JPH0534553B2 - - Google Patents

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JPH0534553B2
JPH0534553B2 JP59211422A JP21142284A JPH0534553B2 JP H0534553 B2 JPH0534553 B2 JP H0534553B2 JP 59211422 A JP59211422 A JP 59211422A JP 21142284 A JP21142284 A JP 21142284A JP H0534553 B2 JPH0534553 B2 JP H0534553B2
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JP
Japan
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piston
shift lever
cylinder
fluid pressure
shift
Prior art date
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JP59211422A
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JPS6192344A (ja
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Kozo Kono
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Publication of JPS6192344A publication Critical patent/JPS6192344A/ja
Publication of JPH0534553B2 publication Critical patent/JPH0534553B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動変速機用アクチエータの駆動方
法に関し、更に特定して述べると、自動変速機に
おいて歯車式変速機の変速レバーを操作するため
に用いられているマルチポジシヨンシリンダ式ア
クチエータの駆動方法に関する。
従来の技術 例えば車輛用の自動変速機として、従来の歯車
式変速機にその変速レバーを操作するためのギヤ
シフトユニツトが設けられており、ギヤシフトユ
ニツト内のアクチエータにより変速レバーをシフ
ト方向又はセレクト方向に移動しうる構成とし、
これにより歯車式変速機の変速操作を自動的に行
ないうるようにした自動変速機が実用化されつつ
ある。ところで、この種の自動変速機には、変速
レバーを操作するためのアクチエータとして、1
個のシリンダに複数個のピストンが組込まれてお
り、切換バルブの操作のみでストロークエンド及
び両ストロークエンドの間の所望の1つ又は複数
の所定の位置にピストンを位置決めすることがで
きるようにしたマルチポジシヨンシリンダが一般
に使用されている。このマルチポジシヨンシリン
ダは、シリンダ内に組込まれたピストンの外径を
異ならせ、これによる受圧面積の差を利用してピ
ストンを複数の位置に位置決めするものである。
従つて、ピストンをストロークエンド以外の所要
の位置に位置決めする場合には、シリンダ内のピ
ストンに対し、その両側面から同時に圧力を印加
し、各側面の受圧面積の差分による推力をピスト
ンに与え、これにより、ピストンを所望の位置に
位置決めする駆動方法が用いられている。
発明が解決しようとする問題点 上記説明から判るように、上述した従来のマル
チポジシヨンシリンダの駆動方法によると、ピス
トンを両ストロークエンド以外の中間位置に位置
決めする際のピストンの推力が特に小さくなる傾
向を生じる。この結果、マルチポジシヨンシリン
ダを用いて変速レバーの位置決め操作を行なう場
合、アクチエータの推力不足によりギヤを抜くこ
とができなくなる場合が生じるという不具合があ
つた。
本発明の目的は、マルチポジシヨンシリンダを
アクチエータとして用いた自動変速機において、
変速レバーの動作を応答性よく、確実に行なうこ
とができるようにした自動変速機用アクチエータ
の駆動方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の構成は、歯
車式変速機の変速レバーを操作、位置決めするた
め単一のシリンダ内に複数のピストンが組み込ま
れており印加作動流体圧によつてこれらのピスト
ンの両端面に作用する力の差に応じて両ストロー
クエンド及びこれらのストロークエンドの間の少
なくとも1つの中間位置に位置決め位置を有する
マルチポジシヨンシリンダを少なくとも1つ含ん
で成る自動変速機用アクチエータの駆動方法にお
いて、前記マルチポジシヨンシリンダにより、上
記変速レバーを上記マルチポジシヨンシリンダの
所望の中間位置に相応する位置に位置決めする場
合に、上記マルチポジシヨンシリンダの所要のピ
ストンの一端側に該所要のピストンを所要の位置
に向けて移動させるための作動流体圧を先ず供給
し、上記所要のピストンが移動した後、上記所要
のピストンの他端側に上記所要のピストンを上記
所要の位置に停止させるための作動流体圧を所要
のタイミングで供給するようにした点に特徴を有
する。
ピストンの他端側に作動流体圧を供給するタイ
ミングは、ピストンの一端側に作動流体圧を供給
してからピストンが所望の位置決め位置に位置決
めされるまでの時間が最も短かくなるように選ば
れるのが好ましい。
作 用 上述の駆動方法によれば、マルチポジシヨンシ
リンダの各ストロークエンドの間にあるいずれか
の位置決め位置にマルチポジシヨンシリンダのピ
ストンを位置決めする際に、先ず、ピストンを所
望の位置に向けて移動させるため、ピストンの所
要の一端側にのみ圧力が掛けられるので、ピスト
ンは変速レバーを移動させるのに充分な力で所望
の位置に向けて移動しはじめることができる。し
かるのち、予め定められた時間が経過した後、又
はピストンが所定の位置又はその近傍に達した時
に、ピストンの他端側に圧力が印加され、これに
よりピストンの両端に圧力が印加される。マルチ
ポジシヨンシリンダ内のピストンは、一端の受圧
面積と他端の受圧面積とが異なるように形成され
ており、従つて、ピストンの他端側にも圧力が印
加された後、ピストンは、ピストンの各端面に印
加される圧力の差分による小さな推力で所望の位
置に位置決めされることになる。
従つて、従来のように、ピストンの両端面に同
時に圧力を印加し、各端面に作用する力の差に応
じた小さな推力で変速レバーの位置決めを行なう
方法に比べ、操作の応答性が改善されると共に、
停止している変速レバーに働く静摩擦力よりも充
分に大きい力で変速レバーの移動を開始すること
ができるので、変速レバーの操作を確実に行なう
ことができる。
実施例 以下、図示の実施例により本発明の方法を詳細
に説明する。
第1図には、本発明の方法により変速機の変速
レバー操作用のアクチエータを駆動するようにし
た車輛用自動変速装置の一実施例が示されてい
る。車輛用自動変速装置1は、平行軸歯車式の変
速機2と、該変速機2のギヤチエンジ操作を圧力
源3から供給される圧力流体によつて行なうよう
構成されたギヤシフトユニツト4とを備えてい
る。
変速機2の変速位置は、第2図に示されている
ように、バツク位置R及び第1速位置乃至第6
速位置であり、このほか、ニユートラル位置
N1乃至N4が定められている。
変速機2の変速レバー2aをセレクト方向及び
これと直角のシフト方向に移動させるためのアク
チエータとして、ギヤシフトユニツト4には、セ
レクト動作用の第1流体圧シリンダ5と、シフト
動作用の第2流体圧シリンダ6とが設けられてい
る。3第1及び第2流体圧シリンダ5,6は、い
ずれも、マルチポジシヨンシリンダとして構成さ
れており、第1流体圧シリンダ5の主ピストン5
aと一体に構成されている操作ロツド5b及び第
2流体圧シリンダ6の主ピストン6aと一体に形
成されている操作ロツド6bは、変速レバー2a
と夫夫連結されている。
これらの流体圧シリンダを交互に作動させ、そ
の変速レバー2aを第2図に実線で示すギヤシフ
トユニツト4の作動範囲(即ち、変速レバー2a
の作動範囲)を示す通路に沿つて移動させること
により、変速レバー2aを所望の変速位置に位置
決めすることができる。
第1流体圧シリンダ5の各室7,8,9には、
常閉電磁弁C,D,Eを介して圧力源3からの圧
力流体が供給され、一方、第2流体圧シリンダ6
の各室10,11には、常閉電磁弁A,Bを介し
て圧力源3からの圧力流体が供給されるよう、各
流体圧シリンダのための流体圧回路が構成されて
いる。
第1流体圧シリンダ5は、電磁弁Dが開で電磁
弁C,Eが閉のとき、圧力源3からの圧力流体は
主ピストン5aの室8側の端面にのみ印加され、
従つて、主ピストン5aは、副ピストン5cを第
1図で左手方向へいつぱいに押しやつた位置に位
置決めされ、変速レバー2aをセレクト位置と
する。電磁弁C,Dが開で電磁弁Eが閉の状態に
おいては、室7,8の各圧力は等しくなり、副ピ
ストン5cは図示の位置に押しやられると共に、
主ピストン5aの両端の受圧面積の差により、主
ピストン5aは第1図で左手方向への推力を受
け、結局第1図に示した位置に位置決めされる。
これにより、変速レバー2aはセレクト位置に
位置決めされる。電磁弁C,Eが開で電磁弁Dが
閉の場合には、室9内の圧力が高くなるので副ピ
ストン5dは第1図で左手方向いつぱいに押しや
られ第1図に示す位置に位置決めされ、一方、主
ピストン5a及び副ピストン5cは室7の圧力が
高くなることにより、第1図で右手方向への推力
を受け、副ピストン5cは第1図に示される位置
に位置決めされ、主ピストン5aはその右端面が
副ピストン5dに当接するまで移動することにな
る。この場合、室7,9内の各圧力は等しいが、
主ピストン5aの左端側の受圧面積は、副ピスト
ン5dの右端側の受圧面積よりも小さいため、主
ピストン5aに働く右手方向への推力は、副ピス
トン5dに働く左手方向への推力より小さく、従
つて、主ピストン5aは第1図に示した位置にあ
る副ピストン5dの左端面に圧接した位置に位置
決めされる。これにより、変速レバー2aはセレ
クト位置に位置決めされることになる。最後
に、電磁弁Cが開で電磁弁D,Eが閉の場合、主
ピストン5aの左端面にのみ圧力が加わるので、
主ピストン5aは右手方向いつぱいに移動し、変
速レバー2aはセレクト位置に位置決めされ
る。
上記説明から判るように、第1流体圧シリンダ
5は、主ピストン5aがその各ストロークエンド
に位置したときに変速レバー2aがセレクト位置
又はに位置決めされる。第1流体圧シリンダ
5は、また、主ピストン5aに作用する圧力差を
利用して主ピストン5aをその両ストロークエン
ドの間にある所定の2つの位置に位置決めするこ
とができ、これにより変速レバー2aはセレクト
位置又はに位置決めされる。
次に、第2流体圧シリンダ6の作動について説
明する。第2流体圧シリンダ6は、電磁弁Aが開
で電磁弁Bが閉の場合、主ピストン6aは第1図
で左手方向への推力のみを受け、第1図に示され
る位置から、副ピストン6cと共に更に左手方向
に移動し、副ピストン6cの左端面が第2流体圧
シリンダ6のシリンダケース6eの左端壁の内面
に圧接された状態に位置決めされる。これにより
変速レバー2aはシフト位置に位置決めされ
る。電磁弁Aが閉で電磁弁Bが開の場合には、上
述の場合とは反対に、主ピストン6aは副ピスト
ン6dと共に第1図で右手方向いつぱいに移動
し、変速レバー2aがシフト位置に位置決めさ
れる。電磁弁A,Bが共に開状態となると、各副
ピストン6c,6dはシリンダケース6eの内側
に設けられているストツパ6fに夫々圧接され、
従つて、主ピストン6aは第1図に示す位置に位
置決めされる。この結果、変速レバー2aはシフ
ト位置に位置決めされる。
上記説明から判るように、第2流体圧シリンダ
6は、主ピストン6aが各ストロークエンドに位
置したときに変速レバー2aがシフト位置又は
に位置決めされる。また、主ピストン6aを、
両ストロークエンドの間にある1つの所定位置
に、主ピストン6aに作用する圧力差を利用して
位置決めすることができ、これにより変速レバー
2aはシフト位置に位置決めされる。
上記説明から判るように、ギヤシフトユニツト
4は、これらの電磁弁A乃至Eを選択的に開閉す
ることにより変速機2のギヤチエンジを任意に行
なうことができるものである。
電磁弁A乃至Eによるギヤチエンジ操作を制御
するため、制御ユニツト13が設けられている。
制御ユニツト13には、所望のギヤチエンジ位置
を示す指令信号S1がギヤチエンジ指令信号発生器
14から入力されると共に、第1流体圧シリンダ
5によつてセレクトされたセレクト位置を示す第
1位置信号S2と、第2流体圧シリンダ6によつて
シフトされたシフト位置を示す第2位置信号S3
が、セレクトセンサ15及びシフトセンサ16か
ら夫々入力されている。
セレクトセンサ15は、変速レバー2aによつ
て操作される4つのポジシヨンスイツチP1乃至
P4を備えている。ポジシヨンスイツチP1は、変
速レバー2aが、ニユートラル位置N1に属する
シフト方向の通路にあるか否かを検出するもので
あり、第1流体圧シリンダ5の操作ロツド5bが
変速レバー2aをセレクト位置に位置決めした
場合に、オンとなるよう、ギヤシフトユニツト4
内のフレームに配設されている。他のポジシヨン
スイツチP2乃至P4も、同様に、ギヤシフトユニ
ツト4内のフレームに配設され、変速レバー2a
がセレクト位置乃至に夫々位置決めされた場
合に、対応するポジシヨンスイツチがオンとなる
よう構成されている。
これらのポジシヨンスイツチP1乃至P4の各作
動範囲は、第2図中、SR1乃至SR4の巾で示され
るように、各セレクト位置におけるギヤシフトユ
ニツト4の作動範囲(第2図に実線で示す範囲)
より狭くなるように設定されており、従つて、変
速レバー2aの位置がこの点線で示される作動範
囲内にある場合にのみ対応するポジシヨンスイツ
チがオンとなる。
一方、シフトセンサ16は、変速レバー2aに
よつて操作される3つのポジシヨンスイツチP5
乃至P7を有している。これらのポジシヨンスイ
ツチP5乃至P7は、変速レバー2aがシフト位置
乃至のいずれにあるかを検出するために設け
られたセンサ素子であり、上述のセレクトセンサ
15と同様の構成となつている。即ち、ポジシヨ
ンスイツチP5は、変速レバー2aがシフト位置
を含む所定の作動範囲SC1内にある場合にオン
となり、他のポジシヨンスイツチP6,P7も、変
速レバーが夫々所定の作動範囲SC2,SC3に入つ
た場合にオンとなる。
セレクトセンサ15は、ポジシヨンスイツチ
P1乃至P4の各オン、オフ状態から、変速レバー
2aがいずれのセレクト位置にあるかを検出し、
その検出結果を示す信号S2を出力する。シフトセ
ンサ16は、ポジシヨンスイツチP5乃至P7の各
オン、オフ状態から、変速レバー2aがいずれの
シフト位置にあるかを検出し、その検出結果を示
す信号S3を出力する。これらの信号S1,S2,S3
は、制御ユニツト13において処理され、指令信
号S1によつて指示されている所望のギヤチエンジ
が行なわれるよう、電磁弁A乃至Eを選択的に開
閉するための制御信号Sa乃至Seが制御ユニツト1
3から出力される。制御信号Sa乃至Seは、対応し
て夫々設けられている増幅器17乃至21を介し
て電磁弁A乃至Eの各励磁コイル22乃至26に
供給される。
第3図には、制御ユニツト13の構成がブロツ
ク図にて示されている。符号30で示すブロツク
は、第1位置信号S2と第2位置信号S3とによつて
その時々のギヤチエンジ位置を検出し、変速機2
を指令信号S1によつて示される所望のギヤチエン
ジ状態とするために必要な一連の電磁弁開閉操作
のための演算を行なう演算部であり、該演算部3
0における演算結果に従つて、電磁弁A乃至Eの
開閉制御を夫々行なうための制御信号Ta,Tb
びSc乃至Seが出力される。制御信号Ta,Tbは、
電磁弁A,Bに対応して設けられたアンドゲート
31,32の各一方の入力端子に入力されてお
り、制御信号Sc乃至Seは、電磁弁C乃至Eに夫々
直接印加されている。
制御信号Ta,Tb及びSc乃至Seに従い第1又は
第2流体圧シリンダ5又は6が順次操作され、変
速レバー2aが所望の変速位置(ニユートラル位
置を含む)に位置決めされる場合、変速レバー2
aに対して第2流体圧アクチエータ6から与えら
れる力が弱くなる所要の位置決め操作の実行開始
を検出し、この場合に、当該アクチエータを本発
明による駆動方法で駆動するようにするため、制
御ユニツト13には、駆動制御部36が設けられ
ている。
駆動制御部36は、第3信号S3に応答し、その
時の変速レバー2aの位置を判別する位置判別部
37と、演算部30からの演算データDに応答
し、第2流体圧アクチエータ6により変速レバー
2aをいずれかのニユートラル位置へ位置決めす
る操作の実行開始を検出して、検出信号Kを出力
する検出部38とを備えている。
検出信号Kと位置判別部37から出力されるそ
の時の変速レバー2aの位置を示す位置データ
PDとは、制御信号発生部39に入力され、ここ
で、位置データPDと検出信号Kとに基づいて、
これから行なわれようとしているニユートラル位
置への位置決め操作が、変速レバー2aに対する
操作力が弱くなる位置決め操作か否かの判別が行
なわれる。上記説明から判るように、この実施例
では、変速レバー2aに対する操作力が弱くなる
位置決め操作は、第2流体圧アクチエータ6によ
る各ニユートラル位置N1乃至N4への位置決め操
作、換言すれば、シフト位置又はからシフト
位置への位置決め操作である。制御信号発生部
39によつて上述の位置決め操作が実行される旨
の判別が行なわれると、その位置決め操作を実行
するために開かなければならない2つの電磁弁の
うち、所要の流体圧シリンダ内のピストンを所望
の位置決め位置方向に移動させるために開かなけ
ればならない電磁弁(以後、本明細書では、この
役目を果す電磁弁を「推力用電磁弁」と称する。)
と、残りの他方の電磁弁(以後、本明細書では、
この種の電磁弁を「停止用電磁弁」と称する。)
とを識別選択する。
制御信号発生部39は、電磁弁A及びBに対応
した2つの出力線a及びbを有しており、これら
の出力線は、各電磁弁に対応して設けられている
アンドゲート31,32の他の入力端子に夫々接
続されている。出力線a,bのレベルは通常
「H」レベルとなつており、従つて、アンドゲー
ト31,32の各出力レベルは対応する制御信号
Ta,Tbのレベルに応じた状態となつている。制
御信号発生部39において、所要の一対の推力用
電磁弁と停止用電磁弁とが識別選択されると、停
止用電磁弁に対応する出力線のレベルが直ちに
「L」となり、停止用電磁弁に対応して設けられ
たアンドゲートを閉じる。このときの推力用電磁
弁及び停止用電磁弁に対して演算部30から出力
される制御信号は、いずれも高レベルとなつてい
るが、上述の如く、停止用電磁弁に対応したアン
ドゲートは閉じられているので、推力用電磁弁の
みが開かれることになる。従つて、流体圧シリン
ダ内の主ピストンには、一端からのみ圧力が与え
られ、変速レバー2aを充分大きな力で所望の位
置決め方向(所望のニユートラル位置方向)に移
動させることができる。停止用電磁弁に対応した
アンドゲートが閉じられてから所定時間経過後
に、停止用電磁弁に対応した出力線のレベルが
「H」となり、これにより停止用電磁弁が開かれ
る。上記所定の時間は、停止用電磁弁に対応した
出力線のレベルが「L」となつてから変速レバー
2aが所望の位置に到達するのに要する時間より
は短かく設定されており、従つて、変速レバー2
aが所望の位置の近傍に近づいたとき、停止用電
磁弁が開き、変速レバー2aを所望の位置に位置
決めすることができる。
この結果、所要の2つの電磁弁を同時に開く従
来の駆動方法に比べ、変速レバー2aを大きな力
で移動させることができ、従つて、所望の位置決
め動作を迅速且つ確実に行なうことができる。
第4図には、第3図に示した駆動制御部36の
機能をマイクロコンピユータにより実現するよう
にした場合の制御プログラムのフローチヤートが
示されている。
このプログラムは、例えば、演算部30におい
て変速レバー2aの位置決め演算が実行される毎
に実行される構成とすることができ、先ず、ステ
ツプ41において、シフト方向への移動か否かの判
別が行なわれる。シフト方向への移動である場合
には、ステツプ42において変速レバー2aの位置
Pがシフト位置であるか否かの判別が行なわ
れ、変速レバー2aの位置Pがシフト位置であ
れば、出力線aを「L」レベルとする(ステツプ
43)。他の出力線bは、「H」レベルとなつてい
る。そして、この場合には、電磁弁A及びBを開
くために、制御信号Ta及びTbのみが「H」レベ
ルとなつているが、出力線aのみが「L」レベル
となることにより、先ず電磁弁Bのみが開かれる
ことになる(第3図参照)。しかるのち、ステツ
プ44において所定時間t1だけ待時間をとり、出力
線aを「H」レベルとする(ステツプ45)。即ち、
シフト位置からへ変速レバー2aを移動する
ことが検出されると、推力用電磁弁である電磁弁
Bのみを先ず開き、所定時間t1が経過してから停
止用電磁弁である電磁弁Aを開き、これにより、
変速レバー2aを、大きな力で、応答性よく確実
に、シフト位置からへ移動させることができ
る。
ステツプ42の判別結果がNOであると、ステツ
プ46に進み、変速レバー2aの位置がシフト位置
か否かの判別が行なわれる。P=であれば、
シフト位置からへの移動であるので、ステツ
プ48において出力線bを「L」レベルとし、所定
の待時間t2経過後に出力線bの「H」レベルとす
る(ステツプ48、49)。これにより、変速レバー
2aをシフト位置からへ移動させることがで
きる。
ステツプ46の判別結果がNOの場合には、ステ
ツプ50において変速レバー2aの位置Pがシフト
位置か否かの判別が行なわれ、その判別結果が
NOであれば、ステツプ51において出力線a,b
を共に「H」レベルとし、その判別結果がYES
であれば、プログラムの実行が終了する。
尚、ステツプ45、49、51の実行が終了すると、
ステツプ41に戻る。
ステツプ41の判別結果がNOの場合には、セレ
クト方向への移動であるから、プログラムはその
まま終了する。
上述の実施例では、ピストンの一側に圧力を印
加してから予め定められた所定時間が経過した場
合に、ピストンの他側に圧力を印加してピストン
の位置決めを行なう構成としたが、ピストンの他
側に圧力を印加するタイミングは、ポジシヨンス
イツチP5乃至P7の作動に応答して定めるように
構成してもよい。このように構成すると、ピスト
ンが所定の位置に達したタイミングで、ピストン
の他側に圧力を印加することができる。
効 果 本発明によれば、上述の如く、マルチポジシヨ
ンシリンダの各ストロークエンドの間にあるいず
れかの位置決め位置にマルチポジシヨンシリンダ
のピストンを位置決めする際に、先ず、ピストン
を所望の位置に向けて移動させるために、ピスト
ンの所要の一端側にのみ圧力が掛けられるので、
ピストンは変速レバーを移動させるに充分な力で
所望の位置に向けて移動しはじめることができ、
しかる後、所定のタイミングで、ピストンの他端
側に圧力が印加され、ピスントンを所望の位置に
位置決めすることができる。この結果、従来のよ
うに、ピストンの両端面に同時に圧力を印加し、
各端面に作用する力の差に応じた小さな推力で変
速レバーの位置決めを行なう方法に比べ、操作の
応答性が改善されると共に、停止している変速レ
バーに働く静摩擦力よりも充分に大きい力で変速
レバーの移動を開始することができるので、変速
レバーの操作を確実に行なうことができる優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の駆動方法によりマルチポジシ
ヨンシリンダを駆動するようにした車輛用自動変
速装置の一実施例の概略構成図、第2図は第1図
に示す変速機の変速位置、変速レバーの作動範囲
及びポジシヨンスイツチの作動範囲を示す図、第
3図は第1図に示す制御ユニツトの構成を示すブ
ロツク図、第4図は第3図に示す駆動制御部の機
能をマイクロコンピユータで実現する場合の制御
プログラムの一例を示すフローチヤートである。 1……車輛用自動変速装置、2……変速機、2
a……変速レバー、5……第1流体圧シリンダ、
5a……主ピストン、6……第2流体圧シリン
ダ、6a……主ピストン、13……制御ユニツ
ト、30……演算部、36……駆動制御部、37
……位置判別部、38……検出部、39……制御
信号発生部、A乃至E……電磁弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 歯車式変速機の変速レバーを操作、位置決め
    するため単一のシリンダ内に複数のピストンが組
    み込まれており印加作動流体圧によつてこれらの
    ピストンの両端面に作用する力の差に応じて両ス
    トロークエンド及びこれらのストロークエンドの
    間の少なくとも1つの中間位置に位置決め位置を
    有するマルチポジシヨンシリンダを少なくとも1
    つ含んで成る自動変速機用アクチエータの駆動方
    法において、前記マルチポジシヨンシリンダによ
    り、前記変速レバーを前記マルチポジシヨンシリ
    ンダの所望の中間位置に相応する位置に位置決め
    する場合に、前記マルチポジシヨンシリンダの所
    要のピストンの一端側に該所要のピストンを所要
    の位置に向けて移動させるための作動流体圧を先
    ず供給し、前記所要のピストンが移動した後、前
    記所要のピストンの他端側に前記所要のピストン
    を前記所要の位置に停止させるための作動流体圧
    を所要のタイミングで供給するようにしたことを
    特徴とする自動変速機用アクチエータの駆動方
    法。
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