JPH0536603Y2 - - Google Patents

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JPH0536603Y2
JPH0536603Y2 JP18289785U JP18289785U JPH0536603Y2 JP H0536603 Y2 JPH0536603 Y2 JP H0536603Y2 JP 18289785 U JP18289785 U JP 18289785U JP 18289785 U JP18289785 U JP 18289785U JP H0536603 Y2 JPH0536603 Y2 JP H0536603Y2
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pulley
plunger
rotation
inner race
flange
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は工作機械のテーブル等の移動体をモー
タの回転により送り移動させる回転伝達装置に関
するものである。
<従来の技術> 一般に、工作機械の移動テーブルの送り移動機
構は第8図で示すように、移動テーブル1をガイ
ドロツド2により移動可能に案内し、ボールねじ
3の回転により送り移動を与えている。このボー
ルねじ3の正逆回転は、ボールねじ3の一端に固
着したプーリ4とモータ5のプーリ6とをタイミ
ングベルト7を介して回転伝達している。
<考案が解決しようとする問題点> 上記従来装置の場合、移動テーブル1を所要の
位置に停止させるためにボールねじ3の他端に電
磁ブレーキ8を設け、制動制御ユニツト9によつ
て制御している。従つて従動側に別系統の電磁ブ
レーキ8によるロツク機構を別置し、また専用の
制動制御ユニツト9を必要とし、設置スペースの
問題並びにコスト高の問題があつた。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記従来の問題点を解決したもので
あり、その構成要旨は、一端にフランジ11が形
成され、従動軸10上に回転方向を一体に係合し
て嵌挿したインナレース12と、前記インナレー
ス12の他端上に、前記フランジ11と対面する
側の端面にテーパ面16が形成され、このテーパ
面16と反対側の端面には凹歯形15を備え、所
定回転角のみ遊動回転可能に嵌挿したプーリ13
と、前記インナレース12と回転方向を一体に係
合し前記プーリ13の遊動回転端で回転方向を前
記凹歯形15と係合する凸歯形20を備えた回転
伝達リング19とを設け、前記インナレース12
のフランジ11と前記プーリ13との間に、回転
方向は固定部に固定し軸方向には移動可能に保持
され、インナデイスク31を挟んだ複数枚のアウ
タデイスク25と、このアウタデイスク25を挟
んで前記フランジ11側には制動スプリング30
によりアウタデイスク25側に押圧付勢されたア
ーマチユア29を、またプーリ13側にはインナ
エンドプレート28を配置したデイスクブレーキ
装置を設け、前記インナエンドプレート28に軸
移動可能に貫通し前記アーマチユア29を前記制
動スプリング30の押圧付勢に抗して押動する前
記デイスクブレーキ装置の制動を解放するプラン
ジヤ32と、このプランジヤ32の前記プーリ1
3側の端面に当接したリング状のプランジヤプレ
ート33と、このプランジヤプレート33と前記
プーリ13との間に、前記プーリ13の遊動回転
端でプーリ13の端面に形成した前記テーパ面1
6によつて前記プランジヤ32を前記デイスクブ
レーキ装置の制動解放方向に押圧軸動させるボー
ル35とを供え、前記プーリ13には回転モータ
とベルトを介して動力伝達されていることを特徴
とするものである。
<作用> 本考案は、駆動系の回転負荷がプーリに伝達さ
れない場合には、デイスクブレーキ装置が制動状
態となつて従動軸の回転をロツクしている。プー
リに駆動系の回転負荷が伝達されると、プーリの
遊動回転によりプーリの端面に形成したテーパ面
でボールを介してプランジヤを押圧軸動し、プラ
ンジヤによつてアーマチユアを制動スプリング力
に抗して押動させ、デイスクブレーキの制動を解
放すると同時に、プーリと回転伝達リングとの歯
形係合によりプーリの回転を回転伝達リング並び
にインナレースを介して従動軸に伝達する、駆動
系の回転負荷がなくなると、制動スプリングにア
ーマチユアを介して、プランジヤが押し戻され、
プーリのテーパ面で押し付けられているボールに
よつてプーリが逆方向に遊動回転し、ボールがテ
ーパ面の谷底に転がり込み、アーマチユアが制動
方向へ移動してデイスクブレーキ装置を制動状態
とし、従動軸の回転をロツクするものである。
<実施例> 以下本考案の実施例を第1図乃至第7図に基づ
いて説明する。第1図及び第2図において、10
は従動軸、12は前記従動軸10上にキー等によ
つて回転方向を一体に係合して嵌装されているイ
ンナレースである。このインナレース12の一端
にはフランジ11が形成されている。インナレー
ス12の他端上には、所定回転角のみ遊動可能に
装着したプーリ13と、インナレース12とキー
等によつて回転方向を一体に係合した回転伝達リ
ング19とが設けられている。
前記プーリ13の所要回転角のみ遊動可能に装
着する手段は、プーリ13に従動軸10の軸線と
平行する軸線で貫通され、周方向に長い長穴14
を設け、インナレース12のフランジ11に従動
軸10の軸線と平行な軸線で挿通したインナ締付
ボルト18上に嵌合されているインナスペーサ1
7を前記長穴14に貫通させ、インナ締付ボルト
18は前記回転伝達リング19のねじ穴19aに
螺合した構造である。従つて、インナレース12
と一体的な回転伝達リング19に対しプーリ13
は長穴14の範囲で相対遊動回転するのである。
このプーリ13には前記長穴14の他に、回転
伝達リング19と対向する面に周方向の凹歯形1
5が形成され、この凹歯形15が形成された面と
は反対側の面に周方向にテーパ面16が形成され
ている。また、回転伝達リング19の前記プーリ
13と対向する面には、プーリ13の遊動回転端
にて凹歯形15と係合する凸歯形20が形成され
ている。
前記プーリ13とインナレース12のフランジ
11との間にデイスクブレーキ装置が配設されて
いる。その構成は次の通りである。固定部21に
従動軸10と同心円のアウタレース22が固着さ
れ、このアウタレース22に従動軸10の軸線と
平行な軸線でアウタ締付ボルト24を挿通し、こ
のアウタ締付ボルト24に嵌挿したアウタスペー
サ23に、従動軸10と同心円のリング状の複数
枚のアウタデイスク25が軸方向のみ移動可能に
保持されている。27はアウタエンドプレートで
あり、アウタレース22に挿通したアウタ締付ボ
ルト24がねじ込まれる。26は前記アウタスペ
ーサ23に保持されたアウタデイスク25間のギ
ヤツプ調整ワツシヤである。
この固定部21側のアウタデイスク25に対
し、インナレース12側にはプーリ13側に従動
軸10と同心円のリング状のインナエンドプレー
ト28が、また、フランジ11側にアーマチユア
29が前記アウタデイスク25を挟んでインナス
ペーサ17に軸方向にのみ移動可能に保持されて
いる。31はアウタデイスク25間に挟まれてい
るインナデイスクであり、これもインナスペーサ
17に保持されている。
前記アーマチユア29は、インナレース12の
フランジ11との間に介装された制動スプリング
30によりアウタデイスク25側に押圧付勢さ
れ、インナエンドプレート28との間でアウタデ
イスク25を挟圧し、従動軸10に対しインナス
ペーサ17、インナレース12を介して回転方向
の制動並びにロツク作用を行うものである。
上記デイスクブレーキ装置の制動解除機構は次
の通りである。前記インナエンドプレート28に
従動軸10の軸線と平行な軸線でプランジヤ32
を軸動可能に貫通保持し、その一端をアーマチユ
ア29に当接する。プランジヤ32の他端は、イ
ンナスペーサ17に軸線方向に移動可能に保持さ
れたリング状のプランジヤプレート33に当接し
ている。このプランジヤプレート33とプーリ1
3との間には、インナスペーサ17に軸線方向に
移動可能に保持したボール保持プレート34と、
これに保持されたボール35とが介在されてい
る。このッボール35は、プーリ13に形成され
ているテーパ面16部位と対応して配置されてい
る。
次に上記構成の動作について第3図乃至第6図
を加えて説明する。プーリ13に駆動源より回転
負荷が伝達されていないときには、第3図乃至第
4図で示すように、ボール35はプーリ13のテ
ーパ面16の谷底に落ち込んでいる。このため、
プランジヤ32は第3図において右方に移動し、
アーマチユア29も制動スプリング30の押圧力
にて右方に押圧され、アウタデイスク25をアー
マチユア29とインナエンドプレート28とで挟
圧して従動軸10に対し制動並びにロツク作用を
付与している。
プーリ13に駆動片からの回転負荷が加わる
と、プーリ13は長穴14の範囲で遊動回転す
る。これにより、第6図で示すようにボール35
はテーパ面16によつてプランジヤプレート33
側に押し動かされ、プランジヤ32を介してアー
マチユア29を制動スプリング30の押圧力に抗
してフランジ11側へ押動し、第5図で示すよう
にアウタデイスク25の挟圧を解放して制動並び
にロツクを解除する。また同時に、回転伝達リン
グ19に対するプーリ13の遊動相対回転によ
り、凹歯形15が回転伝達リング19の凸歯形2
0に係合してプーリ13の回転を回転伝達リング
19に伝え、制動を解放された従動軸10に対し
インナレース12を介して伝達する。
次いで前記従動軸10の回転状態から、プーリ
13に対し駆動源から回転負荷がなくなると、制
動スオプリング30の押圧力によりボール35は
プーリ13のテーパ面16に押し付けられている
ために、プーリ13を逆方向に回転させ、ボール
35はテーパ面16の谷底へ落ち込む。これによ
り、プランジヤ32はプーリ13側へ移動され、
これに追従してアーマチユア29は制動スプリン
グ30の押圧力でアウタデイスク25側に移動
し、インナエンドプレート27とによつてアウタ
デイスク25を挟圧し、第3図で示す制動状態と
し、従動軸10の回転を停止させると共にロツク
状態とするのである。
第7図は本考案装置Aを移動テーブル1の移動
機構に適用した例で示すものであり、送りねじ3
が上記従動軸10に相当するものである。この場
合、モータ5の回転をプーリ6、タイミングベル
ト7を介して本考案装置Aの上記プーリ13に伝
えることにより、モータ5の起動でデイスクブレ
ーキ装置による制動を自動解除し、また、モータ
5の停止によつてデイスクブレーキ装置により自
動的に制動して移動テーブル1の送り位置決めが
行われる。
<考案の効果> 以上のように本考案によると、歯形係合するプ
ーリと回転伝達リングとによる動力伝達部と、プ
ーリのテーパ面によりボールを介してプランジヤ
を軸移動し、アーマチユアを制動することによ
り、プーリの回転負荷状態で自動的にデイスクブ
レーキ装置の制動力を制御する制動制御部とを2
系統に分離した構成であるから、高速回転から低
速回転の広い範囲における回転速度変化に対応し
て制御力の制御が可能であり、汎用的な自動ロツ
ク開閉機構を備えた回転伝達装置を提供すること
ができ、これにより、従来のように電磁ブレーキ
並びにその制御ユニツト等の専用野装置を別個に
設ける必要がなくなり、スペース的に有利となる
と共にコストダウンが図られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図は同分解状態
の斜視図、第3図は本考案の制動作動状態を示す
要部断面図、第4図は制動作動時におけるプーリ
とボールとの関係状態を示す斜視図、第5図は本
考案の制動解除状態を示す要部断面図、第6図は
制動解除時におけるプーリとボールとの関係状態
を示す斜視図、第7図は本考案装置を移動テーブ
ルの送り機構に適用した例を示す平面図、第8図
は従来技術を示す平面図である。 10……従動軸、11……フランジ、12……
インナレース、13……プーリ、14……長穴、
15……凹歯形、16……テーパ面、17……イ
ンナスペーサ、19……回転伝達リング、20…
…凸歯形、21……固定部、22……アウタレー
ス、23……アウタスペーサ、25……アウタデ
イスク、27……アウタエンドプレート、28…
…インナエンドプレート、29……アーマチユ
ア、30……制動スプリング、32……プランジ
ヤ、33……プランジヤプレート、35……ボー
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端にフランジ11が形成され、従動軸10上
    に回転方向を一体に係合して嵌挿したインナレー
    ス12と、前記インナレース12の他端上に、前
    記フランジ11と対面する側の端面にテーパ面1
    6が形成され、このテーパ面16と反対側の端面
    には凹歯形15を備え、所定回転角のみ遊動回転
    可能に嵌挿したプーリ13と、前記インナレース
    12と回転方向を一体に係合し前記プーリ13の
    遊動回転端で回転方向を前記凹歯形15と係合す
    る凸歯形20を備えた回転伝達リング19とを設
    け、前記インナレース12のフランジ11と前記
    プーリ13との間に、回転方向は固定部に固定し
    軸方向には移動可能に保持され、インナデイスク
    31を挟んだ複数枚のアウタデイスク25と、こ
    のアウタデイスク25を挟んで前記フランジ11
    側には制動スプリング30によりアウタデイスク
    25側に押圧付勢されたアーマチユア29を、ま
    たプーリ13側にはインナエンドプレート28を
    配置したデイスクブレーキ装置を設け、前記イン
    ナエンドプレート28に軸移動可能に貫通し前記
    アーマチユア29を前記制動スプリング30の押
    圧付勢に抗して押動する前記デイスクブレーキ装
    置の制動を解放するプランジヤ32と、このプラ
    ンジヤ32の前記プーリ13側の端面に当接した
    リング状のプランジヤプレート33と、このプラ
    ンジヤプレート33と前記プーリ13との間に、
    前記プーリ13の遊動回転端でプーリ13の端面
    に形成した前記テーパ面16によつて前記プラン
    ジヤ32を前記デイスクブレーキ装置の制動解放
    方向に押圧軸動させるボール35とを備え、前記
    プーリ13には回転モータとベルトを介して動力
    伝達されていることを特徴とする自動ロツク開閉
    機構を備えた回転伝達装置。
JP18289785U 1985-11-29 1985-11-29 Expired - Lifetime JPH0536603Y2 (ja)

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