JPH05345470A - インクリボンフィード装置 - Google Patents
インクリボンフィード装置Info
- Publication number
- JPH05345470A JPH05345470A JP4195785A JP19578592A JPH05345470A JP H05345470 A JPH05345470 A JP H05345470A JP 4195785 A JP4195785 A JP 4195785A JP 19578592 A JP19578592 A JP 19578592A JP H05345470 A JPH05345470 A JP H05345470A
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- Japan
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- ink ribbon
- ink
- base fabric
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクリボンのインク吸蔵量を大きくし、使
用中の巾縮みを防止し、一方アクリル含量を高めて硬度
を高めたNBR製フィードロールを用いてインク抜けを
防ぐとともにリボンのスリップを防止する。 【構成】 200T/m以上の撚りのフィラメント糸を
使用し、糸を二本一組として経糸としたよこうね織りま
たは二本一組として緯糸とした、たてうね織りの基布を
用い、JISA硬度50以上の高アクリルNBRのフィ
ードロールを配設した。
用中の巾縮みを防止し、一方アクリル含量を高めて硬度
を高めたNBR製フィードロールを用いてインク抜けを
防ぐとともにリボンのスリップを防止する。 【構成】 200T/m以上の撚りのフィラメント糸を
使用し、糸を二本一組として経糸としたよこうね織りま
たは二本一組として緯糸とした、たてうね織りの基布を
用い、JISA硬度50以上の高アクリルNBRのフィ
ードロールを配設した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ、各種O
A機器、医療用機器等のプリンターに用いられるインク
リボンのフィード装置に関する。
A機器、医療用機器等のプリンターに用いられるインク
リボンのフィード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来プリンターにインクリボンを供給す
るフィード装置は平織のリボンを基布としフィードロー
ルに耐油性の良い高アクリロニトリルのNBR製のロー
ルを用いている。ところが高アクリロニトリルのNBR
は低温度において硬度が大きくなり、リボンの送り出し
が困難となるため、アクリロニトリルの量を少なくした
り、可塑剤を加えて硬度の調節を行なっていた。また、
リボン収納部の出口近傍にはダム部を設けて、折り畳ん
だリボンの1折れ部分のみがダム部を乗り越えて出口か
ら繰り出させるようにしてあった。
るフィード装置は平織のリボンを基布としフィードロー
ルに耐油性の良い高アクリロニトリルのNBR製のロー
ルを用いている。ところが高アクリロニトリルのNBR
は低温度において硬度が大きくなり、リボンの送り出し
が困難となるため、アクリロニトリルの量を少なくした
り、可塑剤を加えて硬度の調節を行なっていた。また、
リボン収納部の出口近傍にはダム部を設けて、折り畳ん
だリボンの1折れ部分のみがダム部を乗り越えて出口か
ら繰り出させるようにしてあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インクリボンには使用
寿命を大きくするためインクの吸蔵量の多いことが要求
されるが、平織組織ではインクの吸蔵量は小さい欠点が
ある。またリボンの折り部にインクが集中するために印
字班が発生する傾向が大きい。またアクリロニトリルの
量を少なくして硬さを調節して柔らかくしたリボン送り
出し性に優れたゴムロールを使うと、耐油性が劣りイン
クでゴムが侵され、リボンが正常にフィードしなくなる
こと等があった。
寿命を大きくするためインクの吸蔵量の多いことが要求
されるが、平織組織ではインクの吸蔵量は小さい欠点が
ある。またリボンの折り部にインクが集中するために印
字班が発生する傾向が大きい。またアクリロニトリルの
量を少なくして硬さを調節して柔らかくしたリボン送り
出し性に優れたゴムロールを使うと、耐油性が劣りイン
クでゴムが侵され、リボンが正常にフィードしなくなる
こと等があった。
【0004】また、可塑剤の量を増やしてアクリロニト
リルの多いゴムを柔らかくすると、プリンタ非使用時に
ゴムとゴムに挟まれたインクリボンの部分に可塑剤が移
行して、その部分のインクが抜けてしまい、結果として
印字が薄い箇所が出来るいわゆるインク抜けという現象
が発生する欠点があった。本発明者は種々研究した結果
このような問題を全て解決し、本発明を完成させたので
ある。
リルの多いゴムを柔らかくすると、プリンタ非使用時に
ゴムとゴムに挟まれたインクリボンの部分に可塑剤が移
行して、その部分のインクが抜けてしまい、結果として
印字が薄い箇所が出来るいわゆるインク抜けという現象
が発生する欠点があった。本発明者は種々研究した結果
このような問題を全て解決し、本発明を完成させたので
ある。
【0005】
【課題を解決した手段】本発明は、 「1. (A)インクリボンを折り畳んで収納し、リボ
ンの送出口付近の底部にリボンの進行方向に対して凸状
である突起を配置して形成したダム部を有するインクリ
ボンカートリッジと、(B)カートリッジの外部であっ
てインクリボンの出口付近に配設したインクリボンをプ
リンターに送り込むフィードロールとからなり、(C)
インクリボンが200T/m以上の撚りであるフィラメ
ント糸を用いて織成した、うね織り組織の基布であり、
(D)フィードロールが、JISA硬度50以上のNB
Rのロールである、インクリボンフィード装置。 2. インクリボンの基布が経糸を二本一組としたよこ
うね織組織であり、1項に記載されたインクリボンフィ
ード装置。 3. インクリボンの基布が緯糸を二本一組としたたて
うね織組織であり、1項に記截されたインクリボンフィ
ード装置。 4. フィードロールがインクリボンの出口付近のカッ
セト内部に設けられた、1項ないし3項のいずれか1項
に記載されたインクリボンフィード装置。」 に関する。
ンの送出口付近の底部にリボンの進行方向に対して凸状
である突起を配置して形成したダム部を有するインクリ
ボンカートリッジと、(B)カートリッジの外部であっ
てインクリボンの出口付近に配設したインクリボンをプ
リンターに送り込むフィードロールとからなり、(C)
インクリボンが200T/m以上の撚りであるフィラメ
ント糸を用いて織成した、うね織り組織の基布であり、
(D)フィードロールが、JISA硬度50以上のNB
Rのロールである、インクリボンフィード装置。 2. インクリボンの基布が経糸を二本一組としたよこ
うね織組織であり、1項に記載されたインクリボンフィ
ード装置。 3. インクリボンの基布が緯糸を二本一組としたたて
うね織組織であり、1項に記截されたインクリボンフィ
ード装置。 4. フィードロールがインクリボンの出口付近のカッ
セト内部に設けられた、1項ないし3項のいずれか1項
に記載されたインクリボンフィード装置。」 に関する。
【0006】
【作用】本発明の第1の特徴はインクリボンの基布とし
て特殊な織り組織の基布を使用したことである。糸とし
て200T/m以上の撚りを加えたナイロン撚り糸を使
用し、この糸を2本1組として経糸として製織した、た
てうね織りまたはよこうね織り基布を使用するのであ
る。インクリボンはインク吸蔵量が多いことが要求さ
れ、平織組織ではインク吸蔵量が少ないがうね織り組織
とすることによりインク吸蔵量を大きくすることが出来
る。またうね織り組織とすることにより印字斑の発生を
防止することが出来、リボンの走行性も良好となる。
て特殊な織り組織の基布を使用したことである。糸とし
て200T/m以上の撚りを加えたナイロン撚り糸を使
用し、この糸を2本1組として経糸として製織した、た
てうね織りまたはよこうね織り基布を使用するのであ
る。インクリボンはインク吸蔵量が多いことが要求さ
れ、平織組織ではインク吸蔵量が少ないがうね織り組織
とすることによりインク吸蔵量を大きくすることが出来
る。またうね織り組織とすることにより印字斑の発生を
防止することが出来、リボンの走行性も良好となる。
【0007】インクリボンには使用中に巾縮みが発生す
る傾向がある。インクリボンを繰り返し印字して基布が
ドットワイヤーやドットハンマーで叩かれると、2本の
走行方向の経糸が互いに接近して1本の経糸のようにな
って巾方向が収縮し、厚さ方向が厚くなる。特に誘導平
織の基布はこの傾向が大きくなる。したがって、基布の
巾がリボン収納部の出口近傍に設けたダム部より小さい
巾に収縮すると、リボンの重送を防止するダム部でリボ
ンを抑制出来なくなって、リボンが倒れたり、リボンが
まとまってダム部を乗り越えたりするので、最悪の場合
はリボンが出口に詰まってフィードしなくなる。リボン
の基布として、強い撚りの糸を使用し緯糸を2本1組と
して、たてうね織りまたは経糸を2本1組としたよこう
ね織りの組織とすると巾縮みが防止出来る。同じうね織
りでも変化うね織りの組織は巾縮みが防止出来ないので
好ましくない。
る傾向がある。インクリボンを繰り返し印字して基布が
ドットワイヤーやドットハンマーで叩かれると、2本の
走行方向の経糸が互いに接近して1本の経糸のようにな
って巾方向が収縮し、厚さ方向が厚くなる。特に誘導平
織の基布はこの傾向が大きくなる。したがって、基布の
巾がリボン収納部の出口近傍に設けたダム部より小さい
巾に収縮すると、リボンの重送を防止するダム部でリボ
ンを抑制出来なくなって、リボンが倒れたり、リボンが
まとまってダム部を乗り越えたりするので、最悪の場合
はリボンが出口に詰まってフィードしなくなる。リボン
の基布として、強い撚りの糸を使用し緯糸を2本1組と
して、たてうね織りまたは経糸を2本1組としたよこう
ね織りの組織とすると巾縮みが防止出来る。同じうね織
りでも変化うね織りの組織は巾縮みが防止出来ないので
好ましくない。
【0008】インクリボンのフィラメントの撚りを20
0T/m(1mあたりのツイル数)以上にしたうね織り
とすることによって、インクリボンを繰り返し印字して
叩いても、経糸の剛性が大きく、1本1本がしっかり独
立しているので、リボンの巾がダム部より小さく縮むこ
とはない。したがって、リボン出口におけるダム部の機
能は充分に維持でき、良好なリボンフィードが可能とな
る。
0T/m(1mあたりのツイル数)以上にしたうね織り
とすることによって、インクリボンを繰り返し印字して
叩いても、経糸の剛性が大きく、1本1本がしっかり独
立しているので、リボンの巾がダム部より小さく縮むこ
とはない。したがって、リボン出口におけるダム部の機
能は充分に維持でき、良好なリボンフィードが可能とな
る。
【0009】本発明の第2の特徴はJISA硬度50以
上の高アクリルNBRのフィードロールを使用したこと
である。前述のように,フィードロールとしては耐油性
を向上するために高アクリルのNBRを使用することが
望ましいが従来はこのような高アクリルのロールは硬度
が大きいためリボンとロールがスリップしてリボン収納
部の入り口側のフィード性が悪くなり使用出来なかっ
た。
上の高アクリルNBRのフィードロールを使用したこと
である。前述のように,フィードロールとしては耐油性
を向上するために高アクリルのNBRを使用することが
望ましいが従来はこのような高アクリルのロールは硬度
が大きいためリボンとロールがスリップしてリボン収納
部の入り口側のフィード性が悪くなり使用出来なかっ
た。
【0010】ところがリボンの送りにはリボンの表面構
造にも大きな関係があり、本発明はリボンの基布として
たてうね織りまたはよこうね織りの組織を用いたので走
行方向に直角のよこ糸またはたて糸が二本一組の糸によ
り強く屈曲し、この糸のクリンプが長くなって、ロール
との接触面積が大きくなるので摩擦力が大きくなりスリ
ップが防止され、硬い高アクリルNBRロールが使用出
来るのである。こうしてこの摩擦力の大きいインクリボ
ンは、JISA硬度50以上の硬いフィードロールと組
み合わせても摩擦力が維持できるので、リボンとロール
のスリップはなく、規則正しく折り畳めて、リボン入り
口側及び出口側の良好なフィード力が得られる。この結
果、ロールの耐インク性が良くなりリボンのインク抜け
がなくなるのである。
造にも大きな関係があり、本発明はリボンの基布として
たてうね織りまたはよこうね織りの組織を用いたので走
行方向に直角のよこ糸またはたて糸が二本一組の糸によ
り強く屈曲し、この糸のクリンプが長くなって、ロール
との接触面積が大きくなるので摩擦力が大きくなりスリ
ップが防止され、硬い高アクリルNBRロールが使用出
来るのである。こうしてこの摩擦力の大きいインクリボ
ンは、JISA硬度50以上の硬いフィードロールと組
み合わせても摩擦力が維持できるので、リボンとロール
のスリップはなく、規則正しく折り畳めて、リボン入り
口側及び出口側の良好なフィード力が得られる。この結
果、ロールの耐インク性が良くなりリボンのインク抜け
がなくなるのである。
【0011】
【実施例】つぎに実施例について本発明を具体的に説明
する。図1は本発明のフィード装置の説明図であって、
1はインクリボンであり折り畳まれてカセット2に収納
されている。3は1対のフィードロールであって、イン
クリボンをカセットから引出してプリンターに送り込
む。プリンターからリボンは再びカセットに戻るが、カ
セットのリボン出口付近および入口付近にはカセットの
底壁にリボンの進行方向に湾曲した凸出部を配置してダ
ム4が形成されている。リボンの一つの折り畳み部がこ
のダムを通ってカセット外へ送り出されまたカセット内
へ送り込まれる。
する。図1は本発明のフィード装置の説明図であって、
1はインクリボンであり折り畳まれてカセット2に収納
されている。3は1対のフィードロールであって、イン
クリボンをカセットから引出してプリンターに送り込
む。プリンターからリボンは再びカセットに戻るが、カ
セットのリボン出口付近および入口付近にはカセットの
底壁にリボンの進行方向に湾曲した凸出部を配置してダ
ム4が形成されている。リボンの一つの折り畳み部がこ
のダムを通ってカセット外へ送り出されまたカセット内
へ送り込まれる。
【0012】図2はカセットのダム4を説明している。
リボンはダムにより整列させられ制御されている。
リボンはダムにより整列させられ制御されている。
【0013】図3は本発明で使用するたてうね織りの基
布の組織を示す完全意匠図である。A〜Fは経糸であり
a〜hは緯糸である。緯糸aとbが1対となって経糸
B、D、Fの上を通り経糸A、C、Eの下を通って組織
に織り込まれている。経糸B、D、Fは2本の緯糸によ
り強く下方に曲げられて凸出したクリンプを形成する。
布の組織を示す完全意匠図である。A〜Fは経糸であり
a〜hは緯糸である。緯糸aとbが1対となって経糸
B、D、Fの上を通り経糸A、C、Eの下を通って組織
に織り込まれている。経糸B、D、Fは2本の緯糸によ
り強く下方に曲げられて凸出したクリンプを形成する。
【0014】図4は本発明で使用するよこうね織りの基
布の完全意匠図である。A〜Hは経糸a〜fは緯糸を示
す。緯糸a、c、eは1対の経糸AとB、EとFにより
下方に強く押し下げられて凸出したクリンプを形成す
る。このうね織りの基布をリボンの進行方向と直角の位
置にロングクリンプが来るように使用するのである。次
に本発明で使用するリボンを具体的に説明し比較例との
性能試験の結果を示す。
布の完全意匠図である。A〜Hは経糸a〜fは緯糸を示
す。緯糸a、c、eは1対の経糸AとB、EとFにより
下方に強く押し下げられて凸出したクリンプを形成す
る。このうね織りの基布をリボンの進行方向と直角の位
置にロングクリンプが来るように使用するのである。次
に本発明で使用するリボンを具体的に説明し比較例との
性能試験の結果を示す。
【0015】比較試験 〔実施例1、2〕〔比較例1〜5〕 66ナイロンの糸を表1に示すような各繊維密度、織物
組織、表中、うね織りは全て、フィラメント2本を1単
位として経糸に用いた誘導平織組織とする。経糸の撚り
の基布に製造し、この基布に下記のファブリック用染顔
料系油性インクを塗布して、厚さが124μの各インク
リボンを得た。なお、撚りはT/m(1mあたりのツイ
ル数)で表す。 カーボンブラック 10重量% 有機顔料 10重量% 染料(ニグロシン) 10重量% 脂肪酸(オレイン酸) 20重量% 脂肪酸エステル 30重量% 界面活性剤 20重量% この各インクリボンを、表1に示す各フィードロールを
取付け、フィードトルクが800±200gfcm引き
出し力が150±30g.cmとなるリボンカセット
(ハーモニカタイプ)に挿入して、この各インクリボン
カセットを下記の試験方法により各種試験を行ない、表
1のような結果を得た。
組織、表中、うね織りは全て、フィラメント2本を1単
位として経糸に用いた誘導平織組織とする。経糸の撚り
の基布に製造し、この基布に下記のファブリック用染顔
料系油性インクを塗布して、厚さが124μの各インク
リボンを得た。なお、撚りはT/m(1mあたりのツイ
ル数)で表す。 カーボンブラック 10重量% 有機顔料 10重量% 染料(ニグロシン) 10重量% 脂肪酸(オレイン酸) 20重量% 脂肪酸エステル 30重量% 界面活性剤 20重量% この各インクリボンを、表1に示す各フィードロールを
取付け、フィードトルクが800±200gfcm引き
出し力が150±30g.cmとなるリボンカセット
(ハーモニカタイプ)に挿入して、この各インクリボン
カセットを下記の試験方法により各種試験を行ない、表
1のような結果を得た。
【0016】
【表1】 (註) 経糸と緯糸の数は1インチ当たりの本数であ
る。
る。
【0017】(1)インク抜け試験 上記のカセットにリボンを入れて40℃の雰囲気に3日
間放置した後、取り出して各々の雰囲気(高温、低温)
の中、プリンタでベタ印字をし、ゴムローラとインクリ
ボンの接触していた部分の印字抜を目視で観察した。明
らかに他の部分より薄くなっているものをインク抜け
「あり」とし、接触していた部分が他と比べて目立たな
いものはインク抜け「なし」とした。また、ここでいう
PCS値とは、印刷物の濃度を表す値の1つで下記の式
で表される。ロールと接触していた部分の印字のPCS
値が0.4以下になるとインク抜け「あり」の状態とな
り、0.75以上になるとインク抜け「なし」の状態と
なる。
間放置した後、取り出して各々の雰囲気(高温、低温)
の中、プリンタでベタ印字をし、ゴムローラとインクリ
ボンの接触していた部分の印字抜を目視で観察した。明
らかに他の部分より薄くなっているものをインク抜け
「あり」とし、接触していた部分が他と比べて目立たな
いものはインク抜け「なし」とした。また、ここでいう
PCS値とは、印刷物の濃度を表す値の1つで下記の式
で表される。ロールと接触していた部分の印字のPCS
値が0.4以下になるとインク抜け「あり」の状態とな
り、0.75以上になるとインク抜け「なし」の状態と
なる。
【0018】(2)スリップトルクの測定 インクリボンとフィードロールの摩擦力の測定としてス
リップトルクを測定した。スリップトルクとは、リボン
を押さえた状態でリボンをフィードさせずに、フィード
ローラを回転させリボンとロールがスリップし始めると
きの回転トルクである。
リップトルクを測定した。スリップトルクとは、リボン
を押さえた状態でリボンをフィードさせずに、フィード
ローラを回転させリボンとロールがスリップし始めると
きの回転トルクである。
【0019】(3)繰り込み状態 各々のリボンカセットを、それぞれの雰囲気で無印字で
1時間フィードさせた後、カセット内部の繰り込み状態
を目視で確認した。短ピッチがほとんどなく、正常に繰
り込まれているものは○、短ピッチが多く見られたり、
ジャムを起してたりしているものは×とした。
1時間フィードさせた後、カセット内部の繰り込み状態
を目視で確認した。短ピッチがほとんどなく、正常に繰
り込まれているものは○、短ピッチが多く見られたり、
ジャムを起してたりしているものは×とした。
【0020】(4)リボン収縮率 リボン長30mのとき、各々のカセットを各々の雰囲気
でプリンタで印字し、ANK文字で500万字を印字し
た後、リボンの巾方向の収縮を印字前のリボン巾との比
で示した。収縮率3%程度までは実用上問題ないが、3
%を越えるとリボンがまとまってダム部を乗り越えた
り、リボン倒れが発生して、リボンがフィードしなくな
る。
でプリンタで印字し、ANK文字で500万字を印字し
た後、リボンの巾方向の収縮を印字前のリボン巾との比
で示した。収縮率3%程度までは実用上問題ないが、3
%を越えるとリボンがまとまってダム部を乗り越えた
り、リボン倒れが発生して、リボンがフィードしなくな
る。
【0021】〔結果の比較〕表1から明らかなように、
インク抜けがなく、繰り込み状態(リボン収納部の入口
側のフィード性)が良く、かつ、リボン巾収縮率が少な
い(リボン収納部の出口側のフィード性が良い)のは、
実施例1および実施例2だけである。
インク抜けがなく、繰り込み状態(リボン収納部の入口
側のフィード性)が良く、かつ、リボン巾収縮率が少な
い(リボン収納部の出口側のフィード性が良い)のは、
実施例1および実施例2だけである。
【0022】
【発明の効果】本発明はリボン基布として特殊な織り組
織の基布を使用し、フィードロールに高アクリルの高硬
度ロールを使用したのでインク抜けが発生せず、フィー
ドロールでのリボンのスリップもないばかりでなく、リ
ボンの巾縮みが発生しない。
織の基布を使用し、フィードロールに高アクリルの高硬
度ロールを使用したのでインク抜けが発生せず、フィー
ドロールでのリボンのスリップもないばかりでなく、リ
ボンの巾縮みが発生しない。
【図1】本発明のリボンフィード装置の説明図である。
【図2】リボンフィード装置のダム部の説明図である。
【図3】本発明で使用するたてうね織り基布の意匠図で
ある。
ある。
【図4】本発明で使用するよこうね織り基布の意匠図で
ある。
ある。
1 インクリボン 2 カッセト 3 フィードロール 4 ダム 5 プラテン 6 記録紙 7 ヘッド A 経糸 B 経糸 C 経糸 D 経糸 E 経糸 F 経糸 G 経糸 H 経糸 a 緯糸 b 緯糸 c 緯糸 d 緯糸 e 緯糸 f 緯糸 g 緯糸 h 緯糸
【数1】
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)インクリボンを折り畳んで収納
し、リボンの送出口付近の底部にリボンの進行方向に対
して凸状である突起を配置して形成したダム部を有する
インクリボンカートリッジと、(B)カートリッジの外
部であってインクリボンの出口付近に配設したインクリ
ボンをプリンターに送り込むフィードロールとからな
り、(C)インクリボンが200T/m以上の撚りであ
るフィラメント糸を用いて織成した、うね織り組織の基
布であり、(D)フィードロールが、JISA硬度50
以上のNBRのロールである、インクリボンフィード装
置。 - 【請求項2】 インクリボンの基布が経糸を二本一組と
したよこうね織組織であり、請求項1に記載されたイン
クリボンフィード装置。 - 【請求項3】 インクリボンの基布が緯糸を二本一組と
したたてうね織組織であり、請求項1に記載されたイン
クリボンフィード装置。 - 【請求項4】 フィードロールがインクリボンの出口付
近のカッセト内部に設けられた、請求項1ないし3のい
ずれか1項に記載されたインクリボンフィード装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4195785A JPH05345470A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | インクリボンフィード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4195785A JPH05345470A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | インクリボンフィード装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05345470A true JPH05345470A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=16346934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4195785A Pending JPH05345470A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | インクリボンフィード装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05345470A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202011100668U1 (de) * | 2011-05-11 | 2012-08-14 | Herma Gmbh | Motorischer Vorroller mit Schlaufenbildner |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4195785A patent/JPH05345470A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202011100668U1 (de) * | 2011-05-11 | 2012-08-14 | Herma Gmbh | Motorischer Vorroller mit Schlaufenbildner |
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