JPH0533690U - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JPH0533690U
JPH0533690U JP8676691U JP8676691U JPH0533690U JP H0533690 U JPH0533690 U JP H0533690U JP 8676691 U JP8676691 U JP 8676691U JP 8676691 U JP8676691 U JP 8676691U JP H0533690 U JPH0533690 U JP H0533690U
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JP
Japan
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rotor
stator
transmission member
transmission
pressing
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Application number
JP8676691U
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English (en)
Inventor
衆一 高橋
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステータからロータへの伝達効率を高めると
共に、製品寿命を安定化させる。 【構成】 ステータ15の表面には、圧電セラミックス
16が貼着され、周面の互いに対向する位置にプラステ
ィックの伝達部材17、18が固着されている。伝達部
材17には、押圧ローラ34が他方の伝達部材18側に
向かって押圧されている。他方の伝達部材18には、第
1の出力軸27に取り付けられたロータ26が回転可能
に当接している。そして、伝達部材17、18の押圧ロ
ーラ34およびロータ26と当接する面17a、18a
を円弧状の凹面としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、圧電素子に径方向の伸縮振動モードと面内屈曲振動モードを付与し てこの圧電素子の周面に発生する楕円動作によりロータを回転させる超音波モー タに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の超音波モータの概略構成を示す平面図である。同図において、 50は円盤状のステータで、表面にドーナツ状の圧電セラミックス51が貼着さ れている。52は、ステータ50の周面の互いに向き合う位置A点に固着された 断面が矩形状をした伝達部材で、所定の摩擦伝達力を得るためにプラスティック で形成されている。 53は押圧部材で、架け渡されたシャフト55に押圧ローラ54を回転自在に 支持しており、圧縮スプリング56により押圧ローラ54が伝達部材52側に押 圧されるように付勢されている。 他方の伝達部材52には、回転軸58に取り付けられたロータ57の周面が回 転可能に当接し、ロータ57と一体的に回転する回転軸58は図示しないケース に枢支されて、一端がケースから突出して出力軸を構成している。
【0003】 このような構成において、圧電セラミックス51に、図6(a)に示すように 径方向の伸縮振動モードと図6(b)に示すような図中上下方向の面内屈曲振動 モードとを付与し、これらの振動周波数の位相をずらすと、図6(c)に示すよ うにステータ50の中心線を通る水平線上の周面の2点(図中A点)において、 互いに反対方向に回転する楕円動作が発生する。 このステータ50のA点における楕円動作は、伝達部材52を介してロータ5 7に伝達されて、出力軸58から回転動作として取り出すことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上述した従来の超音波モータにおいては、ロータと押圧ローラ に挟持され、これらロータと押圧ローラに押圧されたステータの伝達部材の形状 が単に断面矩形状を呈しており、伝達部材とロータおよび押圧ローラとは点接触 をする構造となっている。このため、ステータの固定が不安定となり、ステータ 周面の楕円動作がロータに充分伝達されずに伝達効率が悪いといった欠点がある 。 また、ロータおよび押圧ローラとの接触部分における伝達部材の摩耗が激しく、 これによってモータの製品寿命を短縮するといった不都合が生じる。 本考案は上記した従来の欠点あるいは不都合に鑑みてなされたもので、その目 的とするところは、ステータからロータへの伝達効率を高めると共に製品寿命を 安定化させた超音波モータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案は、圧電素子を有する円板状のステータと 、このステータの周面に当接し回転自在に支持されたロータと、このロータと反 対側の前記ステータ周面に配設され前記ロータ側にステータを押圧する押圧子と 、前記ステータの周面の前記ロータおよび押圧子が当接する部位に取り付けられ た伝達部材とからなり、前記圧電素子に径方向の伸縮振動モードと面内屈曲振動 モードを付与して前記ステータの周面に発生する楕円動作により前記伝達部材を 介して前記ロータを回転させる超音波モータであって、前記伝達部材の前記ロー タおよび前記押圧子が当接する面を円弧状の凹面としたものである。
【0006】
【作用】
伝達部材のロータおよび押圧子と接触する部分を円弧状の凹面としたことによ って、接触部分が点接触から面接触となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る超音波 モータの分解斜視図、図2は同じく平面図、図3は同じく平断面図、図4は同じ く側断面図である。これらの図において、1は上部に開口部を有するケースで、 底面部2と側面部6とからなる。底面部2の中央部には、スリット3aを有する 鍵穴状の軸受穴3が穿設され、端部には、別の軸受穴4が穿設されている。これ ら軸受穴3、4には、軸受10a、10bが嵌合して固定される。 側面部6の右側面部6aには2つのねじ孔6bが設けられ、左側面部から上下 側面部にかけて肉厚状の一対の載置部7が、また上下側面部に互いに向き合うよ うに突出した一対のガイド部8が、それぞれ設けられている。 載置部7の上面には、ねじ孔7aが設けられ、ガイド部8の上面には、ねじ孔 8aが、また対向する面8bには、ガイド面が設けられている。
【0008】 12は、全体が弾性体からなる薄板状の防振材で、中心穴12aを有する。 15は、円板状のステータで中心穴15aを有し、表面および裏面にドーナツ 状の圧電セラミックス16が貼着されている。ステータ15の周面の互いに対向 する位置に一対のプラスティックからなる矩形状の伝達部材が固着されており、 この伝達部材の外端面18aは、円弧状の凹面に形成されている。 19は、圧電セラミックス16に電気的に接続されたリード線である。
【0009】 20は、大径の歯車で、第2の出力軸21に取り付けられている。 26は、小径の歯車で、下面にロータ26が一体形成され、第1の出力軸27 に取り付けられている。
【0010】 30は、押圧部材で、中央に貫通孔31が、また左側部に末広がり状に突出形 成された一対の脚部32がそれぞれ設けられている。脚部32の側面32aには 、ガイド面が、またガイド面32aと直行する面32bには、当接面がそれぞれ 設けられている。 また、押圧部材30の脚部32に挟まれてほぼ中央の高さ位置に、一部が押圧 部材30に埋設された鍔33が突出している。押圧部材30の貫通孔31には固 定軸35が圧入固定されており、この固定軸35には、押圧子である押圧ローラ 34が回転自在に支持されている。 37は、U字状のばねである。
【0011】 40は、平板状のカバーで、前記ケース1の軸受穴3、4に対応した位置に軸 受穴41、42が穿設されると共に、ねじ45が挿入されるねじ取付孔43が穿 設されている。 44a、44bは、軸受穴41、42に嵌合固定される軸受である。
【0012】 以下、組立方法を説明する。 まず、ケース1の軸受穴3、4に軸受10a、10bをそれぞれ嵌合固定する 。 次に、防振材12およびステータ15を積層状態にして、それぞれの中央穴1 2aと15aとをケース1の底面板3の軸受穴3に位置合わせしながら底面板3 に載置する。同時に、ステータ15のリード線19を軸受穴3のスリット3aか らケース1の外へ導出する。 このとき、弾性体で形成された防振材12は、モータ本体の防振機能を有する と共に、リード線19を保護し同時に絶縁し、さらに、リード線19と圧電セラ ミックス16との半田付けの厚み分を吸収してステータ15を水平に保つ用に機 能し、またステータ15がケース1の軸受10aに接触しないためのスペーサと して機能するものである。
【0013】 引き続き、小径歯車25の第1の出力軸27をケース1の軸受10bに挿入し て回転自在に支持する。このとき、ロータ26の周面は、ステータ15の伝達部 材18に接触して位置している。 次に、押圧部材30の脚部32のガイド面32aが、ケース1のガイド部8の ガイド面8b間に挟持されるように、押圧部材30をケース1内に収納する。 しかるのち、U字状のばね37をケース1のガイド部8と右側面部6a間に収 納し、ねじ38をねじ孔6bに螺入して先端をばね37の一端側を押圧させる。
【0014】 これにより、図3に示すようにばね37の他端側が押圧部材30の脚部32の 当接面32bを押圧し、押圧部材30をガイド面8aをガイドとして、ステータ 15側に押圧するので、押圧ローラ34が伝達部材17をロータ26側に押圧さ れ、他方の伝達部材18を所定の押圧力でロータ26の周面に押圧する。この押 圧力は、ねじ38を側面部6aから進出退出させることによって、調節する。 このとき、伝達部材17、18の外端面17a、18aが円弧状の凹面に形成 されており、この外端面17a、18aと圧接された押圧ローラ34とロータ2 6とで、ステータ15は図3中左右、上下方向の動きを規制されてケース1内で 固定保持される。
【0015】 また、押圧部材30の鍔33が、ステータ15の上端面に位置して、ステータ 15の上方への浮き上がりを防止している。 次に、大径歯車20の第2の出力軸21をケース1の軸受10aに挿入して回 動自在に支持する。 最後に、カバー40をケース1に被せて、ねじ45によってケース1に取り付 け、第1、第2の出力軸を軸受44a、44bに嵌合して回転自在に支持する。
【0016】 以下、動作を説明する。 圧電セラミックス16に電圧を印可して、径方向の伸縮振動モードと面内屈曲 振動モードとを付与し、これらの振動周波数の位相をずらすと、ステータ15の 伝達部材17、18が固着されている周面において、楕円動作が生じる。 この楕円動作は、ロータ26に所定の押圧力で押圧している伝達部材18を介 してロータ26に回転動作として伝達する。 この回転動作は、第1の出力軸27から高回転として出力されると同時に、小 径の歯車25を介して大径の歯車20に伝達され、第2の出力軸21を回転させ る。第2の出力軸21に出力される回転は、大径の歯車20によって、減速され て、低回転かつ高トルクとして出力される。 この場合、小径の歯車25と大径の歯車20との歯車比を変えることによって 、減速率を適宜選択することができる。
【0017】 このように、第2の出力軸21において、低回転かつ高トルクの回転が出力さ れることによって、高トルクを得るために、伝達部材18のロータ26への押圧 力を必要以上に高めることがないために、伝達部材17、18の必要以上の摩耗 を防止することができる。 また、伝達部材17、18の外端面17a、18aを円弧状の凹面としている ので、押圧ローラ34、ロータ26との接触が面接触となり、このためにロータ 26への摩擦伝達力が高まり、これによっても、伝達部材18のロータ26への 押圧力を必要以上に高めることがなくなる。また、面接触となっているために、 伝達部材17、18の摩耗が軽減される。
【0018】 また、ロータ26を伝達部材18を介して回転させる反力によって振動するス テータ15を、従来においてはステータ15の中央穴15aあるいはステータ1 5の外周の一部にゴム等を介して弾性的に保持して振動を防止していたが、保持 が完全でなく、ステータ15の位置が定まらず、このためにステータ15がロー タ26を回転させる力とステータ15自身が微動する力とに分散されて、モータ としての効率が低下していた。 本実施例においては、伝達部材17、18の外端面17a、18aを円弧状の 凹面としたことによって、これら伝達部材17、18を介してステータ15の上 下、左右の動きを両ローラ34、26との2点によって規制してケース1に強固 に固定し、これにより伝達部材のロータへの伝達効率を向上させている。
【0019】 また、本実施例においては、押圧ローラ34を回転自在に支持している固定軸 35を押圧部材30に固定した構造となっているが、他の実施例として、押圧部 材30に軸受を設けて、この軸受に固定軸35を回転自在に支持して、押圧ロー ラ34を固定軸35に取り付けて、固定軸35の先端をケース1の外へ延長する ことによって、この固定軸35を第3の出力軸として機能させることができる。 この場合、押圧部材30がばね37で付勢されて微移動可能なので、第3の出 力軸35から得られる回転は、第1の出力軸27から得られる回転よりも低トル クとなる。
【0020】 このような構成とすることによって、前述した第1、第2の出力軸27、21 とこの第3の出力軸35とを適宜選択することによって、1つのモータによって 、低回転から高回転、また低トルクから高トルクの幅広いニーズに対応すること が可能である。 なお、本実施例では、第1の出力軸27の他に第2の出力軸21からも回転を 得る構造としたが、これに限定されることなく、従来からある一般的な構造であ る第1の出力軸27のみの超音波モータに適用できることはいうまでもないこと である。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、伝達部材のロータおよび押圧子の接触す る部分を円弧状の凹面とすることにより、接触する部分が点接触から面接触とな り、これにより、伝達部材からのロータへの伝達動作が安定し、伝達効率が向上 する。また、接触部分における伝達部材の摩耗が軽減されることと、面接触によ る摩擦伝達力の向上からロータに対する押圧力を軽減できることにより、モータ の製品寿命が長くすることができる。 また、ロータおよび押圧子に挟持されたステータの固定が安定し、ステータか らの伝達動作が分散されず、このため伝達部材のロータへの伝達効率が向上する 効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る超音波モータの分解斜視図であ
る。
【図2】本考案に係る超音波モータの平面図である。
【図3】本考案に係る超音波モータの平断面図である。
【図4】本考案に係る超音波モータの側断面図である。
【図5】従来の超音波モータの概略構成を示す平面図で
ある。
【図6】超音波モータの動作原理を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 12 防振材 15 ステータ 16 圧電セラミックス 18 伝達部材 18a 外端面 20 大径の歯車 21 第2の出力軸 25 小径の歯車 27 第1の出力軸 30 押圧部材 34 押圧ローラ 40 カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子を有する円板状のステータと、
    このステータの周面に当接し回転自在に支持されたロー
    タと、このロータと反対側の前記ステータ周面に配設さ
    れ前記ロータ側にステータを押圧する押圧子と、前記ス
    テータの周面の前記ロータおよび押圧子が当接する部位
    に取り付けられた伝達部材とからなり、前記圧電素子に
    径方向の伸縮振動モードと面内屈曲振動モードを付与し
    て前記ステータの周面に発生する楕円動作により前記伝
    達部材を介して前記ロータを回転させる超音波モータに
    おいて、前記伝達部材の前記ロータおよび前記押圧子が
    当接する面を円弧状の凹面としたことを特徴とする超音
    波モータ。
JP8676691U 1991-09-30 1991-09-30 超音波モータ Pending JPH0533690U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012124986A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Tamron Co Ltd 振動モータ及びレンズ駆動機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257291B2 (ja) * 1984-03-24 1990-12-04 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Kk

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