JPH0533302A - 木質タイル及びその取付構造 - Google Patents
木質タイル及びその取付構造Info
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- JPH0533302A JPH0533302A JP21792391A JP21792391A JPH0533302A JP H0533302 A JPH0533302 A JP H0533302A JP 21792391 A JP21792391 A JP 21792391A JP 21792391 A JP21792391 A JP 21792391A JP H0533302 A JPH0533302 A JP H0533302A
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- wooden
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は、木質材の特徴を生かした表面を有
し、かつタイル裏面に簡便に排水用空間を確保できて、
屋外や水回りの場所等に敷設できる舗装材料として好適
な木質タイルを提供することを目的とする。 【構成】 可撓性板材3の下面に多数の支持脚31を突
設し、該可撓性板材の上面に木質板2を積層し、該木質
板を防腐・防虫処理してなることを特徴とする。
し、かつタイル裏面に簡便に排水用空間を確保できて、
屋外や水回りの場所等に敷設できる舗装材料として好適
な木質タイルを提供することを目的とする。 【構成】 可撓性板材3の下面に多数の支持脚31を突
設し、該可撓性板材の上面に木質板2を積層し、該木質
板を防腐・防虫処理してなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は木質タイル及びその取付
構造に関する。さらに詳しくは、屋外の舗道や水回り箇
所に好適な木質タイル及びその取付構造に関する。
構造に関する。さらに詳しくは、屋外の舗道や水回り箇
所に好適な木質タイル及びその取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】木製タイルは適度なクッション性、柔ら
かい光の反射・外観等の点から、舗装材料として適して
いる。しかしながら、木質材は虫がつきやすくまた水分
を吸収して朽ちやすくて耐久性に乏しく、寸法安定性も
不十分であることから、エクステリア用材料として使用
することは困難である。一般に、エクステリア材料の施
工では、施工された材料の裏面に雨水が侵入することに
より、これが凍結する際氷となって膨張し、施工物を浮
上がらせたり、破壊したりすることがあり、雨水の処理
が主要な課題となっている。
かい光の反射・外観等の点から、舗装材料として適して
いる。しかしながら、木質材は虫がつきやすくまた水分
を吸収して朽ちやすくて耐久性に乏しく、寸法安定性も
不十分であることから、エクステリア用材料として使用
することは困難である。一般に、エクステリア材料の施
工では、施工された材料の裏面に雨水が侵入することに
より、これが凍結する際氷となって膨張し、施工物を浮
上がらせたり、破壊したりすることがあり、雨水の処理
が主要な課題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この考案は上記問題点
に鑑み、エクステリア材料としての適性が付与され、施
工が簡便でかつ、裏面に侵入する雨水の排出を容易にし
た木質タイルを提供しようとするものである。
に鑑み、エクステリア材料としての適性が付与され、施
工が簡便でかつ、裏面に侵入する雨水の排出を容易にし
た木質タイルを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして本願『請求項
1』によれば、『下面に多数の支持脚(31)が突設された
可撓性板材(3)と、該可撓性板材(3)の上面に積層される
木質板(2)とからなり、該木質板(2)が防腐・防虫処理さ
れてなることを特徴とする木質タイル(1)』が提供され
る。また、本願『請求項2』によれば、『木質板(2)の
下面から突設した木質タイル(1)の支持脚(31)を下地層
(4)側に向け、下地層(4)上に塗布した接着剤層(5)に支
持脚の下端部を埋設するように下地層(4)上に木質タイ
ル(1)を敷設し、木質板(2)の下面と下地層(4)との間に
排水用空間(8)を設けてなる事を特徴とする木質タイル
の取付構造(6)』が提供される。
1』によれば、『下面に多数の支持脚(31)が突設された
可撓性板材(3)と、該可撓性板材(3)の上面に積層される
木質板(2)とからなり、該木質板(2)が防腐・防虫処理さ
れてなることを特徴とする木質タイル(1)』が提供され
る。また、本願『請求項2』によれば、『木質板(2)の
下面から突設した木質タイル(1)の支持脚(31)を下地層
(4)側に向け、下地層(4)上に塗布した接着剤層(5)に支
持脚の下端部を埋設するように下地層(4)上に木質タイ
ル(1)を敷設し、木質板(2)の下面と下地層(4)との間に
排水用空間(8)を設けてなる事を特徴とする木質タイル
の取付構造(6)』が提供される。
【0005】上記木質板(2)は、防腐・防虫処理されて
いるのであるが、この防腐・防虫処理としては、例えば
木質板(2)を構成する細胞壁への水の浸潤や菌類及び害
虫の侵入を阻止するものであり、具体的には、木質材の
主成分であるセルロース、ヘミセルロース、リグニン等
の親水性の水酸基を疎水性の置換基に変換する処理によ
って疎水性の基に置換、改質して腐りにくく寸法が狂い
にくくしたもの、又は、木質層に低分子の合成樹脂を注
入して細胞壁を樹脂にて被覆したもの、またはこれらの
併合処理等が挙げられる。また上記後者の処理におい
て、低分子の合成樹脂を用いる事が好ましく、例えば分
子量 200程度以下の、フェノール、尿素、メラミン等が
挙げられる。上記前者の処理において、疎水性の置換基
としてアセチル基等が挙げられる。
いるのであるが、この防腐・防虫処理としては、例えば
木質板(2)を構成する細胞壁への水の浸潤や菌類及び害
虫の侵入を阻止するものであり、具体的には、木質材の
主成分であるセルロース、ヘミセルロース、リグニン等
の親水性の水酸基を疎水性の置換基に変換する処理によ
って疎水性の基に置換、改質して腐りにくく寸法が狂い
にくくしたもの、又は、木質層に低分子の合成樹脂を注
入して細胞壁を樹脂にて被覆したもの、またはこれらの
併合処理等が挙げられる。また上記後者の処理におい
て、低分子の合成樹脂を用いる事が好ましく、例えば分
子量 200程度以下の、フェノール、尿素、メラミン等が
挙げられる。上記前者の処理において、疎水性の置換基
としてアセチル基等が挙げられる。
【0006】本発明の木質タイル(1)の木質板(2)は、通
常全体が1枚の木質板材又は合板が使用されるが、木質
以外の部材の表面に木質層が構成されているものでもよ
い。又、上記木質板(2)における防腐・防虫処理は、該
木質板(2)を構成する木質板(2)の全体を対象とするもの
であるが、表面層のみを対象とするものであってもよ
い。
常全体が1枚の木質板材又は合板が使用されるが、木質
以外の部材の表面に木質層が構成されているものでもよ
い。又、上記木質板(2)における防腐・防虫処理は、該
木質板(2)を構成する木質板(2)の全体を対象とするもの
であるが、表面層のみを対象とするものであってもよ
い。
【0007】また上記木質板(2)には支持脚(31)を避け
て表裏を貫通する通孔(21)が設けられていてもよい。こ
のように通孔(21)を設けておくことにより、後述する支
持脚(31)により木質板(2)の下側に設けられる排水用空
間(8)への、木質板(2)表面からの排水を促すうえで好ま
しいものである。上記構成の場合には、通孔内面にも上
記の防腐・防虫処理が行われる。
て表裏を貫通する通孔(21)が設けられていてもよい。こ
のように通孔(21)を設けておくことにより、後述する支
持脚(31)により木質板(2)の下側に設けられる排水用空
間(8)への、木質板(2)表面からの排水を促すうえで好ま
しいものである。上記構成の場合には、通孔内面にも上
記の防腐・防虫処理が行われる。
【0008】本発明の可撓性板材(3)は、一面に多数の
支持脚(31)が突設された構造を有する。上記支持脚(31)
は、本発明の木質タイル(1)の敷設対象となる下地層(4)
と木質板(2)の裏面との間に、一定の排水用空間(8)を確
保して排水を促すためのものであり、かつ、後述する手
段を取る事によって下地層(4)の表面に現出する不陸を
緩和しうるためのものである。従ってこれらの作用を奏
することができるものであれば、支持脚(31)と可撓性板
材(3)とは別体で構成されていても良く、また一体に構
成されていても良い。さらに、上記支持脚(31)はその支
持強度及び軽量化の点から、中空構造のものが好まし
く、従って、支持脚(31)と可撓性板材(3)とは一体成形
物で構成されたものが好ましい。この場合、耐候性を有
する樹脂等で成形されることが好ましく、例えばポリエ
チレン等が挙げられる。
支持脚(31)が突設された構造を有する。上記支持脚(31)
は、本発明の木質タイル(1)の敷設対象となる下地層(4)
と木質板(2)の裏面との間に、一定の排水用空間(8)を確
保して排水を促すためのものであり、かつ、後述する手
段を取る事によって下地層(4)の表面に現出する不陸を
緩和しうるためのものである。従ってこれらの作用を奏
することができるものであれば、支持脚(31)と可撓性板
材(3)とは別体で構成されていても良く、また一体に構
成されていても良い。さらに、上記支持脚(31)はその支
持強度及び軽量化の点から、中空構造のものが好まし
く、従って、支持脚(31)と可撓性板材(3)とは一体成形
物で構成されたものが好ましい。この場合、耐候性を有
する樹脂等で成形されることが好ましく、例えばポリエ
チレン等が挙げられる。
【0009】前記木質板(2)は、上記可撓性板材(3)の支
持脚(31)突設側とは反対の面に積層されるが、この場
合、接着剤のような化学的結合手段によるものであって
もよく、またネジ・クギ等の物理的結合手段によるもの
であってもよい。
持脚(31)突設側とは反対の面に積層されるが、この場
合、接着剤のような化学的結合手段によるものであって
もよく、またネジ・クギ等の物理的結合手段によるもの
であってもよい。
【0010】本発明の木質タイル(1)の敷設対象となる
下地層(4)は、例えばコンクリートスラブ等が該当す
る。
下地層(4)は、例えばコンクリートスラブ等が該当す
る。
【0011】本発明の木質タイル(1)の取付構造(6)は、
上記した構成の木質タイル(1)を、下地層(4)上に塗布さ
れた接着剤層(5)を介して敷設することにより達成され
る。下地層(4)上に塗布される接着剤層(5)には、樹脂モ
ルタルのようなものも含まれる。この取付構造(6)にお
いて、接着剤層(5)を幾分厚く設け、この接着剤層(5)中
に木質板(2)の下面に突設される支持脚(31)の先端を埋
設するように行うことによって、この接着剤層(5)及び
多数の支持脚(31)によって下地層(4)表面に現出する不
陸が緩和・吸収されて、レベル調整がなされる点で好ま
しい。上記取付構造(6)においては、木質板(2)と下地層
(4)との間には、多数の支持脚(31)によって連続する排
水用空間(8)が確保されることとなる。
上記した構成の木質タイル(1)を、下地層(4)上に塗布さ
れた接着剤層(5)を介して敷設することにより達成され
る。下地層(4)上に塗布される接着剤層(5)には、樹脂モ
ルタルのようなものも含まれる。この取付構造(6)にお
いて、接着剤層(5)を幾分厚く設け、この接着剤層(5)中
に木質板(2)の下面に突設される支持脚(31)の先端を埋
設するように行うことによって、この接着剤層(5)及び
多数の支持脚(31)によって下地層(4)表面に現出する不
陸が緩和・吸収されて、レベル調整がなされる点で好ま
しい。上記取付構造(6)においては、木質板(2)と下地層
(4)との間には、多数の支持脚(31)によって連続する排
水用空間(8)が確保されることとなる。
【0012】
【作用】『請求項1』の木質タイル(1)は、下面に多数
の支持脚(31)が突設された可撓性板材(3)の上面に木質
板(2)を積層してあるので、この木質板(2)の下部には多
数の支持脚(31)による連続した排水用空間(8)が確保さ
れることとなる。従って木質板(2)の下部にまわる水分
はこの連続した排水用空間(8)を通して外部に放出され
ることとなる。
の支持脚(31)が突設された可撓性板材(3)の上面に木質
板(2)を積層してあるので、この木質板(2)の下部には多
数の支持脚(31)による連続した排水用空間(8)が確保さ
れることとなる。従って木質板(2)の下部にまわる水分
はこの連続した排水用空間(8)を通して外部に放出され
ることとなる。
【0013】『請求項2』の取付構造(6)によれば、下
地層(4)上に設けられた接着剤層(5)に多数の支持脚(31)
の各先端が埋設固定され、これによって下地層(4)の不
陸が吸収されて各木質タイル(1)がレベル調整され、木
質板(2)は平坦面を構成するように連結されることとな
る。そして平坦に構成された木質板(2)の下部には、多
数の支持脚(31)による連続した空間(8)が確保されてお
り、該空間(8)は排水用空間として機能する。
地層(4)上に設けられた接着剤層(5)に多数の支持脚(31)
の各先端が埋設固定され、これによって下地層(4)の不
陸が吸収されて各木質タイル(1)がレベル調整され、木
質板(2)は平坦面を構成するように連結されることとな
る。そして平坦に構成された木質板(2)の下部には、多
数の支持脚(31)による連続した空間(8)が確保されてお
り、該空間(8)は排水用空間として機能する。
【0014】また、表面に露呈されている木質板(2)に
より、木質独特の柔らかい感触・クッション性を有し、
光の反射が緩和されることとなる。さらに、この木質板
(2)は防腐・防虫処理されているので、雨ざらし等の状
態下に晒しても、木質板(2)内での腐敗が防止され、さ
らに外部から木質板(2)内への害虫の浸入が阻止される
こととなる。しかも、この木質板(2)は化学処理により
改質され、又は、木質層に低分子の合成樹脂を注入して
細胞壁を被覆してあるために、雨水が木質板(2)の内部
に浸入しても防腐剤や防虫剤等の薬剤を用いていないの
で、これらの滲み出しがなく安全である。その上、隣接
する木質板(2)同士の間隙(7)から水が裏面側に浸透して
も、この下部に構成されている排水用空間(8)を通じて
浸透水は放散・排出されることとなる。
より、木質独特の柔らかい感触・クッション性を有し、
光の反射が緩和されることとなる。さらに、この木質板
(2)は防腐・防虫処理されているので、雨ざらし等の状
態下に晒しても、木質板(2)内での腐敗が防止され、さ
らに外部から木質板(2)内への害虫の浸入が阻止される
こととなる。しかも、この木質板(2)は化学処理により
改質され、又は、木質層に低分子の合成樹脂を注入して
細胞壁を被覆してあるために、雨水が木質板(2)の内部
に浸入しても防腐剤や防虫剤等の薬剤を用いていないの
で、これらの滲み出しがなく安全である。その上、隣接
する木質板(2)同士の間隙(7)から水が裏面側に浸透して
も、この下部に構成されている排水用空間(8)を通じて
浸透水は放散・排出されることとなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳述する
が、これによって本発明が限定されるものではない。 実施例1 図1は本発明の木質タイルの一例の斜視図、図2は図1
の木質タイルを敷設した取付構造(6)の一例の断面概略
図である。図1における木質タイル(1)は、木質板(2)と
可撓性板材(3)とから構成されており、図2において、
木質タイル(1)は、コンクリート下地層(4)上に接着剤層
(5)を介して敷設されている。
が、これによって本発明が限定されるものではない。 実施例1 図1は本発明の木質タイルの一例の斜視図、図2は図1
の木質タイルを敷設した取付構造(6)の一例の断面概略
図である。図1における木質タイル(1)は、木質板(2)と
可撓性板材(3)とから構成されており、図2において、
木質タイル(1)は、コンクリート下地層(4)上に接着剤層
(5)を介して敷設されている。
【0016】上記木質タイル(1)の木質板(2)は、木材の
主成分であるセルロース、ヘミセルロース、リグニン等
の親水性の水酸基を化学処理によって疎水性の基に置換
・改質して腐りにくく且つ寸法が狂いにくくしたもの、
又は、低分子の樹脂、例えば分子量200以下のフェノー
ル、尿素、メラミン等の低分子合成樹脂が注入され、細
胞壁がこれらの樹脂によって被覆されているものであ
る。
主成分であるセルロース、ヘミセルロース、リグニン等
の親水性の水酸基を化学処理によって疎水性の基に置換
・改質して腐りにくく且つ寸法が狂いにくくしたもの、
又は、低分子の樹脂、例えば分子量200以下のフェノー
ル、尿素、メラミン等の低分子合成樹脂が注入され、細
胞壁がこれらの樹脂によって被覆されているものであ
る。
【0017】可撓性板材(3)は、多数の支持脚部(31)と
可撓性板状部(32)とが一体成形されている例えば高密度
ポリエチレン成形物からなるものであり、支持脚部(31)
は中空構造なっている。この構造の可撓性板材(3)の可
撓性板状部(32)に、上記木質板(2)が接着されている。
可撓性板状部(32)とが一体成形されている例えば高密度
ポリエチレン成形物からなるものであり、支持脚部(31)
は中空構造なっている。この構造の可撓性板材(3)の可
撓性板状部(32)に、上記木質板(2)が接着されている。
【0018】可撓性板材(3)と木質板(2)との接着には、
例えばエポキシ系接着剤やブチルゴム系粘着シート、ア
スファルト系粘着シート等が使用される。
例えばエポキシ系接着剤やブチルゴム系粘着シート、ア
スファルト系粘着シート等が使用される。
【0019】図2に示す取付構造(6)において、コンク
リート下地層(4)表面に、5〜15mm程度の所定の厚さで
接着剤層(5)を設け、この接着剤層(5)が硬化する以前に
図1の木質タイル(1)の支持脚部(31)が突設された面を
裏面として該接着剤層(5)上に敷設して行くと、コンク
リート下地層(4)表面に現出する不陸があっても、多数
の柔軟性に富む支持脚部(31)による点状支持と、接着剤
層(5)による支持脚(31)の先端部の埋入固定によって緩
和・吸収されるので、レベル調整されながら木質タイル
(1)は下地層(4)から一定の高さのところで、平坦に敷設
されることとなる。
リート下地層(4)表面に、5〜15mm程度の所定の厚さで
接着剤層(5)を設け、この接着剤層(5)が硬化する以前に
図1の木質タイル(1)の支持脚部(31)が突設された面を
裏面として該接着剤層(5)上に敷設して行くと、コンク
リート下地層(4)表面に現出する不陸があっても、多数
の柔軟性に富む支持脚部(31)による点状支持と、接着剤
層(5)による支持脚(31)の先端部の埋入固定によって緩
和・吸収されるので、レベル調整されながら木質タイル
(1)は下地層(4)から一定の高さのところで、平坦に敷設
されることとなる。
【0020】上記のごとく敷設された取付構造(6)にお
いて、木質タイル(1)の細胞壁には低分子合成樹脂の注
入により被膜が形成されており、水分の木材中への吸収
が防止され併せて防腐防虫効果が発揮される。一方、木
質板(2)は、木材の主成分であるセルロース、ヘミセル
ロース、リグニン等の親水性の水酸基を化学処理によっ
て疎水性の基に置換・改質されているものでもよく、親
水基がないために水分との結合がなく従って腐りにく
く、防虫効果のあるものである。
いて、木質タイル(1)の細胞壁には低分子合成樹脂の注
入により被膜が形成されており、水分の木材中への吸収
が防止され併せて防腐防虫効果が発揮される。一方、木
質板(2)は、木材の主成分であるセルロース、ヘミセル
ロース、リグニン等の親水性の水酸基を化学処理によっ
て疎水性の基に置換・改質されているものでもよく、親
水基がないために水分との結合がなく従って腐りにく
く、防虫効果のあるものである。
【0021】また、木質タイル(1)間の間隙(7)から水が
浸透しても、木質板(2)の裏面にはコンクリート下地層
(4)との間に多数の支持脚部(31)によって連続する空間
(8)が確保されているので、各木質タイル(1)の裏面側に
浸透した水はこの空間(8)を通って外部に排水・放散さ
れ、木質タイル(1)の裏面での水の滞留を防ぐことがで
きる。これにより、冬季での雨水の凍結による木質タイ
ル(1)の浮上がりを防止する事ができる。
浸透しても、木質板(2)の裏面にはコンクリート下地層
(4)との間に多数の支持脚部(31)によって連続する空間
(8)が確保されているので、各木質タイル(1)の裏面側に
浸透した水はこの空間(8)を通って外部に排水・放散さ
れ、木質タイル(1)の裏面での水の滞留を防ぐことがで
きる。これにより、冬季での雨水の凍結による木質タイ
ル(1)の浮上がりを防止する事ができる。
【0022】実施例2
図3に本発明の木質タイル(1)の他の実施例を示す。同
図の木質タイル(1)は、支持脚(31)を避けた位置にて木
質板(2)に表裏を貫通する通孔(21)が設けられている以
外は、実施例1の木質タイル(1)と同様な構成であり、
従ってこれらについては同番号で示し説明は省略する。
このように通孔(21)を木質板(2)に設けておくことによ
り、該木質タイル(1)表面で受け取られる水分は、該通
孔(21)からも直接木質板(2)下部の空間(8)に速やかに排
水されることとなり、木質板(2)の表面での水分の停留
はなく、また該通孔(21)を通じて木質板(2)の下部の空
間(8)が換気されることにもなり、広い面積の木質タイ
ルが採用できると共にますます水まわりの酷な場所へも
適用が可能となる。
図の木質タイル(1)は、支持脚(31)を避けた位置にて木
質板(2)に表裏を貫通する通孔(21)が設けられている以
外は、実施例1の木質タイル(1)と同様な構成であり、
従ってこれらについては同番号で示し説明は省略する。
このように通孔(21)を木質板(2)に設けておくことによ
り、該木質タイル(1)表面で受け取られる水分は、該通
孔(21)からも直接木質板(2)下部の空間(8)に速やかに排
水されることとなり、木質板(2)の表面での水分の停留
はなく、また該通孔(21)を通じて木質板(2)の下部の空
間(8)が換気されることにもなり、広い面積の木質タイ
ルが採用できると共にますます水まわりの酷な場所へも
適用が可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、防腐・防虫処理された
木質板に多数の支持脚が突設された可撓性板材が結合さ
れいわゆるユニット構成されているので、木質タイル裏
面に連続する排水用空間を確保した敷設構造を簡便に達
成することができる。各木質タイルの木質板における防
腐・防虫処理と、上記排水用空間の確保により、屋外こ
とに水回り箇所にも、適度なクッション性、柔らかい光
の反射・外観等木質の利点を生かした舗装を達成するこ
とができる。また、水と接する条件の多いところでの使
用に際しても、寸法安定性を確保できる。
木質板に多数の支持脚が突設された可撓性板材が結合さ
れいわゆるユニット構成されているので、木質タイル裏
面に連続する排水用空間を確保した敷設構造を簡便に達
成することができる。各木質タイルの木質板における防
腐・防虫処理と、上記排水用空間の確保により、屋外こ
とに水回り箇所にも、適度なクッション性、柔らかい光
の反射・外観等木質の利点を生かした舗装を達成するこ
とができる。また、水と接する条件の多いところでの使
用に際しても、寸法安定性を確保できる。
【図1】本発明の木質タイルの一例の斜視図
【図2】図1の木質タイルを用いた取付構造の一例の断
面概略図
面概略図
【図3】本発明の木質タイルの他の例の斜視図
(1)…木質タイル (2)…木質板
(3)…可撓性板材 (4)…コンク
リート下地層 (5)…接着剤層 (6)…取付構
造 (7)…間隙 (8)…排水用
空間 (21)…通孔 (31)…支持脚
部 (32)…可撓性板状部
リート下地層 (5)…接着剤層 (6)…取付構
造 (7)…間隙 (8)…排水用
空間 (21)…通孔 (31)…支持脚
部 (32)…可撓性板状部
Claims (2)
- 【請求項1】 下面に多数の支持脚が突設された
可撓性板材と、該可撓性板材の上面に積層される木質板
とからなり、該木質板が防腐・防虫処理されてなること
を特徴とする木質タイル。 - 【請求項2】 木質板の下面から突設した木質タ
イルの支持脚を下地層側に向け、下地層上に塗布した接
着剤層に支持脚の下端部を埋設せしめるように下地層上
に木質タイルを敷設し、木質板の下面と下地層との間に
排水用空間を設けてなる事を特徴とする木質タイルの取
付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21792391A JPH0533302A (ja) | 1991-08-03 | 1991-08-03 | 木質タイル及びその取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21792391A JPH0533302A (ja) | 1991-08-03 | 1991-08-03 | 木質タイル及びその取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533302A true JPH0533302A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16711852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21792391A Pending JPH0533302A (ja) | 1991-08-03 | 1991-08-03 | 木質タイル及びその取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0533302A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100567420B1 (ko) * | 2005-03-29 | 2006-04-04 | 김정희 | 목재 보도블록 시공방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6314606B2 (ja) * | 1982-02-17 | 1988-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
-
1991
- 1991-08-03 JP JP21792391A patent/JPH0533302A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6314606B2 (ja) * | 1982-02-17 | 1988-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100567420B1 (ko) * | 2005-03-29 | 2006-04-04 | 김정희 | 목재 보도블록 시공방법 |
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