JPH0533227B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0533227B2 JPH0533227B2 JP58150447A JP15044783A JPH0533227B2 JP H0533227 B2 JPH0533227 B2 JP H0533227B2 JP 58150447 A JP58150447 A JP 58150447A JP 15044783 A JP15044783 A JP 15044783A JP H0533227 B2 JPH0533227 B2 JP H0533227B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- olefin
- component
- molecular weight
- linear
- alkenyl succinic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H17/00—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
- D21H17/03—Non-macromolecular organic compounds
- D21H17/05—Non-macromolecular organic compounds containing elements other than carbon and hydrogen only
- D21H17/14—Carboxylic acids; Derivatives thereof
- D21H17/15—Polycarboxylic acids, e.g. maleic acid
- D21H17/16—Addition products thereof with hydrocarbons
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C57/00—Unsaturated compounds having carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C57/02—Unsaturated compounds having carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms with only carbon-to-carbon double bonds as unsaturation
- C07C57/13—Dicarboxylic acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Paper (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
本発明の背景
本発明は、すぐれた紙のサイズ特性を有する改
良された液体アルケニル無水コハク酸混合物およ
びその製造方法に関する。本発明は、また、紙お
よび板紙製品のサイジングの改良方法に関する。
さらに、本発明の特徴は、セルロース織編物に撥
水性を付与するための改良方法に関する。 長鎖長のアルケニル無水コハク酸は、製紙用の
有効なサイズ剤として使用できることは当業界に
おいて公知である。例えば、米国特許第3102064
号、同第3821069号、同第3968005号および同第
4040900号(再発行特許29960号)を参照された
い。これらのアルケニル無水コハク酸は、また織
編物の処理剤としても使用されている。米国特許
第2903382号を参照されたい。これらサイズ剤の
アルケニル基の有用な分子量範囲は、炭素原子8
〜35個の範囲内であることが種々の文献に記載さ
れている。 これらの従来技術のサイズ剤は、水性エマルシ
ヨンのような高度に分散された形状において最も
良く適用できることもまた公知である。しかし、
直鎖α−オレフインから製造されたアルケニル無
水コハク酸は、周囲温度において固体であり、従
つて、これらのエマルシヨンを形成する場合には
効果的ではない。この観点から、商業的のアルケ
ニル無水コハク酸製紙用サイズ剤は、異性化した
直鎖α−オレフイン(すなわち、直鎖内部オレフ
イン)または分枝鎖オレフインから製造されてい
る。例えば、しばしば引用される米国特許第
3102064号の〔イソオクタデセニル無水コハク酸〕
を参照されたい。 さらに有効な、または好ましいアルケニル無水
コハク酸のアルケニル基の分子量は、炭素原子13
〜22個の炭素数の範囲に相当するものであること
が教示されている。幾つかの炭素数の混合物もま
た記載されている。例えば、米国特許対4040900
号(再発行特許29960)中のC15〜C20アルケニル
無水コハク酸を参照されたい。 本発明の概要 本発明は、 (A) 無水マレイン酸と約182〜238の平均分子量を
有するC13〜C18の範囲内の直鎖α−オレフイン
との反応生成物、および、 (B) 無水マレイン酸と約224〜308の平均分子量を
有するC14〜C22の範囲内の直鎖内部オレフイン
または分枝鎖オレフインとの反応生成物{但
し、成分(B)は成分(A)より少なくとも10単位以上
高い分子量を有する} から成るすぐれた紙のサイジング特性を有する二
成分のアルケニル無水コハク酸組成物を提供す
る。 好ましくは、上記混合物は、約5〜40%の成分
(A)、そして、さらに好ましくは約10〜35%の成分
(A)を含有する。 本発明は、さらに、上記のアルケニル無水コハ
ク酸組成物を湿つた製紙パルプ中に分散させるこ
とによつて紙をサイズする方法にも関する。 本発明は、さらに、本発明の新奇のアルケニル
無水コハク酸組成物で織編物を含浸することによ
つて、その織編物に撥水性を付与するセルロース
織編物の処理方法に関する。 本発明は、また、 (A) α−オレフインを蒸留ゾーンに導入し、その
最低沸点のα−オレフインの少なくとも一部を
気化させ、そしてオーバーヘツドに取出し、 (B) その蒸留ゾーンからの残留残液(bottoms)
を異性化し、そのα−オレフイン含量を、その
全オレフイン残液含量の15%未満に減少させ、 (C) 工程(A)から回収したα−オレフインオーバー
ヘツド部分と工程(B)からの異性化したオレフイ
ン残液部分とを再組合せし、そして、 (D) 工程(C)からの再組合せしたオレフインと無水
マレイン酸とを反応させてアルケニル無水コハ
ク酸生成物を生成させる、 諸工程から成る無水マレイン酸とC13〜C22の範
囲内の直鎖α−オレフインの混合物とから本発明
のアルケニル無水コハク酸組成物を製造する好ま
しい方法を提供する。 本発明の方法のその他の特徴は、工程(A)から回
収した異性化されなかつたα−オレフインオーバ
ーヘツド部分および工程(B)の異性化されたオレフ
インボトムス部分を各々独立して無水マレイン酸
と反応させ、そして、その得られたアルケニル無
水コハク酸生成物を、次いで組合せて、本発明の
アルケニル無水コハク酸を生成させることであ
る。 好ましくは、工程(B)のα−オレフイン含量を、
その全オレフインボトムス含量の10%未満、そし
てさらに好ましくは、5%未満に減少させる。 その他の因子の中で、本発明は、本発明以前は
有効でないと見做されてきたある種の直鎖α−オ
レフインから誘導されるアルケニル無水コハク酸
が、その他のアルケニル無水コハク酸と特定の混
合物に組合せることができすぐれた製紙用サイズ
剤生成物が得られるという発明者の驚くべき発見
に基づいている。 本発明の付加的の利点は、液体アルケニル無水
コハク酸製造の出発供給原料として直鎖α−オレ
フインを使用するとき、そのアルケニル無水コハ
ク酸を形成する前のオレフインの処理が少なくて
済むことである。 本発明の詳細な説明 本発明の組成物は、説明したアルケニル無水コ
ハク酸成分を単に組合せるか、あるいはまた、前
駆体のオレフインを組合せ、そして次いで所望の
アルケニル無水コハク酸にするかのいずれかの方
法によつて製造できる。例えば、ワツクスの分
解、フイツシヤー−トロプツシユ(Fischer−
Tropsch)合成またはエチレンのオリゴマー化
(ethyleneoligomerization)から得られる広範囲
の直鎖α−オレフイン混合物を蒸留して軟質およ
び軽質部分を得ることができる。その重質部分
は、次いで異性化してその二重結合を内部位置に
移動させ、そして次いで本発明のアルケニル無水
コハク酸組成物にする前にその軽質部分と再び組
合せる。 本発明の組成物の成分(A)用のオレフイン供給物
は、支配的に直鎖1−オレフインであるべきであ
る。商業的の〔α−オレフイン〕中に存在するよ
うな少量の分枝鎖または内部オレフインが存在し
てもよい。 成分(A)または(B)のいずれかのオレフイン供給物
は、単一炭素数、近接炭素数の混合物から成るも
のでもよく、またはその範囲内の炭素数の任意の
組合せでもよい。 成分(B)用のオレフイン供給物は、直鎖または分
枝鎖でもよい。分枝鎖オレフインは、C3〜C11の
範囲の比較的低級のオレフインのオリゴマー化に
よるような種々の源から得られる。直鎖の場合
は、そのオレフインは実質的にα−オレフインを
含んでいてはならない。これらの直鎖オレフイン
は、脱水素(dehydrogenation)および塩素化−
脱塩酸化(Chlorination−dehydrochlorination)
のような当業界において周知の方法によつてn−
パラフインから得ることができる。あるいはま
た、その直鎖オレフインを本発明の好ましい方法
に基づいて、酸性または塩基性触媒を使用してα
−オレフインの異性化によつて製造することもで
きる。 本発明の方法において、成分(B)用のオレフイン
供給物は、C14〜C22の範囲内の直鎖α−オレフイ
ンの異性化によつて得られる直鎖内部オレフイン
である。この異性化は、酸性または塩基性の触媒
を用いて行うことができる。この異性化は、残留
するα−オレフインが15%以下、好ましくは10%
未満、そして、さらに好ましくは、5%未満のα
−オレフインを残す程度に十分行なわねばならな
い。これらのオレフインは、前記のようなその他
の源から得られる分枝鎖オレフインまたは内部直
鎖オレフインを加えて増量することもできる。一
般に、成分(B)用のオレフイン供給物は、実質的に
直鎖α−オレフインを含有してはならない。 この新奇のサイズ剤は、従来技術のサイズ剤に
引用されているすべての特徴および利点を発揮す
る。さらに、本発明の新奇なサイズ剤は、従来技
術に引用されているサイズ剤でサイズした紙に比
較してこのサイズ剤でサイズした紙に、酸性イン
キ、クエン酸、酪酸などのような酸性液体に対し
て特に良好な耐性を付与する。前記の性質に加え
て、これらのサイズ剤は、みようばん(alum)
および紙に添加することができる任意の顔料、填
料およびその他の成分と組合せて使用することが
できる。本発明のサイズ剤は、付加的のサイジン
グ効果を得るためにその他のサイズ剤と併用する
こともできる。なお、さらに利点としては、この
サイズ剤は紙の強度を損うことがなく、またある
種の補助剤と併用すると実際に、完成紙の強度を
増加させるであろう。完全なサイズ値を発現させ
るには緩和な乾燥またはキユアー(curing)条件
だけが必要である。 紙の製造においてこれらのサイズ剤を実際に使
用するには、熟練者の特定の要求に応じてさらに
変更された多くの手法上の変法によつて行なわれ
る。しかし、これらの方法のすべてにおいて、紙
の繊維の表面と緊密に接触できる微小滴の形状で
繊維スラリー全体に、このサイズ剤を均一に分散
させることが最も肝要なことを強調することが重
要である。均一な分散は、このサイズ剤を、はげ
しく攪拌しながらパルプに添加するか、または前
以て形成した完全に分散させたエマルシヨンでパ
ルプに添加することで得られる。化学的な分散剤
を、その繊維スラリーに添加してもよい。 本発明のサイズ剤を有効に利用するためのその
他の重要な因子には、カチオン性の物質との併用
または、これとは別に、一種類またはそれ以上の
カチオンまたはその他のプラスに荷電する成分を
生成するような方式でイオン化または解離するこ
とができる物質と併用する利用法が含まれる。 本明細書において後記するようなこれらカチオ
ン性薬剤は、サイズ剤を繊維に保留させるのに役
立つのみならず、これらサイズ剤をパルプ繊維へ
の密接な接近を促進する手段として有用であるこ
とが発見されている。サイジング工程において、
カチオン性薬剤として使用できる物質の中で、み
ようばん、塩化アルミニウム、長鎖脂肪族アミ
ン、アルミン酸ナトリウム、置換ポリアクリルア
ミド、硫酸第二クロム、動物グルー、カチオン性
熱硬化性樹脂およびポリアミドポリマーを挙げる
ことができる。カチオン性薬剤として使用するの
に特に興味のあるものは、第一、第二、第三また
は第四アミンデンプン誘導体をおよびその他のカ
チオン性窒素置換デンプン誘導体、おなじくカチ
オン性スルホニウムおよびホスホニウムデンプン
誘導体を含む各種のカチオン性デンプン誘導体で
ある。かような誘導体は、トウモロコシ、タピオ
カ、馬鈴薯、モチトウモロコシ、小麦および米を
含むあらゆる種類のデンプンから製造できる。さ
らにこれらは元のデンプン形状でもよく、または
これらが予備糊化されたもの(pregelatinized)、
冷水可溶生成物でもよい。 前記の任意のカチオン性薬剤を、原質(stock)
すなわちパルプスラリーに、サイズ剤の添加前、
一緒に、および後のいずれかで添加できる。しか
し、最大限によく分布させるためには、そのカチ
オン性薬剤を、サイズ剤に引続いて、または、こ
れと直接組合せて添加するのが好ましい。カチオ
ン性薬剤またはサイズ剤の原質への実際の添加
は、湿パルプを乾燥ウエブ(dry web)またはシ
ートに最終的に仕上げる前の製紙工程の任意の箇
所において行うことができる。従つて、例えば、
パルプがヘツドボツクス、ビーター、ハイドロパ
ルパーまたはストツクチエストにある間に、これ
らのサイズ剤を添加できる。 良好なサイズを得るためには、そのサイズ剤を
できる限りの小さい粒子寸法にして、その繊維全
般に均一に分散させることが望ましい。これを達
成するための一つの方法は、そのサイズ剤を原質
に添加する前に、高速アジテーター、機械的ホモ
ジナイザーのような機械的手段または適当な乳化
剤のいずれかを使用して乳化させることである。
できうれば、カチオン性薬剤を乳化剤として使用
することが極めて望ましいことであり、カチオン
性デンプン誘導体を使用するときのこの方法は特
に成功する。サイズ剤の乳化剤として使用しても
よい適用可能な非−カチオン性乳化剤の中には、
普通のデンプン、非−カチオン性デンプン誘導
体、デキストリン、カルボキシメチルセルロー
ス、アラビアゴム、ゼラチンおよびポリビニルア
ルコールのようなハイドロコロイド(hydro
colloids)ならびに種々の界面活性剤を挙げるこ
とができる。かような界面活性剤の例には、ポリ
オキシエチレンソルビタントリオレエート、ポリ
オキシエチレンソルビトールオレエート−ラウレ
ートが含まれる。かような非カチオン性乳化剤を
使用するときは、乳化されたサイズ剤をパルプス
ラリー添加後にカチオン性薬剤をパルプスラリー
に別々に添加するのが時々望ましい。乳化剤を使
用してこれらのエマルシヨンを製造する場合は、
通常乳化剤を先づ水中に分散させ、次いで、はげ
しく攪拌しながらサイズ剤を導入する。あるいは
また、米国特許第4040900号に記載されている乳
化法を用いてもよい。 本発明の新奇のサイズ剤を用いて製造した紙の
耐水性は、得られたウエブ、シートまたは成型生
成物を硬化させることによつて一層向上する。こ
の硬化工程には、その紙を80〜150℃の温度にお
いて1〜60分の間加熱する方法が含まれる。しか
し、ポストキユアリング(post curing)は、本
発明の方法を成功させるために本質的なものでな
いことに留意すべきである。もちろん、本発明の
サイズ剤は、セルロース繊維、セルロース繊維と
非セルロース繊維の組合せの両者のあらゆる種類
のものから製造された紙のサイジングに成功裡に
使用できる。使用しうるセルロース繊維には、
晒、未晒サルフエート(クラフト)、晒、未晒サ
ルフアイト、晒、未晒ソーダ、中性サルフアイ
ト、セミケミカルケミグラウド−ウツド、砕木の
名繊維およびこれらの繊維の任意の組合せが含ま
れる。これらの名称は、紙パルプ産業において使
用されている各種の方法によつて製造されている
木材パルプ繊維を示すのに用いる。さらに、ビス
コースレーヨンの合成繊維または再生セルロース
系のものも使用できる。 あらゆる種類の顔料および填料が、本発明の新
奇なサイズ剤でサイズする紙に使用することがで
きる。かような物質には、クレー、タルク、二酸
化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウムおよ
び珪藻上が含まれる。みようばん、同じくその他
のサイズ剤を含めて、その他の添加剤もこれらの
サイズ剤と共に使用することができる。 使用割合に関しては、このサイズ剤は、完成シ
ートまたはウエブ中のパルプの乾燥重量の約0.05
〜約3.0%の範囲の量で使用される。3%を超え
る量を使用してもよいが、サイズ特性の増加によ
る利益の割には、通常は経済的に引合わない。前
記の範囲内であると、使用されるべきサイズの正
確な量は、使用するパルプの種類、特定の操業条
件、およびその紙が予定されている特定の最終用
途によつて大部分が決定されるであろう。例え
ば、良好な耐水性またはインキ保持性(ink
holdout)を必要とするであろう紙では、そうで
ない紙よりも高濃度のサイズ剤を使用する必要が
あろう。これらのサイズ剤と併用できるカチオン
性薬剤の量に関しても同様な因子が適用できる。
熟練者は、彼の特定の作業条件に適用できるこれ
らの物質の任意の濃度を見出して使用するであろ
う。しかし、普通の状況下では、サイズ剤1部当
りカチオン性薬剤が0.5〜2.0重量部が通常は適切
な範囲であろう。そのカチオン性薬剤が、その紙
中の乾燥パルプ重量の少なくとも0.025%の量で
存在することに気付くであろう。 本発明のアルケニル無水コハク酸組成物は、セ
ルロース織編物に撥水性を付与するのにも使用す
ることができる。前述した撥水性組成物を、紙の
サイジングに使用したと同じ水性エマルシヨンで
布に適用することができる。このエマルシヨン
は、織編物上に噴霧してもよく、またはこの誘導
体をその織編物全般に均一に分布させるように、
その織編物をそのエマルシヨンに含浸させてもよ
い。含浸した織編物は、次いでその溶液から取出
し、そして空気乾燥する。空気乾燥後に、その布
を、次いでその布中の含浸薬剤を硬化させるため
に好ましくは100℃を超える温度で加熱する。約
125℃の温度において15〜20分間加熱するのが好
都合であることが判明している。これより低温度
であるとこの硬化処理を効果的に行なうにはこれ
より長い時間を必要とする。商業的に実施するた
めには、この硬化時間をできるだけ短かくすべき
であり、一般的に1時間未満である。比較的高温
度においては、この加熱硬化は比較的短時間で達
成できる。この加熱硬化処理を行うための上限温
度は、織編物が褐色または変色し始める温度で限
定する。本発明の組成物を使用する場合、織編物
の約0.7〜2.5重量%のアルケニル無水コハク酸で
含浸するのが好ましい。 次の実施例は、本発明の原理に基づいて本発明
を説明するために提供するものであつて、添付し
た特許請求の範囲に示した以外の如何なる方法に
おいても本発明を限定するものと解釈すべきでは
ない。 実施例 実施例 1 本実施例は、サイジングに使用するのに好適な
標準の直鎖アルケニル無水コハク酸の製法を説明
する。 供給オレフインは、石油ワツクスの分解から得
られたもので、本来は、約88%の直鎖α−オレフ
インを含有したものである。これは約18%のC15、
19%のC16、18%のC17、18%のC18、15%のC19お
よび12%のC20を含有するC15〜C20の同族体
(homologs)の混合物から成つていた。この混合
物を、酸性触媒を用いてそのα−オレフイン含量
が7%に減少するまで異性化した。その二重結合
は、2−位置およびさらに内部位置まで移動し
た。 前記の直鎖内部オレフイン混合物(329g、1.35
モル)を、オートクレーブ中において無水マレイ
ン酸(98g、1.0モル)と共に230℃において31/4 時間加熱した。95%以上の無水マレイン酸がその
オレフインと反応したアルケニル無水コハク酸生
成物になつた。その粗生成物を25mmHgにおいて
260℃まで熱し、40分間に亘つて窒素を放出しな
がら未反応の無水マレイン酸およびオレフインを
除去した。 残留したアルケニル無水コハク酸は、約5℃の
流動点を有する麦桿色の液体で、流体ではあるが
この温度で1晩放置すると若干の固体を形成し
た。 この生成物は、普通の商業的の直鎖アルケニル
無水コハク酸と非常によく似ていた。これは、米
国特許第4040900号(再発行特許29960)に記載の
もののように各種の試験において良好な紙のサイ
ズ結果を与えた。 実施例 2 実施例1に記載のようにアルケニル無水コハク
酸を製造した。但し、供給オレフインの炭素数範
囲は、25%のC15、30%のC16、29%のC17および
15%のC18から成るものであつた。異性化後の残
留α−オレフイン含量は7%であつた。誘導され
たアルケニル無水コハク酸は、透明な液体で5℃
で1晩放置しても固体を生成しなかつた。 実施例 3 実施例1に記載のようにして同様な直鎖α−オ
レフインからアルケニル無水コハク酸を製造し
た、但し、そのオレフイン異性化工程を省略し
た。このアルケニル無水コハク酸生成物は、固体
であり、通常の水性エマルシヨン法によつてサイ
ズには全く不適であつた。 実施例 4 実施例1において使用したα−オレフイン供給
物を蒸留して平均分子量212、そして88%のC15お
よび9%のC16から成る比較的低沸点の留分を得
た。実施例1の工程を用いてアルケニル無水コハ
ク酸を製造した。但し、異性化工程は省略した。
このアルケニル無水コハク酸は固体であり、サイ
ジング用としては不適であつた。 実施例 5 実施例4のアルケニル無水コハク酸を成分Aと
し、C16〜18アルケニル無水コハク酸を成分Bとし
て使用して本発明の組成物の例を製造した。その
C16〜18α−オレフイン部分は、実施例4のC15留
分を蒸留除去した残液中のものであつた。この
C16〜18部分は、約34%のC16、34%のC17および27
%のC18を含み、平均分子量が237のものであつ
た。このC16〜18部分を異性化してα−オレフイン
含量を7%に減少させ、そして実施例1のように
アルケニル無水コハク酸を製造した。最終的のア
ルケニル無水コハク酸混合物は、22.5%の成分A
および77.5%の成分Bを含有した。この組成物
は、室温において透明な液体であつた。これは5
℃で一晩放置しても流体のままであつたが、若干
の固体を形成した。 実施例 6 実施例5に記載のようにして本発明の組成物の
他の例を製造した、但し、成分Bのアルケニル無
水コハク酸を製造するのに用いたC16〜18オレフイ
ンを無水マレイン酸と反応させる前に、さらに完
全に異性化した。この場合には残留するα−オレ
フインは7%ではなく、異性化後に残留したα−
オレフインは僅かに2%であつた。 このC16〜18はオレフインを無水マレイン酸と反
応させ、そして得られたアルケニル無水コハク酸
を実施例4のアルケニル無水コハク酸と実施例5
のように22.5/77.5の比で混合した。この組成物
は室温において液体であり、そして5℃において
一晩放置しても何等の固体も生成しなかつた。 実施例 7 米国特許第4040900号(再発行特許29960)に記
載の方法を用いて紙のサイズ実験およびサイズ有
効度評価を行つた。試験した各アルケニル無水コ
ハク酸に対し8個の結果を得た。アルケニル無水
コハク酸を二水準、すなわち乾燥繊維重量に基づ
いて0.2%および0.4%で紙に添加した。各々の場
合、カチオンデンプンをそのアルケニル無水コハ
ク酸水準の二倍使用した。両アルケニル無水コハ
ク酸水準において、みようばんを0.5%添加して
試験を行つた。サイズした紙についてハーキユレ
スサイズ試験(Hercules size test)(終点、80
%反射率において)および米国特許等4040900号
に記載の過マンガン酸カリ試験の両者を用いて評
価した。 各アルケニル無水コハク酸について、各終点ま
での時間を平均してその結果を第1表に示す。
良された液体アルケニル無水コハク酸混合物およ
びその製造方法に関する。本発明は、また、紙お
よび板紙製品のサイジングの改良方法に関する。
さらに、本発明の特徴は、セルロース織編物に撥
水性を付与するための改良方法に関する。 長鎖長のアルケニル無水コハク酸は、製紙用の
有効なサイズ剤として使用できることは当業界に
おいて公知である。例えば、米国特許第3102064
号、同第3821069号、同第3968005号および同第
4040900号(再発行特許29960号)を参照された
い。これらのアルケニル無水コハク酸は、また織
編物の処理剤としても使用されている。米国特許
第2903382号を参照されたい。これらサイズ剤の
アルケニル基の有用な分子量範囲は、炭素原子8
〜35個の範囲内であることが種々の文献に記載さ
れている。 これらの従来技術のサイズ剤は、水性エマルシ
ヨンのような高度に分散された形状において最も
良く適用できることもまた公知である。しかし、
直鎖α−オレフインから製造されたアルケニル無
水コハク酸は、周囲温度において固体であり、従
つて、これらのエマルシヨンを形成する場合には
効果的ではない。この観点から、商業的のアルケ
ニル無水コハク酸製紙用サイズ剤は、異性化した
直鎖α−オレフイン(すなわち、直鎖内部オレフ
イン)または分枝鎖オレフインから製造されてい
る。例えば、しばしば引用される米国特許第
3102064号の〔イソオクタデセニル無水コハク酸〕
を参照されたい。 さらに有効な、または好ましいアルケニル無水
コハク酸のアルケニル基の分子量は、炭素原子13
〜22個の炭素数の範囲に相当するものであること
が教示されている。幾つかの炭素数の混合物もま
た記載されている。例えば、米国特許対4040900
号(再発行特許29960)中のC15〜C20アルケニル
無水コハク酸を参照されたい。 本発明の概要 本発明は、 (A) 無水マレイン酸と約182〜238の平均分子量を
有するC13〜C18の範囲内の直鎖α−オレフイン
との反応生成物、および、 (B) 無水マレイン酸と約224〜308の平均分子量を
有するC14〜C22の範囲内の直鎖内部オレフイン
または分枝鎖オレフインとの反応生成物{但
し、成分(B)は成分(A)より少なくとも10単位以上
高い分子量を有する} から成るすぐれた紙のサイジング特性を有する二
成分のアルケニル無水コハク酸組成物を提供す
る。 好ましくは、上記混合物は、約5〜40%の成分
(A)、そして、さらに好ましくは約10〜35%の成分
(A)を含有する。 本発明は、さらに、上記のアルケニル無水コハ
ク酸組成物を湿つた製紙パルプ中に分散させるこ
とによつて紙をサイズする方法にも関する。 本発明は、さらに、本発明の新奇のアルケニル
無水コハク酸組成物で織編物を含浸することによ
つて、その織編物に撥水性を付与するセルロース
織編物の処理方法に関する。 本発明は、また、 (A) α−オレフインを蒸留ゾーンに導入し、その
最低沸点のα−オレフインの少なくとも一部を
気化させ、そしてオーバーヘツドに取出し、 (B) その蒸留ゾーンからの残留残液(bottoms)
を異性化し、そのα−オレフイン含量を、その
全オレフイン残液含量の15%未満に減少させ、 (C) 工程(A)から回収したα−オレフインオーバー
ヘツド部分と工程(B)からの異性化したオレフイ
ン残液部分とを再組合せし、そして、 (D) 工程(C)からの再組合せしたオレフインと無水
マレイン酸とを反応させてアルケニル無水コハ
ク酸生成物を生成させる、 諸工程から成る無水マレイン酸とC13〜C22の範
囲内の直鎖α−オレフインの混合物とから本発明
のアルケニル無水コハク酸組成物を製造する好ま
しい方法を提供する。 本発明の方法のその他の特徴は、工程(A)から回
収した異性化されなかつたα−オレフインオーバ
ーヘツド部分および工程(B)の異性化されたオレフ
インボトムス部分を各々独立して無水マレイン酸
と反応させ、そして、その得られたアルケニル無
水コハク酸生成物を、次いで組合せて、本発明の
アルケニル無水コハク酸を生成させることであ
る。 好ましくは、工程(B)のα−オレフイン含量を、
その全オレフインボトムス含量の10%未満、そし
てさらに好ましくは、5%未満に減少させる。 その他の因子の中で、本発明は、本発明以前は
有効でないと見做されてきたある種の直鎖α−オ
レフインから誘導されるアルケニル無水コハク酸
が、その他のアルケニル無水コハク酸と特定の混
合物に組合せることができすぐれた製紙用サイズ
剤生成物が得られるという発明者の驚くべき発見
に基づいている。 本発明の付加的の利点は、液体アルケニル無水
コハク酸製造の出発供給原料として直鎖α−オレ
フインを使用するとき、そのアルケニル無水コハ
ク酸を形成する前のオレフインの処理が少なくて
済むことである。 本発明の詳細な説明 本発明の組成物は、説明したアルケニル無水コ
ハク酸成分を単に組合せるか、あるいはまた、前
駆体のオレフインを組合せ、そして次いで所望の
アルケニル無水コハク酸にするかのいずれかの方
法によつて製造できる。例えば、ワツクスの分
解、フイツシヤー−トロプツシユ(Fischer−
Tropsch)合成またはエチレンのオリゴマー化
(ethyleneoligomerization)から得られる広範囲
の直鎖α−オレフイン混合物を蒸留して軟質およ
び軽質部分を得ることができる。その重質部分
は、次いで異性化してその二重結合を内部位置に
移動させ、そして次いで本発明のアルケニル無水
コハク酸組成物にする前にその軽質部分と再び組
合せる。 本発明の組成物の成分(A)用のオレフイン供給物
は、支配的に直鎖1−オレフインであるべきであ
る。商業的の〔α−オレフイン〕中に存在するよ
うな少量の分枝鎖または内部オレフインが存在し
てもよい。 成分(A)または(B)のいずれかのオレフイン供給物
は、単一炭素数、近接炭素数の混合物から成るも
のでもよく、またはその範囲内の炭素数の任意の
組合せでもよい。 成分(B)用のオレフイン供給物は、直鎖または分
枝鎖でもよい。分枝鎖オレフインは、C3〜C11の
範囲の比較的低級のオレフインのオリゴマー化に
よるような種々の源から得られる。直鎖の場合
は、そのオレフインは実質的にα−オレフインを
含んでいてはならない。これらの直鎖オレフイン
は、脱水素(dehydrogenation)および塩素化−
脱塩酸化(Chlorination−dehydrochlorination)
のような当業界において周知の方法によつてn−
パラフインから得ることができる。あるいはま
た、その直鎖オレフインを本発明の好ましい方法
に基づいて、酸性または塩基性触媒を使用してα
−オレフインの異性化によつて製造することもで
きる。 本発明の方法において、成分(B)用のオレフイン
供給物は、C14〜C22の範囲内の直鎖α−オレフイ
ンの異性化によつて得られる直鎖内部オレフイン
である。この異性化は、酸性または塩基性の触媒
を用いて行うことができる。この異性化は、残留
するα−オレフインが15%以下、好ましくは10%
未満、そして、さらに好ましくは、5%未満のα
−オレフインを残す程度に十分行なわねばならな
い。これらのオレフインは、前記のようなその他
の源から得られる分枝鎖オレフインまたは内部直
鎖オレフインを加えて増量することもできる。一
般に、成分(B)用のオレフイン供給物は、実質的に
直鎖α−オレフインを含有してはならない。 この新奇のサイズ剤は、従来技術のサイズ剤に
引用されているすべての特徴および利点を発揮す
る。さらに、本発明の新奇なサイズ剤は、従来技
術に引用されているサイズ剤でサイズした紙に比
較してこのサイズ剤でサイズした紙に、酸性イン
キ、クエン酸、酪酸などのような酸性液体に対し
て特に良好な耐性を付与する。前記の性質に加え
て、これらのサイズ剤は、みようばん(alum)
および紙に添加することができる任意の顔料、填
料およびその他の成分と組合せて使用することが
できる。本発明のサイズ剤は、付加的のサイジン
グ効果を得るためにその他のサイズ剤と併用する
こともできる。なお、さらに利点としては、この
サイズ剤は紙の強度を損うことがなく、またある
種の補助剤と併用すると実際に、完成紙の強度を
増加させるであろう。完全なサイズ値を発現させ
るには緩和な乾燥またはキユアー(curing)条件
だけが必要である。 紙の製造においてこれらのサイズ剤を実際に使
用するには、熟練者の特定の要求に応じてさらに
変更された多くの手法上の変法によつて行なわれ
る。しかし、これらの方法のすべてにおいて、紙
の繊維の表面と緊密に接触できる微小滴の形状で
繊維スラリー全体に、このサイズ剤を均一に分散
させることが最も肝要なことを強調することが重
要である。均一な分散は、このサイズ剤を、はげ
しく攪拌しながらパルプに添加するか、または前
以て形成した完全に分散させたエマルシヨンでパ
ルプに添加することで得られる。化学的な分散剤
を、その繊維スラリーに添加してもよい。 本発明のサイズ剤を有効に利用するためのその
他の重要な因子には、カチオン性の物質との併用
または、これとは別に、一種類またはそれ以上の
カチオンまたはその他のプラスに荷電する成分を
生成するような方式でイオン化または解離するこ
とができる物質と併用する利用法が含まれる。 本明細書において後記するようなこれらカチオ
ン性薬剤は、サイズ剤を繊維に保留させるのに役
立つのみならず、これらサイズ剤をパルプ繊維へ
の密接な接近を促進する手段として有用であるこ
とが発見されている。サイジング工程において、
カチオン性薬剤として使用できる物質の中で、み
ようばん、塩化アルミニウム、長鎖脂肪族アミ
ン、アルミン酸ナトリウム、置換ポリアクリルア
ミド、硫酸第二クロム、動物グルー、カチオン性
熱硬化性樹脂およびポリアミドポリマーを挙げる
ことができる。カチオン性薬剤として使用するの
に特に興味のあるものは、第一、第二、第三また
は第四アミンデンプン誘導体をおよびその他のカ
チオン性窒素置換デンプン誘導体、おなじくカチ
オン性スルホニウムおよびホスホニウムデンプン
誘導体を含む各種のカチオン性デンプン誘導体で
ある。かような誘導体は、トウモロコシ、タピオ
カ、馬鈴薯、モチトウモロコシ、小麦および米を
含むあらゆる種類のデンプンから製造できる。さ
らにこれらは元のデンプン形状でもよく、または
これらが予備糊化されたもの(pregelatinized)、
冷水可溶生成物でもよい。 前記の任意のカチオン性薬剤を、原質(stock)
すなわちパルプスラリーに、サイズ剤の添加前、
一緒に、および後のいずれかで添加できる。しか
し、最大限によく分布させるためには、そのカチ
オン性薬剤を、サイズ剤に引続いて、または、こ
れと直接組合せて添加するのが好ましい。カチオ
ン性薬剤またはサイズ剤の原質への実際の添加
は、湿パルプを乾燥ウエブ(dry web)またはシ
ートに最終的に仕上げる前の製紙工程の任意の箇
所において行うことができる。従つて、例えば、
パルプがヘツドボツクス、ビーター、ハイドロパ
ルパーまたはストツクチエストにある間に、これ
らのサイズ剤を添加できる。 良好なサイズを得るためには、そのサイズ剤を
できる限りの小さい粒子寸法にして、その繊維全
般に均一に分散させることが望ましい。これを達
成するための一つの方法は、そのサイズ剤を原質
に添加する前に、高速アジテーター、機械的ホモ
ジナイザーのような機械的手段または適当な乳化
剤のいずれかを使用して乳化させることである。
できうれば、カチオン性薬剤を乳化剤として使用
することが極めて望ましいことであり、カチオン
性デンプン誘導体を使用するときのこの方法は特
に成功する。サイズ剤の乳化剤として使用しても
よい適用可能な非−カチオン性乳化剤の中には、
普通のデンプン、非−カチオン性デンプン誘導
体、デキストリン、カルボキシメチルセルロー
ス、アラビアゴム、ゼラチンおよびポリビニルア
ルコールのようなハイドロコロイド(hydro
colloids)ならびに種々の界面活性剤を挙げるこ
とができる。かような界面活性剤の例には、ポリ
オキシエチレンソルビタントリオレエート、ポリ
オキシエチレンソルビトールオレエート−ラウレ
ートが含まれる。かような非カチオン性乳化剤を
使用するときは、乳化されたサイズ剤をパルプス
ラリー添加後にカチオン性薬剤をパルプスラリー
に別々に添加するのが時々望ましい。乳化剤を使
用してこれらのエマルシヨンを製造する場合は、
通常乳化剤を先づ水中に分散させ、次いで、はげ
しく攪拌しながらサイズ剤を導入する。あるいは
また、米国特許第4040900号に記載されている乳
化法を用いてもよい。 本発明の新奇のサイズ剤を用いて製造した紙の
耐水性は、得られたウエブ、シートまたは成型生
成物を硬化させることによつて一層向上する。こ
の硬化工程には、その紙を80〜150℃の温度にお
いて1〜60分の間加熱する方法が含まれる。しか
し、ポストキユアリング(post curing)は、本
発明の方法を成功させるために本質的なものでな
いことに留意すべきである。もちろん、本発明の
サイズ剤は、セルロース繊維、セルロース繊維と
非セルロース繊維の組合せの両者のあらゆる種類
のものから製造された紙のサイジングに成功裡に
使用できる。使用しうるセルロース繊維には、
晒、未晒サルフエート(クラフト)、晒、未晒サ
ルフアイト、晒、未晒ソーダ、中性サルフアイ
ト、セミケミカルケミグラウド−ウツド、砕木の
名繊維およびこれらの繊維の任意の組合せが含ま
れる。これらの名称は、紙パルプ産業において使
用されている各種の方法によつて製造されている
木材パルプ繊維を示すのに用いる。さらに、ビス
コースレーヨンの合成繊維または再生セルロース
系のものも使用できる。 あらゆる種類の顔料および填料が、本発明の新
奇なサイズ剤でサイズする紙に使用することがで
きる。かような物質には、クレー、タルク、二酸
化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウムおよ
び珪藻上が含まれる。みようばん、同じくその他
のサイズ剤を含めて、その他の添加剤もこれらの
サイズ剤と共に使用することができる。 使用割合に関しては、このサイズ剤は、完成シ
ートまたはウエブ中のパルプの乾燥重量の約0.05
〜約3.0%の範囲の量で使用される。3%を超え
る量を使用してもよいが、サイズ特性の増加によ
る利益の割には、通常は経済的に引合わない。前
記の範囲内であると、使用されるべきサイズの正
確な量は、使用するパルプの種類、特定の操業条
件、およびその紙が予定されている特定の最終用
途によつて大部分が決定されるであろう。例え
ば、良好な耐水性またはインキ保持性(ink
holdout)を必要とするであろう紙では、そうで
ない紙よりも高濃度のサイズ剤を使用する必要が
あろう。これらのサイズ剤と併用できるカチオン
性薬剤の量に関しても同様な因子が適用できる。
熟練者は、彼の特定の作業条件に適用できるこれ
らの物質の任意の濃度を見出して使用するであろ
う。しかし、普通の状況下では、サイズ剤1部当
りカチオン性薬剤が0.5〜2.0重量部が通常は適切
な範囲であろう。そのカチオン性薬剤が、その紙
中の乾燥パルプ重量の少なくとも0.025%の量で
存在することに気付くであろう。 本発明のアルケニル無水コハク酸組成物は、セ
ルロース織編物に撥水性を付与するのにも使用す
ることができる。前述した撥水性組成物を、紙の
サイジングに使用したと同じ水性エマルシヨンで
布に適用することができる。このエマルシヨン
は、織編物上に噴霧してもよく、またはこの誘導
体をその織編物全般に均一に分布させるように、
その織編物をそのエマルシヨンに含浸させてもよ
い。含浸した織編物は、次いでその溶液から取出
し、そして空気乾燥する。空気乾燥後に、その布
を、次いでその布中の含浸薬剤を硬化させるため
に好ましくは100℃を超える温度で加熱する。約
125℃の温度において15〜20分間加熱するのが好
都合であることが判明している。これより低温度
であるとこの硬化処理を効果的に行なうにはこれ
より長い時間を必要とする。商業的に実施するた
めには、この硬化時間をできるだけ短かくすべき
であり、一般的に1時間未満である。比較的高温
度においては、この加熱硬化は比較的短時間で達
成できる。この加熱硬化処理を行うための上限温
度は、織編物が褐色または変色し始める温度で限
定する。本発明の組成物を使用する場合、織編物
の約0.7〜2.5重量%のアルケニル無水コハク酸で
含浸するのが好ましい。 次の実施例は、本発明の原理に基づいて本発明
を説明するために提供するものであつて、添付し
た特許請求の範囲に示した以外の如何なる方法に
おいても本発明を限定するものと解釈すべきでは
ない。 実施例 実施例 1 本実施例は、サイジングに使用するのに好適な
標準の直鎖アルケニル無水コハク酸の製法を説明
する。 供給オレフインは、石油ワツクスの分解から得
られたもので、本来は、約88%の直鎖α−オレフ
インを含有したものである。これは約18%のC15、
19%のC16、18%のC17、18%のC18、15%のC19お
よび12%のC20を含有するC15〜C20の同族体
(homologs)の混合物から成つていた。この混合
物を、酸性触媒を用いてそのα−オレフイン含量
が7%に減少するまで異性化した。その二重結合
は、2−位置およびさらに内部位置まで移動し
た。 前記の直鎖内部オレフイン混合物(329g、1.35
モル)を、オートクレーブ中において無水マレイ
ン酸(98g、1.0モル)と共に230℃において31/4 時間加熱した。95%以上の無水マレイン酸がその
オレフインと反応したアルケニル無水コハク酸生
成物になつた。その粗生成物を25mmHgにおいて
260℃まで熱し、40分間に亘つて窒素を放出しな
がら未反応の無水マレイン酸およびオレフインを
除去した。 残留したアルケニル無水コハク酸は、約5℃の
流動点を有する麦桿色の液体で、流体ではあるが
この温度で1晩放置すると若干の固体を形成し
た。 この生成物は、普通の商業的の直鎖アルケニル
無水コハク酸と非常によく似ていた。これは、米
国特許第4040900号(再発行特許29960)に記載の
もののように各種の試験において良好な紙のサイ
ズ結果を与えた。 実施例 2 実施例1に記載のようにアルケニル無水コハク
酸を製造した。但し、供給オレフインの炭素数範
囲は、25%のC15、30%のC16、29%のC17および
15%のC18から成るものであつた。異性化後の残
留α−オレフイン含量は7%であつた。誘導され
たアルケニル無水コハク酸は、透明な液体で5℃
で1晩放置しても固体を生成しなかつた。 実施例 3 実施例1に記載のようにして同様な直鎖α−オ
レフインからアルケニル無水コハク酸を製造し
た、但し、そのオレフイン異性化工程を省略し
た。このアルケニル無水コハク酸生成物は、固体
であり、通常の水性エマルシヨン法によつてサイ
ズには全く不適であつた。 実施例 4 実施例1において使用したα−オレフイン供給
物を蒸留して平均分子量212、そして88%のC15お
よび9%のC16から成る比較的低沸点の留分を得
た。実施例1の工程を用いてアルケニル無水コハ
ク酸を製造した。但し、異性化工程は省略した。
このアルケニル無水コハク酸は固体であり、サイ
ジング用としては不適であつた。 実施例 5 実施例4のアルケニル無水コハク酸を成分Aと
し、C16〜18アルケニル無水コハク酸を成分Bとし
て使用して本発明の組成物の例を製造した。その
C16〜18α−オレフイン部分は、実施例4のC15留
分を蒸留除去した残液中のものであつた。この
C16〜18部分は、約34%のC16、34%のC17および27
%のC18を含み、平均分子量が237のものであつ
た。このC16〜18部分を異性化してα−オレフイン
含量を7%に減少させ、そして実施例1のように
アルケニル無水コハク酸を製造した。最終的のア
ルケニル無水コハク酸混合物は、22.5%の成分A
および77.5%の成分Bを含有した。この組成物
は、室温において透明な液体であつた。これは5
℃で一晩放置しても流体のままであつたが、若干
の固体を形成した。 実施例 6 実施例5に記載のようにして本発明の組成物の
他の例を製造した、但し、成分Bのアルケニル無
水コハク酸を製造するのに用いたC16〜18オレフイ
ンを無水マレイン酸と反応させる前に、さらに完
全に異性化した。この場合には残留するα−オレ
フインは7%ではなく、異性化後に残留したα−
オレフインは僅かに2%であつた。 このC16〜18はオレフインを無水マレイン酸と反
応させ、そして得られたアルケニル無水コハク酸
を実施例4のアルケニル無水コハク酸と実施例5
のように22.5/77.5の比で混合した。この組成物
は室温において液体であり、そして5℃において
一晩放置しても何等の固体も生成しなかつた。 実施例 7 米国特許第4040900号(再発行特許29960)に記
載の方法を用いて紙のサイズ実験およびサイズ有
効度評価を行つた。試験した各アルケニル無水コ
ハク酸に対し8個の結果を得た。アルケニル無水
コハク酸を二水準、すなわち乾燥繊維重量に基づ
いて0.2%および0.4%で紙に添加した。各々の場
合、カチオンデンプンをそのアルケニル無水コハ
ク酸水準の二倍使用した。両アルケニル無水コハ
ク酸水準において、みようばんを0.5%添加して
試験を行つた。サイズした紙についてハーキユレ
スサイズ試験(Hercules size test)(終点、80
%反射率において)および米国特許等4040900号
に記載の過マンガン酸カリ試験の両者を用いて評
価した。 各アルケニル無水コハク酸について、各終点ま
での時間を平均してその結果を第1表に示す。
【表】
第1表の結果は、本発明のアルケニル無水コハ
ク酸、すなわち実施例5および6は、実施例1お
よび2の公知のアルケニル無水コハク酸組成物に
比較してすぐれたサイズ効果を示すことを証明し
ている。 実施例 8 実施例4からのアルケニル無水コハク酸20%と
プロピレンのオリゴマー化によつて製造したC15
〜C20の分枝オレフイン混合物から誘導されたア
ルケニル無水コハク酸80%とを混合して実施例5
および6に記載と同様の組成物を製造した。この
組成物は、室温において液体であり、そして5℃
において一晩放置しても何等の固体も生成しなか
つた。
ク酸、すなわち実施例5および6は、実施例1お
よび2の公知のアルケニル無水コハク酸組成物に
比較してすぐれたサイズ効果を示すことを証明し
ている。 実施例 8 実施例4からのアルケニル無水コハク酸20%と
プロピレンのオリゴマー化によつて製造したC15
〜C20の分枝オレフイン混合物から誘導されたア
ルケニル無水コハク酸80%とを混合して実施例5
および6に記載と同様の組成物を製造した。この
組成物は、室温において液体であり、そして5℃
において一晩放置しても何等の固体も生成しなか
つた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 無水マレイン酸とC13〜C18の範囲内の直
鎖α−オレフインとの反応生成物、および (B) 無水マレイン酸とC14〜C22の範囲内の直鎖内
部オレフインまたは分枝鎖オレフインとの反応
生成物 を含んでおり、成分(B)は成分(A)より少なくとも10
単位高い分子量を有している、ことを特徴とする
アルケニル無水コハク酸組成物。 2 約5〜約40%の成分(A)を含有する、特許請求
の範囲第1項に記載の組成物。 3 約10〜約35%の成分(A)を含有する、特許請求
の範囲第2項に記載の組成物。 4 成分(A)用のそのオレフイン供給物の平均分子
量が、約182〜238であり、そして成分(B)用のその
オレフイン供給物の平均分子量が約224〜308であ
る、特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 5 (A) 無水マレイン酸とC13〜C18の範囲内の直
鎖α−オレフインとの反応生成物、および (B) 無水マレイン酸とC14〜C22の範囲内の直鎖内
部オレフインまたは分枝鎖オレフインとの反応
生成物 を含んでおり、成分(B)は成分(A)より少なくとも10
単位高い分子量を有している、アルケニル無水コ
ハク酸組成物を、湿潤パルプを乾燥ウエブに最終
的に転換する前に、その湿潤パルプ内に緊密に分
散させる工程を含むことを特徴とする紙のサイジ
ング方法。 6 組成物が約5〜約40%の成分(A)を含有する、
特許請求の範囲第5項に記載の方法。 7 組成物が約10〜約35%の成分(A)を含有する、
特許請求の範囲第6項に記載の方法。 8 成分(A)用のそのオレフイン供給物の平均分子
量が、約182〜238であり、その成分(B)用のそのオ
レフイン供給物の平均分子量が約224〜308であ
る、特許請求の範囲第5項に記載の方法。 9 組成物が水性エマルシヨンの形状である、特
許請求の範囲第5項に記載の方法。 10 (A) 無水マレイン酸とC13〜C18の範囲内の
直鎖α−オレフインとの反応生成物、および (B) 無水マレイン酸とC14〜C22の範囲内の直鎖内
部オレフインまたは分枝鎖オレフインとの反応
生成物 を含んでおり、成分(B)は成分(A)より少なくとも10
単位高い分子量を有している、アルケニル無水コ
ハク酸組成物を、セルロース編織物に含浸させ、
そして、その含浸させた編織物を、そのセルロー
ス編織物が変色する温度より低い温度において熱
硬化させることを特徴とする、セルロース編織物
にはつ水性を付与するためのセルロース編織物の
処理方法。 11 組成物が約5〜約40%の成分(A)を含有す
る、特許請求の範囲第10項に記載の方法。 12 組成物が約10〜約35%の成分(A)を含有す
る、特許請求の範囲第11項に記載の方法。 13 成分(A)用のそのオレフイン供給物の平均分
子量が、約182〜238であり、そして成分(B)用のそ
のオレフイン供給物の平均分子量が約224〜308で
ある、特許請求の範囲第10項に記載の方法。 14 無水マレイン酸と、C13〜C22の範囲内の直
鎖α−オレフインおよび直鎖内部オレフインの混
合物とからのアルケニル無水コハク酸組成物を製
造する方法であつて、 (i) C13〜C22の範囲内の直鎖α−オレフインの混
合物を蒸留ゾーンへ導入し、その最低沸点のα
−オレフインの少なくとも一部を気化させて、
塔頂に取出し、 (ii) その蒸留ゾーンからの残留する塔底液を異性
化し、そのα−オレフイン含量を全オレフイン
塔底液含量の15%未満に減少させ、 (iii) 工程()から回収したα−オレフイン塔頂
部分と工程()の異性化したオレフイン塔底
液部分とを再び組合せ、そして (iv) 工程()からの再組合せしたオレフインを
無水マレイン酸と反応させてアルケニル無水コ
ハク酸生成物を生成させる、 ことを特徴とする、前記方法。 15 工程()におけるそのα−オレフイン含
量を、全オレフイン残液含量の10%未満に減少さ
せる、特許請求の範囲第14項に記載の方法。 16 工程()におけるそのα−オレフイン含
量を、全オレフイン残液含量の5%未満に減少さ
せる、特許請求の範囲第15項に記載の方法。 17 工程()において、オーバーヘツドに取
出したそのオレフインの量が、その使用した全オ
レフイン量の約5〜40%である、特許請求の範囲
第14項に記載の方法。 18 工程()において、オーバーヘツドに取
出したそのオレフインの量が、使用したその全オ
レフイン量の約10〜35%である、特許請求の範囲
第17項に記載の方法。 19 工程()において、オーバーヘツドに取
出したそのオレフインの平均分子量が約182〜238
であり、そして工程()におけるその残液オレ
フインの平均分子量が約224〜308である、特許請
求の範囲第14項に記載の方法。 20 無水マレイン酸と、C13〜C22の範囲内の直
鎖α−オレフインおよび直鎖内部オレフインの混
合物とからのアルケニル無水コハク酸組成物を製
造する方法であつて、 (i) C13〜C22の範囲内の直鎖α−オレフインの混
合物を蒸留ゾーンへ導入し、その最低沸点のα
−オレフインの少なくとも一部を気化させ、そ
して塔頂に取出し、 (ii) その蒸留ゾーンからの残留する塔底液を異性
化し、そのα−オレフイン含量を、全オレフイ
ン塔底液含量の15%未満に減少させ、 (iii) 工程()から回収した異性化されてないα
−オレフイン塔頂部分および工程()の異性
化されたオレフイン塔底液部分を、独立に無水
マレイン酸と反応させ、そして (iv) 工程()の反応生成物を組合せて、アルケ
ニル無水コハク酸生成物を生成させる、 ことを特徴とする、前記方法。 21 工程()におけるそのα−オレフイン含
量を、全オレフイン残液含量の10%未満に減少さ
せる、特許請求の範囲第20項に記載の方法。 22 工程()におけるそのα−オレフイン含
量を、全オレフイン残液含量の5%未満に減少さ
せる、特許請求の範囲第21項に記載の方法。 23 工程()においてオーバーヘツドに取出
したそのオレフインの量が、使用したその全オレ
フインの約5〜40%である、特許請求の範囲第2
0項に記載の方法。 24 工程()においてオーバーヘツドに取出
したそのオレフインの量が、使用した全オレフイ
ンの約10〜35%である、特許請求の範囲第23項
に記載の方法。 25 工程()においてオーバーヘツドに取出
したそのオレフインの平均分子量が約182〜238で
あり、そして工程()におけるその残液オレフ
インの平均分子量が約224〜308である、特許請求
の範囲第20項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US41010882A | 1982-08-20 | 1982-08-20 | |
| US410108 | 1982-08-20 | ||
| US410113 | 1982-08-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5962580A JPS5962580A (ja) | 1984-04-10 |
| JPH0533227B2 true JPH0533227B2 (ja) | 1993-05-19 |
Family
ID=23623253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15044783A Granted JPS5962580A (ja) | 1982-08-20 | 1983-08-19 | アルケニル無水コハク酸組成物およびその製造方法、ならびに同組成物による織編物および紙の処理方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5962580A (ja) |
| BE (1) | BE897568A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5735581A (en) * | 1980-08-14 | 1982-02-26 | Dainippon Ink & Chem Inc | Production of alkenylsuccinic anhydride |
-
1983
- 1983-08-19 JP JP15044783A patent/JPS5962580A/ja active Granted
- 1983-08-19 BE BE0/211382A patent/BE897568A/fr not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| BE897568A (fr) | 1983-12-16 |
| JPS5962580A (ja) | 1984-04-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2407636C (en) | Novel alkenyl succinic anhydride compositions and the use thereof | |
| US3968005A (en) | Paper sizing process using a reaction product of maleic anhydride with a vinylidene olefin | |
| US5104486A (en) | Alkenyl succinic anhydride composition | |
| US3821069A (en) | Process of sizing paper with a reaction product of maleic anhydride and an internal olefin | |
| US4207142A (en) | Paper sizing agents | |
| US5939562A (en) | Alkenyl substituted cyclic carboxyl acid anhydrides and their application in hydrophobic paper sizing | |
| NO155453B (no) | Fremgangsmaate ved eksternliming av papir eller kartong. | |
| JPH0241496A (ja) | サイジング組成物、それの製造方法および使用方法 | |
| US4431826A (en) | Process for the preparation of alkenyl succinic anhydride | |
| JP2002020993A (ja) | 修飾された高アミロース澱粉およびポリビニルアルコールの混合物を含む紙塗被用組成物 | |
| US4296012A (en) | Sizing compositions incorporating ketene dimer | |
| US4849131A (en) | Nonionic emulsifier and substituted succinic anhydride compositions therewith | |
| CA1175852A (en) | Alkenyl succinic anhydride composition and method for its preparation | |
| US5488139A (en) | Paper opacifying composition | |
| GB2148910A (en) | Stable emulsifier for substituted succinic anhydride compositions | |
| JPH0533227B2 (ja) | ||
| US3575796A (en) | Paper sizing with aziridines | |
| JPS6338479B2 (ja) | ||
| JPS61146898A (ja) | 製紙用サイズ剤 | |
| US3821075A (en) | C21-dicarboxylic acid anhydride and size agents and sizing process | |
| JPS5846197A (ja) | 石膏ボ−ド用原紙の製造方法 | |
| JPS6338478B2 (ja) | ||
| JPS62257499A (ja) | 製紙用サイズ剤 | |
| NO117948B (ja) |