JPH05340945A - 微量物質測定方法及び測定キット - Google Patents

微量物質測定方法及び測定キット

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JPH05340945A
JPH05340945A JP17165892A JP17165892A JPH05340945A JP H05340945 A JPH05340945 A JP H05340945A JP 17165892 A JP17165892 A JP 17165892A JP 17165892 A JP17165892 A JP 17165892A JP H05340945 A JPH05340945 A JP H05340945A
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measuring
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JP17165892A
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Satoshi Amano
聡 天野
Yoshiko Masuda
嘉子 増田
Toshihiko Hayashi
利彦 林
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 結合物質A(14)を固相(10,12)に
固定化する固定化工程と、前記結合物質A(14)に特
異的に結合する被測定物質B(16)を結合させる結合
工程と、前記被測定物質B(16)を測定する測定工程
と、を備えたことを特徴とする微量物質測定方法及びそ
のキット。 【効果】 本発明に係る微量物質分析方法によれば、物
質間の特異的相互作用を利用して微量成分の分析を行う
こととしたので、微量物質を複雑な精製工程等を得るこ
となく正確に測定することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微量物質分析方法及び測
定キット、特に抗原−抗体反応等を利用した測定機構の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バイオテクノロジーの長足な進歩
に伴い、生体内の各種微量生理活性物質の測定或いは機
能解明が極めて重要視されている。ところで、一般に生
体内の各種微量活性物質は精製が難しく、多くのステッ
プを経て精製する方法及びアフィニティークロマトグラ
フィー等による精製方法が用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の生理活性物質は、精製操作中に用いられる各種高濃度
の試薬或いは処理によって変性を受けることが知られて
いる。そして、一般にこれらの僅かに変性を受けた精製
品を用いて研究が行われているが、勿論これらの変性品
が未変性品と同様な生理活性を生体内で示すか否か不明
である。そこで、生体内の各種微量生理活性物質を、変
性を避けて純化し、その生理活性を生体内における存在
状態が反映された条件下で試験を行い、該生理活性を明
らかとする手法の重要性が指摘され、その必要性が高ま
っている。
【0004】例えば、ヒトIV型コラーゲン標品に対して
凍結保存血清を共存させると、添加血清濃度に比例して
ELISA反応の抑制が認められる。これは血清中のフ
ィブロネクチンが凍結により構造変化を受け、IV型コラ
ーゲンと結合反応を生じることによると考えられるが、
フィブロネクチンの未変性体、変性体を分離・識別・測
定することは、たとえ抗原−抗体反応を用いても極めて
困難である。すなわち、フィブロネクチンの変性体、未
変性体の分離自体が困難であり、それぞれを個別に認識
する抗体を得ることはさらに困難であることによる。本
発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は各種微量物質を変性させることなく純化する
微量物質測定方法及び測定キットを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明者らが鋭意検討した結果、特異抗体を固定化し
た固相を用いて不純物を含む試料より微量物質を純化
し、この純化した物質と特異的に相互作用する結合物質
を用いることにより、前記微量物質の解析、定量を行い
得ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、請求項1記載の微量物質測定方法は、結合物質Aを
固相に固定化する固定化工程と、前記結合物質Aに特異
的に結合する被測定物質Bを結合させる結合工程と、前
記被測定物質Bを測定する測定工程と、を備えたことを
特徴とする。
【0006】ここで、結合物質Aは、該結合物質Aに対
する抗体を用いて固相に固定されていることが好適であ
る。請求項3記載の微量物質測定方法は、結合物質Aを
固相に固定化する固定化工程と、前記結合物質Aと特異
的に反応する被測定物質B1及び前記結合物質Aと反応
しない疑似被測定物質B2が混在する被測定液を前記固
相と反応させる結合工程と、前記結合物質Aと結合した
被測定物質B1を、前記被測定物質B1及び疑似被測定物
質B2を共に測定可能な方法により測定する測定工程
と、を備え、被測定液中の被測定物質B1を特異的に測
定することを特徴とする。
【0007】ここで、被測定物質B1及び疑似被測定物
質B2と共に測定する測定工程は、該被測定物質B1及び
疑似測定物B2を共に認識する酵素標識抗体と反応さ
せ、その酵素活性を測定するものであることが好適であ
る。請求項5記載の微量物質測定方法は、被測定物質B
を固相に固定化する固定化工程と、前記被測定物質Bに
特異的に結合する結合物質Aを結合させる結合工程と、
前記結合物質Aを測定する測定工程と、を備えたことを
特徴とする。ここで、被測定物質Bは、該被測定物質B
に対する抗体を用いて固相に固定されることを特徴とす
る。
【0008】請求項7記載の微量物質測定方法は、被測
定液中の被測定物質B1及び疑似被測定物質B2を固相に
固定化する固定化工程と、前記被測定物質B1と特異的
に反応する結合物質Aを前記固相と反応させる結合工程
と、前記被測定物質B1と結合した結合物質Aを測定す
る測定工程と、を備え、被測定液中の被測定物質B1
特異的に測定することを特徴とする。ここで、被測定物
質B1及び疑似被測定物質B2を共に固定化する固定化工
程は、該被測定物質B1及び疑似測定物B2を共に認識す
る固定化抗体と反応させるものであることを特徴とす
る。
【0009】請求項9記載の微量物質測定キットは、結
合物質Aが固定化される固相と、前記結合物質Aに特異
的に結合する被測定物質Bを測定する測定試薬と、を備
えたことを特徴とする。請求項10記載の微量物質測定
キットは、被測定物質Bを固定化する固相と、前記被測
定物質Bに特異的に結合された結合物質Aを測定する測
定試薬と、を備えたことを特徴とする。以下、本発明の
構成を詳述する。本発明に係る測定方法において、使用
する抗体としては、モノクローナル抗体及び/又はポリ
クローナル抗体であり、抗原認識部位及び抗原の種差の
認識に関する情報の明らかな抗体を用いることが好適で
ある。
【0010】又、抗体は好ましくは精製抗体を用いる。
本発明に係る分析方法では抗体アフィニティークロマト
におけるような、変性剤による溶出操作を実施すること
なく、次の試験を実施することが可能であるため、リガ
ンド(例えば抗原物質)を変性させることなくその特性
を評価することが出来る。本発明に係る測定方法におい
て、反応するリガンドとしては蛋白質、ペプチド、糖蛋
白質、核酸等が好適である。
【0011】本発明に係る測定方法において、リガンド
と特異的に相互作用するものとしては、各種リセプータ
ーを介してリガンドと結合する各種細胞、リガンドを特
異的に認識・結合する抗体以外の蛋白質(レクチンを含
む)、リガンドを特異的に認識する病気との関連で生体
内に産生された抗体、リガンドと特異的に結合する糖、
ペプチド、核酸及び脂質、及びハプテンを介する結合を
利用した蛋白質、合成高分子化合物、合成低分子化合物
であることが好適である。尚、本測定方法により、生体
高分子と細胞及び生体高分子間の特異的相互作用の解
析、定量及び病的に産生された抗体の解析、定量、精製
が困難な物質に関しても可能となる。
【0012】又、本発明に係る測定方法において、リガ
ンドを認識するものとして各種細胞を用いる場合には、
抗体を固定化する固相として細胞培養用のフラスコ、シ
ャーレ、皿等の培養器及び培養液内で浮遊する粒子を用
いることが好適である。更に、本発明に係る測定方法に
おいて、捕捉抗原を特異的に認識して結合したものを定
性、定量する方法としては、抗体等の結合物を特異的に
認識するもので酵素標識を付与することが好適である。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を
説明する。尚、本発明は以下の実施例によって限定され
るものではない。実施例1 まず、図1に従い本発明の第一実施例に係る測定方法に
ついて概念について説明する。即ち、図1(A)に示す
ようにウエル壁(固相)10に抗体12を結合させる。
この抗体12に対し、一定量の結合物質14を結合さ
せ、更に結合物質14に特異的に結合する被測定物質1
6を結合させる(図1(B))。そして、被測定物質1
6を特異的に認識する酵素標識抗体18を結合させ(図
1(C))、酵素活性部位により化学反応を進行させ、
その化学発光量より被測定物質16の量を測定する方法
である(図1(D))。
【0014】従って、被測定物質16の変性体(疑似被
測定物質)20が被測定物質16と共存し、該変性体2
0も酵素標識抗体18と結合反応を生起してしまう場合
であっても、結合物質14を認識する被測定物質16の
みを特異的に測定することが出来る。又、本実施例に係
る測定方法の場合、結合物質14に対するポリクローナ
ル抗体ないしモノクローナル抗体12により、該結合物
質14を固相に固定しているので、被測定物質16に対
する抗体は酵素標識抗体18として用いる一種のみで足
り、一般的なサンドイッチ法のように一の被測定物質1
6に対し二種類の抗体が要求されることはない。
【0015】更に、結合物質14を抗体12に結合させ
る際に、該結合物質14と共に混在物質22が存在する
場合にも、該混在物質22は抗体12に結合されないた
め、結合物質14を単離する必要もない。以上のように
本実施例に係る測定方法によれば、結合物質14ないし
被測定物質16を単離・精製することなく、被測定物質
16の測定を行うことが可能となり、結合物質14との
間で生理活性を有する被測定物質16のみを、その変性
を避けつつ正確に測定することが可能となる。
【0016】次に本実施例に係る測定法の具体例を、IV
型コラーゲンと結合反応を生起するフィブロネクチン変
性体を被測定物質として測定する例に基づき説明する。 (a)固相担体としてポリスチレン性マイクロプレート
(Flow Laboratories製)の作成 特開昭63−78067及び特開昭63−246396
に記載されたIV型コラーゲンに対するモノクローナル抗
体(JK199)をリン酸緩衝生理食塩液(pH7.
4)に溶解し、その濃度を14.5μg/mlに調整した。
この抗体溶液を、固相担体としてのポリスチレン性マイ
クロプレートにコートするために、1ウェル当たり10
0μl添加し、37℃、24時間処理後、ブロックエー
ス(大日本製薬)をリン酸緩衝生理食塩液(pH7.
4)で1/4希釈したブロッキング緩衝液を1ウェル当
たり350μl添加し、37℃、1時間処理してブロッ
キングし、よく水を切ったのちに凍結保存する。使用時
に予め室温に戻してアッセイに使用する(図1
(A))。
【0017】(b)IV型コラーゲン特異結合プレートの
作成 抗体結合プレートにブロッキング緩衝液で希釈したIV型
コラーゲン(125ng/ml)溶液を1ウェル当たり10
0μl添加し、37℃、1.5時間反応させて結合させ
る(図1(B))。反応後、洗浄緩衝液(0.05%T
ween20含有リン酸緩衝生理食塩液(pH7.
4))でよく洗浄する。 (c)フィブロネクチンの特異的結合反応 凍結保存血清及び凍結保存EDTA血漿を洗浄緩衝液と
ブロックエースを9:1に混和した溶液で各種濃度に希
釈した。この希釈液を1ウェル当たり100μl添加
し、37℃、3時間反応させて、前記IV型コラーゲンと
特異的に反応するフィブロネクチンを結合させる(図1
(C))。反応後、洗浄緩衝液をよく洗浄する。
【0018】(d)結合フィブロネクチンの検出 結合したフィブロネクチンは、次のようにして検出し
た。すなわち、Cappel社製の西洋わさび由来ペルオキシ
ダーゼ結合抗ヒトフィブロネクチンポリクローナル抗体
を、洗浄緩衝液(0.05%Tween20含有リン酸
緩衝生理食塩液(pH7.4))とブロックエースを
9:1に混和した溶液で、750倍希釈し、該希釈溶液
を1ウェル当たり100μl添加し、37℃、1時間反
応させて特異的に反応したフィブロネクチンに結合させ
る。反応後、洗浄緩衝液で良く洗浄する。
【0019】次に2,2'-azino-di[3-ethyl-benzthiazoli
ne]sulfonate(ABTS)を基質とするペルオキシダー
ゼ基質システム(Kirregaard & Perry Laboratories)
を1ウェル当たり100μl添加し、室温で1時間発色
反応後、マイクロプレートリーダーで波長405nmの
吸光度を測定し、盲検と試料の吸光度の差を求める(図
1(D))。尚、図2にヒト凍結保存血清、ヘパリン血
漿、クエン酸血漿及び凍結保存EDTA血漿中のIV型コ
ラーゲンに特異的に結合するフィブロネクチン量に関し
て検討した結果を示す。同図より明らかなように、ヒト
凍結保存EDTA血漿と比較して、凍結保存血清中のフ
ィブロネクチンが著しい結合性を示した。この結果、IV
型コラーゲン非結合プレートを用いた実験より、この結
合反応はIV型コラーゲンに特異的結合反応であることが
明らかとなった。
【0020】実施例2 次に、本発明の第2実施例について説明する。図3は、
本実施例に係る測定法の概念の説明図であり、前記図1
と対応する部分には同一符合を付して説明を省略する。
本実施例においては、まず同図(A)に示すように、ウ
ェル壁10に被測定物質16に対する抗体12を結合さ
せる。そして、被測定物質16を反応させると同図
(B)に示すように被測定物質16が抗体12と結合し
固定化される。この状態で結合物質14を反応させる
と、同図(C)に示すように被測定物質16と結合物質
14が反応し、更に結合物質14に対する酵素標識抗体
18を作用させることにより、同図(D)に示すような
ウェル壁10−抗体12−被測定物質16−結合物質1
4−酵素標識抗体18の結合構造が完成し、酵素標識抗
体18の酵素活性を測定することにより、被測定物質1
6の測定を行うことが出来る。
【0021】一方、被測定物質16と同様の抗原−抗体
反応を示す変性体20が存在した場合、同図(B)に示
すように変性体20も抗体12に捕捉されるが、該変性
体20には結合物質14が結合せず、この結果酵素標識
抗体18が結合しないため、酵素活性は被測定物質16
のみを特異的に示すこととなり、その変性体20は測定
対象とはならない。次に、第二実施例に係る測定法の具
体例について説明する。
【0022】(a)ビオチン標識モノクローナル抗体の
調整 特開昭63−78067及び特開昭63−246396
に記載されたIV型コラーゲンに対するモノクローナル抗
体を0.1M炭酸水素ナトリウム溶液に1mg/mlに
なるように溶解させた。この溶液1mlに対してN−ヒ
ドロキシサクシイミドビオチンを1mg/mlの濃度と
なるようにジメチルスルオキサイドに溶解させた溶液を
0.06ml加え、攪拌しながら室温で4時間反応させ
た。反応液をリン酸緩衝生理食塩液(pH7.4)に対
して充分に透析後、冷蔵又は凍結保存した。
【0023】(b)ビオチン化抗体−アビジンPOD複
合体の調整法 前記(a)で調整したビオチン化抗体(0.2mg)に
アビジンPOD(2mg Vector Laboratories)を加
え、37℃で1時間反応させる。反応液を遠心分離後、
上清をセファロース6Bカラム(直径1.5cm×長さ3
0cm 溶出液:0.1M HEPES緩衝液pH7.
0)にかけ、ビオチン化抗体−アビジンPOD複合体を
得た。 (c)固相担体としてポリスチレン製マイクロプレート
(Flow Laboratories製)の作製 Cappel社製の抗ヒトフィブロネクチンポリクロー
ナル抗体をコーティング緩衝液(炭酸緩衝液)(pH
9.6)に溶解し、その濃度を10μg/mlに調製し
た。この抗体溶液を固相担体としてのポリスチレン製マ
イクロプレートにコートするために1ウェル当たり10
0μl添加し、4℃、24時間処理後、ブロックエース
(大日本製薬)をリン酸緩衝生理食塩液(pH7.4)
で1/4希釈したブッキング緩衝液を1ウェル当たり3
50μl添加し、37℃、1時間処理してブロッキング
し、よく水を切った後に凍結保存する。使用時に予め室
温に戻してアッセイに使用する(図3(A))。
【0024】(d)フィブロネクチンの特異的結合反応 凍結保存血清及び凍結保存EDTA血漿を、洗浄緩衝液
とブロックエースを9:1に混和した溶液で、各種濃度
に希釈した。この希釈液を1ウェル当たり100μl添
加し、37℃、3時間反応させて特異的に反応するフィ
ブロネクチンを結合させる(図3(c))。反応後、洗
浄緩衝液で良く洗浄する。 (e)IV型コラーゲン特異的結合 各プレートにブロッキング緩衝液で希釈したIV型コラー
ゲン(1.0mg/ml)溶液を1ウェル当たり100
μl添加し、37℃、1.5時間反応させて結合させる
(図3(B))。反応後、洗浄緩衝液(0.05%Tw
een20含有リン酸緩衝生理食塩液(pH7.4))
で良く洗浄する。
【0025】(f)結合IV型コラーゲンの検出 フィブロネクチンと特異的に結合したIV型コラーゲンの
定量は、特開昭63−78067及び特開昭63−24
6396に記載されたIV型コラーゲンに対するモノクロ
ーナル抗体(JK199)を用いて行った。即ち、ビオ
チン化JK199抗体−アビジンPOD複合体を0.5
μg/ml濃度となるように、洗浄緩衝液(0.05%Tw
een20含有リン酸緩衝生理食塩液(pH7.4))
とブロックエースの9:1混和液で希釈し、その希釈液
の0.5μl/mlの溶液を1ウェル当たり100μl
添加し、37℃、1時間反応させてフィブロネクチンに
特異的に反応・結合したコラーゲンに結合させる(図3
(D))。反応後、洗浄緩衝液で良く洗浄する。
【0026】次に、2,2'-azino-di[3-ethyl-benzthiazo
line] sulfonate(ABTS)を基質とするペルオキシ
ダーゼ基質システム(Kirkegaard & Pe
rry Laboratories)を1ウェル当たり
100μl添加し、室温で1時間発色反応後、マイクロ
プレートリーダーで波長405nmの吸光度を測定し、
盲検と試料の吸光度の差を求める(図3(D))。尚、
図4にヒト凍結保存血清、ヘパリン血漿、クエン酸血漿
及び凍結保存EDTA血漿中のIV型コラーゲンに特異的
に結合するフィブロネクチン量に関して検討した結果を
示した。
【0027】同図より明らかなように、ヒト凍結保存E
DTA血漿と比較して、凍結保存血清中のフィブロネク
チンが著しい結合性を示した。尚、以上の実施例におい
ては被測定物質をフィブロネクチンとした例について説
明したが、本発明は特に生体内の微量生理活性物質の測
定に好適であり、例えば抗原物質と特異的に相互作用す
るものが細胞である場合には、結合細胞数を、例えば試
薬を該細胞内に導入する等して細胞機能を利用した発色
反応を起こさせることにより定量することも可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る微量物
質分析方法によれば、物質間の特異的相互作用を利用し
て微量成分の分析を行うこととしたので、微量活性物質
を複雑な精製工程等を得ることなく正確に測定すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る微量物質測定方法の
説明図である。
【図2】図1に示した方法による測定結果の説明図であ
る。
【図3】本発明の第二実施例に係る微量物質測定方法の
説明図である。
【図4】図3に示した実施例による測定結果の説明図で
ある。
【符号の説明】
12…抗体 14…結合物質 16…被測定物質 18…酵素標識抗体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結合物質Aを固相に固定化する固定化工
    程と、 前記結合物質Aに特異的に結合する被測定物質Bを結合
    させる結合工程と、 前記被測定物質Bを測定する測定工程と、 を備えたことを特徴とする微量物質測定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、結合物質
    Aは、該結合物質Aに対する抗体を用いて固相に固定さ
    れていることを特徴とする微量物質測定方法。
  3. 【請求項3】 結合物質Aを固相に固定化する固定化工
    程と、 前記結合物質Aと特異的に反応する被測定物質B1及び
    前記結合物質Aと反応しない疑似被測定物質B2が混在
    する被測定液を前記固相と反応させる結合工程と、 前記結合物質Aと結合した被測定物質B1を、前記被測
    定物質B1及び疑似被測定物質B2を共に測定可能な方法
    により測定する測定工程と、 を備え、被測定液中の被測定物質B1を特異的に測定す
    ることを特徴とする微量物質測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法において、被測定物
    質B1及び疑似被測定物質B2と共に測定する測定工程
    は、該被測定物質B1及び疑似測定物B2を共に認識する
    酵素標識抗体と反応させ、その酵素活性を測定するもの
    であることを特徴とする微量物質測定方法。
  5. 【請求項5】 被測定物質Bを固相に固定化する固定化
    工程と、 前記被測定物質Bに特異的に結合する結合物質Aを結合
    させる結合工程と、 前記結合物質Aを測定する測定工程と、 を備えたことを特徴とする微量物質測定方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の方法において、被測定物
    質Bは、該被測定物質Bに対する抗体を用いて固相に固
    定されることを特徴とする微量物質測定方法。
  7. 【請求項7】 被測定液中の被測定物質B1及び疑似被
    測定物質B2を固相に固定化する固定化工程と、 前記被測定物質B1と特異的に反応する結合物質Aを前
    記固相と反応させる結合工程と、 前記被測定物質B1と結合した結合物質Aを測定する測
    定工程と、 を備え、被測定液中の被測定物質B1を特異的に測定す
    ることを特徴とする微量物質測定方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法において、被測定物
    質B1及び疑似被測定物質B2を共に固定化する固定化工
    程は、該被測定物質B1及び疑似測定物B2を共に認識す
    る固定化抗体と反応させるものであることを特徴とする
    微量物質測定方法。
  9. 【請求項9】 結合物質Aが固定化される固相と、 前記結合物質Aに特異的に結合する被測定物質Bを測定
    する測定試薬と、 を備えたことを特徴とする微量物質測定キット。
  10. 【請求項10】 被測定物質Bを固定化する固相と、 前記被測定物質Bに特異的に結合された結合物質Aを測
    定する測定試薬と、 を備えたことを特徴とする微量物質測定キット。
JP17165892A 1992-06-05 1992-06-05 微量物質測定方法及び測定キット Withdrawn JPH05340945A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534951A (ja) * 2004-04-29 2007-11-29 ファーマ ディヴェロップメント ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ タンパク質ptx3測定用の単クローン抗体、ハイブリドーマ、改良方法、及び前記測定用キット

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JP2007534951A (ja) * 2004-04-29 2007-11-29 ファーマ ディヴェロップメント ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ タンパク質ptx3測定用の単クローン抗体、ハイブリドーマ、改良方法、及び前記測定用キット

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