JPH05340449A - 電気自動車用動力伝達装置 - Google Patents
電気自動車用動力伝達装置Info
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- JPH05340449A JPH05340449A JP5013062A JP1306293A JPH05340449A JP H05340449 A JPH05340449 A JP H05340449A JP 5013062 A JP5013062 A JP 5013062A JP 1306293 A JP1306293 A JP 1306293A JP H05340449 A JPH05340449 A JP H05340449A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location or kind of gearing
- B60K17/043—Transmission unit disposed in on near the vehicle wheel, or between the differential gear unit and the wheel
- B60K17/046—Transmission unit disposed in on near the vehicle wheel, or between the differential gear unit and the wheel with planetary gearing having orbital motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H2001/2881—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion comprising two axially spaced central gears, i.e. ring or sun gear, engaged by at least one common orbital gear wherein one of the central gears is forming the output
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- Retarders (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 減速機の小型化を図りながら、電気自動車用
動力伝達装置に要求されるトルク伝達条件と減速比条件
を共に満足する電気自動車用動力伝達装置を提供するこ
と。 【構成】 電動モータ1と駆動輪2との間に介装される
減速機として、2組の遊星歯車列のうちリングギヤを除
く構成要素を共通とし、一方の第1リングギヤ33aを
ケース固定し、共通ピニオンキャリア32を入力部材と
し、第2リングギヤ33bを出力部材とする第1遊星歯
車式減速機3とした。なお、第2リングギヤ33bの歯
数を、第1リングギヤ歯数+ピニオン個数に設定し、複
数の共通ピニオン31を等間隔に配置する。
動力伝達装置に要求されるトルク伝達条件と減速比条件
を共に満足する電気自動車用動力伝達装置を提供するこ
と。 【構成】 電動モータ1と駆動輪2との間に介装される
減速機として、2組の遊星歯車列のうちリングギヤを除
く構成要素を共通とし、一方の第1リングギヤ33aを
ケース固定し、共通ピニオンキャリア32を入力部材と
し、第2リングギヤ33bを出力部材とする第1遊星歯
車式減速機3とした。なお、第2リングギヤ33bの歯
数を、第1リングギヤ歯数+ピニオン個数に設定し、複
数の共通ピニオン31を等間隔に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動モータによる回転
を減速機により減速して駆動輪に伝達させる電気自動車
用動力伝達装置に関する。
を減速機により減速して駆動輪に伝達させる電気自動車
用動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊星歯車式減速機としては、例え
ば、『発明 VOL.89』(1992年3月1日;社団法人
発明協会発行)の64ページ〜69ページに記載のもの
が知られていて、この従来出典には、図9に示すよう
に、2組の遊星歯車列のピニオン及びサンギヤを共通と
し、サンギヤを入力部材に連結し、一方のリングギヤを
固定とし、他方のリングギヤを出力部材に連結したマイ
クロマシンに適用される遊星歯車式減速機が示されてい
る。
ば、『発明 VOL.89』(1992年3月1日;社団法人
発明協会発行)の64ページ〜69ページに記載のもの
が知られていて、この従来出典には、図9に示すよう
に、2組の遊星歯車列のピニオン及びサンギヤを共通と
し、サンギヤを入力部材に連結し、一方のリングギヤを
固定とし、他方のリングギヤを出力部材に連結したマイ
クロマシンに適用される遊星歯車式減速機が示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の遊星歯車式減速機は、単純かつコンパクトな構成で
高減速比が得られるものの、その減速比は下記のように
与えられる為、得られる減速比が大き過ぎ(従来出典の
ものは減速比が44.2)、電気自動車用動力伝達装置
に適用される減速機の要求性能を満足することができな
い。
来の遊星歯車式減速機は、単純かつコンパクトな構成で
高減速比が得られるものの、その減速比は下記のように
与えられる為、得られる減速比が大き過ぎ(従来出典の
ものは減速比が44.2)、電気自動車用動力伝達装置
に適用される減速機の要求性能を満足することができな
い。
【0004】つまり、電気自動車の減速機に求められて
いる性能は、高トルク伝達が可能で、かつ、減速比が1
0〜15の範囲のものである。
いる性能は、高トルク伝達が可能で、かつ、減速比が1
0〜15の範囲のものである。
【0005】ちなみに、従来の遊星歯車式減速機の減速
比iは、 i=(1+α1 )/(α1 −α2 ) ={(ZR1+ZS )ZR2}/{(ZR2−ZR1)ZS } ZR2=ZR1+nとすると、 i={(ZR1+ZS )(ZR1+n)}/(n・ZS ) …(a) 但し、ZR1は固定側リングギヤ歯数,ZR2は出力側リン
グギヤ歯数,ZS はサンギヤ歯数,nはピニオンの個
数,α1 は固定側歯数比(=ZS/ZR1),α2は出力側
歯数比(=ZS/ZR2)で与えられる。
比iは、 i=(1+α1 )/(α1 −α2 ) ={(ZR1+ZS )ZR2}/{(ZR2−ZR1)ZS } ZR2=ZR1+nとすると、 i={(ZR1+ZS )(ZR1+n)}/(n・ZS ) …(a) 但し、ZR1は固定側リングギヤ歯数,ZR2は出力側リン
グギヤ歯数,ZS はサンギヤ歯数,nはピニオンの個
数,α1 は固定側歯数比(=ZS/ZR1),α2は出力側
歯数比(=ZS/ZR2)で与えられる。
【0006】ここで、例えば、n=3,ZR1=12,Z
S =6とすると、上記(a) 式により、減速比iはi=1
5となる。しかし、ZR1=12とすると、リングギヤの
径は、17mm程度となり、高トルクを伝達する遊星歯車
列の成立が不可能である。
S =6とすると、上記(a) 式により、減速比iはi=1
5となる。しかし、ZR1=12とすると、リングギヤの
径は、17mm程度となり、高トルクを伝達する遊星歯車
列の成立が不可能である。
【0007】逆に、高トルク伝達を満足するように、n
=3,ZR1=42,ZS =25とすると、上記(a) 式に
より、減速比iはi=40.2となり、減速比iが大き
くなり過ぎる。
=3,ZR1=42,ZS =25とすると、上記(a) 式に
より、減速比iはi=40.2となり、減速比iが大き
くなり過ぎる。
【0008】即ち、従来の遊星歯車式減速機では、高ト
ルク伝達と減速比10〜15の範囲を満足する遊星歯車
列の成立が不可能である。
ルク伝達と減速比10〜15の範囲を満足する遊星歯車
列の成立が不可能である。
【0009】そこで、電気自動車用動力伝達装置として
求められている高トルク伝達が可能で、減速比i=12
となる減速機としては、図10に示す1組の遊星歯車列
を用いた減速機や図11に示す2組の遊星歯車列を用い
た減速機が考えられる。
求められている高トルク伝達が可能で、減速比i=12
となる減速機としては、図10に示す1組の遊星歯車列
を用いた減速機や図11に示す2組の遊星歯車列を用い
た減速機が考えられる。
【0010】しかし、1組の遊星歯車列を用いた減速機
は、減速比i=12を得るのにサンギヤ歯数を少なくリ
ングギヤ歯数を多くしなければならない為、図10に示
すように、必然的にリングギヤの径が大径となり、減速
機の大型化が避けられない。
は、減速比i=12を得るのにサンギヤ歯数を少なくリ
ングギヤ歯数を多くしなければならない為、図10に示
すように、必然的にリングギヤの径が大径となり、減速
機の大型化が避けられない。
【0011】また、2組の遊星歯車列を用いた減速機
は、リングギヤのみが共通で、他のサンギヤやピニオン
やピニオンキャリアは遊星歯車列毎にそれぞれ要する構
成となる為、図11に示すように、軸受等を含めて部品
点数が非常に多くなりコスト的に不利であると共に、径
方向に大きくしかも軸方向長くなり、減速機の大型化が
避けられない。
は、リングギヤのみが共通で、他のサンギヤやピニオン
やピニオンキャリアは遊星歯車列毎にそれぞれ要する構
成となる為、図11に示すように、軸受等を含めて部品
点数が非常に多くなりコスト的に不利であると共に、径
方向に大きくしかも軸方向長くなり、減速機の大型化が
避けられない。
【0012】本発明は、上記のような問題に着目してな
されたもので、電動モータと駆動輪との間に遊星歯車式
減速機が介装された電気自動車用動力伝達装置におい
て、遊星歯車式減速機の小型化を図りながら、要求され
る高トルク伝達条件と最適減速比条件を共に満足する電
気自動車用動力伝達装置を提供することを共通の目的と
する。
されたもので、電動モータと駆動輪との間に遊星歯車式
減速機が介装された電気自動車用動力伝達装置におい
て、遊星歯車式減速機の小型化を図りながら、要求され
る高トルク伝達条件と最適減速比条件を共に満足する電
気自動車用動力伝達装置を提供することを共通の目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
請求項1記載の発明では、電動モータと駆動輪との間に
減速機が介装され、この減速機の入力部材は電動モータ
に連結され、減速機の出力部材は駆動輪に連結される電
気自動車用動力伝達装置において、前記減速機を、2組
の遊星歯車列のピニオン及びピニオンキャリアを共通ピ
ニオン及び共通ピニオンキャリアとし、リングギヤを第
1リングギヤと第2リングギヤに分割し、サンギヤを省
略すると共に、前記第1リングギヤをケース固定とし、
前記共通ピニオンキャリアを前記入力部材とし、前記第
2リングギヤを前記出力部材とする第1遊星歯車式減速
機とした。
請求項1記載の発明では、電動モータと駆動輪との間に
減速機が介装され、この減速機の入力部材は電動モータ
に連結され、減速機の出力部材は駆動輪に連結される電
気自動車用動力伝達装置において、前記減速機を、2組
の遊星歯車列のピニオン及びピニオンキャリアを共通ピ
ニオン及び共通ピニオンキャリアとし、リングギヤを第
1リングギヤと第2リングギヤに分割し、サンギヤを省
略すると共に、前記第1リングギヤをケース固定とし、
前記共通ピニオンキャリアを前記入力部材とし、前記第
2リングギヤを前記出力部材とする第1遊星歯車式減速
機とした。
【0014】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
電気自動車用動力伝達装置において、前記共通ピニオン
キャリアを、フロント側プレートと、リヤ側プレート
と、両プレートをキャリヤ中心部の軸心空間位置で連結
する連結部材とを有して構成した。
電気自動車用動力伝達装置において、前記共通ピニオン
キャリアを、フロント側プレートと、リヤ側プレート
と、両プレートをキャリヤ中心部の軸心空間位置で連結
する連結部材とを有して構成した。
【0015】請求項3記載の発明では、電動モータと駆
動輪との間に減速機が介装され、この減速機の入力部材
は電動モータに連結され、減速機の出力部材は駆動輪に
連結される電気自動車用動力伝達装置において、前記減
速機を、2組の遊星歯車列のピニオン及びピニオンキャ
リアを共通ピニオン及び共通ピニオンキャリアとし、リ
ングギヤを第1リングギヤと第2リングギヤに分割し、
サンギヤを共通サンギヤあるいは分割サンギヤにすると
共に、前記第1リングギヤをケース固定とし、前記共通
ピニオンキャリアを前記入力部材とし、前記第2リング
ギヤを前記出力部材とする第2遊星歯車式減速機とし
た。
動輪との間に減速機が介装され、この減速機の入力部材
は電動モータに連結され、減速機の出力部材は駆動輪に
連結される電気自動車用動力伝達装置において、前記減
速機を、2組の遊星歯車列のピニオン及びピニオンキャ
リアを共通ピニオン及び共通ピニオンキャリアとし、リ
ングギヤを第1リングギヤと第2リングギヤに分割し、
サンギヤを共通サンギヤあるいは分割サンギヤにすると
共に、前記第1リングギヤをケース固定とし、前記共通
ピニオンキャリアを前記入力部材とし、前記第2リング
ギヤを前記出力部材とする第2遊星歯車式減速機とし
た。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載の電気自動車用動力伝達装置において、前記第
2リングギヤの歯数を、第1リングギヤ歯数+ピニオン
個数に設定し、複数の共通ピニオンを等間隔に配置し
た。
項3記載の電気自動車用動力伝達装置において、前記第
2リングギヤの歯数を、第1リングギヤ歯数+ピニオン
個数に設定し、複数の共通ピニオンを等間隔に配置し
た。
【0017】請求項5記載の発明では、電動モータと駆
動輪との間に減速機が介装され、この減速機の入力部材
は電動モータに連結され、減速機の出力部材は駆動輪に
連結される電気自動車用動力伝達装置において、前記減
速機を、2組の遊星歯車列のリングギヤを共通リングギ
ヤとし、ピニオンを第1ピニオンと第2ピニオンに分割
し、ピニオンキャリアを第1ピニオンキャリアと第2ピ
ニオンキャリアに分割し、分割した第1サンギヤと第2
サンギヤとを一体に連結すると共に、前記第2ピニオン
キャリアをケース固定とし、前記共通リングギヤを前記
入力部材とし、前記第1ピニオンキャリアを前記出力部
材とする第3遊星歯車式減速機とした。
動輪との間に減速機が介装され、この減速機の入力部材
は電動モータに連結され、減速機の出力部材は駆動輪に
連結される電気自動車用動力伝達装置において、前記減
速機を、2組の遊星歯車列のリングギヤを共通リングギ
ヤとし、ピニオンを第1ピニオンと第2ピニオンに分割
し、ピニオンキャリアを第1ピニオンキャリアと第2ピ
ニオンキャリアに分割し、分割した第1サンギヤと第2
サンギヤとを一体に連結すると共に、前記第2ピニオン
キャリアをケース固定とし、前記共通リングギヤを前記
入力部材とし、前記第1ピニオンキャリアを前記出力部
材とする第3遊星歯車式減速機とした。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明の作用を説明する。
【0019】電動モータからの回転が入力部材である共
通ピニオンキャリアに入力されると、入力回転で公転す
る共通ピニオンキャリアに支持された共通ピニオンがケ
ース固定の第1リングギヤによる拘束で公転に伴って自
転し、この公転及び自転運動する共通ピニオンで出力部
材である第2リングギヤ及びこの第2リングギヤに連結
されている駆動輪を減速回転させる。
通ピニオンキャリアに入力されると、入力回転で公転す
る共通ピニオンキャリアに支持された共通ピニオンがケ
ース固定の第1リングギヤによる拘束で公転に伴って自
転し、この公転及び自転運動する共通ピニオンで出力部
材である第2リングギヤ及びこの第2リングギヤに連結
されている駆動輪を減速回転させる。
【0020】この第1遊星歯車式減速機での減速比i
は、サンギヤ歯数ZS と第1リングギヤ歯数ZR1の歯数
比をα1 とし、サンギヤ歯数ZS と第2リングギヤ歯数
ZR2の歯数比をα2 とすると、 i=α1 /(α1 −α2 )=ZR2/(ZR2−ZR1) …(b) となる。
は、サンギヤ歯数ZS と第1リングギヤ歯数ZR1の歯数
比をα1 とし、サンギヤ歯数ZS と第2リングギヤ歯数
ZR2の歯数比をα2 とすると、 i=α1 /(α1 −α2 )=ZR2/(ZR2−ZR1) …(b) となる。
【0021】そこで、例えば、第1リングギヤ歯数ZR1
を33に設定し、第2リングギヤ歯数ZR2を36に設定
すれば、高トルク伝達が可能な歯数設定となるし、減速
比iとしてもi=12を得ることができる。
を33に設定し、第2リングギヤ歯数ZR2を36に設定
すれば、高トルク伝達が可能な歯数設定となるし、減速
比iとしてもi=12を得ることができる。
【0022】また、上記式(b) から明らかなように、減
速比iはサンギヤ歯数ZS に依存しないで決定されこと
で、積極的にサンギヤを省略することで、わずかなスペ
ースに設置できるコンパクト性を持つ。
速比iはサンギヤ歯数ZS に依存しないで決定されこと
で、積極的にサンギヤを省略することで、わずかなスペ
ースに設置できるコンパクト性を持つ。
【0023】請求項2記載の発明の作用を説明する。
【0024】請求項1記載の発明では、積極的にサンギ
ヤを省略したため、サンギヤが配置されるべき共通ピニ
オンの内側部分に空間ができる。この空間を利用し、共
通ピニオンキャリアを、フロント側プレートと、リヤ側
プレートと、両プレートをキャリヤ中心部の軸心空間位
置で連結する連結部材とを有して構成したため、軽量化
を図りながらコンパクト性を保つことができる。
ヤを省略したため、サンギヤが配置されるべき共通ピニ
オンの内側部分に空間ができる。この空間を利用し、共
通ピニオンキャリアを、フロント側プレートと、リヤ側
プレートと、両プレートをキャリヤ中心部の軸心空間位
置で連結する連結部材とを有して構成したため、軽量化
を図りながらコンパクト性を保つことができる。
【0025】請求項3記載の発明の作用を説明する。
【0026】この発明での第2遊星歯車式減速機は、共
通サンギヤあるいは分割サンギヤを積極的に付加した点
を除いて、請求項1記載の第1遊星歯車式減速機と同様
であり、その減速比iも上記式(b) により得られる。
通サンギヤあるいは分割サンギヤを積極的に付加した点
を除いて、請求項1記載の第1遊星歯車式減速機と同様
であり、その減速比iも上記式(b) により得られる。
【0027】したがって、高トルク伝達時に第2リング
ギヤと共通ピニオンとの噛み合い抵抗により共通ピニオ
ンが内側にたわもうとしても共通サンギヤあるいは分割
サンギヤによる噛み合い支持によりギヤの噛み合い騒音
の原因となるたわみを抑えることができる。
ギヤと共通ピニオンとの噛み合い抵抗により共通ピニオ
ンが内側にたわもうとしても共通サンギヤあるいは分割
サンギヤによる噛み合い支持によりギヤの噛み合い騒音
の原因となるたわみを抑えることができる。
【0028】また、上記式(b) から明らかなように、減
速比iはサンギヤ歯数ZS に依存しないで決定されこと
で、サンギヤを用いる場合にその径を十分に小さく設定
することで十分にコンパクト性も保つことができる。
速比iはサンギヤ歯数ZS に依存しないで決定されこと
で、サンギヤを用いる場合にその径を十分に小さく設定
することで十分にコンパクト性も保つことができる。
【0029】請求項4記載の発明の作用を説明する。
【0030】2つのリングギヤに噛み合う複数のピニオ
ンは共通であり、2つのリングギヤに対するピニオンの
配置角は当然一致しなければならない。そのためには複
数のピニオンを等間隔に配置するのが良く、その条件
は、 (ZS +ZR1)/n=整数 (ZS +ZR2)/n=整数 を満たさなければならない。
ンは共通であり、2つのリングギヤに対するピニオンの
配置角は当然一致しなければならない。そのためには複
数のピニオンを等間隔に配置するのが良く、その条件
は、 (ZS +ZR1)/n=整数 (ZS +ZR2)/n=整数 を満たさなければならない。
【0031】これに対し、第2リングギヤ歯数ZR2を、
第1リングギヤ歯数ZR1+ピニオン個数nに設定した場
合、上記条件をいずれも満足し、複数のピニオンを等間
隔に配置することが出来る。この等間隔配置によって、
トルク伝達時に噛み合い力のアンバランスによる振れが
抑えられ、良好なトルク伝達が確保される。
第1リングギヤ歯数ZR1+ピニオン個数nに設定した場
合、上記条件をいずれも満足し、複数のピニオンを等間
隔に配置することが出来る。この等間隔配置によって、
トルク伝達時に噛み合い力のアンバランスによる振れが
抑えられ、良好なトルク伝達が確保される。
【0032】請求項5記載の発明の作用を説明する。
【0033】電動モータからの回転が入力部材である共
通リングギヤに入力されると、入力回転でケース固定の
第2ピニオンキャリアに支持されている第2ピニオンは
自転のみをし、第2サンギヤを回転させる。そして、共
通リングギヤの回転と第2サンギヤと一体の第1サンギ
ヤの回転に拘束されて第1ピニオンは自転及び公転し、
この第1ピニオンを支持する出力部材としての第1ピニ
オンキャリア及びこの第1ピニオンキャリアに連結され
ている駆動輪を減速回転させる。
通リングギヤに入力されると、入力回転でケース固定の
第2ピニオンキャリアに支持されている第2ピニオンは
自転のみをし、第2サンギヤを回転させる。そして、共
通リングギヤの回転と第2サンギヤと一体の第1サンギ
ヤの回転に拘束されて第1ピニオンは自転及び公転し、
この第1ピニオンを支持する出力部材としての第1ピニ
オンキャリア及びこの第1ピニオンキャリアに連結され
ている駆動輪を減速回転させる。
【0034】この第3遊星歯車式減速機での減速比i
は、第1サンギヤ歯数ZS1とリングギヤ歯数ZR の歯数
比をα1 とし、第2サンギヤ歯数ZS2とリングギヤ歯数
ZR の歯数比をα2 とすると、 i=α2 (1+α1 )/(α2 −α1 ) =ZS2(ZR +ZS1)/ZR (ZS2−ZS1) …(c) となる。
は、第1サンギヤ歯数ZS1とリングギヤ歯数ZR の歯数
比をα1 とし、第2サンギヤ歯数ZS2とリングギヤ歯数
ZR の歯数比をα2 とすると、 i=α2 (1+α1 )/(α2 −α1 ) =ZS2(ZR +ZS1)/ZR (ZS2−ZS1) …(c) となる。
【0035】そこで、例えば、リングギヤ歯数ZR を6
8に設定し、第2サンギヤ歯数ZS2を40に設定し、第
1サンギヤ歯数ZS1を35に設定すれば、高トルク伝達
が可能な歯数設定となるし、減速比iとしてもi=1
2.1を得ることができる。
8に設定し、第2サンギヤ歯数ZS2を40に設定し、第
1サンギヤ歯数ZS1を35に設定すれば、高トルク伝達
が可能な歯数設定となるし、減速比iとしてもi=1
2.1を得ることができる。
【0036】また、共通リングギヤとしピニオンキャリ
アを第1ピニオンキャリアと第2ピニオンキャリアとに
分割したため、サンギヤ入力で共通ピニオンキャリアか
らの出力という構成の減速機に比べた場合、キャリア部
の軸方向寸法の増大が避けられ、電気自動車用減速機と
してのコンパクト性を持たせることができる。
アを第1ピニオンキャリアと第2ピニオンキャリアとに
分割したため、サンギヤ入力で共通ピニオンキャリアか
らの出力という構成の減速機に比べた場合、キャリア部
の軸方向寸法の増大が避けられ、電気自動車用減速機と
してのコンパクト性を持たせることができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0038】(第1実施例)まず、構成を説明する。
【0039】図1は請求項1,請求項2及び請求項4記
載の発明に対応する第1実施例の電気自動車用動力伝達
装置を示すスケルトン図、図2は第1実施例の電気自動
車用動力伝達装置の断面図である。
載の発明に対応する第1実施例の電気自動車用動力伝達
装置を示すスケルトン図、図2は第1実施例の電気自動
車用動力伝達装置の断面図である。
【0040】第1実施例は駆動輪の各輪でトルク及び回
転数制御を独立に行なうべく各輪独立に配置される動力
伝達装置の例で、図1において、1は電動モータ、2は
駆動輪、3は電動モータ1と駆動輪2との間に介装され
た第1遊星歯車式減速機であり、この減速機3の入力部
材は電動モータ1のモータ軸4に直結され、この減速機
3の出力部材は駆動輪2のロードホイール5に直結され
ている。
転数制御を独立に行なうべく各輪独立に配置される動力
伝達装置の例で、図1において、1は電動モータ、2は
駆動輪、3は電動モータ1と駆動輪2との間に介装され
た第1遊星歯車式減速機であり、この減速機3の入力部
材は電動モータ1のモータ軸4に直結され、この減速機
3の出力部材は駆動輪2のロードホイール5に直結され
ている。
【0041】前記第1遊星歯車式減速機3は、2組の遊
星歯車列により構成され、そのピニオン及びピニオンキ
ャリアを共通ピニオン31及び共通ピニオンキャリア3
2とし、リングギヤを第1リングギヤ33aと第2リン
グギヤ33bに分割し、サンギヤを省略すると共に、前
記第1リングギヤ33aを車体6に固定されたケース7
に対して固定とし、前記共通ピニオンキャリア32を前
記入力部材とし、前記第2リングギヤ33bを前記出力
部材としている。
星歯車列により構成され、そのピニオン及びピニオンキ
ャリアを共通ピニオン31及び共通ピニオンキャリア3
2とし、リングギヤを第1リングギヤ33aと第2リン
グギヤ33bに分割し、サンギヤを省略すると共に、前
記第1リングギヤ33aを車体6に固定されたケース7
に対して固定とし、前記共通ピニオンキャリア32を前
記入力部材とし、前記第2リングギヤ33bを前記出力
部材としている。
【0042】前記共通ピニオンキャリア32は、図3に
示すように、フロント側プレート321と、リヤ側プレ
ート322と、両プレート321,322をその外周位
置で連結するピニオン支持ピン323と、両プレート3
21,322をキャリヤ中心部の軸心空間位置で連結す
る連結部材325と、該連結部材325に形成された潤
滑油穴326により構成されている。
示すように、フロント側プレート321と、リヤ側プレ
ート322と、両プレート321,322をその外周位
置で連結するピニオン支持ピン323と、両プレート3
21,322をキャリヤ中心部の軸心空間位置で連結す
る連結部材325と、該連結部材325に形成された潤
滑油穴326により構成されている。
【0043】なお、共通ピニオンキャリア32のより軽
量化を図るべく、図4に示すように、必要部分のみを残
し無駄な部分を切除した十字形状のフロント側プレート
321’及びリヤ側プレート322’としても良い。
量化を図るべく、図4に示すように、必要部分のみを残
し無駄な部分を切除した十字形状のフロント側プレート
321’及びリヤ側プレート322’としても良い。
【0044】前記共通ピニオン31は、第2リングギヤ
33bの歯数ZR2を、第1リングギヤ33aの歯数ZR1
+ピニオン個数nに設定することで、等間隔配置でn個
(4個)設けている。
33bの歯数ZR2を、第1リングギヤ33aの歯数ZR1
+ピニオン個数nに設定することで、等間隔配置でn個
(4個)設けている。
【0045】次に、作用を説明する。
【0046】[走行時の減速作用]電動モータ1からの
回転がモータ軸4から、第1遊星歯車式減速機3の入力
部材である共通ピニオンキャリア32に入力されると、
入力回転で公転する共通ピニオンキャリア32に支持さ
れた共通ピニオン31がケース7に固定の第1リングギ
ヤ33aによる拘束で公転に伴って自転し、この公転及
び自転運動する共通ピニオン31で出力部材である第2
リングギヤ33bを減速回転させる。そして、この第2
リングギヤ33bの減速回転がロードホイール5を介し
て駆動輪2に伝達され、駆動輪2を減速回転させる。
回転がモータ軸4から、第1遊星歯車式減速機3の入力
部材である共通ピニオンキャリア32に入力されると、
入力回転で公転する共通ピニオンキャリア32に支持さ
れた共通ピニオン31がケース7に固定の第1リングギ
ヤ33aによる拘束で公転に伴って自転し、この公転及
び自転運動する共通ピニオン31で出力部材である第2
リングギヤ33bを減速回転させる。そして、この第2
リングギヤ33bの減速回転がロードホイール5を介し
て駆動輪2に伝達され、駆動輪2を減速回転させる。
【0047】例えば、第1遊星歯車式減速機3の減速比
iをi=12に設定した場合、電動モータ1の回転が0
〜12000rpmの時、駆動輪2は0〜1000rp
mの減速回転となる。
iをi=12に設定した場合、電動モータ1の回転が0
〜12000rpmの時、駆動輪2は0〜1000rp
mの減速回転となる。
【0048】尚、電気自動車用動力伝達装置では、複数
の減速比を持つトランスミッションが搭載されるエンジ
ン自動車用動力伝達装置と異なり、減速比が単一である
が、これは、トルク及び回転数の制御を電動モータ1に
印加する電流値や電圧値により制御できるため、電動モ
ータ1の定常回転時に減速比iがi=10〜15の範囲
程度で1段減速できれば良いためである。
の減速比を持つトランスミッションが搭載されるエンジ
ン自動車用動力伝達装置と異なり、減速比が単一である
が、これは、トルク及び回転数の制御を電動モータ1に
印加する電流値や電圧値により制御できるため、電動モ
ータ1の定常回転時に減速比iがi=10〜15の範囲
程度で1段減速できれば良いためである。
【0049】[ギヤ設定]第1遊星歯車式減速機3の減
速比iは、サンギヤ歯数ZS と第1リングギヤ歯数ZR1
の歯数比をα1 とし、サンギヤ歯数ZS と第2リングギ
ヤ歯数ZR2の歯数比をα2 とすると、 i=α1 /(α1 −α2 )=ZR2/(ZR2−ZR1) …(1) で与えられる。
速比iは、サンギヤ歯数ZS と第1リングギヤ歯数ZR1
の歯数比をα1 とし、サンギヤ歯数ZS と第2リングギ
ヤ歯数ZR2の歯数比をα2 とすると、 i=α1 /(α1 −α2 )=ZR2/(ZR2−ZR1) …(1) で与えられる。
【0050】また、2つのリングギヤ33a,33bに
噛み合う複数のピニオンは共通ピニオン31であり、2
つのリングギヤ33a,33bに対する共通ピニオン3
1の配置角は当然一致しなければならない。そのために
は複数の共通ピニオン31を周方向に等間隔に配置する
のが良く、その条件は、 (ZS +ZR1)/n=整数 …(2) (ZS +ZR2)/n=整数 …(3) を満たさなければならない。
噛み合う複数のピニオンは共通ピニオン31であり、2
つのリングギヤ33a,33bに対する共通ピニオン3
1の配置角は当然一致しなければならない。そのために
は複数の共通ピニオン31を周方向に等間隔に配置する
のが良く、その条件は、 (ZS +ZR1)/n=整数 …(2) (ZS +ZR2)/n=整数 …(3) を満たさなければならない。
【0051】これに対し、 ZR2=ZR1+n …(4) つまり、第2リングギヤ歯数ZR2を、第1リングギヤ歯
数ZR1+ピニオン個数nに設定した場合、上記条件(2),
(3) を共に満足し、複数の共通ピニオン31を等間隔に
配置することができる。
数ZR1+ピニオン個数nに設定した場合、上記条件(2),
(3) を共に満足し、複数の共通ピニオン31を等間隔に
配置することができる。
【0052】また、この(4) 式を上記(1) 式に代入する
と、 i=(ZR1+n)/n …(5) となる。
と、 i=(ZR1+n)/n …(5) となる。
【0053】そこで、実施例では、第1リングギヤ歯数
ZR1を44に設定し、第2リングギヤ歯数ZR2を48に
設定し、ピニオン個数nを4に設定することで、高トル
ク伝達が可能で、減速比iがi=12で、しかも、等間
隔配置の共通ピニオン31を4個持つ第1遊星歯車式減
速機3としている。
ZR1を44に設定し、第2リングギヤ歯数ZR2を48に
設定し、ピニオン個数nを4に設定することで、高トル
ク伝達が可能で、減速比iがi=12で、しかも、等間
隔配置の共通ピニオン31を4個持つ第1遊星歯車式減
速機3としている。
【0054】但し、減速比iは電気自動車の減速機とし
て要求される減速比i=10〜15であれば要求に応じ
て適宜設定することができるもので、例えば、減速比i
=15を得たい場合、第1リングギヤ歯数ZR1を41に
設定し、第2リングギヤ歯数ZR2を44に設定し、ピニ
オン個数nを3に設定することで、減速比i=15を得
ることができる。
て要求される減速比i=10〜15であれば要求に応じ
て適宜設定することができるもので、例えば、減速比i
=15を得たい場合、第1リングギヤ歯数ZR1を41に
設定し、第2リングギヤ歯数ZR2を44に設定し、ピニ
オン個数nを3に設定することで、減速比i=15を得
ることができる。
【0055】また、上記式(1),(5) から明らかなよう
に、減速比iはサンギヤ歯数ZS に依存しないで決定さ
れことで、共通サンギヤを省略することもできる。
に、減速比iはサンギヤ歯数ZS に依存しないで決定さ
れことで、共通サンギヤを省略することもできる。
【0056】そこで、実施例では、第1遊星歯車式減速
機3のより小型化と部品点数の削減を図る立場から、共
通サンギヤを省略している。
機3のより小型化と部品点数の削減を図る立場から、共
通サンギヤを省略している。
【0057】[潤滑作用]第1遊星歯車式減速機3の潤
滑作用は、外部から供給されるかあるいは内部に充填さ
れている潤滑油が、潤滑油穴326から共通ピニオンキ
ャリア32の回転に伴って共通ピニオン31に吹き付け
られ、この油で両リングギヤ33a,33bと共通ピニ
オン31との噛み合い部分を潤滑する潤滑作用を示す
し、噛み合い摩擦熱による温度上昇に対しては温度上昇
を抑える冷却作用を示す。
滑作用は、外部から供給されるかあるいは内部に充填さ
れている潤滑油が、潤滑油穴326から共通ピニオンキ
ャリア32の回転に伴って共通ピニオン31に吹き付け
られ、この油で両リングギヤ33a,33bと共通ピニ
オン31との噛み合い部分を潤滑する潤滑作用を示す
し、噛み合い摩擦熱による温度上昇に対しては温度上昇
を抑える冷却作用を示す。
【0058】次に、効果を説明する。
【0059】(1)電動モータ1と駆動輪2との間に介
装される第1遊星歯車式減速機3を、2組の遊星歯車列
のピニオン及びピニオンキャリアを共通ピニオン31及
び共通ピニオンキャリア32とし、リングギヤを第1リ
ングギヤ33aと第2リングギヤ33bに分割し、サン
ギヤを省略すると共に、第1リングギヤ33aをケース
固定とし、共通ピニオンキャリア32を入力部材とし、
第2リングギヤ33bを出力部材とする第1遊星歯車式
減速機3としたため、遊星歯車式減速機の小型化を図り
ながら、要求される高トルク伝達条件と最適減速比条件
を共に満足する電気自動車用動力伝達装置を提供するこ
とができる。
装される第1遊星歯車式減速機3を、2組の遊星歯車列
のピニオン及びピニオンキャリアを共通ピニオン31及
び共通ピニオンキャリア32とし、リングギヤを第1リ
ングギヤ33aと第2リングギヤ33bに分割し、サン
ギヤを省略すると共に、第1リングギヤ33aをケース
固定とし、共通ピニオンキャリア32を入力部材とし、
第2リングギヤ33bを出力部材とする第1遊星歯車式
減速機3としたため、遊星歯車式減速機の小型化を図り
ながら、要求される高トルク伝達条件と最適減速比条件
を共に満足する電気自動車用動力伝達装置を提供するこ
とができる。
【0060】(2)積極的にサンギヤを省略し、サンギ
ヤが配置されるべき共通ピニオン31の内側部分に空間
ができることを利用し、共通ピニオンキャリア32を、
フロント側プレート321と、リヤ側プレート322
と、両プレート321,322をキャリヤ中心部の軸心
空間位置で連結する連結部材325とを有して構成した
ため、軽量化を図りながらコンパクト性を保つことがで
きる。
ヤが配置されるべき共通ピニオン31の内側部分に空間
ができることを利用し、共通ピニオンキャリア32を、
フロント側プレート321と、リヤ側プレート322
と、両プレート321,322をキャリヤ中心部の軸心
空間位置で連結する連結部材325とを有して構成した
ため、軽量化を図りながらコンパクト性を保つことがで
きる。
【0061】(3)共通ピニオン31の内側部分に連結
部材325を配置したことに伴い、この連結部材325
に潤滑油穴326を形成したため、ギヤの潤滑性や冷却
性を高めることができる。
部材325を配置したことに伴い、この連結部材325
に潤滑油穴326を形成したため、ギヤの潤滑性や冷却
性を高めることができる。
【0062】(4)第2リングギヤ歯数ZR2を、第1リ
ングギヤ歯数ZR1+ピニオン個数nに設定し、4個の共
通ピニオン31を等間隔に配置したため、トルク伝達時
にギヤ噛み合い力のバランスがとれて振れることのない
良好なトルク伝達作用を確保することができる。
ングギヤ歯数ZR1+ピニオン個数nに設定し、4個の共
通ピニオン31を等間隔に配置したため、トルク伝達時
にギヤ噛み合い力のバランスがとれて振れることのない
良好なトルク伝達作用を確保することができる。
【0063】(5)搭載スペースがわずかで済むのに伴
い第1遊星歯車式減速機3の出力部材である第2リング
ギヤ33bをロードホイール5に直結し、各輪独立に配
置される動力伝達装置としたため、車室空間やバッテリ
ー搭載空間の確保が図れるばかりでなく、左右駆動輪の
独立制御によりきめ細かな駆動制御や制動制御を行なう
ことができる。
い第1遊星歯車式減速機3の出力部材である第2リング
ギヤ33bをロードホイール5に直結し、各輪独立に配
置される動力伝達装置としたため、車室空間やバッテリ
ー搭載空間の確保が図れるばかりでなく、左右駆動輪の
独立制御によりきめ細かな駆動制御や制動制御を行なう
ことができる。
【0064】(第2実施例)まず、構成を説明する。
【0065】図5は請求項3記載の発明に対応する第2
実施例の電気自動車用動力伝達装置を示すスケルトン
図、図6は第2実施例装置の第2遊星歯車式減速機を示
す断面図である。
実施例の電気自動車用動力伝達装置を示すスケルトン
図、図6は第2実施例装置の第2遊星歯車式減速機を示
す断面図である。
【0066】第2実施例は左右駆動輪でトルク及び回転
数制御を行なうべく配置される動力伝達装置の例で、図
5において、1は電動モータ、2R,2Lは左右の駆動
輪、3’は電動モータ1と駆動輪2との間に介装された
第2遊星歯車式減速機であり、この減速機3’の入力部
材は電動モータ1のモータ軸4に直結され、この減速機
3’の出力部材はプロペラシャフト10,ディファレン
シャル11,左右のドライブシャフト12R,12Lを
介して左右の駆動輪2R,2Lに連結されている。
数制御を行なうべく配置される動力伝達装置の例で、図
5において、1は電動モータ、2R,2Lは左右の駆動
輪、3’は電動モータ1と駆動輪2との間に介装された
第2遊星歯車式減速機であり、この減速機3’の入力部
材は電動モータ1のモータ軸4に直結され、この減速機
3’の出力部材はプロペラシャフト10,ディファレン
シャル11,左右のドライブシャフト12R,12Lを
介して左右の駆動輪2R,2Lに連結されている。
【0067】前記第2遊星歯車式減速機3’は、第1遊
星歯車式減速機3と同様な2組の遊星歯車列により構成
されていて、異なる点は、共通ピニオン31に噛み合う
共通サンギヤ34を有している点である。
星歯車式減速機3と同様な2組の遊星歯車列により構成
されていて、異なる点は、共通ピニオン31に噛み合う
共通サンギヤ34を有している点である。
【0068】なお、他の構成は第1実施例装置と同様で
あるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略
する。
あるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略
する。
【0069】次に、作用を説明する。
【0070】作用に関し、その減速比iは上記式(1),
(5) により得られるというように同様であり、共通サン
ギヤ34の有無による作用が異なるのみである。
(5) により得られるというように同様であり、共通サン
ギヤ34の有無による作用が異なるのみである。
【0071】つまり、高トルク伝達時に第2リングギヤ
33bと共通ピニオン31との噛み合い抵抗により共通
ピニオン31が内側にたわもうとしても共通サンギヤ3
4による噛み合い支持によりこのたわみを抑えることが
でき、共通ピニオンキャリア32を片持ち支持にするこ
ともできる。
33bと共通ピニオン31との噛み合い抵抗により共通
ピニオン31が内側にたわもうとしても共通サンギヤ3
4による噛み合い支持によりこのたわみを抑えることが
でき、共通ピニオンキャリア32を片持ち支持にするこ
ともできる。
【0072】また、式(1),(5) から明らかなように、減
速比iはサンギヤ歯数ZS に依存しないで決定されこと
で、共通サンギヤ34を用いる場合にその径を十分に小
さく設定することで十分にコンパクト性も保つことがで
きる。
速比iはサンギヤ歯数ZS に依存しないで決定されこと
で、共通サンギヤ34を用いる場合にその径を十分に小
さく設定することで十分にコンパクト性も保つことがで
きる。
【0073】次に、効果を説明する。
【0074】第1実施例装置の(1),(4)の効果に
加え、下記の効果を奏する。
加え、下記の効果を奏する。
【0075】(6)共通ピニオン31の内側に共通サン
ギヤ34を設けた構成としたため、ギヤの噛み合い剛性
が高まり、ギヤの噛み合い騒音を低く抑えることができ
る。
ギヤ34を設けた構成としたため、ギヤの噛み合い剛性
が高まり、ギヤの噛み合い騒音を低く抑えることができ
る。
【0076】なお、この効果は、共通サンギヤ34を分
割サンギヤとした場合にも同様に得ることができる。
割サンギヤとした場合にも同様に得ることができる。
【0077】(第3実施例)まず、構成を説明する。
【0078】図7は請求項5記載の発明に対応する第3
実施例の電気自動車用動力伝達装置を示すスケルトン
図、図8は第3実施例装置の第3遊星歯車式減速機を示
す断面図である。
実施例の電気自動車用動力伝達装置を示すスケルトン
図、図8は第3実施例装置の第3遊星歯車式減速機を示
す断面図である。
【0079】第3実施例は駆動輪の各輪でトルク及び回
転数制御を独立に行なうべく各輪独立に配置される動力
伝達装置の例で、図7において、1は電動モータ、2は
駆動輪、8は電動モータ1と駆動輪2との間に介装され
た第3遊星歯車式減速機であり、この減速機8の入力部
材は電動モータ1のモータ軸4に直結され、この減速機
8の出力部材は出力軸13,ドライブシャフト14及び
ロードホイール5を介して駆動輪2に連結されている。
転数制御を独立に行なうべく各輪独立に配置される動力
伝達装置の例で、図7において、1は電動モータ、2は
駆動輪、8は電動モータ1と駆動輪2との間に介装され
た第3遊星歯車式減速機であり、この減速機8の入力部
材は電動モータ1のモータ軸4に直結され、この減速機
8の出力部材は出力軸13,ドライブシャフト14及び
ロードホイール5を介して駆動輪2に連結されている。
【0080】前記第3遊星歯車式減速機8は、2組の遊
星歯車列により構成され、リングギヤを共通リングギヤ
81とし、ピニオンを第1ピニオン82aと第2ピニオ
ン82bに分割し、ピニオンキャリアを第1ピニオンキ
ャリア83aと第2ピニオンキャリア83bに分割し、
分割した第1サンギヤ84aと第2サンギヤ84bとを
一体に連結すると共に、前記第2ピニオンキャリア83
bをケース15に固定とし、前記共通リングギヤ81を
前記入力部材とし、前記第1ピニオンキャリア83aを
前記出力部材とする遊星歯車式減速機としている。
星歯車列により構成され、リングギヤを共通リングギヤ
81とし、ピニオンを第1ピニオン82aと第2ピニオ
ン82bに分割し、ピニオンキャリアを第1ピニオンキ
ャリア83aと第2ピニオンキャリア83bに分割し、
分割した第1サンギヤ84aと第2サンギヤ84bとを
一体に連結すると共に、前記第2ピニオンキャリア83
bをケース15に固定とし、前記共通リングギヤ81を
前記入力部材とし、前記第1ピニオンキャリア83aを
前記出力部材とする遊星歯車式減速機としている。
【0081】次に、作用を説明する。
【0082】[走行時の減速作用]電動モータ1からの
回転が、第3遊星歯車式減速機8の入力部材である共通
リングギヤ81に入力されると、入力回転でケース15
に固定の第2ピニオンキャリア83bに支持されている
第2ピニオン82bは自転のみをし、第2サンギヤ84
bを回転させる。そして、共通リングギヤ81の回転と
第2サンギヤ84bと一体の第1サンギヤ84aの回転
に拘束されて第1ピニオン82aは自転及び公転し、こ
の第1ピニオン82aを支持する出力部材としての第1
ピニオンキャリア83a及びこの第1ピニオンキャリア
83aに連結されている出力軸13を減速回転させる。
そして、この回転がドライブシャフト14を介して伝達
され駆動輪2を減速回転させる。
回転が、第3遊星歯車式減速機8の入力部材である共通
リングギヤ81に入力されると、入力回転でケース15
に固定の第2ピニオンキャリア83bに支持されている
第2ピニオン82bは自転のみをし、第2サンギヤ84
bを回転させる。そして、共通リングギヤ81の回転と
第2サンギヤ84bと一体の第1サンギヤ84aの回転
に拘束されて第1ピニオン82aは自転及び公転し、こ
の第1ピニオン82aを支持する出力部材としての第1
ピニオンキャリア83a及びこの第1ピニオンキャリア
83aに連結されている出力軸13を減速回転させる。
そして、この回転がドライブシャフト14を介して伝達
され駆動輪2を減速回転させる。
【0083】[ギヤ設定]この第3遊星歯車式減速機8
での減速比iは、第1サンギヤ歯数ZS1とリングギヤ歯
数ZR の歯数比をα1 とし、第2サンギヤ歯数ZS2とリ
ングギヤ歯数ZR の歯数比をα2 とすると、 i=α2 (1+α1 )/(α2 −α1 ) =ZS2(ZR +ZS1)/ZR (ZS2−ZS1) …(6) となる。
での減速比iは、第1サンギヤ歯数ZS1とリングギヤ歯
数ZR の歯数比をα1 とし、第2サンギヤ歯数ZS2とリ
ングギヤ歯数ZR の歯数比をα2 とすると、 i=α2 (1+α1 )/(α2 −α1 ) =ZS2(ZR +ZS1)/ZR (ZS2−ZS1) …(6) となる。
【0084】そこで、例えば、リングギヤ歯数ZR を6
8に設定し、第2サンギヤ歯数ZS2を40に設定し、第
1サンギヤ歯数ZS1を35に設定すれば、高トルク伝達
が可能な歯数設定となるし、減速比iとしてもi=1
2.1を得ることができる。
8に設定し、第2サンギヤ歯数ZS2を40に設定し、第
1サンギヤ歯数ZS1を35に設定すれば、高トルク伝達
が可能な歯数設定となるし、減速比iとしてもi=1
2.1を得ることができる。
【0085】なお、α2 >α1 の条件で、第2サンギヤ
歯数ZS2と第1サンギヤ歯数ZS1との大きさを近づける
ことで、減速比iは∞まで設定可能で、要求される減速
比iに対してその設定自由度が高い。
歯数ZS2と第1サンギヤ歯数ZS1との大きさを近づける
ことで、減速比iは∞まで設定可能で、要求される減速
比iに対してその設定自由度が高い。
【0086】また、共通リングギヤ81としピニオンキ
ャリアを第1ピニオンキャリア83aと第2ピニオンキ
ャリア83bとに分割したため、サンギヤ入力で共通ピ
ニオンキャリアからの出力という構成の減速機に比べた
場合、キャリア部の軸方向寸法の増大が避けられ、電気
自動車用減速機としてのコンパクト性を持たせることが
できる。
ャリアを第1ピニオンキャリア83aと第2ピニオンキ
ャリア83bとに分割したため、サンギヤ入力で共通ピ
ニオンキャリアからの出力という構成の減速機に比べた
場合、キャリア部の軸方向寸法の増大が避けられ、電気
自動車用減速機としてのコンパクト性を持たせることが
できる。
【0087】次に、効果を説明する。
【0088】(7)電動モータ1と駆動輪2との間に介
装される第3遊星歯車式減速機8を、2組の遊星歯車列
のリングギヤを共通リングギヤ81とし、ピニオンを第
1ピニオン82aと第2ピニオン82bに分割し、ピニ
オンキャリアを第1ピニオンキャリア83aと第2ピニ
オンキャリア83bに分割し、分割した第1サンギヤ8
4aと第2サンギヤ84bとを一体に連結すると共に、
第2ピニオンキャリア83bをケース15に固定とし、
共通リングギヤ81を入力部材とし、第1ピニオンキャ
リア83aを出力部材とする第3遊星歯車式減速機8と
したため、遊星歯車式減速機の小型化を図りながら、要
求される高トルク伝達条件と最適減速比条件を共に満足
する電気自動車用動力伝達装置を提供することができ
る。
装される第3遊星歯車式減速機8を、2組の遊星歯車列
のリングギヤを共通リングギヤ81とし、ピニオンを第
1ピニオン82aと第2ピニオン82bに分割し、ピニ
オンキャリアを第1ピニオンキャリア83aと第2ピニ
オンキャリア83bに分割し、分割した第1サンギヤ8
4aと第2サンギヤ84bとを一体に連結すると共に、
第2ピニオンキャリア83bをケース15に固定とし、
共通リングギヤ81を入力部材とし、第1ピニオンキャ
リア83aを出力部材とする第3遊星歯車式減速機8と
したため、遊星歯車式減速機の小型化を図りながら、要
求される高トルク伝達条件と最適減速比条件を共に満足
する電気自動車用動力伝達装置を提供することができ
る。
【0089】(8)上記の減速機構成とし、第2サンギ
ヤ歯数ZS2と第1サンギヤ歯数ZS1との歯数設定により
減速比iは∞まで設定可能としたため、要求される伝達
トルクと減速比iに対して高い自由度により設定するこ
とができる。
ヤ歯数ZS2と第1サンギヤ歯数ZS1との歯数設定により
減速比iは∞まで設定可能としたため、要求される伝達
トルクと減速比iに対して高い自由度により設定するこ
とができる。
【0090】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0091】
【発明の効果】請求項1記載の本発明にあっては、電動
モータと駆動輪との間に遊星歯車式減速機が介装された
電気自動車用動力伝達装置において、遊星歯車式減速機
を、2組の遊星歯車列のピニオン及びピニオンキャリア
を共通ピニオン及び共通ピニオンキャリアとし、リング
ギヤを第1リングギヤと第2リングギヤに分割し、サン
ギヤを省略すると共に、第1リングギヤをケース固定と
し、共通ピニオンキャリアを入力部材とし、第2リング
ギヤを出力部材とする第1遊星歯車式減速機としたた
め、遊星歯車式減速機の小型化を図りながら、要求され
る高トルク伝達条件と最適減速比条件を共に満足する電
気自動車用動力伝達装置を提供することができるという
効果が得られる。
モータと駆動輪との間に遊星歯車式減速機が介装された
電気自動車用動力伝達装置において、遊星歯車式減速機
を、2組の遊星歯車列のピニオン及びピニオンキャリア
を共通ピニオン及び共通ピニオンキャリアとし、リング
ギヤを第1リングギヤと第2リングギヤに分割し、サン
ギヤを省略すると共に、第1リングギヤをケース固定と
し、共通ピニオンキャリアを入力部材とし、第2リング
ギヤを出力部材とする第1遊星歯車式減速機としたた
め、遊星歯車式減速機の小型化を図りながら、要求され
る高トルク伝達条件と最適減速比条件を共に満足する電
気自動車用動力伝達装置を提供することができるという
効果が得られる。
【0092】請求項2記載の本発明にあっては、共通ピ
ニオンキャリアを、フロント側プレートと、リヤ側プレ
ートと、両プレートをキャリヤ中心部の軸心空間位置で
連結する連結部材とを有して構成したため、上記効果に
加え、軽量化を図りながらコンパクト性を保つことがで
きるという効果が得られる。
ニオンキャリアを、フロント側プレートと、リヤ側プレ
ートと、両プレートをキャリヤ中心部の軸心空間位置で
連結する連結部材とを有して構成したため、上記効果に
加え、軽量化を図りながらコンパクト性を保つことがで
きるという効果が得られる。
【0093】請求項3記載の本発明にあっては、第1遊
星歯車式減速機に共通サンギヤあるいは分割サンギヤを
付加した構成の第2遊星歯車式減速機としたため、請求
項1記載の発明の効果に加え、ギヤの噛み合い剛性の高
まりによりギヤの噛み合い騒音を低く抑えることができ
るという効果が得られる。
星歯車式減速機に共通サンギヤあるいは分割サンギヤを
付加した構成の第2遊星歯車式減速機としたため、請求
項1記載の発明の効果に加え、ギヤの噛み合い剛性の高
まりによりギヤの噛み合い騒音を低く抑えることができ
るという効果が得られる。
【0094】請求項4記載の本発明にあっては、出力側
リングギヤの歯数を、固定側リングギヤ歯数+ピニオン
個数に設定し、複数の共通ピニオンを等間隔に配置した
ため、上記請求項1〜請求項3の効果に加え、良好なト
ルク伝達作用を確保することができる。
リングギヤの歯数を、固定側リングギヤ歯数+ピニオン
個数に設定し、複数の共通ピニオンを等間隔に配置した
ため、上記請求項1〜請求項3の効果に加え、良好なト
ルク伝達作用を確保することができる。
【0095】請求項5記載の本発明にあっては、電動モ
ータと駆動輪との間に遊星歯車式減速機が介装された電
気自動車用動力伝達装置において、減速機を、2組の遊
星歯車列のリングギヤを共通リングギヤとし、ピニオン
を第1ピニオンと第2ピニオンに分割し、ピニオンキャ
リアを第1ピニオンキャリアと第2ピニオンキャリアに
分割し、分割した第1サンギヤと第2サンギヤとを一体
に連結すると共に、第2ピニオンキャリアをケース固定
とし、共通リングギヤを入力部材とし、第1ピニオンキ
ャリアを出力部材とする第3遊星歯車式減速機としたた
め、遊星歯車式減速機の小型化を図りながら、要求され
る高トルク伝達条件と最適減速比条件を共に満足する電
気自動車用動力伝達装置を提供することがことができ
る。
ータと駆動輪との間に遊星歯車式減速機が介装された電
気自動車用動力伝達装置において、減速機を、2組の遊
星歯車列のリングギヤを共通リングギヤとし、ピニオン
を第1ピニオンと第2ピニオンに分割し、ピニオンキャ
リアを第1ピニオンキャリアと第2ピニオンキャリアに
分割し、分割した第1サンギヤと第2サンギヤとを一体
に連結すると共に、第2ピニオンキャリアをケース固定
とし、共通リングギヤを入力部材とし、第1ピニオンキ
ャリアを出力部材とする第3遊星歯車式減速機としたた
め、遊星歯車式減速機の小型化を図りながら、要求され
る高トルク伝達条件と最適減速比条件を共に満足する電
気自動車用動力伝達装置を提供することがことができ
る。
【図1】第1実施例の電気自動車用動力伝達装置を示す
スケルトン図である。
スケルトン図である。
【図2】第1実施例の電気自動車用動力伝達装置の断面
図である。
図である。
【図3】第1実施例装置のピニオンキャリア構造を示す
半断面図である。
半断面図である。
【図4】第1実施例装置のピニオンキャリア構造の他の
例を示す半断面図である。
例を示す半断面図である。
【図5】第2実施例の電気自動車用動力伝達装置を示す
スケルトン図である。
スケルトン図である。
【図6】第2実施例装置の第2遊星歯車式減速機を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】第3実施例の電気自動車用動力伝達装置を示す
スケルトン図である。
スケルトン図である。
【図8】第3実施例装置の第3遊星歯車式減速機を示す
断面図である。
断面図である。
【図9】従来の遊星歯車式減速機を示すスケルトン図で
ある。
ある。
【図10】従来の1つの遊星歯車列による遊星歯車式減
速機を示す断面図である。
速機を示す断面図である。
【図11】従来の2つの遊星歯車列による遊星歯車式減
速機を示す断面図である。
速機を示す断面図である。
1 電動モータ 2 駆動輪 3 第1遊星歯車式減速機 31 共通ピニオン 32 共通ピニオンキャリア(入力部材) 33a 第1リングギヤ 33b 第2リングギヤ(出力部材) 4 モータ軸 5 ロードホイール
Claims (5)
- 【請求項1】 電動モータと駆動輪との間に減速機が介
装され、この減速機の入力部材は電動モータに連結さ
れ、減速機の出力部材は駆動輪に連結される電気自動車
用動力伝達装置において、 前記減速機を、2組の遊星歯車列のピニオン及びピニオ
ンキャリアを共通ピニオン及び共通ピニオンキャリアと
し、リングギヤを第1リングギヤと第2リングギヤに分
割し、サンギヤを省略すると共に、前記第1リングギヤ
をケース固定とし、前記共通ピニオンキャリアを前記入
力部材とし、前記第2リングギヤを前記出力部材とする
第1遊星歯車式減速機としたことを特徴とする電気自動
車用動力伝達装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気自動車用動力伝達装
置において、 前記共通ピニオンキャリアを、フロント側プレートと、
リヤ側プレートと、両プレートをキャリヤ中心部の軸心
空間位置で連結する連結部材とを有して構成したことを
特徴とする電気自動車用動力伝達装置。 - 【請求項3】 電動モータと駆動輪との間に減速機が介
装され、この減速機の入力部材は電動モータに連結さ
れ、減速機の出力部材は駆動輪に連結される電気自動車
用動力伝達装置において、 前記減速機を、2組の遊星歯車列のピニオン及びピニオ
ンキャリアを共通ピニオン及び共通ピニオンキャリアと
し、リングギヤを第1リングギヤと第2リングギヤに分
割し、サンギヤを共通サンギヤあるいは分割サンギヤに
すると共に、前記第1リングギヤをケース固定とし、前
記共通ピニオンキャリアを前記入力部材とし、前記第2
リングギヤを前記出力部材とする第2遊星歯車式減速機
としたことを特徴とする電気自動車用動力伝達装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3記載の電気自動車用
動力伝達装置において、 前記第2リングギヤの歯数を、第1リングギヤ歯数+ピ
ニオン個数に設定し、複数の共通ピニオンを等間隔に配
置したことを特徴とする電気自動車用動力伝達装置。 - 【請求項5】 電動モータと駆動輪との間に減速機が介
装され、この減速機の入力部材は電動モータに連結さ
れ、減速機の出力部材は駆動輪に連結される電気自動車
用動力伝達装置において、 前記減速機を、2組の遊星歯車列のリングギヤを共通リ
ングギヤとし、ピニオンを第1ピニオンと第2ピニオン
に分割し、ピニオンキャリアを第1ピニオンキャリアと
第2ピニオンキャリアに分割し、分割した第1サンギヤ
と第2サンギヤとを一体に連結すると共に、前記第2ピ
ニオンキャリアをケース固定とし、前記共通リングギヤ
を前記入力部材とし、前記第1ピニオンキャリアを前記
出力部材とする第3遊星歯車式減速機としたことを特徴
とする電気自動車用動力伝達装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5013062A JPH05340449A (ja) | 1992-04-08 | 1993-01-29 | 電気自動車用動力伝達装置 |
| US08/337,418 US5435794A (en) | 1992-04-08 | 1994-11-07 | Power transmission unit for electric vehicle |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8700092 | 1992-04-08 | ||
| JP4-87000 | 1992-04-08 | ||
| JP5013062A JPH05340449A (ja) | 1992-04-08 | 1993-01-29 | 電気自動車用動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05340449A true JPH05340449A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=26348782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5013062A Pending JPH05340449A (ja) | 1992-04-08 | 1993-01-29 | 電気自動車用動力伝達装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| US (1) | US5435794A (ja) |
| JP (1) | JPH05340449A (ja) |
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