JPH082706Y2 - 機能色可変車両用灯具 - Google Patents
機能色可変車両用灯具Info
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- JPH082706Y2 JPH082706Y2 JP9100791U JP9100791U JPH082706Y2 JP H082706 Y2 JPH082706 Y2 JP H082706Y2 JP 9100791 U JP9100791 U JP 9100791U JP 9100791 U JP9100791 U JP 9100791U JP H082706 Y2 JPH082706 Y2 JP H082706Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、透明有機溶媒等の分散
媒(以下単に「分散媒」という)中に混入した電気泳動
粒子の電気泳動現象を利用し、該電気泳動粒子及び着色
透明電極が有する色彩の加法混色作用により前面レンズ
から出射する透過光束の色彩を可変して単一の灯具によ
り複数の機能色に点灯発色させることができる機能色可
変車両用灯具に関するものである。
媒(以下単に「分散媒」という)中に混入した電気泳動
粒子の電気泳動現象を利用し、該電気泳動粒子及び着色
透明電極が有する色彩の加法混色作用により前面レンズ
から出射する透過光束の色彩を可変して単一の灯具によ
り複数の機能色に点灯発色させることができる機能色可
変車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば自動車等車両の後部に
は制動灯、方向指示灯、後退灯等複数の信号灯が一体又
は一体的に配設してあるが、これらの信号灯は、夫々の
機能色を異にしているため、一般には夫々区画された複
数の車両用灯具によって構成し、異なった色彩のフィル
タレンズを設けて所定の機能色に発色する構造に成って
いる。
は制動灯、方向指示灯、後退灯等複数の信号灯が一体又
は一体的に配設してあるが、これらの信号灯は、夫々の
機能色を異にしているため、一般には夫々区画された複
数の車両用灯具によって構成し、異なった色彩のフィル
タレンズを設けて所定の機能色に発色する構造に成って
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この種の車両
用灯具にあっては、複数の信号灯に対応する車両用灯具
を一体又は一体的に配設し、かつ夫々異なった色彩のフ
ィルタレンズを装着して構成するものであるため、夫々
の車両用灯具毎に点灯用の光源を必要とすると共に、フ
ィルタレンズを各別に装着しなければならず、一体又は
一体化した車両用灯具の車体に占める割合が大きくな
り、車体側デザインが煩雑になるばかりでなく、車両用
灯具としての構造も複雑に成るため、組立作業性が悪
く、また保守点検作業の工数も一体化構成した車両用灯
具の数に応じて増加するという問題を有するものであっ
た。
用灯具にあっては、複数の信号灯に対応する車両用灯具
を一体又は一体的に配設し、かつ夫々異なった色彩のフ
ィルタレンズを装着して構成するものであるため、夫々
の車両用灯具毎に点灯用の光源を必要とすると共に、フ
ィルタレンズを各別に装着しなければならず、一体又は
一体化した車両用灯具の車体に占める割合が大きくな
り、車体側デザインが煩雑になるばかりでなく、車両用
灯具としての構造も複雑に成るため、組立作業性が悪
く、また保守点検作業の工数も一体化構成した車両用灯
具の数に応じて増加するという問題を有するものであっ
た。
【0004】本考案は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、前面レンズに並設する電気泳動フィルタの加
法混色作用により単一の車両用灯具によって複数の異な
る機能色に点灯発色する可変信号灯としての構成を可能
にするばかりでなく、所謂複合型の車両用灯具の小型化
を図り、かつ部品点数を削減して車両用灯具の軽量化を
図ることができる新規な機能色可変車両用灯具を提供す
ることを目的とするものである。
のであり、前面レンズに並設する電気泳動フィルタの加
法混色作用により単一の車両用灯具によって複数の異な
る機能色に点灯発色する可変信号灯としての構成を可能
にするばかりでなく、所謂複合型の車両用灯具の小型化
を図り、かつ部品点数を削減して車両用灯具の軽量化を
図ることができる新規な機能色可変車両用灯具を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る機能色可変車両用灯具は、灯具ボディ
の前面開口を被蓋して灯室を画成する前面レンズに電気
泳動フィルタを並設して成る機能色可変車両用灯具にお
いて、上記電気泳動フィルタを形成する2枚の透明基板
の一方には着色透明電極又は無着色透明電極を所定間隔
置きに配設すると共に、他方には上記一方の透明基板に
配設した着色透明電極又は無着色透明電極の間隔に対応
して着色透明電極又は無着色透明電極を配設し、かつ両
透明基板間に密封した分散媒中には上記着色透明電極と
は異なる色彩の電気泳動粒子を混入したことを要旨とす
るものでなる。
に、本考案に係る機能色可変車両用灯具は、灯具ボディ
の前面開口を被蓋して灯室を画成する前面レンズに電気
泳動フィルタを並設して成る機能色可変車両用灯具にお
いて、上記電気泳動フィルタを形成する2枚の透明基板
の一方には着色透明電極又は無着色透明電極を所定間隔
置きに配設すると共に、他方には上記一方の透明基板に
配設した着色透明電極又は無着色透明電極の間隔に対応
して着色透明電極又は無着色透明電極を配設し、かつ両
透明基板間に密封した分散媒中には上記着色透明電極と
は異なる色彩の電気泳動粒子を混入したことを要旨とす
るものでなる。
【0006】
【作用】電気泳動フィルタによる所謂電気泳動現象と
は、電気泳動粒子の種類や分散媒の種類により該電気泳
動粒子が電場の方向へ移動し、又は電場とは逆の方向へ
移動するものであり、従って、上記電気泳動現象を利用
して信号灯として必要な機能色に発色させるため、電気
泳動粒子及び分散媒の種類、更に分散媒の染料や電気泳
動粒子の色彩等を適宜選択構成することにより車両用灯
具のフィルタレンズとしての色変わり効果を呈するよう
に構成したものである。
は、電気泳動粒子の種類や分散媒の種類により該電気泳
動粒子が電場の方向へ移動し、又は電場とは逆の方向へ
移動するものであり、従って、上記電気泳動現象を利用
して信号灯として必要な機能色に発色させるため、電気
泳動粒子及び分散媒の種類、更に分散媒の染料や電気泳
動粒子の色彩等を適宜選択構成することにより車両用灯
具のフィルタレンズとしての色変わり効果を呈するよう
に構成したものである。
【0007】而して、上記本考案に係る灯具構造によれ
ば、灯室内に配置したバルブを点灯し、電気泳動フィル
タの透明基板に構成した無着色透明電極又は着色透明電
極間に電圧を印加すると分散媒中に混入した電気泳動粒
子が電気泳動現象を生じる。而して、例えば電気泳動粒
子が「負」に帯電している状態で無着色透明電極側が
「正」となるように電圧を印加すると、該無着色透明電
極の表面に電気泳動粒子が偏在付着してフィルタ作用を
為し、該無着色透明電極部分を透過する出射光が電気泳
動粒子が有する色彩、例えば「赤色」に点灯発色して出
射すると共に、着色透明電極部分を透過する光束は該着
色透明電極が有する色彩、例えば「緑色」に発色して出
射する。而して、両出射光束の色彩による加法混色作用
により透過光束全体を加色混合して上記各透過光束の色
彩とは異なる色彩、例えば「アンバー色」によって点灯
発色する。この加色混合による色調は、出射光束の色光
の強度を変えることにより適宜調整選択することができ
る。
ば、灯室内に配置したバルブを点灯し、電気泳動フィル
タの透明基板に構成した無着色透明電極又は着色透明電
極間に電圧を印加すると分散媒中に混入した電気泳動粒
子が電気泳動現象を生じる。而して、例えば電気泳動粒
子が「負」に帯電している状態で無着色透明電極側が
「正」となるように電圧を印加すると、該無着色透明電
極の表面に電気泳動粒子が偏在付着してフィルタ作用を
為し、該無着色透明電極部分を透過する出射光が電気泳
動粒子が有する色彩、例えば「赤色」に点灯発色して出
射すると共に、着色透明電極部分を透過する光束は該着
色透明電極が有する色彩、例えば「緑色」に発色して出
射する。而して、両出射光束の色彩による加法混色作用
により透過光束全体を加色混合して上記各透過光束の色
彩とは異なる色彩、例えば「アンバー色」によって点灯
発色する。この加色混合による色調は、出射光束の色光
の強度を変えることにより適宜調整選択することができ
る。
【0008】また、上記着色透明電極と無着色透明電極
の極性を逆転させた場合、着色透明電極の表面に電気泳
動粒子が偏在付着し、該電気泳動粒子のフィルタ作用に
よって着色透明電極による色光は、減色混合により透過
光量が極めて少なくなるため、全体として無着色透明電
極から出射する「白色」光が点灯する。従って、前者の
場合には例えば「方向指示灯」として、また後者の場合
には例えば「後退灯」としての構成を可能にする。
の極性を逆転させた場合、着色透明電極の表面に電気泳
動粒子が偏在付着し、該電気泳動粒子のフィルタ作用に
よって着色透明電極による色光は、減色混合により透過
光量が極めて少なくなるため、全体として無着色透明電
極から出射する「白色」光が点灯する。従って、前者の
場合には例えば「方向指示灯」として、また後者の場合
には例えば「後退灯」としての構成を可能にする。
【0009】更に、両電極に電圧を印加しない状態にお
いては、電気泳動粒子が分散媒中に浮遊しており、バル
ブの点灯により該電気泳動粒子が有する、例えば「赤
色」に点灯発色し、「制動灯」として機能させることが
できる。
いては、電気泳動粒子が分散媒中に浮遊しており、バル
ブの点灯により該電気泳動粒子が有する、例えば「赤
色」に点灯発色し、「制動灯」として機能させることが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本考案に係る機能色可変車両用灯具の
好適な実施例を図面に従って説明する。
好適な実施例を図面に従って説明する。
【0011】図1及び図2において、1は矩形横長の前
面を開口した灯具ボディ2の内面に形成したリフレクタ
であり、該灯具ボディ2の上記開口面には内面に光束制
御用のレンズステップ3を形成した無着色透明な前面レ
ンズ4を被設して灯室5を構成すると共に、該灯室5に
は上記リフレクタ1の光軸fに位置して点灯用のバルブ
6がバルブソケット7を介して交換可能に固設してあ
る。上記リフレクタ1は、その内面に上記バルブ6のフ
ィラメント位置を焦点Fとする放物反射面鏡を構成した
ものであり、該バルブ6の放射光を平行光束Lとして偏
向屈折し、上記前面レンズ4の外方へ出射する構造に成
るものである。
面を開口した灯具ボディ2の内面に形成したリフレクタ
であり、該灯具ボディ2の上記開口面には内面に光束制
御用のレンズステップ3を形成した無着色透明な前面レ
ンズ4を被設して灯室5を構成すると共に、該灯室5に
は上記リフレクタ1の光軸fに位置して点灯用のバルブ
6がバルブソケット7を介して交換可能に固設してあ
る。上記リフレクタ1は、その内面に上記バルブ6のフ
ィラメント位置を焦点Fとする放物反射面鏡を構成した
ものであり、該バルブ6の放射光を平行光束Lとして偏
向屈折し、上記前面レンズ4の外方へ出射する構造に成
るものである。
【0012】尚、前面レンズ4に形成するレンズステッ
プ3は、リフレクタ1の放物反射面鏡から出射する平行
光束Lを拡散制御し、車両用灯具として所定の配光規格
を得るものであり、本実施例においては前面レンズ4の
内面に魚眼ステップを形成したものを示している。この
レンズステップ3は、必要に応じて適宜、例えば縦又は
横方向に連続する凸状又は凹状のシリンドリカルなレン
ズ素子を並列形成する構造のものであってもよい。
プ3は、リフレクタ1の放物反射面鏡から出射する平行
光束Lを拡散制御し、車両用灯具として所定の配光規格
を得るものであり、本実施例においては前面レンズ4の
内面に魚眼ステップを形成したものを示している。この
レンズステップ3は、必要に応じて適宜、例えば縦又は
横方向に連続する凸状又は凹状のシリンドリカルなレン
ズ素子を並列形成する構造のものであってもよい。
【0013】8は、上記前面レンズ4の外面側に並設し
た電気泳動フィルタである。本考案において、該電気泳
動フィルタ8は、対向配置した2枚の透明基板9,9の
一方には適宜間隔S1置きに無着色透明電極10,10
…を配設すると共に、他方の透明基板9には上記一方の
透明基板9に配設した無着色透明電極10,10…の配
設間隔S1に対応して適宜着色を有する着色透明電極1
1,11…を適宜間隔S2置きに配設する。即ち、一方
の透明基板9に配設した無着色透明電極10,10…に
対しては間隔S2が対応しており、また他方の透明基板
9に配設した着色透明電極11,11…に対しては間隔
S1が対応するように構成してある。従って、バルブ6
の出射光は、両透明電極10,11を透過することによ
り、両透明電極10,11による別々のフィルタ作用に
よって異なる色彩で出射するように成っている。従っ
て、両透明電極10,11をそれぞれ透過した透過光束
Lは、両透過光束Lの色光の加法混色作用により両透過
光束とは異なる色光によって点灯発色する。
た電気泳動フィルタである。本考案において、該電気泳
動フィルタ8は、対向配置した2枚の透明基板9,9の
一方には適宜間隔S1置きに無着色透明電極10,10
…を配設すると共に、他方の透明基板9には上記一方の
透明基板9に配設した無着色透明電極10,10…の配
設間隔S1に対応して適宜着色を有する着色透明電極1
1,11…を適宜間隔S2置きに配設する。即ち、一方
の透明基板9に配設した無着色透明電極10,10…に
対しては間隔S2が対応しており、また他方の透明基板
9に配設した着色透明電極11,11…に対しては間隔
S1が対応するように構成してある。従って、バルブ6
の出射光は、両透明電極10,11を透過することによ
り、両透明電極10,11による別々のフィルタ作用に
よって異なる色彩で出射するように成っている。従っ
て、両透明電極10,11をそれぞれ透過した透過光束
Lは、両透過光束Lの色光の加法混色作用により両透過
光束とは異なる色光によって点灯発色する。
【0014】尚、透明基板9,9に対する上記各透明電
極10,11の配設間隔S1は、それぞれの透過光束L
の色光に基づく加法混色作用により全体としてどのよう
な色相の照射光を得ることができるかによって適宜設計
変様することができるものであり、両色光の種類,光量
及び強度によって所望の機能色の信号灯を構成すること
ができる。
極10,11の配設間隔S1は、それぞれの透過光束L
の色光に基づく加法混色作用により全体としてどのよう
な色相の照射光を得ることができるかによって適宜設計
変様することができるものであり、両色光の種類,光量
及び強度によって所望の機能色の信号灯を構成すること
ができる。
【0015】12は、上記2枚の透明基板9,9間に密
封した分散媒13中に混入した電気泳動粒子であり、適
宜上記着色透明電極11の色彩と異なる色彩の材料で構
成して成り、上記両透明電極10,11に電圧を印加し
て一方の電極、即ち無着色透明電極10側に、また他方
の電極、即ち着色透明電極11側に偏在付着させるよう
に構成したものである。
封した分散媒13中に混入した電気泳動粒子であり、適
宜上記着色透明電極11の色彩と異なる色彩の材料で構
成して成り、上記両透明電極10,11に電圧を印加し
て一方の電極、即ち無着色透明電極10側に、また他方
の電極、即ち着色透明電極11側に偏在付着させるよう
に構成したものである。
【0016】14は、透明基板9,9間の周縁部を密閉
すると共に、両透明基板9,9間の間隔を一定に保持す
るためのスペーサーであり、透明基板9,9間接合部の
シール部材としても機能するものである。
すると共に、両透明基板9,9間の間隔を一定に保持す
るためのスペーサーであり、透明基板9,9間接合部の
シール部材としても機能するものである。
【0017】上記電気泳動粒子12は、その表面に正又
は負の表面電荷を帯有し、上記両透明電極10,11に
印加する交流又は直流の電圧の電場方向又は電場とは逆
方向へ移動し、透明電極10又は11に付着し、又は分
散媒13中に拡散する。このとき、該電気泳動粒子12
が有する色彩により、バルブ6の出射光に対するフィル
タ作用を為す。即ち、該電気泳動粒子12が「赤色」の
色彩を有する材料で構成されている場合には、該赤色の
電気泳動粒子12が無着色透明電極10に付着した状態
の電気泳動フィルタ8を経由する出射光は、赤色光Rと
成り、また着色透明電極11を経由する出射光は該着色
透明電極11が有する例えば「緑色」により緑色光Gと
成る。従って、両色光の色彩RとGの加法混色作用によ
り加色混合し、全体として電気泳動フィルタ8を透過す
る出射光Lが各色光R及びGとは異なるアンバー色Aの
色光によって点灯発色する。従って、このような色彩の
組み合わせによって、「方向指示灯」としての機能色を
点灯発色させることができる。なお、上記「緑色」の着
色透明電極11の形成幅及び「赤色」電気泳動粒子12
量を変えることにより、「緑色」から「赤色」までの混
合色の色光を可変調整することができる。
は負の表面電荷を帯有し、上記両透明電極10,11に
印加する交流又は直流の電圧の電場方向又は電場とは逆
方向へ移動し、透明電極10又は11に付着し、又は分
散媒13中に拡散する。このとき、該電気泳動粒子12
が有する色彩により、バルブ6の出射光に対するフィル
タ作用を為す。即ち、該電気泳動粒子12が「赤色」の
色彩を有する材料で構成されている場合には、該赤色の
電気泳動粒子12が無着色透明電極10に付着した状態
の電気泳動フィルタ8を経由する出射光は、赤色光Rと
成り、また着色透明電極11を経由する出射光は該着色
透明電極11が有する例えば「緑色」により緑色光Gと
成る。従って、両色光の色彩RとGの加法混色作用によ
り加色混合し、全体として電気泳動フィルタ8を透過す
る出射光Lが各色光R及びGとは異なるアンバー色Aの
色光によって点灯発色する。従って、このような色彩の
組み合わせによって、「方向指示灯」としての機能色を
点灯発色させることができる。なお、上記「緑色」の着
色透明電極11の形成幅及び「赤色」電気泳動粒子12
量を変えることにより、「緑色」から「赤色」までの混
合色の色光を可変調整することができる。
【0018】また、上記構成において、極性を逆転して
電圧を印加すると、「赤色」の電気泳動粒子12が「緑
色」の着色透明電極11上に移動付着する。而して、電
気泳動粒子12の色彩の「赤色」フィルタ作用により着
色透明電極11を透過する色光「緑色」に対し、減色混
合して「黒色」の色光となり、無着色Hの出射光Lを出
射する。従って、このような色彩の組み合わせによって
「後退灯」としての使用を可能にする。
電圧を印加すると、「赤色」の電気泳動粒子12が「緑
色」の着色透明電極11上に移動付着する。而して、電
気泳動粒子12の色彩の「赤色」フィルタ作用により着
色透明電極11を透過する色光「緑色」に対し、減色混
合して「黒色」の色光となり、無着色Hの出射光Lを出
射する。従って、このような色彩の組み合わせによって
「後退灯」としての使用を可能にする。
【0019】尚、両透明電極10,11に電圧を印加し
ない状態においては、電気泳動粒子12が分散媒13中
に浮遊しており、バルブ6の点灯により該電気泳動粒子
12が有する、例えば「赤色」に点灯発色し、「制動
灯」として機能するように構成することができる。
ない状態においては、電気泳動粒子12が分散媒13中
に浮遊しており、バルブ6の点灯により該電気泳動粒子
12が有する、例えば「赤色」に点灯発色し、「制動
灯」として機能するように構成することができる。
【0020】図3は、「赤色」の着色透明電極11a
と、「黄色」の着色透明電極11bの組合せによって、
電気泳動フィルタ8を構成した実施例を示すものであ
る。本実施例において、電気泳動粒子12が「赤色」の
色彩を有する材料で構成されている場合には、該「赤
色」の電気泳動粒子12が「赤色」の着色透明電極11
aに付着した状態の出射光L、「黄色」の着色透明電極
11bを透過する黄色光Yと、「赤色」の着色透明電極
11aを透過する赤色光Rの加法混色作用により加色混
合し、全体としてアンバー色Aの色光によって点灯発色
する。
と、「黄色」の着色透明電極11bの組合せによって、
電気泳動フィルタ8を構成した実施例を示すものであ
る。本実施例において、電気泳動粒子12が「赤色」の
色彩を有する材料で構成されている場合には、該「赤
色」の電気泳動粒子12が「赤色」の着色透明電極11
aに付着した状態の出射光L、「黄色」の着色透明電極
11bを透過する黄色光Yと、「赤色」の着色透明電極
11aを透過する赤色光Rの加法混色作用により加色混
合し、全体としてアンバー色Aの色光によって点灯発色
する。
【0021】また、電極を逆転して電圧を印加すると
「赤色」の電気泳動粒子12が「緑色」の着色透明電極
11b上に移動付着する。而して、電気泳動粒子12の
赤色Rと着色透明電極11bの緑色Gの減法混色作用に
より減色混合して「黒色」の色光を呈し、従って電気泳
動フィルタ8を透過する出射光Lは、「赤色」の着色透
明電極11による赤色光Rのみとなる。
「赤色」の電気泳動粒子12が「緑色」の着色透明電極
11b上に移動付着する。而して、電気泳動粒子12の
赤色Rと着色透明電極11bの緑色Gの減法混色作用に
より減色混合して「黒色」の色光を呈し、従って電気泳
動フィルタ8を透過する出射光Lは、「赤色」の着色透
明電極11による赤色光Rのみとなる。
【0022】本実施例においては、電気泳動フィルタ8
を前面レンズ4の外面側に並設した例により説明してい
るが、該電気泳動フィルタ8は、前面レンズ4の内面側
に並設構成することもできる。
を前面レンズ4の外面側に並設した例により説明してい
るが、該電気泳動フィルタ8は、前面レンズ4の内面側
に並設構成することもできる。
【0023】また、上記電気泳動粒子12は、各種信号
灯として必要な機能色に点灯発色させるため、該電気泳
動粒子12及び分散媒13の種類、更に分散媒13の染
料や電気泳動粒子12の色彩等を適宜選択構成すること
によりフィルタレンズとして必要な各種色変わり効果又
はシャッター効果を呈するように構成することができる
ことは勿論である。
灯として必要な機能色に点灯発色させるため、該電気泳
動粒子12及び分散媒13の種類、更に分散媒13の染
料や電気泳動粒子12の色彩等を適宜選択構成すること
によりフィルタレンズとして必要な各種色変わり効果又
はシャッター効果を呈するように構成することができる
ことは勿論である。
【0024】
【考案の効果】本考案に係る機能色可変車両用灯具は、
以上のように構成したから、単一の灯具構造において複
数の機能色の点灯発色を可能にするばかりでなく、灯具
構造を簡略化し、複合信号灯の軽量化及び小型化を可能
にする等優れた特徴を有するものであり、本考案実施に
よる効果は極めて大きい。
以上のように構成したから、単一の灯具構造において複
数の機能色の点灯発色を可能にするばかりでなく、灯具
構造を簡略化し、複合信号灯の軽量化及び小型化を可能
にする等優れた特徴を有するものであり、本考案実施に
よる効果は極めて大きい。
【図1】本考案に係る機能色可変車両用灯具の第一の実
施例を示す車両用灯具の横断面図である。
施例を示す車両用灯具の横断面図である。
【図2】第一の実施例に係る電気泳動フィルタの構造を
示すものであり、(a)は無着色透明電極側に電気泳動
粒子を付着するように電圧を印加した状態を示す要部拡
大断面図、(b)は極性を逆転させて着色透明電極側に
電気泳動粒子を付着するように電圧を印加した状態を示
す要部拡大断面図である。
示すものであり、(a)は無着色透明電極側に電気泳動
粒子を付着するように電圧を印加した状態を示す要部拡
大断面図、(b)は極性を逆転させて着色透明電極側に
電気泳動粒子を付着するように電圧を印加した状態を示
す要部拡大断面図である。
【図3】本考案の第二の実施例に係る電気泳動フィルタ
の構造を示すものであり、(a)は一側の着色透明電極
に電気泳動粒子を付着するように電圧を印加した状態を
示す要部拡大断面図、(b)は極性を逆転させて他側の
着色透明電極に電気泳動粒子を付着するように電圧を印
加した状態を示す要部拡大断面図である。
の構造を示すものであり、(a)は一側の着色透明電極
に電気泳動粒子を付着するように電圧を印加した状態を
示す要部拡大断面図、(b)は極性を逆転させて他側の
着色透明電極に電気泳動粒子を付着するように電圧を印
加した状態を示す要部拡大断面図である。
1 リフレクタ 2 灯具ボディ 3 レンズステップ 4 前面レンズ 6 バルブ 8 電気泳動フィルタ 9 透明基板 10 無着色透明電極 11 着色透明電極 12 電気泳動粒子 13 分散媒 14 スペーサー
Claims (1)
- 【請求項1】 灯具ボディの前面開口を被蓋して灯室を
画成する前面レンズに電気泳動フィルタを並設して成る
機能色可変車両用灯具において、 上記電気泳動フィルタを形成する2枚の透明基板の一方
には着色透明電極又は無着色透明電極を所定間隔置きに
配設すると共に、他方には上記一方の透明基板に配設し
た着色透明電極又は無着色透明電極の間隔に対応して着
色透明電極又は無着色透明電極を配設し、かつ両透明基
板間に密封した分散媒中には上記着色透明電極とは異な
る色彩の電気泳動粒子を混入したことを特徴とする機能
色可変車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9100791U JPH082706Y2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 機能色可変車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9100791U JPH082706Y2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 機能色可変車両用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533187U JPH0533187U (ja) | 1993-04-30 |
| JPH082706Y2 true JPH082706Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=14014461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9100791U Expired - Lifetime JPH082706Y2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 機能色可変車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082706Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007072293A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Brother Ind Ltd | 表示媒体 |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP9100791U patent/JPH082706Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0533187U (ja) | 1993-04-30 |
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