JPH0533891B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0533891B2
JPH0533891B2 JP63234332A JP23433288A JPH0533891B2 JP H0533891 B2 JPH0533891 B2 JP H0533891B2 JP 63234332 A JP63234332 A JP 63234332A JP 23433288 A JP23433288 A JP 23433288A JP H0533891 B2 JPH0533891 B2 JP H0533891B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
water
water droplets
casting
thermoplastic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63234332A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0281619A (ja
Inventor
Seizo Aoki
Seiya Sugiura
Morishige Sonoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP63234332A priority Critical patent/JPH0281619A/ja
Priority to US07/455,399 priority patent/US5076976A/en
Priority to KR1019890701853A priority patent/KR960007293B1/ko
Priority to PCT/JP1989/000625 priority patent/WO1989012544A1/ja
Priority to DE68925429T priority patent/DE68925429T3/de
Priority to EP89907298A priority patent/EP0466921B2/en
Publication of JPH0281619A publication Critical patent/JPH0281619A/ja
Publication of JPH0533891B2 publication Critical patent/JPH0533891B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱可塑性樹脂フイルムのキヤスト方
法に関するものである。 [従来の技術] 熱可塑性樹脂フイルムのキヤスト方法として、
冷却ロール(以下キヤストロールと呼ぶ)表面
に、水等の液体を塗り、キヤストの高速化やフイ
ルム表面性の改善などの試みがなされてきた(特
公昭55−46855、特公昭58−52818、特公昭61−
38012、特開昭54−150477、特開昭61−219621、
219622、237619)。 [本発明が解決しようとする課題] しかし、これらの手法では以下のような問題を
生じる。 (1) 水の膜厚が薄く出来ないために、フイルム表
面に水が沸騰し凹凸となる沸騰マーク(以下沸
騰マークと呼ぶ)を作つたり、フイルムの流れ
方向と直角の方向(幅方向)に小波状の欠点を
生じる。 (2) また、むりやり薄く水膜を作成すると、水の
切れた部分とそうでない部分で、水塗布状態そ
のままのフイルム表面凹凸形状が出来てしま
う。 (3) ミスト方法においても、その水滴に応じた水
滴による凹凸が生じ、フイルム表面欠点とな
る。 本発明は、これらの問題を解決するため、鋭意
検討の結果、本発明に到達したものである。 [課題を解決するための手段] 本発明は、熱可塑性樹脂フイルムを冷却ロール
上にキヤストする方法において、表面粗さRaが
0.04μm以下である鏡面ドラムに、最大水滴径が
70μm以下であり、水滴個数が50〜500個/0.1mm2
の水滴を付着させ、さらにフイルム幅方向の両端
部の水滴個数を中央部より多くしてキヤストする
熱可塑性樹脂フイルムのキヤスト方法を特徴とす
るものである。 本発明で言う熱可塑性樹脂フイルムとは、熱可
塑性ポリマーからなる膜状物をいい、厚みに拘ら
ず、一般にフイルム、シート、薄葉物などと呼ば
れるものを全て含むものである。熱可塑性ポリマ
ーとは、加熱すると塑性を示すポリマーであり、
化学構造的には線状高分子である。代表的なポリ
マーとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタ
レート、ポリエチレンα,β−ビス(2−クロル
フエノキシ)エタン4,4′−ジカルボキシレー
ト、p−ヘキサヒドロ・キシリレンテレフタレー
トからのポリマー、1,4シクロヘキサンジメタ
ノールからのポリマー、ポリ−p−エチレンオキ
シベンゾエート、ポリアリレート、ポリカーボネ
ートなど及びそれらの共重合体で代表されるよう
に主鎖にエステル結合を有するポリエステル類、
更にナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナ
イロン12、ナイロン11などで代表されるように、
主鎖にアミド結合を有するポリアミド類、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共
重合体、ポリメチルペンテン、ポリブテン、ポリ
イソブチレン、ポリスチレン、などで代表される
ように主としてハイドロカーボンのみからなるポ
リオレフイン類、ポリエーテルサルフオン
(PES)、ポリフエニレンオキサイド(PPO)、ポ
リエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチ
レンオキサイド、,ポリプロピレンオキサイド、
ポリオキシメチレンなどで代表されるポリエーテ
ル類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リフツ化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエ
チレンなどで代表されるハロゲン化ポリマー類及
びポリフエニレンスルフイド(PPS)、ポリスル
フオン及びそれらの共重合体や変性体などであ
る。本発明の場合、熱可塑性ポリマーとしては、
特に、ポリエステル類、ポリアミド類、ポリエー
テル類、ポリフエニレンスルフイドなどであり、
更にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート、などのポリエステル類及びポリフ
エニレンスルフイドは特に本発明の効果が顕著で
あり、好ましい。もちろん、上記ポリマーに公知
の添加剤、例えば安定剤、粘度調製剤、酸化防止
剤、充填剤、滑り剤、帯電防止剤、ブロツキング
防止剤、剥離剤、離型剤などを含有させてもよ
い。 冷却装置とは、ロール状の回転体や、ベルトの
如き、移動可能なものであり、冷却表面として
は、公知の鏡面クロムメツキ仕上げしたものや、
必要によつては、親水化処理された面であつてよ
い。 しかし、Raは0.04μm以下である必要があり、
これを超えるものでは、フイルムの表面粗れを起
すのみでなく後述する水の吸引が出来にくくな
り、最大水滴径が70μm以下のものが得られなく
なり、水滴による表面欠点を生じる。 また、この表面粗さRmaxは0.04μm以下であ
るのが好ましい。 本発明における冷却装置表面に水滴を付着させ
る方法としては、湿気を含んだ空気を、その露点
以下に保たれた冷却表面に吹き付けて結露させる
方法や、静電荷を帯びた水蒸気を噴霧する方法な
どがある。 本発明における最大水滴径は70μm以下である
必要があり、好ましくは50μm以下が良い。 70μmを越えるものでは、フイルム表面に凹凸
状の欠点を生じる。 また、水滴は、50〜500個/0.1mm2である必要が
あり、好ましくは70〜400個/0.1mm2が良い。50
個/0.1mm2以下では、水の不足によるエアーかみ
込みを生じたフイルム表面欠点を起す。500個を
越えるものでは、最大水滴径が70μm以下にする
ことが不可能となる。 さらに、この最大水滴径と水滴個数を得るため
には、フイルムが冷却体表面から離れた後に付着
している水の除去が重要であり、除去方法として
は、吸湿性のある不織物ロール(マスロール、増
田製作所(株))やエアーナイフ(ホツトエアー、ド
ライエアー)および両者を組み合せたものなどを
用いる。 この除去装置を通過したあとの水滴は、完全に
無くするのが好ましいが、完全除去は不可能であ
り、この場合は、最大水滴径が10μm以下好まし
くは5μm以下、より好ましくは3μm以下とする
必要がある。10μmを超えるものでは再度水滴を
付着させた時、前述の最大水滴径が70μmを越え
るものとなり、フイルム表面欠点を生じる。 また、本発明においては、静電荷を印加させな
くとも十分フイルム表面欠点のないものが得られ
るが、幅方向の厚みムラの均一性を良くする点か
らは、静電荷を印加させながらキヤストするのが
より好ましい。 また本発明における水滴個数は前述した範囲内
で幅方向で変えるのが良く、幅方向中央部よりエ
ツジ部(フイルム端部より50mmの範囲内)の水滴
個数を多くする必要がある。 エツジ部が中央部より、少なくなると平面性が
悪化し、延伸の連続安定性を悪くする。 [発明の効果] 冷却ロール(キヤストロール)表面粗さRaを
一定以下とし、水滴形状を特定範囲にすることに
より以下のような効果を生じる。 (1) 水滴形状の状態で塗布しても、水の沸騰によ
る凹凸や小波状の表面欠点がなく、安定なキヤ
ストが可能である。 (2) 実質的には水の連続膜ではないが、水切れに
よるフイルムの表面凹凸による成形不良等が起
らない。 (3) 水滴形状の凹凸転写等も起さない。 (4) 従来公知の静電荷キヤスト法より大幅に高速
度化が可能で、長時間安定なキヤストが可能と
なる。 [評価方法] (1) 水滴径および水滴個数 冷却体表面に水滴付着させた後、すみやかに
(30sec後の測定)顕微鏡をセツトし、写真に取
つたのち、その写真より水滴径および水滴個数
を求めた。 (2) 冷却体表面の粗さ JIS B0601に基づき測定した。 (3) エアーかみ込みによる成形不良 キヤストドラム上のフイルムを観察し、肉眼
で明らかにエアーかみ込みを起しているものを
成形不良として、×印で示し、認められないも
のを良好として○印で示した。 (4) 水沸騰による凹凸 溶融フイルムがキヤスト点で水滴に接した時
沸騰し、これにより表面凹凸が出来るか、いな
かで判断し、凹凸を生じたものを不良として×
印で示した。また認められないものを良好とし
て○印で示した。 (5) オレンジ肌状凹凸 水滴の形状転写による表面欠点であり、キヤ
ストフイルムで、オレンジ肌状の欠点を生じ、
なおかつ二軸延伸後も明らかにオレンジ肌状の
欠点の認められるもの(肉眼および厚みムラ周
期で、ただし延伸倍率分その周期性は拡大)
は、使用不能として×印で示した。 また、キヤストフイルムで認められるが、二
軸延伸後認められないものは使用可能として△
印で示し、キヤストフイルムでも認められない
ものは良好として○印で示した。(いづれもフ
イルム中央部(製品部分)での判断とした。) (6) 連続安定性 平面性の悪化にともないフイルムの蛇行やお
れじわなどが発生し、安定製膜が不可能となる
までの時間を測定し、これが8時間以下の場合
は不安定として×印で示し、48時間以上の場合
は安定として○印で示し、これらの中間の場合
を不安定さは残るが比較的生産性が悪化しない
として△印で示した。 実施例 1 以下本発明を実施例にもとずき説明する。 実施例1〜3、比較例1〜4 熱可塑性樹脂としてポリエチレンテレフタレー
ト(=0.6)を用い、180℃で真空乾燥し、押出
機に供給し、285℃で溶融させたのちTダイより
フイルムを吐出させ、該シートの全幅に静電荷を
印加せさ、別表1に示したような冷却ロール(ク
ロムメツキロール)上に、フイルム厚み100μm、
速度90m/分でキヤストした。このキヤストに先
立つて、フイルムがキヤストされる冷却ロール表
面に別表1のような湿り空気を送り、冷却ロール
上に結露させて、フイルム中央部に相当する部分
に表1に示す水滴形状をのものを得た。また、別
回路で湿り空気を送り、フイルム両端部30〜50mm
の範囲に別途結露させられるようにし、湿り空気
の温度及び送気量を調整して、フイルム端部に相
当する部分に表1に示す水滴個数を有する水滴を
得た。(実施例1〜3、比較例1〜3)。なお、比
較例4では、フイルム端部に別途結露させること
をやめ、フイルム中央部と同様の結露状態とし
た。 また、このフイルムがロールからはなれた所と
湿り空気を吹きつける所の間に、マスロール((株)
増田製作所製)を取りつけ、荷重0.8Kg/cmをか
け、500/m2・分の吸引ポンプで余剰水を取り
除くようにした。 このキヤストフイルムを常法の二軸延伸装置に
かけ二軸延伸フイルムを得た。 この結果、特定の表面粗さをもつた冷却ロール
上に特定の水滴形状をもつた水滴を設けることに
より、高速度でのキヤストをおこなつても、エア
ーかみ込みによる成形不良や水の沸騰によるフイ
ルム表面の凹凸、オレンジ肌状の凹凸欠点などの
ないフイルムが得られた。また、平面性が改良さ
れ、これに伴う延伸安定性が改良された。また、
端部の水滴個数を増加させることにより、さらに
高速状態にしたときの幅変動が防止できた。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂フイルムを冷却装置上にキヤス
    トする方法において、表面粗さRaが0.04μm以下
    である冷却装置表面に、最大水滴径が70μm以下
    であり、水滴個数が50〜500個/0.1mm2の水滴を付
    着させ、さらにフイルム幅方向の両端部の水滴個
    数を中央部より多くしてキヤストすることを特徴
    とする熱可塑性樹脂フイルムのキヤスト方法。 2 熱可塑性樹脂フイルムの非冷却側から静電荷
    を印加させつつキヤストすることを特徴とする請
    求項1記載の熱可塑性樹脂フイルムのキヤスト方
    法。
JP63234332A 1988-06-23 1988-09-19 熱可塑性樹脂フィルムのキャスト方法 Granted JPH0281619A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63234332A JPH0281619A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 熱可塑性樹脂フィルムのキャスト方法
US07/455,399 US5076976A (en) 1988-06-23 1989-06-23 Process for producing polyester film
KR1019890701853A KR960007293B1 (ko) 1988-06-23 1989-06-23 폴리에스테르 필름의 제조방법
PCT/JP1989/000625 WO1989012544A1 (fr) 1988-06-23 1989-06-23 Procede de production d'une pellicule de polyester
DE68925429T DE68925429T3 (de) 1988-06-23 1989-06-23 Verfahren zur herstellung eines polyesterfilmes
EP89907298A EP0466921B2 (en) 1988-06-23 1989-06-23 Process for producing polyester film

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63234332A JPH0281619A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 熱可塑性樹脂フィルムのキャスト方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0281619A JPH0281619A (ja) 1990-03-22
JPH0533891B2 true JPH0533891B2 (ja) 1993-05-20

Family

ID=16969344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63234332A Granted JPH0281619A (ja) 1988-06-23 1988-09-19 熱可塑性樹脂フィルムのキャスト方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0281619A (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536367A (en) * 1976-07-06 1978-01-20 Fuji Photo Film Co Ltd Method of producing sheet
JPS634492A (ja) * 1986-06-23 1988-01-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0281619A (ja) 1990-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016143640A (ja) 電池用セパレータの製造方法、および電池用セパレータの捲回体
JPH0326727A (ja) 高分子フィルムの製造方法
JPH01202422A (ja) 配向性高分子フィルムの製造方法
JPS6232626Y2 (ja)
JPH0533891B2 (ja)
JP3010666B2 (ja) 熱可塑性樹脂シートのキャスト方法
JP2007185898A (ja) 二軸延伸ポリエステルフィルムおよびその製造方法
JP4311007B2 (ja) ポリエステルフィルムロール
JP3369381B2 (ja) ポリアミドフィルムの製造方法
JP4641673B2 (ja) ポリアミドフィルムの製造方法
JPH0583063B2 (ja)
JP2000042470A (ja) プラスチックフィルムの製造方法及びその装置
JPH04290726A (ja) 熱可塑性樹脂フイルムの製造方法
JP3670742B2 (ja) ポリアミドフイルムの製造方法
JPS62218121A (ja) 樹脂膜の押出成形方法および装置
JPH0716920A (ja) 結晶性ポリマーフィルムの逐次二軸延伸法
JP2000143830A (ja) 熱可塑性樹脂シートの製造方法
JPH0557093B2 (ja)
JPH03227614A (ja) 熱可塑性フィルムのロール加熱方法
JPH0316715A (ja) 熱可塑性樹脂シートのキャスト方法
JP2000326400A (ja) フィルム成形用ロール及びそれを用いた熱可塑性樹脂フィルムの製造方法
JPH0511746B2 (ja)
JPH0367495B2 (ja)
TW202435274A (zh) 製造遮罩膜方法及該遮罩膜
JP2689413B2 (ja) 極薄蒸着ポリエステルフイルムの製造方法