JPH053705U - 自動変速機用ドラム構造 - Google Patents
自動変速機用ドラム構造Info
- Publication number
- JPH053705U JPH053705U JP5862491U JP5862491U JPH053705U JP H053705 U JPH053705 U JP H053705U JP 5862491 U JP5862491 U JP 5862491U JP 5862491 U JP5862491 U JP 5862491U JP H053705 U JPH053705 U JP H053705U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- claw
- drum body
- ring
- shaped ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量化を確保しつつ、鉄リングとアルミドラ
ム間の滑りがなく確実にドラムの回転を拘束することが
できるドラム構造とする。 【構成】 隣接のギア30から延びる連結部材32用に
アルミ材のドラム本体10に設けられた切り欠き部12
に、鉄材の帯状リング20の片側縁にそって形成された
爪22を折曲げて係合させる。リング20の圧入代が小
さくて低温時嵌合圧力が低下しても滑ることがなく、リ
ングを厚くする必要もない。
ム間の滑りがなく確実にドラムの回転を拘束することが
できるドラム構造とする。 【構成】 隣接のギア30から延びる連結部材32用に
アルミ材のドラム本体10に設けられた切り欠き部12
に、鉄材の帯状リング20の片側縁にそって形成された
爪22を折曲げて係合させる。リング20の圧入代が小
さくて低温時嵌合圧力が低下しても滑ることがなく、リ
ングを厚くする必要もない。
Description
【0001】
本考案は自動変速機の変速切り替えのためにブレーキバンドと協働するブレー
キ摩擦面をもったドラムの構造に関する。
【0002】
自動変速機では歯車列の組み合わせを切り替えて複数の変速段を実現するため
、例えばドラム内にドライブプレート、ドリブンプレートを蔵して動力伝達の接
離をなす一方、ドリブンプレートを支持するそのドラムの回転を変速機ケース固
定側に設けたブレーキバンドで締め付けて拘束し、ドラムと連結する隣接の例え
ばプラネタリギアのサンギアを固定する等により回転要素の回転速度あるいは回
転方向を変化させることを行なっている。そしてこのようなドラムは近時軽量化
あるいは製作の容易性のため、アルミ材で製作されるようになっている。
【0003】
ここでアルミ材は材質が柔らかく摩耗しやすいので、ブレーキバンドとの締結
部分には鉄材のリングが嵌合される。しかしアルミ材の熱膨張率が大きいため、
とくに低温時など内側のアルミ材ドラムが収縮してしまい嵌合圧力が低下する結
果、鉄リングの外周をブレーキバンドで締結するとドラムと鉄リングとが相対的
に滑ってしまうという問題がある。
【0004】
これを避けるため低温時でも滑らない程度に鉄リングの圧入代を大きくすると
、高温時における熱膨脹時の鉄リングの強度上から、リングの厚さを大きくする
必要があって、ドラムにアルミ材を使った軽量化の目的が達せられなくなる。
【0005】
したがってこの考案は、軽量化を確保しつつ、鉄リングとアルミドラム間の滑
りがなく確実にドラムの回転を拘束することができるドラム構造を提供すること
を目的とする。
【0006】
このため本考案においては、変速段切り替えのため変速機ケースの固定側に設
けたブレーキバンドとの締結、解除を行なうドラムにおいて、ドラム本体がアル
ミ材で形成され、該ドラム本体の外周面に前記ブレーキバンドと対向して鉄材の
帯状リングが圧入されているとともに、前記帯状リングにはその端縁にそって爪
が形成されており、前記ドラム本体には前記爪と係合する係止手段が設けられた
ものとした。
【0007】
この考案によれば、帯状リングに形成された爪がドラム本体の係止手段に係合
するから、帯状リングのドラム本体への圧入代が小さくても、ブレーキバンドと
締結したとき帯状リングがドラム本体に対して滑ることがない。
【0008】
図1および図2は本考案の実施例を示す。アルミ材で形成されたドラム本体1
0はその内周面にスプライン11が形成され、図示を略した回転部材側のドライ
ブプレートとの間に締結、解除を行なうドリブンプレートを保持している。なお
この際、ドラム本体10内側に例えばプレス成形された鋼製のドラムを設けこれ
にスプラインを形成してもよい。ドラム本体10の開口側端縁には円周方向にそ
って複数の切り欠き部12が形成されている。ドラム1に隣接して、ドラム1と
同軸に回転し得る回転要素としてのギア30が配置されており、このギア30か
らは連結部材32が延びていて半径方向に突出する複数のアーム34がドラム本
体の切り欠き部12と係合するようになっている。これによってギア30はドラ
ム1と一体回転し、動力伝達系を構成する。
【0009】
ドラム本体10の外周には、鉄材の帯状リング20が圧入され、帯状リング2
0の片側縁にそって設けられた複数の爪22がドラム本体10の切り欠き部12
に係止して折曲げられている。帯状リング20に対向して図示しない変速機ケー
ス側に回転方向固定されたブレーキバンド40が配置されている。
【0010】
この構成によれば、帯状リングの爪22がドラム本体の切り欠き部12に係合
しているから、鉄材の帯状リング20とアルミ材のドラム本体10とが相対的に
滑ることがなく確実に一体化される。このため不必要に鉄材帯状リング20の厚
さを大きくしないで済み、全体の重量を軽減することができる。しかも帯状リン
グ20が薄いものでよいため、組み付けに際しても過大な圧入力を要せず、また
連結部材32用の切り欠きを活用して、爪22を円周方向でドラム本体10の切
り欠き部12に整合させて、ドラム本体の開口端側から軽く圧入した後、爪22
を切り欠き部12内に折曲げるだけで作業が完了する。
【0011】
図3および図4は他の実施例を示し、鉄材の帯状リング60には前の実施例と
は反対側の縁にそって複数の爪62が設けられ、アルミ材のドラム本体50の外
周面には、軸と平行に延びる爪62を受け入れる凹部54をもつ突条52が形成
されている。突条52はブレーキバンド40と対向しない位置に形成されるが、
変速機の組立時ブレーキバンド40その他との干渉を避けるため、その高さは帯
状リング60の厚さより低くするのが好ましい。
【0012】
この実施例によっても帯状リングの爪62が突条52の凹部54壁に係合する
から、帯状リング60の圧入代が小さくても帯状リング60とドラム本体50と
は確実に一体となり、滑ることがない。
【0013】
なお、突条52は全周連続したものに限らず、爪62を受ける凹部を挟んで互
いに分離した島が周方向に並ぶようにしてもよい。
【0014】
以上のとおり、本考案は鉄材の帯状リングに爪を形成してドラム本体の係止手
段に係合するようにしたから、温度による嵌合圧力の低下で帯状リングがドラム
本体と滑ることがなく、したがって圧入代を小さくでき、また鉄材リングの厚さ
も薄くできるので軽量化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】他の実施例を示す図である。
【図4】図3のBーB矢視図である。
1、2 ドラム
10、50 ドラム本体
11 スプライン
12 切り欠き部
20、60 帯状リング
22、62 爪
30 ギア
32 連結部材
34 アーム
40 ブレーキバンド
52 突条
54 凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 変速段切り替えのため変速機ケースの固
定側に設けたブレーキバンドとの締結、解除を行なうド
ラムにおいて、ドラム本体がアルミ材で形成され、該ド
ラム本体の外周面に前記ブレーキバンドと対向して鉄材
の帯状リングが圧入されているとともに、前記帯状リン
グにはその端縁にそって爪が形成されており、前記ドラ
ム本体には前記爪と係合する係止手段が設けられている
ことを特徴とする自動変速機用ドラム構造。 - 【請求項2】 前記係止手段はドラム本体の開口側端縁
に形成された切り欠き部であり、該切り欠き部に前記帯
状リングの爪が折曲げられて係合するものであることを
特徴とする請求項1記載の自動変速機用ドラム構造。 - 【請求項3】 前記係止手段はドラム本体の外周面に形
成された凹部を有する突条であり、前記帯状リングの爪
が凹部壁に係合するものであることを特徴とする請求項
1記載の自動変速機用ドラム構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991058624U JP2561518Y2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 自動変速機用ドラム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991058624U JP2561518Y2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 自動変速機用ドラム構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053705U true JPH053705U (ja) | 1993-01-22 |
| JP2561518Y2 JP2561518Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=13089735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991058624U Expired - Fee Related JP2561518Y2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 自動変速機用ドラム構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561518Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014166221A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Kawamura Cycle:Kk | 車両 |
| JP2015181539A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 株式会社東芝 | 脱水装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58217833A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-17 | Mazda Motor Corp | アルミニウム製ブレ−キドラム |
| JPS63275841A (ja) * | 1987-05-02 | 1988-11-14 | Aisin Warner Ltd | 遊星歯車式変速機のブレ−キバンドドラム |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP1991058624U patent/JP2561518Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58217833A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-17 | Mazda Motor Corp | アルミニウム製ブレ−キドラム |
| JPS63275841A (ja) * | 1987-05-02 | 1988-11-14 | Aisin Warner Ltd | 遊星歯車式変速機のブレ−キバンドドラム |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014166221A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Kawamura Cycle:Kk | 車両 |
| JP2015181539A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 株式会社東芝 | 脱水装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2561518Y2 (ja) | 1998-01-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |
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