JPH0535074U - 糸把持装置 - Google Patents

糸把持装置

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JPH0535074U
JPH0535074U JP8339391U JP8339391U JPH0535074U JP H0535074 U JPH0535074 U JP H0535074U JP 8339391 U JP8339391 U JP 8339391U JP 8339391 U JP8339391 U JP 8339391U JP H0535074 U JPH0535074 U JP H0535074U
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博之 森田
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ジユーキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルを備え磁力により糸の把持、解放をな
す糸把持装置において、強い把持力と迅速な反応速度を
確保するとともに糸切断不良を防止する。 【構成】 コイル2の磁力により進退駆動をなす進退部
5に対向して、進退部5とにより糸7の把持をなす機枠
面6を、全面図に渡り、あるいは一部に開口部9を設
け、非磁性体8により構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は糸の挟持、解放をなす糸把持装置に関し、詳しくは糸の把持力を強 固なもとするとともに、糸の切断不良を防止する糸把持装置に関するものである 。
【0002】
【従来技術とその課題】
糸の把持、解放をなす糸把持装置は、ミシン等の縫製装置に多く利用されてい て、こうした糸把持装置として今日では図3ないし図5に示す糸把持装置が知ら れている。
【0003】 図3において(a)は糸把持装置の断面図であり、(b)は(a)に示した糸 把持装置の外観斜視図である。
【0004】 図3において、1は断面円形状をなす磁性棒であり、2はこの磁性体に巻装し たコイルである。
【0005】 そして3は、コイル2に対して電流を流した際に生じる磁力を強固なものとす るよう、コイル2により生じる磁束経路に沿って設けられる磁性体からなる機枠 体である。
【0006】 また5は、磁性棒1より突出するよう形成される非磁性体の支持棒4に滑動可 能に設けられた進退部であり、この進退部5は磁性体により形成され、コイル2 に生じる磁力により機枠体3に吸着することが出来るようになっている。
【0007】 以上のように構成された糸把持装置において糸を把持するには、進退部5およ びこの進退部5に対向する機枠面6との間に糸7を挿入し、コイル2に電流を流 し、進退部5を機枠面6方向に吸着するようにしてこれらの間で把持させるよう にする。
【0008】 また把持した糸7を解放する場合にあってはコイル2への電流を遮断すれば良 い、すなわち進退部5の自重による糸7への付勢力だけでは、糸7の移動を妨げ ることはなく糸7を解放状態とすることが出来る。
【0009】 しかしながらこの糸把持装置においては次のような問題がある。 図3に示す 糸把持装置は、進退部5とコイル2との間に磁性体からなる機枠面6を設置して いるため、コイル2によって発生された磁束の多くは、図4の矢符Bに示すよう 機枠面6を通ってしまい、進退部5に至る磁束Aを少ないものとしてしまうとい う不都合を生じる。
【0010】 こうした不都合を生じると、糸把持装置の糸把持力が弱いものとなるとともに 、把持をなすまでの反応速度が遅くなり、糸把持装置の作用を十分に果たさなく なるという問題が生じる。
【0011】 一方図3に示した糸把持装置とは別に、進退部に対向する磁性体面を最小限に した糸把持装置が提案されている。次にこの糸把持装置の説明を図5により説明 する。なお図3に示す糸把持装置と同一箇所には同一符号を付して重複説明は省 略する。
【0012】 図5において(a)は糸把持装置の断面図であり、(b)は(a)に示した糸 把持装置の外観斜視図である。
【0013】 図5に示す糸把持装置においては、進退部5に対向する面を機枠体3の断面の みとし、進退部5に対向するよう水平方向に伸びる機枠面6(図3参照)を切欠 している。
【0014】 この糸把持装置によれば、図4に示すようにコイル2に発生する磁束の多くを 機枠面6に取られてしまうことがなくなり、多くの磁束を矢符Aに示すよう進退 部5に送ることが出来、必要十分な挟持力と迅速な把持駆動を確保することが可 能となる。
【0015】 しかしながらこの糸把持装置においても次のような問題がある。 図5に示す糸把持装置は糸7の把持時に糸7を、わずかな面、すなわち機枠体 3の断面のみで当接し、さらに比較的強い把持力(磁力)により把持するので、 特に細い糸、柔らかい糸等において切断不良を起こしてしまうという重大な問題 がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る糸把持装置は以上の課題を解決するためになされたもので、磁 力により吸着される進退部に対向する機枠面を、全面部に渡り、あるいは一部に 開口部を設け、非磁性体により構成するようにして、上記従来の課題を解決しよ うとするものである。
【0017】
【実施例】
図面にもとづいてこの考案の実施例を説明する。なお従来例と同一箇所には同 一符号を付して重複説明は省略する。
【0018】 図1および図2は、この考案に係る糸把持装置の一実施例を示す図である。 図1および図2において(a)はそれぞれ糸把持装置を示す断面図であり、( b)は(a)に示した各糸把持装置の外観斜視図である。
【0019】 図1において8は非磁性体から形成される機枠面であり、進退部5に対向する よう機枠体3に固定されていて、その対向面は図に示すように平面形状をなして いる。
【0020】 また図2に示す糸把持装置においては、糸7の係合する部分にのみに非磁性体 からなる機枠面8を形成し、糸把持装置に開口部9を設けている。
【0021】 この開口部9は糸把持装置の駆動時、コイル2に生じる熱を放熱して糸把持装 置の駆動をより安定したものとすることが出来る。
【0022】 以上図1および図2に示した糸把持装置によれば、コイル2により発生する磁 束の多くを図4の矢符Aに示すように進退部5に送ることが出来るため、強い把 持力(磁力)と迅速な反応速度を確保することが可能となる。
【0023】 また、糸7の当接面を多く確保することが出来るので、把持時において糸切断 不良等の不都合を生じることはない。
【0024】
【考案の効果】
この考案に係る糸把持装置は以上説明したように、進退部に対向する機枠面を 全面部に渡り、あるいは一部に開口部を設け、非磁性体により構成するようにし たので、強い把持力と迅速な反応速度を確保することが出来るとともに、糸切断 不良を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る糸把持装置の一実施例を示す図
で(a)は糸把持装置の断面図であり、(b)は(a)
に示した糸把持装置の外観斜視図である。
【図2】この考案に係る糸把持装置の一実施例を示す図
で(a)は糸把持装置の断面図であり、(b)は(a)
に示した糸把持装置の外観斜視図である。
【図3】進退部と対向する磁性体からなる機枠面を備え
た従来の糸把持装置を示す図で、(a)は断面図、
(b)は外観斜視図である。
【図4】糸把持装置により発生する磁束の経路を示す説
明図である。
【図5】進退部と対向する機枠面を最小限にした従来の
糸把持装置を示す図で、(a)は断面図、(b)は外観
斜視図である。
【符号の説明】
2 コイル 3 機枠体 5 進退部 7 糸 8 非磁性体 9 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアと、コアに巻回されたコイルと、コ
    アの一端面に接してかつコイルの巻回周囲をおおうよう
    に設けられた磁性体からなる機枠と、コアの他端面に設
    けられた非磁性体からなる支軸と、支軸に遊嵌して機枠
    に対向して進退可能に設けられる磁性体からなる進退部
    を備えてなり、コイルに通電することにより進退部を機
    枠に吸着させこれらの間で糸を把持するようにした糸把
    持装置において、 進退部に対向する機枠面を、全面部に渡り、あるいは一
    部に開口部を設け、非磁性体により構成したことを特徴
    とする糸把持装置。
JP8339391U 1991-10-15 1991-10-15 糸把持装置 Expired - Fee Related JPH0868Y2 (ja)

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JPH0535074U true JPH0535074U (ja) 1993-05-14
JPH0868Y2 JPH0868Y2 (ja) 1996-01-10

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