JPH0533701Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0533701Y2 JPH0533701Y2 JP1987050602U JP5060287U JPH0533701Y2 JP H0533701 Y2 JPH0533701 Y2 JP H0533701Y2 JP 1987050602 U JP1987050602 U JP 1987050602U JP 5060287 U JP5060287 U JP 5060287U JP H0533701 Y2 JPH0533701 Y2 JP H0533701Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- shaft
- housing
- heat
- turbocharger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supercharger (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、自動車のエンジン等に適用される
ターボチヤージヤの遮熱装置に関する。
ターボチヤージヤの遮熱装置に関する。
従来、低速から高速までの広い領域にわたつて
適量且つ十分な吸気過給を可能にする内燃機関の
ターボチヤージヤは、例えば、特開昭60−195329
号公報に開示されている。上記内燃機関のターボ
チヤージヤについて、第4図を参照して概説す
る。
適量且つ十分な吸気過給を可能にする内燃機関の
ターボチヤージヤは、例えば、特開昭60−195329
号公報に開示されている。上記内燃機関のターボ
チヤージヤについて、第4図を参照して概説す
る。
上記内燃機関のターボチヤージヤ30は、内燃
機関の排気ガスエネルギーによつて駆動されるタ
ービン31と、該タービン31の駆動によつてシ
リンダ内に吸気過給するコンプレツサ32とから
成り、更にタービン31によつて駆動される電
動・発電機33を有し、しかも、タービン31、
電動・発電機33及びコンプレツサ32はシヤフ
ト34上に順次に配設されている。この電動・発
電機33は内燃機関の運転状態に応じて電動機又
は発電機として作動されるものであり、詳しく
は、この電動・発電機33は内燃機関の少なくと
も低速高負荷の運転領域では、電動機として駆動
されるものである。
機関の排気ガスエネルギーによつて駆動されるタ
ービン31と、該タービン31の駆動によつてシ
リンダ内に吸気過給するコンプレツサ32とから
成り、更にタービン31によつて駆動される電
動・発電機33を有し、しかも、タービン31、
電動・発電機33及びコンプレツサ32はシヤフ
ト34上に順次に配設されている。この電動・発
電機33は内燃機関の運転状態に応じて電動機又
は発電機として作動されるものであり、詳しく
は、この電動・発電機33は内燃機関の少なくと
も低速高負荷の運転領域では、電動機として駆動
されるものである。
ところで、上記特開昭60−195329号公報に開示
されている内燃機関のターボチヤージヤ30で
は、タービン31は排気ガスエネルギーから熱エ
ネルギーを得て高温になるが、このタービン31
が高温になることによつてタービン31とコンプ
レツサ32との間に配設された永久磁石から成る
回転子を有する電動・発電機33はその温度の影
響即ち輻射、伝導によつて伝わる熱の影響を受け
ることになる。
されている内燃機関のターボチヤージヤ30で
は、タービン31は排気ガスエネルギーから熱エ
ネルギーを得て高温になるが、このタービン31
が高温になることによつてタービン31とコンプ
レツサ32との間に配設された永久磁石から成る
回転子を有する電動・発電機33はその温度の影
響即ち輻射、伝導によつて伝わる熱の影響を受け
ることになる。
更に、タービン31とコンプレツサ32とを駆
動連結するシヤフト34には永久磁石から成る交
流機等の回転子を有する電動・発電機33が配設
されており、排気ガスの高温の熱がタービン31
のタービンブレード35及びシヤフト34を通じ
て電動・発電機33の前記回転子に伝わるという
現象が生じる。
動連結するシヤフト34には永久磁石から成る交
流機等の回転子を有する電動・発電機33が配設
されており、排気ガスの高温の熱がタービン31
のタービンブレード35及びシヤフト34を通じ
て電動・発電機33の前記回転子に伝わるという
現象が生じる。
しかしながら、永久磁石から成る前記回転子は
高温の熱に弱いという問題点を有している。即
ち、永久磁石については、熱に対して極めて弱
く、温度が約200℃以上になると、減磁率は大幅
に大きくなるものであり、例えば、約200℃での
減磁率は約5%であるが、約300℃での減磁率は
約30%にも達する性質を有している。
高温の熱に弱いという問題点を有している。即
ち、永久磁石については、熱に対して極めて弱
く、温度が約200℃以上になると、減磁率は大幅
に大きくなるものであり、例えば、約200℃での
減磁率は約5%であるが、約300℃での減磁率は
約30%にも達する性質を有している。
そこで、この考案の目的は、上記の問題点を解
消することであり、エンジンから排出される高温
の排気ガスの熱を受けてターボチヤージヤのター
ビンが高温になるが、その高温状態になつたター
ビンから永久磁石の回転子に伝導、輻射によつて
伝えられる熱を遮熱すると共に、前記タービンと
コンプレツサとを駆動連結するシヤフトを介して
伝わる高温の熱を放散し、前記タービンと前記コ
ンプレツサとの間に配設された永久磁石から成る
回転子を前記タービンの高熱から保護して永久磁
石の熱による減磁を抑制するターボチヤージヤの
遮熱装置を提供することである。
消することであり、エンジンから排出される高温
の排気ガスの熱を受けてターボチヤージヤのター
ビンが高温になるが、その高温状態になつたター
ビンから永久磁石の回転子に伝導、輻射によつて
伝えられる熱を遮熱すると共に、前記タービンと
コンプレツサとを駆動連結するシヤフトを介して
伝わる高温の熱を放散し、前記タービンと前記コ
ンプレツサとの間に配設された永久磁石から成る
回転子を前記タービンの高熱から保護して永久磁
石の熱による減磁を抑制するターボチヤージヤの
遮熱装置を提供することである。
この考案は、上記の問題点を解消し、上記の目
的を達成するために、次のように構成されてい
る。即ち、この考案は、エンジンの排気ガスエネ
ルギーで駆動されるハウジング内に配置したター
ビン、該タービンに固定し且つセンタハウジング
内で回転するシヤフト、該シヤフトに取り付けた
コンプレツサ及び前記シヤフトに取り付けた永久
磁石から成る回転子を備えた電動・発電機を有す
るターボチヤージヤにおいて、前記ハウジングを
構成するタービンハウジングとタービンスクロー
ルハウジングとの間の全域に配設したチタン酸カ
リウムウイスカーの積層体から成る断熱ガスケツ
ト、及び前記シヤフトのタービン側端部で前記ハ
ウジングと前記センタハウジングとで形成したオ
イルミストの充満したオイル室内に露出している
前記シヤフトの前記タービン側端部に取り付けた
冷却フインを有することを特徴とするターボチヤ
ージヤの遮熱装置に関する。
的を達成するために、次のように構成されてい
る。即ち、この考案は、エンジンの排気ガスエネ
ルギーで駆動されるハウジング内に配置したター
ビン、該タービンに固定し且つセンタハウジング
内で回転するシヤフト、該シヤフトに取り付けた
コンプレツサ及び前記シヤフトに取り付けた永久
磁石から成る回転子を備えた電動・発電機を有す
るターボチヤージヤにおいて、前記ハウジングを
構成するタービンハウジングとタービンスクロー
ルハウジングとの間の全域に配設したチタン酸カ
リウムウイスカーの積層体から成る断熱ガスケツ
ト、及び前記シヤフトのタービン側端部で前記ハ
ウジングと前記センタハウジングとで形成したオ
イルミストの充満したオイル室内に露出している
前記シヤフトの前記タービン側端部に取り付けた
冷却フインを有することを特徴とするターボチヤ
ージヤの遮熱装置に関する。
この考案によるターボチヤージヤの遮熱装置
は、以上のように構成されており、次のように作
用する。即ち、このターボチヤージヤの遮熱装置
は、エンジンの排気ガスエネルギーによつて駆動
されるタービンを一端に、他端にコンプレツサを
取付けたシヤフトのタービン側端部に冷却フイン
を取り付けたので、前記シヤフトを介して伝わる
前記タービンからの高温の熱を前記冷却フインに
よつて放散し、前記シヤフト及び前記シヤフトに
取り付けた永久磁石から成る回転子の温度上昇を
防止する。
は、以上のように構成されており、次のように作
用する。即ち、このターボチヤージヤの遮熱装置
は、エンジンの排気ガスエネルギーによつて駆動
されるタービンを一端に、他端にコンプレツサを
取付けたシヤフトのタービン側端部に冷却フイン
を取り付けたので、前記シヤフトを介して伝わる
前記タービンからの高温の熱を前記冷却フインに
よつて放散し、前記シヤフト及び前記シヤフトに
取り付けた永久磁石から成る回転子の温度上昇を
防止する。
特に、前記シヤフトの前記タービン側端部に取
り付けた前記冷却フインはオイルミストが充満し
たオイル室に露出しているので、飛散しているオ
イルミストによつて前記シヤフトの冷却が促進さ
れて前記シヤフトを通じて伝達される熱が遮断さ
れ、且つタービンハウジングとタービンスクロー
ルハウジングとの間の全域に配設した断熱ガスケ
ツトをチタン酸カリウムウイスカーの積層体で作
製したので、チタン酸カリウムウイスカーの積層
体の断熱機能は極めて富んでおり、前記ハウジン
グを通じて伝達される熱が確実に遮断され、それ
故に前記永久磁石には前記タービンからの熱が伝
達されずに遮断される。
り付けた前記冷却フインはオイルミストが充満し
たオイル室に露出しているので、飛散しているオ
イルミストによつて前記シヤフトの冷却が促進さ
れて前記シヤフトを通じて伝達される熱が遮断さ
れ、且つタービンハウジングとタービンスクロー
ルハウジングとの間の全域に配設した断熱ガスケ
ツトをチタン酸カリウムウイスカーの積層体で作
製したので、チタン酸カリウムウイスカーの積層
体の断熱機能は極めて富んでおり、前記ハウジン
グを通じて伝達される熱が確実に遮断され、それ
故に前記永久磁石には前記タービンからの熱が伝
達されずに遮断される。
従つて、前記永久磁石から成る前記回転子は、
前記タービンからの熱影響を受けることがなく、
前記永久磁石の減磁を防止し、本来の永久磁石の
機能を果たし、耐久性に富んだものとなる。
前記タービンからの熱影響を受けることがなく、
前記永久磁石の減磁を防止し、本来の永久磁石の
機能を果たし、耐久性に富んだものとなる。
更に、前記タービンの前記回転子側を断熱ガス
ケツトによつて全域にわたつて遮熱するように構
成したので、前記永久磁石から成る前記回転子に
対して前記タービンからの熱を完全に遮熱するこ
とができる。
ケツトによつて全域にわたつて遮熱するように構
成したので、前記永久磁石から成る前記回転子に
対して前記タービンからの熱を完全に遮熱するこ
とができる。
以下、図面を参照して、この考案によるターボ
チヤージヤの遮熱装置の一実施例を詳述する。第
1図において、この考案によるターボチヤージヤ
の遮熱装置10が適用されたターボチヤージヤの
一部が示されている。
チヤージヤの遮熱装置の一実施例を詳述する。第
1図において、この考案によるターボチヤージヤ
の遮熱装置10が適用されたターボチヤージヤの
一部が示されている。
このターボチヤージヤは、エンジンの排気ガス
即ち排気ガスエネルギーによつて駆動されるター
ビン4、タービン4の駆動によつて過給するコン
プレツサ(図示省略、第4図参照)、及びタービ
ン4によつて駆動され且つ電動機又は発電機とし
て機能する永久磁石から成る回転子(図示省略)
を備えた電動・発電機を有する。
即ち排気ガスエネルギーによつて駆動されるター
ビン4、タービン4の駆動によつて過給するコン
プレツサ(図示省略、第4図参照)、及びタービ
ン4によつて駆動され且つ電動機又は発電機とし
て機能する永久磁石から成る回転子(図示省略)
を備えた電動・発電機を有する。
特に、この実施例では、タービン4、前記回転
子を備えた電動・発電機、及び前記コンプレツサ
がシヤフト6に対して配設される関係について
は、前掲特開昭60−195329号公報に開示されてい
る内燃機関のターボチヤージヤ30と同様な構成
であるので、ここでは図示及びその関連の詳細な
説明は省略している。
子を備えた電動・発電機、及び前記コンプレツサ
がシヤフト6に対して配設される関係について
は、前掲特開昭60−195329号公報に開示されてい
る内燃機関のターボチヤージヤ30と同様な構成
であるので、ここでは図示及びその関連の詳細な
説明は省略している。
タービン4については、タービンスクロールハ
ウジング3及びタービンハウジング1によつて形
成されるスペース内に排気ブレード即ちタービン
ブレード2が配置されたものである。このタービ
ン4のタービンブレード2はシヤフト6の一端部
に取り付けられ、また、前記コンプレツサのコン
プレツサインペラ(図示省略)はシヤフト6の他
端部に取り付けられている。
ウジング3及びタービンハウジング1によつて形
成されるスペース内に排気ブレード即ちタービン
ブレード2が配置されたものである。このタービ
ン4のタービンブレード2はシヤフト6の一端部
に取り付けられ、また、前記コンプレツサのコン
プレツサインペラ(図示省略)はシヤフト6の他
端部に取り付けられている。
また、電動機又は発電機として機能する電動・
発電機に設けられている永久磁石から成る前記回
転子は、タービン4と前記コンプレツサとの中間
のシヤフト6上に取り付けられている。
発電機に設けられている永久磁石から成る前記回
転子は、タービン4と前記コンプレツサとの中間
のシヤフト6上に取り付けられている。
タービンブレード2とシヤフト6との取付構造
については、シヤフト6の端部の継手部16に形
成された嵌合穴17に、タービンブレード2のタ
ービン軸7が嵌合することによつて、タービンブ
レード2とシヤフト6とが固定される。また、シ
ヤフト6の継手部16はシールリング12を介し
てタービンハウジング1に支持されている。
については、シヤフト6の端部の継手部16に形
成された嵌合穴17に、タービンブレード2のタ
ービン軸7が嵌合することによつて、タービンブ
レード2とシヤフト6とが固定される。また、シ
ヤフト6の継手部16はシールリング12を介し
てタービンハウジング1に支持されている。
更に、図示していないが、場合によつては、タ
ービンハウジング1は、シヤフト6に対してオイ
ルシールを介して支持されるように構成すること
もできる。タービンハウジング1には、適宜な固
着手段14でセンタハウジング9が固着されてい
る。タービンブレード2の側面にはタービンハウ
ジング1が位置し、タービンブレード2の外周部
にはタービンスクロール8を形成するタービンス
クロールハウジング3が配設されている。
ービンハウジング1は、シヤフト6に対してオイ
ルシールを介して支持されるように構成すること
もできる。タービンハウジング1には、適宜な固
着手段14でセンタハウジング9が固着されてい
る。タービンブレード2の側面にはタービンハウ
ジング1が位置し、タービンブレード2の外周部
にはタービンスクロール8を形成するタービンス
クロールハウジング3が配設されている。
また、前記コンプレツサについては、コンプレ
ツサケーシング内にコンプレツサインペラが配置
されている(図示省略)。更に、シヤフト6の一
端には前記コンプレツサインペラがコンプレツサ
軸(図示省略)を介して固定され、またターボチ
ヤージヤシヤフト6の他端にはタービンブレード
2がタービン軸7を介して固定されている。
ツサケーシング内にコンプレツサインペラが配置
されている(図示省略)。更に、シヤフト6の一
端には前記コンプレツサインペラがコンプレツサ
軸(図示省略)を介して固定され、またターボチ
ヤージヤシヤフト6の他端にはタービンブレード
2がタービン軸7を介して固定されている。
また、永久磁石から成る回転子を備えた電動・
発電機については、上述のように、上記特開昭60
−195329号公報に開示された内燃機関のターボチ
ヤージヤと同様に、電動機又は発電機として作用
できるものとして設けてある。この前記永久磁石
から成る前記回転子は、センタハウジング9内を
貫通するターボチヤージヤシヤフト即ちシヤフト
6の中央部に取付けられた軸方向に伸長する磁石
ロータ、ステータコア、ステータコイル等(図示
省略)から成る。
発電機については、上述のように、上記特開昭60
−195329号公報に開示された内燃機関のターボチ
ヤージヤと同様に、電動機又は発電機として作用
できるものとして設けてある。この前記永久磁石
から成る前記回転子は、センタハウジング9内を
貫通するターボチヤージヤシヤフト即ちシヤフト
6の中央部に取付けられた軸方向に伸長する磁石
ロータ、ステータコア、ステータコイル等(図示
省略)から成る。
なお、センタハウジング9は、場合によつて
は、タービンハウジング1と一体的に形成するこ
ともできる。シヤフト6は、センタハウジング9
に固定されたベアリング及びフロートベアリング
を介して回転自在に支持されている(図示省略)。
タービン4のタービンブレード2は、タービンス
クロール8にエンジンの排気マニホルド(図示省
略)を通じて送込まれる排気ガスの流れ即ち排気
ガスエネルギーを受けて回転し、排気ガスを矢印
Aの方向に排気する。
は、タービンハウジング1と一体的に形成するこ
ともできる。シヤフト6は、センタハウジング9
に固定されたベアリング及びフロートベアリング
を介して回転自在に支持されている(図示省略)。
タービン4のタービンブレード2は、タービンス
クロール8にエンジンの排気マニホルド(図示省
略)を通じて送込まれる排気ガスの流れ即ち排気
ガスエネルギーを受けて回転し、排気ガスを矢印
Aの方向に排気する。
また、図示していないが、コンプレツサインペ
ラは、吸気口からコンプレツサスクロールに導入
された空気をデイフユーザによつて圧力変換して
エンジンの吸気マニホルドに送込む作用を果た
す。前記電動・発電機即ち永久磁石から成る前記
回転子は、タービン4によつて駆動され、ステー
タコイルに電圧を誘起し、この電圧を電源側に戻
す機能を果たすもので、即ち回生電圧をバツテリ
に充電したり又は負荷として利用できるように機
能するものである。
ラは、吸気口からコンプレツサスクロールに導入
された空気をデイフユーザによつて圧力変換して
エンジンの吸気マニホルドに送込む作用を果た
す。前記電動・発電機即ち永久磁石から成る前記
回転子は、タービン4によつて駆動され、ステー
タコイルに電圧を誘起し、この電圧を電源側に戻
す機能を果たすもので、即ち回生電圧をバツテリ
に充電したり又は負荷として利用できるように機
能するものである。
以上の構成において、この考案によるターボチ
ヤージヤの遮熱装置10については、シヤフト6
の中間部に配設された前記永久磁石の前記回転子
をタービン4から伝わる熱から保護するために、
次のように構成されている。
ヤージヤの遮熱装置10については、シヤフト6
の中間部に配設された前記永久磁石の前記回転子
をタービン4から伝わる熱から保護するために、
次のように構成されている。
エンジンからの排気ガスがタービンスクロール
8を通つて排出口から排出される時、熱はタービ
ンハウジング1から流出する経路とタービンシヤ
フト6を伝わつてセンタ側に流れる経路との2つ
がある。この2つの経路からの熱流を遮断するこ
とが、冷却上、最も重要であり、特にシヤフト6
から永久磁石に伝導される熱を最小に抑えること
が重要である。
8を通つて排出口から排出される時、熱はタービ
ンハウジング1から流出する経路とタービンシヤ
フト6を伝わつてセンタ側に流れる経路との2つ
がある。この2つの経路からの熱流を遮断するこ
とが、冷却上、最も重要であり、特にシヤフト6
から永久磁石に伝導される熱を最小に抑えること
が重要である。
即ち、タービン4、前記回転子及び前記コンプ
レツサをシヤフト6上に順次に配設しているが、
タービン4側のシヤフト6の端部に冷却フイン1
1を嵌合状態に取り付け、更に冷却フイン11を
オイルミストが充満するオイル室13に露出する
ように構成している。
レツサをシヤフト6上に順次に配設しているが、
タービン4側のシヤフト6の端部に冷却フイン1
1を嵌合状態に取り付け、更に冷却フイン11を
オイルミストが充満するオイル室13に露出する
ように構成している。
タービン4と前記コンプレツサとを駆動連結す
るシヤフト6に、回転軸に対して直角に積層する
ような冷却フイン11を取り付けることによつ
て、回転運動に対して発生する風損を少なくし、
冷却フイン11がシヤフト6を介して伝わるター
ビン6からの高温の熱を放散し、タービン4と前
記コンプレツサとの間のシヤフト6上に配設され
た前記永久磁石から成る前記回転子に対して高温
の熱が伝わるような現象がなく、シヤフト6の温
度は低減され、前記永久磁石から成る前記回転子
を保護することができる。
るシヤフト6に、回転軸に対して直角に積層する
ような冷却フイン11を取り付けることによつ
て、回転運動に対して発生する風損を少なくし、
冷却フイン11がシヤフト6を介して伝わるター
ビン6からの高温の熱を放散し、タービン4と前
記コンプレツサとの間のシヤフト6上に配設され
た前記永久磁石から成る前記回転子に対して高温
の熱が伝わるような現象がなく、シヤフト6の温
度は低減され、前記永久磁石から成る前記回転子
を保護することができる。
更に、冷却フイン11はオイルミストが充満す
るオイル室13に露出しているので、飛散してい
るオイルミストによつてシヤフト6の冷却が促進
される。但し、このフインはオイル室13に充満
するオイルミストによつて冷却されるのみであ
り、オイル室13に溜まつているオイルに接触し
ないように構成し、アンバランス力によるベアリ
ングの焼損、抵抗の増大を防止する必要がある。
るオイル室13に露出しているので、飛散してい
るオイルミストによつてシヤフト6の冷却が促進
される。但し、このフインはオイル室13に充満
するオイルミストによつて冷却されるのみであ
り、オイル室13に溜まつているオイルに接触し
ないように構成し、アンバランス力によるベアリ
ングの焼損、抵抗の増大を防止する必要がある。
更に、タービンハウジング1とタービンスクロ
ールハウジング3との間には、断熱ガスケツト5
が全域にわたつて配置されている。この断熱ガス
ケツト5は、排気ガスが通る側のタービンハウジ
ング1を覆うように全域にわたつて配置され、ボ
ルト等の適宜な固着手段によつてタービンハウジ
ング1とタービンスクロールハウジング3とで挟
持状態に固着されている。
ールハウジング3との間には、断熱ガスケツト5
が全域にわたつて配置されている。この断熱ガス
ケツト5は、排気ガスが通る側のタービンハウジ
ング1を覆うように全域にわたつて配置され、ボ
ルト等の適宜な固着手段によつてタービンハウジ
ング1とタービンスクロールハウジング3とで挟
持状態に固着されている。
この断熱ガスケツト5を配置することによつ
て、断熱ガスケツト5はタービン4と前記永久磁
石から成る前記回転子との間で高性能の断熱機能
を果たすことができ、タービン4からの高温の熱
を遮熱し、前記永久磁石から成る前記回転子を高
熱から保護することができる。
て、断熱ガスケツト5はタービン4と前記永久磁
石から成る前記回転子との間で高性能の断熱機能
を果たすことができ、タービン4からの高温の熱
を遮熱し、前記永久磁石から成る前記回転子を高
熱から保護することができる。
この断熱ガスケツト5の構造については、例え
ば、第2図及び第3図に示されるように構成され
ている。第2図は断熱ガスケツト5の外周部の構
造を示し、また第3図はタービン軸7に近い内周
部の構造を示している。この断熱ガスケツト5
は、チタン酸カリウムウイスカーを主成分とする
断熱シート18の外面をスチール、ステンレスス
チール等の金属製シート15,19で被覆したも
のであり、断熱シート18自体及び断熱シート1
8と金属製シート15,19との間には空気層2
2が形成されている。
ば、第2図及び第3図に示されるように構成され
ている。第2図は断熱ガスケツト5の外周部の構
造を示し、また第3図はタービン軸7に近い内周
部の構造を示している。この断熱ガスケツト5
は、チタン酸カリウムウイスカーを主成分とする
断熱シート18の外面をスチール、ステンレスス
チール等の金属製シート15,19で被覆したも
のであり、断熱シート18自体及び断熱シート1
8と金属製シート15,19との間には空気層2
2が形成されている。
この断熱ガスケツト5は、断熱シート18が複
数枚重ねられた積層体であり、その外周部は第2
図に示すように一方の金属製シート15が覆うよ
うに曲げられて形成され、符号21で示すよう
に、他方の金属製シート19と密着した状態に固
定され、また、その内周部は第3図に示すように
両側の金属製シート15,19が複数個のパイプ
リベツト20によつて互いに固着されている。
数枚重ねられた積層体であり、その外周部は第2
図に示すように一方の金属製シート15が覆うよ
うに曲げられて形成され、符号21で示すよう
に、他方の金属製シート19と密着した状態に固
定され、また、その内周部は第3図に示すように
両側の金属製シート15,19が複数個のパイプ
リベツト20によつて互いに固着されている。
更に、断熱シート18を構成するチタン酸カリ
ウムについては、例えば、ウイスカー状チタン酸
カリウム(K2Ti6O13、融点1370℃、比重3.2、熱
伝導率0.00012cal/cmsec℃)をステンレススチ
ール製シートの間に配置するように構成すること
もできるが、更に、断熱シート18には、場合に
よつては、カーボンをシール部のみに少量混合
し、シール機能を向上させることもできる。
ウムについては、例えば、ウイスカー状チタン酸
カリウム(K2Ti6O13、融点1370℃、比重3.2、熱
伝導率0.00012cal/cmsec℃)をステンレススチ
ール製シートの間に配置するように構成すること
もできるが、更に、断熱シート18には、場合に
よつては、カーボンをシール部のみに少量混合
し、シール機能を向上させることもできる。
また、断熱ガスケツト5を構成する断熱シート
18の材料、構造等については、種々のものがあ
り、例えば、図示していないが、次のような構造
の断熱シートがある。断熱シートの構造について
は、少なくともチタン酸カリウム製シートとステ
ンレススチール製シートとが交互に配置され、し
かもこれらのシートの重合体の外面はステンレス
スチール等の金属製ケースによつて被覆した構造
に構成されている。
18の材料、構造等については、種々のものがあ
り、例えば、図示していないが、次のような構造
の断熱シートがある。断熱シートの構造について
は、少なくともチタン酸カリウム製シートとステ
ンレススチール製シートとが交互に配置され、し
かもこれらのシートの重合体の外面はステンレス
スチール等の金属製ケースによつて被覆した構造
に構成されている。
また、別の断熱ガスケツトは、チタン酸カリウ
ム製シートの断熱シートとステンレススチール等
の金属製シートとを交互に重ねて積層し、外面を
金属製シート即ち金属製デイスクによつて被覆し
て構成したものである。
ム製シートの断熱シートとステンレススチール等
の金属製シートとを交互に重ねて積層し、外面を
金属製シート即ち金属製デイスクによつて被覆し
て構成したものである。
更に、別の断熱ガスケツトは、チタン酸カリウ
ムウイスカーの両面をアルミナフアイバ製シート
でサンドイツチ状に補強して断熱シートを形成
し、該断熱シートを積層体に形成して金属製シー
トで被覆して構成したものである。
ムウイスカーの両面をアルミナフアイバ製シート
でサンドイツチ状に補強して断熱シートを形成
し、該断熱シートを積層体に形成して金属製シー
トで被覆して構成したものである。
また、他の断熱ガスケツトは、チタン酸カリウ
ムウイスカーとアルミナフアイバ即ちアルミナ短
繊維とを混合して断熱シートを構成し、該断熱シ
ートを積層体に構成して金属製シートで被覆して
構成したものである。
ムウイスカーとアルミナフアイバ即ちアルミナ短
繊維とを混合して断熱シートを構成し、該断熱シ
ートを積層体に構成して金属製シートで被覆して
構成したものである。
この考案によるターボチヤージヤの遮熱装置
は、以上のように構成されているので、次のよう
な効果を有する。即ち、この考案は、エンジンの
排気ガスエネルギーによつて駆動されるタービン
を一端に、他端にコンプレツサを取り付けたシヤ
フトのタービン側端部に冷却フインを取り付けた
ので、前記シヤフトを介して伝わる前記タービン
からの高温の熱を前記冷却フインによつて放散
し、且つ前記ハウジングを構成するタービンハウ
ジングとタービンスクロールハウジングとの間の
全域に配設したチタン酸カリウムウイスカーの積
層体から成る断熱ガスケツトでハウジングを介し
て伝わる前記タービンからの高温の熱が遮断さ
れ、従つて、前記シヤフト、前記センタハウジン
グ及び前記シヤフトに取り付けた永久磁石から成
る回転子の温度の上昇を低減する。
は、以上のように構成されているので、次のよう
な効果を有する。即ち、この考案は、エンジンの
排気ガスエネルギーによつて駆動されるタービン
を一端に、他端にコンプレツサを取り付けたシヤ
フトのタービン側端部に冷却フインを取り付けた
ので、前記シヤフトを介して伝わる前記タービン
からの高温の熱を前記冷却フインによつて放散
し、且つ前記ハウジングを構成するタービンハウ
ジングとタービンスクロールハウジングとの間の
全域に配設したチタン酸カリウムウイスカーの積
層体から成る断熱ガスケツトでハウジングを介し
て伝わる前記タービンからの高温の熱が遮断さ
れ、従つて、前記シヤフト、前記センタハウジン
グ及び前記シヤフトに取り付けた永久磁石から成
る回転子の温度の上昇を低減する。
しかも、前記冷却フインはオイルミストが充満
するオイル室に露出しているので、飛散している
オイルミストによつて前記シヤフトの冷却が促進
される。
するオイル室に露出しているので、飛散している
オイルミストによつて前記シヤフトの冷却が促進
される。
従つて、前記永久磁石から成る前記回転子は前
記タービンからの熱影響を受けることがなく、本
来の永久磁石の機能を果たし、耐久性に富んだも
のとなる。前記永久磁石から成る前記回転子は、
電動機又は発電機として本来の機能を果たし且つ
確実に作動でき、エンジンの排気ガスエネルギー
を回収するエネルギー回収装置として良好に機能
することができる。
記タービンからの熱影響を受けることがなく、本
来の永久磁石の機能を果たし、耐久性に富んだも
のとなる。前記永久磁石から成る前記回転子は、
電動機又は発電機として本来の機能を果たし且つ
確実に作動でき、エンジンの排気ガスエネルギー
を回収するエネルギー回収装置として良好に機能
することができる。
しかも、前記タービンの前記回転子側を断熱ガ
スケツトによつて遮熱するように構成したので、
前記永久磁石から成る前記回転子に対して前記タ
ービンからの熱が完全に遮熱されることになる。
断熱ガスケツトとして、チタン酸カリウムウイス
カーの積層体を使用すると、断熱機能も極めて富
んだものとなる。しかも、前記断熱ガスケツトは
タービンスクロールハウジングとタービンハウジ
ングとの間に極めて強固に固定でき、温度変化が
あつたとしても前記断熱ガスケツトが固定不良に
なるようなことがない。
スケツトによつて遮熱するように構成したので、
前記永久磁石から成る前記回転子に対して前記タ
ービンからの熱が完全に遮熱されることになる。
断熱ガスケツトとして、チタン酸カリウムウイス
カーの積層体を使用すると、断熱機能も極めて富
んだものとなる。しかも、前記断熱ガスケツトは
タービンスクロールハウジングとタービンハウジ
ングとの間に極めて強固に固定でき、温度変化が
あつたとしても前記断熱ガスケツトが固定不良に
なるようなことがない。
第1図はこの考案によるターボチヤージヤの遮
熱装置の一実施例を示す断面図、第2図は第1図
のターボチヤージヤの遮熱装置に使用されている
断熱ガスケツトの一部を示す断面図、第3図は第
2図とは別の部分の断熱ガスケツトの一部を示す
断面図、及び第4図は従来の内燃機関のターボチ
ヤージヤを示す断面図である。 1……タービンハウジング(ハウジング)、2
……タービンブレード、3……タービンスクロー
ルハウジング(ハウジング)、4……タービン、
5……断熱ガスケツト、6……シヤフト、7……
タービン軸、8……タービンスクロール、9……
センタハウジング、10……ターボチヤージヤの
遮熱装置、11……冷却フイン、12……シール
リング、13……オイル室。
熱装置の一実施例を示す断面図、第2図は第1図
のターボチヤージヤの遮熱装置に使用されている
断熱ガスケツトの一部を示す断面図、第3図は第
2図とは別の部分の断熱ガスケツトの一部を示す
断面図、及び第4図は従来の内燃機関のターボチ
ヤージヤを示す断面図である。 1……タービンハウジング(ハウジング)、2
……タービンブレード、3……タービンスクロー
ルハウジング(ハウジング)、4……タービン、
5……断熱ガスケツト、6……シヤフト、7……
タービン軸、8……タービンスクロール、9……
センタハウジング、10……ターボチヤージヤの
遮熱装置、11……冷却フイン、12……シール
リング、13……オイル室。
Claims (1)
- エンジンの排気ガスエネルギーで駆動されるハ
ウジング内に配置したタービン、該タービンに固
定し且つセンタハウジング内で回転するシヤフ
ト、該シヤフトに取り付けたコンプレツサ及び前
記シヤフトに取り付けた永久磁石から成る回転子
を備えた電動・発電機を有するターボチヤージヤ
において、前記ハウジングを構成するタービンハ
ウジングとタービンスクロールハウジングとの間
の全域に配設したチタン酸カリウムウイスカーの
積層体から成る断熱ガスケツト、及び前記シヤフ
トのタービン側端部で前記ハウジングと前記セン
タハウジングとで形成したオイルミストの充満し
たオイル室内に露出している前記シヤフトの前記
タービン側端部に取り付けた冷却フインを有する
ことを特徴とするターボチヤージヤの遮熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987050602U JPH0533701Y2 (ja) | 1987-04-04 | 1987-04-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987050602U JPH0533701Y2 (ja) | 1987-04-04 | 1987-04-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63158546U JPS63158546U (ja) | 1988-10-18 |
| JPH0533701Y2 true JPH0533701Y2 (ja) | 1993-08-26 |
Family
ID=30874112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987050602U Expired - Lifetime JPH0533701Y2 (ja) | 1987-04-04 | 1987-04-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0533701Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07189723A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ターボチャージャー |
| US6742989B2 (en) * | 2001-10-19 | 2004-06-01 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Structures of turbine scroll and blades |
| JP5076919B2 (ja) * | 2008-01-21 | 2012-11-21 | 株式会社Ihi | 過給機の断熱カバー |
| JP2012229676A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Ihi Corp | 遮熱板の取付構造及び過給機 |
| JP2013047525A (ja) * | 2012-11-26 | 2013-03-07 | Toyota Motor Corp | ターボチャージャ |
| EP3418530B1 (en) | 2016-03-30 | 2020-11-11 | Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. | Rotary machine |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5973538U (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-18 | アイシン精機株式会社 | タ−ボチヤ−ジヤ用軸受装置 |
| JPS6249629U (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-27 |
-
1987
- 1987-04-04 JP JP1987050602U patent/JPH0533701Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63158546U (ja) | 1988-10-18 |
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