JPH0536020A - 磁気ヘツド及びその製造方法 - Google Patents
磁気ヘツド及びその製造方法Info
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- JPH0536020A JPH0536020A JP20887091A JP20887091A JPH0536020A JP H0536020 A JPH0536020 A JP H0536020A JP 20887091 A JP20887091 A JP 20887091A JP 20887091 A JP20887091 A JP 20887091A JP H0536020 A JPH0536020 A JP H0536020A
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- head
- metal thin
- ferromagnetic metal
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一対のヘッドコア基板に磁気記録媒体上のト
ラックピッチと略等しい段差Dを形成した後、一方のヘ
ッドコア基板の段差形成面上に強磁性金属薄膜を成膜
し、上記一方のヘッドコア基板に対し強磁性金属薄膜を
挾んで他方のヘッドコア基板を接合一体化してヘッドコ
アブロック81を形成する。そして、上記ヘッドコアブ
ロック81の上記段差位置に、アジマス角の略2倍相当
の角度αを持って互いに傾斜する一対の斜面82a,8
2bを有する溝82を上記強磁性金属薄膜が分断される
ように形成する。 【効果】 一対の磁気ギャップのトラック位置を正確な
ものとすることができる。
ラックピッチと略等しい段差Dを形成した後、一方のヘ
ッドコア基板の段差形成面上に強磁性金属薄膜を成膜
し、上記一方のヘッドコア基板に対し強磁性金属薄膜を
挾んで他方のヘッドコア基板を接合一体化してヘッドコ
アブロック81を形成する。そして、上記ヘッドコアブ
ロック81の上記段差位置に、アジマス角の略2倍相当
の角度αを持って互いに傾斜する一対の斜面82a,8
2bを有する溝82を上記強磁性金属薄膜が分断される
ように形成する。 【効果】 一対の磁気ギャップのトラック位置を正確な
ものとすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディジタルVT
R(ディジタルビデオテープレコーダ)等に使用して有
用な磁気ヘッド及びその製造方法に関する。
R(ディジタルビデオテープレコーダ)等に使用して有
用な磁気ヘッド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラービデオ信号をディジタル化
して磁気テープ等の磁気記録媒体に記録するディジタル
VTR(ディジタルビデオテープレコーダ)としては、
放送局用のD1フォーマットのコンポーネント形のディ
ジタルVTR及びD2フォーマットのコンポジット形の
ディジタルVTRが実用化されている。
して磁気テープ等の磁気記録媒体に記録するディジタル
VTR(ディジタルビデオテープレコーダ)としては、
放送局用のD1フォーマットのコンポーネント形のディ
ジタルVTR及びD2フォーマットのコンポジット形の
ディジタルVTRが実用化されている。
【0003】ところが、これらディジタルVTRは、共
に放送局用に使用されることを前提として設計されてい
るため、画質最優先とされ、1サンプルが例えば8ビッ
トにA/D変換されたディジタルカラービデオ信号を実
質的に圧縮することなしに記録するようになされてい
る。このため、上述のディジタルVTRでは、データの
記録密度としては約0.49×105 bit/mm2 で
あり、テープ幅19mmの磁気テープを用いた場合でも
高々1.5時間程度の再生時間しか得られず、民生用の
VTRとして使用するには適当でない。
に放送局用に使用されることを前提として設計されてい
るため、画質最優先とされ、1サンプルが例えば8ビッ
トにA/D変換されたディジタルカラービデオ信号を実
質的に圧縮することなしに記録するようになされてい
る。このため、上述のディジタルVTRでは、データの
記録密度としては約0.49×105 bit/mm2 で
あり、テープ幅19mmの磁気テープを用いた場合でも
高々1.5時間程度の再生時間しか得られず、民生用の
VTRとして使用するには適当でない。
【0004】一方、例えば、5μmのトラック幅に対し
て記録波長0.5μmの信号を記録するようにすれば、
8×105 bit/mm2 の高記録密度を実現すること
ができ、記録情報量を再生歪みが少ないような形で圧縮
する方法を併用することによって、テープ幅が8mm或
いはそれ以下の幅狭の磁気テープを使用しても長時間の
記録再生が可能となる。
て記録波長0.5μmの信号を記録するようにすれば、
8×105 bit/mm2 の高記録密度を実現すること
ができ、記録情報量を再生歪みが少ないような形で圧縮
する方法を併用することによって、テープ幅が8mm或
いはそれ以下の幅狭の磁気テープを使用しても長時間の
記録再生が可能となる。
【0005】しかしながら、従来の家庭用VTR等で用
いられている例えば回転ドラム上にアジマス角の異なる
一対の磁気ヘッドを180度相対向して搭載し、これら
磁気ヘッドで記録再生を行う方法では、回転ドラムの偏
心等により先行する磁気ヘッドによって記録されたトラ
ックと、180度相対向して配置された後続の磁気ヘッ
ドによって記録されたトラックとが平行にならず、部分
的に重なり合うという異常トラックパターンが発生す
る。このような異常トラックパターンが発生すると、先
行する磁気ヘッドによって記録された信号の一部が消去
され、十分な再生出力が得られずにビットエラーレート
が非常に高くなってしまうという不都合が生ずる。
いられている例えば回転ドラム上にアジマス角の異なる
一対の磁気ヘッドを180度相対向して搭載し、これら
磁気ヘッドで記録再生を行う方法では、回転ドラムの偏
心等により先行する磁気ヘッドによって記録されたトラ
ックと、180度相対向して配置された後続の磁気ヘッ
ドによって記録されたトラックとが平行にならず、部分
的に重なり合うという異常トラックパターンが発生す
る。このような異常トラックパターンが発生すると、先
行する磁気ヘッドによって記録された信号の一部が消去
され、十分な再生出力が得られずにビットエラーレート
が非常に高くなってしまうという不都合が生ずる。
【0006】このような場合、例えば1つのヘッドベー
ス上にアジマス角の異なるいわゆる逆アジマスとなる2
つの磁気ヘッドをヘッド走行方向に相対向して近接して
設け、これら磁気ヘッドで同時に磁気テープに対して記
録再生する方法が有効である。すなわち、互いに異なる
アジマス角を有する逆アジマスの磁気ギャップを有した
一対の磁気ヘッドをヘッド走行方向に相対向して所定の
ギャップ間距離を持って近接配置し、且つ磁気テープ上
に記録される各トラックが一部重なるように磁気ギャッ
プ位置をトラックピッチ方向に所定距離ずらして配置す
るようにする。
ス上にアジマス角の異なるいわゆる逆アジマスとなる2
つの磁気ヘッドをヘッド走行方向に相対向して近接して
設け、これら磁気ヘッドで同時に磁気テープに対して記
録再生する方法が有効である。すなわち、互いに異なる
アジマス角を有する逆アジマスの磁気ギャップを有した
一対の磁気ヘッドをヘッド走行方向に相対向して所定の
ギャップ間距離を持って近接配置し、且つ磁気テープ上
に記録される各トラックが一部重なるように磁気ギャッ
プ位置をトラックピッチ方向に所定距離ずらして配置す
るようにする。
【0007】この場合、ディジタル画像信号の長時間記
録及びアフターレコーディングを考慮すると、相対向す
る磁気ヘッドのギャップ間距離をなるべく狭くする必要
がある。また、他方の磁気ヘッドからの隣接クロストー
クを考慮すると、磁気ヘッドのアジマス角を大きくする
ことが望ましい。
録及びアフターレコーディングを考慮すると、相対向す
る磁気ヘッドのギャップ間距離をなるべく狭くする必要
がある。また、他方の磁気ヘッドからの隣接クロストー
クを考慮すると、磁気ヘッドのアジマス角を大きくする
ことが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
磁気ヘッドにおいては、ディジタル画像信号の長時間記
録を考慮してギャップ間距離をなるべく小さくする必要
があるが、余り小さくすると相対向する磁気コア部のコ
ア幅が小さく、例えば60μm程度しか取れなくなる。
このため、コア断面積の減少によりヘッド効率が低下
し、十分なビットエラーレートが確保できなくなる。
磁気ヘッドにおいては、ディジタル画像信号の長時間記
録を考慮してギャップ間距離をなるべく小さくする必要
があるが、余り小さくすると相対向する磁気コア部のコ
ア幅が小さく、例えば60μm程度しか取れなくなる。
このため、コア断面積の減少によりヘッド効率が低下
し、十分なビットエラーレートが確保できなくなる。
【0009】また、磁気ヘッド自体も小さくなるため
に、ヘッドチップ加工が極めて難しくなり、生産性が劣
化する。さらには、同一のヘッドベース上に小さな磁気
ヘッドを所定のディメンションで配置する作業が極めて
困難となり、予め設定されギャップ間距離やトラック間
段差等の維持が難しくなる。このため、寸法精度が劣化
し、ディジタル画像信号の記録再生が劣化してしまう。
に、ヘッドチップ加工が極めて難しくなり、生産性が劣
化する。さらには、同一のヘッドベース上に小さな磁気
ヘッドを所定のディメンションで配置する作業が極めて
困難となり、予め設定されギャップ間距離やトラック間
段差等の維持が難しくなる。このため、寸法精度が劣化
し、ディジタル画像信号の記録再生が劣化してしまう。
【0010】そこで本発明は、上述の技術的課題を解決
するために提案されたものであって、相対向する磁気コ
ア半体のコア断面積を確保しつつヘッド効率を向上さ
せ、しかも寸法精度に優れたディジタル画像信号を記録
再生するのに良好な磁気ヘッドを提供することを目的す
る。さらに本発明は、寸法精度に優れた磁気ヘッドを簡
単に製造することが可能な磁気ヘッドの製造方法を提供
することを目的とする。
するために提案されたものであって、相対向する磁気コ
ア半体のコア断面積を確保しつつヘッド効率を向上さ
せ、しかも寸法精度に優れたディジタル画像信号を記録
再生するのに良好な磁気ヘッドを提供することを目的す
る。さらに本発明は、寸法精度に優れた磁気ヘッドを簡
単に製造することが可能な磁気ヘッドの製造方法を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の磁気ヘッドは、強磁性金属薄膜が基板に
挾み込まれてなり該強磁性金属薄膜の端面が臨む磁気ギ
ャップ形成面が斜面とされてなる第1の磁気コアと、上
記第1の磁気コアの磁気ギャップ形成面上にギャップ材
を介して成膜された強磁性金属薄膜からなる第2の磁気
コアとを有し、上記第1の磁気コアの強磁性金属薄膜の
端面と第2の磁気コアである強磁性金属薄膜の接合界面
に磁気ギャップが形成されてなる一対の磁気ヘッド素子
が隣接配置されてなり、上記各磁気ヘッド素子は、斜面
とされた第1の磁気コアの磁気ギャップ形成面同士が互
いに対向するように配置され、一対の磁気ギャップが互
いに異なる向きのアジマス角を有するように配置される
とともに、これら磁気ギャップが、トラックピッチ方向
において磁気記録媒体上のトラックピッチと略等しい段
差を有し、且つヘッド走行方向において所定のギャップ
間段差を有するように配置されてなるものである。
めに、本発明の磁気ヘッドは、強磁性金属薄膜が基板に
挾み込まれてなり該強磁性金属薄膜の端面が臨む磁気ギ
ャップ形成面が斜面とされてなる第1の磁気コアと、上
記第1の磁気コアの磁気ギャップ形成面上にギャップ材
を介して成膜された強磁性金属薄膜からなる第2の磁気
コアとを有し、上記第1の磁気コアの強磁性金属薄膜の
端面と第2の磁気コアである強磁性金属薄膜の接合界面
に磁気ギャップが形成されてなる一対の磁気ヘッド素子
が隣接配置されてなり、上記各磁気ヘッド素子は、斜面
とされた第1の磁気コアの磁気ギャップ形成面同士が互
いに対向するように配置され、一対の磁気ギャップが互
いに異なる向きのアジマス角を有するように配置される
とともに、これら磁気ギャップが、トラックピッチ方向
において磁気記録媒体上のトラックピッチと略等しい段
差を有し、且つヘッド走行方向において所定のギャップ
間段差を有するように配置されてなるものである。
【0012】さらに本発明にかかる磁気ヘッドの製造方
法は、一対のヘッドコア基板に磁気記録媒体上のトラッ
クピッチと略等しい段差を形成する工程と、一方のヘッ
ドコア基板の段差形成面上に強磁性金属薄膜を成膜する
工程と、上記ヘッドコア基板に対し強磁性金属薄膜を挾
んで他方のヘッドコア基板を接合一体化してヘッドコア
ブロックを形成する工程と、上記ヘッドコアブロックの
上記段差位置に、アジマス角の略2倍相当の角度を持っ
て互いに傾斜する一対の斜面を有する溝を上記強磁性金
属薄膜が分断されるように形成する工程と、上記溝の各
斜面上に強磁性金属薄膜を成膜する工程とを有してなる
ものである。
法は、一対のヘッドコア基板に磁気記録媒体上のトラッ
クピッチと略等しい段差を形成する工程と、一方のヘッ
ドコア基板の段差形成面上に強磁性金属薄膜を成膜する
工程と、上記ヘッドコア基板に対し強磁性金属薄膜を挾
んで他方のヘッドコア基板を接合一体化してヘッドコア
ブロックを形成する工程と、上記ヘッドコアブロックの
上記段差位置に、アジマス角の略2倍相当の角度を持っ
て互いに傾斜する一対の斜面を有する溝を上記強磁性金
属薄膜が分断されるように形成する工程と、上記溝の各
斜面上に強磁性金属薄膜を成膜する工程とを有してなる
ものである。
【0013】さらに本発明にかかる磁気ヘッドの製造方
法は、磁気記録媒体上のトラックピッチに相当する段差
をDとし、ヘッド走行方向におけるギャップ間段差をG
Lとしたときに、θ=tan-1(D/GL)なる傾斜を
一対のヘッドコア基板にそれぞれ形成する工程と、一方
のヘッドコア基板の傾斜面上に強磁性金属薄膜を成膜す
る工程と、上記ヘッドコア基板に対し強磁性金属薄膜を
挾んで他方のヘッドコア基板を接合一体化してヘッドコ
アブロックを形成する工程と、上記ヘッドコアブロック
に、アジマス角の略2倍相当の角度を持って互いに傾斜
する一対の斜面を有する溝を上記強磁性金属薄膜が分断
されるように形成する工程と、上記溝の各斜面上に強磁
性金属薄膜を成膜する工程とを有してなるものである。
法は、磁気記録媒体上のトラックピッチに相当する段差
をDとし、ヘッド走行方向におけるギャップ間段差をG
Lとしたときに、θ=tan-1(D/GL)なる傾斜を
一対のヘッドコア基板にそれぞれ形成する工程と、一方
のヘッドコア基板の傾斜面上に強磁性金属薄膜を成膜す
る工程と、上記ヘッドコア基板に対し強磁性金属薄膜を
挾んで他方のヘッドコア基板を接合一体化してヘッドコ
アブロックを形成する工程と、上記ヘッドコアブロック
に、アジマス角の略2倍相当の角度を持って互いに傾斜
する一対の斜面を有する溝を上記強磁性金属薄膜が分断
されるように形成する工程と、上記溝の各斜面上に強磁
性金属薄膜を成膜する工程とを有してなるものである。
【0014】
【作用】例えば、2つの磁気ヘッドを回転ドラムに18
0度相対向して配置してなる磁気ヘッドを用いて記録再
生した場合には、回転ドラムの偏心等により、先行する
磁気ヘッドによって記録されたトラックと、180度相
対向して配置された後続の磁気ヘッドによって記録され
たトラックとが平行にならず、部分的に重なり合うとい
う異常トラックパターンが発生し、先行する磁気ヘッド
によって記録された信号の一部が消去され、十分な再生
出力が得られずビットエラーレートが非常に高くなる。
0度相対向して配置してなる磁気ヘッドを用いて記録再
生した場合には、回転ドラムの偏心等により、先行する
磁気ヘッドによって記録されたトラックと、180度相
対向して配置された後続の磁気ヘッドによって記録され
たトラックとが平行にならず、部分的に重なり合うとい
う異常トラックパターンが発生し、先行する磁気ヘッド
によって記録された信号の一部が消去され、十分な再生
出力が得られずビットエラーレートが非常に高くなる。
【0015】しかしながら、本発明にかかる磁気ヘッド
においては、互いに異なる向きのアジマス角を有する一
対の磁気ギャップを有した1つの磁気ヘッドを回転ドラ
ムに搭載して記録再生するものであるので、回転ドラム
が偏心していても異常トラックパターンが発生しない。
また、本発明においては、互いに異なる向きのアジマス
角とされた一対の磁気ギャップを有した1つの磁気ヘッ
ドからなるので、2つの磁気ヘッドを別々に作製してヘ
ッドベース上に貼り付けた磁気ヘッドに比べて遥かに寸
法精度が高い。
においては、互いに異なる向きのアジマス角を有する一
対の磁気ギャップを有した1つの磁気ヘッドを回転ドラ
ムに搭載して記録再生するものであるので、回転ドラム
が偏心していても異常トラックパターンが発生しない。
また、本発明においては、互いに異なる向きのアジマス
角とされた一対の磁気ギャップを有した1つの磁気ヘッ
ドからなるので、2つの磁気ヘッドを別々に作製してヘ
ッドベース上に貼り付けた磁気ヘッドに比べて遥かに寸
法精度が高い。
【0016】一方、本発明にかかる磁気ヘッドの製造方
法においては、予めヘッドコア基板に磁気記録媒体上の
トラックピッチと略等しい段差を形成しているので、ア
ジマス角の略2倍相当の角度を持った互いに傾斜する一
対の斜面を有する溝を入れた時点で、同時に一対の磁気
ギャップが形成されるとともに、それら磁気ギャップの
トラック位置が決まる。
法においては、予めヘッドコア基板に磁気記録媒体上の
トラックピッチと略等しい段差を形成しているので、ア
ジマス角の略2倍相当の角度を持った互いに傾斜する一
対の斜面を有する溝を入れた時点で、同時に一対の磁気
ギャップが形成されるとともに、それら磁気ギャップの
トラック位置が決まる。
【0017】また、本発明にかかる磁気ヘッドの製造方
法においては、磁気記録媒体上のトラックピッチに相当
する段差をDとし、ヘッド走行方向におけるギャップ間
段差をGLとしたときに、θ=tan-1(D/GL)な
る傾斜をヘッドコア基板に形成しているので、第1の発
明に係る方法と同様にアジマス角の略2倍相当の角度を
持った互いに傾斜する一対の斜面を有する溝を入れた時
点で、同時に一対の磁気ギャップが形成されるととも
に、それら磁気ギャップのトラック位置が決まる。
法においては、磁気記録媒体上のトラックピッチに相当
する段差をDとし、ヘッド走行方向におけるギャップ間
段差をGLとしたときに、θ=tan-1(D/GL)な
る傾斜をヘッドコア基板に形成しているので、第1の発
明に係る方法と同様にアジマス角の略2倍相当の角度を
持った互いに傾斜する一対の斜面を有する溝を入れた時
点で、同時に一対の磁気ギャップが形成されるととも
に、それら磁気ギャップのトラック位置が決まる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。第1の実施例 本実施例は、記録情報量を再生歪みの少ない形で圧縮
し、トラック幅5μm以下とし記録波長0.5μmで8
×105 bit/mm2 以上の高記録密度を持って、ビ
ットエラーレートの少ない形でテープ幅8mm以下の幅
狭の磁気テープに対して互いに異なる向きのアジマス角
を有する一対の磁気ギャップを有した1つの磁気ヘッド
により、ディジタル画像信号の長時間記録再生を可能と
した例である。
いて図面を参照しながら説明する。第1の実施例 本実施例は、記録情報量を再生歪みの少ない形で圧縮
し、トラック幅5μm以下とし記録波長0.5μmで8
×105 bit/mm2 以上の高記録密度を持って、ビ
ットエラーレートの少ない形でテープ幅8mm以下の幅
狭の磁気テープに対して互いに異なる向きのアジマス角
を有する一対の磁気ギャップを有した1つの磁気ヘッド
により、ディジタル画像信号の長時間記録再生を可能と
した例である。
【0019】先ず、記録情報量を再生歪みの少ない形で
圧縮する方法について図面を参照しながら説明する。こ
の方法は、入力ディジタル画像信号を複数の画素データ
からなるブロック単位のデータに変換してブロック化
し、該ブロック化されたデータをブロック単位に圧縮符
号化し、該圧縮符号化されたデータをチャンネル符号化
し、該チャンネル符号化されたデータを回転ドラムに装
着された本実施例の磁気ヘッドによって磁気テープに記
録するものである。以下、記録側の構成と再生側の構成
とに分けて説明する。
圧縮する方法について図面を参照しながら説明する。こ
の方法は、入力ディジタル画像信号を複数の画素データ
からなるブロック単位のデータに変換してブロック化
し、該ブロック化されたデータをブロック単位に圧縮符
号化し、該圧縮符号化されたデータをチャンネル符号化
し、該チャンネル符号化されたデータを回転ドラムに装
着された本実施例の磁気ヘッドによって磁気テープに記
録するものである。以下、記録側の構成と再生側の構成
とに分けて説明する。
【0020】図1は記録側の構成全体を示すものであ
り、1Y、1U、1Vでそれぞれ示す入力端子に、例え
ばカラービデオカメラからの三原色信号R,G,Bから
形成されたディジタル輝度信号Y、ディジタル色差信号
U、Vが供給される。この場合、各信号のクロックレー
トはD1フォーマットの各コンポーネント信号の周波数
と同一とされる。すなわち、それぞれのサンプリング周
波数が13.5MHz、6.75MHzとされ、且つこ
れらの1サンプル当たりのビット数が8ビットとされて
いる。したがって、入力端子1Y、1U、1Vに供給さ
れる信号のデータ量としては、約216Mbpsとな
る。この信号のうちブランキング時間のデータを除去
し、有効領域の情報のみを取り出す有効情報抽出回路2
によってデータ量が約167Mbpsに圧縮される。
り、1Y、1U、1Vでそれぞれ示す入力端子に、例え
ばカラービデオカメラからの三原色信号R,G,Bから
形成されたディジタル輝度信号Y、ディジタル色差信号
U、Vが供給される。この場合、各信号のクロックレー
トはD1フォーマットの各コンポーネント信号の周波数
と同一とされる。すなわち、それぞれのサンプリング周
波数が13.5MHz、6.75MHzとされ、且つこ
れらの1サンプル当たりのビット数が8ビットとされて
いる。したがって、入力端子1Y、1U、1Vに供給さ
れる信号のデータ量としては、約216Mbpsとな
る。この信号のうちブランキング時間のデータを除去
し、有効領域の情報のみを取り出す有効情報抽出回路2
によってデータ量が約167Mbpsに圧縮される。
【0021】有効情報抽出回路2の出力のうちの輝度信
号Yが周波数変換回路3に供給され、サンプリング周波
数が13.5MHzからその3/4に変換される。この
周波数変換回路3としては、例えば間引きフィルタが使
用され、折り返し歪みが生じないようになされている。
周波数変換回路3の出力信号がブロック化回路5に供給
され、輝度データの順序がブロックの順序に変換され
る。ブロック化回路5は、後段に設けられたブロック符
号化回路8のために設けられている。
号Yが周波数変換回路3に供給され、サンプリング周波
数が13.5MHzからその3/4に変換される。この
周波数変換回路3としては、例えば間引きフィルタが使
用され、折り返し歪みが生じないようになされている。
周波数変換回路3の出力信号がブロック化回路5に供給
され、輝度データの順序がブロックの順序に変換され
る。ブロック化回路5は、後段に設けられたブロック符
号化回路8のために設けられている。
【0022】図3は、符号化の単位のブロックの構造を
示す。この例は、3次元ブロックであって、例えば2フ
レームに跨がる画面を分割することにより、同図に示す
ように(4ライン×4画素×2フレーム)の単位ブロッ
クが多数形成される。なお、図3において実線は奇数フ
ィールドのラインを示し、破線は偶数フィールドのライ
ンを示す。
示す。この例は、3次元ブロックであって、例えば2フ
レームに跨がる画面を分割することにより、同図に示す
ように(4ライン×4画素×2フレーム)の単位ブロッ
クが多数形成される。なお、図3において実線は奇数フ
ィールドのラインを示し、破線は偶数フィールドのライ
ンを示す。
【0023】また、有効情報抽出回路2の出力のうち、
2つの色差信号U、Vがサブサンプリング及びサブライ
ン回路4に供給され、サンプリング周波数がそれぞれ
6.75MHzからその半分に変換された後、2つのデ
ィジタル色差信号が互いにライン毎に選択され、1チャ
ンネルのデータに合成される。したがって、このサブサ
ンプリング及びサブライン回路4からは線順次化された
ディジタル色差信号が得られる。このサブサンプリング
及びサブライン回路4によってサブサンプル及びサブラ
イン化された信号の画素構成を図4に示す。図4中、○
は第1の色差信号Uのサブサンプリング画素を示し、△
は第2の色素信号Vのサンプリング画素を示し、×はサ
ブサンプルによって間引かれた画素の位置を示す。
2つの色差信号U、Vがサブサンプリング及びサブライ
ン回路4に供給され、サンプリング周波数がそれぞれ
6.75MHzからその半分に変換された後、2つのデ
ィジタル色差信号が互いにライン毎に選択され、1チャ
ンネルのデータに合成される。したがって、このサブサ
ンプリング及びサブライン回路4からは線順次化された
ディジタル色差信号が得られる。このサブサンプリング
及びサブライン回路4によってサブサンプル及びサブラ
イン化された信号の画素構成を図4に示す。図4中、○
は第1の色差信号Uのサブサンプリング画素を示し、△
は第2の色素信号Vのサンプリング画素を示し、×はサ
ブサンプルによって間引かれた画素の位置を示す。
【0024】サブサンプリング及びサブライン回路4の
線順次化出力信号がブロック化回路6に供給される。ブ
ロック化回路6では一方のブロック化回路5と同様に、
テレビジョン信号の走査の順序の色差データがブロック
の順序のデータに変換される。このブロック化回路6
は、一方のブロック化回路5と同様に、色差データを
(4ライン×4画素×2フレーム)のブロック構造に変
換する。そしてこれらブロック化回路5及びブロック化
回路6の出力信号が合成回路7に供給される。
線順次化出力信号がブロック化回路6に供給される。ブ
ロック化回路6では一方のブロック化回路5と同様に、
テレビジョン信号の走査の順序の色差データがブロック
の順序のデータに変換される。このブロック化回路6
は、一方のブロック化回路5と同様に、色差データを
(4ライン×4画素×2フレーム)のブロック構造に変
換する。そしてこれらブロック化回路5及びブロック化
回路6の出力信号が合成回路7に供給される。
【0025】合成回路7では、ブロックの順序に変換さ
れた輝度信号及び色差信号が1チャンネルのデータに変
換され、合成回路7の出力信号がブロック符号化回路8
に供給される。このブロック符号化回路8としては、後
述するようにブロック毎のダイナミックレンジに適応し
た符号化回路(ADRCと称する。)、DCT(Dis
crete Cosine Transform)回路
等が適用できる。ブロック符号化回路8の出力信号がフ
レーム化回路9に供給され、フレーム構造のデータに変
換される。このフレーム化回路9では、画素系のクロッ
クと記録系のクロックとの乗り換えが行われる。
れた輝度信号及び色差信号が1チャンネルのデータに変
換され、合成回路7の出力信号がブロック符号化回路8
に供給される。このブロック符号化回路8としては、後
述するようにブロック毎のダイナミックレンジに適応し
た符号化回路(ADRCと称する。)、DCT(Dis
crete Cosine Transform)回路
等が適用できる。ブロック符号化回路8の出力信号がフ
レーム化回路9に供給され、フレーム構造のデータに変
換される。このフレーム化回路9では、画素系のクロッ
クと記録系のクロックとの乗り換えが行われる。
【0026】フレーム化回路9の出力信号がエラー訂正
符号のパリティ発生回路10に供給され、エラー訂正符
号のパリティが生成される。パリティ発生回路10の出
力信号がチャンネルエンコーダ11に供給され、記録デ
ータの低域部分を減少させるようなチャンネルコーディ
ングがなされる。チャンネルエンコーダ11の出力信号
が記録アンプ12A,12Bと回転トランス(図示は省
略する。)を介して一対の磁気ヘッド13A,13Bに
供給され、磁気テープに記録される。なお、オーディオ
信号と、ビデオ信号とは別に圧縮符号化され、チャンネ
ルエンコーダ11に供給される。
符号のパリティ発生回路10に供給され、エラー訂正符
号のパリティが生成される。パリティ発生回路10の出
力信号がチャンネルエンコーダ11に供給され、記録デ
ータの低域部分を減少させるようなチャンネルコーディ
ングがなされる。チャンネルエンコーダ11の出力信号
が記録アンプ12A,12Bと回転トランス(図示は省
略する。)を介して一対の磁気ヘッド13A,13Bに
供給され、磁気テープに記録される。なお、オーディオ
信号と、ビデオ信号とは別に圧縮符号化され、チャンネ
ルエンコーダ11に供給される。
【0027】上述の信号処理によって、入力のデータ量
216Mbpsが有効走査期間のみを抽出するによって
約167Mbpsに低減され、さらに周波数変換とサブ
サンプル、サブラインとによってこれが84Mbpsに
減少される。このデータは、ブロック符号化回路8で圧
縮符号化することにより、約25Mbpsに圧縮され、
その後のパリティ、オーディオ信号等の付加的な情報を
加えて、記録データ量としては31.56Mbpsとな
る。
216Mbpsが有効走査期間のみを抽出するによって
約167Mbpsに低減され、さらに周波数変換とサブ
サンプル、サブラインとによってこれが84Mbpsに
減少される。このデータは、ブロック符号化回路8で圧
縮符号化することにより、約25Mbpsに圧縮され、
その後のパリティ、オーディオ信号等の付加的な情報を
加えて、記録データ量としては31.56Mbpsとな
る。
【0028】次に、再生側の構成について図2を参照し
ながら説明する。図2において磁気ヘッド13A,13
Bからの再生データが回転トランス及び再生アンプ14
A,14Bを介してチャンネルデコーダ15に供給され
る。チャンネルデコーダ15において、チャンネルコー
ディングの復調がされ、チャンネルデコーダ15の出力
信号がTBC回路(時間軸補正回路)16に供給され
る。このTBC回路16において、再生信号の時間軸変
動成分が除去される。TBC回路16からの再生データ
がECC回路17に供給され、エラー訂正符号を用いた
エラー訂正とエラー修整とが行われる。ECC回路17
の出力信号がフレーム分解回路18に供給される。
ながら説明する。図2において磁気ヘッド13A,13
Bからの再生データが回転トランス及び再生アンプ14
A,14Bを介してチャンネルデコーダ15に供給され
る。チャンネルデコーダ15において、チャンネルコー
ディングの復調がされ、チャンネルデコーダ15の出力
信号がTBC回路(時間軸補正回路)16に供給され
る。このTBC回路16において、再生信号の時間軸変
動成分が除去される。TBC回路16からの再生データ
がECC回路17に供給され、エラー訂正符号を用いた
エラー訂正とエラー修整とが行われる。ECC回路17
の出力信号がフレーム分解回路18に供給される。
【0029】フレーム分解回路18によって、ブロック
符号化データの各成分がそれぞれ分離されるとともに、
記録系のクロックから画素系のクロックへの乗り換えが
なされる。フレーム分解回路18で分離された各データ
がブロック複号回路19に供給され、各ブロック単位に
原データと対応する復元データが複号され、複号データ
が分配回路20に供給される。この分配回路20で複号
データが輝度信号と色差信号に分離される。輝度信号及
び色差信号がブロック分解回路21,22にそれぞれ供
給される。ブロック分解回路21,22は、送信側のブ
ロック化回路5,6とは逆に、ブロックの順序の複号デ
ータをラスター走査の順に変換する。
符号化データの各成分がそれぞれ分離されるとともに、
記録系のクロックから画素系のクロックへの乗り換えが
なされる。フレーム分解回路18で分離された各データ
がブロック複号回路19に供給され、各ブロック単位に
原データと対応する復元データが複号され、複号データ
が分配回路20に供給される。この分配回路20で複号
データが輝度信号と色差信号に分離される。輝度信号及
び色差信号がブロック分解回路21,22にそれぞれ供
給される。ブロック分解回路21,22は、送信側のブ
ロック化回路5,6とは逆に、ブロックの順序の複号デ
ータをラスター走査の順に変換する。
【0030】ブロック分解回路21からの複号輝度信号
が補間フィルタ23に供給される。補間フィルタ23で
は、輝度信号のサンプリングレートが3fsから4fs
(4fs=13.5MHz)に変換される。補間フィル
タ23からのディジタル輝度信号Yは出力端子26Yに
取り出される。
が補間フィルタ23に供給される。補間フィルタ23で
は、輝度信号のサンプリングレートが3fsから4fs
(4fs=13.5MHz)に変換される。補間フィル
タ23からのディジタル輝度信号Yは出力端子26Yに
取り出される。
【0031】一方、ブロック分解回路22からのディジ
タル色差信号が分配回路24に供給され、線順次化され
たディジタル色差信号U,Vがディジタル色差信号U及
びVにそれぞれ分離される。分配回路24からのディジ
タル色差信号U,Vが補間回路25に供給され、それぞ
れ補間される。補間回路25は、復元された画素データ
を用いて間引かれたライン及び画素のデータを補間する
もので、補間回路25からはサンプリングレートが2f
sのディジタル色差信号U及びVが得られ、出力端子2
6U,26Vにそれぞれ取り出される。
タル色差信号が分配回路24に供給され、線順次化され
たディジタル色差信号U,Vがディジタル色差信号U及
びVにそれぞれ分離される。分配回路24からのディジ
タル色差信号U,Vが補間回路25に供給され、それぞ
れ補間される。補間回路25は、復元された画素データ
を用いて間引かれたライン及び画素のデータを補間する
もので、補間回路25からはサンプリングレートが2f
sのディジタル色差信号U及びVが得られ、出力端子2
6U,26Vにそれぞれ取り出される。
【0032】ところで上述のブロック符号化回路8とし
ては、ADRC(AdaptiveDynamic R
ange Coding)エンコーダが用いられる。こ
のADRCエンコーダは、各ブロックに含まれる複数の
画素データの最大値MAXと最小値MINを検出し、こ
れら最大値MAX及び最小値MINからブロックのダイ
ナミックレンジDRを検出し、このダイナミックレンジ
DRに適応した符号化を行い、原画素データのビット数
よりも少ないビット数により、再量子化を行うものであ
る。ブロック符号化回路8の他の例としては、各ブロッ
クの画素データをDCT(Discrete Cosi
ne Transform)した後、このDCTで得ら
れた係数データを量子化し、量子化データをランレング
ス・ハフマン符号化して圧縮符号化する構成を用いても
よい。
ては、ADRC(AdaptiveDynamic R
ange Coding)エンコーダが用いられる。こ
のADRCエンコーダは、各ブロックに含まれる複数の
画素データの最大値MAXと最小値MINを検出し、こ
れら最大値MAX及び最小値MINからブロックのダイ
ナミックレンジDRを検出し、このダイナミックレンジ
DRに適応した符号化を行い、原画素データのビット数
よりも少ないビット数により、再量子化を行うものであ
る。ブロック符号化回路8の他の例としては、各ブロッ
クの画素データをDCT(Discrete Cosi
ne Transform)した後、このDCTで得ら
れた係数データを量子化し、量子化データをランレング
ス・ハフマン符号化して圧縮符号化する構成を用いても
よい。
【0033】ここでは、ADRCエンコーダを用い、さ
らにマルチダビングした時にも画質劣化が生じないエン
コーダの例を図5を参照しながら説明する。図5におい
て、入力端子27に例えば1サンプルが8ビットに量子
化されたディジタルビデオ信号(或いはディジタル色差
信号)が図1の合成回路7より入力される。入力端子2
7からのブロック化データが最大値,最小値検出回路2
9及び遅延回路30に供給される。最大値,最小値検出
回路29は、ブロック毎に最小値MIN、最大値MAX
を検出する。遅延回路30からは、最大値及び最小値が
検出されるのに要する時間、入力データを遅延させる。
遅延回路30からの画素データが比較回路31及び比較
回路32に供給される。
らにマルチダビングした時にも画質劣化が生じないエン
コーダの例を図5を参照しながら説明する。図5におい
て、入力端子27に例えば1サンプルが8ビットに量子
化されたディジタルビデオ信号(或いはディジタル色差
信号)が図1の合成回路7より入力される。入力端子2
7からのブロック化データが最大値,最小値検出回路2
9及び遅延回路30に供給される。最大値,最小値検出
回路29は、ブロック毎に最小値MIN、最大値MAX
を検出する。遅延回路30からは、最大値及び最小値が
検出されるのに要する時間、入力データを遅延させる。
遅延回路30からの画素データが比較回路31及び比較
回路32に供給される。
【0034】最大値,最小値検出回路29からの最大値
MAXが減算回路33に供給され、最小値MINが加算
回路34に供給される。これらの減算回路33及び加算
回路34には、ビットシフト回路35から4ビット固定
長でノンエッジマッチング量子化した場合の1量子化ス
テップ幅の値(△=1/16DR)が供給される。ビッ
トシフト回路35は、(1/16)の割算を行うよう
に、ダイナミックレンジDRを4ビットシフトする構成
とされている。減算回路33からは(MAX−△)のし
きい値が得られ、加算回路34からは(MIN+△)の
しきい値が得られる。これらの減算回路33及び加算回
路34からのしきい値が比較回路31,32にそれぞれ
供給される。なお、このしきい値を規定する値△は、量
子化ステップ幅に限らず、ノイズレベルに相当する固定
値としてもよい。
MAXが減算回路33に供給され、最小値MINが加算
回路34に供給される。これらの減算回路33及び加算
回路34には、ビットシフト回路35から4ビット固定
長でノンエッジマッチング量子化した場合の1量子化ス
テップ幅の値(△=1/16DR)が供給される。ビッ
トシフト回路35は、(1/16)の割算を行うよう
に、ダイナミックレンジDRを4ビットシフトする構成
とされている。減算回路33からは(MAX−△)のし
きい値が得られ、加算回路34からは(MIN+△)の
しきい値が得られる。これらの減算回路33及び加算回
路34からのしきい値が比較回路31,32にそれぞれ
供給される。なお、このしきい値を規定する値△は、量
子化ステップ幅に限らず、ノイズレベルに相当する固定
値としてもよい。
【0035】比較回路31の出力信号がANDゲート3
6に供給され、比較回路32の出力信号がANDゲート
37に供給される。ANDゲート36及びANDゲート
37には、遅延回路30からの入力データが供給され
る。比較回路31の出力信号は、入力データがしきい値
より大きい時にハイレベルとなり、したがってANDゲ
ート36の出力端子には、(MAX〜MAX−△)の最
大レベル範囲に含まれる入力データの画素データが抽出
される。一方、比較回路32の出力信号は、入力データ
がしきい値より小さい時にハイレベルとなり、したがっ
てANDゲート37の出力端子には、(MIN〜MIN
+△)の最小レベル範囲に含まれる入力データの画素デ
ータが抽出される。
6に供給され、比較回路32の出力信号がANDゲート
37に供給される。ANDゲート36及びANDゲート
37には、遅延回路30からの入力データが供給され
る。比較回路31の出力信号は、入力データがしきい値
より大きい時にハイレベルとなり、したがってANDゲ
ート36の出力端子には、(MAX〜MAX−△)の最
大レベル範囲に含まれる入力データの画素データが抽出
される。一方、比較回路32の出力信号は、入力データ
がしきい値より小さい時にハイレベルとなり、したがっ
てANDゲート37の出力端子には、(MIN〜MIN
+△)の最小レベル範囲に含まれる入力データの画素デ
ータが抽出される。
【0036】ANDゲート36の出力信号が平均化回路
38に供給され、ANDゲート37の出力信号が平均化
回路39に供給される。これらの平均化回路38,39
は、ブロック毎に平均値を算出するもので、端子40か
らブロック周期のリセット信号が平均化回路38,39
に供給されている。平均化回路38からは、(MAX〜
MAX−△)の最大レベル範囲に属する画素データの平
均値MAX´が得られ、平均化回路39からは(MIN
〜MIN+△)の最小レベル範囲に属する画素データの
平均値MIN´が得られる。平均値MAX´から平均値
MIN´が減算回路41で減算され、減算回路41から
ダイナミックレンジDR´が得られる。
38に供給され、ANDゲート37の出力信号が平均化
回路39に供給される。これらの平均化回路38,39
は、ブロック毎に平均値を算出するもので、端子40か
らブロック周期のリセット信号が平均化回路38,39
に供給されている。平均化回路38からは、(MAX〜
MAX−△)の最大レベル範囲に属する画素データの平
均値MAX´が得られ、平均化回路39からは(MIN
〜MIN+△)の最小レベル範囲に属する画素データの
平均値MIN´が得られる。平均値MAX´から平均値
MIN´が減算回路41で減算され、減算回路41から
ダイナミックレンジDR´が得られる。
【0037】また、平均値MIN´が減算回路42に供
給され、遅延回路43を介された入力データから平均値
MIN´が減算回路42において減算され、最小値除去
後のデータPDIが形成される。このデータPDI及び
修整されたダイナミックレンジDR´が量子化回路44
に供給される。この実施例では、量子化に割り当てられ
るビット数nが0ビット(コード信号を転送しない)、
1ビット、2ビット、3ビット、4ビットの何れかとさ
れる可変長のADRCであって、エッジマッチング量子
化がなされる。割り当てビット数nは、ブロック毎にビ
ット数決定回路45において決定され、ビット数nのデ
ータが量子化回路44に供給される。
給され、遅延回路43を介された入力データから平均値
MIN´が減算回路42において減算され、最小値除去
後のデータPDIが形成される。このデータPDI及び
修整されたダイナミックレンジDR´が量子化回路44
に供給される。この実施例では、量子化に割り当てられ
るビット数nが0ビット(コード信号を転送しない)、
1ビット、2ビット、3ビット、4ビットの何れかとさ
れる可変長のADRCであって、エッジマッチング量子
化がなされる。割り当てビット数nは、ブロック毎にビ
ット数決定回路45において決定され、ビット数nのデ
ータが量子化回路44に供給される。
【0038】可変長ADRCは、ダイナミックレンジD
R´が小さいブロックでは、割り当てビット数nを少な
くし、ダイナミックレンジDR´が大きいブロックで
は、割り当てビット数nを多くすることで、効率の良い
符号化を行うことができる。すなわち、ビット数nを決
定する際のしきい値をT1〜T4(T1<T2<T3<
T4)とすると、(DR´<T1)のブロックは、コー
ド信号が転送されず、ダイナミックレンジDR´の情報
のみが転送され、(T1≦DR´<T2)のブロック
は、(n=1)とされ、(T2≦DR´<T3)のブロ
ックは、(n=2)とされ、(T3≦DR´<T4)の
ブロックは、(n=3)とされ、(DR´≧T4)のブ
ロックは、(n=4)とされる。
R´が小さいブロックでは、割り当てビット数nを少な
くし、ダイナミックレンジDR´が大きいブロックで
は、割り当てビット数nを多くすることで、効率の良い
符号化を行うことができる。すなわち、ビット数nを決
定する際のしきい値をT1〜T4(T1<T2<T3<
T4)とすると、(DR´<T1)のブロックは、コー
ド信号が転送されず、ダイナミックレンジDR´の情報
のみが転送され、(T1≦DR´<T2)のブロック
は、(n=1)とされ、(T2≦DR´<T3)のブロ
ックは、(n=2)とされ、(T3≦DR´<T4)の
ブロックは、(n=3)とされ、(DR´≧T4)のブ
ロックは、(n=4)とされる。
【0039】かかる可変長ADRCではしきい値T1〜
T4を変えることで、発生情報量を制御すること(いわ
ゆるバッファリング)ができる。したがって、1フィー
ルド或いは、1フレーム当たりの発生情報量を所定値に
することが要求されるこの発明のディジタルビデオテー
プレコーダのような伝送路に対しても可変長ADRCを
適用できる。
T4を変えることで、発生情報量を制御すること(いわ
ゆるバッファリング)ができる。したがって、1フィー
ルド或いは、1フレーム当たりの発生情報量を所定値に
することが要求されるこの発明のディジタルビデオテー
プレコーダのような伝送路に対しても可変長ADRCを
適用できる。
【0040】発生情報量を所定値にするためのしきい値
T1〜T4を決定するバッファリング回路46では、し
きい値の組(T1、T2、T3、T4)が複数例えば3
2組用意されており、これらのしきい値の組がパラメー
タコードPi(i=0、1、2・・・・31)により区
別される。パラメータコードPiの番号iが大きくなる
に従って、発生情報量が単調に減少するように設定され
ている。ただし、発生情報量が減少するに従って、復元
画像の画質が劣化する。
T1〜T4を決定するバッファリング回路46では、し
きい値の組(T1、T2、T3、T4)が複数例えば3
2組用意されており、これらのしきい値の組がパラメー
タコードPi(i=0、1、2・・・・31)により区
別される。パラメータコードPiの番号iが大きくなる
に従って、発生情報量が単調に減少するように設定され
ている。ただし、発生情報量が減少するに従って、復元
画像の画質が劣化する。
【0041】バッファリング回路46からのしきい値T
1〜T4が比較回路47に供給され、遅延回路48を介
されたダイナミックレンジDR´が比較回路47に供給
される。遅延回路48は、バッファリング回路46でし
きい値の組が決定されるのに要する時間、DR´を遅延
させる。比較回路47では、ブロックのダイナミックレ
ンジDR´と各しきい値とがそれぞれ比較され、比較出
力がビット数決定回路45に供給され、そのブロックの
割り当てビット数nが決定される。量子化回路44で
は、ダイナミックレンジDR´と割り当てビット数nと
を用いて遅延回路49を介された最小値除去後のデータ
PDIがエッジマッチングの量子化により、コード信号
DTに変換される。量子化回路44は、例えばROMで
構成されている。
1〜T4が比較回路47に供給され、遅延回路48を介
されたダイナミックレンジDR´が比較回路47に供給
される。遅延回路48は、バッファリング回路46でし
きい値の組が決定されるのに要する時間、DR´を遅延
させる。比較回路47では、ブロックのダイナミックレ
ンジDR´と各しきい値とがそれぞれ比較され、比較出
力がビット数決定回路45に供給され、そのブロックの
割り当てビット数nが決定される。量子化回路44で
は、ダイナミックレンジDR´と割り当てビット数nと
を用いて遅延回路49を介された最小値除去後のデータ
PDIがエッジマッチングの量子化により、コード信号
DTに変換される。量子化回路44は、例えばROMで
構成されている。
【0042】遅延回路48、50をそれぞれ介して修整
されたダイナミックレンジDR´、平均値MIN´が出
力され、さらにコード信号DTとしきい値の組を示すパ
ラメータコードPiが出力される。この例では、一旦ノ
ンエッジマッチ量子化された信号が新たにダイナミック
レンジ情報に基づいて、エッジマッチ量子化されている
ためにダビングした時の画像劣化は少ないものとされ
る。
されたダイナミックレンジDR´、平均値MIN´が出
力され、さらにコード信号DTとしきい値の組を示すパ
ラメータコードPiが出力される。この例では、一旦ノ
ンエッジマッチ量子化された信号が新たにダイナミック
レンジ情報に基づいて、エッジマッチ量子化されている
ためにダビングした時の画像劣化は少ないものとされ
る。
【0043】次に、上述のチャンネルエンコーダ11及
びチャンネルデコーダ15について説明する。チャンネ
ルエンコーダ11においては、図6に示すように、パリ
ティ発生回路10の出力が供給される適応型スクランブ
ル回路で、複数のM系列のスクランブル回路51が用意
され、その中で入力信号に対し最も高周波成分及び直流
成分の少ない出力が得られるようなM系列が選択される
ように構成されている。パーシャルレスポンス・クラス
4検出方式のためのプリコーダ52で、1/1−D
2 (Dは単位遅延用回路)の演算処理がなされる。この
プリコーダ52の出力を記録アンプ12A,13Aを介
して磁気ヘッド13A,13Bにより、記録再生し、再
生出力を再生アンプ14A,14Bによって増幅するよ
うになされている。
びチャンネルデコーダ15について説明する。チャンネ
ルエンコーダ11においては、図6に示すように、パリ
ティ発生回路10の出力が供給される適応型スクランブ
ル回路で、複数のM系列のスクランブル回路51が用意
され、その中で入力信号に対し最も高周波成分及び直流
成分の少ない出力が得られるようなM系列が選択される
ように構成されている。パーシャルレスポンス・クラス
4検出方式のためのプリコーダ52で、1/1−D
2 (Dは単位遅延用回路)の演算処理がなされる。この
プリコーダ52の出力を記録アンプ12A,13Aを介
して磁気ヘッド13A,13Bにより、記録再生し、再
生出力を再生アンプ14A,14Bによって増幅するよ
うになされている。
【0044】一方、チャンネルデコーダ15において
は、図7に示すように、パーシャルレスポンス・クラス
4の再生側の演算処理回路53は、1+Dの演算が再生
アンプ14A,14Bの出力に対して行われる。また、
いわゆるビタビ複号回路54においては、演算処理回路
53の出力に対してデータの相関性や確からしさ等を用
いた演算により、ノイズに強いデータの複号が行われ
る。このビタビ複号回路54の出力がディスクランブル
回路55に供給され、記録側のスクランブル処理によっ
て並び変えられたデータが元の系列に戻されて原データ
が復元される。この実施例において用いられるビタビ複
号回路54によって、ビット毎の複号を行う場合より
も、再生C/N換算が3dBで改良が得られる。
は、図7に示すように、パーシャルレスポンス・クラス
4の再生側の演算処理回路53は、1+Dの演算が再生
アンプ14A,14Bの出力に対して行われる。また、
いわゆるビタビ複号回路54においては、演算処理回路
53の出力に対してデータの相関性や確からしさ等を用
いた演算により、ノイズに強いデータの複号が行われ
る。このビタビ複号回路54の出力がディスクランブル
回路55に供給され、記録側のスクランブル処理によっ
て並び変えられたデータが元の系列に戻されて原データ
が復元される。この実施例において用いられるビタビ複
号回路54によって、ビット毎の複号を行う場合より
も、再生C/N換算が3dBで改良が得られる。
【0045】次に、上述の方法によってチャンネル符号
化されたデータを磁気テープに記録する本実施例にかか
る磁気ヘッドについて説明する。本実施例の磁気ヘッド
は、図8及び図9に示すように、アジマス角θ1 を有す
る磁気ギャップg1 を構成する第1の磁気コア56と第
2の磁気コア57よりなる第1の磁気ヘッド素子と、ア
ジマス角θ2 を有する磁気ギャップg2 を構成する第3
の磁気コア58と第4の磁気コア59よりなる第2の磁
気ヘッド素子とからなり、これら磁気ヘッド素子が非磁
性材60によって所定の位置関係を持って接合一体化さ
れて構成されている。なお、磁気ギャップg1 を構成す
る第1の磁気コア56と第2の磁気コア57よりなる第
1の磁気ヘッド素子が前述の図1及び図2に示す磁気ヘ
ッド13Aに相当し、磁気ギャップg2 を構成する第3
の磁気コア58と第4の磁気コア59よりなる第2の磁
気ヘッド素子が同様に磁気ヘッド13Bに相当する。
化されたデータを磁気テープに記録する本実施例にかか
る磁気ヘッドについて説明する。本実施例の磁気ヘッド
は、図8及び図9に示すように、アジマス角θ1 を有す
る磁気ギャップg1 を構成する第1の磁気コア56と第
2の磁気コア57よりなる第1の磁気ヘッド素子と、ア
ジマス角θ2 を有する磁気ギャップg2 を構成する第3
の磁気コア58と第4の磁気コア59よりなる第2の磁
気ヘッド素子とからなり、これら磁気ヘッド素子が非磁
性材60によって所定の位置関係を持って接合一体化さ
れて構成されている。なお、磁気ギャップg1 を構成す
る第1の磁気コア56と第2の磁気コア57よりなる第
1の磁気ヘッド素子が前述の図1及び図2に示す磁気ヘ
ッド13Aに相当し、磁気ギャップg2 を構成する第3
の磁気コア58と第4の磁気コア59よりなる第2の磁
気ヘッド素子が同様に磁気ヘッド13Bに相当する。
【0046】上記第1の磁気コア56と第3の磁気コア
58は、いずれも厚みの異なる一対の基板61,62及
び63,64と強磁性金属薄膜65,66より構成さ
れ、これら一対の基板61,62及び63,64で強磁
性金属薄膜65,66を挾み込んだいわゆるラミネート
構造とされている。なお、上記第1の磁気コア56の下
側に設けられる基板62は、ヘッド走行方向でこれと対
向する第3の磁気コア58の基板64より若干厚みが厚
くなされており、その厚みの差は磁気テープ上のトラッ
クピッチPと同じとされている。
58は、いずれも厚みの異なる一対の基板61,62及
び63,64と強磁性金属薄膜65,66より構成さ
れ、これら一対の基板61,62及び63,64で強磁
性金属薄膜65,66を挾み込んだいわゆるラミネート
構造とされている。なお、上記第1の磁気コア56の下
側に設けられる基板62は、ヘッド走行方向でこれと対
向する第3の磁気コア58の基板64より若干厚みが厚
くなされており、その厚みの差は磁気テープ上のトラッ
クピッチPと同じとされている。
【0047】これら第1の磁気コア56と第3の磁気コ
ア58には、それぞれ第2の磁気コア57及び第4の磁
気コア59との対向面に記録信号を供給し或いは磁気テ
ープからの再生信号を取り出すためのコイル(図示は省
略する。)を巻装させる断面略矩形状のコイル巻線溝6
7,68が形成されている。これらコイル巻線溝67,
68のうち磁気ギャップg1 ,g2 が呈する磁気記録媒
体対接面69側の傾斜面67a,68aは、上記磁気ギ
ャップg1 ,g2 のデプスを規制する役目をするように
なっている。
ア58には、それぞれ第2の磁気コア57及び第4の磁
気コア59との対向面に記録信号を供給し或いは磁気テ
ープからの再生信号を取り出すためのコイル(図示は省
略する。)を巻装させる断面略矩形状のコイル巻線溝6
7,68が形成されている。これらコイル巻線溝67,
68のうち磁気ギャップg1 ,g2 が呈する磁気記録媒
体対接面69側の傾斜面67a,68aは、上記磁気ギ
ャップg1 ,g2 のデプスを規制する役目をするように
なっている。
【0048】また、上記強磁性金属薄膜65の端面が臨
む第1の磁気コア56の上記第2の磁気コア57との対
向面,つまり磁気ギャップ形成面56a及び上記強磁性
金属薄膜66の端面が臨む第3の磁気コア58の上記第
4の磁気コア59との対向面,つまり磁気ギャップ形成
面58aは、磁気ギャップg1 ,g2 にアジマスを付与
することから、いずれもそれぞれの磁気ギャップg1 ,
g2 に付与するアジマス角と同一の角度を持って互いに
異なる向きに傾斜されている。
む第1の磁気コア56の上記第2の磁気コア57との対
向面,つまり磁気ギャップ形成面56a及び上記強磁性
金属薄膜66の端面が臨む第3の磁気コア58の上記第
4の磁気コア59との対向面,つまり磁気ギャップ形成
面58aは、磁気ギャップg1 ,g2 にアジマスを付与
することから、いずれもそれぞれの磁気ギャップg1 ,
g2 に付与するアジマス角と同一の角度を持って互いに
異なる向きに傾斜されている。
【0049】そして、上記第1の磁気コア56と第3の
磁気コア58においては、上記基板61,62,63,
64のうち磁気記録媒体対面69よりコイル巻線溝6
7,68の傾斜面67a,68aの基端部までが非磁性
材料よりなる基板61a,62a,63a,64aとさ
れ、その傾斜面67a,68aの基端部よりバック側の
後端部までがフェライト等の酸化物磁性材料よりなる基
板61b,62b,63b,64bとされている。した
がって、これら第1の磁気コア56と第3の磁気コア5
8とは、バック部でフェライトよりなる基板61b,6
2b,63b,64bと強磁性金属薄膜65,66とで
磁路を構成し、磁気記録媒体対面69側では強磁性金属
薄膜65,66のみにより磁路を構成することになる。
磁気コア58においては、上記基板61,62,63,
64のうち磁気記録媒体対面69よりコイル巻線溝6
7,68の傾斜面67a,68aの基端部までが非磁性
材料よりなる基板61a,62a,63a,64aとさ
れ、その傾斜面67a,68aの基端部よりバック側の
後端部までがフェライト等の酸化物磁性材料よりなる基
板61b,62b,63b,64bとされている。した
がって、これら第1の磁気コア56と第3の磁気コア5
8とは、バック部でフェライトよりなる基板61b,6
2b,63b,64bと強磁性金属薄膜65,66とで
磁路を構成し、磁気記録媒体対面69側では強磁性金属
薄膜65,66のみにより磁路を構成することになる。
【0050】上記強磁性金属薄膜65,66には、高飽
和磁束密度を有し且つ軟磁気特性に優れた強磁性材料が
使用される。かかる強磁性材料としては、Fe−Al−
Si系合金、Fe−Al系合金、Fe−Si−Co系合
金、Fe−Ni系合金、Fe−Al−Ge系合金、Fe
−Ga−Ge系合金、Fe−Si−Ge系合金、Fe−
Co−Si−Al系合金等の強磁性金属材料、或いはF
e−Ga−Si系合金、さらには上記Fe−Ga−Si
系合金の耐蝕性や耐摩耗性の一層の向上を図るために、
Fe,Ga,Co(Feの一部をCoで置換したものを
含む。),Siを基本組成とする合金に、Ti,Cr,
Mn,Zr,Nb,Mo,Ta,W,Ru,Os,R
h,Ir,Re,Ni,Pb,Pt,Hf,Vの少なく
とも一種を添加したものであってもよい。
和磁束密度を有し且つ軟磁気特性に優れた強磁性材料が
使用される。かかる強磁性材料としては、Fe−Al−
Si系合金、Fe−Al系合金、Fe−Si−Co系合
金、Fe−Ni系合金、Fe−Al−Ge系合金、Fe
−Ga−Ge系合金、Fe−Si−Ge系合金、Fe−
Co−Si−Al系合金等の強磁性金属材料、或いはF
e−Ga−Si系合金、さらには上記Fe−Ga−Si
系合金の耐蝕性や耐摩耗性の一層の向上を図るために、
Fe,Ga,Co(Feの一部をCoで置換したものを
含む。),Siを基本組成とする合金に、Ti,Cr,
Mn,Zr,Nb,Mo,Ta,W,Ru,Os,R
h,Ir,Re,Ni,Pb,Pt,Hf,Vの少なく
とも一種を添加したものであってもよい。
【0051】また、強磁性非晶質合金、いわゆるアモル
ファス合金(例えば、Fe,Ni,Coの一つ以上の元
素とP,C,B,Siの一つ以上の元素とからなる合
金、またはこれを主成分としAl,Ge,Be,Sn,
In,Mo,W,Ti,Mn,Cr,Zr,H,Nb等
を含んだ合金等のメタル−メタロイド系アモルファス合
金、或いはCo,Hf,Zr等の遷移元素や希土類元素
等を主成分とするメタル−メタル系アモルファス合金)
等も使用される。
ファス合金(例えば、Fe,Ni,Coの一つ以上の元
素とP,C,B,Siの一つ以上の元素とからなる合
金、またはこれを主成分としAl,Ge,Be,Sn,
In,Mo,W,Ti,Mn,Cr,Zr,H,Nb等
を含んだ合金等のメタル−メタロイド系アモルファス合
金、或いはCo,Hf,Zr等の遷移元素や希土類元素
等を主成分とするメタル−メタル系アモルファス合金)
等も使用される。
【0052】これら強磁性材料の中でも、8×105 b
it/mm2 以上の高記録密度を可能なものとなすこと
から、特に飽和磁束密度が14kG以上のものがより好
適であり、例えば飽和磁束密度14.5kGのFe−G
a−Si−Ru系合金が好ましい。このような高飽和磁
束密度を有する強磁性材料を使用すれば、高抗磁力の磁
気テープに対しても磁気飽和を生じることなく記録が行
える。上記強磁性材料の膜付け方法としては、真空薄膜
形成技術、例えば蒸着法,スパッタリング法,イオンプ
レーティング法等が挙げられる。
it/mm2 以上の高記録密度を可能なものとなすこと
から、特に飽和磁束密度が14kG以上のものがより好
適であり、例えば飽和磁束密度14.5kGのFe−G
a−Si−Ru系合金が好ましい。このような高飽和磁
束密度を有する強磁性材料を使用すれば、高抗磁力の磁
気テープに対しても磁気飽和を生じることなく記録が行
える。上記強磁性材料の膜付け方法としては、真空薄膜
形成技術、例えば蒸着法,スパッタリング法,イオンプ
レーティング法等が挙げられる。
【0053】一方、第2の磁気コア57と第4の磁気コ
ア59は、いずれも強磁性金属薄膜のみから構成されて
いる。これら第2の磁気コア57と第4の磁気コア59
は、それぞれ第1の磁気コア56と第3の磁気コア58
との対向面である磁気ギャップ形成面56a,58aに
沿って所定の膜厚で磁気記録媒体対接面69側よりこれ
とは反対側のバック面70側に亘って連続膜して形成さ
れている。
ア59は、いずれも強磁性金属薄膜のみから構成されて
いる。これら第2の磁気コア57と第4の磁気コア59
は、それぞれ第1の磁気コア56と第3の磁気コア58
との対向面である磁気ギャップ形成面56a,58aに
沿って所定の膜厚で磁気記録媒体対接面69側よりこれ
とは反対側のバック面70側に亘って連続膜して形成さ
れている。
【0054】そして上述のように構成された第1の磁気
コア56と第2の磁気コア57及び第3の磁気コア58
と第4の磁気コア59とは、それぞれの磁気ギャップ形
成面56a,58aにギャップ膜を介在させることによ
って閉磁路を構成するようになっている。したがって、
上記第1の磁気コア56と第2の磁気コア57の対向面
には、反時計回り方向に傾斜したアジマス角θ1 を有す
る磁気ギャップg1 が構成される。同様に、第3の磁気
コア58と第4の磁気コア59の対向面には、時計回り
方向に傾斜したアジマス角θ2 を有する磁気ギャップg
2 が構成される。なお、これら磁気ギャップg1 ,g2
に付与されるアジマス角θ1 ,θ2 は、他方の磁気ギャ
ップからのクロストークを考慮して10度以上とされ
る。本実施例では、上記磁気ギャップg1 ,g2 のアジ
マス角θ1 ,θ2 を20度とした。
コア56と第2の磁気コア57及び第3の磁気コア58
と第4の磁気コア59とは、それぞれの磁気ギャップ形
成面56a,58aにギャップ膜を介在させることによ
って閉磁路を構成するようになっている。したがって、
上記第1の磁気コア56と第2の磁気コア57の対向面
には、反時計回り方向に傾斜したアジマス角θ1 を有す
る磁気ギャップg1 が構成される。同様に、第3の磁気
コア58と第4の磁気コア59の対向面には、時計回り
方向に傾斜したアジマス角θ2 を有する磁気ギャップg
2 が構成される。なお、これら磁気ギャップg1 ,g2
に付与されるアジマス角θ1 ,θ2 は、他方の磁気ギャ
ップからのクロストークを考慮して10度以上とされ
る。本実施例では、上記磁気ギャップg1 ,g2 のアジ
マス角θ1 ,θ2 を20度とした。
【0055】また、上記磁気ギャップg1 ,g2 のトラ
ック幅Tw1 ,Tw1 は、一対の基板61,62及び6
3,64でラミネートされたそれぞれの強磁性金属薄膜
65,66の膜厚で規制されている。すなわち、前記第
1の磁気コア56及び第3の磁気コア58の磁気記録媒
体対接面69が非磁性材料で形成されているため、これ
ら第1の磁気コア56と第3の磁気コア58の強磁性金
属薄膜65,66の膜厚が、すなわち上記磁気ギャップ
g1 ,g2 のトラック幅Tw1 ,Tw2 となる。したが
って、上記強磁性金属薄膜65,66の膜厚を制御する
ことで、簡単に磁気ギャップg1 ,g2 のトラック幅T
w1 ,Tw2 を変えることができる。
ック幅Tw1 ,Tw1 は、一対の基板61,62及び6
3,64でラミネートされたそれぞれの強磁性金属薄膜
65,66の膜厚で規制されている。すなわち、前記第
1の磁気コア56及び第3の磁気コア58の磁気記録媒
体対接面69が非磁性材料で形成されているため、これ
ら第1の磁気コア56と第3の磁気コア58の強磁性金
属薄膜65,66の膜厚が、すなわち上記磁気ギャップ
g1 ,g2 のトラック幅Tw1 ,Tw2 となる。したが
って、上記強磁性金属薄膜65,66の膜厚を制御する
ことで、簡単に磁気ギャップg1 ,g2 のトラック幅T
w1 ,Tw2 を変えることができる。
【0056】また、上記磁気ギャップg1 ,g2 のトラ
ック幅Tw1 ,Tw2 は、ATF(オートトラッキン
グ)の場合、隣接するトラックの信号を拾いながら記録
再生するので、磁気テープ上のトラックピッチPより+
0μm〜+3μm広くすることが望ましい。ただし、磁
気ギャップg1 ,g2 のトラック幅Tw1 ,Tw2 を余
り広げ過ぎると、再生時の隣接クロストークが大きくな
ってしまうため、上記の範囲が最も望ましい。具体的に
は、トラックピッチPを10μm以下とするので上記磁
気ギャップg1 ,g2 のトラック幅Tw1 ,Tw2 は1
0μm〜13μmとなる。本実施例では、磁気テープ上
のトラックピッチPを5μmとするため、上記トラック
幅Tw1 ,Tw2 を7μmとした。
ック幅Tw1 ,Tw2 は、ATF(オートトラッキン
グ)の場合、隣接するトラックの信号を拾いながら記録
再生するので、磁気テープ上のトラックピッチPより+
0μm〜+3μm広くすることが望ましい。ただし、磁
気ギャップg1 ,g2 のトラック幅Tw1 ,Tw2 を余
り広げ過ぎると、再生時の隣接クロストークが大きくな
ってしまうため、上記の範囲が最も望ましい。具体的に
は、トラックピッチPを10μm以下とするので上記磁
気ギャップg1 ,g2 のトラック幅Tw1 ,Tw2 は1
0μm〜13μmとなる。本実施例では、磁気テープ上
のトラックピッチPを5μmとするため、上記トラック
幅Tw1 ,Tw2 を7μmとした。
【0057】また、上記磁気ギャップg1 ,g2 は、図
8で示すトラックピッチ方向Yにこれら磁気ギャップg
1 ,g2 によって記録される図10で示す磁気テープ7
1上のトラックピッチPと等しい段差Dを持って配置さ
れている。なお、ここに言う段差Dは、トラックピッチ
方向における各磁気ギャップg1 ,g2 のトラック幅方
向での下端側の端部間距離を指す。また、上記段差D
は、磁気テープ71上のトラックピッチPを10μm以
下とすることから、これに合わせて10μm以下とす
る。本実施例では、磁気テープ71上の記録トラックピ
ッチPを5μmとするので、上記段差Dをこれに合わせ
て5μmとした。
8で示すトラックピッチ方向Yにこれら磁気ギャップg
1 ,g2 によって記録される図10で示す磁気テープ7
1上のトラックピッチPと等しい段差Dを持って配置さ
れている。なお、ここに言う段差Dは、トラックピッチ
方向における各磁気ギャップg1 ,g2 のトラック幅方
向での下端側の端部間距離を指す。また、上記段差D
は、磁気テープ71上のトラックピッチPを10μm以
下とすることから、これに合わせて10μm以下とす
る。本実施例では、磁気テープ71上の記録トラックピ
ッチPを5μmとするので、上記段差Dをこれに合わせ
て5μmとした。
【0058】そしてさらに、これら磁気ギャップg1 ,
g2 は、ヘッド走行方向Xに磁気テープ71上のトラッ
ク間段差dと等しい段差GLを持って設けられている。
なお、ここに言うトラック間段差dは、各記録トラック
72,73の記録領域のヘッド走行方向での端部間距離
を指す。上記段差GLは、ヘッド走行方向における各磁
気ギャップg1 ,g2 のトラック幅Tw1 ,Tw2 のセ
ンター間距離を指す。
g2 は、ヘッド走行方向Xに磁気テープ71上のトラッ
ク間段差dと等しい段差GLを持って設けられている。
なお、ここに言うトラック間段差dは、各記録トラック
72,73の記録領域のヘッド走行方向での端部間距離
を指す。上記段差GLは、ヘッド走行方向における各磁
気ギャップg1 ,g2 のトラック幅Tw1 ,Tw2 のセ
ンター間距離を指す。
【0059】ここでの段差GLは、長時間記録を目的と
するため画像信号の記録領域の確保から選定され、例え
ば500μm以下に設定される。上記段差GLが500
μmを越えると、画像信号領域が狭くなり長時間再生に
不利となる。逆に、近すぎると相対向する磁気コア5
7,59のコア厚が薄くなり、コア断面積の減少により
ヘッド効率が低下する。本実施例では、画像領域の確保
とヘッド効率を考慮して上記段差GLを200μmとし
た。
するため画像信号の記録領域の確保から選定され、例え
ば500μm以下に設定される。上記段差GLが500
μmを越えると、画像信号領域が狭くなり長時間再生に
不利となる。逆に、近すぎると相対向する磁気コア5
7,59のコア厚が薄くなり、コア断面積の減少により
ヘッド効率が低下する。本実施例では、画像領域の確保
とヘッド効率を考慮して上記段差GLを200μmとし
た。
【0060】このように複合一体化されてなる磁気ヘッ
ドにおいては、ビデオテープレコーダの回転ドラムに取
付けられる。そして、上記回転ドラムが回転走査され、
当該回転ドラムの周面に沿って相対的に移送する磁気テ
ープ71上に上記磁気ヘッドによって図10に示す如く
記録パターンが形成される。このとき、一対の磁気ギャ
ップg1 ,g2 のヘッド走行方向での段差GLと磁気テ
ープ71上のトラック間段差dとが等しくなるように、
単位時間当たりの磁気テープ71の移送量と磁気ヘッド
の回転数が定められる。
ドにおいては、ビデオテープレコーダの回転ドラムに取
付けられる。そして、上記回転ドラムが回転走査され、
当該回転ドラムの周面に沿って相対的に移送する磁気テ
ープ71上に上記磁気ヘッドによって図10に示す如く
記録パターンが形成される。このとき、一対の磁気ギャ
ップg1 ,g2 のヘッド走行方向での段差GLと磁気テ
ープ71上のトラック間段差dとが等しくなるように、
単位時間当たりの磁気テープ71の移送量と磁気ヘッド
の回転数が定められる。
【0061】上記磁気ヘッドにより記録される磁気テー
プ71上の記録トラック72,73は、先行する磁気ギ
ャップg1 で記録された記録トラック72の一部が後続
する磁気ギャップg1 で記録される記録トラック73に
よって重ね書き(オーバーライト)され、結果として図
10に示すようにトラックピッチP=5μmで記録され
ることになる。
プ71上の記録トラック72,73は、先行する磁気ギ
ャップg1 で記録された記録トラック72の一部が後続
する磁気ギャップg1 で記録される記録トラック73に
よって重ね書き(オーバーライト)され、結果として図
10に示すようにトラックピッチP=5μmで記録され
ることになる。
【0062】また、上記磁気ヘッドにより記録される磁
気テープ71上の記録トラック72,73は、上記一対
の磁気ギャップg1 ,g2 のヘッド走行方向での段差G
Lと等しい段差dを持って同時に記録されることにな
る。したがって、これら磁気ギャップg1 ,g2 は、そ
れぞれの記録トラック72,73の画像領域72a,7
3a又は第1の音声領域72b,73b或いは第2の音
声領域72c,73cの端部に同時に到達する。この結
果、音声信号を後で記録するアフターレコーディングを
行う場合には、他の信号に影響を与えることなく各信号
のアフターレコーディグが良好に行える。
気テープ71上の記録トラック72,73は、上記一対
の磁気ギャップg1 ,g2 のヘッド走行方向での段差G
Lと等しい段差dを持って同時に記録されることにな
る。したがって、これら磁気ギャップg1 ,g2 は、そ
れぞれの記録トラック72,73の画像領域72a,7
3a又は第1の音声領域72b,73b或いは第2の音
声領域72c,73cの端部に同時に到達する。この結
果、音声信号を後で記録するアフターレコーディングを
行う場合には、他の信号に影響を与えることなく各信号
のアフターレコーディグが良好に行える。
【0063】なお、上記一対の磁気ギャップg1 ,g2
のヘッド走行方向での段差GLを上記トラック間段差d
に一致させなくてもアフターレコーディグを良好に行う
ことができる。例えば、先行する磁気ギャップg1 が第
1の音声領域72bに到達したときに、他方の磁気ギャ
ップg2 が画像領域73aと第1の音声領域73bとの
間に設けられる音声信号や映像信号等が記録されていな
いインターギャップ領域73d内にあるようにすれば、
つまりギャップ間段差を図10に示すようにGL´とす
ることにより、音声信号のアフターレコーディグを行う
際に画像の乱れを防止することができる。同様に、一方
の磁気ギャップg1 が第2の音声領域72cに達したと
きに、他方の磁気ギャップg2 が第1の音声領域73b
と第2の音声領域73cとの間に設けられるインターギ
ャップ領域73e内にあれば、アフターレコーディグが
良好に行える。
のヘッド走行方向での段差GLを上記トラック間段差d
に一致させなくてもアフターレコーディグを良好に行う
ことができる。例えば、先行する磁気ギャップg1 が第
1の音声領域72bに到達したときに、他方の磁気ギャ
ップg2 が画像領域73aと第1の音声領域73bとの
間に設けられる音声信号や映像信号等が記録されていな
いインターギャップ領域73d内にあるようにすれば、
つまりギャップ間段差を図10に示すようにGL´とす
ることにより、音声信号のアフターレコーディグを行う
際に画像の乱れを防止することができる。同様に、一方
の磁気ギャップg1 が第2の音声領域72cに達したと
きに、他方の磁気ギャップg2 が第1の音声領域73b
と第2の音声領域73cとの間に設けられるインターギ
ャップ領域73e内にあれば、アフターレコーディグが
良好に行える。
【0064】また、2つの磁気ギャップg1 ,g2 によ
って同時に記録再生を行うので、テープ幅8mm以下と
した磁気テープ71に対して記録密度8×105 bit
/mm2 以上の高記録密度で記録再生しても、異常トラ
ックパターンによるビットエラーレートが高くなること
なくディジタル画像信号の長時間記録再生が可能とな
る。
って同時に記録再生を行うので、テープ幅8mm以下と
した磁気テープ71に対して記録密度8×105 bit
/mm2 以上の高記録密度で記録再生しても、異常トラ
ックパターンによるビットエラーレートが高くなること
なくディジタル画像信号の長時間記録再生が可能とな
る。
【0065】ここで例えば、互いに異なる向きのアジマ
ス角を有した2つの磁気ヘッドを回転ドラムに180度
相対向して配置し、同様にして8×105bit/mm
2 以上の高記録密度で8mm幅の磁気テープ71に対し
て記録再生した場合には、回転ドラムの偏心等により、
先行する磁気ヘッドによって記録されたトラックと、1
80度相対向して配置された後続の磁気ヘッドにより記
録されたトラックとが一部重なる異常トラックパターン
が発生する。このため、先行する磁気ヘッドによって記
録された信号の一部が消去され、十分な再生出力が得ら
れずビットエラーレートが非常に高くなってしまう。し
かしながら、本実施例の磁気ヘッドにおいては、1つの
磁気ヘッドに2つの磁気ギャップg1 ,g2 が所定の位
置関係を持って配置されているので、回転ドラムの偏心
等があってもこれら磁気ギャップg1 ,g2 で記録され
る記録トラック72,73は共に同一方向に傾き、他方
の記録トラックにオーバーラップするようなことがな
い。したがって、十分な再生出力が得られ、ビットエラ
ーレートが高くならない。
ス角を有した2つの磁気ヘッドを回転ドラムに180度
相対向して配置し、同様にして8×105bit/mm
2 以上の高記録密度で8mm幅の磁気テープ71に対し
て記録再生した場合には、回転ドラムの偏心等により、
先行する磁気ヘッドによって記録されたトラックと、1
80度相対向して配置された後続の磁気ヘッドにより記
録されたトラックとが一部重なる異常トラックパターン
が発生する。このため、先行する磁気ヘッドによって記
録された信号の一部が消去され、十分な再生出力が得ら
れずビットエラーレートが非常に高くなってしまう。し
かしながら、本実施例の磁気ヘッドにおいては、1つの
磁気ヘッドに2つの磁気ギャップg1 ,g2 が所定の位
置関係を持って配置されているので、回転ドラムの偏心
等があってもこれら磁気ギャップg1 ,g2 で記録され
る記録トラック72,73は共に同一方向に傾き、他方
の記録トラックにオーバーラップするようなことがな
い。したがって、十分な再生出力が得られ、ビットエラ
ーレートが高くならない。
【0066】次に、上述の磁気ヘッドを作製する方法に
ついて説明する。先ず、図11に示すように、フェライ
トよりなる基板74と非磁性材料よりなる基板75とが
側面を接合面として接合一体化されたヘッドコア基板7
6に対し、その一主面76aに磁気テープ71上のトラ
ックピッチPと等しい段差Dを磁気テープ71との対接
面となる一側面76bから他側面76c側に亘って切削
加工する。本実施例では、上記段差Dは5μmとした。
ついて説明する。先ず、図11に示すように、フェライ
トよりなる基板74と非磁性材料よりなる基板75とが
側面を接合面として接合一体化されたヘッドコア基板7
6に対し、その一主面76aに磁気テープ71上のトラ
ックピッチPと等しい段差Dを磁気テープ71との対接
面となる一側面76bから他側面76c側に亘って切削
加工する。本実施例では、上記段差Dは5μmとした。
【0067】同様に、上記ヘッドコア基板76と全く同
じ構成のフェライトよりなる基板77と非磁性材料より
なる基板78とが接合一体化されたヘッドコア基板79
に対し、磁気テープ71上のトラックピッチPと略等し
い段差Dを形成する。
じ構成のフェライトよりなる基板77と非磁性材料より
なる基板78とが接合一体化されたヘッドコア基板79
に対し、磁気テープ71上のトラックピッチPと略等し
い段差Dを形成する。
【0068】次に、図13に示すように、一方のヘッド
コア基板76の段差Dを設けた段差形成面76a上に強
磁性金属薄膜80を被着形成する。このときの強磁性金
属薄膜80の膜厚は、ATF(オートトラッキング)を
考慮して磁気テープ71上の記録トラック72,73の
トラックピッチP寸法よりも若干大きくする。なお、本
実施例では、上記強磁性金属薄膜80の膜厚は7μmと
した。次いで、図14に示すように、上記強磁性金属薄
膜80を挾んで他方のヘッドコア基板79を一方のヘッ
ドコア基板76上に重ね合わせ接合一体化してヘッドコ
アブロック81を形成する。
コア基板76の段差Dを設けた段差形成面76a上に強
磁性金属薄膜80を被着形成する。このときの強磁性金
属薄膜80の膜厚は、ATF(オートトラッキング)を
考慮して磁気テープ71上の記録トラック72,73の
トラックピッチP寸法よりも若干大きくする。なお、本
実施例では、上記強磁性金属薄膜80の膜厚は7μmと
した。次いで、図14に示すように、上記強磁性金属薄
膜80を挾んで他方のヘッドコア基板79を一方のヘッ
ドコア基板76上に重ね合わせ接合一体化してヘッドコ
アブロック81を形成する。
【0069】次に、上記ヘッドコアブロック81の前記
段差位置に、アジマス角の略2倍相当の角度αを持って
互いに傾斜する一対の斜面82a,82bを有する断面
略V字状の溝82を、図15に示すように、上記強磁性
金属薄膜80が分断されるように且つ該強磁性金属薄膜
80の膜厚の中心位置でのヘッド走行方向における距離
がギャップ間段差GLとなるように、当該ヘッドコアブ
ロック81の一側面81aから他側面81bに亘って形
成する。なお本実施例では、上記一対の磁気ギャップg
1 ,g2 のアジマス角θ1 ,θ2 はいずれも20゜とす
るため、上記V字状をなす溝82のなす角度αをその2
倍の40゜とした。また、このときの上記溝82の深さ
は、ヘッドコアブロック81が分断されないように、且
つ少なくとも完成後の磁気ヘッドのコア厚さよりも深く
なるようする。
段差位置に、アジマス角の略2倍相当の角度αを持って
互いに傾斜する一対の斜面82a,82bを有する断面
略V字状の溝82を、図15に示すように、上記強磁性
金属薄膜80が分断されるように且つ該強磁性金属薄膜
80の膜厚の中心位置でのヘッド走行方向における距離
がギャップ間段差GLとなるように、当該ヘッドコアブ
ロック81の一側面81aから他側面81bに亘って形
成する。なお本実施例では、上記一対の磁気ギャップg
1 ,g2 のアジマス角θ1 ,θ2 はいずれも20゜とす
るため、上記V字状をなす溝82のなす角度αをその2
倍の40゜とした。また、このときの上記溝82の深さ
は、ヘッドコアブロック81が分断されないように、且
つ少なくとも完成後の磁気ヘッドのコア厚さよりも深く
なるようする。
【0070】この結果、一方のヘッドコア基板79が2
つ分断され、フェライトよりなる基板77a,77bと
非磁性材料よりなる基板78a,78bとの接合基板と
に2分される。同様に、強磁性金属薄膜80が2つに分
断され、強磁性金属薄膜80aと強磁性金属薄膜80b
とに2分される。そして、その分断された強磁性金属薄
膜80a,80bは、厚み方向にトラックピッチPと同
じ段差Dを持って設けられるとともに、その膜厚の中心
位置でのヘッド走行方向における距離がギャップ間段差
GLとなる。
つ分断され、フェライトよりなる基板77a,77bと
非磁性材料よりなる基板78a,78bとの接合基板と
に2分される。同様に、強磁性金属薄膜80が2つに分
断され、強磁性金属薄膜80aと強磁性金属薄膜80b
とに2分される。そして、その分断された強磁性金属薄
膜80a,80bは、厚み方向にトラックピッチPと同
じ段差Dを持って設けられるとともに、その膜厚の中心
位置でのヘッド走行方向における距離がギャップ間段差
GLとなる。
【0071】次に、図16に示すように、上記溝82の
各斜面82a,82b上にギャップ材を被着した後、金
属磁性材料をスパッタリングして強磁性金属薄膜83を
形成する。なお、強磁性金属薄膜83は、スパッタリン
グ等によって形成するため、上記溝82の両側に呈する
ヘッドコアブロック81の主面81a上にも形成され
る。次いで、上記溝82の内部をガラス84で充填し、
ヘッドコアブロック81の主面81a上に積層されるギ
ャップ膜、強磁性金属薄膜83、ガラス84を研磨等に
よって除去する。この結果、図17に示すように、上記
溝82は強磁性金属薄膜83、ガラス84によって埋め
られた形となる。
各斜面82a,82b上にギャップ材を被着した後、金
属磁性材料をスパッタリングして強磁性金属薄膜83を
形成する。なお、強磁性金属薄膜83は、スパッタリン
グ等によって形成するため、上記溝82の両側に呈する
ヘッドコアブロック81の主面81a上にも形成され
る。次いで、上記溝82の内部をガラス84で充填し、
ヘッドコアブロック81の主面81a上に積層されるギ
ャップ膜、強磁性金属薄膜83、ガラス84を研磨等に
よって除去する。この結果、図17に示すように、上記
溝82は強磁性金属薄膜83、ガラス84によって埋め
られた形となる。
【0072】次に、上記ヘッドコアブロック81を所定
のヘッドチップ厚になるように、その厚み方向から両面
研磨を行う。この結果、図18に示すように、他方のヘ
ッドコア基板74が2つに分断され、フェライトよりな
る基板74a,74bと非磁性材料よりなる基板75
a,75b(図示は省略する。)との接合基板とに2分
される。同様に、上記溝82内に形成された強磁性金属
薄膜83が2つに分断され、強磁性金属薄膜83aと強
磁性金属薄膜83bとに2分される。なお、これら分断
された強磁性金属薄膜83a,83bは、ガラス84に
よって接合された状態にある。
のヘッドチップ厚になるように、その厚み方向から両面
研磨を行う。この結果、図18に示すように、他方のヘ
ッドコア基板74が2つに分断され、フェライトよりな
る基板74a,74bと非磁性材料よりなる基板75
a,75b(図示は省略する。)との接合基板とに2分
される。同様に、上記溝82内に形成された強磁性金属
薄膜83が2つに分断され、強磁性金属薄膜83aと強
磁性金属薄膜83bとに2分される。なお、これら分断
された強磁性金属薄膜83a,83bは、ガラス84に
よって接合された状態にある。
【0073】次に、図19に示すように、上記V字状を
なす強磁性金属薄膜83a,83bと、ラミネートされ
る強磁性金属薄膜80a,80bを挾み込んだ一対のフ
ェライトよりなる基板74a,77a及び74b,77
bとの界面に沿って、これらフェライトよりなる基板7
4a,77a及び74b,77bにコイルを巻装させる
ためのコイル巻線溝85,86を前面よりその中央部位
置までストレートに形成する。また、これとは反対の面
には、上記V字状をなす強磁性金属薄膜83a,83b
と、非磁性材料よりなる基板75a,78a及び75
b,78bとの界面に沿って、これら非磁性材料よりな
る基板75a,78a及び75b,78bに上記コイル
巻線溝85,86の一部としてのV字状の溝87,88
を形成する。次いで、上記コイルを巻装させためのコイ
ル巻線溝85,86が形成されたフェライトよりなる基
板74a,77a及び74b,77bの前面を鏡面加工
するとともに、上記V字状の溝87,88が形成された
非磁性材料よりなる基板75a,78a及び75b,7
8bの背面を鏡面加工する。
なす強磁性金属薄膜83a,83bと、ラミネートされ
る強磁性金属薄膜80a,80bを挾み込んだ一対のフ
ェライトよりなる基板74a,77a及び74b,77
bとの界面に沿って、これらフェライトよりなる基板7
4a,77a及び74b,77bにコイルを巻装させる
ためのコイル巻線溝85,86を前面よりその中央部位
置までストレートに形成する。また、これとは反対の面
には、上記V字状をなす強磁性金属薄膜83a,83b
と、非磁性材料よりなる基板75a,78a及び75
b,78bとの界面に沿って、これら非磁性材料よりな
る基板75a,78a及び75b,78bに上記コイル
巻線溝85,86の一部としてのV字状の溝87,88
を形成する。次いで、上記コイルを巻装させためのコイ
ル巻線溝85,86が形成されたフェライトよりなる基
板74a,77a及び74b,77bの前面を鏡面加工
するとともに、上記V字状の溝87,88が形成された
非磁性材料よりなる基板75a,78a及び75b,7
8bの背面を鏡面加工する。
【0074】次に、図20に示すように、フェライトよ
りなる基板74a,77a及び74b,77bと、非磁
性材料よりなる基板75a,78a及び75b,78b
の界面に沿って、上記非磁性材料よりなる基板75a,
78a及び75b,78bを切り離す。そして、切り離
した非磁性材料よりなる基板75a,78a及び75
b,78bを、フェライトよりなる基板74a,77a
及び74b,77bに互いの溝85,86及び溝87,
88の位置を合わせて金接合によって接合する。すなわ
ち、非磁性材料よりなる基板75a,78a及び75
b,78bの鏡面加工を施した面にCr又はTiよりな
る下地膜を付け、この上にAu層を積層する。同様に、
フェライトよりなる基板74a,77a及び74b,7
7bの鏡面加工を施した面にCr又はTiよりなる下地
膜を付け、この上にAu層を積層する。そしてこれらA
u層同士を突合わせ、これらAu層の熱拡散によって上
記非磁性材料よりなる基板75a,78a及び75b,
78bとフェライトよりなる基板74a,77a及び7
4b,77bを接合一体化する。
りなる基板74a,77a及び74b,77bと、非磁
性材料よりなる基板75a,78a及び75b,78b
の界面に沿って、上記非磁性材料よりなる基板75a,
78a及び75b,78bを切り離す。そして、切り離
した非磁性材料よりなる基板75a,78a及び75
b,78bを、フェライトよりなる基板74a,77a
及び74b,77bに互いの溝85,86及び溝87,
88の位置を合わせて金接合によって接合する。すなわ
ち、非磁性材料よりなる基板75a,78a及び75
b,78bの鏡面加工を施した面にCr又はTiよりな
る下地膜を付け、この上にAu層を積層する。同様に、
フェライトよりなる基板74a,77a及び74b,7
7bの鏡面加工を施した面にCr又はTiよりなる下地
膜を付け、この上にAu層を積層する。そしてこれらA
u層同士を突合わせ、これらAu層の熱拡散によって上
記非磁性材料よりなる基板75a,78a及び75b,
78bとフェライトよりなる基板74a,77a及び7
4b,77bを接合一体化する。
【0075】Auによる熱拡散接合は、その接合温度が
150度〜300度と極めて低温で行われるため、磁気
特性の劣化や熱膨張に起因する歪みの影響や酸化拡散反
応等に有効である。特に、強磁性金属薄膜にアモルファ
ス合金を使用した場合には有利で、熱拡散温度が結晶化
温度以上となることはないので、結晶化による軟磁気特
性の劣化が防止できる。また、下地膜としてCr又はT
iよりなる膜を設けているので接合強度の面でも有利で
ある。
150度〜300度と極めて低温で行われるため、磁気
特性の劣化や熱膨張に起因する歪みの影響や酸化拡散反
応等に有効である。特に、強磁性金属薄膜にアモルファ
ス合金を使用した場合には有利で、熱拡散温度が結晶化
温度以上となることはないので、結晶化による軟磁気特
性の劣化が防止できる。また、下地膜としてCr又はT
iよりなる膜を設けているので接合強度の面でも有利で
ある。
【0076】この結果、1チップに互いに異なる向きの
アジマス角θ1 ,θ2 を有した2つの磁気ギャップ
g1 ,g2 を備えた図8及び図9に示す本実施例1に係
る磁気ヘッドが完成する。上述のように、予めヘッドコ
ア基板76,79に磁気テープ71上のトラックピッチ
Pと略等しい段差Dを形成しておけば、別々に作製した
2つの磁気ヘッドを同一のヘッドベース上に所定間隔で
配置するよりもこれら磁気ギャップg1 ,g2 のトラッ
ク位置がより正確なものとなる。
アジマス角θ1 ,θ2 を有した2つの磁気ギャップ
g1 ,g2 を備えた図8及び図9に示す本実施例1に係
る磁気ヘッドが完成する。上述のように、予めヘッドコ
ア基板76,79に磁気テープ71上のトラックピッチ
Pと略等しい段差Dを形成しておけば、別々に作製した
2つの磁気ヘッドを同一のヘッドベース上に所定間隔で
配置するよりもこれら磁気ギャップg1 ,g2 のトラッ
ク位置がより正確なものとなる。
【0077】実施例2
本実施例の磁気ヘッドは、磁気ギャップg1 ,g2 に付
与するトラックピッチ方向での段差Dをフェライトより
なる基板にラミネートさせた非磁性膜で規制するように
したものである。なお、この実施例に係る磁気ヘッドで
は、先の実施例1に係る磁気ヘッドで用いた非磁性材料
とフェライトよりなる複合型の基板に代えて非磁性材料
のみからなる基板を用い、このフェライトよりなる基板
間に非磁性膜をラミネートさせた以外は実施例1の磁気
ヘッドと略同一の構成である。したがって、この実施例
の磁気ヘッドでは、先の実施例1の磁気ヘッドと同一の
部材には同一の符号を付しその説明は省略する。
与するトラックピッチ方向での段差Dをフェライトより
なる基板にラミネートさせた非磁性膜で規制するように
したものである。なお、この実施例に係る磁気ヘッドで
は、先の実施例1に係る磁気ヘッドで用いた非磁性材料
とフェライトよりなる複合型の基板に代えて非磁性材料
のみからなる基板を用い、このフェライトよりなる基板
間に非磁性膜をラミネートさせた以外は実施例1の磁気
ヘッドと略同一の構成である。したがって、この実施例
の磁気ヘッドでは、先の実施例1の磁気ヘッドと同一の
部材には同一の符号を付しその説明は省略する。
【0078】本実施例の磁気ヘッドにおいては、厚みの
同じ非磁性材料よりなる基板61,62及び63,64
間にラミネートさせた強磁性金属薄膜65,66の下側
又は上側に磁気テープ71上のトラックピッチP寸法と
同じ寸法の膜厚とした非磁性膜89,90を介在させる
ことにより、相対向する強磁性金属薄膜65,66に段
差を持たせるように構成されている。すなわち、上記一
対の基板61,62及び63,64間に介在させたトラ
ックピッチPと同寸法の膜厚とした非磁性膜89,90
によって、上記ラミネートされた強磁性金属薄膜65,
66とこれに斜交する強磁性金属薄膜57,59との間
に形成される磁気ギャップg1 ,g2 がトラックピッチ
方向に磁気テープ71上のトラックピッチPと同じ段差
を持って配置されている。
同じ非磁性材料よりなる基板61,62及び63,64
間にラミネートさせた強磁性金属薄膜65,66の下側
又は上側に磁気テープ71上のトラックピッチP寸法と
同じ寸法の膜厚とした非磁性膜89,90を介在させる
ことにより、相対向する強磁性金属薄膜65,66に段
差を持たせるように構成されている。すなわち、上記一
対の基板61,62及び63,64間に介在させたトラ
ックピッチPと同寸法の膜厚とした非磁性膜89,90
によって、上記ラミネートされた強磁性金属薄膜65,
66とこれに斜交する強磁性金属薄膜57,59との間
に形成される磁気ギャップg1 ,g2 がトラックピッチ
方向に磁気テープ71上のトラックピッチPと同じ段差
を持って配置されている。
【0079】このように構成された磁気ヘッドにおいて
は、先の実施例1の磁気ヘッドと同様に1チップに互い
に異なる向きのアジマス角θ1 ,θ2 を有した2つの磁
気ギャップg1 ,g2 が所定の位置関係を持って配置さ
れるため、回転ドラムの偏心等があっても十分な再生出
力が得られ、ビットエラーレートが高くならない。ま
た、2つの磁気ギャップg1 ,g2 によって同時に記録
再生を行うので、テープ幅8mm以下とした幅狭の磁気
テープ71に対して8×105 bit/mm2 以上の高
記録密度で記録再生しても、異常トラックパターンによ
るビットエラーレートが高くなることなくディジタル画
像信号の長時間再生が可能となる。
は、先の実施例1の磁気ヘッドと同様に1チップに互い
に異なる向きのアジマス角θ1 ,θ2 を有した2つの磁
気ギャップg1 ,g2 が所定の位置関係を持って配置さ
れるため、回転ドラムの偏心等があっても十分な再生出
力が得られ、ビットエラーレートが高くならない。ま
た、2つの磁気ギャップg1 ,g2 によって同時に記録
再生を行うので、テープ幅8mm以下とした幅狭の磁気
テープ71に対して8×105 bit/mm2 以上の高
記録密度で記録再生しても、異常トラックパターンによ
るビットエラーレートが高くなることなくディジタル画
像信号の長時間再生が可能となる。
【0080】この実施例の磁気ヘッドを作製するには、
以下のようにする。先ず、図22に示すように、非磁性
材料よりなるヘッドコア基板76の一主面76aの略半
分の領域に磁気テープ71上のトラックピッチPと等し
い寸法の膜厚とした非磁性膜89を被着形成する。この
結果、ヘッドコア基板76の一主面76aと非磁性膜8
9の上面89aとの段差Dが磁気テープ71上のトラッ
クピッチPと同じ段差となる。
以下のようにする。先ず、図22に示すように、非磁性
材料よりなるヘッドコア基板76の一主面76aの略半
分の領域に磁気テープ71上のトラックピッチPと等し
い寸法の膜厚とした非磁性膜89を被着形成する。この
結果、ヘッドコア基板76の一主面76aと非磁性膜8
9の上面89aとの段差Dが磁気テープ71上のトラッ
クピッチPと同じ段差となる。
【0081】同様にして、図23に示すように、上記ヘ
ッドコア基板76と全く同じ構成の非磁性材料よりなる
ヘッドコア基板79にも非磁性膜90を被着形成する。
次に、図24に示すように、一方のヘッドコア基板76
上に強磁性金属薄膜80を全面に亘って被着形成する。
この結果、非磁性膜89上に形成された強磁性金属薄膜
80とヘッドコア基板76上に直接形成された強磁性金
属薄膜80との段差は、上記非磁性膜89の膜厚に応じ
て磁気テープ71上のトラックピッチPと同じになる。
なお、このときの強磁性金属薄膜80の膜厚は、先の実
施例1と同様にATF(オートトラッキング)を考慮し
て磁気テープ71上の記録トラック72,73のトラッ
クピッチP寸法よりも若干広くし7μmとする。
ッドコア基板76と全く同じ構成の非磁性材料よりなる
ヘッドコア基板79にも非磁性膜90を被着形成する。
次に、図24に示すように、一方のヘッドコア基板76
上に強磁性金属薄膜80を全面に亘って被着形成する。
この結果、非磁性膜89上に形成された強磁性金属薄膜
80とヘッドコア基板76上に直接形成された強磁性金
属薄膜80との段差は、上記非磁性膜89の膜厚に応じ
て磁気テープ71上のトラックピッチPと同じになる。
なお、このときの強磁性金属薄膜80の膜厚は、先の実
施例1と同様にATF(オートトラッキング)を考慮し
て磁気テープ71上の記録トラック72,73のトラッ
クピッチP寸法よりも若干広くし7μmとする。
【0082】次いで、図25に示すように、上記強磁性
金属薄膜80を挾んで他方のヘッドコア基板79を一方
のヘッドコア基板76上に重ね合わせ接合一体化する。
以下、先の実施例1の磁気ヘッドを作製した要領で図2
6ないし図31に示すように、順次V溝加工、ガラス充
填等の作業を行い、磁気ヘッドを完成する。なお、これ
らの工程は先の実施例1の磁気ヘッドを作製する工程と
同じであるため、その説明は省略する。以上のように、
予めヘッドコア基板76,79にトラックピッチPに応
じた膜厚の非磁性膜89,90を形成しておけば、V字
状の溝82を入れた時点で一対の磁気ギャップg1 ,g
2 のトラックピッチ方向での段差及びヘッド走行方向で
のギャップ間段差が決まり、別々に作製した2つの磁気
ヘッドを同一のヘッドベース上に所定間隔で配置するよ
りもこれら磁気ギャップg1 ,g2 のトラック位置がよ
り正確なものとなる。
金属薄膜80を挾んで他方のヘッドコア基板79を一方
のヘッドコア基板76上に重ね合わせ接合一体化する。
以下、先の実施例1の磁気ヘッドを作製した要領で図2
6ないし図31に示すように、順次V溝加工、ガラス充
填等の作業を行い、磁気ヘッドを完成する。なお、これ
らの工程は先の実施例1の磁気ヘッドを作製する工程と
同じであるため、その説明は省略する。以上のように、
予めヘッドコア基板76,79にトラックピッチPに応
じた膜厚の非磁性膜89,90を形成しておけば、V字
状の溝82を入れた時点で一対の磁気ギャップg1 ,g
2 のトラックピッチ方向での段差及びヘッド走行方向で
のギャップ間段差が決まり、別々に作製した2つの磁気
ヘッドを同一のヘッドベース上に所定間隔で配置するよ
りもこれら磁気ギャップg1 ,g2 のトラック位置がよ
り正確なものとなる。
【0083】なお、この例の磁気ヘッドにおいても、先
の実施例1の磁気ヘッドと同様に、磁気記録媒体対接面
側を非磁性材料で構成し、バック側をフェライトで構成
するようにしても同様の作用効果が得られることは言う
までもない。
の実施例1の磁気ヘッドと同様に、磁気記録媒体対接面
側を非磁性材料で構成し、バック側をフェライトで構成
するようにしても同様の作用効果が得られることは言う
までもない。
【0084】実施例3
本実施例の磁気ヘッドは、磁気ギャップg1 ,g2 に付
与するトラックピッチ方向での段差Dを強磁性金属薄膜
をラミネートする一対の非磁性材料よりなる基板の対向
面に形成した傾斜面で規制するようにしたものである。
なお、この実施例に係る磁気ヘッドでは、先の実施例1
に係る磁気ヘッドで用いた非磁性材料とフェライトより
なる複合型の基板に代えて非磁性材料のみからなる基板
を用い、この非磁性材料よりなる基板の対向面に傾斜面
を形成した以外は実施例1の磁気ヘッドと略同一の構成
である。したがって、この実施例の磁気ヘッドでは、先
の実施例1の磁気ヘッドと同一の部材には同一の符号を
付しその説明は省略する。
与するトラックピッチ方向での段差Dを強磁性金属薄膜
をラミネートする一対の非磁性材料よりなる基板の対向
面に形成した傾斜面で規制するようにしたものである。
なお、この実施例に係る磁気ヘッドでは、先の実施例1
に係る磁気ヘッドで用いた非磁性材料とフェライトより
なる複合型の基板に代えて非磁性材料のみからなる基板
を用い、この非磁性材料よりなる基板の対向面に傾斜面
を形成した以外は実施例1の磁気ヘッドと略同一の構成
である。したがって、この実施例の磁気ヘッドでは、先
の実施例1の磁気ヘッドと同一の部材には同一の符号を
付しその説明は省略する。
【0085】すなわち、本実施例の磁気ヘッドにおいて
は、強磁性金属薄膜65,66をラミネートする一対の
非磁性材料よりなる基板61,62及び63,64の対
向面61a,62a及び63a,64aを傾斜させるこ
とにより、相対向する強磁性金属薄膜65,66に段差
を持たせ、この強磁性金属薄膜65,66とこれに斜交
する強磁性金属薄膜57,59との間に形成される磁気
ギャップg1 ,g2 にトラックピッチ方向で磁気テープ
71上のトラックピッチPと同一寸法の段差を持たせる
ように構成されている。
は、強磁性金属薄膜65,66をラミネートする一対の
非磁性材料よりなる基板61,62及び63,64の対
向面61a,62a及び63a,64aを傾斜させるこ
とにより、相対向する強磁性金属薄膜65,66に段差
を持たせ、この強磁性金属薄膜65,66とこれに斜交
する強磁性金属薄膜57,59との間に形成される磁気
ギャップg1 ,g2 にトラックピッチ方向で磁気テープ
71上のトラックピッチPと同一寸法の段差を持たせる
ように構成されている。
【0086】このように構成された磁気ヘッドにおいて
は、先の実施例1の磁気ヘッドと同様に1チップに互い
に異なる向きのアジマス角θ1 ,θ2 を有した2つの磁
気ギャップg1 ,g2 が所定の位置関係を持って配置さ
れるため、回転ドラムの偏心等があっても十分な再生出
力が得られ、ビットエラーレートが高くならない。ま
た、2つの磁気ギャップg1 ,g2 によって同時に記録
再生を行うので、テープ幅8mm以下とした幅狭の磁気
テープ71に対して8×105 bit/mm2 以上の高
記録密度で記録再生しても、異常トラックパターンによ
るビットエラーレートが高くなることなくディジタル画
像信号の長時間再生が可能となる。
は、先の実施例1の磁気ヘッドと同様に1チップに互い
に異なる向きのアジマス角θ1 ,θ2 を有した2つの磁
気ギャップg1 ,g2 が所定の位置関係を持って配置さ
れるため、回転ドラムの偏心等があっても十分な再生出
力が得られ、ビットエラーレートが高くならない。ま
た、2つの磁気ギャップg1 ,g2 によって同時に記録
再生を行うので、テープ幅8mm以下とした幅狭の磁気
テープ71に対して8×105 bit/mm2 以上の高
記録密度で記録再生しても、異常トラックパターンによ
るビットエラーレートが高くなることなくディジタル画
像信号の長時間再生が可能となる。
【0087】この実施例の磁気ヘッドを作製するには、
以下のようにする。先ず、図33に示すように、非磁性
材料よりなるヘッドコア基板76の一主面に傾斜面76
aを形成する。上記傾斜面76aは、磁気テープ71上
のトラックピッチPに相当する段差をD、一対の磁気ギ
ャップg1 ,g2 のヘッド走行方向におけるギャップ間
段差をGLとしたときに、θ=tan-1(D/GL)な
る角度となるように形成する。同様にして、図34に示
すように、非磁性材料よりなるヘッドコア基板79の一
主面に傾斜面79aを形成する。
以下のようにする。先ず、図33に示すように、非磁性
材料よりなるヘッドコア基板76の一主面に傾斜面76
aを形成する。上記傾斜面76aは、磁気テープ71上
のトラックピッチPに相当する段差をD、一対の磁気ギ
ャップg1 ,g2 のヘッド走行方向におけるギャップ間
段差をGLとしたときに、θ=tan-1(D/GL)な
る角度となるように形成する。同様にして、図34に示
すように、非磁性材料よりなるヘッドコア基板79の一
主面に傾斜面79aを形成する。
【0088】次に、図35に示すように、一方のヘッド
コア基板76の傾斜面76a上に強磁性金属薄膜80を
全面に亘って被着形成する。このときの強磁性金属薄膜
80の膜厚は、先の実施例1と同様にATF(オートト
ラッキング)を考慮して磁気テープ71上の記録トラッ
ク72,73のトラックピッチP寸法よりも若干広くし
7μmとする。
コア基板76の傾斜面76a上に強磁性金属薄膜80を
全面に亘って被着形成する。このときの強磁性金属薄膜
80の膜厚は、先の実施例1と同様にATF(オートト
ラッキング)を考慮して磁気テープ71上の記録トラッ
ク72,73のトラックピッチP寸法よりも若干広くし
7μmとする。
【0089】次いで、図36に示すように、上記強磁性
金属薄膜80を挾んで他方のヘッドコア基板79を一方
のヘッドコア基板76上に重ね合わせ接合一体化する。
以下、先の実施例1の磁気ヘッドを作製した要領で図3
7ないし図42に示すように、順次V溝加工、ガラス充
填等の作業を行い、磁気ヘッドを完成する。なお、これ
らの工程は先の実施例1の磁気ヘッドを作製する工程と
同じであるため、その説明は省略する。上述のように、
予めヘッドコア基板76,79にトラックピッチPに応
じた段差が得られるように傾斜面を形成しておけば、V
字状の溝82を入れた時点で一対の磁気ギャップg1 ,
g2 のトラックピッチ方向での段差D及びヘッド走行方
向でのギャップ間段差GLが決まり、別々に作製した2
つの磁気ヘッドを同一のヘッドベース上に所定間隔で配
置するよりもこれら磁気ギャップg1 ,g2 のトラック
位置がより正確なものとなる。
金属薄膜80を挾んで他方のヘッドコア基板79を一方
のヘッドコア基板76上に重ね合わせ接合一体化する。
以下、先の実施例1の磁気ヘッドを作製した要領で図3
7ないし図42に示すように、順次V溝加工、ガラス充
填等の作業を行い、磁気ヘッドを完成する。なお、これ
らの工程は先の実施例1の磁気ヘッドを作製する工程と
同じであるため、その説明は省略する。上述のように、
予めヘッドコア基板76,79にトラックピッチPに応
じた段差が得られるように傾斜面を形成しておけば、V
字状の溝82を入れた時点で一対の磁気ギャップg1 ,
g2 のトラックピッチ方向での段差D及びヘッド走行方
向でのギャップ間段差GLが決まり、別々に作製した2
つの磁気ヘッドを同一のヘッドベース上に所定間隔で配
置するよりもこれら磁気ギャップg1 ,g2 のトラック
位置がより正確なものとなる。
【0090】なお、この例の磁気ヘッドにおいても、先
の実施例1の磁気ヘッドと同様に、磁気記録媒体対接面
側を非磁性材料で構成し、バック側をフェライトで構成
するようにしても同様の作用効果が得られることは言う
までもない。
の実施例1の磁気ヘッドと同様に、磁気記録媒体対接面
側を非磁性材料で構成し、バック側をフェライトで構成
するようにしても同様の作用効果が得られることは言う
までもない。
【0091】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気ヘッドにおいては、1チップに一対の磁気ギャ
ップが所定の位置関係を持って配置されているため、回
転ドラムに搭載して磁気テープに記録再生した場合、回
転ドラムに偏心等があってもこれら磁気ギャップで記録
される記録トラックは共に同一方向に傾き、他方の記録
トラックにオーバーラップせず、十分な再生出力が得ら
れ、ビットエラーレートが高くならない。
明の磁気ヘッドにおいては、1チップに一対の磁気ギャ
ップが所定の位置関係を持って配置されているため、回
転ドラムに搭載して磁気テープに記録再生した場合、回
転ドラムに偏心等があってもこれら磁気ギャップで記録
される記録トラックは共に同一方向に傾き、他方の記録
トラックにオーバーラップせず、十分な再生出力が得ら
れ、ビットエラーレートが高くならない。
【0092】また、本発明の磁気ヘッドを用い、記録情
報量を再生歪みの少ない形で圧縮する方法を採用すれ
ば、トラック幅5μm以下として記録波長0.5μmで
8×105 bit/mm2 以上の高記録密度を持ってテ
ープ幅8mm以下の幅狭の磁気テープに対し、ビットエ
ラーレートの少ない形でディジタル画像信号の長時間記
録再生を行うことができる。
報量を再生歪みの少ない形で圧縮する方法を採用すれ
ば、トラック幅5μm以下として記録波長0.5μmで
8×105 bit/mm2 以上の高記録密度を持ってテ
ープ幅8mm以下の幅狭の磁気テープに対し、ビットエ
ラーレートの少ない形でディジタル画像信号の長時間記
録再生を行うことができる。
【0093】一方、本発明の製造方法によれば、予めヘ
ッドコア基板にトラックピッチPに応じた段差又は傾斜
面を形成しているので、V字状の溝を入れた時点で一対
の磁気ギャップのトラックピッチ方向での段差とヘッド
走行方向でのギャップ間段差が決まる。したがって、本
発明の製造方法により作製された磁気ヘッドにおいて
は、従来のように別々に作製した2つの磁気ヘッドを同
一のヘッドベース上に所定間隔で配置するよりも磁気ギ
ャップのトラック位置がより正確なものとなる。
ッドコア基板にトラックピッチPに応じた段差又は傾斜
面を形成しているので、V字状の溝を入れた時点で一対
の磁気ギャップのトラックピッチ方向での段差とヘッド
走行方向でのギャップ間段差が決まる。したがって、本
発明の製造方法により作製された磁気ヘッドにおいて
は、従来のように別々に作製した2つの磁気ヘッドを同
一のヘッドベース上に所定間隔で配置するよりも磁気ギ
ャップのトラック位置がより正確なものとなる。
【図1】ディジタル画像情報を再生歪みの少ない形で圧
縮する信号処理部の記録側の構成を示すブロック図であ
る。
縮する信号処理部の記録側の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】ディジタル画像情報を再生歪みの少ない形で圧
縮する信号処理部の再生側の構成を示すブロック図であ
る。
縮する信号処理部の再生側の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ブロック符号化のためのブロックの一例を示す
線図である。
線図である。
【図4】サブサンプリング及びサブラインの説明に用い
る線図である。
る線図である。
【図5】ブロック符号化回路の一例のブロック図であ
る。
る。
【図6】チャンネルエンコーダの一例の概略を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】チャンネルデコーダの一例の概略を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】実施例1の磁気ヘッドを対接面側より見た要部
拡大正面図である。
拡大正面図である。
【図9】実施例1の磁気ヘッドの斜視図である。
【図10】実施例1の磁気ヘッドによってディジタル画
像情報と音声信号が記録された磁気テープのテープフォ
ーマットを示す図である。
像情報と音声信号が記録された磁気テープのテープフォ
ーマットを示す図である。
【図11】実施例1の磁気ヘッドを順次作製する工程を
示すもので、一方のヘッドコア基板に段差を形成する工
程を示す斜視図である。
示すもので、一方のヘッドコア基板に段差を形成する工
程を示す斜視図である。
【図12】他方のヘッドコア基板に段差を形成する工程
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図13】一方のヘッドコア基板上に強磁性金属薄膜を
被着形成する工程を示す斜視図である。
被着形成する工程を示す斜視図である。
【図14】ヘッドコア基板の重ね合わせ工程を示す斜視
図である。
図である。
【図15】V溝形成工程を示す斜視図である。
【図16】V溝内への強磁性金属薄膜の被着形成工程を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図17】V溝内へのガラス充填工程を示す斜視図であ
る。
る。
【図18】ヘッドコア厚となるように研磨する工程を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図19】コイル巻線溝形成工程を示す斜視図である。
【図20】ヘッドコア基板分断工程を示す斜視図であ
る。
る。
【図21】実施例2の磁気ヘッドを示す斜視図である。
【図22】実施例2の磁気ヘッドを順次作製する工程を
示すもので、一方のヘッドコア基板に段差を設ける工程
を示す斜視図である。
示すもので、一方のヘッドコア基板に段差を設ける工程
を示す斜視図である。
【図23】他方のヘッドコア基板に段差を設ける工程を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図24】一方のヘッドコア基板上に強磁性金属薄膜を
被着形成する工程を示す斜視図である。
被着形成する工程を示す斜視図である。
【図25】ヘッドコア基板の重ね合わせ工程を示す斜視
図である。
図である。
【図26】V溝形成工程を示す斜視図である。
【図27】V溝内への強磁性金属薄膜の被着形成工程を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図28】V溝内へのガラス充填工程を示す斜視図であ
る。
る。
【図29】ヘッドコア厚となるように研磨する工程を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図30】コイル巻線溝形成工程を示す斜視図である。
【図31】ヘッドコア基板分断工程を示す斜視図であ
る。
る。
【図32】実施例3の磁気ヘッドを示す斜視図である。
【図33】実施例3の磁気ヘッドを順次作製する工程を
示すもので、一方のヘッドコア基板に傾斜面を形成する
工程を示す斜視図である。
示すもので、一方のヘッドコア基板に傾斜面を形成する
工程を示す斜視図である。
【図34】他方のヘッドコア基板に傾斜面を形成する工
程を示す斜視図である。
程を示す斜視図である。
【図35】一方のヘッドコア基板上に強磁性金属薄膜を
被着形成する工程を示す斜視図である。
被着形成する工程を示す斜視図である。
【図36】ヘッドコア基板の重ね合わせ工程を示す斜視
図である。
図である。
【図37】V溝形成工程を示す斜視図である。
【図38】V溝内への強磁性金属薄膜の被着形成工程を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図39】V溝内へのガラス充填工程を示す斜視図であ
る。
る。
【図40】ヘッドコア厚となるように研磨する工程を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図41】コイル巻線溝形成工程を示す斜視図である。
【図42】ヘッドコア基板分断工程を示す斜視図であ
る。
る。
56・・・第1の磁気コア
57・・・第2の磁気コア
58・・・第3の磁気コア
59・・・第4の磁気コア
61,62,63,64・・・基板
65,66・・・強磁性金属薄膜
Claims (3)
- 【請求項1】 強磁性金属薄膜が基板に挾み込まれてな
り該強磁性金属薄膜の端面が臨む磁気ギャップ形成面が
斜面とされてなる第1の磁気コアと、上記第1の磁気コ
アの磁気ギャップ形成面上にギャップ材を介して成膜さ
れた強磁性金属薄膜からなる第2の磁気コアとを有し、
上記第1の磁気コアの強磁性金属薄膜の端面と第2の磁
気コアである強磁性金属薄膜の接合界面に磁気ギャップ
が形成されてなる一対の磁気ヘッド素子が隣接配置され
てなり、 上記各磁気ヘッド素子は、斜面とされた第1の磁気コア
の磁気ギャップ形成面同士が互いに対向するように配置
され、一対の磁気ギャップが互いに異なる向きのアジマ
ス角を有するように配置されるとともに、 これら磁気ギャップが、トラックピッチ方向において磁
気記録媒体上のトラックピッチと略等しい段差を有し、
且つヘッド走行方向において所定のギャップ間段差を有
するように配置されてなる磁気ヘッド。 - 【請求項2】 一対のヘッドコア基板に磁気記録媒体上
のトラックピッチと略等しい段差を形成する工程と、 一方のヘッドコア基板の段差形成面上に強磁性金属薄膜
を成膜する工程と、 上記ヘッドコア基板に対し強磁性金属薄膜を挾んで他方
のヘッドコア基板を接合一体化してヘッドコアブロック
を形成する工程と、 上記ヘッドコアブロックの上記段差位置に、アジマス角
の略2倍相当の角度を持って互いに傾斜する一対の斜面
を有する溝を上記強磁性金属薄膜が分断されるように形
成する工程と、 上記溝の各斜面上に強磁性金属薄膜を成膜する工程とを
有してなる磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項3】 磁気記録媒体上のトラックピッチに相当
する段差をDとし、ヘッド走行方向におけるギャップ間
段差をGLとしたときに、θ=tan-1(D/GL)な
る傾斜を一対のヘッドコア基板にそれぞれ形成する工程
と、 一方のヘッドコア基板の傾斜面上に強磁性金属薄膜を成
膜する工程と、 上記ヘッドコア基板に対し強磁性金属薄膜を挾んで他方
のヘッドコア基板を接合一体化してヘッドコアブロック
を形成する工程と、 上記ヘッドコアブロックに、アジマス角の略2倍相当の
角度を持って互いに傾斜する一対の斜面を有する溝を上
記強磁性金属薄膜が分断されるように形成する工程と、 上記溝の各斜面上に強磁性金属薄膜を成膜する工程とを
有してなる磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20887091A JPH0536020A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 磁気ヘツド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20887091A JPH0536020A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 磁気ヘツド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0536020A true JPH0536020A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16563486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20887091A Withdrawn JPH0536020A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 磁気ヘツド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536020A (ja) |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP20887091A patent/JPH0536020A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |