JPH053798Y2 - - Google Patents

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JPH053798Y2
JPH053798Y2 JP1988062412U JP6241288U JPH053798Y2 JP H053798 Y2 JPH053798 Y2 JP H053798Y2 JP 1988062412 U JP1988062412 U JP 1988062412U JP 6241288 U JP6241288 U JP 6241288U JP H053798 Y2 JPH053798 Y2 JP H053798Y2
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sleeve
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oil
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は支部旋回体の旋回減速機内部へ軸貫
通部から、油槽中のグリースが侵入することを防
止する構造の旋回減速機に関するものである。
従来の技術 上部旋回体が下部走行体に対して全旋回可能の
建設・荷役作業用機械では、一般的に、第4図、
第5図の引例に示すように、上部旋回体11は、
下部走行体12の主フレーム中央の上面に、外輪
5が上部旋回体11側に、内歯歯車を有する内輪
4が下部走行体12側に取付けられた旋回ベアリ
ング3を介して旋回自在に組付けてある。そうし
て、上部旋回体11には入力軸が油圧モータなど
の動力により駆動される旋回装置2が設けられて
あり、その出力軸端には、旋回ベアリング3の内
輪4の内歯歯車と噛み合うピニオン6を固設して
あり、該ピニオン6が回転することにより、その
反力で上部旋回体11を旋回させるようになつて
いる。
上記の構造において、重量および慣性力の大き
い上部旋回体11の起動・停止は、すべて前記の
ピニオン6と、これに噛み合う内輪4の内歯歯車
とでなされる。従つて両者の歯面には強大な負荷
が頻度高く加わり、しかも相互に歯列に沿つて摺
動運動をするので、その耐久性を向上させる目的
で、従来から第5図に一例を示すように、中央部
分に突出部を有し、外周がつば状になつた薄鋼板
製のカバー7のつば部外周を下部走行体12の上
面の旋回ベアリング3取付部材に固着して、内輪
4の内内歯車と上記カバー7の突出部との間に、
ピニオン6の回遊巾を確保できる解放形環状の油
槽8を形成され、この油槽8に適当な量のグリー
スを充満させ歯面の潤滑を行つている。一方、旋
回装置1を構成する旋回減速機2の出力軸端付近
の構造は第6図の断面図に示すように、出力軸は
旋回減速機2のケーシングに内装された軸受に支
承され、この軸受を含みケーシング内部は密閉状
で、内部構成部品を別個の潤滑油で保護するよう
になつているので、当然、固定側のケーシングと
回転をする出力軸との間には、第7図の要部拡大
図に示す如きリツプa,bを有するオイルシール
19を設け、内部の潤滑油の流出と、外部からの
異物の侵入とを防止している。
考案が解決しようとする課題 上記構造の旋回装置においては、旋回減速機出
力軸の強度上からも、上述のオイルシール19と
ピニオン6とは比較的近接した位置にあるため、
グリースが満たされた油槽の中で、旋回ベアリン
グの内歯歯車とピニオンが噛み合うことにより、
グリースは、噛み合つた歯の周囲に押し出される
が、そのうち旋回減速機のオイルシール側に押し
出されたグリースはオイルシールのリツプを押し
開き旋回減速機のケーシング内に進入し、内部の
専用の潤滑油と混合し、その性状を劣化させるば
かりではなく、侵入油が更に増量すると旋回減速
機のオイルレベルゲージなどの開口部から潤滑油
が噴出するなどの事故を起こす。
このような事故を未然に防止し、旋回減速機が
長期使用に耐えられるような出力軸貫通部の構造
を提供せんとするものである。
課題を解決するための手段 上記の如き課題を解決するため、この考案は次
の手順を講ずる。すなわち、 イ 旋回減速機の出力軸貫通部において、出力軸
とともに回転するスリーブまたは出力軸と一体
となつたスリーブ部分の外周と、旋回減速機本
体に固着され、出力軸を支持する軸受を支承す
るリテーナの内周の出力軸貫通部との間が微小
すき間をもつて接する如く、スリーブとリテー
ナを設け、 ロ スリーブの外周面とリテーナとで形成される
環状の空間に、 ハ スリーブとともに回転し、上記微小すき間か
ら最も離れた側のリテーナの内周壁面に当接す
るリツプを配置したオイルシールを設ける。
作 用 油槽に充たされた歯面潤滑用のグリースは、ピ
ニオンと内歯歯車の噛み合いにより、歯の周囲へ
向け強力に押し出され、その一部は旋回減速機の
出力軸貫通部に設けたオイルシールに向けて噴射
する如くなり、内部に侵入しようとするが、スリ
ーブの外周とリテーナの内周との微小すき間で、
その勢力は減殺され、なおかつ、オイルシールの
リツプは、上記微小すき間から最も離れた位置に
あるので噴射状のグリスの直撃を受けることもな
く、グリスがリツプを押し広げて旋回減速機の内
部に侵入することはない。
実施例 本考案の実施例を、図面を参照しながら説明す
る。
第1図は旋回装置1における駆動部の要部を示
す断面図であるが、2は上部にオイルレベルゲー
ジ16、エアブリーザ17などを備え、油圧モー
タ(図示せず)などの回転入力を減速して出力軸
14に伝える旋回減速機で、そのケーシングのフ
ランジ部によつて、前述したように上部旋回体1
1のフレームに固設してある。出力軸14は旋回
減速機2のケーシングおよびリテーナ13に保持
された軸受15に枢支され、軸端には、旋回ベア
リング3の内輪4に設けた内歯歯車に噛み合うピ
ニオン6を固設し、該ピニオン6の端面と軸受1
5との間には、出力軸14に嵌装され、共に回転
するスリーブ10を圧入してある。9はオイルシ
ールでリテーナ13の内空部に環装されA部拡大
図である第2図に示す弾性材からなるリツプa,
bを有し、スリーブ10とともに回転するととも
に、リツプa,bは常時リテーナ13の内壁に接
して摺動し、旋回減速機2のケーシング内の潤滑
油の外部への流出と、外部からグリース、塵埃な
どの異物の侵入を防止している。
なお、5,7,8,12は前述した従来の旋回
装置と同様、それぞれ、旋回ベアリング3の外
輪、カバー、油槽、下部走行体を示すものであ
り、また、スリーブ10は出力軸14またはピニ
オン6と一体に構成される場合もありうる。
リツプa,bは何れも前述の如く、耐油性の弾
性材で形成され、常時、リテーナ13の内壁に線
接触しているのであるが、その接触圧力は、それ
自身の弾性力と、第2図の如く、外周から環状に
巻着けたコイルスプリングd,dの弾発力とによ
るものである。
また、リテーナ13はオイルシール9を内包す
る如く、スリーブ10の外周面との間で環状空間
を形成しているほか、フランジ部eはスリーブ1
0の外周段付部に食込む様に配置し、微小すき間
Bを介して相対している。第2図において微小す
き間Bはかぎ状の直線すき間となつているが、こ
のほか、折線状、曲線状にしてもよいが、この微
小すき間Bとオイルシール9のリツプa,bが最
も離れた位置に配置されることが必要である。
以上の構成からなるこの考案の旋回減速機の作
用について説明する。
従来の減速装置では、油浸状態で噛み合うピニ
オン6、旋回ベアリング3の内輪4に設けた内歯
歯車は、その噛み合いの進行につれて歯の周囲に
向けグリースを噴射状に飛散させ、その飛沫の一
部は、当然、スリーブとリテーナの境界から内部
に侵入し、オイルシール19のリツプaを押し広
げ、リツプa,bで形成される空間cに侵入して
該空間cの内圧を高め、遂には、リツプa,bを
上下に開き、グリースは旋回減速機のケーシング
内に塵埃とともに侵入して内部の潤滑油を劣化さ
せ、ひいては、内部構成部品の損傷その他の事故
発生の原因となるのであるが、この考案の構造に
おいては、強く噴射されるグリースの飛沫は、一
般に間欠的な、一種の脈動圧として発生するの
で、微小すき間Bを通過する間に、ラビリンス効
果により、その噴射圧は減殺され、さらには、こ
の微小すき間Bとオイルシール9のリツプa,b
とは最も離れた位置に配置されているので、直接
リツプbにグリースの飛沫が衝突することはな
く、従つて良好なシール性は保持される。
第3図はこの考案に使用するオイルシールの構
造が異なる第2の実施例を示し、第2図と同様、
第1図のA部の拡大断面図である。
この図で使用するオイルシール18の内周はス
リーブ10に嵌挿し、外周部に、リテーナ13の
内壁に線接触するリツプa,bを有することはオ
イルシール9のときと同様であるが、リツプaは
構成材である弾性材の弾性力のみで接触圧を発揮
し、リツプbは前記と同様、コイルスプリングd
により接触圧を付加したもので、作用、効果とも
第1実施例と同様である。その他、オイルシール
は使用条件が異なれば、それに対応して構造、使
用材料、形状など種々の組合わせがあるので、オ
イルシール9,18に限定するものではなく、各
種条件に適合したオイルシールを選定することが
効果的であることは云うまでもない。
なお、微小すき間Bは小さければ小さい程、良
好な結果が得られるが、旋回減速機の長時間使用
にともない、スリーブ10とリテーナ13との相
対的な動的関係位置が変化するものであるから、
これらのことを甚案し、直接干渉することのない
ような最小寸法を決定しなければならず、要は、
微小すき間の形状をかぎ状、折線状、曲線状にし
てグリースの噴射飛沫の勢力を減殺し、この微小
すき間から最も離れた位置にオイルシールのリツ
プが配置されることであつて、旋回減速機の構
造、組立の手順の相違によつては、実施例で示す
スリーブ、リテーナ、オイルシールの形状・配置
にのみ限定するものではない。
考案の効果 この考案にかかる旋回減速機を装備した旋回装
置では、旋回体の旋回中、ピニオンと内歯歯車の
噛み合いにより油槽中のグリースが、ピニオンの
直近にあるオイルシールの方向に噴射されても、
その飛沫は、リテーナとスリーブの間の微小すき
間で勢力が減殺され、しかも、オイルシールのリ
ツプは微小すき間から離れた位置にあるので、リ
ツプにグリースの飛沫が直撃することはなく、従
つて、グリースがリツプを押し開いて旋回減速機
内に塵埃とともに侵入することもないので、内部
の専用の潤滑油は汚染されることなく長時間の運
転に耐える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の旋回減速機の要部断面図、
第2図は第1図はA部拡大断面図、第3図は他の
実施例を示す第1図のA部拡大断面図、第4図、
第5図は旋回装置の構成を示す側面図および要部
の斜視図、第6図は従来の旋回減速機の要部断面
図、第7図は第6図のC部拡大断面図である。 2……旋回減速機、3……旋回ベアリング、6
……ピニオン、7……カバー、8……油槽、9,
18,19……オイルシール、10……スリー
ブ、13……リテーナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 旋回減速機の出力軸が貫通するリテーナのフラ
    ンジ部と出力軸とともに回転するスリーブ外周部
    との間に、かぎ状、折線状または曲線状の微小す
    き間を設けて相対する如くリテーナとスリーブを
    配置し、リテーナ内面とスリーブ外周面とで形成
    される環状の空間に、上記微小すき間からも最も
    離れた側にリツプを備える向きにオイルシールを
    設けたことを特徴とする旋回体の旋回減速機。
JP1988062412U 1988-05-11 1988-05-11 Expired - Lifetime JPH053798Y2 (ja)

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JPH01165349U JPH01165349U (ja) 1989-11-20
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