JPH0537384A - アナログ−デジタル・エンコーダ - Google Patents

アナログ−デジタル・エンコーダ

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JPH0537384A
JPH0537384A JP3153234A JP15323491A JPH0537384A JP H0537384 A JPH0537384 A JP H0537384A JP 3153234 A JP3153234 A JP 3153234A JP 15323491 A JP15323491 A JP 15323491A JP H0537384 A JPH0537384 A JP H0537384A
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JP
Japan
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analog
signal
digital
converter
integrator
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Application number
JP3153234A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert W Harris
ダブリユ ハリス,ロバート
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Lockheed Martin Corp
Original Assignee
Martin Marietta Corp
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Publication date
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Publication of JPH0537384A publication Critical patent/JPH0537384A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H—ELECTRICITY
    • H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00—Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/02—Delta modulation, i.e. one-bit differential modulation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い忠実度でアナログ−デジタル変換を行
う。 【構成】 アナログ−デジタル・エンコーダのフィード
バック回路中にスペクトル・ティルタ24を入れる。ス
ペクトル・ティルタ24は、ある周波数において180
°より大きな位相遅れを有している。またスペクトル・
ティルタは位相遅れを180°未満に減少させる手段を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ−デジタル・エ
ンコーダに関し、特にデルタ変調を用いる改善されたア
ナログ−デジタル・エンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の物理的現象を高い精度で検出する
ための装置は、商業,工業,科学及び軍事用の広い範囲
に亘って用いられている。これらの装置の多くは、検出
したアナログ・データを該データのダイナミックレン
ジ,分解能,位相及び直線性を減じることなく、送信し
て処理することができるデジタルデータに変換する。そ
してこれらの装置において、検出器(例えば、マイクロ
フォン,ハイドロフォン,地中聴音機,光検出器,赤外
線検出器,影像スキャナー,磁器検出器等)から供給さ
れるアナログ信号は、例えば前置増幅器,イコライザ,
制御利得回路,アンティ・エイリアス・フィルタ(Anti
-alias filter :誤った情報を排除するフィルタであ
る),サンプル保持回路等からなる電気的な信号調整装
置によって、デジタル化のための調整が行なわれてい
る。このようにして調整されたアナログ信号は、アナロ
グ−デジタル・エンコーダ(以下A/Dエンコーダと云
う。)によってデジタル信号に変換される。このような
装置においてデータの忠実度を制限し装置の性能を低下
させる主たる原因は、A/Dエンコーダや信号調整用電
気装置によってデータ信号内に発生させられるひずみや
ノイズである。
【0003】これらの装置の殆どにおいて、A/Dエン
コーダとこれらに対応して設けられる信号調整用回路と
により得られる最良の忠実度は、信号対ひずみ比(SD
R)で90− 100dBである。A/Dエンコーダの忠実度を
測定するものとして一般的に用いられるような単一の測
定の方法はない(これはA/Dエンコーダが用いられる
環境や装置が、種々雑多なためである)。しかしなが
ら、後述するように信号対ひずみ比は、広い範囲のA/
D装置において忠実度を正確に測定し得る手段になる。
【0004】信号対ひずみ比には、直流残留偏差,目盛
係数の誤差,又は位相遅れのひずみなどは含まれていな
い。信号対ひずみ比SDRは以下に定義されるように、
次のようなノイズや実施上の事項、即ち非直線性(直線
性),調波ひずみ,相互変調ひずみ,量子化ノイズ,そ
の他すべてのノイズ(ジョンソン雑音[Johnson ],ガ
ウス雑音[Gaussian]),クリッピング,ダイナミック
レンジ(瞬時値,二調波[two tone]),分解能及び単
音調を含むものである。上記リストから明らかなよう
に、信号対ひずみ比(SDR)は、A/Dエンコーダの
忠実度の測定に相応した多くの事情を考慮している。
【0005】信号対ひずみ比SDRを決定するために
は、A/Dエンコーダに入力される検出アナログ信号の
スペクトル内の最大周波数である最大信号周波数Fms が
仮定される。そして、2つのサイン波トーン(最大信号
周波数Fms の71%と83%の周波数をそれぞれ有し且つ等
しい振幅を有している)を混合し、これをA/Dエンコ
ーダの入力に入力テストとして供給する。A/Dエンコ
ーダの出力はスペクトル分析され、ひずみ電力は入力テ
スト信号の2つの周波数におけるエネルギとゼロ周波数
におけるエネルギとを除いたゼロ周波数から最大信号周
波数までのA/Dエンコーダの出力電力の全ての総計と
して定義される。(ゼロ周波数と上記2つのテスト信号
の周波数の測定から除外されたノイズを見積って、測定
したひずみ電力に加えている。)信号電力に相当するサ
イン波は、A/Dエンコーダの出力で測定した、入力テ
スト信号中の2つのトーンの実行値振幅(RMSamplit
udes)の総計の自乗として定義される。(信号電力に相
当するサイン波のこの定義は、実際の2トーン・テスト
信号と同じピーク−ピーク振幅を有する単一トーン・テ
スト信号の電力を表わしている。)信号対ひずみ比(S
DR)は、入力信号の強さが変化する場合に得られる、
先に定義した信号電力に相当するサイン波と先に定義し
たひずみ電力との最大比として定義され、この信号対ひ
ずみ比は通常デシベル(dB)で表わされる。サンプル・
ホールド回路をA/Dエンコーダの前に置く必要のある
A/Dエンコーダでは、信号対ひずみ比SDRはサンプ
ル・ホールド回路とA/Dエンコーダとを組合せた状態
で測定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】アナログ−デジタル変
換方法には、多くの範疇(クラス)があるがその中には
下記のものが含まれている。
【0007】 1.積分及び計数法(Integrate and count ) 電圧−周波数及び計数法 2.連続近似法(Successive Approximation) 3.デルタ変調 デルタ・シグマ・変調 4.フラッシュ変換(Flash Conversion) 5.ジョセフソン結合素子法 (Josephson Junction Devices) 上記クラス1のエンコーダ(積分及び計数と電圧−周波
数及び計数)は非常に速度が遅く、このエンコーダは測
定されるアナログ信号が一定不変であると仮定されるデ
ジタル電圧計やデジタル・マルチメータに主に用いられ
ている。
【0008】クラス2のエンコーダ(連続近似)は、抵
抗(又は容量)比が時間と温度とともに変動するため、
信号対ひずみ比を90− 100dB以上に保つことができな
い。そしてこの種のエンコーダは成分比に対し非常に高
い感度を有しており、また殆どの装置においてエンコー
ダの前にサンプル・ホールド回路及びアンチ・エイリア
ス・フィルタを必要とする。したがってこのような追加
回路は、システムに大きなひずみを加えることになる。
クラス2のエンコーダはこのような欠点を有しているも
のの、このエンコーダは上記5つのクラスのエンコーダ
の中で広範囲の装置に用いられるものとしては最もよい
性能を有している。
【0009】クラス3のエンコーダ(デルタ変調及びデ
ルタ・シグマ変調)は、非常に大量のデータを発生す
る。例えば、 120dBの信号対ひずみ比を得るためには、
このクラスのエンコーダの一つの積分器の動作で最大信
号周波数(Fms )における入力信号の1サイクル当り2
0,000ビットを発生する。真の情報内容に対してこのよ
うに出力データ伝送速度が高いと、データの処理,記
憶,伝送に面倒で困難な問題が生じる。またこのクラス
のエンコーダの信号対ひずみ比SDRは、いわゆる“粒
状ノイズ(granular noise)”(量子化ノイズの形をと
っている)のノイズ層(noise floor )によって支配さ
れている。そしてこのクラスのエンコーダを1つの積分
器で構成したものでは、入力信号の最大周波数に対する
エンコーダの出力ビット速度を倍加するたびに、 9dBの
粒状ノイズの減少と 9dBの信号対ひずみ比SDRを得る
ことができるにすぎない。したがって、必要なビット速
度は、信号対ひずみ比SDRの増加と共に指数関数的に
大きくなる。このように指数関数的にビット速度が大き
くなるので、このクラスのエンコーダは信号対ひずみ比
の低い用途に最も適している。このクラスのエンコーダ
で二段積分を行なえば、ビット速度の1倍加当り15dBの
信号対ひずみ比の増加を達成できるので、このようにす
れば中程度の信号対ひずみ比の用途に用いることができ
る。しかしながら、二段積分を用いた場合でも、 100dB
又はそれ以上の信号対ひずみ比を必要とする用途に用い
るときには、出力ビット速度を実現不可能なほど高くす
る必要がある。
【0010】クラス4のエンコーダ(フラッシュ変換)
は、信号対ひずみ比を6dB増大させるたびにフラッシュ
変換器の構成の複雑さを倍加しなければならないため、
信号対ひずみ比の低い装置(約60dB)に限定される。し
たがって、フラッシュ変換器は信号対ひずみ比SDRの
高い( 100dB又はそれ以上)装置には適さないが、帯域
幅が非常に高い信号には最も適している。
【0011】クラス5のエンコーダ(ジョセフソン接合
素子)は、現在は商業的には使用されていない。この素
子はジョセフソン接合のユニークな量子化特性に基づい
て非常に早い速度で且つ正確に動作する。しかしなが
ら、このエンコーダは、絶対零度の 7度以内に素子の温
度を保つための冷却装置が必要となるため、特殊な用途
にのみ適するものである。
【0012】このように、この技術分野においては、高
い信号対ひずみ比と、信号周波数の帯域幅に対して低い
データ速度(data rate )とを有し、粒状ノイズの量の
少ないアナログ−デジタル・エンコーダが必要とされて
いる。
【0013】本発明の目的は、従来のエンコーダの欠点
を解決するアナログ−デジタル・エンコーダを提供する
ことにある。
【0014】特に、本発明の目的は、少なくとも 120dB
の信号対ひずみ比を有するアナログ−デジタル・エンコ
ーダを提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、従来の或るアナログ
−デジタル・エンコーダで必要とされていたサンプル・
ホールド回路,アンチ・エイリアス・フィルタ及び制御
利得増幅器を設ける必要性を無くして、信号調整の誤り
を減少させ価格を低下させたアナログ−デジタル・エン
コーダを提供することにある。
【0016】更に本発明の他の目的は、従来のデルタ変
調エンコーダよりデータ出力速度が低く、同じ周波数帯
において信号対ひずみ比性能の優れたアナログ−デジタ
ル・エンコーダを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログ入力
信号をデジタル出力に変換するアナログ−デジタル・エ
ンコーダにおいて、前記アナログ入力信号を受信し且つ
アナログ振動信号を発生するアナログ・サマー手段と、
該アナログ・サマー手段に接続されて前記アナログ振動
信号を受信し且つ平滑されたアナログ信号を出力するス
ペクトル・ティルタと、該スペクトル・ティルタに接続
されて前記平滑されたアナログ信号を受信し且つ前記デ
ジタル出力を発生するコンバータ手段と、該コンバータ
手段と前記アナログ・サマー手段とに接続されて内部ア
ナログ信号を発生させ且つ該内部アナログ信号を前記ア
ナログ・サマー手段に供給することにより前記デジタル
出力の内容を前記アナログ・サマー手段にフィードバッ
クするフィードバック手段とを備えてなり、前記アナロ
グ・サマー手段が前記アナログ入力信号と前記内部アナ
ログ信号とを加算して前記アナログ振動信号とし、スペ
クトル・ティルタはある周波数においては180°より
大きな位相遅れを有しており、しかも位相遅れを180
°未満に減少させる手段を備えていることを特徴とす
る。
【0018】
【作用】本発明のアナログ−デジタル・エンコーダは、
以下に述べるように多くの新規な特徴と利点を有してい
る。本発明のアナログ−デジタル・エンコーダは、全く
新規な方法のデルタ変調技術を用いる改善されたデルタ
変調エンコーダ(EDME)である。本発明の改善され
たデルタ変調エンコーダは、約 300Hzから 300KHzの範
囲の帯域幅の信号において、従来よりも精確で直線性が
高く、ダイナミック・レンジが広く且つ信号対ひずみ比
を高くして、A/D変換を行なうことができる。また、
本発明によれば上記の範囲に亘って、少なくとも 120dB
の信号対ひずみ比性能を得ることができる。ちなみに、
次に優れているとされるA/D変換(連続近似)による
同範囲における信号対ひずみ比は90− 100dBまでであ
る。更に本発明の改善されたデルタ変調エンコーダの信
号対ひずみ比は、連続近似エンコーダのひずみ比によ
り、時間及び温度に対して安定性がある。 300Hz以下の
信号帯域幅でも、改善されたデルタ変調エンコーダの優
れた信号対ひずみ比は、従来のデルタ変調エンコーダ及
びデルタ・シグマ変調エンコーダに匹敵する。しかし、
本発明の改善されたデルタ変調エンコーダは上記2つの
エンコーダのいずれよりも出力ビット速度が低い。また
本発明の改善されたデルタ変調エンコーダを連続近似エ
ンコーダと置き換えれば、アンチ・エイリアス・フィル
タやサンプル・ホールド回路が必要なくなるため、装置
の寸法,電力及び価格を減ずることができる。更に改善
されたデルタ変調エンコーダを用いた装置の全体では、
連続近似エンコーダを用いた装置より、非積分のアナロ
グ・コンポーネントが少くてすむ。また、改善されたデ
ルタ変調エンコーダの出力を複号するために用いられる
デコーダは、従来のデルタ変調エンコーダとデルタ・シ
グマ変調エンコーダを除く、他のA/Dエンコーダ用の
デコーダと比べて価格が大変に安い。この特徴は、将来
デジタルオーディオの高忠実度録音に有益な可能性があ
る。デジタル・ハイ−ファイ・レコード用のプレイヤで
は、デコーダを必要とするので、本発明の改善されたデ
ルタ変調エンコーダによりレコードにコードを記録すれ
ば、プレイヤの価格を下げることができる。
【0019】本発明の改善されたデルタ変調エンコーダ
では、スペクトル・ティルタ(Spectrum tilter :ある
入力振動信号に対応する周波数応答を有するフィルタ)
を備えており、従来のデルタ変調及びデルタ・シグマ変
調エンコーダでは必要であるとされている実現不可能な
高いビット速度とすることなしに、このスペクトル・テ
ィルタにより本発明のエンコーダに非常に高い忠実度の
A/Dエンコーディング(少なくとも 120dBの信号対ひ
ずみ比)を達成させることができる。例えば、本発明の
改善されたデルタ変調エンコーダでは、1つの積分器に
より行なわれるデルタ変調エンコーダやデルタ・シグマ
変調エンコーダにおいて必要とされるクロック速度(cl
ock rate)の略 1/100で高い忠実度(少なくとも 120dB
の信号対ひずみ比)を達成する。また、本発明の改善さ
れたデルタ変調エンコーダによれば、二段積分器による
デルタ変調エンコーダやデルタ・シグマ変調エンコーダ
で必要とされるクロック速度より低いクロック速度で高
い忠実度を達成する。
【0020】改善されたデルタ変調エンコーダの出力
は、一般的なデジタル・フィルタ技術を用いてデジタル
処理がなされる。従来のA/Dエンコーディングで通常
行なわれている等化(equalization)やバンド制限のよ
うな信号調整は、改善されたデルタ変調エンコーダによ
るエンコーダ処理の後にデジタル的に行なわれる。改善
されたデルタ変調エンコーダにプログラム可能なデジタ
ル後処理装置を設ければ、プログラム可能な信号調整を
備えたエンコーダを提供することができる。このよう
に、信号調整をデジタルの領域に移行させる方法は、ア
ナログで信号調整するよりも更に精度及び安定性のよい
信号調整を可能にする。また、これは信号調整のプログ
ラム化を可能にする。改善されたデルタ変調エンコーダ
の高いダイナミック・レンジがこのような方法を可能に
している。改善されたデルタ変調エンコーダに接続され
るデジタル後処理装置は、そのデータ・フォーマット
(data format )を下げたサンプル速度(sample rate
)における1サンプル・フォーム(sample form )当
りのマルチ−ビット(multi-bit )に変換する。いかな
る信号調整の後にもサンプル速度は存在するので、サン
プル速度は信号のためのナイキスト(Nyquist )の判定
条件を満たさなければならない。デジタル後処理装置は
安定且つ正確な偽せ信号防止のフィルタ処理(anti-ali
as filtering)を行なうことができるので、後処理装置
に接続される改善されたデルタ変調エンコーダは、アナ
ログ・アンチ・エイリアス・フィルタにおける位相及び
利得ドリフト,ノイズ,位相遅れひずみ等を生じさせる
ことなしに、連続近似エンコーダの出力フォーマットと
同じ方法で動作することができる。
【0021】改善されたデルタ変調エンコーダ出力の、
ビットが連続しており、ワード区域がなく(wordles
s)、且つ平等(democratic)であるという特質は、多
くの場合に利点がある。A/Dエンコーダの出力が遠隔
測定されたり記憶される必要がある場合には、遠隔測定
通信路や記憶媒体は一般的にビットの連続フォーマット
(bit serial format)を有するので、この特質は装置
中の遠隔測定器や記録及び再生のハードウエアを簡単に
することができる。
【0022】他の目的と利点は、添付の図面を参照しな
がら、以下に記載され請求される構成及び動作の詳細に
より明らかになるであろう。尚図面において同一部材に
は同一の符号が付してある。
【0023】
【実施例】図1(a)は本発明の改善されたデルタ変調
エンコーダ10のブロック図であり、アナログ・サマー
手段を構成するアナログ・サマー(加算器)20はアナ
ログ入力信号と内部デコーダ22によって発生させられ
る内部アナログ信号を合わせてアナログ振動信号又はア
ナログ誤差信号(analog dither signal)を発生する。
スペクトル・ティルタ(Spectrum tilter )24はアナ
ログ振動信号を処理して平滑したアナログ信号を発生す
る。普通の信号状態にあっては、スペクトル・ティルタ
24は直流アナログ・フィルタとして機能する。1ビッ
トA/Dコンバータ26は、好ましい実施例にあっては
コンバータであり、傾斜したアナログ信号の極性をデジ
タル信号に変換する。サンプリング回路28はタイミン
グ発生器30からのタイミング信号に従って、1ビット
A/Dコンバータ26のデジタル信号出力を周期的にサ
ンプリングする。したがって、このデジタル出力のビッ
ト速度はタイミング発生器30により発生されるタイミ
ング信号によって決められる。サンプリング回路28は
また、連続したビットの流れとして改善されたデルタ変
調エンコーダのデジタル出力を発生する。改善されたデ
ルタ変調エンコーダの出力はワード(word)区域のない
(この出力はどのようなサイズのワードとしても伝送さ
れ、また蓄積等されるが)連続したビットの流れであ
る。したがって改善されたデルタ変調エンコーダ10
は、いかなる複号プロセスにおいても、ビットがそれぞ
れ等しい比重(weight)を有し且つ各ビットがそれぞれ
唯一の時間に処理可能なデジタル出力を発生する。これ
に反し、NビットのサンプリングA/Dエンコーダ(例
えば上述のクラス1,2,4及び5におけるA/Dエン
コーダ)では、1ワード当りNビットで且つワード内に
ビットの順位のある特有なワード構成を有している。改
善されたデルタ変調エンコーダの出力にはワード構成が
必要ないので、出力の伝送,記録,蓄積,及び再生が簡
単である。なぜならば伝送又は記録媒体にワード境界情
報を含ませる必要がないからである。好ましい実施例で
は、サンプリング回路28は1ビット・デジタル・サン
プラ又はフリップ・フロップから構成される。
【0024】サンプリング回路28のデジタル出力は内
部デコーダ22にフィードバックされ、内部デコーダ2
2はタイミング発生器30からタイミング信号を受信す
る。内部デコーダ22は振幅基準器32と1ビット・デ
ジタルーアナログ・コンバータ34とから構成される。
この1ビット・デジタルーアナログ・コンバータはデジ
タル出力とタイミング発生器30からのタイミング信号
とに基づいて内部アナログ信号を発生する。この内部ア
ナログ信号はデジタル出力の1ビット毎に1パルスが発
生させられるパルス信号である。特定のパルスの領域
(area)は、デジタル出力の対応するビットによって、
振幅基準器32により与えられる2つの可能な値から決
定される。このアナログ入力信号は特定の周波数バンド
中のスペクトルの内容(spectral contents )を有する
信号である。また、このアナログ入力信号は、先の周波
数バンドの外側にもスペクトルの内容を有することもで
きる。アナログ入力信号と内部アナログ信号は、アナロ
グ振動信号を作るために一緒に合わされる。所定の周波
数バンド内にあるアナログ信号の部分(複数)は、この
所定の周波数バンド内にある内部アナログ信号の部分
(複数)によってキャンセルされてしまう。この周波数
バンド内のアナログ振動信号のスペクトル内容は非常に
低い。フィードバック信号、即ち、内部アナログ信号は
所定の周波数バンドでは入力アナログ信号を追跡する。
これはその範囲ではスペクトル・ティルタが非常に高い
利得を有しているためである。図7を参照すると、これ
は実験にもとづいて描いたものであるが、スペクトル・
ティルタ24の出力での平滑されたアナログ信号のスペ
クトルの形状は平坦である。これはアナログ振動信号の
スペクトルの形がスペクトル・ティルタ24の周波数応
答を逆にしたものに極めて近似していることを表わして
いる。スペクトル・ティルタ24は入力信号のスペクト
ル・バンド内において非常に高い利得を有しており、し
たがってアナログ振動信号はこの所定の周波数バンド中
においては非常に僅かなエネルギしか有していない。所
定のアナログ入力信号周波数バンド内においてアナログ
振動信号のスペクトル密度が低いことは、そのアナログ
入力信号の周波数バンド内においては、内部デコーダ2
2から出力される内部アナログ信号が正確にアナログ入
力信号を追跡することを意味する。内部デコーダ22の
出力はサンプリング回路28のデジタル出力から発生す
るので、デジタル出力はアナログ入力信号の正確なイメ
ージを再構成するのに十分な情報を含んでいる。
【0025】改善されたデルタ変調エンコーダ10の特
徴は、スペクトル・ティルタ24内のティルトの程度
(スペクトル・ティルタの周波数応答の傾斜の程度)に
よって支配されることである。改善されたデルタ変調エ
ンコーダ10の精度は、アナログ入力信号のスペクトル
・バンド内のスペクトル・ティルタの有効ゲインに比例
し、このスペクトル・バンド内のスペクトル・ティルタ
の有効ゲインはビット速度周波数FBIT から 0.1FBIT
付近におけるスペクトル・ティルタの有効ゲインと区別
されている。
【0026】図5を参照すると、図1について先に述べ
た種々の信号が示してある。図5の列aはタイミング発
生器30からサンプリング回路28へ伝送されるタイミ
ング信号を示している。列bはタイミング発生器30か
ら内部デコーダ22内の1ビット・デジタル−アナログ
・コンバータ34へ伝送されるタイミング信号を示して
いる。図5の列dはサンプリング回路28から出力され
るデジタル出力信号を示している。図5の列cは“0”
と“1”のビットからなるデータ列を示しており、この
データ列はサンプリング回路28から出力される出力信
号のデータ領域表示である。図5の列aと列bに示され
るように、デジタル出力信号(例d)のビット速度はタ
イミング信号(列a)によって決められている。図5の
列eは内部デコーダ22内の1ビットA/Dコンバータ
34によって発生させられる内部アナログ信号を示して
いる。列eに示されるように、内部アナログ信号はタイ
ミング信号(列b)とデジタル出力信号(列c)のデー
タ値とに従属するパルス信号である。
【0027】改善されたデルタ変調エンコーダ10の重
要な要素はスペクトル・ティルタ24である。上記の通
り、スペクトル・ティルタは通常リニア・フィルタとし
て機能するため、スペクトル・ティルタ24によって発
生される所望のティルト(周波数応答の傾き)はエンコ
ーダの負のフィードバックの安定性を害する位相遅れを
生じさせる。線形システム制御理論において、負のフィ
ードバックループを安定化するサム(thumb )の法則
は、もし単一ループ・ゲイン周波数にいたるまでのあら
ゆる周波数において位相遅れが180°より小さけれ
ば、フィードバック・ループは安定であるとする。更に
正確にこの法則について述べれば、実際は、単一ループ
・ゲイン周波数未満ではいかなる位相遅れ(180°よ
り大きい場合を含む)があってもよいが、単一ループ・
ゲイン周波数においては位相遅れが180°より小さく
ならなければならないということである。即ち、低周波
数(単一ゲイン以下)での位相遅れが180°より大き
いときには、条件付きで安定なシステムが存在する。そ
れ故もし単一ループ・ゲイン周波数を位相遅れが180
°より大きい範囲まで下げるべくループ・ゲインを十分
に減少させると、システムは不安定になる。
【0028】スペクトル・ティルタは略 0.1FBIT から
FBIT までの周波数領域において180°より小さな位
相遅れを有しており、且つ 0.1FBIT 未満では180°
より十分に大きな位相遅れを有している。ティルト(ス
ペクトル・ティルタの周波数応答の傾き)は 0.1FBIT
とFBIT の間では小さい。0.1FBIT からFBIT 間での
範囲における位相遅れが比較的小さい場合には、改善さ
れたデルタ変調エンコーダのフィードバック・ループは
安定な動作モードにある。しかしながら、 0.1FBIT よ
り下の周波数において位相遅れが180°より大きくな
ることは、改善されたデルタ変調エンコーダのフィード
バック・ループが、例えばフィードバック・ループ内に
異常に大きな信号を自己保持するような極限サイクル
(limit cycles)がある可能性を有していることを意味
する。そのため、スペクトル・ティルタ24内に異常に
大きな信号が発生したときはいつでも、FBIT より下の
すべての周波数において位相遅れを180°より小さく
するように、スペクトル・ティルタ24がクリッパ回路
36(図4参照)を有している。したがって、極限サイ
クルはスペクトル・ティルタ24内の異常に大きな信号
により特性づけられるので、クリッパ36は極限サイク
ルが残存しないようにする。このクリッパは非線形素子
であり、クリッパは位相遅れを減少させるに伴ってスペ
クトルの傾斜(spectral tilt )を減少させるが、クリ
ッパはスペクトル・ティルタ24の正常な動作には干渉
しない。なぜならば、改善されたデルタ変調エンコーダ
の正常な動作中にあっては、スペクトル・ティルタ24
の信号レベルはクリッパ36のスレッシュホールドより
下にあり、クリッパ36は働かないからである。クリッ
パ36は入力信号のスペクトル・バンド内の粒状ノイズ
を抑制する責を負うスペクトル・ティルトを大きくする
ことができる。クリッパ36がないとすると、改善され
たデルタ変調エンコーダ10は、電力停止時や該エンコ
ーダが電源に現われる過渡状態や、入力信号がフル・ス
チールを越える状態や、エンコーダに侵入する無線周波
数のエネルギのバースト(burst )等の外乱に追随した
ときに取消し難い極限サイクルになる。
【0029】図8は、本発明の改善されたデルタ変調エ
ンコーダのデジタル出力信号を複号するために用いられ
る外部デコーダの一実施例のブロック図を示している。
この外部デコーダは、1ビット・デジタル−アナログ・
コンバータ33,振幅基準器35及び低域フィルタ37
とからなる。1ビットD/Aコンバータ33は、デジタ
ル入力ビットの流れ(改善されたデルタ変調エンコーダ
10のデジタル出力と同じである。)を1ビット当り1
パルスに変換する。特定のパルスの領域は、振幅基準器
35より得られる2つの可能な値から、デジタル出力の
対応するビット(即ち、デコーダへの入力ビットの流
れ)によって定められる。低域フィルタ37は、スペク
トル的に最大信号周波数Fms に等しいか又はそれより小
さいパルス流の中のエネルギのすべてを通過させ、スペ
クトル的に最大信号周波数Fms より上のエネルギをフィ
ルタ処理する。1ビットD/Aコンバータ33から出力
されるパルス列は“振動信号又は誤差信号(dither sig
nal )”が一緒に混合された“真の信号イメージ(true
signal image )”から成っている。振動信号(dither
signal )は固定したサイズのパルスのパルス列と真の
信号イメージとの間の差である。振動信号のエネルギの
殆んどがスペクトル的に最大信号周波数Fms より上にあ
るため、低域フィルタ37は振動信号の殆んどをフィル
タ処理する。デコーダの出力は、スペクトル的に最大信
号周波数Fms 又はそれより下にある振動信号の部分だけ
を、ノイズとして含んでいる。
【0030】尚、図8のデコーダはデルタ・シグマ変調
エンコーダにも用いることができるエンコーダである。
本発明の改善されたデルタ変調エンコーダがデルタ・シ
グマ変調エンコーダより性能が高いのは、改善されたデ
ルタ変調エンコーダ10が、広範囲に亘って、スペクト
ル的に最大信号周波数Fms 又はそれより下にあるアナロ
グ振動信号の部分を減少させるからである。改善された
デルタ変調エンコーダでは、広範囲に亘って、アナログ
振動信号のスペクトルをティルティング(周波数応答の
傾斜を変えること)することによりこれを行なってお
り、その結果、信号通過バンドから多くのアナログ振動
信号ノイズを低域フィルタ37によって除去している。
【0031】1ビットD/Aコンバータ33から出力さ
れるパルス列内に存在する真の信号イメージは最大信号
周波数Fms 又はこれより下の周波数に制限されることは
なく、この信号イメージはアナログ入力信号の広いバン
ドイメージ(band image)である。この真の信号イメー
ジは改善されたデルタ変調エンコーダ出力のビット速度
の半分より下にスペクトル的に位置するアナログ入力信
号の全エネルギから成っている。ビット速度の半分まで
の周波数における入力エネルギはエイリアス(alias )
されない(即ち、異なった周波数にシフトされることで
ある)。ビット速度の半分より上での入力エネルギはエ
イリアス(偽信号になる)されるが、この入力エネルギ
はその新しい周波数におけるエネルギの強さがその周波
数における振動信号の強さに匹敵するような大きさにな
るまで減少させられる。したがって、偽せ信号化(alia
sing)は本発明の改善されたデルタ変調エンコーダには
問題にならず、その結果、改善されたデルタ変調エンコ
ーダ10はアンチ・エイリアス・フィルタ又はサンプル
・ホールド回路のいずれも必要としない。
【0032】1ビットD/Aコンバータ33から出力さ
れるパルス列内の真の信号イメージは広いバンド・イメ
ージ(band image)を含み、且つ或る最大信号周波数Fm
s 又はそれ以下のスペクトル的なエネルギに限定される
ことがないので、最大信号周波数Fms の値は、デコーダ
(図8)内の低域フィルタ37のカット・オフ周波数の
変化のみによっては変化されることはない。改善された
デルタ変調エンコーダ10では最大周波数より上の周波
数の入力信号でも普通にエンコードするため、デルタ変
調エンコーダ10は最大周波数を変更するように修正さ
れる必要がない。
【0033】これに対し、本発明の改善されたデルタ変
調エンコーダ10用のデコーダ(図8)では、デルタ変
調用デコーダが1ビットD/Aコンバータ33と低域フ
ィルタ37との間に接続されるアナログ積分器を必要と
する。このデルタ変調エンコーダ用デコーダで必要とさ
れる積分器は、一方におけるデルタ変調エンコーダと、
他方におけるデルタ・シグマ変調エンコーダ若しくは改
善されたデルタ変調エンコーダ10との間のいくつかの
特徴的な違いによって拘束されている。したがってデル
タ変調エンコーダでは大きな直流の不定状態を有し、入
力の直流部分を有効にエンコードすることができない。
これに反し、改善されたデルタ変調エンコーダ10では
直流及び直流の信号をエンコードすることができる。ま
たデルタ変調エンコーダでは信号がある傾斜になると過
負荷状態となるが、改善されたデルタ変調エンコーダ1
0では、信号がある振幅になると過負荷状態になる。し
たがって、デルタ変調エンコーダにおいて可能な最大サ
イン波信号がサイン波の周波数に反比例するのに対し、
改善されたデルタ変調エンコーダ10の可能な最大サイ
ン波信号は周波数には無関係である。よって、改善され
たデルタ変調エンコーダ10では、スロープの制限や直
流の不定状態がないのでデルタ変調エンコーダより優れ
ている。
【0034】図8に示されるデコーダは、改善されたデ
ルタ変調エンコーダ10からの1サンプル入力当り1つ
のビット又は1サンプル出力当り複数のビット(multi-
bit)を有するデジタル低域フィルタとしてデジタル的
に動作することができ、また出力サンプル速度(sanple
rate )をナイキストの判定条件の範囲内において、奪
取(即ち選択したサンプルを棄てる)によって減少させ
ることができる。特に、出力サンプル速度は、低域フィ
ルタのカット・オフ速度(cut-off rate)に従い約2.5F
msまで下げることができる。デジタル低域フィルタ及び
デシメータは、改善された変調エンコーダの出力をNビ
ット・サンプリングA/Dエンコーダの出力コード又は
フォーマットに変換する。これはデジタル処理であるか
ら、データの信号対ひずみ比(SDR)を保持するよう
に設計することもでき、また改善されたデルタ変調エン
コーダの出力は(信号対ひずみ比SDRを失うことな
く)、最小限実施可能なビット速度を持った広く使用さ
れるコードに変換される。
【0035】図1(b)は、本発明の改善されたデルタ
変調エンコーダの異なる実施例を示しており、特にスペ
クトル・ティルタ24が第1のスペクトル・ティルタ2
4a及び第2のスペクトル・ティルタ24bに分けられ
ている。スペクトル・ティルタ24により発生させられ
る特別なティルト(周波数応答の傾き)は、負のフィー
ドバック・ループのどこに入れても、本発明の所望の特
徴を達成することができる。
【0036】図2及び図3には、スペクトル・ティルタ
24の一実施例を含む、改善されたデルタ変調エンコー
ダ10の回路図が示してある。
【0037】スペクトル・ティルタ24は3つの積分回
路からなり、本実施例にあっては積分器38と二段積分
器40とによって構成されている。積分器38は、コン
デンサ43,抵抗44,46及び48,演算増幅器50
及び52,及び積分用コンデンサ54とから成る。抵抗
44及び46とコンデンサ43とは、演算増幅器50と
52とが1つの高性能の演算増幅器として機能するよう
に組み合せるために用いられる。二段積分器40は演算
増幅器56及び58,コンデンサ55及び57,抵抗5
9,61,63,65及び67及び積分用コンデンサ6
0及び62とから成る。演算増幅器56及び58,抵抗
65及び67及びコンデンサ67は、前述の増幅器50
及び52,抵抗44及び46並びにコンデンサ43と同
様の方法で機能する。コンデンサ55と抵抗61とはビ
ット速度の周波数またはそれより上の周波数の付近で位
相を進ませる。抵抗63は、複雑な周波数水準(freque
ncy plane )内にゼロ応答を設け、二段積分器40に二
段積分特性を付与している。クリッパ回路36は4つの
ダイオード64,66,68及び70と抵抗69とから
構成される。スペクトル・ティルタ24の実施例につい
てみると、 0.1FBI T より下での位相遅れは、270°
に近づく、なぜならば各積分用コンデンサ54,60及
び62については90°の位相遅れだからである。クリ
ッパ36は、積分用コンデンサ60及び62の2つを有
効にバイパスすることにより180°の位相遅れを無く
す。したがって改善されたデルタ変調エンコーダ10の
安定性が保たれる。
【0038】1ビットA/Dコンバータ26はコンパレ
ータ72及び抵抗74とから構成される。サンプリング
回路28はフリップ・フロップ76からなり、このフリ
ップ・フロップが抵抗74を通してデジタル信号をまた
タイミング発生器30からタイミング信号を受信し、更
に外1出力端子からデジタル出力を発生する。
【0039】
【外1】
【0040】タイミング発生器30は、フリップ・フロ
ップ78,80,82及び84,ナンド・ゲート86及
びインバータ88から構成される。タイミング発生器3
0は以下に述べるような多数のタイミング信号を発生す
る。フリップ・フロップ78は、図5の列aに対応する
ような、タイミング信号をフリップ・フロップ76から
なるサンプル回路28に供給する。図5の列bに対応す
るような、残りのタイミング信号は内部デコーダ22内
の1ビット・デジタル−アナログ・コンバータに供給さ
れる。
【0041】1ビット・デジタル−アナログ・コンバー
タ34はナンド・ゲート90,92及び94を有してお
り、各ナンド・ゲートはタイミング発生器30からタイ
ミング信号を受信する。またナンド・ゲート90はフリ
ップ・フロップ76からなるサンプリング回路28から
のデジタル・データ出力を受信する。1ビット・デジタ
ル−アナログ・コンバータ34は更にナンド・ゲート9
6及び98とを有しており、該ナンド・ゲート96及び
98はスイッチング信号A及びBを出力する。好ましい
実施例によれば、1ビット・デジタル−アナログ・コン
バータ34は充電ポンプ(chaege pump )であり、更に
PチャンネルJ型FET100及び102を有してい
る。FET100及び102はスイッチング信号A及び
Bにより導通及び遮断される。充電ポンプ34は更にト
ランジスタ104,106,108及び110からなる
はしご回路を有している。実施例においては、トランジ
スタ108は所定の定電流を供給する。トランジスタ1
106及び110は、交互に所定の定電流を流し、トラ
ンジスタ110を通して電流が流れると、電流は設置側
に向かい何の効果も有しない。トランジスタ106を通
して電流が流れると、電流はトランジスタ104を通っ
て流れ、この電流は更にスイッチング信号A及びBによ
って導通するトランジスタ100又はトランジスタ10
2のいずれかを通して流れるように切換えられる。トラ
ンジスタ100を通して流れると接地側に向かうことに
なる。トランジスタ102が導通して、電流がトランジ
スタ106及び104を通して流れると、その電流はア
ナログ・サマー20、本実施例ではアナログ・サマー2
0に供給されることになる。そして、直列に並んだトラ
ンジスタ108,106,104及び102を通って電
流が流れて、特定の長さのパルスのためアナログ・サマ
ー20に供給されるときはいつでも、“1”ビットがデ
ジタル出力に現われる。トランジスタ110及び106
は所定の定電流をパルス状に切り、この電流はトランジ
スタ104及び106を通して間歇的に供給される。
【0042】図6は図2及び図3に示した文字に対応す
る種々の信号を示すグラフである。そして図6は1ビッ
トの間のタイミング図であり、文字K(データ)はデー
タが変化する場所を示している。クロック信号CKは1
ビット時間当り4サイクルを有している。タイミング信
号D及びEは常にデータ信号の論理値のいかんに拘らず
同じである。タイミング信号Cは、常にビット時間の略
中間で下にさがるパルスである。タイミング信号が低い
ときには、電流パルスはトランジスタ104及び106
を通して流れ、トランジスタ100及び102には電流
パルスが印加される。トランジスタ100及び102に
電流パルスが印加されている間は、トランジスタ100
及び102はデータによって切り換えられず、タイミン
グ信号A及びBがトランジスタ100及び102を制御
する。したがって、トランジスタ104及び106から
与えられる各電流パルスは、その全部が接地側か合算接
続点20に供給される。タイミング信号A及びBは、ス
イッチ100及び102が動作する前に遮断状態又はブ
レーク(break )が存在するように発生している。これ
は、信号Aの両端部と信号Bの両端部とが互い違いにな
るようにすることによりできる。このようにすれば、両
信号は同時にロウになることはなく、したがってトラン
ジスタ100と102とが同時に導通することはない。
【0043】図4を参照すると、スペクトル・ティルタ
24は、4つの積分回路を有しており、実施例では、こ
れらの積分回路は積分器112と三段積分器114とか
ら構成されている。積分器112は演算増幅器120と
積分用コンデンサ122とから構成されている。三段積
分器114は演算増幅器124,積分用コンデンサ12
6,128及び130,並びに抵抗131,132,1
34及び136から構成される。図2に示した実施例で
は、クリッパ回路36は4つのダイオード138,14
0,142及び144並びに抵抗145とから成ってい
る。合算器146はスペクトル・ティルタ24を通って
通過する2つの信号を合算する。
【0044】図4のスペクトル・ティルタ24の実施例
では、 0.1FBIT より下の位相遅れは360°に近づ
く、なぜならば、各積分用コンデンサ122,126,
128及び130について90°の位相遅れだからであ
る。クリッパ回路36は、コンデンサ126,128及
び130をバイパスさせて270°の位相遅れを無く
す。図4の実施例のリニア・フィルタの構成が合算器1
46で接合する2つの並列信号路を有しているため、こ
の構成からスペクトル・ティルタの性能にいくつかの利
点を有している。 0.1FBIT からFBIT までの周波数範
囲において必要な位相限界(即ち、180°より下の位
相)を保持するが、合算器146内における2つの信号
路間の部分的干渉は、約 0.1FBIT 以下で大きなスペク
トル・ティルトを実現させることができる。クリッパ3
6はスペクトル・ティルタ24の高い位相遅れについて
のみ動作し、この並列信号路の構成は、低い位相遅れ辺
のクリップされる高い位相遅れ辺を越えた優性から、十
分に高い信号レベル条件において、低いすべての位相遅
れを保証する。
【0045】本発明の改善されたデルタ変調エンコーダ
10は、多くの異った方法でも実現できる。例えば、先
に示したスペクトル・ティルタ24の実施例では3乃至
4つの積分回路を用いているが、クリッパ36(数個の
クリッパでもよい)がN−1個(Nは3又はそれ以上の
整数)の積分用コンデンサの両端に接続されている限
り、スペクトル・ティルタの積分回路の数は所望の数
(N個)とすることができる。また、アナログ入力信号
は、スペクトル・ティルタ24の内部の点またはその出
力において、改善されたデルタ変調エンコーダ10のフ
ィードバック・ループに入力するようにしてもよい。更
に、図1(a)の合算器20はいずれの入力において反
転するものであっても非反転のものであってもよく、ま
たフィードバック・ループ内の各部材(スペクトル・テ
ィルタ24,1ビットA/Dコンバータ26,サンプリ
ング回路28及び1ビットD/Aコンバータ34)も反
転又は非反転のものであってもよい。唯一の制約は、フ
ィードバック・ゲインが負でなければならないことであ
り、その結果ループ中のいずれか1つを除く信号を任意
に選択すればよい。内部デコーダ22に関しては、内部
デコーダ22によって発生させられる2種類のパルス
は、高さ,幅,形,領域の大きさ及び標準ビット速度の
クロックに対応して発生する時間が異っている。このパ
ルスの1つは無効パルス、即ちパルスが無い場合にする
ことができ、また内部デコーダ出力上の基本ラインも零
にしなくてもよい。サンプリング回路28の出力には、
デジタル処理装置の出力が内部デコーダ22への入力又
はデジタル出力になるように、このデジタル処理装置を
入れることができる。
【0046】本発明の多くの特徴及び利点は詳述した明
細書から明らかであり、またこれは本発明の真の精神及
び範囲内にあるシステムの特徴及び利点のすべてを包含
するように添付のクレームに記載されている。更に、多
くの修正及び変形は当業者に容易であり、図示し且つ説
明した実際の構成及び動作によって本発明が限定される
ものでなく、またすべての適宜の修正及び均等物は本発
明の範囲内にとどまるものである。
【0047】
【発明の効果】本発明の改善されたデルタ変調エンコー
ダでは、スペクトル・ティルタを備えているので、従来
のデルタ変調及びデルタ・シグマ変調エンコーダで必要
であるとされている実現不可能な高いビット速度とする
ことなしに、このスペクトル・ティルタにより非常に高
い忠実度のA/Dエンコーディングを達成させることが
できる。また、本発明の改善されたデルタ変調エンコー
ダによれば、二段積分器によるデルタ変調エンコーダや
デルタ・シグマ変調エンコーダで必要とされるクロック
速度より低いクロック速度で高い忠実度を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の改善されたデルタ変調エンコ
ーダの実施例のブロック図、(b)は本発明の改善され
たデルタ変調エンコーダの異なる実施例のブロック図で
ある。
【図2】図1(a)のスペクトル・ティルタ24の第1
の実施例を含む、図1(a)に示される改善されたデル
タ変調エンコーダを構成する回路図である。
【図3】図1(a)のスペクトル・ティルタ24の第1
の実施例を含む、図1(a)に示される改善されたデル
タ変調エンコーダを構成する回路図である。
【図4】図1(a)のスペクトル・ティルタ24の第2
の実施例の回路図である。
【図5】図1(a)に関連して示された種々の信号を示
してなるタイミング図である。
【図6】図2及び図3に関連して示された種々の信号を
示してなるタイミング図である。
【図7】図1(a)のスペクトル・ティルタ24に得ら
れる内部アナログ振動信号のスペクトル密度とスペクト
ル・ティルタ24の利得を示すグラフである。
【図8】図1(a)の改善されたデルタ変調エンコーダ
のデジタル出力を復号するために用いることができるデ
コーダの一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…デルタ変調エンコーダ、20…アナログ・サマ
ー、22…内部デコーダ、24…スペクトル・ティル
タ、28…サンプリング回路、30…タイミング発生
器、32…振幅基準器、34…デジタル−アナログ・コ
ンバータ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号をデジタル出力に変換
    するアナログ−デジタル・エンコーダにおいて、前記ア
    ナログ入力信号を受信し且つアナログ振動信号を発生す
    るアナログ・サマー手段と、該アナログ・サマー手段に
    接続されて前記アナログ振動信号を受信し且つ平滑され
    たアナログ信号を出力するスペクトル・ティルタと、該
    スペクトル・ティルタに接続されて前記平滑されたアナ
    ログ信号を受信し且つ前記デジタル出力を発生するコン
    バータ手段と、該コンバータ手段と前記アナログ・サマ
    ー手段とに接続されて内部アナログ信号を発生させ且つ
    該内部アナログ信号を前記アナログ・サマー手段に供給
    することにより前記デジタル出力の内容を前記アナログ
    ・サマー手段にフィードバックするフィードバック手段
    とを備えてなり、前記アナログ・サマー手段が前記アナ
    ログ入力信号と前記内部アナログ信号とを加算して前記
    アナログ振動信号とし、前記スペクトル・ティルタはあ
    る周波数において180°より大きな位相遅れを有して
    おり、しかも前記スペクトル・ティルタは位相遅れを1
    80°未満に減少させる手段を備えていることを特徴と
    するアナログ−デジタル・エンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記スペクトル・ティルタが、前記アナ
    ログ・サマー手段に接続された第1の積分回路と、該第
    1の積分回路に接続された第2の積分回路と、該第2の
    積分回路と前記コンバータ手段に接続された第3の積分
    回路と、前記第2及び第3の積分回路に並列接続された
    クリッピング回路とからなることを特徴とする請求項1
    に記載のアナログ−デジタル・エンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記該スペクトル・ティルタが、前記ア
    ナログ・サマー手段に接続された第1の積分回路と、前
    記第1の積分回路に接続された第2の積分回路と、該第
    2の積分回路に接続された第3の積分回路と、該第3の
    積分回路と前記コンバータ手段とに接続された第4の積
    分回路と、前記第2,第3及び第4の積分回路に並列接
    続されたクリッピング回路とからなることを特徴とする
    請求項1に記載のアナログ−デジタル・エンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記スペクトル・ティルタが前記アナロ
    グ・サマー手段と前記コンバータ手段との間に接続され
    た少くとも3つの積分回路と、前記少くとも3つの積分
    回路のうち2つの積分回路に並列接続されたクリッピン
    グ回路とからなることを特徴とする請求項1に記載のア
    ナログ−デジタル・エンコーダ。
  5. 【請求項5】 前記スペクトル・ティルタが前記アナロ
    グ・サマー手段と前記コンバータ手段との間に接続され
    たN個(Nは3以上の整数)の積分回路と、前記N個の
    積分回路のうちN−1個の積分回路に並列接続されたク
    リッピング回路とからなることを特徴とする請求項1に
    記載のアナログ−デジタル・エンコーダ。
  6. 【請求項6】 前記コンバータ手段及び前記フィードバ
    ック手段に接続されて第1のタイミング信号を前記第コ
    ンバータ手段に与え且つ第2のタイミング信号を前記フ
    ィードバック手段に与えるタイミング手段を更に備え、
    前記コンバータ手段が前記第1のタイミング信号に従っ
    て前記デジタル出力を発生し、前記フィードバック手段
    が前記第2のタイミング信号に従って前記内部アナログ
    信号を発生することを特徴とする請求項1,2,3,4
    又は5のいずれかに記載のアナログ−デジタル・エンコ
    ーダ。
  7. 【請求項7】 前記フィードバック手段が前記タイミン
    グ手段,前記コンバータ手段及び前記アナログ・サマー
    手段に接続されたデコーダ回路であることを特徴とする
    請求項6に記載のアナログ−デジタル・エンコーダ。
  8. 【請求項8】 前記デコーダ回路が1ビット・デジタル
    −アナログ・コンバータであることを特徴とする請求項
    7に記載のアナログ−デジタル・エンコーダ。
  9. 【請求項9】 前記コンバータ手段は前記スペクトル・
    ティルタに接続されたアナログ−デジタル・コンバータ
    と該アナログ−デジタル・コンバータ及び前記デコーダ
    回路に接続されたサンプリング回路とからなることを特
    徴とする請求項7に記載のアナログ−デジタル・エンコ
    ーダ。
  10. 【請求項10】 前記サンプリング回路はフリップ・フ
    ロップからなることを特徴とする請求項9に記載のアナ
    ログ−デジタル・エンコーダ。
  11. 【請求項11】 前記アナログ−デジタル・コンバータ
    が1ビット・アナログ−デジタル・コンバータであるこ
    と特徴とする請求項10に記載のアナログ−デジタル・
    エンコーダ。
  12. 【請求項12】 前記1ビット・アナログ−デジタル・
    コンバータがコンパレータであることを特徴とする請求
    項11に記載のアナログ−デジタル・エンコーダ。
  13. 【請求項13】 第1と第2のタイミング信号を発生す
    るタイミング手段と、アナログ入力信号を供給する信号
    供給手段と、該信号供給手段に接続されてアナログ振動
    信号を発生するアナログ・サマー手段と、該アナログ・
    サマー手段に接続されて前記アナログ振動信号を受信し
    且つ平滑アナログ信号を発生するスペクトル・ティルタ
    と、該スペクトル・ティルタに接続されて前記平滑アナ
    ログ信号を受信し且つデジタル信号を出力するアナログ
    −デジタル・コンバータと、該アナログ−デジタル・コ
    ンバータと前記タイミング手段とに接続されて前記デジ
    タル信号と前記第1のタイミング信号とに従った連続し
    たビットの流れからなるデジタル出力を発生するサンプ
    リング回路と、該サンプリング回路,前記タイミング手
    段及び前記アナログ・サマー手段に接続されて前記第2
    のタイミング信号と前記デジタル出力とに従って前記ア
    ナログ・サマー手段に内部アナログ信号を与えるフィー
    ドバック手段とを備え、前記アナログ・サマー手段は前
    記アナログ入力信号と前記内部アナログ信号を加算して
    前記アナログ振動信号を発生し、また前記スペクトル・
    ティルタは位相遅れを180°未満に減少させる手段を
    有し且つある周波数において180°より大きな位相遅
    れを有していることを特徴とするアナログ−デジタル・
    エンコーダ。
  14. 【請求項14】 前記スペクトル・ティルタは、前記ア
    ナログ・サマー手段に接続された第1の積分回路と、該
    第1の積分回路に接続された第2の積分回路と、前記第
    2の積分回路と前記アナログ−デジタル・コンバータと
    の間に接続された第3の積分回路と、前記第2と第3の
    積分回路に並列接続されたクリッピング回路とからなる
    ことを特徴とする請求項13に記載のアナログ−デジタ
    ル・エンコーダ。
  15. 【請求項15】 前記スペクトル・ティルタは、前記ア
    ナログ・サマー手段に接続された第1の積分回路と、該
    第1の積分回路に接続された第2の積分回路と、該第2
    の積分回路に接続された第3の積分回路と、該第3の積
    分回路と前記アナログ−デジタル・コンバータとの間に
    接続された第4の積分回路と、前記第2,第3及び第4
    の積分回路に並列接続されたクリッピング回路とからな
    ることを特徴とする請求項13に記載のアナログ−デジ
    タル・エンコーダ。
  16. 【請求項16】 前記スペクトル・ティルタは、前記ア
    ナログ・サマー手段と前記アナログ−デジタル・コンバ
    ータとの間に接続された少くとも3つの積分回路と前記
    少くとも3つの積分回路の2つの並列接続されたクリッ
    ピング回路とからなる特徴とする請求13に記載のアナ
    ログ−デジタル・エンコーダ。
  17. 【請求項17】 前記スペクトル・ティルタは、前記第
    2の手段と前記アナログ−デジタル・コンバータとの間
    に接続されたN個(Nは3以上の整数)の積分回路と該
    N個の積分回路のN−1個の積分回路に並列接続された
    クリッピング回路とからなることを特徴とする請求項1
    3に記載のアナログ−デジタル・エンコーダ。
  18. 【請求項18】 前記フィードバック手段は前記タイミ
    ング手段,前記サンプリング回路及び前記アナログ・サ
    マー手段に接続されたデコーダ回路からなることを特徴
    とする請求項13,14,15,16又は17のいずれ
    か1つに記載のアナログ−デジタル・エンコーダ。
  19. 【請求項19】 前記デコーダ回路は1ビット・デジタ
    ル・アナログ・エンコーダからなることを特徴とする請
    求項18に記載のアナログ−デジタル・エンコーダ。
  20. 【請求項20】 前記アナログ−デジタル・コンバータ
    は1ビット・アナログ−デジタル・コンバータであるこ
    と特徴とする請求項19に記載のアナログ−デジタル・
    エンコーダ。
  21. 【請求項21】 第1のタイミング信号を発生するタイ
    ミング手段と、アナログ入力信号を供給する信号供給手
    段と、該信号供給手段に接続されてアナログ振動信号を
    発生するアナログ・サマー手段と、該アナログ・サマー
    手段に接続されて前記アナログ振動信号を受信し且つ平
    滑されたアナログ信号を発生するスペクトル・ティルタ
    と、該スペクトル・ティルタに接続されて前記平滑され
    たアナログ信号を受信し且つデジタル信号を発生するア
    ナログ−デジタル・コンバータと,前記アナログ−デジ
    タル・コンバータ,前記タイミング手段及び前記アナロ
    グ・サマー手段に接続されて前記第1のタイミング信号
    と前記デジタル信号とに基いて前記アナログ・サマー手
    段に内部アナログ信号を供給するフィードバック手段と
    を備えており、前記アナログ・サマー手段は前記アナロ
    グ入力信号と前記内部アナログ信号とを加えて前記アナ
    ログ振動信号を発生し、更に前記スペクトル・ティルタ
    が前記アナログ・サマー手段に接続された少くとも3つ
    の積分回路と該3つの積分回路のうちの2つに並列接続
    されたクリッピング回路とからなることを特徴とするア
    ナログ−デジタル・エンコーダ。
  22. 【請求項22】 前記タイミング手段は第2のタイミン
    グ信号を発生し、前記アナログ−デジタル・コンバー
    タ,前記タイミング手段及び前記フィードバック手段の
    間に接続されて前記デジタル信号と前記第2のタイミン
    グ信号に基づいて連続したビットの流れからなるデジタ
    ル出力を供給するサンプリング回路を更に備えてなるこ
    とを特徴とする請求項21に記載のアナログ−デジタル
    ・エンコーダ。
  23. 【請求項23】 アナログ入力信号をデジタル出力に変
    換するアナログ−デジタル・エンコーダにおいて、前記
    アナログ入力信号を受信し且つアナログ振動信号を発生
    するアナログ・サマー手段と、該アナログ・サマー手段
    に接続されて前記アナログ振動信号を受信し且つ平滑さ
    れたアナログ信号を発生する第1のスペクトル・ティル
    タと、該第1のスペクトル・ティルタに接続されて前記
    平滑されたアナログ信号を受信し且つ前記デジタル出力
    を発生するコンバータ手段と、該コンバータ手段に接続
    されて前記デジタル出力を受信し且つ内部アナログ信号
    を発生するフィードバック手段と、該フィードバック手
    段と前記アナログ・サマー手段に接続されて前記内部ア
    ナログ信号を受信し且つ平滑内部アナログ信号を発生す
    る第2のスペクトル・ティルタとを備え、前記アナログ
    ・サマー手段は前記アナログ入力信号と前記平滑内部ア
    ナログ信号とを加えて前記アナログ振動信号を作り、ま
    た前記第1のスペクトル・ティルタと前記第2のスペク
    トル・ティルタとはともにある周波数において180°
    より大きな位相遅れを発生しており、更に前記第1のス
    ペクトル・ティルタと前記第2のスペクトル・ティルタ
    のうちの少なくとも1つは位相遅れを180°未満に減
    少させる手段を有していることを特徴とするアナログ−
    デジタル・エンコーダ。
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