JPH05335165A - 電気機器タンクの製造方法 - Google Patents

電気機器タンクの製造方法

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JPH05335165A
JPH05335165A JP16169392A JP16169392A JPH05335165A JP H05335165 A JPH05335165 A JP H05335165A JP 16169392 A JP16169392 A JP 16169392A JP 16169392 A JP16169392 A JP 16169392A JP H05335165 A JPH05335165 A JP H05335165A
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bottom plate
tank body
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plate
tank
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Masahiro Abe
正博 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器タンクを製造する方法において、タ
ンク胴板への底板の位置決め及び溶接を自動的に且つ能
率良く行う。 【構成】 タンク胴板2をフランジ2A面が下方に向い
た状態とし、底板3をタンク胴板2内側の任意な位置に
置いた後、架台4に保持させ、底板位置決め金具6Aを
下方に移動しタンク胴板2の下端2Bに当接させる。そ
の後底板保持金具5Aで底板3を上方に押し上げ底板位
置決め金具6Aとで挟み付け、次いで可動締め付け治具
7Bを横方向に移動させ固定締め付け治具7Aとでタン
ク胴板2と底板3を締め付け仮固定する。その後底板保
持金具5A及び底板位置決め金具6Aを所定の位置に退
避させ、次いで溶接装置により底板3を上方よりタンク
胴板2に溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油入変圧器等の電気
機器を収納するタンクを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気機器を収納するタンク1は、例えば
図1に示すように上端にフランジ2Aを有するタンク胴
板2とタンク胴板2の下端2Bを閉じるように溶接によ
り取り付けた底板3とからなり、タンク1内に電気機器
を収納した後フランジ2Aに図示しない蓋板が取り付け
られる。この様なタンク1を製造する従来の方法では、
予めタンク胴板2の下端2B付近に底板位置決め位置を
プレス加工にて形成しておきタンク胴板2の内側に底板
3を配置し位置決め位置に当接させる方法、またはタン
ク胴板2の内側に底板3を配置しタンク胴板2の下端2
B側に簡易な位置決め金具を添えて上方より位置調整を
し、タンク胴板2と底板3の接合部に数カ所仮付け溶接
にて仮固定する方法等にて底板3の位置決めをした後、
外側より手作業にて本溶接を施してタンク胴板2に底板
3を固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの様な
方法では、タンク胴板2に底板位置決め位置を形成する
為のプレス加工作業、またはタンク胴板2と底板3を仮
固定するための溶接作業に工数が掛かり、また底板3を
固定する為の本溶接作業を手作業で行っていた為、本溶
接作業に工数が掛かり製造加工費を低減することが出来
なかった。また、タンク胴板2と底板3の位置決めを溶
接により仮固定していた為、本溶接時に仮固定の部分と
その他の部分の溶接条件が異なり、溶接欠陥が生じる事
があった。そこで、この発明は、タンク胴板2への底板
3の取り付けを自動的に且つ能率良く行うことが出来る
ようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、両端が開口
し上端にフランジ2Aを有するタンク胴板2と、タンク
胴板2の下端2Bを閉じるように設けられた底板3とか
らなる電気機器タンクを製造する方法であって、タンク
胴板2を保持する架台4と架台4の面に対し下部より直
角な方向に移動する下部駆動軸5と、下部駆動軸5の先
端に設けられた底板保持金具5Aと、架台4の面に対し
上部より直角な方向に移動する上部駆動軸6と、上部駆
動軸6の先端に設けられた底板位置決め金具6Aと、架
台4の面に対し水平方向に移動する横駆動軸7と横駆動
軸7の先端に設けられた可動締め付け治具7Bと、可動
締め付け治具7Bに相対して設けられた固定締め付け治
具7Aを備えた位置決め装置と溶接装置を用いる。タン
ク胴板2をフランジ2A面側が下方に向いた状態とし、
底板3をタンク胴板2内側の任意な位置に配置した後架
台4に保持させる。しかる後、上部駆動軸6を上部より
下部に移動させ、底板位置決め金具6Aをタンク胴板2
の下端2Bに当接させ、その後下部駆動軸5を下部より
上部に移動させ底板保持金具5Aで底板3を押し上げ、
底板位置決め金具6Aとで挟み付け仮固定する。その後
横駆動軸7をタンク胴板2方向に移動させ、可動締め付
け治具7Bと固定締め付け治具7Aでタンク胴板2と底
板3を締め付け仮固定する。その後、下部駆動軸5、上
部駆動軸6を移動させ底板保持金具5A、底板位置決め
金具6Aを所定位置に退避させ、次いで溶接装置により
底板3を上方からタンク胴板2に溶接にて固定する。
【0005】
【作用】上記のようにタンク胴板2を架台4に保持して
から、タンク胴板2内側で底板3を底板位置決め部に移
動させ、可動締め付け治具7Bと固定締め付け治具7A
で締め付け仮固定するようにすれば、底板3をタンク胴
板2に仮固定する為の仮付け溶接を行うこともなく、底
板3をその上方からタンク胴板2に直接本溶接すること
ができ、工数を削減することが出来る。またタンク胴板
2の位置決めは位置決め装置により自動的に行われるの
で、タンク胴板2に底板3を取り付ける作業の自動化が
可能であり、能率良く行うことが出来る。またタンク胴
板2と底板3を仮付け溶接により行っていた仮固定が不
要となる為、本溶接時の溶接条件がほぼ同一となり、溶
接欠陥を低減する事が出来る。
【0006】
【実施例】以下図2から図4を参照して本発明の実施例
を説明する。図2及び図3は円筒形に形成されたタンク
胴板2に円盤状の底板3を溶接する場合の実施例を示し
たもので、図2はこの発明の方法においてタンク胴板2
を位置決めした状態を示す平面図、図3は図2のC−C
断面図である。この発明の方法で用いる位置決め装置
は、タンク胴板2を載せて保持し得る架台4を備えてい
る。この架台4のほぼ中央にはタンク胴板2の外径より
小さい穴が形成されており、その中央には上下動自在の
下部駆動軸5が配置されている。下部駆動軸5の先端に
は円盤状の底板保持金具5Aが固定され、底板保持金具
5Aの外径はタンク胴板2の内径より小さく設定されて
いる。また架台4の上部には支柱4Aにより保持された
上下動自在の上部駆動軸6が配置されている。上部駆動
軸6の先端には円盤状の底板位置決め金具6Aが固定さ
れ、底板位置決め金具6Aはタンク胴板2の内径より小
さい円盤とタンク胴板2の外形より大きい円盤が段差を
持って形成されている。また架台4の支柱4Aのほぼ中
央横には左右動自在の横駆動軸7が配置されている。横
駆動軸7の先端にはタンク胴板2の外径とほぼ同径で二
分割された可動締め付け治具7B固定されている。可動
締め付け治具7Bと相対する側には同形状の固定締め付
け治具7Aが配置されている。この実施例では、上記架
台4、下部駆動軸5及び底板保持金具5A、上部駆動軸
6及び底板位置決め金具6A、横駆動軸7及び可動締め
付け治具7B、固定締め付け治具7Aとにより位置決め
装置が構成されている。架台4の上方には溶接トーチ8
を備えた図示しない自動溶接装置が配置され、この自動
溶接装置は溶接トーチ8がタンク胴板−底板の接線部2
Cに沿って移動しつつ溶接を自動的に行うようになって
いる。また、架台4にタンク胴板2を着脱する際には、
前記溶接トーチ8が所定位置まで退避し得るようになっ
ている。本実施例では、先ず円筒形に成形加工されたタ
ンク胴板2をフランジ2A面が下方をに向いた状態とし
た後、タンク胴板2内側の任意な位置に底板3を配置す
る。その後タンク胴板2を図示しない搬送装置により架
台4の位置まで搬送し架台4の上に置き、固定締め付け
治具7Aにタンク胴板2の外側を当接させる。その後上
部駆動軸6を下方に移動させてタンク胴板2の下端2B
に底板位置決め金具6Aを当接させる。この場合底板位
置決め金具6Aのタンク胴板2の外径より大きい円盤部
分がタンク胴板の下端2Bに当接し、タンク胴板2の内
径より小さい円盤部分はタンク胴板2の内側に入る。こ
の内側に入った段差部分の厚さがタンク胴板2下端2B
より底板3までの位置決め寸法となる。次いで下部駆動
軸5を上方に移動させる。この時下部駆動軸5の先端に
固定されている底板保持金具5Aが、タンク胴板2内側
の任意な位置に配置されていた底板3を押し上げ、底板
位置決め金具6Aの小さい円盤部分に底板3が当接し、
底板3の位置が決まる。次いで横駆動軸7をタンク胴板
2方向に移動し、固定締め付け治具7Aと可動締め付け
治具7Bとでタンク胴板2を締め付け底板3を仮固定す
る。この場合可動締め付け治具7Bはタンク胴板2方向
に向かって移動しタンク胴板2に当接して停止するの
で、タンク胴板2は自動溶接装置に対して常に一定の位
置関係をもって自動的に位置決めされる。次いで仮固定
後、下部駆動軸5、上部駆動軸6を移動させ底板保持な
金具5A及び底板位置決め金具6Aを所定位置まで退避
させる。次いで自動溶接装置の溶接トーチ8を上方から
底板3と底板位置決め部との接合部に指向させ、タンク
胴板−底板の接線部2Cに沿って移動させつつタンク胴
板2及び底板3の溶接を行い、タンク胴板2に底板3を
固定してタンク1を完成する。しかる後横駆動軸7を移
動させ、可動締め付け治具7Bを所定位置に退避させ図
示しない搬送装置によりタンク1を搬出する。上記の実
施例では、タンク胴板2が円筒形に形成されていたが、
図4に示したように、断面が略矩形状を呈する角形のタ
ンク胴板2に略矩形状板の底板3を溶接にて固定する場
合にも同様にこの発明を適用することが出来る。この場
合底板3を締め付け仮固定する為の可動締め付け治具7
Bは一方向からだけではなく、二方向または三方向から
締め付けるような構成ににしても差し支えない。更に固
定締め付け7A及び可動締め付け治具7Bにタンク胴板
2の長さに合わせて上下に移動する縦方向の駆動機構を
付加すれば、段取り時間の低減及び自動化が促進され
る。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、上述したようにタン
ク胴板を架台に保持してから、タンク胴板内側で底板を
タンクの底板位置決め部に移動させて、固定締め付け治
具及び可動締め付け治具にて仮固定することにより、底
板をその上方からタンク胴板に直接本溶接することが可
能となり、仮固定の為の仮付け溶接作業を削除すること
ができ、更にタンク胴板にプレス加工にて底板の位置決
め位置を形成することが不要となりプレス加工工数が削
減出来る。また底板の位置決めは位置決め装置により自
動的に行われるので、タンク胴板に底板を取り付ける作
業の自動化が可能であり、能率良く行うことが出来る。
またタンク胴板と底板を溶接により行っていた仮固定が
不要となるため、本溶接時の溶接条件が同一となり溶接
欠陥を低減する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法により製造するタンクの一例を
示した断面図である。
【図2】この発明を実施する装置の構成例を示した平面
図である。
【図3】図2のC−C断面図である。
【図4】この発明を実施する装置の他の構成例を示した
平面図である。
【符号の説明】 1 タンク 2 タンク胴板 2A フランジ 2B タンク胴板の下端 2C タンク胴板−底板の接線部 3 底板 4 架台 4A 支柱 5 下部駆動軸 5A 底板保持金具 6 上部駆動軸 6A 底板位置決め金具 7 横駆動軸 7A 固定締め付け治具 7B 可動締め付け治具 8 溶接トーチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が開口し上端にフランジを有するタ
    ンク胴板と、タンク胴板の下端を閉じるように設けられ
    た底板からなる電気機器タンクを製造する方法におい
    て、タンク胴板を保持する架台と、架台の面に対し下部
    より直角な方向に移動する下部駆動軸と、下部駆動軸の
    先端に設けられた底板保持金具と、架台の面に対し上部
    より直角な方向に移動する上部駆動軸と、上部駆動軸の
    先端に設けられた底板位置決め金具と、架台の面に対し
    水平方向に移動する横駆動軸と、横駆動軸の先端に設け
    られた可動締め付け治具と、可動締め付け治具に相対し
    て設けられた固定締め付け治具を備えた位置決め装置
    と、溶接装置を用意し、タンク胴板をフランジ面が下方
    に向いた状態とし、底板をタンク胴板内側の任意な位置
    に置いた状態で架台に保持した後、上部駆動軸を下方に
    移動させ底板位置決め金具をタンク胴板下端に当接さ
    せ、その後下部駆動軸を上方に移動させ底板保持金具で
    底板を押し上げ底板位置決め金具とで挟み付け仮固定し
    た後、横駆動軸をタンク胴板方向に移動させ可動締め付
    け治具と固定締め付け治具でタンク胴板と底板を締め付
    け仮固定させた後、下部駆動軸、上部駆動軸を移動させ
    底板保持金具、底板位置決め金具を所定位置に退避さ
    せ、次いで前記溶接装置により底板を上方からタンク胴
    板に溶接することを特徴とする電気機器タンクの製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104867664A (zh) * 2015-06-02 2015-08-26 国家电网公司 一种用在变压器上的μ形垫块及其制作方法
CN109285688A (zh) * 2018-09-11 2019-01-29 南京机电职业技术学院 一种变压器组件自动定位夹固机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104867664A (zh) * 2015-06-02 2015-08-26 国家电网公司 一种用在变压器上的μ形垫块及其制作方法
CN109285688A (zh) * 2018-09-11 2019-01-29 南京机电职业技术学院 一种变压器组件自动定位夹固机构
CN109285688B (zh) * 2018-09-11 2020-06-19 南京机电职业技术学院 一种变压器组件自动定位夹固机构

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