JPH0535114Y2 - - Google Patents

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JPH0535114Y2
JPH0535114Y2 JP1988168359U JP16835988U JPH0535114Y2 JP H0535114 Y2 JPH0535114 Y2 JP H0535114Y2 JP 1988168359 U JP1988168359 U JP 1988168359U JP 16835988 U JP16835988 U JP 16835988U JP H0535114 Y2 JPH0535114 Y2 JP H0535114Y2
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えば航空燃料等の可燃性流体の貯
槽に関し、特に、貯槽本体内頂部等に生じる結露
水の抜出装置に関する。
〈従来の技術〉 ガソリン、軽油、重油、航空燃料、薬品、その
他の可燃性流体を貯蔵する貯槽がある。
ところで、例えば上記航空燃料は、極端に水分
の混入を嫌うため、タンクローリー車により輸送
される燃料を貯槽本体内に受け入れてから出荷す
るまでの間に、燃料を貯槽本体内において所定の
時間静置し、水分と油分とを分離して、燃料を貯
槽本体内上部から払い出すようにしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、貯槽にあつては、フレームアレスタ
ーとアトモス弁と称されるブリザーバルブとを介
装した大気ベントあるいはフレームアレスターを
介装した略逆U字状の短管を貯槽本体頂部に設
け、この大気ベントや短管を介して貯槽本体内部
と外部間の外気の出入りを行うようにしている。
そして、この外気の出入りに伴つて、外部の湿
気を貯槽本体に取り入れてしまうため、寒冷地区
等において、貯槽本体内部の温度が高く、外気温
度が低い条件になると、貯蔵液面上方の屋根板や
側板等の貯槽本体上部壁が露点温度以下になり、
貯槽本体上部壁内面に結露を生じ、水滴が付着し
てしまう。なお、貯槽本体の径が大きい程、結露
する水分量は多くなる。
かかる結露水は、側板に沿つて貯槽本体内の燃
料中に流下し、燃料中に混入する水分量を増すの
で、それだけ水分と油分とを分離するのに必要な
静置時間が長くなると共に、燃料をいくら貯槽本
体内上部から払い出すようにしても降下中の結露
水を燃料油と一緒に抜き出す虞がある。
上記結露水の問題の対策として、次の方策が考
えられる。
まず、貯槽本体内部への湿気自体の侵入を阻止
する方策として、 a 大気ベントあるいはフレームアレスターを介
装した略逆U字状の短管にクーラーを装備し、
流入空気を一時的に0℃以下にし、水分を凍結
し、氷にして除去する。
b 流入空気を乾燥空気にしてしまう。
また、流入湿気を結露させない方策として、 c 貯槽本体頂部をヒーテイングする。
d 貯槽本体頂部を保温する。
さらに、貯蔵液に混入した結露水を分離する方
策として、 e 貯蔵液をコアレツサー等の水分除去装置にか
ける。
しかし、前記のa〜eの方策では、それぞれ設
備費用が嵩み、実用的ではない。
そこで、本考案は以上のような従来の問題点の
解決策として、前記結露した水が貯蔵液に混入す
る前に抜き出すことに着目してなされたもので、
安価な設備でもつて、外気と貯槽内可燃性流体の
気相部とが直接相通じるのを防止しつつ、結露水
の槽内から槽外への回収を効果的に行つて燃料中
に混入する水分量を低減させることを目的とす
る。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案の可燃性流体の貯槽における
結露水抜出装置は、可燃性流体の貯槽本体上部壁
の内周面に、上端が開放された結露水受け樋を配
設し、該樋で受けた結露水を樋内から貯槽本体外
部に排出する結露水排出手段を設け、該結露水排
出手段には開閉手段を設けた構成とする。
〈作用〉 かかる構成において、貯槽本体に対する可燃性
流体の出し入れ等によつて、貯槽本体内部と外部
間の外気の出入りが行われ、この外気の出入りに
伴つて、外部の湿気が貯槽本体に取り入れられ
る。したがつて、寒冷地区等において、貯槽本体
内部の温度が高く、外気温度が低い条件になる
と、貯蔵液面上方の屋根板や側板等の貯槽本体上
部壁が露点以下になり、貯槽本体上部壁内面に結
露を生じ、水滴が付着する。この水滴は前記貯槽
本体上部壁内壁の傾斜面や鉛直面に沿つて流下
し、結露水受け樋に受けられる。
ここで、開閉手段を開状態にすると、結露水受
け樋に受けられた結露水は結露水排出手段によ
り、外部に排出される。
以上の構成の結露水抜出装置によると、簡単な
構成で貯蔵液に混入する前に結露水の抜出を行う
ことができ、液体等に混入する水分量を極力少な
いものとでき、特に、寒冷地に設置される貯槽に
有効である。
また、貯槽本体内部への湿気自体の侵入を阻止
する方策、流入湿気を結露させない方策あるいは
貯蔵液に混入した結露水を分離する方策に比し
て、安価に提供できる。
特に、結露水の抜き出し以外のときには、開閉
手段を閉状態にしておけば、結露水排出手段を介
して外気と貯槽内可燃性流体の気相部とが直接相
通じるのを防止でき、槽外の火気等が槽内の可燃
性ガスに引火する虞を回避できて安全性を高める
ことができる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本考案の一実施例を適用した航空燃
料の貯槽を示している。
この図において、貯槽本体1は、円筒状の側板
2と上方から下方に径の拡がる円錐状またはドー
ム状の屋根板3と上方から下方に径の窄まる円錐
状の底板4とから構成される。上記屋根板3は、
その内壁に沿つて屋根の頂点から放射状に側板2
に延びる複数の屋根支持構造材3aによつて補強
されている。
かかる貯槽本体1は、設置グランド5中に上面
が開放されたコンクリート基礎6を設け、このコ
ンクリート基礎6の上にオイルサイドもしくはア
スフアルトサンド7を敷き詰め、そのサンド7上
に底板4部分を設置することによつて、立設固定
される。
前記貯槽本体1の屋根板3には、フレームアレ
スター8を介装した略逆U字状の短管9が接続さ
れる。なお、この短管9の代わりにフレームアレ
スターとブリザーバルブとを介装した大気ベント
を設けても良い。
このブリザーバルブは、貯蔵液の液面レベルの
変化によつて貯槽の内圧が変化した時に開とな
り、空気の出入りを行うもので、通常外圧と±20
〜40mmAgの差圧で作動するようにセツトされて
いる。
また、貯槽本体1の底板4の最下部すなわち円
錐の頂点部に下方に突出された上面開放のポツト
部10が設けられており、該ポツト部10内には
水抜きパイプ11の一端部が挿入されている。こ
の水抜きパイプ11の他端部は貯槽本体1の側板
2を貫通して外部に導出されており、該貯槽本体
1からの突出端部には開閉弁12が介装されてい
る。
以上の貯槽本体1の貯蔵液面上方の側板2上部
の内周面には、周方向に連続して全周にわたり環
状に延びる上端開放の結露水受け樋13が配設さ
れ、該樋13内に受けられた結露水を貯槽本体1
外部に排出する結露水排出手段14が設けられて
いる。
前記結露水受け樋13は、第2図に示すよう
に、上面開放の断面略コ字状に形成され、周部の
一点を最高位点とし、該最高点と直径方向に相対
向する他の点を最低位点とするように傾斜して配
設される。すなわち、図のH1とH2の関係は、H1
<H2となる。
かかる結露水受け樋13は、外周部の上下縁を
貯槽本体1の側板2内周面に溶接(溶接部a,
b)することによつて固定される。
前記結露水排出手段14は、一端の入口部15
aが前記結露水受け樋13の最低位点の底壁に形
成された結露水排出口13aに連通接続され(第
3図参照)、他端の出口部15bが貯槽本体1の
側板2下部側に開口してなる排出パイプ15から
構成される。
この排出パイプ15は、結露水排出口13aか
ら貯槽本体1の側板2内面に沿つて鉛直下方に延
び、該貯槽本体1の側板2下部を貫通して外部に
導出され、水平に延びた後再び鉛直下方に延びる
ように配管される。かかる排出パイプ15の貯槽
本体1外の水平部分に開閉手段としての開閉弁1
6が介装される。
かかる構成の貯槽において、短管9を介して貯
槽本体1内部と外部間の外気の出入りが行われ、
この外気の出入りに伴つて、外部の湿気が貯槽本
体1に取り入れられる。したがつて、寒冷地区等
において、貯槽本体1内部の温度が高く、外気温
度が低い条件になると、貯槽本体1の屋根板3や
屋根支持構造体3aが露点温度以下になり、該屋
根板3内面や屋根支持構造材3a表面に結露を生
じ、水滴が付着する。この水滴は前記屋根板3や
屋根支持構造体3aの傾斜面に沿つて側板2内面
側に流れ、該側板2内面に沿つて流下して結露水
受け樋13に受けられる。
結露水受け樋13に受けられた結露水は排出パ
イプ15内に流入し、前記開閉弁16を定期的に
開閉操作することにより、排出パイプ15内から
外部へと排出される。
以上の構成の結露水抜出装置によると、簡単な
構成で貯蔵液に混入する前に結露水の排出を行う
ことができ、航空燃料中に混入する水分量を極力
少ないものとでき、特に、寒冷地に設置される貯
槽に有効である。
また、かかる構成によると、結露水排出手段1
4に開閉手段を設けたから、すなわち、排出パイ
プ15に開閉弁16を介装したから、結露水の抜
き出し以外のときには、開閉弁16を閉状態にし
ておけば、排出パイプ15を介して外気と貯槽本
体1内部の航空燃料の蒸発部(気相部)とが直接
相通じるのを防止できため、貯槽本体1外の火気
等が貯槽本体1内の可燃性ガスに引火し、該可燃
性ガスの燃焼、爆発等を惹起する虞を回避でき、
貯槽本体1内における航空燃料貯蔵中の安全性を
確保することができる。
さらに、貯槽本体1内部への湿気自体の侵入を
阻止する方策、流入湿気を結露させない方策ある
いは貯蔵液に混入した結露水を分離する方策に比
して、安価に提供できる。
次に、本考案の結露水排出手段の他の実施例を
第4図および第5図に示す。
第4図の実施例は、結露水排出パイプ17を貯
槽本体1外に露出させて設けたものである。
すなわち、排出パイプ17は、結露水受け樋1
3の排出口13aから貯槽本体1の側板2内面に
沿つて鉛直下方に延び、該側板2上部を貫通して
外部に導出された後、今度は側板2外面に沿つて
鉛直下方に該側板2下部まで延びた後、水平に延
びて、鉛直下方に向けて屈曲される。かかる排出
パイプ17の貯槽本体1外の鉛直部分と水平部分
にそれぞれ開閉弁18,19が介装される。
そして、排出パイプ17の鉛直部分の前記開閉
弁18下流部分は透明ガラス等で構成されたレベ
ル計20が設けられ、このレベル計20を介して
水のレベルを透視できるようになつている。
第5図の実施例は、結露水排出パイプを開閉弁
によつて定期的に開閉する作業をなくしたもので
ある。
すなわち、結露水排出パイプ21は、結露水排
出口13aから貯槽本体1の側板2内面に沿つて
鉛直下方に延び、該側板2上部を貫通して外部に
導出され、今度は側板2外面に沿つて鉛直下方に
該側板2下部まで延びた後、水平に延びて、鉛直
上方に向けて屈曲され、さらに水平に屈曲された
後鉛直下方に向けて屈曲される(第6図参照)。
この排出パイプ21の貯槽本体1外の鉛直部分
に開閉弁22が介装される。
かかる構成の排出パイプ21の構成では、U字
管部21aを設けたことにより、次のような作
用・効果が奏される。
すなわち、開閉弁22を開としておけば、結露
水受け樋13に受けられた結露水は、排出パイプ
21に流入して、該排出パイプ21から外部に排
出されるが、排出パイプ21への結露水の流入が
なくなると、前記U字管部21aにある水23は
排出されずに、該U字管部21aに溜まり込む。
したがつて、このU字管部21aに溜まり込ん
だ水23によつて、排出パイプ21内は外部とシ
ールされ、つまり閉じられたことと同等になる。
排出パイプ21への結露水の流入が始まれば、U
字管部21aに溜まり込んだ水23は外部にオー
バフローし、つまり排出パイプ21が開放された
状態と同等になる。
よつて、上述したように、結露水排出パイプ2
1を開閉弁22によつて定期的に開閉する作業が
不要となる。
なお、排出パイプ21先端部のU字管部21b
があることで、このU字管部21bにサイホン効
果が生じ、前記U字管部21aに溜まり込んだ水
23が全部流れてしまう虞があるため、このU字
管部21bの先端側管部分21Bを他の管径より
も大きくすることが望ましい。
また、貯槽本体1内は燃料の出し入れによつ
て、減圧及び加圧状態になる。これによつて、前
記U字管部21aに溜まり込んだ水23の貯槽本
体1内への逆流や流出を生じるので、該U字管部
21a分の長さlを充分に取る必要がある。特
に、貯槽本体1内の減圧状態の時のU時管部21
aに溜まり込んだ水23の貯槽本体1内への逆流
を防止するには、排出パイプ21の途中に逆流防
止のフロート弁等を設けると良い。
ところで、上記実施例では、U字管部21aに
溜まり込んだ水23を排出パイプ21内と外部の
シールに使用するようにしたが、これでは、この
U字管部21aに溜まり込んだ水23が再蒸発し
て貯槽本体1内に戻ることが考えられる。これを
防止するためには、排出パイプ21内と外部のシ
ールに不揮発性の油を使用すると良い。
すなわち、U字管部21aに不揮発性の油を溜
め込むようにする。
この場合、結露水受け樋13に受けられた結露
水は、排出パイプ21に流入して、U字管部21
aに不揮発性の油の中に流入するが、この結露水
は比重の関係で不揮発性の油よりも下方に進み、
結局排出パイプ21先端部から外部に流出する一
方、U字管部21aには常時不揮発性の油が溜ま
り込み、この不揮発性の油が排出パイプ21内と
外部のシールを行う。
なお、以上の実施例において、結露水受け樋1
3を貯槽本体1内に傾斜して配設するようにした
が、水平に配置するようにしてもよい。
ところで、第1図、第4図及び第5図に示した
実施例においては、結露水受け樋13を貯槽本体
1の側板2上部の内周面に環状に配設するように
したが、結露水受け樋13の配設位置としては、
貯槽本体上部壁としての屋根板でも良く、又、結
露水受け樋13を螺旋状に配設するようにしても
良い。
この実施例を第7図〜第9図に基づいて説明す
る。
第7図に示した実施例のものは、貯槽本体1の
貯蔵液面上方の側板2上部の内周面に、周方向に
螺旋状に延びる上端開放の結露水受け樋23を配
設するようにしている。
この結露水受け樋23の基端位置と終端位置と
は、鉛直線上の上・下位置に対向する位置に設定
するか、あるいは鉛直線上の上・下位置からそれ
ぞれ相反する横方向にずれて対向する位置に設定
する。
この実施例においても、結露水受け樋23は、
上面開放の断面略コ字状に形成され、外周部の上
下縁を貯槽本体1の側板2内周面に溶接すること
によつて固定される。また、結露水排出手段14
としての排出パイプ15が同様に設けられる。
第8図に示した実施例のものは、貯槽本体1の
屋根板3の内周面に、周方向に螺旋状に延びる上
端開放の結露水受け樋26と、貯槽本体1の貯蔵
液面上方の側板2上部の内周面に、周方向に連続
して全周にわたり環状にかつ水平に延びる上端開
放の結露水受け樋27と、を配設するようにして
いる。
螺旋状の結露水受け樋26の基端位置と終端位
置とは、鉛直線上の上・下位置からそれぞれ相反
する横方向にずれて対向する位置に設定される。
この実施例において、結露水受け樋27は、そ
れぞれ上面開放の断面略コ字状に形成され、外周
部の上下縁を貯槽本体1の側板2内周面に溶接す
ることによつて固定される。また、結露水受け樋
26は、上面開放の断面略コ字状に形成され、第
9図に示すように、外周部の上縁内側を屋根板3
内面に連続溶接し、上縁外側を屋根板3内面に断
続溶接することによつて固定される。
さらに、結露水受け樋26,27それぞれに対
して、結露水排出手段14としての排出パイプ1
5が設けられる。
なお、第7図と第8図の実施例にあつては、前
述したフレームアレスター24とブリザーバルブ
25とを介装した大気ベント29が設けられてい
る。
かかる実施例において、屋根板3内面や屋根支
持構造材3a表面に付着した水滴の一部は前記屋
根板3や屋根支持構造材3aの傾斜面に沿つて流
れ、結露水受け樋26に受けられ、他部は前記屋
根板3や屋根支持構造材3aの傾斜面に沿つて側
板2内面側に流れ、該側板2内面に沿つて流下し
て結露水受け樋27に受けられる。
上述の各実施例においては、結露水排出手段1
4を、一端入口部15aが結露水受け樋13底壁
に形成された結露水排出口13aに連通接続さ
れ、他端出口部15bが貯槽本体1の側板2下部
側に開口してなる排出パイプ15から構成した
が、本考案の構成はこれに限定されるものではな
い。
また、上述の各実施例においては、結露水受け
樋13,26,27を上面開放の断面略コ字状に
形成するようにしたが、第10図に示すように、
結露水受け樋28を、上面及び外周面が開放され
た断面略L字状に形成し、その外周面側の端部を
貯槽本体1の側板2等の上部壁内周面に溶接で固
定するようにしても良い。
なお、上述の断面略L字状の結露水受け樋28
では、結露水が貯槽本体1上部壁に直接接するよ
うになるため、該上部壁の水による腐食の心配が
あるが、上面開放の断面略コ字状の結露水受け樋
13,26,27は、結露水が貯槽本体1上部壁
に直接接することがなく、該上部壁の水による腐
食の心配を考慮した構成であると言える。
さらに、上述の各実施例においては、結露水受
け樋13を貯槽本体1の側板2等の上部壁内周面
の全周にわたり設けるようにしたが、これに限定
されるわけではなく、結露水受け樋13を貯槽本
体1上部壁内周面の一部にのみ設けるようにして
も良く、それなりの効果を奏することができる。
また、以上の実施例においては、本考案を航空
燃料の貯槽に適用した例について説明したが、本
考案はガソリン、軽油、重油、薬品、その他の可
燃性流体の貯槽にも適用できる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案に係る可燃性流体
の貯槽における結露水抜出装置によれば、貯槽本
体上部壁の内周面に結露水受け樋を配設し、該樋
内に受けられた結露水を結露水排出手段により外
部に排出する構成としたから、安価な設備でもつ
て、貯蔵液に混入する前に結露水の排出を効果的
に行うことができ、液体中に混入する水分量を低
減させることができる。特に、極端に水分の混入
を嫌う航空燃料の貯槽に多大なる効果を奏し、ま
た結露水排出手段には開閉手段を設けるようにし
たから、結露水の抜き出し以外のときには、開閉
手段を閉状態にしておけば、結露水排出手段を介
して外気と貯槽内部の可燃性流体の蒸発部(気相
部)とが直接相通じるのを防止できるため、貯槽
外の火気等が貯槽内の可燃性ガスに引火する虞を
回避でき、貯槽内における可燃性流体貯蔵中の安
全性を確保することができる実用的効果大なるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る貯槽の結露水回収装置の
一実施例を示す縦断面図、第2図は同上実施例に
おける結露水受け樋の構造を示す部分斜視図、第
3図は同上実施例における排出パイプの構造を示
す部分斜視図、第4図は他の実施例を示す縦断面
図、第5図はさらに他の実施例を示す縦断面図、
第6図は第5図中A部拡大図、第7図は他の実施
例を示す縦断面図、第8図aは更に他の実施例を
示す縦断面図、同図bは第8図aの実施例におけ
る結露水受け樋の配置状態を示す貯槽上方からの
概略透視図、第9図は第8図aの実施例における
結露水受け樋の固定状態を示す部分断面図、第1
0図は結露水受け樋構造の他の実施例の部分断面
図である。 1……貯槽本体、13,23,26,27,2
8……結露水受け樋、14……結露水排出手段、
15,17,21……排出パイプ、16,18,
19,22……開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可燃性流体の貯槽本体上部壁の内周面に、上端
    が開放された結露水受け樋を配設し、該樋で受け
    た結露水を樋内から貯槽本体外部に排出する結露
    水排出手段を設け、該結露水排出手段には開閉手
    段を設けたことを特徴とする可燃性流体の貯槽に
    おける結露水抜出装置。
JP1988168359U 1988-12-28 1988-12-28 Expired - Lifetime JPH0535114Y2 (ja)

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