメート及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101362299B1 (ko) * | 2004-05-12 | 2014-02-12 | 토소가부시키가이샤 | O-(5, 6, 7, 8-테트라히드로-2-나프틸)-n-(6-메톡시-2-피리딜)-n-메틸티오카바메이트 및 그 제조 방법 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP3210472A patent/JP3030732B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005350447A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-12-22 | Tosoh Corp | O−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)―n−(6−メトキシ−2−ピリジル)−n−メチルチオカーバメート及びその製造方法 |
| JP2006298832A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Tosoh Corp | 高純度o−(5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル)−n−(6−メトキシ−2−ピリジル)−n−メチルチオカーバメート及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3030732B2 (ja) | 2000-04-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2550598C (fr) | Derives de 1-piperazine- et 1-homopiperazine-carboxylates, leur preparation et leur application en therapeutique | |
| JP5266944B2 (ja) | α−不飽和アミン化合物の分離精製方法 | |
| JPH0532629A (ja) | 高純度メチルチオカーバメイト類の製造方法 | |
| US3448113A (en) | Certain 2-halo-3-pyridyl anthranils | |
| JPH06192228A (ja) | 結晶性(r)−(−)−2−シクロヘプチル−n−メチルスルフオニル−[4−(2−キノリニルメトキシ)−フエニル]−アセトアミド | |
| JP3256208B2 (ja) | 2−オキシインドールの製造方法 | |
| EP0047674A1 (en) | Novel process for preparing isoindolin derivatives | |
| JP4397990B2 (ja) | 3−アルキルフラバノノール誘導体の精製法 | |
| JPH09216872A (ja) | ジアミノピリミジン誘導体 | |
| JPS6193165A (ja) | キナルジンの分離精製法 | |
| CA2068429C (en) | Process for the purification of 7-chloroquinoline-8-carboxylic acids | |
| KR970011454B1 (ko) | 신규의 아미드 화합물 | |
| JPH029572B2 (ja) | ||
| JP3292933B2 (ja) | 2−アミノ−3−ニトロピリジン類の製造方法 | |
| JP2590206B2 (ja) | 8−ヒドロキシキノリン−7−カルボン酸の製造方法 | |
| HK40079222B (zh) | 芳香醚类化合物的制备方法 | |
| JPS62198663A (ja) | 5−ブロモピリドン−3−カルボキサミド化合物の製法 | |
| JPS6023338A (ja) | 高純度p,p′−ビフエノ−ルの製造方法 | |
| WO2025108307A1 (zh) | 一种含哌啶环化合物的苯磺酸盐、其制备方法及应用 | |
| JPH02172942A (ja) | p―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造法 | |
| JPH0215065A (ja) | 高純度0−5,6,7,8−テトラヒドロナフチル−n−メチル−n−(6−メトキシ−2−ピリジル)チオカ−バメイトの製造方法 | |
| JPH03141271A (ja) | 2―シアノフェノチアジンの単離精製方法 | |
| JPS62142174A (ja) | 10/11−ブロム−14,15−ジヒドロ−14β−ヒドロキシ−(3α,16α)−エブルナメニン−14−カルボン酸メチル化合物の製造方法 | |
| JPS62153287A (ja) | α1−アドレナリン作動性遮断効果を持つテオフイリン誘導体 | |
| JPS5830298B2 (ja) | P− エトキシ −( ベ−タ − ヒドロキシブチリル )− アニリン ノ セイゾウホウ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080210 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |