JPH0535236Y2 - - Google Patents

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JPH0535236Y2
JPH0535236Y2 JP1989100302U JP10030289U JPH0535236Y2 JP H0535236 Y2 JPH0535236 Y2 JP H0535236Y2 JP 1989100302 U JP1989100302 U JP 1989100302U JP 10030289 U JP10030289 U JP 10030289U JP H0535236 Y2 JPH0535236 Y2 JP H0535236Y2
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opening
lid
ring
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annular groove
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、ブラダのフランジによる密封手段を
備える圧力容器において、蓋体や蓋押え環をフラ
ンジなしで係止させる装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、圧力容器における開口内へ嵌入して開口
を塞がせた蓋体を上記開口の内周に形成しためね
じに螺合して押さえさせる螺環の上部に環状溝を
形成し、この環状溝に円形断面の割リングを嵌め
付け、この割リングの外側下部を上記開口の上端
内側に形成した斜面に係合させて割リングを環状
溝へ圧接させる圧力容器の蓋押さえ螺環係止装置
は、実開昭55−124658号公報により公知であり、
又、ナツトの内側にブツシユとOリングを重ね
て、Oリングの内側に螺合するおねじを有する挿
入軸の円錐部を圧入して、前記Oリングを穴の内
周とブツシユの端面とに圧接させる穴密閉用キヤ
ツプは、実開昭60−89463号公報により公知であ
る。
(考案が解決しようとする課題) 前記した従来の蓋押さ螺環係止装置は、螺環の
環状溝に単一の割リングを収容し、その環状溝よ
り突出する部分を圧力容器における開口上縁の内
側に設けた斜面へ当接させて、ブラダのフランジ
を押さえさせるものであるから、押さえ量が一定
していて同一材質のブラダについては強度、シー
ル性共に充分なブラダの取付けができる。しか
し、ブラダはその材質が変るとこれに伴い物理的
特性が変化するため、一定した押さえ量ではフラ
ンジの取付け強度、シール性共に不十分になる場
合を生じるが、単一のリンクではこれを解決する
ことはできない。そこで、ブラダのフランジの厚
さを加減して押え量を増減させることにより課題
の解決を計つているが、この場合は、ブラダのフ
ランジの厚さを変えるために高価なブラダの成形
金型を変えなければならないので製品コストが高
く付く。
又、穴密閉用キヤツプは、二つのリングを重ね
て使用し、その下の剛性リングの上に乗せたOリ
ングへ挿入軸の円錐部を挿入して、Oリングを外
側へ拡がらせると共に下側へも加圧させて穴の内
周部分とブツシユの端面の両方に圧着させて穴の
密閉性を高めることはできるが、おねじに設けた
環状溝へ重ねて係止用と調整用の二つの割リング
を収容し、その下側のリングをめねじの外側に設
けた斜面へ圧接して、斜面により内側へつぼめら
れる力と押し上げ力を加え、おねじの螺入を阻止
させてこれの確実な係止作用を行させることはで
きないものである。
本考案は、前記した従来の問題点を解決するた
めになされたもので、蓋体や蓋押さえ環の係止作
用を環状溝に収容した割リングに果たさることが
できて、しかも、係止用割リングの上に重ねる調
整用割リングの線径を変えれば、ブラダのフラン
ジの押さえ量を任意に加減して、ブラダの材質に
は関係なく常に一定した取付強度とシール性を得
る目的が達成されるものである。
ロ 考案の構成 (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案の手段は、圧
力容器における開口のめねじへ周面のおねじ、又
は蓋押え螺環のおねじを螺合させて、前記開口の
受段部に支持されるブラダのフランジの押さえ
と、前記開口の閉塞とを行わせる前記蓋体、又は
蓋押さえ環の外周上部に環状溝を形成し、この環
状溝に円形断面の一部が溝外へ突出する剛性の係
止用割リングと、この割リングに重ねる剛性の調
整用割リングとを収容し、前記係止用割リングの
前記環状溝から突出する部分を前記圧力容器にお
ける開口上縁のめねじよりも外側に設けた斜面へ
当接させた圧力容器の蓋体等の係止装置の構成に
ある。
(作用) 前記のように構成される係止装置は、図面第1
図に示す蓋体螺合式の場合は、圧力容器内へ開口
からブラダを挿入し、そのフランジを受段部に支
持させて置いて、蓋体に設けた環状溝へ係止用割
リングと、ブラダの材質に適合した押さえ量が得
られる調整用割リングとを重ねて収容してから、
前記蓋体のおねじを前記開口の内周に設けためね
じへ螺合させると、蓋体は開口内を下降して下端
の押さえ段部と前記受段部との間に前記したブラ
ダのフランジを挟み付け、フランジの押さえ量を
次第に増大して行つて、適当な押さえ量が与えら
れたとき、環状溝から一部が突出する係止用割リ
ングの外側下面は圧力容器における開口上縁のね
じよりも外側に設けた斜面へ当接して、斜面によ
り内側へつぼめられる力と押し上げ力とを加えら
れるため、蓋体の螺入を阻止して確実な係止作用
を行うと共に、 ブラダのフランジを適切な押さえ量により押さ
えて、ブラダを強度とシール性共に充分な状態に
圧力容器へ取付けるものである。
又、第3図に示す蓋押さえ環螺合式の場合は、
圧力容器内へ開口からブラダを挿入し、そのフラ
ンジを受段部に支持させた後、前記開口へ蓋体を
嵌め込んで、その押え段部と前記受段部との間に
前記ブラダのフランジを挟ませて置き、蓋押さえ
環に設けた環状溝へ係止用割リングと、ブラダの
材質に適合した押え量が得られる調整用割リング
とを重ねて収容してから前記蓋押さえ環のおねじ
を、前記開口の内周に設けためねじへ螺合させる
と、蓋押さえ環は開口内を下降して蓋体を押さ
え、蓋体の押さえ段部と前記受段部との間に前記
したブラダのフランジを挟み付け、フランジの押
さえ量を次第に増大して行つて、適当な押さえ量
が与えられたとき、環状溝から一部が突出する係
止用割リングの外側下面は圧力容器における開口
上縁のねじよりも外側に設けた斜面へ当接して、
斜面により内側へつぼめられる力と押し上げ力と
を加えられるため、蓋押さえ環の螺入を阻止して
確実な係止作用を行うと共に、ブラダのフランジ
を適切な押さえ量により押さえ付け、ブラダを強
度とシール性共に充分な状態に圧力容器へ取付け
るものである。
(実施例) 以下に本考案に係る装置の実施例を図面に基い
て説明する。
図面第1図及び第2図は、蓋体螺合式の実施例
を示すもので、図において1はアキユムレータ等
の圧力容器で、鋼材等を用いて耐圧力の大きい形
状に形成し、その上部に開口2を設けてある。
3は前記開口2の内端側に設けた受段部で、開
口2内へ嵌合してその奥側の段付4に支持させた
環体を用い、これにゴム等の柔軟で弾性に優れる
材料により形成したブラダ5のフランジ6の外周
に設けた環状溝7を係合させ、シール部材を兼ね
るフランジ6を支持させる。
8は前記した開口2へ嵌合する蓋体で、その下
部外側に前記圧力容器1の受段部3に対応してこ
れとの間に前記フランジ6を挟持する鈎形の押さ
え段部9を周設し、該押さえ段部9の上側周面に
第2図に示すように前記した圧力容器1の開口2
に設けためねじ10へ螺合するおねじ11を設
け、おねじ11の上側周面、即ち上端側には後期
する二種類の割リングを収容するための環状溝1
2を形成し、中央部には前記ブラダ5へ圧力流体
を封入するための給気弁13を取付けてある。
14は前記した蓋体8の係止用割リングで、鋼
材等の剛性材料により形成した円形断面のリング
の一箇所を分断して前記環状溝12の下側へ嵌め
付けると、その一部が前記環状溝12より突出
し、蓋体8を圧力容器1の開口2へ螺合すると
き、前記突出部が前記開口2の内周上縁のめねじ
10よりも外側に設けた斜面15へ当接して、斜
面により内側へつぼめられる力と押し上げ力とを
加えられるため、蓋体8の螺入を阻止して、蓋体
8を開口2上へ確実に係止する。
16は前記したフランジ6の押さえ量を調整す
る割リングで、鋼等の剛性材料により形成した円
形断面のリングを一箇所を分断して前記環状溝1
2の上側へ嵌め付け、これを係止用割リング14
に重ねてそのリングの高さを増加させるもので、
その増加度合は調整用割リング16の線径に比例
的に変化するから、ブラダの材質を変更する時
は、その弾力に適合した高さが得られる線径の調
整用割リング16を選定し、フランジ6の押さえ
量を材質により加減して、常に強度とシール性が
充分な圧力容器1へのブラダ5の取付けができる
ようにしたものである。
第3図及び第4図は蓋押さえ環螺合式の実施例
を示すもので、図において17はアキユムレータ
等の圧力容器で、鋼材等を用いて耐圧力の大きい
形状に形成し、その上部に開口18を設けてあ
る。
19は前記開口18の内端側に設けた受段部
で、ゴム等の柔軟で弾性に優れる材料により形成
したブラダ20のシール部材を兼ねるフランジ2
1を支持させる。
22は前記した開口18へ嵌合する蓋体で、そ
の下部外側に前記圧力容器17の受段部19に対
応してこれとの間に前記フランジ21を挟持する
鈎形の押さえ段部23を周設し、外周には環状溝
24を巡らして、この溝24にシールリング25
を嵌め込み、中央部に前記ブラダ20へ圧力流体
を封入するための給気弁26を装入する筒部27
を設けてある。
28は前記した蓋体22を押さえさせる蓋押さ
え環で、周面に設けたおねじ29を前記開口18
の内周に形成しためねじ30へ螺合させて、蓋体
22を押さえさせると共に、上部外周に後記する
二種類の割リングを収容するための環状溝31を
形成してある。
32は蓋押さえ環28の係止用割リングで鋼等
の剛性材料により形成した円形断面のリングを一
箇所分断して前記環状溝31の下側へ嵌め付ける
と、その一部が前記環状溝31より突出し、蓋押
さえ環28を圧力容器17の開口18へ螺合する
とき、前記突出部が前記開口18の上縁のめねじ
30よりも外側に設けた斜面33へ当接して、斜
面により内側へつぼめられる力と押し上げ力とを
加えられるため、蓋押さえ環28の螺入を阻止し
て、押さえ環28をフランジなしで開口18上へ
確実に係止する。
34は前記したフランジ21の押さえ量を調整
する割リングで、鋼等の剛性材料により形成した
円形断面のリングを一箇所分断して前記環状溝3
1の上側へ嵌め付け、これを係止用割リング32
に重ねてその高さを増加させるもので、その増加
度合は調整用割リング34の線径に比例的に変化
するから、ブラダ20の材質を変更する時は、そ
の弾力に適合した高さが得られる線径の調整用割
リング34を選定し、フランジ21の押さえ量を
材質により加減して、常に強度とシール性が充分
な圧力容器17へのブラダ20の取付けができる
ようにしたものである。
ハ 考案の効果 前記のように構成される圧力容器の蓋体等の係
止装置は、蓋体又は蓋押さえ環を圧力容器の開口
へ螺合させると、環状溝に収容した係止用割リン
グの一部が圧力容器における開口上縁のめねじよ
りも外側に設けた斜面へ当接して、斜面により内
側へつぼめられる力と押し上げ力とを加えられる
ため、環状溝内に安定して蓋体などを係止する作
用を確実に行う。
材質の異なるブラダを使用するときは、係止用
割リングに重ねる調整用割リングの線径を変える
と、各種材料のブラダのフランジに対してそれぞ
れ適切な押え量が得られるから、ブラダをその材
質が変わつても同一の金型で製造することによ
り、金型代を安くして製品のコストを従来品と同
程度に抑え得る。等の特有の効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る圧力容器の蓋体係止装置の
実施例を示すもので、第1図は蓋体螺合式の実施
例を示す一部分の縦断正面図。第2図は同上の要
部の拡大縦断正面図。第3図は押さえ環螺合式の
実施例を示す一部分の縦断正面図。第4図は同上
の要部の拡大縦断正面図である。 1,17……圧力容器、2,18……開口、1
0,30……めねじ、11,29……おねじ、
5,20……ブラダ、6,21……フランジ、
3,19……受段部、8,22……蓋体、28…
…押さえ環、12,31……環状溝、14,32
……係止用割リング、16,34……調整用割リ
ング、15,33……斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力容器における開口のめねじへ周面のおね
    じ、又は蓋押さえ環のおねじを螺合させて、前記
    開口の受段部に支持されるブラダのフランジの押
    さえと、前記開口の閉塞とを行わせる前記蓋体、
    又は蓋押さえ環の外周上部に環状溝を形成し、こ
    の環状溝に円形断面の一部が前記環状溝外に突出
    する剛性の係止用割リングと、この割リングに重
    ねる剛性の調整割リングとを収容し、前記係止用
    割リングの前記環状溝から突出する部分を、前記
    圧力容器の開口上縁のめねじよりも外側に設けた
    斜面へ当接させたことを特徴とする圧力容器の蓋
    体等の係止装置。
JP1989100302U 1989-08-28 1989-08-28 Expired - Lifetime JPH0535236Y2 (ja)

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