JPH0532852U - バランサ機構付内燃機関 - Google Patents
バランサ機構付内燃機関Info
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- JPH0532852U JPH0532852U JP8961091U JP8961091U JPH0532852U JP H0532852 U JPH0532852 U JP H0532852U JP 8961091 U JP8961091 U JP 8961091U JP 8961091 U JP8961091 U JP 8961091U JP H0532852 U JPH0532852 U JP H0532852U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バランサ機構におけるギヤのバックラッシ量
を調整する際に、多種類のスペーサを不要とし、該調整
の簡素化と調整精度の向上を図るとともに、ギヤの噛合
姿勢の精度の向上を図る。 【構成】 シリンダブロック2とハウジング7との間
に、該ハウジング7をクランク軸5に対して直角方向に
摺動案内するガイド機構16と、該ハウジング7の摺動
量を調整することによりドライブギヤ6と第一ドリブン
ギヤ9との軸間ピッチを微調整する調整機構21とを設
けて、バランサ機構1を構成した。
を調整する際に、多種類のスペーサを不要とし、該調整
の簡素化と調整精度の向上を図るとともに、ギヤの噛合
姿勢の精度の向上を図る。 【構成】 シリンダブロック2とハウジング7との間
に、該ハウジング7をクランク軸5に対して直角方向に
摺動案内するガイド機構16と、該ハウジング7の摺動
量を調整することによりドライブギヤ6と第一ドリブン
ギヤ9との軸間ピッチを微調整する調整機構21とを設
けて、バランサ機構1を構成した。
Description
【0001】
本考案は、内燃機関のピストン等の往復運動により生じて振動や騒音の原因と なる慣性力をバランスさせるためのバランサ機構が付いた内燃機関に関し、特に そのバランサ機構に使用されるギヤのバックラッシ量を調整する調整機構に係る ものである。
【0002】
上記バランサ機構として、シリンダブロックの内部において二本の偏心重り付 バランスシャフトを回転可能に軸支し、両バランスシャフトとクランク軸とをス プロケット及びチェーン又はタイミングベルトを介して連結することにより、各 々のバランスシャフトをクランク軸に対して倍速で回転させるようにした機構が 実用化されている。しかし、このバランサ機構はシリンダブロック内部に設けら れるため、既存のシリンダブロックには収まらず、新設計のシリンダブロックが 必要になる。
【0003】 そこで、既存のシリンダブロック2に付けられるバランサ機構として、図8に 示すように、オイルパン13の内部に収まるようにシリンダブロック2の下面に 取り付けられる機構が開発された。このバランサ機構61は、内燃機関のシリン ダブロック2又はクランクベアリングキャップ3にベアリング22を介して回転 可能に軸支されたクランク軸5に設けられたドライブギヤ6と、シリンダブロッ ク2の下面に取り付けられたハウジング7と、該ハウジング7に回転可能に軸支 され、前記ドライブギヤ6と噛合してクランク軸5と反対方向に倍速で回転する 第一ドリブンギヤ9と、前記第一ドリブンギヤ9に固定された第一偏心重り11 と、前記ハウジング7に回転可能に軸支され、第一ドリブンギヤ9と噛合してク ランク軸5と同一方向に倍速で回転する第二ドリブンギヤ10と、前記第二ドリ ブンギヤ10に固定された第二偏心重り12とを備えたものである。
【0004】 ところが、このバランサ機構61はギヤ同志の噛合により連結されているため 前記チェーン又はタイミングベルトにより連結される場合と異なり、以下のよう な調整が必要となる。すなわち、既存のシリンダブロック2はその下面の寸法・ 加工精度があまり高くないため、その下面とクランク軸5との間の寸法が製品に よりばらつく。そのため、前記ドライブギヤ6と第一ドリブンギヤ9との軸間ピ ッチも製品により変動し、両ギヤ6,9間のバックラッシ量の調整が製品毎に必 要となる。従来、このバックラッシ量の調整は前記シリンダブロック2の下面と ハウジング7の上面との間に最適な厚さの薄板状のスペーサ62を挾み込むこと により行っていた。
【0005】
ところが、従来のバックラッシ量の調整には、以下のような問題があった。 最適な厚さのスペーサ(以下、使用スペーサという。)を決定するためには 、厚さが例えば10μmおきに異なる多種類のスペーサを用意する必要があった 。これは、ドライブギヤ6と第一ドリブンギヤ9との軸間方向とほぼ同方向にハ ウジング7を変位させてバックラッシ量の調整を行い、その調整が微妙なため、 厚さが非常に細かく異なる多種類のスペーサが必要になるからである。
【0006】 使用スペーサ62の決定には、まず厚手のマスタースペーサを前記シリンダ ブロック2の下面とハウジング7の上面との間に挾み込んで、該シリンダブロッ ク2とハウジング7とを組み付けた状態でバックラッシ量を測定し、この測定値 をもとに使用スペーサ62を決定する必要があった。
【0007】 さらに、前記マスタースペーサを使用スペーサ62と取り替えるため、前記 シリンダブロック2からハウジング7を取り外し、再度シリンダブロック2にハ ウジング7を組み付ける必要があり、組み付けコストが高くついていた。
【0008】 ドライブギヤ6と第一ドリブンギヤ9とが別部材に対して軸支されているた め、両ギヤ6,9の歯すじ同志の噛合姿勢の精度を高めるのが難しかった。
【0009】 本考案の目的は、上記問題を解決し、バックラッシ量の調整のための多種類の スペーサを不要とし、その調整の簡素化と精度の向上を図るとともに、ギヤの噛 合姿勢の精度の向上を図ることもできるバランサ機構付内燃機関を提供すること にある。
【0010】
上記目的を達成するために、本考案のバランサ機構付内燃機関は、シリンダブ ロック及びクランクベアリングキャップにベアリングを介して回転可能に軸支さ れたクランク軸と、前記クランク軸に設けられたドライブギヤと、オイルパンの 内部に収まるようにシリンダブロックの下面に取り付けられたハウジングと、前 記ハウジングに回転可能に軸支され、前記ドライブギヤと噛合して前記クランク 軸と反対方向に倍速で回転する第一ドリブンギヤと、前記第一ドリブンギヤに固 定された第一偏心重りと、前記ハウジングに回転可能に軸支され、前記第一ドリ ブンギヤと噛合して前記クランク軸と同一方向に倍速で回転する第二ドリブンギ ヤと、前記第二ドリブンギヤに固定された第二偏心重りとを備えたバランサ機構 付き内燃機関において、前記シリンダブロックと前記ハウジングとの間に、該ハ ウジングを前記クランク軸に対して直角方向に摺動案内するガイド機構と、該ハ ウジングの摺動量を調整することにより前記ドライブギヤと前記第一ドリブンギ ヤとの軸間ピッチを微調整する調整機構とを設けた。
【0011】
本考案のバランサ機構付内燃機関によれば、まず、ドライブギヤに第一ドリブ ンギヤを当接させ、続いて、ガイド機構及び調整機構によりハウジングをクラン ク軸に対して直角方向に摺動させる。すると、前記第一ドリブンギヤはハウジン グと共に同方向に変位し、前記ドライブギヤとの当接位置から離れて両ギヤの軸 間ピッチは広がる。ここで、最適なバックラッシ量を得るのに必要なハウジング の摺動量(第一ドリブンギヤの変位量)は予め計算可能であるから、その計算に 基づいてハウジングを摺動させれば、前記シリンダブロックの下面とクランク軸 との間の寸法の製品間のばらつきに拘らず、一律にバックラッシ量を決定するこ とができる。そのため、シリンダブロックとハウジングとを組み付ける毎にバッ クラッシ量を測定したり、多種類のスペーサを用意してその中から使用スペーサ を決定したりする手間が不要となる。
【0012】 また、ドライブギヤと第一ドリブンギヤとの軸間方向に対し、第一ドリブンギ ヤをほぼ直角方向に変位させることにより、バックラッシ量を調整するので、従 来のように軸間方向に変位させて調整するよりも、調整時の変位量が大きくなり 微調整が容易となる。
【0013】 また、前記調整においてガイド機構によりハウジングをクランク軸に対して直 角方向に摺動案内するので、ドライブギヤの歯すじと第一ドリブンギヤの歯すじ は常に一致し、両者の噛合姿勢の精度が向上する。
【0014】
以下、図1〜図3を参照して、第一実施例のバランサ機構1が付いた内燃機関 について説明する。図1に示すように、内燃機関のシリンダブロック2にはクラ ンクベアリングキャップ3がボルト4により固定され、該ベアリングキャップ3 にはベアリング22を介してクランク軸5が回転可能に軸支されている。このク ランク軸5の途中には、はすば歯車よりなるドライブギヤ6が該クランク軸5と 一体となって回転するよう固定されている。
【0015】 前記シリンダブロック2の下面には両側に取付孔23が貫設されたハウジング 7がボルト8により固定されている。これらの取付孔23は前記ボルト8の外径 よりも内径が大きく形成され、該ボルト8を緩めた状態で前記シリンダブロック 2とハウジング7との間で遊びが生じるようになっている。
【0016】 また、ハウジング7には、前記ドライブギヤ6と噛合する第一ドリブンギヤ9 と、該第一ドリブンギヤ9と噛合する第二ドリブンギヤ10とが回転可能に軸支 されている。この第一ドリブンギヤ9は前記ドライブギヤ6の歯数の半分の歯数 のはすば歯車よりなり、該第一ドリブンギヤ9はクランク軸5とは反対方向にか つその倍速で回転するようになっている。この第一ドリブンギヤ9の裏面には略 半月状の第一偏心重り11が一体に固定されている。また、第二ドリブンギヤ1 0は前記ドライブギヤ6の歯数の半分の歯数のはすば歯車よりなり、該第二ドリ ブンギヤ10は前記クランク軸5とは同一方向にかつその倍速で回転するように なっている。この第二ドリブンギヤ10の裏面には略半月状の第二偏心重り12 が一体に固定されている。これらのハウジング7,第一ドリブンギヤ9,第二ド リブンギヤ10は、前記シリンダブロック2の下面に固定されたオイルパン13 の内部に収まるようになっている。
【0017】 前記ハウジング7の上面には両ドリブンギヤ9,10の回転軸に対して直角方 向に延びるガイド溝15が凹設されている。また、前記クランクベアリングキャ ップ3の下面にはクランク軸5に対して直角方向にかつ下方に突出する一対のガ イド片14が設けられ、該ガイド片14は、図2に示すように、前記ハウジング 7のガイド溝15に係合されるようになっている。これらのガイド片14とガイ ド溝15とにより、前記ハウジング7をクランク軸5に対して直角方向に摺動案 内するガイド機構16が構成されている。
【0018】 また、図1に示すように、前記シリンダブロック2の左下面には突出片17が 突設され、該突出片17には前記ガイド溝15に対して平行方向に貫通孔18が 貫設されている。この貫通孔18に対向するハウジング7の左側端部には前記ガ イド溝15に対して平行方向に雌ねじ部19が穿設され、該雌ねじ部19には前 記貫通孔18を貫通して螺入螺退される調整ボルト20が螺着されている。これ らの貫通孔18,雌ねじ部19及び調整ボルト20により前記シリンダブロック 2とハウジング7との摺動量を調整し、前記ドライブギヤ6と第一ドリブンギヤ 9との軸間ピッチを微調整する調整機構21が構成されている。
【0019】 上記ガイド機構16及び調整機構21を用いて、前記ドライブギヤ6と第一ド リブンギヤ9とのバックラッシ量を調整する方法について説明する。まず、シリ ンダブロック2の下面にハウジング7の上面を当て、該ハウジング7をボルト8 で緩く仮止めする。そして、調整ボルト20をゆるめ、前記ドライブギヤ6に第 一ドリブンギヤ9が当接するまで(図1において右方向に)ハウジング7を摺動 させる。
【0020】 続いて、前記当接位置を基準として前記ドライブギヤ6と第一ドリブンギヤ9 との軸間ピッチが所定の値まで広がるよう、調整ボルト20を締め付けてハウジ ング7を図において左方向に摺動させる。ここで、最適なバックラッシ量を得る のに必要なハウジング7の摺動量(第一ドリブンギヤ9の変位量)は予め計算可 能であるから、その計算に基づいてハウジング7を摺動させれば、前記シリンダ ブロック2の下面とクランク軸5との間の寸法の製品間のばらつきに拘らず、一 律にバックラッシ量を決定することができる。この摺動の際に、例えばダイヤル ゲージのような測定器をハウジング7の端部に当てて行うことにより、正確なバ ックラッシ量の調整ができる。最後に、前記ボルト8を締め付けてハウジング7 を本止めする。また、調整ボルト20のねじ山のピッチにより、調整ボルト20 の回転数に対するハウジング7の摺動量は決定されるので、調整ボルト20のね じ山のピッチの値がわかっていれば、前記当接位置を基準とする調整ボルト20 の締付け回転数によっても最適なバックラッシ量を得ることができる。
【0021】 第一実施例のバランサ機構1付内燃機関によると、従来のように、スペーサを 用いないので、使用スペーサを決定するための測定作業や、シリンダブロック3 にハウジング7を再度組み付ける作業が不要となる。また、第一ドリブンギヤ9 をドライブギヤ6との軸間方向に対してほぼ直角方向に変位させることにより、 バックラッシ量を調整するので、従来のように軸間方向に変位させて調整するよ りも、調整時の変位量が大きくなり微調整が容易となる。また、前記調整におい てガイド機構16によりハウジング7をクランク軸5に対して直角方向に摺動案 内するので、ドライブギヤ6の歯すじと第一ドリブンギヤ9の歯すじは常に一致 し、両者の噛合姿勢の精度が向上する。
【0022】 次に、第二実施例のバランサ機構付内燃機関は、図4に示すように、ドライブ ギヤ6と第一ドリブンギヤ9との軸間ピッチを微調整する調整機構31において のみ第一実施例と異なる。この調整機構31はシリンダブロック2の下面より下 方に回転可能に突出し回転軸を偏心させた円筒状の原動節32と、ハウジング7 の端部に設けた長穴を有した鍔状の従動節33とにより一種のカムが構成されて いる。
【0023】 上記調整機構31を用いて、前記ドライブギヤ6と第一ドリブンギヤ9とのバ ックラッシ量を調整するには、まず、ハウジング7をボルト8で緩く仮止めする 。そして、前記ドライブギヤ6に第一ドリブンギヤ9が当接するまでハウジング 7を摺動させる。
【0024】 続いて、前記当接位置を基準として前記ドライブギヤ6と第一ドリブンギヤ9 との軸間ピッチが所定の値まで広がるよう、原動節32を回転することによりハ ウジング7を摺動させてドライブギヤ6と第一ドリブンギヤ9との軸間ピッチを 微調整する。最後に、前記ハウジング7をボルト8で締め付けて本止めする。そ の他の作用効果は第一実施例と同様である。
【0025】 次に、第三実施例のバランサ機構付内燃機関は、図5〜図7に示すように、ド ライブギヤ6と第一ドリブンギヤ9との軸間ピッチを微調整する調整機構41に おいてのみ第一実施例と異なる。この調整機構41はシリンダブロック2の下面 に直方体状の突出ブロック42がボルト43を介して固定され、該突出ブロック 42にはガイド孔44と雌ねじを螺刻した調整孔45とがクランク軸5に対して 直角方向に連設され、該ガイド孔44には略円柱状のシムホルダ46の基端部が 摺動及び回転可能に挿入されている。このシムホルダ46の先端部には上部が開 放した断面略馬蹄形の保持部47が前記基端部に対して軸周りに相対回転可能に 形成され、該保持部47には略円板状のシム48の基端部が着脱可能に保持され ている。この保持部47の下部には保持孔49が貫設され、該保持孔49には図 示しないボルト等が挿入されてシム48を固定するようになっている。また、シ ム48の先端部は前記ハウジング7の側端部に当接するようになっている。
【0026】 前記調整孔45には調整ねじ50が螺入螺退可能に螺着され、該調整ねじ50 の基端部は前記ガイド孔44の内部においてシムホルダ46の基端面に当接して いる。また、調整ねじ50の先端部は調整孔45より外部に突出し、同先端部に は調整ねじ50を前記突出ブロック42に締め付け固定するナット51が螺嵌さ れている。
【0027】 また、前記突出ブロック42の下面には前記ガイド孔44に直交する雌ねじ孔 52が貫設され、該雌ねじ孔52にはシムホルダーロックねじ53が螺入螺退可 能に螺着されている。このシムホルダーロックねじ53の端部は前記シムホルダ 46の基端部をガイド孔44内部において押圧し、該シムホルダ46を突出ブロ ック42に固定するようになっている。
【0028】 上記第三実施例の調整機構41を用いて、前記ドライブギヤ6と第一ドリブン ギヤ9とのバックラッシ量を調整するには、まず、ハウジング7をボルト8で緩 く仮止めする。そして、ハウジング7を図5において右方向に摺動させ、前記ド ライブギヤ6に第一ドリブンギヤ9を当接させる。
【0029】 続いて、シムホルダ46の組み付けられた突出ブロック42をシリンダブロッ ク2の下面に組み付ける。このシムホルダ46に、厚手のマスターシム48を保 持するとともに調整ねじ50を転進させ、該マスターシム48の端部がハウジン グ7の側端部に当接するまで、該マスターシム48を(図5において右方向に) 摺動させる。その当接後、調整ねじ50をナット51で固定し、シムホルダ46 の保持部47を45度回転させてマスターシム48を取り出し、替わりに使用シ ム(この使用シムはマスターシム48よりも薄く形成されている。)を入れ、保 持部47を45度回転させて元の位置に戻して使用シムを保持する。
【0030】 続いて、ハウジング7を図において左方向に摺動させ、使用シムを該ハウジン グ7とシムホルダ46とにより挾持する。このとき、ハウジング7の摺動はドラ イブギヤ6と第一ドリブンギヤ9との当接した位置を基準に、両ギヤ6,9の軸 間ピッチが広がる方向に摺動することとなるので、両ギヤ6,9のバックラッシ 量に対応する変位量(この場合、マスターシム48と使用シムとの厚さの差とな る。)を決めておけば、常に一定のバックラッシ量を得ることができる。本実施 例の調整機構41によれば、マスターシム48の他に使用シムは一種類だけでよ く、従来のスペーサのように多種類用意する必要はない。最後に、ハウジング7 ,シムホルダ46を各々ボルト8、シムホルダーロックねじ53を締め付けて本 止めする。その他の作用効果は第一実施例と同様である。
【0031】 なお、本考案は前記実施例の構成に限定されず、以下のように考案の趣旨から 逸脱しない範囲で任意に変更して具体化することもできる。 (1)ガイド機構のガイド片をシリンダブロックの下面に設けたり、また、ガイ ド溝をシリンダブロック又はクランクベアリングキャップの下面に設け、ハウジ ングの上面に該ガイド溝と係合するガイド片やガイドレールを設けたりしてもよ い。また、ガイド片は、シリンダブロック、ベアリングキャップ又はハウジング とは別体の部品でもよく、例えばシリンダブロックやベアリングキャップに固定 可能なプレートを挙げることができる。 (2)ドライブギヤ、第一ドリブンギヤ及び第二ドリブンギヤがはすば歯車であ ることは必須ではなく、例えば平歯車でもよい。
【0032】
本考案のバランサ機構付内燃機関は、上記の通り構成されているので、バック ラッシ量の調整のための多種類のスペーサを不要とし、バックラッシ量調整の簡 素化と精度の向上を図り、ギヤの噛合姿勢の精度の向上を図ることもできるとい う優れた効果を奏する。
【図1】本考案を具体化した第一実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】同じく図1のA−A線断面図である。
【図3】同じくハウジング等の底面図である。
【図4】第二実施例の調整機構の底面図である。
【図5】第三実施例の調整機構の断面図である。
【図6】同じく底面図である。
【図7】同じくシムホルダの保持部とシムとを示す正面
図である。
図である。
【図8】従来例の断面図である。
1 バランサ機構 2 シリンダブ
ロック 3 クランクベアリングキャップ 5 クランク軸 6 ドライブギヤ 7 ハウジング 9 第一ドリブンギヤ 10 第二ドリブ
ンギヤ 11 第一偏心重り 12 第二偏心
重り 13 オイルパン 16 ガイド機
構 21 調整機構 22 ベアリン
グ 31 調整機構 41 調整機構
ロック 3 クランクベアリングキャップ 5 クランク軸 6 ドライブギヤ 7 ハウジング 9 第一ドリブンギヤ 10 第二ドリブ
ンギヤ 11 第一偏心重り 12 第二偏心
重り 13 オイルパン 16 ガイド機
構 21 調整機構 22 ベアリン
グ 31 調整機構 41 調整機構
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダブロック及びクランクベアリン
グキャップにベアリングを介して回転可能に軸支された
クランク軸と、前記クランク軸に設けられたドライブギ
ヤと、オイルパンの内部に収まるようにシリンダブロッ
クの下面に取り付けられたハウジングと、前記ハウジン
グに回転可能に軸支され、前記ドライブギヤと噛合して
前記クランク軸と反対方向に倍速で回転する第一ドリブ
ンギヤと、前記第一ドリブンギヤに固定された第一偏心
重りと、前記ハウジングに回転可能に軸支され、前記第
一ドリブンギヤと噛合して前記クランク軸と同一方向に
倍速で回転する第二ドリブンギヤと、前記第二ドリブン
ギヤに固定された第二偏心重りとを備えたバランサ機構
付き内燃機関において、前記シリンダブロックと前記ハ
ウジングとの間に、該ハウジングを前記クランク軸に対
して直角方向に摺動案内するガイド機構と、該ハウジン
グの摺動量を調整することにより前記ドライブギヤと前
記第一ドリブンギヤとの軸間ピッチを微調整する調整機
構とを設けたことを特徴とするバランサ機構付内燃機
関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8961091U JPH0532852U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | バランサ機構付内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8961091U JPH0532852U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | バランサ機構付内燃機関 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532852U true JPH0532852U (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=13975523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8961091U Pending JPH0532852U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | バランサ機構付内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532852U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08144754A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-06-04 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 内燃機関の冷却機構 |
| CN109505959A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-03-22 | 上海应用技术大学 | 一种工作轴的方位调整装置 |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP8961091U patent/JPH0532852U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08144754A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-06-04 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 内燃機関の冷却機構 |
| CN109505959A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-03-22 | 上海应用技术大学 | 一种工作轴的方位调整装置 |
| CN109505959B (zh) * | 2018-12-20 | 2023-09-22 | 上海应用技术大学 | 一种工作轴的方位调整装置 |
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