JPH05344085A - ステレオ受信機及びそのステレオ復調回路 - Google Patents

ステレオ受信機及びそのステレオ復調回路

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JPH05344085A
JPH05344085A JP17389892A JP17389892A JPH05344085A JP H05344085 A JPH05344085 A JP H05344085A JP 17389892 A JP17389892 A JP 17389892A JP 17389892 A JP17389892 A JP 17389892A JP H05344085 A JPH05344085 A JP H05344085A
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清治 重松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低歪みでデジタル対応のステレオ復調回路を
提供する。 【構成】 ステレオ多重化信号SSTが供給される第1及
び第2のA/Dコンバータ14L、14Rを設ける。サ
ブキャリア信号の周波数で、位相が互いに異なる第1及
び第2のクロックパルスPCL、PCRを形成するクロック
パルス形成回路17を設ける。第1及び第2のクロック
パルスPCL、PCRを、第1及び第2のA/Dコンバータ
14L、14Rに、それらのクロックパルスとしてそれ
ぞれ供給する。第1及び第2のA/Dコンバータ14
L、14Rから、左チャンネルのデジタルオーディオ信
号L及び右チャンネルのデジタルオーディオ信号Rを得
る。また、この復調回路を有するFMチューナ回路と、
DAB放送のチューナ回路とを一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、FM受信機などのス
テレオ受信機及びそのステレオ復調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現行のFMステレオ放送においては、図
4にも示すように、 SST=(L+R)+(L−R)cos(2πfsct) +SPL ・・・・・ (1) L :ステレオの左チャンネルのオーディオ信号 R :ステレオの右チャンネルのオーディオ信号 SPL:パイロット信号。SPL=pcos(πfsct) fsc:サブキャリア周波数。fsc=38kHz p=10% で示されるステレオ多重化信号SSTが送信されている。
【0003】すなわち、信号L、Rの和信号(L+R)
が主チャンネル信号とされ、信号L、Rの差信号(L−
R)によりサブキャリア信号を平衡変調した信号が副チ
ャンネル信号とされ、これら信号がパイロット信号SSP
とともに、多重化されて送信されている。
【0004】このため、このステレオ多重化信号SSTか
ら信号L、Rを復調する方法には、スイッチング方式と
マトリックス方式とがあるが、構成が簡単であることな
どの理由により、一般に、スイッチング方式のステレオ
復調回路が採用されている。
【0005】図5は、そのスイッチング方式のステレオ
復調回路を示す。すなわち、ステレオ多重化信号SST
が、端子1を通じてスイッチング回路2に供給されると
ともに、スイッチング信号形成回路6に供給され、周波
数fsc(=38kHz)で、パイロット信号SSPに同期した
パルスPSWが形成され、このパルスPSWがスイッチング
回路2にその制御信号として供給され、スイッチング回
路2はパルスPSWにしたがって切り換えられる。
【0006】そして、この場合、(1) 式において、簡単
のため、パイロット信号SSPを無視すれば、(1) 式は、 SST=(L+R)+(L−R)cos(2πfsct) ・・・・・ (2) となるが、この(2) 式において、 cos(2πfsct) =1 ・・・・・ (3) となる時点には、 SST=(L+R)+(L−R)×1 =2L となる。
【0007】また、(2) 式において、 cos(2πfsct) =−1 ・・・・・ (4) となる時点には、 SST=(L+R)+(L−R)×(−1) =2R となる。
【0008】したがって、スイッチング回路2がパルス
PSWにより切り換えられると、スイッチング回路2の一
方の出力端子からは、(3) 式が成立する時点ごとに信号
Lが取り出され、他方の出力端子からは、(4) 式が成立
する時点ごとに信号Rが取り出される。すなわち、スイ
ッチング回路2からは、オーディオ信号L、Rが復調さ
れて取り出される。
【0009】ただし、この場合、実際のスイッチング回
路2は、信号処理やIC化などが容易になるように、例
えば図6に示すように、ダブルバランス形の乗算回路に
より構成される。そして、トランジスタQ1 、Q2 に平
衡なステレオ多重化信号SSTが供給されるとともに、ト
ランジスタQ3 〜Q6 に平衡なパルスPSWが供給され
て、信号L、Rが取り出される。
【0010】したがって、このときのスイッチング用の
パルスPSWは、図7に示すように、デューティーレシオ
が50%とされる。そして、このようなパルスPSWにより
ステレオ多重化信号SSTがスイッチングされると、(3)
式あるいは(4) 式となる時点以外の時点にも、信号SST
が復調出力として取り出されるので、復調された信号
L、Rには、クロストーク成分ΔR、ΔLが含まれてし
まう。
【0011】そこで、スイッチング回路2からの、クロ
ストーク成分ΔR、ΔLを含む信号L、Rが、クロスト
ークキャンセル回路3L、3Rに供給されて信号L、R
に含まれるクロストーク成分ΔR、ΔLが除去される。
【0012】そして、このクロストーク成分ΔR、ΔL
が除去された信号L、Rが、フィルタ4L、4Rに供給
され、パルスPSWの信号成分などが除去されるととも
に、ディエンファシスが行われて本来のオーディオ信号
L、Rとされ、これら信号L、Rが端子5L、5Rに取
り出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、ト
ランジスタは完全なスイッチング素子として動作するこ
とはできず、非線形特性を示す。したがって、上述のス
イッチング回路2も、ステレオ多重化信号SSTに対して
非線形特性を示してしまい、復調された信号L、Rに
は、その非線形特性に起因する各種の歪みを生じてしま
う。
【0014】また、パルスPSWの信号成分などを除去す
るために、フィルタ4L、4Rが必要とされるが、フィ
ルタ4L、4Rを設けると、信号L、Rに位相まわりや
周波数特性の劣化を生じてしまう。
【0015】この発明は、このような問題点を解決する
とともに、さらに、オーディオ機器のデジタル化に対応
したステレオ復調回路を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、左及び右チャンネルのオーディオ信号L、Rの和信
号(L+R)が主チャンネル信号とされ、オーディオ信
号L、Rの差信号(L−R)によりサブキャリア信号を
平衡変調した信号が副チャンネル信号とされたステレオ
多重化信号SSTを受信する受信機のステレオ復調回路に
おいて、ステレオ多重化信号SSTが供給される第1及び
第2のA/Dコンバータ14L、14Rと、サブキャリ
ア信号の周波数fscで、位相が互いに異なる第1及び第
2のクロックパルスPCL、PCRを形成するクロックパル
ス形成回路17とを設け、第1及び第2のクロックパル
スPCL、PCRを、第1及び第2のA/Dコンバータ14
L、14Rに、それらのクロックパルスとしてそれぞれ
供給し、第1及び第2のA/Dコンバータ14L、14
Rから、左チャンネルのデジタルオーディオ信号L及び
右チャンネルのデジタルオーディオ信号Rを得るように
したものである。
【0017】
【作用】A/Dコンバータ14L、14Rにおいて、ス
テレオ多重化信号SSTからオーディオ信号L、Rがステ
レオ復調されると同時にA/D変換され、デジタルオー
ディオ信号L、Rが出力される。
【0018】
【実施例】図1において、11〜13はFMチューナ回
路を示し、11はそのFMフロントエンド回路、12は
FM中間周波アンプ、13はFM復調回路で、この復調
回路13から上述したステレオ多重化信号SSTが出力さ
れる。
【0019】そして、このステレオ多重化信号SSTが、
A/Dコンバータ14L、14Rに供給されるととも
に、例えばPLLにより構成されたクロックパルス形成
回路17に供給され、図2に示すようなクロックパルス
PCL、PCRが形成される。すなわち、これらクロックパ
ルスPCL、PCRは、周波数fsc(=38kHz)で、パイロ
ット信号SSPに同期し、パルス幅が十分に狭いパルスで
あるとともに、パルスPCLとパルスPCRとは、位相が互
いに180 °異ならされている。つまり、パルスPCLは、
上述の(3) 式が成立する時点ごとに形成され、パルスP
CRは、(4) 式が成立する時点ごとに形成される。
【0020】そして、このクロックパルスPCL、PCRが
A/Dコンバータ14L、14Rにそれらのサンプリン
グ・ホールド用及びA/D変換用のクロックとして供給
される。
【0021】したがって、A/Dコンバータ14Lにお
いては、(3) 式が成立する時点ごとに、信号SSTが、ク
ロックパルスPCLによりサンプリング・ホールドされる
とともに、A/D変換されるので、このA/Dコンバー
タ14LからはA/D変換されたデジタルオーディオ信
号Lが出力される。
【0022】また、A/Dコンバータ14Rにおいて
は、(4) 式が成立する時点ごとに、信号SSTが、クロッ
クパルスPCRによりサンプリング・ホールドされるとと
もに、A/D変換されるので、このA/Dコンバータ1
4RからはA/D変換されたデジタルオーディオ信号R
が出力される。
【0023】すなわち、A/Dコンバータ14L、14
Rにおいて、ステレオ多重化信号SSTからオーディオ信
号L、Rが復調されるとともに、その信号L、RがA/
D変換されることになる。
【0024】こうして、A/Dコンバータ14L、14
Rからは、例えば16ビット/1サンプルのデジタルオー
ディオ信号L、Rが、周波数38kHz(=fsc)のサンプ
リングレイトで取り出される。
【0025】なお、この場合、クロックパルスPCL、P
CRのパルス幅、すなわち、A/Dコンバータ14L、1
4Rにおいて信号SSTをサンプリング・ホールドするの
に必要とする時間は、パルスPCL、PCRの周期に比べて
十分に小さくすることができるので、A/Dコンバータ
14L、14Rからのデジタルオーディオ信号L、Rに
は、クロストーク成分ΔR、ΔLは、ほとんど含まれな
いか、含まれたとしても無視できる程度に小さくなる。
ちなみに、パルスPCL、PCRのパルス幅が、その周期の
1/12のとき、すなわち、周期360 °に対してパルス幅
が30°のとき、クロストークは−45dBとなる。
【0026】そして、このA/Dコンバータ14L、1
4Rからのデジタルオーディオ信号L、Rが、デジタル
フィルタ15L、15Rに供給されて不要な信号成分が
除去されるとともに、ディエンファシスが行われ、その
後、端子16L、16Rに取り出される。
【0027】なお、この端子16L、16Rに取り出さ
れたデジタルオーディオ信号L、Rは、図示はしない
が、CDプレーヤ、DAT、DABチューナ(デジタル
音声放送チューナ)などからのデジタルオーディオ信号
とともに、単体のD/Aコンバータ装置に供給されて選
択され(この選択はユーザの切り換え操作によるもので
ある)、その選択されたデジタルオーディオ信号がD/
A変換されて取り出される。あるいは、D/Aコンバー
タに供給されてアナログオーディオ信号L、RにD/A
変換される。
【0028】こうして、この発明によれば、ステレオ多
重化信号SSTをA/Dコンバータ14L、14Rに供給
するとともに、ステレオ多重化信号SSTのサブキャリア
周波数fscでそのA/D変換を行うようにしているの
で、A/Dコンバータ14L、14Rにおいて、信号S
STからオーディオ信号L、Rを復調できると同時にデジ
タル化されたオーディオ信号L、Rを得ることができ
る。
【0029】そして、この場合、特にこの発明によれ
ば、ステレオ多重化信号SSTをそのままA/D変換する
ことにより、スイッチングを行う必要がないので、その
スイッチングに起因する各種の歪みを生じることがな
い。
【0030】しかも、デジタルフィルタ15L、15R
は、デジタル処理のため、オーディオ信号L、Rが、後
段でD/A変換されたとき、位相まわりや周波数特性の
劣化を生じていない特性とすることができ、優れたオー
ディオ信号L、Rを得ることができる。
【0031】さらに、A/Dコンバータ14L、14R
に供給されるクロックパルスPCL、PCRのパルス幅は、
パルスPCL、PCRの周期に比べて十分に小さくすること
ができるので、A/Dコンバータ14L、14Rからの
デジタルオーディオ信号L、Rには、クロストーク成分
ΔR、ΔLは、ほとんど含まれないか、含まれたとして
も無視できる程度に小さくなり、クロストークキャンセ
ル回路を省略することができる。
【0032】また、FMチューナからのオーディオ信号
L、Rをデジタル信号の状態で得ることができるので、
CDプレーヤ、DAT、DABチューナなどからのデジ
タルオーディオ信号を選択してアナログオーディオ信号
にD/A変換するような、単体のD/Aコンバータ装置
においても、FMチューナからのオーディオ信号L、R
も扱うことができる。
【0033】そして、その場合、D/Aコンバータ装置
は、入力されたデジタル信号をユーザの操作にしたがっ
て選択してからD/A変換して出力するだけでよいの
で、デジタル信号処理部とアナログ信号処理部とを明確
に分離することができ、きわめて質の良いアナログオー
ディオ信号を出力することができる。
【0034】図3は、FMチューナとDABチューナと
を一体化したチューナ装置の一例を示す。なお、DAB
放送としては、日本で実施されているBS放送、CS放
送や、ドイツで実施されているDSR放送などがある
が、一般に、デジタルオーディオデータによる主キャリ
ア信号の変調形式はPSK変調、デジタルオーディオデ
ータにおけるサンプリング周波数は、モードにより32k
Hzあるいは48kHzである。また、有料化のためデジタル
オーディオデータにスクランブルのかけられている場合
もある。
【0035】そして、図3において、21〜24はその
DAB受信系を示し、放送衛星からのDAB信号が、パ
ラボラアンテナ及び周波数コンバータ(どちらも図示せ
ず)により受信されるとともに、所定の第1中間周波数
にダウンコンバートされ、このダウンコンバートされた
信号が、フロントエンド回路21に供給されて第2中間
周波信号に周波数変換され、この信号が中間周波アンプ
22を通じてPSK復調回路23に供給され、復調回路
23からは、デジタルオーディオデータのデータ列が取
り出される。
【0036】そして、このデータ列が、デコーダ24に
供給されてエラー訂正及びエラー修整などが行われると
ともに、場合によっては、スクランブル処理を解除する
デスクランブル処理が行われ、デコーダ24からはデジ
タルオーディオデータが、所定のフォーマットのシリア
ル信号S24として取り出される。
【0037】そして、この信号S24がスイッチ回路31
に供給されるとともに、デコーダ24から信号S24に同
期したクロックパルスP24が取り出され、このパルスP
24がスイッチ回路35に供給される。また、スイッチ回
路31、35は、バンド切り換えスイッチ38の出力に
よりDAB放送の受信時には、図の状態に接続される。
【0038】こうして、DAB放送の受信時には、デコ
ーダ24からの信号S24がスイッチ回路31を通じてデ
ジタルフィルタ32に供給されて不要な信号成分が除去
されてからD/Aコンバータ33に供給されてアナログ
オーディオ信号L、RにD/A変換され、これら信号
L、Rが端子34L、34Rに取り出される。さらに、
スイッチ回路31からの信号S24が、コンバータ回路3
6に供給されて所定のフォーマットのデータ列に変換さ
れ、このデータ列がデジタル出力端子37に出力され
る。
【0039】なお、このとき、クロックパルスP24が、
スイッチ回路35を通じて取り出され、回路32、3
3、36にそれらのクロックとして供給される。
【0040】さらに、FM受信系11〜17が上述と同
様に構成され、A/Dコンバータ14L、14Rからデ
ジタルオーディオ信号L、Rが取り出されるとともに、
これら信号L、Rが合成回路18に供給されて信号S24
と同様のシリアル信号S18に変換され、この信号S18が
スイッチ回路31に供給される。
【0041】また、形成回路17からクロックパルスP
CL、PCRと同様のクロックパルスP17が取り出され、こ
のパルスP17がスイッチ回路35に供給される。そし
て、スイッチ回路31、35は、バンド切り換えスイッ
チ38の出力によりFM放送の受信時には、図とは逆の
状態に接続される。
【0042】こうして、FM放送の受信時には、合成回
路18からの信号S18がスイッチ回路31を通じてデジ
タルフィルタ32に供給されて不要な信号成分が除去さ
れてからD/Aコンバータ33に供給されてアナログオ
ーディオ信号L、RにD/A変換され、これら信号L、
Rが端子34L、34Rに取り出される。さらに、スイ
ッチ回路31からの信号S18が、コンバータ回路36に
供給されて所定のフォーマットのデータ列に変換され、
このデータ列が端子37に出力される。
【0043】なお、このとき、クロックパルスP17が、
スイッチ回路35を通じて取り出され、回路32、3
3、36にそれらのクロックとして供給される。そし
て、このFM受信時のクロック周波数は38kHzである
が、これは、DAB放送時のクロック周波数の32kHzと
48kHzとの中間なので、そのFM受信時のクロック周波
数が高すぎたり、低すぎたりしてD/A変換に支障をき
たすようなことはない。
【0044】こうして、このチューナ装置によれば、D
AB放送とFM放送との両方を受信することができるの
で、使い勝手が改善される。すなわち、このチューナ装
置の出力信号を後段のコントロールアンプに供給すると
き、デジタル放送であるDAB放送のオーディオ信号
L、Rと、アナログ放送であるFM放送のオーディオ信
号L、Rのどちらであっても、端子34L、34Rある
いは端子37の一方を使用するだけでよく、DAB放送
のためにデジタルの信号ラインを接続し、FM放送のた
めにアナログの信号ラインを接続するという使い分けを
する必要がないので、接続が簡単である。また、チュー
ナ装置と後段のコントロールアンプとの間に、変な信号
ループのできることもない。
【0045】しかも、そのとき、FM放送の音質は、上
述のようにスイッチングに起因する歪みのないものとな
るとともに、位相特性や周波数特性なども良好なものと
なる。さらに、デジタルフィルタ32、D/Aコンバー
タ33、コンバータ回路36を、DABチューナとFM
チューナとに兼用することができるので、コストアップ
を抑えることができる。
【0046】なお、上述において、A/Dコンバータ1
4L、14Rなどの都合で、クロックパルスPCL、PCR
のパルス幅を、その周期に比べて十分に小さくすること
ができないときには、オーディオ信号L、Rに対してク
ロストークキャンセルが必要になる場合もあるが、その
場合には、例えばデジタルフィルタ15L、15Rにお
いて、そのクロストークキャンセルを行うことができ
る。
【0047】また、デコーダ24からの信号S24を信号
Lと信号Rとに分離し、これら分離した信号L、Rと、
A/Dコンバータ14L、14Rからの信号L、Rとを
選択してD/A変換あるいは出力として取り出すことも
できる。
【0048】さらに、例えば端子37に取り出される出
力信号(データ列)には、ディエンファシスが行われて
いないが、その出力信号にディエンファシスが必要であ
ることを示す識別コードを付加しておけば、この端子3
7に接続されるD/Aコンバータ装置において、そのデ
ィエンファシスを行わせることができる。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、ステレオ多重化信号
SSTをA/Dコンバータ14L、14Rに供給するとと
もに、ステレオ多重化信号SSTのサブキャリア周波数f
scでそのA/D変換を行うようにしているので、A/D
コンバータ14L、14Rにおいて、信号SSTからオー
ディオ信号L、Rを復調できると同時にデジタル化され
たオーディオ信号L、Rを得ることができる。
【0050】そして、この場合、特にこの発明によれ
ば、ステレオ多重化信号SSTをそのままA/D変換する
ことにより、スイッチングを行う必要がないので、その
スイッチングに起因する各種の歪みを生じることがな
い。
【0051】しかも、デジタルフィルタ15L、15R
は、デジタル処理のため、オーディオ信号L、Rが、後
段でD/A変換されたとき、位相まわりや周波数特性の
劣化を生じていない特性とすることができ、優れたオー
ディオ信号L、Rを得ることができる。
【0052】さらに、A/Dコンバータ14L、14R
に供給されるクロックパルスPCL、PCRのパルス幅は、
パルスPCL、PCRの周期に比べて十分に小さくすること
ができるので、A/Dコンバータ14L、14Rからの
デジタルオーディオ信号L、Rには、クロストーク成分
ΔR、ΔLは、ほとんど含まれないか、含まれたとして
も無視できる程度に小さくなり、クロストークキャンセ
ル回路を省略することができる。
【0053】また、FMチューナからのオーディオ信号
L、Rをデジタル信号の状態で得ることができるので、
CDプレーヤ、DAT、DABチューナなどからのデジ
タルオーディオ信号を選択してアナログオーディオ信号
にD/A変換するような、単体のD/Aコンバータ装置
においても、FMチューナからのオーディオ信号L、R
も扱うことができる。
【0054】そして、その場合、D/Aコンバータ装置
は、入力されたデジタル信号をユーザの操作にしたがっ
て選択してからD/A変換して出力するだけでよいの
で、デジタル信号処理部とアナログ信号処理部とを明確
に分離することができ、きわめて質の良いアナログオー
ディオ信号を出力することができる。
【0055】また、DABチューナとFMチューナとを
一体化することができ、したがって、DAB放送とFM
放送との両方を受信することができるので、使い勝手が
改善される。すなわち、このチューナ装置の出力信号を
後段のコントロールアンプに供給するとき、デジタル放
送であるDAB放送のオーディオ信号L、Rと、アナロ
グ放送であるFM放送のオーディオ信号L、Rのどちら
であっても、端子34L、34Rあるいは端子37の一
方を使用するだけでよく、DAB放送のためにデジタル
の信号ラインを接続し、FM放送のためにアナログの信
号ラインを接続するという使い分けをする必要がないの
で、接続が簡単である。また、チューナ装置と後段のコ
ントロールアンプとの間に、変な信号ループのできるこ
ともない。
【0056】さらに、デジタルフィルタ32、D/Aコ
ンバータ33、コンバータ回路36を、DABチューナ
とFMチューナとに兼用することができるので、コスト
アップを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】図1の回路の動作を説明するための波形図であ
る。
【図3】この発明の他の例を示す系統図である。
【図4】ステレオ多重化信号の周波数スペクトル図であ
る。
【図5】従来例を説明するための系統図である。
【図6】図5の回路の一部の一例を示す接続図である。
【図7】図6の回路の動作を説明するための波形図であ
る。
【符号の説明】
11 フロントエンド回路 13 FM復調回路 14L、14R A/Dコンバータ 15L、15R デジタルフィルタ 17 クロックパルス形成回路 18 合成回路 21 フロントエンド回路 23 PSK復調回路 24 デコーダ 32 デジタルフィルタ 33 D/Aコンバータ 36 コンバータ回路 38 バンド切り換えスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左及び右チャンネルのオーディオ信号
    L、Rの和信号が主チャンネル信号とされ、上記オーデ
    ィオ信号L、Rの差信号によりサブキャリア信号を平衡
    変調した信号が副チャンネル信号とされたステレオ多重
    化信号を受信する受信機のステレオ復調回路において、 上記ステレオ多重化信号が供給される第1及び第2のA
    /Dコンバータと、 上記サブキャリア信号の周波数で、位相が互いに異なる
    第1及び第2のクロックパルスを形成するクロックパル
    ス形成回路とを有し、 上記第1及び第2のクロックパルスを、上記第1及び第
    2のA/Dコンバータに、それらのクロックパルスとし
    てそれぞれ供給し、 上記第1及び第2のA/Dコンバータから、上記左チャ
    ンネルのデジタルオーディオ信号L及び上記右チャンネ
    ルのデジタルオーディオ信号Rを得るようにしたステレ
    オ復調回路。
  2. 【請求項2】 左及び右チャンネルのオーディオ信号
    L、Rの和信号が主チャンネル信号とされ、上記オーデ
    ィオ信号L、Rの差信号によりサブキャリア信号を平衡
    変調した信号が副チャンネル信号とされ、これら信号が
    パイロット信号SSPとともに多重化され、 このステレオ多重化信号を受信する受信機のステレオ復
    調回路において、 上記ステレオ多重化信号が供給される第1及び第2のA
    /Dコンバータと、 上記パイロット信号に同期し、かつ、上記サブキャリア
    信号の周波数で、位相が互いに180 °異なる第1及び第
    2のクロックパルスを形成するクロックパルス形成回路
    とを有し、 上記第1及び第2のクロックパルスを、上記第1及び第
    2のA/Dコンバータに、それらのクロックパルスとし
    てそれぞれ供給し、 上記第1及び第2のA/Dコンバータから、A/D変換
    された上記左チャンネルのオーディオ信号L及びA/D
    変換された上記右チャンネルのオーディオ信号Rを得る
    ようにしたステレオ復調回路。
  3. 【請求項3】 左及び右チャンネルのオーディオ信号
    L、Rの和信号が主チャンネル信号とされ、上記オーデ
    ィオ信号L、Rの差信号によりサブキャリア信号を平衡
    変調した信号が副チャンネル信号とされたステレオ多重
    化信号を受信する第1の受信回路と、 上記ステレオ多重化信号が供給される第1及び第2のA
    /Dコンバータと、 上記サブキャリア信号の周波数で、位相が互いに異なる
    第1及び第2のクロックパルスを形成するクロックパル
    ス形成回路と、 デジタル音声放送を受信する第2の受信回路と、 この第2の受信回路からのデジタルオーディオデータを
    デコードするデコーダと、 このデコーダからのデジタルオーディオデータと、上記
    第1及び第2のA/Dコンバータの出力信号とを選択す
    るスイッチ回路と、 このスイッチ回路により選択された信号が供給されるD
    /Aコンバータとを有し、 上記第1及び第2のクロックパルスを、上記第1及び第
    2のA/Dコンバータに、それらのクロックパルスとし
    てそれぞれ供給し、 上記第1及び第2のA/Dコンバータから、上記左チャ
    ンネルのデジタルオーディオ信号L及び上記右チャンネ
    ルのデジタルオーディオ信号Rを得、 上記D/Aコンバータから、上記左チャンネルのオーデ
    ィオ信号L及び上記右チャンネルのオーディオ信号R
    と、上記デジタルオーディオデータからD/A変換され
    たアナログ信号とを、上記スイッチ回路の選択にしたが
    って選択的に得るようにしたステレオ受信機。
  4. 【請求項4】 左及び右チャンネルのオーディオ信号
    L、Rの和信号が主チャンネル信号とされ、上記オーデ
    ィオ信号L、Rの差信号によりサブキャリア信号を平衡
    変調した信号が副チャンネル信号とされたステレオ多重
    化信号を受信する第1の受信回路と、 上記ステレオ多重化信号が供給される第1及び第2のA
    /Dコンバータと、 上記サブキャリア信号の周波数で、位相が互いに異なる
    第1及び第2のクロックパルスを形成するクロックパル
    ス形成回路と、 デジタル音声放送を受信する第2の受信回路と、 この第2の受信回路からのデジタルオーディオデータを
    デコードするデコーダと、 このデコーダからのデジタルオーディオデータと、上記
    第1及び第2のA/Dコンバータの出力信号とを選択す
    るスイッチ回路と、 このスイッチ回路により選択された信号を出力する出力
    端子とを有し、 上記第1及び第2のクロックパルスを、上記第1及び第
    2のA/Dコンバータに、それらのクロックパルスとし
    てそれぞれ供給し、 上記第1及び第2のA/Dコンバータから、上記左チャ
    ンネルのデジタルオーディオ信号L及び上記右チャンネ
    ルのデジタルオーディオ信号Rを得、 上記出力端子に、上記左チャンネルのオーディオ信号L
    及び上記右チャンネルのオーディオ信号Rと、上記デジ
    タルオーディオデータとを、上記スイッチ回路の選択に
    したがって選択的に出力するようにしたステレオ受信
    機。
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