JPH0535137B2 - - Google Patents

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JPH0535137B2
JPH0535137B2 JP61132777A JP13277786A JPH0535137B2 JP H0535137 B2 JPH0535137 B2 JP H0535137B2 JP 61132777 A JP61132777 A JP 61132777A JP 13277786 A JP13277786 A JP 13277786A JP H0535137 B2 JPH0535137 B2 JP H0535137B2
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cyclopentenone
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Ryoji Noyori
Kenji Manabe
Seiji Kurozumi
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、光学活性4−ヒドロキシ−2−シク
ロペンテノンおよび関連化合物の製法に関する。
更に詳細には本発明は、4−ヒドロキシ−2−シ
クロペンテノンを光学活性ロジウム錯体と接触さ
せることにより一方の光学異性体を選択的に異性
化せしめ、1,3−シクロペンタンジオンとし、
同時にRまたはS配位の光学活性が誘起された4
−ヒドロキシ−2−シクロペンテノンの新規な製
法に関する。 かかる製造法によれば、種々の薬理作用を有す
るプロスタグランジンあるいは制ガン作用を有す
るメイタンシン等の種々の医薬品の製造中間体と
なる光学活性な4−ヒドロキシ−2−シクロペン
テノン類を高収率で効率よく得ることができ、更
にかかる製造法は立体化学上極めて意義ある製造
法である。 <従来技術> 従来、(R)−4−ヒドロキシ−2−シクロペンテ
ノン、(S)−4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノ
ン等の光学活性な4−ヒドロキシ−2−シクロペ
ンテノン類の製造法としては、例えば次のような
製造法が知られている。 すなわち、 (1) シクロペンタジエンから得られるジアセトキ
シシクロペント−1−エンを酵素により加水分
解して、3(R)−アセトキシ−5(R)−ヒドロキシ
シクロペント−1−エンを得、次いでこれを二
酸化マンガンで酸化して、4(R)−アセトキシシ
クロペント−2−エン−1−オンを得、これを
必要に応じて加水分解酵素で脱保護して製造す
る方法(テトラヘドロン、32、1713−1718
(1977)、テトラヘドロン、32、1893(1977)、テ
トラヘドロン、レターズ、27、1255(1986)、
26、407(1985)、5875(1984)、ザ・ジヤーナ
ル・アメリカン・ケミカル・ソサイエテイー、
106、3695(1984)参照) (2) 出発化合物としてD又はL−酒石酸を用い、
これを4工程の操作によりD又はL−1,4−
ジヨード−2,3−イソプロピリデンジオキシ
ブタンとし、これとリチオ化合物とを反応させ
て次いで加水分解し、(R)又は(S)−4−ヒドロキ
シ−2−シクロペンテノンを製造する方法(テ
トラヘドロン・レターズ、10、759〜762(1976)
参照)、 (3) 出発物質として、微生物の代謝産物であるテ
ラインという化合物より、5工程を経て4(R)−
アセトキシ−2−シクロペンテノンを製造する
方法(テトラヘドロンレターズ、(29)、2553〜
2556(1978)参照)、 (4) 2,4,6−トリクロロフエノールを、塩素
で反応せしめて、3,5,5−トリクロロ−
1,4−ジヒドロキシシクロペント−2−エン
−1−カルボン酸を得、これをブルシンにて光
学分割し、次いで4工程の操作を経て、(R)−4
−t−ブチルジメチルシロキシシクロペント−
2−エノンを製造する方法(テトラヘドロン・
レターズ、1539〜42(1979)(17)参照)、 (5) 1−シクロペンテン−3,5−ジオンをキラ
ルなビナフトール化合物とアルコールと水素化
リチウムアルミニウムとから得られる化合物で
不斉還元して(R)または(S)の4−ヒドロキシ−2
−シクロペンテノンを得る方法(野依ら、特開
昭56−123932参照)、 (6) dl−4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン
と光学分割剤を結合させ、生成物を2つのジア
ステレオマーとして分離した後分割剤を反応で
脱保護して光学活性体を得、この水酸基を必要
に応じて保護して製造する方法(羽里ら、特開
昭57−159777および野依ら、テトラヘドロン・
レターズ、23、4057(1982)参照)、 (7) dl−4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン
をオルト−フタル酸のハーフエステル体とし、
これを光学活性アミンとの塩として、再結晶に
より一方の異性体を分離し、脱保護して光学活
性体を得、水酸基を必要に応じて保護して製造
する方法(渡辺ら、特開昭57−14560参照)、 (8) D−グルコーズを出発原料として化学変換に
よつて得る方法(鳥居ら、ザ・ジヤーナル・オ
ブ・オルガニツク・ケミストリー、51、254
(1986)参照) (9) シクロペント−3−エン−1−オールの3,
4−エポキシドの不斉塩基触媒によるアリルア
ルコールへの異性化及び酸化による方法(浅見
ら、テトラヘドロン・レターズ、26、5803
(1985)参照) 等が知られている。 これらの方法においては、(1)、(2)の方法は得ら
れる4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン類の
光学収率が充分に満足し得るものではなく、また
そのトータル収率も低いものであり、(3)、(4)の方
法にあつては光学収率は高いが、(3)の方法によれ
ば入手が困難なテラインという化合物を出発物質
として用いており、また(4)の方法にあつては製造
工程において光学分割を行うものであり、また
(3)、(4)のいずれの方法のトータル収率も充分に満
足し得るものではない。(5)の方法は原料である1
−シクロペンテン−3,5−ジオンが出発原料と
して高価で入手が比較的困難であるものを用いる
という難点がある。さらに(6)、(7)の光学分割によ
る方法では一方の光学活性体として利用出来るも
のは理論的にも高々50%であり、トータル収率も
充分ではない。(8)のD−グルコーズからの誘導は
光学収率は良いが、目的物に至るまでの工程数が
長いという欠点がある。(9)の方法では出発原料の
入手が容易でなく、光学収率も90%e.e.と満足で
はない。 また、シクロペンタン−1,3−ジオンの従来
からの製取の方法としては、β−ケトアジピン酸
エチルエステルのデイツクマン(Dieckmann)
縮合反応による方法(アール・リヒター、ヘルベ
チカ・キミカ・アクタ、32、1123(1949)及びジ
エー・エツチ・ブローズら、ジヤーナル・オブ・
アメリカン・ケミカル・ソサイエテイ、75、1731
(1953)参照)あるいはレブリン酸エチルエステ
ルの環化反応により方法(ジエー・スラガら、シ
ンセシス、282(1977)参照)が知られている。し
かしながら、これらの方法は収率、操作の複雑さ
から見て必ずしも工業生産上満足すべき方法では
ない。また、シクロペンタジエンを用いて4−シ
クロペンテンジオールを経由して得る方法が知ら
れている(エル・エヌ・オーンら、ジヤーナル・
オブ・ザ・ケミカル・ソサイエテイー、4035
(1952):ジー・エム・コラシユら、オルガニツ
ク・シンセシス、42、50(1962):ジー・エツチ・
ラスムツセンら、オルガニツク・シンセシス、
VolV、234(1973):ジヤーナル・オブ・ザ・オ
ルガニツク・ケミストリー、37、2905(1972)及
びこれらの引用文献参照)。しかし、これらの方
法も収率、工程の複雑さの点において欠点を有し
ている。 また、最近ノルボルネンを用いる1,3−シク
ロペンタンジオンの有利な製法が提案された(シ
ー・リツクら、ケミシエ・ベリヒテ、111、2461
(1978)参照)。この方法はこれまでの製法に比し
てその生産性は著しく向上した方法である。しか
し、工程は数段階であり、操作の面で必ずしも満
足すべきものでない。 また、2,3−エポキシシクロペンタノンを異
性化して得る方法も提案されている(特開昭55−
069537、ザ・ジヤーナル・アメリカン・ケミカ
ル・ソサイエテイー、102、2095(1980)参照〕。 この方法は短段階であるが、収率は満足すべき
ものではない。 <発明の目的> このように従来の、光学活性な4−ヒドロキシ
−2−シクロペンテノンおよび1,3−シクロペ
ンタンジオンの製造法は、必ずしも工業的に優れ
たものとは言えないものである。 そこで本発明者らは、容易に入手し得る化合物
を用いて、光学収率が高く、またトータル収率も
高い、工業的に有利な光学活性4−ヒドロキシ−
2−シクロペンテノンおよび1,3−シクロペン
タンジオンの製造法を見出すべく鋭意研究した。
すなわち、従来から知られているアリルコールが
不斉触媒により1,3−水素移動反応により不斉
のカルボニル化合物を与えるという知見(ガゼ
タ・キミア・イタリアーナ、106、1131(1976)、
ピユアー・アンド・アプライド・ケミストリー、
57、1845(1985)参照)に着目し、4−ヒドロキ
シ−2−シクロペンテノンを原料に不斉ロジウム
触媒を接触させることにより、速度論的分割によ
り光学活性な4−ヒドロキシ−2−シクロペンテ
ノンおよび1,3−シクロペンタンジオンが効率
良く得られることを見出し、本発明に到達したも
のである。 <発明の構成> すなわち本発明は下記式〔〕 〔式中、〜〜〜線はαおよびβ−結合の任意の比
を表わす。〕 で表わされる4−ヒドロキシ−2−シクロペンテ
ノンを光学活性ロジウム錯体と接触させることを
特徴とする下記式〔〕 〔式中、*印は光学活性が誘起された不斉炭素原
子を表わす。〕 で表わされる光学活性4−ヒドロキシ−2−シク
ロペンテノン及び1,3−シクロペンタンジオン
の製法である。 本発明の製造法では、出発原料として前記式
〔〕で表わされる4−ヒドロキシ−2−シクロ
ペンテノンを用いる。〜〜〜線は水酸基の結合が
αがまたはβ結合の任意の比を表わし、その比が
1/1、すなわちdl体は従来知られた方法により
容易に得ることが出来る(野依ら、特開昭54−
154735、田中ら、特開昭56−086128参照)。また
出発原料がいづれかの光学異性体が過剰になつて
いるもの、すなわちα/β比が1以上または1以
下のものもこの製法の原料として供することも出
来る。 かかる4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン
を光学活性なロジウム錯体と処理することによつ
て、速度論的分割を行ない、生成物として光学活
性4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノンと1,
3−シクロペンタンジオンが同時に得られる。こ
こで用いられる光学活性ロジウム錯体は下記式
〔〕 <Rh(binap)Ln> X ……〔〕 〔式中、binapは光学活性2,2′−ビス(ジフエ
ニルホスフイノ)−1,1′−ビナフチルであり、
Lは配位子を表わし、Xはパークロレートまたは
テトラフルオロボレートを表わし、nは1または
2の整数を表わす。〕 で表わされるようなものであり、Lの配位子はシ
クロオクタジエン、ノルボルナジエン、メタノー
ル、アセトン等があり、特にシクロオクタジエ
ン、メタノールが良い。 かかる錯体は公知の文献(例えば日本公開公報
53−13605、ザ・ジヤーナル・オブ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサイエテイー、102、7932
(1980)参照)に記載された方法により容易に調
製される。 かくして調製された光学活性ロジウム錯体は原
料と接触させることにより、一方の光学異性体が
優先して異性化反応を起こし、1,3−シクロペ
ンタンジオンとして生成しながら、光学活性の誘
起された4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン
が生ずる結果となる。反応では媒体を使用するこ
とが出来、例えばテトラヒドロフラン、エーテ
ル、ジオサン等のエーテル類、特に好ましくはテ
トラヒドロフランがあげられ、例えばトルエン、
キシレン、ベンゼン等の芳香族炭化水素類、特に
好ましくはトルエンがあげられる。用いられる媒
体は原料に対して1部〜100部、好ましくは10部
〜50部が用いられる。 反応は通常は−20℃〜70℃、好ましくは−5℃
〜30℃で進行する。反応の進行はプロトン−
nmr、薄層クロマトグラフイー等の手段により追
跡出来き、反応時間は目的の生成物の性状に応じ
て設定出来る。 生成物はいづれも非常に水に溶けやすいので、
反応混合物を直接フラツシユカラムクロマトグラ
フイーなどの手段により分離精製するのが良い。
またリン酸緩衝液(PH7.4)を加えて有機溶媒で
抽出される。水層部は再度減圧濃縮した後、有機
溶媒で抽出して生成物をさらに得る。抽出溶媒と
しては酢酸エチルまたはメチルイソブチルケトン
が好ましく用いられる。 また生成物のひとつのシクロペンタン−1,3
−ジオンは媒体中で結晶する場合があり、ロ過に
より容易に分離することも出来る。 かくして前記式〔〕で示される光学活性4−
ヒドロキシ−2−シクロペンテノンおよび1,3
−シクロペンタンジオンが得られる。 光学活性4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノ
ンは必要に応じて更にその水酸基を保護せしめて
もよい。 かかる化合物の水酸基を保護するには、公知の
反応を採用することができる。 すなわち、保護基が例えばアセチル基、プロパ
ノイル基、クロロアセチル基、ベンゾイル基、p
−ブロモベンゾイル基、p−ニトロベンゾイル
基、モツシヤ試薬等のアシル基の場合には、酸ハ
ロゲン化物もしくは酸無水物とピリジンとを反応
せしめることにより容易に保護基を導入すること
ができる。また保護基がトリメチルシリル基、ジ
メチル−t−ブチルシリル基等のトリアルキルシ
リル基の場合には、トリアルキルシリルハロゲン
化物とイミダゾールとヘキサメチルホスホリツク
トリアミドを反応せしめることによつて保護基を
導入することができる。また保護基が2−テトラ
ヒドロピラニル基;2−テトラヒドロフラニル
基、α−エトキシエチル基、α−エトキシ−α−
メチルエチル基等の場合は対応するビニルエーテ
ル化合物であるジヒドロピラン、ジヒドロフラ
ン、エチルビニルエーテル、エチルイソプロペニ
ルエーテルをパラトルエンスルホン酸などの酸性
触媒存在下に接触せしめることにより保護基を導
入することができる。 この保護された水酸基を有する生成物はその光
学純度をさらに上げるために再結晶等の手段で処
理しても良い。特に保護基がブチルジメチルシリ
ル基の場合は低温で例えばペンタン、ヘキサン等
の酸化水素類を用いて再結晶され、光学純度を上
げることも出来る。 以上の如くして、種々のプロスタグランジン類
の合成中間体となり得る光学活性な4−ヒドロキ
シ−2−シクロペンテノンを、容易に入手し得る
4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノンより高い
光学収率で効率よく製造することが出来、しかも
同時に1,3−シクロペンタンジオンも得ること
が出来る。この製法は原料として用いた4−ヒド
ロキシ−2−シクロペンテノンの骨格構造をほぼ
定量的に利用出来る点にあり、比較的高い光学活
性を簡単にしかも温和な条件で誘起出来る点であ
り、従来の方法に比べて非常に工程数が短かく、
目的の光学活性体を得ることが出来る、新規で有
利な方法と言える。 <実施例> 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。 実施例 1 あらかじめ乾燥、アルゴン置換した5mm管
NMR管に約2mgのRh〔(R)−binap〕
(CH3OH)2+ClO4 -を計り取り、ナトリウム−カ
リウムより蒸留しナトリウムミテー中に保存した
重水素化テトラヒドロフラン(THF−d3)を0.5
ml蒸留によつて導入する。脱気、乾燥済みの
(±)−4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン
(25μ)をマイクロシリンジで、アルゴン気流
下、−78℃で先に用意したTHF−d3の触媒溶液
(一部不溶)に導入する。2回の脱気操作後0℃
に昇温し、13日間放置した。この間に完全に溶液
となり、黄橙々色から濃い緑色の溶液へと変化す
る。 反応混合液を直接、フラツシユカラムクロマト
に供し(シリカゲル6g、エーテル−ヘキサン
8:1.5→エーテル→ジクロロメタン−メタノー
ル9:1)触媒、目的物の8.5mgの4−ヒドロキ
シ−2−シクロペンテノン(A)および17.9mgの1,
3−シクロペンタンジオン(B)を分離した。分離し
た4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノンはただ
ちにメチレンクロリト(0.5mlに溶かし、モツシ
ヤー試薬((+)−MTPACl)(20μ)とピリジ
ン(50μ)を加え、室温1〜5時間放置する。 反応混合液を酸性条件下、エーテル(全量約15
ml)で抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して黄色油状物
質を得る。この混合物をフラツシユクロマト(シ
リカゲル6g、エーテル−ヘキサン1:5→1:
3)で分離し24mgの(+)MTPACエステル体を
得た。HPLC分析により87%eeと決定した。 実施例 2〜9 実施例1と同様な動力学的分割を実施し、下表
に示したように、触媒、溶媒、温度、時間等の
種々の条件下での結果を得た。 【表】 【表】 参考例 1 4(R)−t−ブチルジメチルシロキシ−2−シク
ロペンテン−1−オンの合成 4(R)−ヒドロキシ−2−シクロペンテン−1−
オン1.84mg(1.88mmol)をヘキサメチルホスホ
リツクトリアミド(NMPA)5mlにとかし、0
℃にてt−ブチルジメチルシリルクロライド369
mg(2.45mmol)を加え、そのまま終夜撹拌す
る。反応後エーテルを加えた後水洗を行うと油状
物320mgが得られる。これをカラムクロマトグラ
フイーに付し、n−ヘキサン−酢酸エチル(2:
1)により精製することにより4(R)−t−ブチル
ジメチルシロキシ−2−シクロペンテン−1−オ
ン294mg(74%)が得られる。 〔α23 D:+55.7° C:0.42 MeOH 参考例 2 再結晶−1 得られた光学純度87%eeの4(R)−t−ブチル−
ジメチルシロキシ−2−シクロペンテノン2.360
g(室温で結晶)(R体=2.207g、S体=0.153
g)を200mlナスフラスコに採りペンタン110mlに
溶解する。これをN2下でイソプロピルアルコー
ルの冷却バスにつけ冷却バスにドライアイス片を
少しづつ入れ徐々に冷却する。約−45℃で白色針
状の結晶が生成する。温度を約−50℃に保ち1時
間静置後、−50℃に冷却した3G−グラスフイルタ
ーに移し瞬時に低温減圧過した。 分離した結晶部を減圧乾燥して0.755g(32%)
の結晶−を得た。又母液を減圧濃縮・減圧乾燥
して1.605g(68%)の母液−(室温で結晶)
を得た。 これらのm.p.光学純度、収量は下表の通りであ
る。 【表】 再結晶−2 再結晶−1での母液−1.605gをペンタン70
mlに溶解し、再結晶−1と同様に−50℃での低温
再結晶操作を行い1.042g(収量44%)の結晶−
と0.563g(24%)の母液−2を得た。 これらの光学純度、収量は下表の通りである。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式〔〕 〔式中、〜〜〜線はαおよびβ−結合の任意の比
    を表わす。〕 で表わされる4−ヒドロキシ−2−シクロペンテ
    ノンを光学活性ロジウム錯体と接触させることを
    特徴とする下記式〔〕 〔式中、*印は光学活性が誘起された不斉炭素原
    子を表わす。〕 で表わされる光学活性4−ヒドロキシ−2−シク
    ロペンテノン及び1,3−シクロペンタンジオン
    の製法。 2 光学活性ロジウム錯体が下記式〔〕 <Rh(binap)Ln> X ……〔〕 〔式中、binapは光学活性2,2′−ビス(ジフエ
    ニルホスフイノ)−1,1′−ビナフチルであり、
    Lは配位子を表わし、Xはパークロレートまたは
    テトラフルオロボレートを表わし、nは1または
    2の整数を表わす。〕 で表わされる錯体である特許請求の範囲第1項記
    載の光学活性4−ヒドロキシ−2−シクロペンテ
    ノン及び1,3−シクロペンタンジオンの製法。 3 配位子がメタノールまたシクロオクタジエン
    である特許請求の範囲第2項記載の光学活性4−
    ヒドロキシ−2−シクロペンテノン及び1,3−
    シクロペンタンジオンの製法。
JP61132777A 1986-06-10 1986-06-10 光学活性4−ヒドロキシ−2−シクロペンテノン類及び関連化合物の製法 Granted JPS62289542A (ja)

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