JPH05331111A - α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法 - Google Patents

α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法

Info

Publication number
JPH05331111A
JPH05331111A JP4136805A JP13680592A JPH05331111A JP H05331111 A JPH05331111 A JP H05331111A JP 4136805 A JP4136805 A JP 4136805A JP 13680592 A JP13680592 A JP 13680592A JP H05331111 A JPH05331111 A JP H05331111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aminophenyl
ethylamine
catalyst
nitroacetophenone
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4136805A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiji Kameoka
泰治 亀岡
Masatoshi Takagi
正利 高木
Toshio Kato
敏雄 加藤
Ryuji Haseyama
龍二 長谷山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP4136805A priority Critical patent/JPH05331111A/ja
Publication of JPH05331111A publication Critical patent/JPH05331111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高純度のα−(アミノフェニル)エチルアミ
ンを高収率で得る方法を提供する。 【構成】 一般式Iのニトロアセトフェノンオキシムを
鉱酸の存在下に、接触還元することを特徴とする一般式
IIのα−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法。 (ニトロ基はo−位、m−位またはp−位である)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、α−(アミノフェニ
ル)エチルアミンの製造方法に関し、特に、工業的に実
施するうえで極めて有利な方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】α−(アミノフェニル)エチルアミン
は、エポキシ樹脂の硬化剤、ポリウレタン樹脂またはポ
リウレア樹脂の硬化剤として特徴ある性能が期待され
る。また、ポリアミド、ポリイミドの原料およびこれを
ホスゲン化することにより、アミノ基がイソシアナート
基に変換したジイソシアナートを提供することができ
る。そのうえ、α−(アミノフェニル)エチルアミンの
有する二個のアミノ基は、一つはベンゼン環に直結し、
他はメチル基でヒンダートされた形で二級炭素について
いるため、両者が異なる性質を示し、それにより、この
化合物およびこれから誘導されるジイソシアナートが特
徴ある性能を持つことが期待される。
【0003】α−(アミノフェニル)エチルアミンを製
造する方法としては、m−ニトロアセトフェノンを出発
物質として、触媒およびアンモニアの存在下で接触水素
化反応を行うことにより、一段階でジアミンを得る方法
がある(特開平2−145548号公報)。しかしなが
ら、この方法は、一段階反応である点では有利である
が、アンモニアや触媒の使用量が多いうえに、下記式
(III)(化3)で表されるα−(アミノフェニル)エチ
ルアルコールが多く副生するという欠点があった。
【化3】 (式中、アミノ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)本発明者らは、m−ニトロアセトフェノンを出発物
質として、パラジウム、ロジウム、白金等の貴金属触媒
の存在下に接触水素化反応を行い、m−アミノアセトフ
ェノンとした後、反応液からこれらの触媒を取り除い
て、ラネーニッケル、ラネーコバルト、ニッケル−ケイ
ソウ土等の触媒、弱酸または弱酸のアンモニウム塩等の
アルコール化抑制剤及びアンモニアの存在下で、還元ア
ミノ化反応を行って、α−(アミノフェニル)エチルア
ミンを製造する方法を先に提案した(特開平3−937
49号公報)。しかしながら、この方法では、α−(ア
ミノフェニル)エチルアルコールの副生は抑制されるも
のの、オートクレーブ中で高圧接触還元を行うため、装
置が高価なうえ、容積効率が低い等の欠点があった。
【0004】また、ニトロアセトフェノンからオキシム
を合成し、これをラネーニッケル触媒およびアンモニア
の存在下、接触水素化反応を行いα−(アミノフェニ
ル)エチルアミンを製造する方法が出願されている(Ge
r.(East)83573)。しかし、この方法では、130Kg/cm
2と非常に高い圧力で反応を行っており、しかも装置が
高価なうえ、容積効率が低い等の欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような欠点を克服し、高収率で、しかも高純度のα−
(アミノフェニル)エチルアミンを得る製造方法を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく、鋭意検討した結果、ニトロアセトフェ
ノンから容易に製造できる、ニトロアセトフェノンオキ
シムを原料とし、これを鉱酸の存在下、好ましくは、比
較的安価なほう酸、燐酸またはこれらの無水物の存在下
に還元触媒を用いて接触還元することにより、高収率
で、高純度のα−(アミノフェニル)エチルアミンを製
造することができることを見い出し、本発明を完成する
に到った。すなわち、本発明は、一般式(I)(化4)
【0007】
【化4】 (式中、ニトロ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)で表されるニトロアセトフェノンオキシムを鉱酸の
存在下に、接触還元することを特徴とする一般式(II)
(化5)で表されるα−(アミノフェニル)エチルアミ
ンの製造方法に関するものである。
【0008】
【化5】 (式中、アミノ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)本発明の方法によれば、有機溶媒中、鉱酸の存在
下、特に好ましくは、ほう酸、燐酸またはこれらの無水
物の存在下に接触還元を行い、α−(アミノフェニル)
エチルアミンの鉱酸塩として安定な形で生成物を得るこ
とができる。本発明では、還元時に生成するアミン、イ
ミン類等の各種中間体を鉱酸塩として安定化させること
により、分解や副反応が抑制され、その結果、ニトロ基
のアミノ基への還元とオキシム基のα−アミノエチル基
への還元が速やかに進行し、目的物であるα−(アミノ
フェニル)エチルアミンが高収率で製造できる。さら
に、無水物である三酸化二ほう素(無水ほう酸)および
五酸化リン(無水燐酸)を用いた場合は、ニトロアセト
フェノンの還元反応で生成する3分子水を得て、それぞ
れ2分子のほう酸および燐酸となるために、加水分解反
応等の副反応も全く起こらないのである。
【0009】本発明において使用される一般式(I)で
表されるニトロアセトフェノンオキシムは、o−ニトロ
アセトフェノンオキシム、m−ニトロアセトフェノンオ
キシム、p−ニトロアセトフェノンオキシムであり、こ
れらは単独又は、二種類以上混合して用いても良い。ニ
トロアセトフェノンオキシムは、対応するニトロアセト
フェノンを工業的に安価なヒドロキシアミンと反応させ
ることにより容易に製造することができる。
【0010】次に本発明で使用する鉱酸としては、ほう
酸、燐酸、無水ほう酸または無水燐酸が好ましく、特に
好ましくは、触媒の劣化が最も少ない、ほう酸または無
水ほう酸である。これらは、単独で用いても、また二種
類以上併用して用いても何ら差し支えない。これらの鉱
酸の使用量は、原料のニトロアセトフェノンに対して
0.2当量以上用い、好ましくは1〜3当量の範囲で使
用するのが適当である。鉱酸は、原料とともに溶剤に溶
解、もしくは懸濁させた状態で使用されるのが好まし
い。
【0011】本発明で使用される有機溶媒としては、メ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−
ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ジグライム、テトラグライム、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等のアルコール類、グ
リコール類、エーテル類が好ましいが、場合によって
は、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、
酢酸エチル、酢酸ブチル、ジクロロメタン、クロロホル
ム、1,1,2−トリクロロエタン等の脂肪族炭化水素
類、芳香族炭化水素類、エステル類、ハロゲン化炭化水
素類も使用することができる。これらの有機溶媒は単独
で用いても、二種類以上混合して用いてもよく、また、
含水溶剤を使用してもよい。溶剤の使用量は、特に限定
されないが、通常、原料に対して1〜15重量倍で十分
である。
【0012】本発明において使用される還元触媒として
は、一般に使用されている還元触媒、例えば、ニッケ
ル、パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウム、コバル
ト、銅等が挙げられる。工業的には、パラジウム触媒を
使用するのが好ましい。これらの触媒は、金属の状態で
も使用することができるが、通常はカーボン、硫酸バリ
ウム、シリカゲル、アルミナ等の単体表面に付着させて
用いられる。さらに、ニッケル、コバルト、銅等はラネ
ー触媒としても用いられる。触媒の使用量は、原料のニ
トロアセトフェノンオキシムに対して、金属として0.01
〜30重量%の範囲であり、通常、ラネー触媒として用
いる場合は2〜20重量%、単体に付着させる場合では
0.05〜5重量%の範囲である。また、本発明の方法にお
いては、触媒は回収後、繰り返し使用が可能であり、経
済的にも極めて有利である。
【0013】本発明の接触還元の一般的な実施態様とし
ては、原料および鉱酸を溶剤に溶解もしくは懸濁させた
状態下に触媒を加え、所定の温度で水素を圧入等の方法
で導入して、吸収が停止するまで反応させる。反応温度
は特に制限はなく、一般的には、0〜150℃の範囲、
特に、10〜80℃が望ましい。また、反応圧力は通
常、常圧〜10Kg/cm2・G でよい。反応終了後、反応生
成物が、溶解状態にある場合は、濾過して触媒を除き、
苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア、トリエチルアミン
等で中和処理した後、減圧下に蒸留精製して高純度のα
−(アミノフェニル)エチルアミンを得ることができ
る。また、反応生成物が、析出状態にある場合は、濾過
して鉱酸塩として単離精製した後中和して、高純度のα
−(アミノフェニル)エチルアミンを得ることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明はこれにより限定されるものではな
い。 実施例1 メタノール1350mlにp−ニトロアセトフェノン4
95.5g(3モル)を溶解させる。つぎに、反応温度
を30℃に保ちながら、塩酸ヒドロキシアミン241g
(3.3モル)と水300ml水溶液を30分かけて滴
下した。ひきつづき、同温度で2時間撹伴した後、水2
000mlで希釈する。析出した白色結晶を濾過、水洗
して乾燥したところ514gのp−ニトロアセトフェノ
ンオキシムを得た(収率95.1%)。このp−ニトロ
アセトフェノンオキシム36.0g(0.2モル)を無
水ほう酸17.4g(0.25モル)、5%Pd−C触
媒1gおよびメタノール100mlをガラス製密封容器
に装入し、激しく撹伴しながら水素を導入した。反応温
度を25〜30℃に保ちながら、水素の吸収が停止する
まで12時間反応をつづけた。次に、この反応液を濾過
して触媒を除いた後、減圧濃縮してメタノールを留去し
たところ黄色粘調な液体が得られた。これに35%苛性
ソーダ水溶液57g(0.5モル)を加え、中和すると
溶液は2層に分離した。下層の無色透明なほう酸ナトリ
ウム水溶液を抜き取ると、褐色油状の粗α−(4−アミ
ノフェニル)エチルアミンが得られた。この褐色油状の
粗α−(4−アミノフェニル)エチルアミンを真空蒸留
して留分24.5gを得た(収率90.3%)。ガスク
ロマトグラフィーによる純度は99.9%であった。
【0015】実施例2 50℃の温水5リットルに、m−ニトロアセトフェノン
495.5g(3モル)を加え、次に、撹伴しながら5
0%ヒドロキシアミン水溶液(日進化工社品)218g
(3.3モル)を滴下した。同温度で3時間撹伴した
後、室温まで冷却して濾過し、水洗、乾燥によりm−ニ
トロアセトフェノンオキシム530gを得た(収率9
8.1%)。融点129〜130℃ 得られたm−ニトロアセトフェノンオキシム36.0g
(0.2モル)と50%燐酸水溶液70g(0.35モ
ル)、10%Pt−C触媒0.3gおよびイソブタノー
ル300mlをガラス製密閉容器に装入し、激しく撹伴
しながら水素を導入した。反応温度を25〜30℃に保
ちながら、水素の吸収が停止するまで17時間反応をつ
づけた。反応液は結晶が析出している状態であり、これ
を濾過して粗α−(3−アミノフェニル)エチルアミン
燐酸塩56.5gを得た(収率85%)。この粗α−
(3−アミノフェニル)エチルアミン燐酸塩を50%メ
タノール水溶液で再結晶精製することにより、白色燐片
状晶の純粋なα−(3−アミノフェニル)エチルアミン
燐酸塩が得られた。次に、α−(3−アミノフェニル)
エチルアミン燐酸塩を塩化メチレンに懸濁させ、アンモ
ニアガスを吹き込むことにより遊離化させた。析出した
燐酸アンモニウムは濾過して除き、溶液を濃縮し一夜放
置することにより、α−(3−アミノフェニル)エチル
アミンが結晶で得られた。融点58〜60℃
【0016】実施例3 実施例2で得られたm−ニトロアセトフェノンオキシム
36.0g(0.2モル)、ラネーニッケル触媒3g、
ほう酸30.9gおよびジオキサン150mlをオート
クレーブに装入し激しく撹伴させながら、温度30℃、
水素圧10Kg/cm2 ・G に保って5時間反応させた。反
応終了後、濾過して触媒を除き、減圧濃縮した後、実施
例1と同様の後処理を行い純度99.9%のα−(3−
アミノフェニル)エチルアミン23.2gを得た(収率
85.2%;沸点129〜131℃/10mmHg)。
【0017】実施例4 実施例2で得たm−ニトロアセトフェノンオキシム3
6.0g(0.2モル)、五酸化リン24.2g(0.
17モル)、5%Pd−C触媒0.5gおよびメタノー
ル200mlをガラス製密閉容器で、実施例1と同様の
条件で12時間接触還元を行った。次に、この反応液を
濾過して触媒を除いた後、蒸留して、純度99.6%の
α−(3−アミノフェニル)エチルアミン24.8gを
得た(収率91%;沸点129〜130℃/10mmH
g)。 実施例5 実施例2で得たm−ニトロアセトフェノンオキシムを原
料とし、溶剤にテトラヒドロフラン、触媒に5%Rh−
C触媒を用いたほかは実施例1と同様の操作を行い純度
99.9%のα−(3−アミノフェニル)エチルアミン
を収率87.3%で得た。
【0018】実施例6 実施例2で得られたm−ニトロアセトフェノンオキシム
18.0g(0.1モル)、5%Pd−C触媒0.3
g、五酸化リン14.2g(0.1モル)およびトルエ
ン150mlをオートクレーブに装入し、激しく撹伴し
ながら温度40〜50℃、水素圧3〜5Kg/cm3・Gに保っ
て9時間反応させた。反応終了後、冷却して濾過し、析
出した粗α−(3−アミノフェニル)エチルアミン燐酸
塩の結晶と触媒の混合物を得た。この粗α−(3−アミ
ノフェニル)エチルアミン燐酸塩は実施例2における遊
離化方法と同様に処理して11.2gの黄色油状物を得
た(収率82.2%)。ガスクロマトグラフィーによる
純度は99.0%であった。
【0019】実施例7 p−ニトロアセトフェノンオキシムを、通算4回再使用
した5%Pd−C触媒を用いた以外は、実施例1と同様
の方法で接触還元したところ、反応時間に20時間を要
し、α−(4−アミノフェニル)エチルアミンを収率8
9.1%で得た。 実施例8 p−ニトロアセトフェノンオキシムを、通算2回再使用
した5%Pd−C触媒を用いた以外は、実施例4と同様
の方法で還元したところ、反応時間に16時間を要し、
α−(4−アミノフェニル)エチルアミンを収率85.
0%で得た。
【0020】実施例9 実施例2で得られたm−ニトロアセトフェノンオキシム
18.0g(0.1モル)、5%Pd−C触媒0.3
g、ほう酸6.2g(0.1モル)およびエタノール5
0mlをガラス製密封容器に装入し、激しく撹伴しなが
ら水素を導入した。反応温度を20〜25℃に保ちなが
ら、水素の吸収が停止するまで7時間反応させた。反応
終了後、濾過して触媒を除き、実施例1と同様の後処理
を行い純度99.6%のα−(3−アミノフェニル)エ
チルアミン11.3gを得た。(収率83%) 実施例10 ほう酸の使用量を半分にした以外は、実施例9と同様の
操作を行いα−(3−アミノフェニル)エチルアミンを
収率70.0%で得た。
【0021】比較例1 ほう酸を使用しない以外は、実施例9と同様の操作を行
いα−(3−アミノフェニル)エチルアミンを収率2
5.6%で得た。
【0022】
【発明の効果】本発明の製造方法は、ニトロアセトフェ
ノンから容易に製造できるニトロアセトフェノンオキシ
ムを原料とし、これを鉱酸の存在下、還元触媒を用いて
接触還元し、目的物を鉱酸塩として安定な形で得、しか
も容易に単離でき、高収率、高純度で製造できる、極め
て簡便で有利なα−(アミノフェニル)エチルアミンの
製造方法である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 (式中、ニトロ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)で表されるニトロアセトフェノンオキシムを鉱酸の
存在下に、接触還元することを特徴とする一般式(I
I)(化2)で表されるα−(アミノフェニル)エチル
アミンの製造方法。
【化2】 (式中、アミノ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【化5】 (式中、アミノ基はo−位、m−位またはp−位であ
る)本発明の方法によれば、有機溶媒中、鉱酸の存在
下、特に好ましくは、ほう酸、燐酸またはこれらの無水
物の存在下に接触還元を行い、α−(アミノフェニル)
エチルアミンの鉱酸塩として安定な形で生成物を得るこ
とができる。本発明では、還元時に生成するアミン、イ
ミン類等の各種中間体を鉱酸塩として安定化させること
により、分解や副反応が抑制され、その結果、ニトロ基
のアミノ基への還元とオキシム基のα−アミノエチル基
への還元が速やかに進行し、目的物であるα−(アミノ
フェニル)エチルアミンが高収率で製造できる。さら
に、無水物である三酸化二ほう素(無水ほう酸)および
五酸化リン(無水燐酸)を用いた場合は、ニトロアセト
フェノンの還元反応で生成する3分子水を得て、それぞ
れ2分子のほう酸および燐酸となるために、加水分解反
応等の副反応も全く起こらないのである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300 (72)発明者 長谷山 龍二 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)(化1) 【化1】 (式中、ニトロ基はo−位、m−位またはp−位であ
    る)で表されるニトロアセトフェノンオキシムを鉱酸の
    存在下に、接触還元することを特徴とする一般式(II)
    (化2)で表されるα−(アミノフェニル)エチルアミ
    ンの製造方法。 【化2】 (式中、アミノ基はo−位、m−位またはp−位であ
    る)
  2. 【請求項2】 鉱酸がほう酸、燐酸またはこれらの無水
    物のいずれか一種である請求項1記載のα−(アミノフ
    ェニル)エチルアミンの製造方法。
JP4136805A 1992-05-28 1992-05-28 α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法 Pending JPH05331111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4136805A JPH05331111A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4136805A JPH05331111A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05331111A true JPH05331111A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15183929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4136805A Pending JPH05331111A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05331111A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4871875A (en) Process for producing diphenylamines or N,N'-diphenylphenylenediamines
US3488376A (en) Isocyanatophenols
US3998881A (en) Hydrogenation of phthalonitriles using rhodium catalyst
JPH05331111A (ja) α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法
US4539403A (en) Process for the preparation of a 2-alkyl-4-amino-5-aminomethylpyrimidine
US4751328A (en) Process for producing aminobenzylamines
JPH05331112A (ja) α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法
US4879409A (en) Cycloaliphatic diisocyanates, optionally in the form of isomeric mixtures and a process for their preparation
JPH05339214A (ja) α−(アミノフェニル)エチルアミンの製造方法
JPH0643377B2 (ja) N−モノアルキルアニリン誘導体の製造方法
JPH0329064B2 (ja)
JPH034053B2 (ja)
JP2795501B2 (ja) アルキルジアミン類の製造方法
JP3150436B2 (ja) α−(m−ニトロフェニル)アルキルアミンとα−(p−ニトロフェニル)アルキルアミンの分離方法、およびこれを用いたα−(m−アミノフェニル)アルキルアミンおよびα−(p−アミノフェニル)アルキルアミン類の製造方法
US3268574A (en) Bis (aminohydrocarbyl) carbonates
JP3111438B2 (ja) シクロドデシルアミンの製造法
JP2825603B2 (ja) アルキルジアミン類およびその製造法
KR870001084B1 (ko) 아미노벤질아민의 제조 방법
JPH0655697B2 (ja) アミノベンジルアミンの製造方法
JPS60246355A (ja) トリイソシアネートおよびその製造方法
JPH0446262B2 (ja)
KR870002017B1 (ko) 아미노벤질아민의 제조방법
JP2764621B2 (ja) α―(3―アミノフェニル)エチルアミンの製造方法
JP3325302B2 (ja) ジアミン類の製造方法
JPH04295456A (ja) N− モノ置換またはn,n− ジ置換尿素の製造方法