JPH05338650A - 賦香機能を有する簡易開封口付蓋 - Google Patents
賦香機能を有する簡易開封口付蓋Info
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- JPH05338650A JPH05338650A JP4169974A JP16997492A JPH05338650A JP H05338650 A JPH05338650 A JP H05338650A JP 4169974 A JP4169974 A JP 4169974A JP 16997492 A JP16997492 A JP 16997492A JP H05338650 A JPH05338650 A JP H05338650A
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Abstract
部分を容器内に押し込んで開口部を形成する簡易開封口
付蓋において、賦香機能を付与して、開口操作と同時に
外部へ芳香を生じさせる。 【構成】 蓋本体10の中央平板部12に、スコア線1
4が刻設され、開口形成部分13が区画されている、つ
まみ部材20が、開口形成部分13に前方部分21aが
重なるように配置され、開口形成部分13の近傍に蓋本
体10に部分的に取り付けられている、簡易開封口付蓋
において、蓋本体10の中央平板部12の下面に、開口
形成部分13の近傍に位置し香料30の収められた凹部
16が形成されているとともに、被覆部材31が、凹部
16を覆って一部が開口形成部分13の下方領域の一部
に重なるように配置され、開口形成部分13の下方への
移動にともなって凹部16と被覆部材31との間に隙間
を生ずるように、剥離可能に接着されている。
Description
端板部として使用される簡易開封口付蓋に関するもの
で、特に、蓋の上面に取り付けられたつまみ部材を引上
げることによって、スコア線が破断されると同時に、蓋
の中央平板部の一部分にスコア線によって区画された開
口形成部分が容器内に押し込まれ、つまみ部材と開口形
成部分とが、いずれも、蓋本体に保持されたまま開口さ
れる、ステイオンタブ付蓋(SOT蓋)といわれる簡易
開封口付蓋に関するものである。
与えるということが注目されるようになり、そのような
アマコロジー(芳香心理学)の効用を図る面から、種々
の日常製品に何らかの形で香りを付与することが望ま
れ、例えば、カレンダーへの賦香(実開昭61−295
6号公報)やラベルへの賦香(実開昭60−14347
4号公報)等の提案が従来なされている。このような香
りの効用を飲食品の分野にも適用すべく、本発明の出願
人も、すでに、簡易開封口を有する飲食物の容器の蓋部
に香料をセッティングし、その蓋部を開口する動作によ
って芳香を発生させる機構を開発し、それらについて提
案を行っている。
ているように、蓋本体の中央平板部12に、スコア線4
で囲まれその内につまみ部材2を固着してある開口形成
部分3を備え、つまみ部材2を引き上げることにより、
スコア線4を破断して開口形成部分3を開口する蓋にお
いて、開口形成部分3を横断するように、香料を含有す
る熱接着性合成樹脂からなる内層63と香気不透過合成
樹脂からなる外層61により構成された賦香フィルム6
を、蓋の中央平板部12に接着させ、つまみ部材2を引
き上げてスコア線4を破断し、開口形成部分3を上方に
切り離す動作により、香気不透過合成樹脂からなる外層
61を剥ぎ取るようにしたもの(特開平3−13374
4号公報)、あるいは、図11(a)、(b)に示され
ているように、上記のものと同様の蓋において、開口形
成部分3の近傍の外面側に香料30を保有する凹部8、
8を形成し、香気不透過フィルム61を、該凹部8、8
を覆うとともに開口形成部分3を横断するように蓋の中
央平板部12に接着させ、上記のものと同様、開口形成
部分3を上方に切り離す動作により、凹部8、8を覆う
香気不透過フィルム61を剥ぎ取るようにしたもの(実
開平2−91550号公報)等である。
る機構が適用されている簡易開封口付蓋については、い
ずれも、つまみ部材を引き上げることによりスコア線を
破断して、開口形成部分をつまみ部材とともに蓋本体か
ら切り離す形式のものであって、この開口操作により同
時に香気不透過フィルムを剥がし、蓋上面に接着された
香料を含有する熱接着性合成樹脂からなる内層、あるい
は蓋上面に形成された凹部に保有された香料を露出さ
せ、その芳香を外部へ発散させるようにしたものであ
る。ところで、簡易開封口付蓋において、開口操作によ
りつまみ部材と開口形成部分とを蓋本体から切り離す形
式のものは、従来から極めて広く用いられてきたもので
あるが、切り離された部分は無分別に棄てられること多
く、その回収も困難なため、環境汚染という問題を起こ
していた。
作によってもつまみ部材等が蓋本体から切り離されるこ
とのない簡易開封口付蓋というものが要望され、その結
果、蓋の上面に取り付けられたつまみ部材を引上げるこ
とによって、開口を形成するために刻設されたスコア線
が破断されると同時に、蓋の中央平板部の一部分にスコ
ア線によって区画された開口形成部分が容器内に押し込
まれ、つまみ部材と開口形成部分とが、いずれも、蓋本
体に保持されたまま開口される、簡易開封口付蓋(ステ
イオンタブ付蓋)というものが開発され、現在では、こ
のような形式の簡易開封口付蓋が、飲料用の缶において
多く用いられるようになってきている。
すべく、本考案の出願人によって、飲食物の容器の蓋部
に香料をセッティングしたものがすでに開発され提案さ
れていることは、上記の通りであるが、それらはいずれ
も、つまみ部材を引き上げることにより開口形成部分と
つまみ部材とを蓋本体から上方に切り離し、その際に上
方に移動する開口形成部分によって香気不透過フィルム
を剥がし、香りを外部へ放つようにしたものであって、
そのような賦香手段を、ステイオンタブ付蓋のように開
口形成部分を容器内に押し込んで開口部を形成する簡易
開封口付蓋に採用することは、構成上困難である。
るものでは、容器の蓋部の上面に香料がセッティングさ
れていることが外観上明白であり、使用時に利用者の口
に香料の部分が接したり、あるいは、利用者に口のすぐ
近くに香料のあることを意識させるものであるため、い
かにも添加物を付加したという印象を与えてしまい、こ
のようなものを嫌う利用者も多い。
付蓋に賦香機能を付与するための構成の持つ不都合を解
消することを目的としており、より具体的には、蓋の下
面に香料の収められた凹部を設け、該凹部を被覆部材で
覆って、開口操作時に凹部と被覆部材との間に隙間を生
ずるような構成とすることにより、ステイオンタブ付蓋
のように開口形成部分を容器内に押し込んで開口部を形
成する簡易開封口付蓋においても、開口操作と同時に蓋
体の外部へ芳香を生じさせることを可能とするととも
に、その構成を、外観上、従来の賦香機能のないものと
殆ど変わらないものとして、消費者にそれと気づかれず
に極めて自然な状態で香りを発散させることができる、
賦香機能を有する簡易開封口付蓋を提供することを目的
としている。
解決しかつ目的を達成するために、蓋本体の中央平板部
の一部分に、その周りを囲むように一部を残してスコア
線が刻設されることによって、開口形成部分が区画され
ているとともに、つまみ部材が、開口形成部分の上方領
域の一部にその前方部分が重なるように配置され、開口
形成部分の近傍において蓋本体に部分的に固定して取り
付けられている、簡易開封口付蓋において、蓋本体の中
央平板部の下面に、開口形成部分の近傍に位置して、内
部に香料の収められた凹部を形成するとともに、被覆部
材を、該凹部を覆ってさらにその一部が開口形成部分の
下方領域の一部に重なるように配置して、開口形成部分
の下方への移動にともなって凹部と被覆部材との間に隙
間を生ずるように、剥離可能に接着することを特徴とす
るものである。
は、上記のように構成されているので、容器の開口部に
固着した後、つまみ部材の後方部分を引上げると、つま
み部材の前方部分の前端が開口形成部分上に強く押し付
けられる結果、つまみ部材は、その前端を支点、後方部
分を力点、中央平板部への固定部分を作用点とするてこ
として働いて、開口形成部分と固定部分の間のスコア線
を破断させる。その後、更につまみ部材の後方部分を引
上げると、つまみ部材が今度は固定部分が支点で前端が
作用点となるてことして働くので、前端と圧接触してい
る開口形成部分は下方に強く押し下げられ、その結果、
残りのスコア線が破断されると同時に、開口形成部分が
容器内に押し下げられる。
が刻設されずに一部残された部分が、中央平板部におけ
る開口形成部分として区画された部分とその他の部分と
の連結部となって、開口形成部分は蓋本体から切り離さ
れることはない。そして、開口形成部分の容器内への下
降にともなって、被覆部材の開口形成部分の下方領域の
一部に重なるように位置して接着された部分が、下方へ
折り曲げられるように変形するとともに、その変形が被
覆部材の凹部を覆った部分にも波及して、接着されてい
た被覆部材の剥離現象が生じて、被覆部材と凹部との間
に隙間が生じる。
とによる開口操作とほぼ同時に、被覆部材と凹部との間
に隙間が生じ、それによって、凹部内に収められた香料
が容器の内部に発散され、容器の内部に発散された芳香
が開口部を通じて外部へ発散されることとなる。しか
も、香料の収められた凹部および被覆部材は、いづれも
蓋の中央平板部の下面に配置され、開口操作にともなう
香料の外部への発散も容器内で行われることとなるた
め、外観上は従来のステイオンタブ付蓋と何ら変わるこ
とがなく、飲料容器において開口部分に口を付けて直接
内部の飲料を飲む動作を行う場合、芳香が飲料と共に開
口部分から発散され、飲用者には、香料が取り付けられ
ているということを気づかせずに、自然な感じで芳香を
感じさせることできる。
ながら説明する。図1は、本考案の一実施例に係る簡易
開封口付蓋の上面を示すものであって、蓋は、その本体
10が、アルミ合金等の金属からなり、外周囲には容器
本体に巻き閉められるためのフランジ部11が形成さ
れ、そのフランジ部11に囲まれた内側には中央平板部
12が形成されている。中央平板部12には、スコア線
14が形成され、このスコア線14により一部14aを
残して囲まれた区画が、スコア線14が破断された後に
開口される開口形成部分13となっている。そして、こ
の開口形成部分13の近傍位置である蓋本体10のほぼ
中心位置に、蓋本体10を下方から上方へ突出させて、
つまみ部材20を取り付けるためのリベット部15が形
成されている。
より、蓋本体10と別体に形成されたものであり、その
後方部分21bに上方へ引き上げる際に指など係止させ
るための係止用開口23が形成されている本体部21
と、本体部21の内側に位置し、分離部24を間に設け
て本体部21と一体的に形成され、その中央にリベット
部15を貫通させるための穴が設けられた挿着部22と
から構成され、本体部21の前方部分21aが開口形成
部分13の一部上方領域に重なるように配置されて、挿
着部22の部分において、リベット部15により蓋本体
10に固定されている。このような、蓋の上面の構造
は、従来から使用されているステイオンタブ付蓋と何ら
変わるものではない。
のであって、リベット部15を形成した際に生じた凹部
16を覆って、さらにその一部が開口形成部分13の下
方領域の一部に重なるように、合成樹脂からなる被覆部
材31が、蓋本体10の中央平板部12に対して、剥離
後もその一部(小凹部17の部分とその近傍部分)で係
止されるように、剥離可能に接着されている。上記の蓋
を、その拡大断面である図3およびその一部を更に拡大
して示す図5によってさらに説明すると、蓋本体10の
ほぼ中心位置のリベット部15は蓋本体10の中央平板
部12の下方から上方へ向けて突出させて形成されてお
り、それによって下面側には凹部16が生じている。つ
まみ部材20は、挿着部22に設けられた貫通孔にリベ
ット部15を挿通させた後、リベット部15の頭部を上
方から押圧して潰しその径を大きくすることによって、
リベット部15に固定されている。
められている。この香料30は収められた状態で容易に
落下しないものであることが望ましく、少量の液体、粉
体、ゼリー状体及び固体など種々の形態のものを用いる
ことが可能である。この香料が発する芳香を逃さないた
めに、凹部16は合成樹脂からなる被覆部材31にて全
体が覆われている。被覆部材31は、この凹部16を覆
うだけでなく、さらに開口形成部分13の下方領域の凹
部16の近傍に位置する一部をも覆うように広がってい
る。また、剥離後の被覆部材31が中央平板部12に対
してその一部で係止されるように、凹部16の近傍の中
央平板部12下面には、蓋本体10を下方から上方へ突
出させることにより小凹部17が形成され、これに被覆
部材31の一部31aが嵌入されている。被覆部材32
は、蓋本体10との接着と嵌入部分31aの存在とによ
りしっかりと蓋本体10に固着される。
例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、
ポリアミド、エチレンビニルアセテートコポリマー、ポ
リカーボネート等の種々の熱可塑性樹脂、あるいはその
ような熱可塑性樹脂をベースとしてロジン系樹脂テルペ
ン系樹脂、石油樹脂などの粘着付与剤等を混入して形成
したホットメルト系樹脂等が適している。
料30を入れ、被覆部材31にて凹部16を覆うための
工程について、つまみ部材20を省略した要部拡大図で
ある図6(A)〜(C)によって説明する。まず、同図
(A)に示すように、凹部16内に液体あるいは流動体
の香料30を滴下する。つぎに、同図(B)に示すよう
に、この香料30の収められた凹部16を密閉するた
め、その上方からホットメルト系樹脂である被覆部材3
1を、凹部16を覆い小凹部17を埋めるように滴下す
る。最後に、同図(C)に示すように、この滴下した被
覆部材31を固化させその表面を平坦面とするため、冷
却プレス機50によってプレスして固化させる。なお、
その場合、被覆部材31の外表面を平坦かつ薄くするこ
とにより、蓋10をその製造後に積み重ねておく場合
に、重ねられた他の蓋にこの被覆部材31が接触するこ
とを有効に防止することができる。
いる場合に、凹部16から香料30が揮発することを有
効に抑えることができる、本考案の他の実施例における
主要部を示すものであって、香料30を入れた凹部16
を覆う被覆部材31の部分以外の構成については、上記
の実施例のものと同様である。この実施例では、アルミ
箔などの耐気体透過性の高い材料を用いて形成した密閉
内蓋32が凹部16の上方に被せられており、その上を
合成樹脂製の被覆部材31で覆っている。
0を入れ、密閉内蓋32および被覆部材31にて凹部1
6を覆うための工程を、つまみ部材20を省略した要部
拡大図である図8(A)〜(C)によって説明する。ま
ず、同図(A)に示すように、凹部16内に香料30を
滴下した後、アルミ箔などを用いて形成した密閉内蓋3
2を凹部16の上方から被せ、凹部16を塞ぐ。この密
閉内蓋32は、平面的なものでもよいが、図示したよう
に、凹部16に対する位置ズレを防ぐために、凹加工し
たものが望ましい。つぎに、同図(B)に示すように、
この密閉内蓋32の上方から更に被覆部材31であるホ
ットメルト系樹脂を滴下させる。このとき、図6の場合
と同様に、小凹部17内にも被覆部材31が流れ込んで
いる。最後に、同図(C)に示すように、滴下された被
覆部材31を平坦にして固化させるため冷却プレス機5
0による押圧固化動作が行われる。
例に係る簡易開封口付蓋を有する缶において、開口操作
とともに芳香が発せられる様子を、図4によって説明す
る。図示のように、つまみ部材20の後方部分21bが
上方へ引き上げられると、つまみ部材20の前方部分2
1aの前端が開口形成部分13に強く押し付けられる。
その結果、つまみ部材20は、その前端を支点、リベッ
ト部15により固定された挿着部22を作用点とするて
ことして働き、開口形成部分13を強く押し下げた状態
で挿着部22を上方に持ち上げるので、開口形成部分1
3とリベット部15の間のスコア線が破断する。その
後、つまみ部材20は、挿着部22を支点、前方部分の
前端を作用点とするてことして働き、その前端が開口形
成部分13に強い押圧力を加えるので、残りのスコア線
14が破断されると同時に、開口形成部分13は、缶内
に押し下げられ、そのスコア線14が刻設されていない
部分14aによって蓋本体10に繋がったまま下方へ曲
げられ変形した状態となり、開口部40が形成される。
曲げられると、その下方領域に位置して接着されている
被覆部材31の一部が、開口形成部分13に引き連れら
れて下方へ強く引っ張られることとなる。すると、その
部分の被覆部材31は、中央平板部12本体に接着され
ているその他の部分との間に歪みを生じ、それによって
中央平板部12との間の接着部の一部が剥離される。そ
して、被覆部材31は、その一部31aと小凹部17と
による係止部分で中央平板部12に係止され且つ接着さ
れた状態で、開口形成部分13の下方領域に位置する部
分が下方に移動させられるため、その凹部16を密閉し
ていた部分は、凹部16の端縁から離反し、その間に隙
間Xが生じる。この隙間Xから香料30の芳香が缶内に
発散し、缶内に発散された芳香は、さらに開口部40か
ら缶外へと発散させられる。その場合、被覆部材31と
蓋本体10との間の接着力に加え、被覆部材31の一部
が小凹部17内に侵入して固化しているので、その部分
がより強い固定機能を果たし、被覆部材31は有効に蓋
本体10に保持され、その下面から全面的に剥がれて缶
内に落ちるということはない。
材31の剥がれ落ちを確実に防止するための手段とし
て、小凹部17内に被覆部材31の一部を侵入させてこ
れを固化した構成を取っているが、このような剥がれ落
ち防止手段については、小凹部17の形成によるものだ
けではなく、図9に示すように、被覆部材31の開口形
成部分13の下方領域に延びる部分とは反対側の部分
に、さらにその上方から蓋本体10との間の接着力が被
覆部材31よりも大きい固着材33を付することによっ
ても可能である。また、蓋本体10の内面塗膜上の一部
に、被覆部材31と接着性の良い塗膜を施しておいても
良い。勿論、蓋本体10に対する接着力の比較的大きい
被覆部材31を使用することにより、付加的手段を省略
することができる。
ように、つまみ部材20の引上げ動作により開口動作が
行われると同時に、開口部40から芳香が発せられるも
のであるため、このような蓋を、例えば、日本酒を収め
る金属製容器に使用する場合には、香料30として杉の
香を発するものを使用することにより、飲用者は、開口
部40からは日本酒を飲む動作を行うときに、杉の香を
同時に嗅ぐこととなり、金属製の容器によって飲んでい
るにもかかわらず、木製の升容器によって飲んでいるよ
うな感覚を与えられる。また、このような蓋をコーヒー
飲料の容器に使用する場合には、香料30として炒り立
てのコーヒーの香を発するものを使用することにより、
従来の缶入りコーヒー飲料では出すことの困難な挽き立
てのコーヒー豆の香りを飲用者に感じさせることができ
る。
機能を設けていないステイオンタブ付蓋と何ら変わりが
ないため、飲用者は、香料が別途取り付けられているこ
とに気づかず、外観からくる不快感を与えられることが
ないうえ、開口部に口を付けて直接内部の飲料を飲むと
きに、芳香が飲料と共に開口部から発散され、自然な感
じで芳香を感じさせることができる。
たが、本発明は、上記の各実施例に限定されるものでは
なく、例えば、上記の各実施例では中央平板部12の下
面に形成する凹部16として、つまみ部材20を固定す
るためのリベット部15の内側面、すなわちリベットホ
ールをそのまま用いたが、香料を収める凹部としては、
必ずしもリベットホールを用いる必要はなく、開口形成
部分13の近傍位置に別途凹部を形成しても良く、従っ
て、つまみ部材20をリベット部15を用いて固定する
形式のものに限られず、接着剤による固定等、他の固定
手段を用いて固定しているものについても応用すること
が可能である、というように、特許請求の範囲に記載さ
れた限りにおいて、種々の実施態様をとることが可能な
ものである。
ているので、ステイオンタブ付蓋のように開口形成部分
を蓋を取り付けた容器内に押し込んで開口部を形成する
簡易開封口付蓋においても、開口操作と同時に蓋体の外
部へ芳香を生じさせることを可能とするとともに、従来
の賦香機能を設けていないステイオンタブ付蓋と外観上
の構成を特に変えることなく賦香性を付与することがで
きるため、利用者に対して、香料が別途取り付けられて
いることを気づかせず、外観からくる不快感を与える恐
れがないうえ、芳香が飲料と共に開口部から発散される
ため、極めて自然な状態で香りを発散させることができ
る、という格別の効果を奏するものである。
図。
け後の開口状態を示す拡大断面図。
図。
す概略断面図。
す概略断面図。
図。
す上面の平面図(a)およびその一部断面図(b)。
従来例を示す上面の平面図(a)およびその一部断面図
(b)。
端板部として使用される簡易開封口付蓋に関するもの
で、特に、蓋の上面に取り付けられたつまみ部材を引上
げることによって、スコア線が破断されると同時に、蓋
の中央平板部の一部分にスコア線によって区画された開
口形成部分が容器内に押し込まれ、つまみ部材と開口形
成部分とが、いずれも、蓋本体に保持されたまま開口さ
れる、ステイオンタブ付蓋(SOT蓋)といわれる簡易
開封口付蓋に関するものである。
すべく、本発明の出願人によって、飲食物の容器の蓋部
に香料をセッティングしたものがすでに開発され提案さ
れていることは、上記の通りであるが、それらはいずれ
も、つまみ部材を引き上げることにより開口形成部分と
つまみ部材とを蓋本体から上方に切り離し、その際に上
方に移動する開口形成部分によって香気不透過フィルム
を剥がし、香りを外部へ放つようにしたものであって、
そのような賦香手段を、ステイオンタブ付蓋のように開
口形成部分を容器内に押し込んで開口部を形成する簡易
開封口付蓋に採用することは、構成上困難である。
ながら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る簡易
開封口付蓋の上面を示すものであって、蓋は、その本体
10が、アルミ合金等の金属からなり、外周囲には容器
本体に巻き閉められるためのフランジ部11が形成さ
れ、そのフランジ部11に囲まれた内側には中央平板部
12が形成されている。中央平板部12には、スコア線
14が形成され、このスコア線14により一部14aを
残して囲まれた区画が、スコア線14が破断された後に
開口される開口形成部分13となっている。そして、こ
の開口形成部分13の近傍位置である蓋本体10のほぼ
中心位置に、蓋本体10を下方から上方へ突出させて、
つまみ部材20を取り付けるためのリベット部15が形
成されている。
Claims (1)
- 【請求項1】 蓋本体の中央平板部の一部分に、その周
りを囲むように一部を残してスコア線が刻設されること
によって、開口形成部分が区画されているとともに、つ
まみ部材が、開口形成部分の上方領域の一部にその前方
部分が重なるように配置され、開口形成部分の近傍にお
いて蓋本体に部分的に固定して取り付けられている、簡
易開封口付蓋において、蓋本体の中央平板部の下面に、
開口形成部分の近傍に位置して、内部に香料の収められ
た凹部が形成されているとともに、被覆部材が、該凹部
を覆ってさらにその一部が開口形成部分の下方領域の一
部に重なるように配置され、開口形成部分の下方への移
動にともなって凹部と被覆部材との間に隙間を生ずるよ
うに、剥離可能に接着されていることを特徴とする、賦
香機能を有する簡易開封口付蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16997492A JP3345045B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 賦香機能を有する簡易開封口付蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16997492A JP3345045B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 賦香機能を有する簡易開封口付蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05338650A true JPH05338650A (ja) | 1993-12-21 |
| JP3345045B2 JP3345045B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=15896260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16997492A Expired - Lifetime JP3345045B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 賦香機能を有する簡易開封口付蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3345045B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008179402A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Daiwa Can Co Ltd | 香料付き容器蓋 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP16997492A patent/JP3345045B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008179402A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Daiwa Can Co Ltd | 香料付き容器蓋 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3345045B2 (ja) | 2002-11-18 |
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