JPH0533404U - 電気泳動フイルタの電極構造 - Google Patents

電気泳動フイルタの電極構造

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JPH0533404U
JPH0533404U JP091011U JP9101191U JPH0533404U JP H0533404 U JPH0533404 U JP H0533404U JP 091011 U JP091011 U JP 091011U JP 9101191 U JP9101191 U JP 9101191U JP H0533404 U JPH0533404 U JP H0533404U
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JP
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opaque
electrode
transparent
electrophoretic particles
electrodes
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JP091011U
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侑司 吉本
和幸 三宅
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不透明電極の周囲に不透明絶縁材を設けるこ
とにより、不透明電極の周囲に電気泳動粒子が回り込ん
で吸着することを防止し、明確な色変わりを可能にす
る。 【構成】 対向配置した2枚の透明基板2,2の一方の
内面略全面に透明電極3を構成すると共に、他方の透明
基板2の内面略全面に所定間隔を隔てて複数の不透明電
極4,4…を配設し、かつ該複数の不透明電極の周縁に
不透明絶縁材8を設け、上記不透明電極4間を透過部、
また不透明電極4構成部を不透過部とし、かつ上記2枚
の透明基板2,2間に電気泳動粒子5を混入した分散媒
6を密封し、適宜上記両電極3,4に直流又は交流電圧
を印加して電気泳動粒子5を透明電極3或いは不透明電
極4に付着させ、又は分散媒6中に拡散させるように構
成して成るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、透明有機溶媒等の分散媒(以下単に「分散媒」という)中に混入し た電気泳動粒子の電気泳動現象を利用し、該電気泳動粒子が有する色彩により一 側面からの出射光に対するフィルタ作用を為し、単一の灯具を複数の機能色に変 色させることができる電気泳動フィルタに係り、特にその電極構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば自動車の後部には、制動灯、方向指示灯又は後退灯等の複数 の信号灯が一体又は一体的に配設してあるが、これらの信号灯は、夫々の機能色 を異にしているため、一般には夫々区画された複数の車両用灯具によって構成し 、異なった色彩のフィルタレンズを設けて所定の機能色に発色する構造に成って いる。しかし、複数の信号灯に対応する車両用灯具を一体又は一体的に配設し、 かつ夫々異なった色彩のフィルタレンズを装着して構成するものであるため、夫 々の車両用灯具毎に点灯用の光源を必要とすると共に、フィルタレンズを各別に 装着しなければならず、一体又は一体化した車両用灯具の車体に占める割合が大 きくなり、車体側デザインが煩雑になるばかりでなく、車両用灯具としての構造 も複雑になるため組立作業性が悪く、また保守点検作業の工数も一体化構成した 車両用灯具の数に応じて増加するという欠点を有するものであった。そのため単 一の車両用灯具によって複数の機能色を発色させて異なる信号灯としての使用を 可能にする電気泳動フィルタを前面レンズに並設した車両用灯具が提案されてい る。
【0003】 上記電気泳動フィルタは、図7に示すように、対向配置した2枚の透明基板5 1,51の一方の内面略全面に透明電極52を構成すると共に、他方の透明基板 51の内面略全面に所定間隔を隔てて不透明電極53,53…を規則的又は不規 則的に配設し、該不透明電極53,53間を透過部、また不透明電極53構成部 を不透過部とし、かつ上記2枚の透明基板51,51間に着色した電気泳動粒子 54,54…を混入した分散媒55を密封し、適宜上記両電極52,53に直流 又は交流の電圧を印加して電気泳動粒子54,54…を透明電極52或いは不透 明電極53に付着させ、又は分散媒55中に拡散させるように構成したものであ る。
【0004】 この電気泳動フィルタは、電気泳動粒子54の種類や分散媒55の種類により 該電気泳動粒子54が電場の方向へ移動し、又は電場とは逆の方向へ移動するも のであり、従って、上記電気泳動現象を利用して信号灯として必要な機能色に発 色させるため、電気泳動粒子54及び分散媒55の種類、更に分散媒55の染料 や電気泳動粒子54の顔料の色彩等を適宜選択構成することにより車両用灯具の フィルタレンズとしての色変わり効果を呈するように構成したものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記電気泳動フィルタでは、上記両電極52,53に電圧を印加して 電気泳動粒子54,54…を不透明電極53に付着させたときに、図8に示すよ うに、電気泳動粒子54が不透明電極53側の周囲に回り込んで吸着されるため 、不透明電極53,53間を透過する照射光Lは透明であるが、不透明電極53 の周囲に廻り込んだ上記電気泳動粒子54a,54aを透過する光束L1,L1 によってわずかに着色され、色変わり作用を明確に行うことができなかった。例 えば、透明電極52が無色透明であり、電気泳動粒子54が「赤色」に着色され たものである場合、これらの電気泳動粒子54が不透明電極53の周囲に回り込 んで付着すると、この不透明電極53の周囲に付着した電気泳動粒子54a,5 4aを透過する照射光は、わずかに「赤色」の透過光L1,L1…になるため、 全体として「ピンク色」の透過光L1,L1…となり、無色透明にならないとい う問題を有するものであった。
【0006】 本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、不透明電極の周縁に不透 明絶縁材を設けることにより、不透明電極の周囲に電気泳動粒子が回り込んで吸 着することを防止し、明確に色変わりを行うことができる電気泳動フィルタの電 極構造を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る電気泳動フィルタの電極構造は、対 向配置した2枚の透明基板の一方の内面略全面に透明電極を構成すると共に、他 方の透明基板の内面略全面に所定間隔を隔てて複数の不透明電極を配設し、かつ 該複数の不透明電極の周縁に不透明絶縁材を設け、上記不透明電極間を透過部、 また不透明電極構成部を不透過部とし、かつ上記2枚の透明基板間に電気泳動粒 子を混入した分散媒を密封し、適宜上記両電極に電圧を印加して電気泳動粒子を 透明電極或いは不透明電極に付着させ、又は分散媒中に拡散させるように構成し て成ることを要旨とするものである。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、電気泳動フィルタの透明基板に構成した透明電極と不透明 電極との間に電圧を印加すると分散媒中に混入した電気泳動粒子が電気泳動現象 を生じる。而して、例えば電気泳動粒子が「負」に帯電している状態で、透明電 極側が「正」となるように直流電圧を印加すると、該透明電極側全面に電気泳動 粒子が偏在付着してフィルタ作用を為し、透過光束を電気泳動粒子が有する色彩 、例えば「赤色」等の機能色により出射し(図5参照)、逆に不透明電極側が「 正」となるように直流電圧を印加すると、該不透明電極側に電気泳動粒子が移動 付着し、該不透明電極間の透過部から白色又は機能色の光束を出射する(図6参 照)。
【0009】 特に、この不透明電極側へ電気泳動粒子が移動したときに、該不透明電極の周 縁に設けた不透明絶縁材は電気泳動粒子が不透明電極の周囲に回り込んで付着す ることを防止することができるので、電気泳動粒子が不透明電極の周囲に飛び出 して付着することがなく、照射光がこの電気泳動粒子を透過して着色されないの で明確な色変わりを可能にする。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係る電気泳動フィルタの電極構造の好適な実施例を図面に従っ て説明する。 図1乃至図3は、本考案に係る電気泳動フィルタの電極構造を示すものである 。 図面において、1は電気泳動フィルタであり、この電気泳動フィルタ1は、対 向配置した2枚の透明基板2,2の一方の内面略全面に透明電極3を構成すると 共に、他方の内面略全面に所定間隔を置いて規則的又は不規則的に複数の不透明 電極4,4…を配設し、該不透明電極4,4…間を透過部Aとし、また不透明電 極4,4…構成部を不透過部Bとして構成し、かつ上記2枚の透明基板2,2間 に電気泳動粒子5を分散混入した分散媒6を密封し、適宜上記両電極3,4に直 流電圧を印加して電気泳動粒子5を一側の電極、即ち透明電極3側又は不透明電 極4,4…側に付着させるように構成したものである。 7は、透明基板2,2間の周縁部を密閉すると共に、両透明基板2,2間の間 隔を一定に保持するためのスペーサーであり、透明基板2,2間接合部のシール 部材としても機能するものである。
【0011】 電気泳動粒子5は、その表面に正又は負の表面電荷を帯有し、上記電極3,4 に印加する交流又は直流の電圧の電場方向又は電場とは逆方向へ移動し、電極3 又は4,4…に付着し、又は分散媒6中に拡散する。このとき、該電気泳動粒子 5が有する色彩により、例えば後述するように本考案を車両用灯具に実施した場 合、その灯具の光源14の出射光Lに対するフィルタ作用を為すものである。
【0012】 8は、不透明電極4の周縁に周設した不透明絶縁材である。この不透明絶縁材 8は、絶縁性があり、かつ不透明な材質ものであれば、上記透明基板2と同じ材 質から成るものであっても、又は、例えばゴム製の枠状の部材を不透明電極4の 周囲に嵌合したものであってもよい。その材質は適宜使用選択することができる 。而して、該不透明電極4側へ電気泳動粒子5,5…が移動したときに、この不 透明絶縁材8が不透明電極4の周囲に回り込んで付着することを防止するので、 従来のように不透明電極4の周囲に飛び出して付着した電気泳動粒子5に照射光 が透過することがなく、透明電極3側のフィルタ色のみの透過光となり、明確な 色変わりを可能にする。
【0013】 図4は、本考案に係る電気泳動フィルタを車両用灯具の前面レンズの外面側に 並設した状態を示すものである。 9は、矩形横長の前面を開口した灯具ボディ10の内部後端に形成したリフレ クタであり、該灯具ボディ10の上記開口面には内面に光束制御用のレンズステ ップ11を形成した無着色透明な前面レンズ12を被設して灯室13を構成する と共に、該灯室13には上記リフレクタ9の光軸fに位置して点灯用の光源14 がバルブソケット15を介して交換可能に固設してある。上記リフレクタ9は、 その内面に上記光源14のフィラメント位置を焦点Fとする放物反射面鏡を構成 したものであり、該光源14の放射光を平行光束Lとして偏向屈折し、上記前面 レンズ12の外方へ出射する構造に成るものである。
【0014】 尚、前面レンズ12に形成するレンズステップ11は、リフレクタ9の放物反 射面鏡から出射する平行光束Lを拡散制御し、車両用灯具として所定の配光規格 を得るものであり、本実施例においては前面レンズ12の内面に魚眼ステップを 形成したものを示している。このレンズステップ11は、必要に応じて適宜、例 えば縦又は横方向に連続する凸状又は凹状のシリンドリカルなレンズ素子を並列 形成する構造のものであってもよい。
【0015】 図5及び図6は、本考案に係る電気泳動フィルタの色変わりの状態を示すもの である。 図5に示すように、該電気泳動粒子5が「赤色」の色彩を有する材料で構成さ れている場合には、該赤色の電気泳動粒子5が透明電極3に付着した状態の電気 泳動フィルタ1を経由する出射光Lは赤色光Rと成り、例えば「尾灯」又は「制 動灯」の機能色を呈する。 また、図6に示すように、該赤色の電気泳動粒子5が不透明電極4,4…に付 着した状態において、該不透明電極4,4…間の透過部Aを透過して出射する光 束Lは、電気泳動粒子5の色彩により着色されることなく白色光Hと成り、例え ば「後退灯」や「前照灯」の機能色を呈する。 尚、本考案においては、上記電気泳動フィルタ1に構成する不透明電極4,4 …を灯室13の外側に、また透明電極3を内側に配置するように構成したので、 該不透明電極4,4…の遮光作用により、電気泳動粒子5の色彩が外光によって 反射輝光することを防止する。
【0016】 尚、電気泳動フィルタ1内に分散媒6と共に密閉した電気泳動粒子5が車両の 振動により偏って集合することを防止するために、常時上記透明電極3又は不透 明電極4,4…の何れかに電圧を印加して何れかの電極に電気泳動粒子5を付着 させておくか、又は常時両電極3,4間に交流電圧を印加して電気泳動粒子5を 両電極間に分散移動させるように構成することが望ましい。
【0017】 また、上記電気泳動粒子5は、上述した赤色に限定されることなく、各種信号 灯として必要な機能色に発光させるため、該電気泳動粒子5及び分散媒6の種類 、更に分散媒6の染料や電気泳動粒子5の顔料の色彩等を適宜選択構成すること によりフィルタレンズとして必要な各種色変わり効果又はシャッター効果を呈す るように構成することが可能である。
【0018】
【考案の効果】
本考案に係る電気泳動フィルタの電極構造は、以上のように構成したから、該 不透明電極の周縁に不透明絶縁材を設けているため、電気泳動粒子が不透明電極 の周囲に飛び出した状態で付着していないため、照射光はこの電気泳動粒子を照 射することがないので明確な色変わりを可能にする。
【0019】 また、単一の又は少ない数の車両用灯具から成る灯具構造において複数の機能 色の色変わりを明確に行い得るばかりでなく、灯具構造を簡略化し、複合信号灯 の軽量化及び小型化を可能にする等優れた特徴を有するものであり、本考案実施 による実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気泳動フィルタの電極構造の実
施例を示す一部省略した説明図である。
【図2】電気泳動フィルタの電極構造を示す一部省略し
た断面図である。
【図3】電極構造を示す拡大断面図である。
【図4】本考案に係る電気泳動フィルタの電極構造を車
両用灯具の前面レンズに並設した状態を示す車両用灯具
の平断面図である。
【図5】透明電極側に電気泳動粒子が付着するように直
流電圧を印加した状態の電気泳動フィルタを示す説明図
である。
【図6】不透明電極側に電気泳動粒子が付着するように
直流電圧を印加した状態の電気泳動フィルタを示す説明
図である。
【図7】従来の電気泳動フィルタを示す説明図である。
【図8】従来の電気泳動フィルタにおける電極構造を示
す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 電気泳動フィルタ 2 透明基板 3 透明電極 4 不透明電極 5 電気泳動粒子 6 分散媒 8 不透明絶縁材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向配置した2枚の透明基板の一方の内
    面略全面に透明電極を構成すると共に、他方の透明基板
    の内面略全面に所定間隔を隔てて複数の不透明電極を配
    設し、かつ該複数の不透明電極の周縁に不透明絶縁材を
    設け、 上記不透明電極間を透過部、また不透明電極構成部を不
    透過部とし、かつ上記2枚の透明基板間に電気泳動粒子
    を混入した分散媒を密封し、 適宜上記両電極に電圧を印加して電気泳動粒子を透明電
    極或いは不透明電極に付着させ、又は分散媒中に拡散さ
    せるように構成して成ることを特徴とする電気泳動フィ
    ルタの電極構造。
JP091011U 1991-10-08 1991-10-08 電気泳動フイルタの電極構造 Pending JPH0533404U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014092443A1 (en) * 2012-12-12 2014-06-19 LG Display Co.,Ltd. Light-controlling device and method of manufacturing the same

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US9128288B2 (en) 2012-12-12 2015-09-08 Lg Display Co., Ltd. Light-controlling device and method of manufacturing the same

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