JPH05343714A - アモルフアスシリコン系光電素子の製造方法 - Google Patents
アモルフアスシリコン系光電素子の製造方法Info
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- JPH05343714A JPH05343714A JP3341477A JP34147791A JPH05343714A JP H05343714 A JPH05343714 A JP H05343714A JP 3341477 A JP3341477 A JP 3341477A JP 34147791 A JP34147791 A JP 34147791A JP H05343714 A JPH05343714 A JP H05343714A
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- thin film
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 pinジャンクション型光電変換の効率を改
善することを目的とするものである。 【構成】 i層にアモルフアスシリコン薄膜を含有する
pーiーn接合型薄膜光電素子の製造方法において、シ
ランとハイドロカーボンのプラズマ分解により、約50
Å〜200Åの薄膜を有し、周期律表III 族の元素が
0.05%〜4%のドープ量のアモルフアスシリコンカ
ーバイドのp型ドープ薄膜を含むp層9を生成する。こ
のようにして得られるアモルフアスシリコンカーバイド
のp型ドープ薄膜をp層9に用いることにより効率を大
幅に改善でき、太陽電池や光スイッチ等の光電素子とし
て用いることができる。
善することを目的とするものである。 【構成】 i層にアモルフアスシリコン薄膜を含有する
pーiーn接合型薄膜光電素子の製造方法において、シ
ランとハイドロカーボンのプラズマ分解により、約50
Å〜200Åの薄膜を有し、周期律表III 族の元素が
0.05%〜4%のドープ量のアモルフアスシリコンカ
ーバイドのp型ドープ薄膜を含むp層9を生成する。こ
のようにして得られるアモルフアスシリコンカーバイド
のp型ドープ薄膜をp層9に用いることにより効率を大
幅に改善でき、太陽電池や光スイッチ等の光電素子とし
て用いることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、i層にアモルフアスシ
リコン薄膜を含有するpーiーn接合型薄膜光電素子、
つまりアモルフアスシリコン系光電素子の製造方法に関
する。
リコン薄膜を含有するpーiーn接合型薄膜光電素子、
つまりアモルフアスシリコン系光電素子の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】シラン(SiH4 )のプラズマ分解法で
得られるアモルフアスシリコンは、PH3 やB2 H6 で
ドープすることによりその電導度を大きく変えることが
できることがW.E.Spear等によって発見(1976
年)された。そして、D.E.Carlson等によってアモ
ルフアスシリコンを用いた太陽電池が試作されて以来注
目を集め、アモルフアスシリコン薄膜太陽電池の効率を
改善する研究が活発に行われている。
得られるアモルフアスシリコンは、PH3 やB2 H6 で
ドープすることによりその電導度を大きく変えることが
できることがW.E.Spear等によって発見(1976
年)された。そして、D.E.Carlson等によってアモ
ルフアスシリコンを用いた太陽電池が試作されて以来注
目を集め、アモルフアスシリコン薄膜太陽電池の効率を
改善する研究が活発に行われている。
【0003】これまでの研究により、アモルフアスシリ
コン薄膜光電素子の構造としては、ショットキーバリヤ
ー型、pin型、MIS型、ヘテロ結合型があり、その
うち前三者が高効率太陽電池として有望視されている。
変換効率は、これまでに、ショットキーバリヤー型で
5.5%(D.E.カールソン他、1977年)、MI
S型で4.8%(J.I.B.ウィルソン他、1978
年)、pin型で4.5%(浜川圭弘、1978)がそ
れぞれ達成されている。
コン薄膜光電素子の構造としては、ショットキーバリヤ
ー型、pin型、MIS型、ヘテロ結合型があり、その
うち前三者が高効率太陽電池として有望視されている。
変換効率は、これまでに、ショットキーバリヤー型で
5.5%(D.E.カールソン他、1977年)、MI
S型で4.8%(J.I.B.ウィルソン他、1978
年)、pin型で4.5%(浜川圭弘、1978)がそ
れぞれ達成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、pinジャン
クション型太陽電池の場合、p型アモルフアスシリコン
では、キャリヤ寿命が短く有効なキャリヤにならず、ま
た、光の吸収係数がi層に比べて大きいことから、p層
での光の吸収ロスが大きい点に問題があった。
クション型太陽電池の場合、p型アモルフアスシリコン
では、キャリヤ寿命が短く有効なキャリヤにならず、ま
た、光の吸収係数がi層に比べて大きいことから、p層
での光の吸収ロスが大きい点に問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するものであ
って、pinジャンクション型光電変換の効率を改善す
ることを目的とするものである。
って、pinジャンクション型光電変換の効率を改善す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】そのために本発
明は、i層にアモルフアスシリコン薄膜を含有するpー
iーn接合型薄膜光電素子の製造方法において、シラン
とハイドロカーボンのプラズマ分解により、約50Å〜
200Åの薄膜を有し、周期律表III 族の元素が0.0
5%〜4%のドープ量のアモルフアスシリコンカーバイ
ドのp型ドープ薄膜を含むp層を生成することを特徴と
するものである。
明は、i層にアモルフアスシリコン薄膜を含有するpー
iーn接合型薄膜光電素子の製造方法において、シラン
とハイドロカーボンのプラズマ分解により、約50Å〜
200Åの薄膜を有し、周期律表III 族の元素が0.0
5%〜4%のドープ量のアモルフアスシリコンカーバイ
ドのp型ドープ薄膜を含むp層を生成することを特徴と
するものである。
【0007】本発明者は、pinジャンクション型光電
変換の効率を改善するため鋭意研究した結果、シランと
ハイドロカーボンをプラズマ分解して得られるアモルフ
アスシリコンカーバイドのp型ドープ薄膜をp層に用い
ることにより効率を大幅に改善できることを見出したも
のであり、太陽電池や光スイッチ等の光電素子として用
いることができる。
変換の効率を改善するため鋭意研究した結果、シランと
ハイドロカーボンをプラズマ分解して得られるアモルフ
アスシリコンカーバイドのp型ドープ薄膜をp層に用い
ることにより効率を大幅に改善できることを見出したも
のであり、太陽電池や光スイッチ等の光電素子として用
いることができる。
【0008】本発明のアモルフアスシリコンは、シラン
(SiH4 )又はその誘導体を水素又はアルゴン、ヘリ
ウム等の不活性ガスと水素で希釈した混合ガスを、容量
結合法又は誘導結合法による高周波グロー分解又は直流
グロー放電分解することにより得るものである。混合ガ
ス中のシランの濃度は、通常0.5〜50%、好ましく
は1〜20%である。
(SiH4 )又はその誘導体を水素又はアルゴン、ヘリ
ウム等の不活性ガスと水素で希釈した混合ガスを、容量
結合法又は誘導結合法による高周波グロー分解又は直流
グロー放電分解することにより得るものである。混合ガ
ス中のシランの濃度は、通常0.5〜50%、好ましく
は1〜20%である。
【0009】基板は、透明電極(ITO、SnO2 等)
を蒸着したガラスや高分子フイルム、金属等、太陽電池
の構成に必要なあらゆる基板が含まれる。
を蒸着したガラスや高分子フイルム、金属等、太陽電池
の構成に必要なあらゆる基板が含まれる。
【0010】図2は太陽電池の基本構成の代表例を示す
図である。図2(イ)は透明基板を用いるタイプであ
り、例えば光入射側より順次ガラス又は透明フイルム
7、透明電極8、p型aーSix C1-x :H9、i型a
ーSi:H10、n型aーSi:H11、電極12から
なり、ガラスー透明電極ーpーiーnーAlで構成され
るものである。また、図2(ロ)は不透明基板を用いる
タイプであり、例えば光入射側より順次透明電極13、
p型aーSix C1-x :H9、i型aーSi:H10、
n型aーSi:H11、ステンレス、モリブデン、金属
を蒸着したフイルム14からなり、ステンレスーnーi
ーpー透明電極で構成されるものである。太陽電池の基
本構成は、その他、p層と透明電極の間に薄い絶縁層を
つけたり、薄い金属層をつけた構造でもよい。要は、p
ーiーnジャンクションを基本とするものであれば如何
なる構成でもよい。
図である。図2(イ)は透明基板を用いるタイプであ
り、例えば光入射側より順次ガラス又は透明フイルム
7、透明電極8、p型aーSix C1-x :H9、i型a
ーSi:H10、n型aーSi:H11、電極12から
なり、ガラスー透明電極ーpーiーnーAlで構成され
るものである。また、図2(ロ)は不透明基板を用いる
タイプであり、例えば光入射側より順次透明電極13、
p型aーSix C1-x :H9、i型aーSi:H10、
n型aーSi:H11、ステンレス、モリブデン、金属
を蒸着したフイルム14からなり、ステンレスーnーi
ーpー透明電極で構成されるものである。太陽電池の基
本構成は、その他、p層と透明電極の間に薄い絶縁層を
つけたり、薄い金属層をつけた構造でもよい。要は、p
ーiーnジャンクションを基本とするものであれば如何
なる構成でもよい。
【0011】そして、i層には、シランのグロー放電分
解で得られる約10-7秒以上のキャリヤ寿命で約1017
cm-3eV-1以下の局在準位密度及び10-3cm2 /V
以上の移動度をもつ真性アモルフアスシリコン(iーa
ーSi:H)を用い、n層には、上記真性アモルフアス
シリコンをリン等の周期率表III 族の元素でドープした
n型アモルフアスシリコン(nーaーSi:H)を用い
る。
解で得られる約10-7秒以上のキャリヤ寿命で約1017
cm-3eV-1以下の局在準位密度及び10-3cm2 /V
以上の移動度をもつ真性アモルフアスシリコン(iーa
ーSi:H)を用い、n層には、上記真性アモルフアス
シリコンをリン等の周期率表III 族の元素でドープした
n型アモルフアスシリコン(nーaーSi:H)を用い
る。
【0012】iーaーSi:H層の厚みは、約2500
〜10000Åである。nーaーSi:H層は、オーミ
ック接触のための層であって特に厚みは限定されない
が、300〜800Åが通常用いられる。後述した本発
明の実施例では、iーaーSi:H層は4500Å、n
ーaーSi:H層は500Åの厚みのものを用いてい
る。
〜10000Åである。nーaーSi:H層は、オーミ
ック接触のための層であって特に厚みは限定されない
が、300〜800Åが通常用いられる。後述した本発
明の実施例では、iーaーSi:H層は4500Å、n
ーaーSi:H層は500Åの厚みのものを用いてい
る。
【0013】本発明のアモルフアスシリコンカーバイド
は、シラン等のシリコンハイドライド(Sin H2n+2)
と、メタン、エタン等のハイドロカーボンをプラズマ分
解、好ましくはグロー放電分解して得られる。ハイドロ
カーボンについては、飽和脂肪族ハイドロカーボン(C
n H2n+2)が用いられるが、不飽和脂肪族ハイドロカー
ボン(例えばエチレン、プロピレン等の一般式C
n H2n)でもよい。シリコンカーバイドの組成について
は、グロー放電分解時の原料ガス組成を用いSi原子数
とC原子数の比Six C1-x で示し、例えばシラン(S
iH4 )8モル、メタン2モルの割合で混合した場合に
はSi0.8 C0.2 と示される。エタン(C2 H6 )を用
いる場合には、エタン1モルにメタン1モルの2倍のC
を含むので、シラン8モル、エタン4モルの混合でSi
0.8 C0.2 となる。これらのガス組成で得られたアモル
フアスシリコンカーバイドをaーSix C1-x :Hとし
て以下に示す。分解生成物の組成は、原料ガス中に存在
する炭素原子が生成物中に取り込まれる比率、通常70
%程度を考慮することにより理解される。
は、シラン等のシリコンハイドライド(Sin H2n+2)
と、メタン、エタン等のハイドロカーボンをプラズマ分
解、好ましくはグロー放電分解して得られる。ハイドロ
カーボンについては、飽和脂肪族ハイドロカーボン(C
n H2n+2)が用いられるが、不飽和脂肪族ハイドロカー
ボン(例えばエチレン、プロピレン等の一般式C
n H2n)でもよい。シリコンカーバイドの組成について
は、グロー放電分解時の原料ガス組成を用いSi原子数
とC原子数の比Six C1-x で示し、例えばシラン(S
iH4 )8モル、メタン2モルの割合で混合した場合に
はSi0.8 C0.2 と示される。エタン(C2 H6 )を用
いる場合には、エタン1モルにメタン1モルの2倍のC
を含むので、シラン8モル、エタン4モルの混合でSi
0.8 C0.2 となる。これらのガス組成で得られたアモル
フアスシリコンカーバイドをaーSix C1-x :Hとし
て以下に示す。分解生成物の組成は、原料ガス中に存在
する炭素原子が生成物中に取り込まれる比率、通常70
%程度を考慮することにより理解される。
【0014】本発明の場合には、ボロン等の周期率表II
I 族の元素をドープしてp型aーSix C1-x :Hとし
てアモルフアスシリコンカーバイドを用いる点に特徴が
ある。この場合、ドープ量は任意であるが、p層が約5
0Å〜200Åの膜厚を有するものであっても、例えば
B2 H6 でドープする場合には、B原子数/(Si+
C)原子数を0.05%〜4%の範囲にすることにより
光電素子として特に顕著な効果が得られる。
I 族の元素をドープしてp型aーSix C1-x :Hとし
てアモルフアスシリコンカーバイドを用いる点に特徴が
ある。この場合、ドープ量は任意であるが、p層が約5
0Å〜200Åの膜厚を有するものであっても、例えば
B2 H6 でドープする場合には、B原子数/(Si+
C)原子数を0.05%〜4%の範囲にすることにより
光電素子として特に顕著な効果が得られる。
【0015】ドープ量が4%以上である場合には、光学
的禁止帯幅Egoptが著しく低下し、光の吸収係数が
大幅に増加するために光吸収ロスが大きくなる。また、
ビルトインポテンシヤルも小さくなる。これは、過剰な
ドーパントにより水素が引き抜かれるために光学的禁止
帯幅が低下することによるものである。なお、光学的禁
止帯幅の低下による光吸収ロスは、厚みが大になるほど
顕著に現れる。
的禁止帯幅Egoptが著しく低下し、光の吸収係数が
大幅に増加するために光吸収ロスが大きくなる。また、
ビルトインポテンシヤルも小さくなる。これは、過剰な
ドーパントにより水素が引き抜かれるために光学的禁止
帯幅が低下することによるものである。なお、光学的禁
止帯幅の低下による光吸収ロスは、厚みが大になるほど
顕著に現れる。
【0016】他方、ドープ量が0.05%以下の場合に
は、フエルミレベルがほとんど低下しないので、電導度
が低くなり、また、接合形成が不十分で好ましくない。
なお、直列抵抗が著しく大であり、電導度が低いので、
厚みが加わると、抵抗は著しく増大する。従って、通常
は0.1〜2%程度で用いるのがよい。
は、フエルミレベルがほとんど低下しないので、電導度
が低くなり、また、接合形成が不十分で好ましくない。
なお、直列抵抗が著しく大であり、電導度が低いので、
厚みが加わると、抵抗は著しく増大する。従って、通常
は0.1〜2%程度で用いるのがよい。
【0017】例えば比較的B2 H6 のドープ量が多く光
学的禁止帯幅が小さい場合、膜厚が約130Åを越える
と変換効率ηが小さくなる傾向がある。これは、p層で
の光吸収ロスがあるためであり、このために厚みを大に
すると短絡電流Jscが減少すると共に変換効率ηがさ
らに小さくなり、特に膜厚が200Å付近で急速に小さ
くなる。また、膜厚が50Å以下では、厚みが不足し、
接合が充分形成されないために膜が不均一になるので、
p層として充分機能せず特性が大幅に低下する。
学的禁止帯幅が小さい場合、膜厚が約130Åを越える
と変換効率ηが小さくなる傾向がある。これは、p層で
の光吸収ロスがあるためであり、このために厚みを大に
すると短絡電流Jscが減少すると共に変換効率ηがさ
らに小さくなり、特に膜厚が200Å付近で急速に小さ
くなる。また、膜厚が50Å以下では、厚みが不足し、
接合が充分形成されないために膜が不均一になるので、
p層として充分機能せず特性が大幅に低下する。
【0018】上述の如く本発明に係わるアモルフアスシ
リコン系光電素子において所望の特性を得るためには、
膜厚を50Å〜200Åにすると共に、ドープ量を0.
05%〜4%にすることが必要となる。
リコン系光電素子において所望の特性を得るためには、
膜厚を50Å〜200Åにすると共に、ドープ量を0.
05%〜4%にすることが必要となる。
【0019】以上の如く、要するに所定範囲内のドープ
量により、ドープしないaーSiCでは、CH4 フラ
クションが増えるに従って急速に光電導度σphが減少
するのに対して、大幅な光電導度σphの回復が見られ
る。半導体物性が大きく改善され、ESRのスピン密
度が大幅に減少する。暗電導度σdが大巾に増加し窓
側p層の半導体として充分な特性が得られる。
量により、ドープしないaーSiCでは、CH4 フラ
クションが増えるに従って急速に光電導度σphが減少
するのに対して、大幅な光電導度σphの回復が見られ
る。半導体物性が大きく改善され、ESRのスピン密
度が大幅に減少する。暗電導度σdが大巾に増加し窓
側p層の半導体として充分な特性が得られる。
【0020】上記の如きaーSix C1-x :Hは、シラ
ンのグロー放電と同様の方法で作ることができる。
ンのグロー放電と同様の方法で作ることができる。
【0021】
【実施例】以下に実施例をもってさらに説明する。図1
は本発明のアモルフアスシリコン系光電素子の製造方法
に適用されるプラズマ分解装置の概略図であり、1は電
極、2はサセプター、3は基板加熱用ヒーター、4はガ
ス(シラン、メタン、ドーピングガス)の入口、5は真
空を引くためのガス出口、6は基板を示す。
は本発明のアモルフアスシリコン系光電素子の製造方法
に適用されるプラズマ分解装置の概略図であり、1は電
極、2はサセプター、3は基板加熱用ヒーター、4はガ
ス(シラン、メタン、ドーピングガス)の入口、5は真
空を引くためのガス出口、6は基板を示す。
【0022】図1に示す内径11cmの石英の反応管を
用い14.56MHzの高周波で真性型(i型)アモル
フアスシリコン(i型aーSi:H)、n型アモルフア
スシリコン(n型aーSi:H)、p型アモルフアスシ
リコンカーバイド(p型aーSix C1-x :H)をそれ
ぞれグロー放電分解する。
用い14.56MHzの高周波で真性型(i型)アモル
フアスシリコン(i型aーSi:H)、n型アモルフア
スシリコン(n型aーSi:H)、p型アモルフアスシ
リコンカーバイド(p型aーSix C1-x :H)をそれ
ぞれグロー放電分解する。
【0023】i型アモルフアスシリコンは、水素で希釈
したシランを2〜10Torrでグロー放電分解する。
n型アモルフアスシリコンは、水素で希釈したシランと
フオスフイン(pH3 )(PH3 /SiH4 =0.5モ
ル%)を同様にグロー放電分解する。p型アモルフアス
シリコンカーバイドは、水素で希釈したシラン、メタン
(CH4 )、ジボラン(B2 H6 )(B2 H6 /(CH
4 +SiH4 )=0.2モル%)を同様にグロー放電分
解する。ここでアモルフアスシリコンカーバイド(aー
Six C1-x :H)の組成は、グロー放電時のガス組成
Six C1-x でxを0.95〜0.50に変量した。
したシランを2〜10Torrでグロー放電分解する。
n型アモルフアスシリコンは、水素で希釈したシランと
フオスフイン(pH3 )(PH3 /SiH4 =0.5モ
ル%)を同様にグロー放電分解する。p型アモルフアス
シリコンカーバイドは、水素で希釈したシラン、メタン
(CH4 )、ジボラン(B2 H6 )(B2 H6 /(CH
4 +SiH4 )=0.2モル%)を同様にグロー放電分
解する。ここでアモルフアスシリコンカーバイド(aー
Six C1-x :H)の組成は、グロー放電時のガス組成
Six C1-x でxを0.95〜0.50に変量した。
【0024】太陽電池の構成は、25Ω/口のSnO2
薄膜のついたガラス基板のSnO2面にp型aーSix
C1-x :H、i型aーSi:H、n型aーSi:Hの順
に堆積し、最後に3.3mm2 のアルミニウムを蒸着し
て、AMー1100mW/cm2 のソーラーシユミレー
ターで太陽電池特性を調べた。グロー放電時の基板温度
は250°Cで行った。また、i層は4500Å、n層
は500Å、p型aーSix C1-x :Hは135Åの厚
みである。
薄膜のついたガラス基板のSnO2面にp型aーSix
C1-x :H、i型aーSi:H、n型aーSi:Hの順
に堆積し、最後に3.3mm2 のアルミニウムを蒸着し
て、AMー1100mW/cm2 のソーラーシユミレー
ターで太陽電池特性を調べた。グロー放電時の基板温度
は250°Cで行った。また、i層は4500Å、n層
は500Å、p型aーSix C1-x :Hは135Åの厚
みである。
【0025】図3はp型aーSix C1-x :Hのグロー
放電分解時のガス組成Six C1−xを変えた時の太陽
電池の変換効率を示す図である。この図からわかるよう
に、シラン100%(Si1 C0 )の場合には、変換
効率が4.1%であるのに対し、本発明のSi
x C1-x :Hを用いると、Si0.95C0.05でも5.4%
と増加し、Si0.8 C0.2 ではさらに6.1%にも改善
される。また、Si0.5 C0.5 でも5.0%とシラン1
00%の時より高い値が得られる。
放電分解時のガス組成Six C1−xを変えた時の太陽
電池の変換効率を示す図である。この図からわかるよう
に、シラン100%(Si1 C0 )の場合には、変換
効率が4.1%であるのに対し、本発明のSi
x C1-x :Hを用いると、Si0.95C0.05でも5.4%
と増加し、Si0.8 C0.2 ではさらに6.1%にも改善
される。また、Si0.5 C0.5 でも5.0%とシラン1
00%の時より高い値が得られる。
【0026】図4は本発明のp型aーSi0.8 C0.2 :
Hの厚み依存性と対照例としてシラン100%から得ら
れるp型aーSi1 C0 :Hの厚み依存性を示す図であ
る。対照例(p型aーSi1 C0 :H)の場合には50
Å〜100Åに最適値があるが、本発明のaーSix C
1-x :Hをp層に用いると、50Å〜200Åで対照例
よりも高い変換効率が得られる。このようにp層の厚み
を比較的厚くすることができることは品質のバラツキを
小さくできて工業的に極めて有利となる。
Hの厚み依存性と対照例としてシラン100%から得ら
れるp型aーSi1 C0 :Hの厚み依存性を示す図であ
る。対照例(p型aーSi1 C0 :H)の場合には50
Å〜100Åに最適値があるが、本発明のaーSix C
1-x :Hをp層に用いると、50Å〜200Åで対照例
よりも高い変換効率が得られる。このようにp層の厚み
を比較的厚くすることができることは品質のバラツキを
小さくできて工業的に極めて有利となる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、従来の
シラン100%で得られるp型aーSi1 C0 :H(ガ
ス組成Si1 C0 )の場合には、変換効率が4.1%で
あるのに対し、本発明のp型aーSix C1-x :Hを用
いると、xが0.95〜0.50の間で5%以上の変換
効率を示し、xが0.80になると6.1%というさら
に高い変換効率の得られることが図3からわかる。
シラン100%で得られるp型aーSi1 C0 :H(ガ
ス組成Si1 C0 )の場合には、変換効率が4.1%で
あるのに対し、本発明のp型aーSix C1-x :Hを用
いると、xが0.95〜0.50の間で5%以上の変換
効率を示し、xが0.80になると6.1%というさら
に高い変換効率の得られることが図3からわかる。
【0028】また、このp型aーSix C1-x :Hの厚
み依存性について図4で見ると、対照例のシラン100
%で得られるp型aーSi1 C0 に比べて大きい厚みで
高い効率が得られ、50Å〜200Åで対照例よりも高
い効率が得られることがわかる。
み依存性について図4で見ると、対照例のシラン100
%で得られるp型aーSi1 C0 に比べて大きい厚みで
高い効率が得られ、50Å〜200Åで対照例よりも高
い効率が得られることがわかる。
【0029】シランのグロー放電分解でメタン、エタン
等のハイドロカーボンを混合してグロー放電分解してア
モルフアスシリコンカーバイドの得られることは既に知
られている〔例えばD.A.Anderson and W.E.S
pear, Phil. Mag. 35, 1(1977) 〕。
等のハイドロカーボンを混合してグロー放電分解してア
モルフアスシリコンカーバイドの得られることは既に知
られている〔例えばD.A.Anderson and W.E.S
pear, Phil. Mag. 35, 1(1977) 〕。
【0030】しかしながら、シランとメタンで得られる
aーSix C1-x :Hを真性領域に用いた太陽電池は、
D.E.Carlson等の実験によりメタンを含まない場合
に2.27%である効率が、10%のメタンを含むと
1.4%に低下し、さらに30%のメタンを含む場合に
は、0.08%と極端に低下してしまうことが知られて
いた(例えばTopics in Applied Physics Vol.3
6, Amorphous Semicoductors p=311 (M.H.Bro
dsky, Spring-Verlag Berlin Heidelberg 刊1979
年)。従って、メタン等のハイドロカーボンは不純物と
して好ましくないとされていた。このような従来の認識
の中で、本発明者は、アモルフアスシリコンカーバイト
をp型にドープすることにより変換効率を大幅に改善し
たものであり、その効果は驚くべきものである。
aーSix C1-x :Hを真性領域に用いた太陽電池は、
D.E.Carlson等の実験によりメタンを含まない場合
に2.27%である効率が、10%のメタンを含むと
1.4%に低下し、さらに30%のメタンを含む場合に
は、0.08%と極端に低下してしまうことが知られて
いた(例えばTopics in Applied Physics Vol.3
6, Amorphous Semicoductors p=311 (M.H.Bro
dsky, Spring-Verlag Berlin Heidelberg 刊1979
年)。従って、メタン等のハイドロカーボンは不純物と
して好ましくないとされていた。このような従来の認識
の中で、本発明者は、アモルフアスシリコンカーバイト
をp型にドープすることにより変換効率を大幅に改善し
たものであり、その効果は驚くべきものである。
【図1】 本発明のアモルフアスシリコン系光電素子の
製造方法に適用されるプラズマ分解装置の概略図であ
る。
製造方法に適用されるプラズマ分解装置の概略図であ
る。
【図2】 本発明の太陽電池の基本構成を示す図であ
る。
る。
【図3】 p型aーSix C1-x :Hを作る時のガス組
成Six C1-x のxを変えた場合の太陽電池の効率を示
す図である。
成Six C1-x のxを変えた場合の太陽電池の効率を示
す図である。
【図4】 本発明のSi0.8 C0.2 のガス組成で得られ
るp型aーSix C1-x :Hの厚み依存性と対照例のシ
ラン100%で得られるp型aーSi:Hの厚み依存性
を示す図である。
るp型aーSix C1-x :Hの厚み依存性と対照例のシ
ラン100%で得られるp型aーSi:Hの厚み依存性
を示す図である。
1…電極、2…サセプター、3…基板加熱用ヒーター、
4…ガス(シラン、メタン、ドーピングガス)の入口、
5…真空を引くためのガス出口、6…基板、7…ガラス
又は透明フイルム、8、13…透明電極、9…p型aー
Six C1-x :H、10…i型aーSi:H、11…n
型aーSi:H、12…電極、14…ステンレス、モリ
ブデン、金属を蒸着したフイルム
4…ガス(シラン、メタン、ドーピングガス)の入口、
5…真空を引くためのガス出口、6…基板、7…ガラス
又は透明フイルム、8、13…透明電極、9…p型aー
Six C1-x :H、10…i型aーSi:H、11…n
型aーSi:H、12…電極、14…ステンレス、モリ
ブデン、金属を蒸着したフイルム
Claims (4)
- 【請求項1】 i層にアモルフアスシリコン薄膜を含有
するpーiーn接合型薄膜光電素子の製造方法におい
て、シランとハイドロカーボンのプラズマ分解により、
約50Å〜200Åの薄膜を有し、周期律表III 族の元
素が0.05%〜4%のドープ量のアモルフアスシリコ
ンカーバイドのp型ドープ薄膜を含むp層を生成するこ
とを特徴とするアモルフアスシリコン系光電素子の製造
方法。 - 【請求項2】 前記シランとハイドロカーボンの比率を
ガス組成式Six C1-x (但し、xは約0.97〜0.
3)にしたことを特徴とする請求項1記載のアモルフア
スシリコン系光電素子の製造方法。 - 【請求項3】 前記xを0.95〜0.50にしたこと
を特徴とする請求項2記載のアモルフアスシリコン系光
電素子の製造方法。 - 【請求項4】 前記ハイドロカーボンがメタンであるこ
とを特徴とする請求項1記載のアモルフアスシリコン系
光電素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3341477A JPH05343714A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | アモルフアスシリコン系光電素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3341477A JPH05343714A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | アモルフアスシリコン系光電素子の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55171375A Division JPS5795677A (en) | 1980-02-04 | 1980-12-03 | Amorphous silicon type photoelectric tranducer |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05343714A true JPH05343714A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=18346367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3341477A Pending JPH05343714A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | アモルフアスシリコン系光電素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05343714A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4109271A (en) * | 1977-05-27 | 1978-08-22 | Rca Corporation | Amorphous silicon-amorphous silicon carbide photovoltaic device |
| JPS5578524A (en) * | 1978-12-10 | 1980-06-13 | Shunpei Yamazaki | Manufacture of semiconductor device |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3341477A patent/JPH05343714A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4109271A (en) * | 1977-05-27 | 1978-08-22 | Rca Corporation | Amorphous silicon-amorphous silicon carbide photovoltaic device |
| JPS5578524A (en) * | 1978-12-10 | 1980-06-13 | Shunpei Yamazaki | Manufacture of semiconductor device |
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