JPH0537677Y2 - - Google Patents

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JPH0537677Y2
JPH0537677Y2 JP12794186U JP12794186U JPH0537677Y2 JP H0537677 Y2 JPH0537677 Y2 JP H0537677Y2 JP 12794186 U JP12794186 U JP 12794186U JP 12794186 U JP12794186 U JP 12794186U JP H0537677 Y2 JPH0537677 Y2 JP H0537677Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はステツピングモータ駆動増幅器、特
にマイクロステツプ駆動用増幅回路の改良に関す
るものである。
〔従来の技術〕
ステツピングモータは、各相巻き線に順次にか
つ循環的に電流(多くの場合パルス波形の電流)
を流すことにより同一回転方向に連続回転するこ
とができ、その回転数は入力電流パルス数に比例
し、その回転方向を反転するには各相巻き線に電
流を流す順序を反転すればよいことはよく知られ
ている。又、各相巻き線の電流比を変化すること
により、ステツピングモータの停止位置を変化す
ることができることも従来から知られている。こ
の考案はステツピングモータの停止位置を微細に
調整する駆動用増幅回路に関するものであるが、
従来のこの種の装置としては第8図、第9図に示
すものがあつた。
第8図aはステツピングモータとステツピング
モータ駆動増幅器との関係を示す斜視図であり、
図において6はステツピングモータ、7はステツ
ピングモータ6の回転ロータ、9はステツピング
モータ6を駆動するステツピングモータ駆動増幅
器である。
又、第8図bはステツピングモータの巻き線で
あり、この図では11A〜11Dの4相巻き線を
例示している。
従来のステツピングモータのマイクロステツプ
制御については文献「ステツピング・モータの基
礎と応用:総合電子出版社:昭和58年9月、第6
版」の52頁以降に説明があるが、2相励磁マイク
ロステツプ駆動方式の場合、巻き線11Aと11
Bとに各々電流IA=IA1とIB=IB1を流すと、ロ
ータ7は角度φ1に位置決めされ、IA=IA2、IB=
IB2とすれば角度φ2になることはよくしられてい
る。この場合tanφ1=IA1/IB1、tanφ2=IA2/IB2の関
係 がある。
今、第9図aに示す様に、時刻t1まで巻き線1
1A及び11Bに各々電流IA1とIB1が流れてお
りロータ7の角度がφ1であつてとし、時刻t1にお
いて瞬時にIA2とIB2に段階状に変わつたとすれ
ば、ロータ7は第9図bに示すように振動的な運
動をしつつ最終的には角度φ2におちつく。ロー
タ7の角度φが最終値φ2の90%〜110%に到達す
る時刻をt2とすればt2−t1は整定時間と呼ばれる
時間となる。
又、第9図bの破線で示す運動はロータ7の運
動が臨界制動に近い場合を示すものであり、この
場合の制定時間はt2′−t1となり、明らかにt2−t1
より小さい。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のステツピングモータ駆動増
幅器は以上のようにロータの振動現象によつて、
整定時間を多く必要とするので磁気デイスク装置
の位置決め機構などにもちいる場合動作時間が不
必要にかかりすぎ磁気デイスク装置の機能を低下
させるという問題点があつた。
この考案は、係る問題点を解決するために、な
されたもので整定時間が最小限ですむステピング
モータ駆動増幅器を得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るステツピングモータ駆動増幅器
はマイクロステツプ駆動増幅回路を改良すること
でロータの振動現象を抑制し、整定時間を短縮さ
せた。
〔作用〕
この考案においては整定時間を短くできるので
磁気デイスク装置の位置決め機構等に用いた場
合、その機能を低下させることはない。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の実施例を図について説明す
る。第1図はこの考案に係るステツピングモータ
駆動増幅器を磁気デイスク装置のヘツド位置決め
機構に実施した場合を示す斜視図であり、図にお
いて1は磁気円板、2は磁気ヘツド、3は磁気円
盤1を駆動するスピンドルモータ、4は磁気ヘツ
ド2の位置決め機構、5はラツクピニオン歯車、
6はステツピングモータ、7はステツピングモー
タ6の回転ロータ、8は磁気ヘツド2のピツクア
ツプした信号を増幅するヘツド増幅器、9はステ
ツピングモータ6を駆動するステツピングモータ
増幅器、10は磁気円盤1上のトラツクであつ
て、対向する磁気ヘツド2により磁気記録再生動
作がなされる。
次に、第1図に示す装置の動作について説明す
る。磁気ヘツド2は位置決め機構4によりトラツ
ク10上に正確に位置決めされる。即ち、現在磁
気ヘツド2が対向しているトラツク10の番号が
判つており、次に磁気ヘツド2を対向させるべき
トラツク10の番号が与えられると、ステツピン
グモータ6の各相巻き線にどのような順序でパル
ス電流を何本入力すればよいかが定められるの
で、増幅器9からその定められた本数のパルス電
流を、定められた順序で各相巻き線に入力すれば
よい。ステツピングモータ6のロータ7は入力さ
れたパルスの本数に対応する回転数だけ回転しラ
ツクピニオン歯車5により回転運動を直線運動に
変換して位置決め機構4を駆動して位置決めを行
う。ただし、このような位置決めでは磁気ヘツド
2が所望のトラツク10に正確には対向せずオフ
トラツクと称せられる誤差が残ることが多い。こ
の誤差は一般にはサーボトラツクと称する誤差検
出用のトラツクが記録されている磁気デイスクの
面から磁気ヘツドによつて検出され、この誤差に
従つて位置補正が行われる。この位置補正では増
幅器9からステツピングモータ6の各巻き線に流
す電流の電流比を調整する。
第2図は、この考案によるステツピングモータ
駆動増幅器9の回路構成を示す回路図であり、図
において11はステツピングモータの巻き線で、
説明の都合上A,B,C,D、の4個の巻き線か
らなる場合について説明する。12は巻き線選択
回路であつて入力信号a,b,c,dにより各々
対応する巻き線A,B,C,Dを選択する。13
は巻き線駆動増幅器、14は第1巻き線群の電流
流出点、15は第2巻き線群の電流流出点であり
巻き線駆動増幅器13に接続される。
巻き線11は4相巻き線(2相巻き線と見ても
よい)で、AとC、BとD、とがそれぞれ一対の
巻き線を構成し〔第8図b参照〕AとCとは互い
に反対方向に巻かれ、BとDとは互いに反対方向
に巻かれ、ACの方向とBDの方向は互いに直角
であり、従つてAとCとには同時に電流が流され
ることはなく、BとDとには同時に電流が流され
ることがない。AとCとを第1巻き線群、BとD
とを第2巻線群という。巻き線11の電流流入端
は並列に接続されて電源の正端子に接続されてい
る。16は第2増幅器で、この出力はマイクロス
テツプ制御電圧17として巻き線駆動増幅器13
に印加される。18はアナログ信号入力であり、
第2増幅器16に印加される。19はデイジタル
動作切り換え信号であり、巻き線駆動増幅器13
のスイツチ回路20〔20A,20B,20cで
構成される〕を制御する。101,102はそれ
ぞれ制御トランジスタ、103は共通エミツタ抵
抗、104,105はそれぞれ制御用増幅器であ
る。電源の正極性端子からの電流は巻き線11、
巻き線選択回路12、電流流出点14,15、制
御トランジスタ101,102、抵抗103を経
て接地(上記電源の負極性端子)に流れる。
次に第2図に示す回路の動作について説明す
る。デイジタル動作切り換え信号19が論理
「H」になるとスイツチ回路20が動作して20
Aによりトランジスタ101のベースを論理
「H」にし、20Bによりトランジスタ102の
ベースを論理「H」にし、20Cにより抵抗10
3を短絡して巻き線駆動増幅器13は常時導通常
態となりステツピングモータの巻き線11には回
路諸元でさだまる全電流がながれる。この状態に
おいて入力信号a,b,c,dによりステツピン
グモータ6を所望の方向に所望の回転数だけ回転
させる。例えば、第8図bを参照し、信号aを加
え巻き線11Aだけに電流を流してステツピング
モータ6のロータ7を巻き線11Aに相当する方
向に動かし、次に信号aを停止し信号bを加え巻
き線11Bだけに電流を流してロータ7を巻き線
11Aに相当する方向から90°回転して巻き線1
1Bに相当する方向に動かし、次に信号bを停止
し信号cを加え巻き線11Cだけに電流を流して
ロータ7を更に90°だけ回転させ、次に信号cを
停止し信号dを加え巻き線11Dだけに電流を流
してロータ7を更に90°だけ回転させ、次には信
号dを停止し再び信号aを加えるという方法でス
テツピングモータ6を所望の回転数だけ回転させ
る。このような制御によつて磁気ヘツド2はほぼ
所望のトラツク10上にくるので、次は微細な位
置補正にうつる。微細な位置補正に移るときはデ
イジタル動作切り替え信号の論理を「L」にす
る。デイジタル動作切り換え信号入力19が論理
「L」のときには、20A,20B,20Cはオ
フとなり巻き線駆動増幅器13はアナログ動作、
即ち、マイクロステツプ制御電圧17に比例した
電流を第1巻き線群14と第2巻き線群15に流
す。この場合巻き線駆動増幅器13は共通なエミ
ツタ抵抗103のため差動的な動作をするように
構成してあるので、第1巻き線群14の電流を増
加する場合は、第2巻き線群15の電流は減少す
る。
次に第3図、第4図及び第5図を用いて第2増
幅器16の動作について詳述する。第3図におい
て、20はデイジタルアナログ(以下DAとい
う)変換器、21はマイクロプロセツサであり、
マイクロプロセツサ21のデイジタル出力はDA
変換器20に印加され、マイクロステツプ制御電
圧17を発生させる。第4図はDA変換器20の
入力デイジタル数dと出力Vの関係を示す図で、
d=d1のときV=V1、d=d2のときV=V
2が発生することを表している。なお、入力dは
デイジタル信号であるので離散的であるが、図に
おいては連続的な線で表している。第5図はマイ
クロプロセツサ21を用いてDA変換器20を制
御する過程を示す図で、第5図aはマイクロプロ
セツサ21の出力dの時間的変化を示し時刻t1に
おいて出力d1,t2においてd2が発生すること
を示す。この出力はDA変換器20でアナログ信
号に変換されるので、第5図bに示すように時刻
t1から時刻t2まで、電圧がV1からV2までアナ
ログ的に上昇することになる。この電圧がマイク
ロステツプ制御電圧17として巻き線駆動増幅器
13に印加されると、ステツピングモータ6によ
り駆動される位置決め機構4は第5図cのx1か
らx2に示すように振動現象を抑制したなめらか
な動作となる。
第6図、第7図は、第2図に示す第2増幅器1
6の他の実施例を示す図で、図において22は関
数増幅器、R1〜R3は各々抵抗器、Cはコンデ
ンサである。第6図に示すように関数増幅器の帰
還路にCR回路を接続すると不完全積分形の関数
増幅器となることはよく知られており、Jは入
力、Vは出力を示す。第7図aは入力Jの時間的
変化を示す図で、時刻t1においてJ=J1からJ
2に階段状に変化するが、この入力が不完全積分
動作を行う関数増幅器22を通ると第7図bに示
すように時刻t1から最終電圧V2の90%に達する
時刻t2まで指数関数的に変化する。このような信
号がマイクロステツプ制御電圧17として巻き線
駆動増幅器13に印加されると、ステツピングモ
ータ6により駆動される位置決め機構14は、第
7図cのx1からx2までに示すような振動現象
を抑制した滑らかな運動となる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によればステツピング
モータの巻き線駆動増幅器の前段の第2増幅器の
出力であるマイクロステツプ制御電圧の波形がア
ナログ的に変化するのでステツピングモータの回
転ロータの振動現象を抑制でき、整定時間の短
い、より高速で、かつ精密な位置決めができるス
テツピングモータ駆動増幅器を提供できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るステツピングモータ駆
動増幅器を磁気デイスク装置のヘツド位置決め機
構に実施した場合を示す斜視図、第2図はこの考
案によるステツピングモータ駆動増幅器の回路構
成を示す回路図、第3図、第4図は第2増幅器の
構成を示すブロツク図、第5図はタイムチヤート
図、第6図は第2増幅器の他の実施例を示すブロ
ツク図、第7図はタイムチヤート図、第8図、第
9図は従来の一例をしめす図である。図において
12は巻き線選択回路、14は第1巻き線群の電
流流出点、15は第2巻き線群の電流流出点、1
6は第2増幅器、20はスイツチ回路、101,
102はそれぞれ制御トランジスタ、103は共
通エミツタ抵抗、104,105はそれぞれ制御
用増幅器である。なお、各図中同一符号は同一又
は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ステツピングモータの各相巻き線に順次に、
    かつ、循環的に電流を流して該ステツピングモ
    ータを所望の回転方向に連続回転せしめる駆動
    手段と、上記ステツピングモータの各相巻き線
    に流れる電流の大きさを調節することによつて
    該ステツピングモータを任意の角度で停止せし
    める駆動手段とを有するステツピングモータ駆
    動増幅器において、 上記スツピングモータの各相巻き線の電流流
    入端を並列にして電源の正極性端子に接続した
    状態でどの巻き線に電流を流すかを選択する巻
    き線選択回路、 上記各相巻き線のうち互いに反対方向に巻か
    れていて上記巻き線選択回路の選択により同時
    に電流が流されることのない一対の巻き線の電
    流流出端を互いに並列に接続して構成した各電
    流流出点、 この各電流流出点に、それぞれのコレクタが
    接続された各制御トランジスタ、 この各制御トランジスタの各エミツタを互い
    に接続した接続点と上記電源の負極性端子(接
    地)との間に接続される共通エミツタ抵抗、 上記各制御トランジスタの各ベースに、それ
    ぞれの制御電圧を加えるよう接続される各制御
    用増幅器、 この各制御用増幅器の各入力として、時間に
    対し連続的に変化する電圧を発生する第2増幅
    器、 上記各制御トランジスタが上記各制御増幅器
    の出力で制御され上記共通エミツタ抵抗によつ
    て差動増幅回路として動作するよう接続する
    か、又は上記共通エミツタ抵抗を短絡し、かつ
    上記各制御用トランジスタに飽和電流を流すよ
    う接続するかの切り替えを行う切り替え回路、 を備えたことを特徴とするステツピングモータ
    駆動増幅器。 (2) 第2増幅器はマイクロプロセツサとデイジタ
    ル・アナログ変換器で構成され上記マイクロプ
    ロセツサが時間に対し連続的に変化するデイジ
    タル信号を出力することを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のステツピングモー
    タ駆動増幅器。 (3) 第2増幅器は矩形波電圧を入力する不完全積
    分形の関数増幅器で構成されることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のステツ
    ピングモータ駆動増幅器。 (4) 第2増幅器は磁気デイスク装置のトラツキン
    グ誤差を入力して時間に対し連続的に変化する
    電圧を発生することを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のステツピングモータ駆
    動増幅器。
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JPS6336199U JPS6336199U (ja) 1988-03-08
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