JPH0538039A - 過電流保護装置 - Google Patents

過電流保護装置

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JPH0538039A
JPH0538039A JP3190432A JP19043291A JPH0538039A JP H0538039 A JPH0538039 A JP H0538039A JP 3190432 A JP3190432 A JP 3190432A JP 19043291 A JP19043291 A JP 19043291A JP H0538039 A JPH0538039 A JP H0538039A
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JP
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load
power supply
latch
supply line
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JP3190432A
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Inventor
Fujio Unoko
富士夫 右ノ子
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、過電流保護装置に関し、ラッチアッ
プの可能性がある負荷が接続された電源ラインで負荷電
流による電圧値を検出し、該電圧値に基づいて負荷側の
ショート状態及びラッチアップ状態を判別して電源ライ
ンの負荷への接続、切り離し動作を制御して自動復帰動
作を行なわせることを目的とする。 【構成】CPU15は、ラッチアップ検出期間にVout を
チェックし、ショートかどうかを判別する。ショートと
判別したときは、インジケータ21によりショートの表示
を行なうとともに、ショートした負荷ブロックA、Bを
判別し、そのショート情報とブロック名をRAM17に書
き込む。同様に、ラッチアップ状態をVout のチェック
により判別し、そのラッチアップ情報とブロック名をR
AM17に書き込む。次いで、必要に応じてリセット信号
RSを制御出力OUT2から出力して再起動を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過電流保護装置に関し、
特に、論理回路等が負荷として電源ラインに接続された
制御機器における該負荷のショート状態およびラッチア
ップ状態を検出して復帰させる過電流保護装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、電子制御機器において、IC(In
tegrated Circuit)、LSI(LargeScale Integrated
Circuit)等の電子回路が多用され、中でも低消費電流
でノイズマージンの大きいCMOS(Complimentary Me
tal Oxide Semiconductor )構造のIC及びLSIが一
般的に多く利用されている。
【0003】しかし、CMOSの構造上どうしても寄生
トランジスタ回路ができてしまうため、使用方法を間違
えると、この寄生トランジスタ回路が動作し、回路に接
続された電源ラインとグランドの間に過電流が流れて回
路を破壊してしまうといったラッチアップ現象が発生し
ていた。この過電流の防止対策としては、従来よりラッ
チアップを起こさない回路構成とすることは勿論である
が、万が一ラッチアップが発生した場合に備えて保護用
として電源ラインに設計値以上の電流が流れたときに動
作するヒューズを接続して過電流を防止する方法があ
る。
【0004】また、他の過電流の防止対策として、最
近、小型で安価になってきたポジスタ(温度上昇ととも
に急激に抵抗値が増加する素子)を負荷と電源ラインの
間に接続して、過電流の流れを遮断し、負荷のショート
状態やラッチアップ状態が解除されると、ポジスタが自
動復帰して再起動が自動的に行なわれるという効果があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の過電流防止方法にあっては、ヒューズを利用
した場合、一度切れると交換する必要があり、手間がか
かることと、ヒューズが切れた原因が負荷のラッチアッ
プによるものか、他の原因によるのかが不明のままとな
ってしまうという問題が残る。同様に、ポジスタを単に
接続した場合もシステム側から見ると何が原因で電源ラ
インが遮断されたのか不明であり、また、過電流により
ポジスタが高抵抗となって電源ラインを遮断するため、
負荷にメモリ類が接続されていると、そのメモリ内容が
変化してシステムに誤動作を起こしてしまうといった問
題も発生していた。
【0006】そこで本発明は、ラッチアップの可能性が
あるICやLSI等の負荷が接続された電源ラインで負
荷電流による電圧値を検出し、該電圧値に基づいて負荷
側のショート状態及びラッチアップ状態を判別して電源
ラインの負荷への接続、切り離し動作を制御して自動復
帰動作を行なわせるとともに、電源ラインが接続された
負荷毎にショート状態及びラッチアップ状態を履歴情報
として記憶させて制御機器の信頼性を向上させる過電流
保護装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
CMOS等で構成されたIC等が負荷として電源ライン
に接続された制御機器において、該負荷に流れる過電流
によるショート状態およびラッチアップ状態を検出して
負荷および電源ラインを保護する過電流保護装置であっ
て、負荷が接続される電源ラインに接続され、該負荷に
流れる過電流による電圧値を検出する負荷電圧検出手段
と、負荷電圧検出手段の電源ライン側に接続され、電源
ラインを負荷に対して接続及び負荷から切り離すように
切り換える接続手段と、負荷電圧検出手段で検出される
電圧値に基づいて負荷のショート状態及びラッチアップ
状態を判別し、該判別結果がショートのとき、接続手段
により電源ラインを負荷から切り離し、また、判別結果
がラッチアップのとき、接続手段により電源ラインを負
荷から一時的に切り離した後、再び接続して負荷の再起
動を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とし、請
求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前
記負荷電圧検出手段としてアナログ/デジタル変換回路
を接続したことを特徴とし、請求項3記載の発明は、請
求項1記載の発明において、前記負荷電圧検出手段を電
源ラインが接続される負荷毎に設け、前記制御手段が該
各負荷に接続された負荷電圧検出手段によりショート状
態あるいはラッチアップ状態を判別すると、そのショー
ト状態あるいはラッチアップ状態を負荷毎の履歴情報と
してメモリに蓄積することを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、CMOS等で構成さ
れたIC等が負荷として電源ラインに接続された制御機
器において、該負荷に流れる過電流によるショート状態
およびラッチアップ状態を検出して負荷および電源ライ
ンを保護する過電流保護装置であって、該負荷に流れる
過電流による電圧値が検出され、該電圧値に基づいて負
荷のショート状態及びラッチアップ状態が判別され、該
判別結果がショートのとき、接続手段により電源ライン
が負荷から切り離され、また、判別結果がラッチアップ
のとき、接続手段により電源ラインが負荷から一時的に
切り離された後、再び接続されて負荷の再起動が制御さ
れる。
【0009】したがって、負荷側でショート状態が発生
したとき、電源ラインを自動的に遮断して負荷の破壊を
防止することができるとともに、ラッチアップ状態が発
生したとき、自動的にラッチアップ状態を解除して再起
動を行なうことができ、過電流保護装置を搭載した制御
機器の安全性及び信頼性を向上させることができる。請
求項2記載の発明では、請求項1記載の過電流保護装置
において、前記負荷電圧検出用としてアナログ/デジタ
ル変換回路が接続され、接続された負荷の種類によらず
過電流による電圧値が検出される。
【0010】したがって、制御機器内の負荷を制限する
ことなく、過電流保護装置を適用することができる。請
求項3記載の発明では、請求項1記載の過電流保護装置
において、電源ラインが接続される負荷毎に過電流によ
る電圧値が検出されてショート状態あるいはラッチアッ
プ状態が判別され、そのショート状態あるいはラッチア
ップ状態が負荷毎の履歴情報としてメモリに蓄積され
る。
【0011】したがって、メモリに蓄積された履歴情報
により負荷側の異常発生箇所を特定して故障内容を把握
することができ、直ちに異常に対処することができ、過
電流保護装置を搭載した制御機器の安全性及び信頼性を
より一層向上させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図8は、請求項1〜3記載の過電流保護
装置を適用した制御回路の一実施例を示す図である。図
1は、過電流保護装置の基本回路1を示す図であり、電
源ラインVcc(5V)と負荷の間に直列にポジスタ(負荷
電圧検出手段)2を接続し、負荷としては、LSI3と
メモリ4を接続している。図中RLは、ラッチアップ時
に流れる電流を想定する仮想抵抗である。
【0013】ポジスタ2は、図2に示すように、温度上
昇とともに急激に抵抗値が上昇する特性を有する素子で
あり、また、図3に示すように、温度上昇の原因となる
電流が増加に対して同様に急激に抵抗値が上昇する特性
を有している。ポジスタ2は、負荷側に流れる過電流か
ら電源ラインVccを保護するために接続されており、負
荷側に過電流が流れたとき、ポジスタ2の抵抗値が急激
に上昇して電源ラインVccを負荷に対して遮断する。
【0014】また、図中Vout は、ポジスタ2を通った
後の電圧、Vssは、グランド、RSは、リセット信号を
示している。リセット信号は、後述する本発明の保護回
路が動作した後、LSI3とメモリ4を初期化する信号
であり、システム側から入力される。図1における回路
動作を説明すると、まず、ポジスタ2は、電源ラインV
ccに対して直列に接続されているため、負荷側の正常動
作時の電源定格を満足する必要がある。いま、負荷電流
Iin=0.1A、ポジスタ2の正常動作時の飽和抵抗値(P
R)=2.0Ωとすると、Vout は、 Vout =Vcc−(Iin×PR)=5−(0.1×2)=4.8V となり、負荷側のインピーダンスは、 R=Vout/Iin =4.8/0.1=48Ω となり、以上が正常動作時の各パラメータであるが、負
荷側にとっての電源定格(ここでは5V±10%の下限値4.
5Vとする)以上であり問題ない。
【0015】ここで回路1に異常が発生し、等価的に負
荷側に仮想抵抗RLをVout とVss間に接続した状態に
なり、RL=5Ω とすると、負荷側の合成インピーダン
スZは、 Z=(R×RL)/(R+RL)=(48×5)/(48+5)≒4.5Ω 負荷電流Iinは、 Iin=Vcc/(Z+PR)=5 /(4.5+2)≒0.8A 負荷側の電源電圧Vout は、 Vout =Vcc−(Iin×PR)=5 −(0.8×2)=3.4V となる。
【0016】なお、ポジスタ2の過電流に対する抵抗値
の増加は、数秒間の時間を要するため、過電流が流れた
初期の段階では、2 Ωのままである。また、この異常発
生後の電源電圧Vout の状態は、図4に示すように変化
し、図中斜線で示すように、異常状態発生から数秒〜数
十秒かかって過電流により発熱しながらポジスタ2の抵
抗値が増加することによって、負荷側の電源電圧Vout
は、下降を続け、ポジスタ2は、飽和温度まで上昇す
る。
【0017】次に、本願各発明の過電流保護装置を複数
の負荷が接続された制御回路に適用した場合の回路図を
図5に示す。図5において、制御回路11は、負荷ブロッ
クA、負荷ブロックB、リレー(RY)12、A/D変換
回路13、14、CPU15、ROM16及びRAM17により構
成され、負荷ブロックA、Bと電源ラインVccの間に
は、ポジスタPA、PBが接続されている。
【0018】負荷ブロックAは、上記図1で示したもの
と同様に、LSI18とメモリ19が接続され、負荷ブロッ
クBには、LSI20が接続されている。リレー(接続手
段)12は、その切片12aがCPU15によってオン/オフ
制御され、負荷ブロックAと負荷ブロックBに接続され
る電源ラインVccを接続及び切り離す。
【0019】A/D変換回路(負荷電圧検出手段)13、
14は、それぞれ負荷ブロックAと負荷ブロックBから出
力される電源電圧Vout を検出し、所定のデジタルデー
タに変換してCPU15に出力する。CPU(Central Pr
ocessing Unit )(制御手段)15は、ROM16内に格納
されたプログラムに従ってA/D変換回路13、14から入
力される図6に示すようなVout データの特性により、
電圧VTHH〜VTHLの間をラッチアップ認識範囲、t0〜
t3の間をラッチアップ検出期間として、負荷ブロック
A及び負荷ブロックBのショート状態(図6の)とラ
ッチアップ状態(図6〜)を判別し、その判別結果
に基づいて制御出力OUT1によりリレー12をオンオフ制御
して過電流から電源ラインVccを保護する処理を実行す
るとともに、負荷ブロックA及び負荷ブロックBで発生
したショート状態とラッチアップ状態を異常履歴情報と
してRAM17に蓄積する処理を実行する。また、CPU
15は、制御出力OUT3によりインジケータ21を点滅表示等
させて異常状態を知らせる。
【0020】ROM(Read Only Memory)16は、CPU
15が実行する過電流保護処理のプログラムを格納し、R
AM(Random Access Memory)17は、負荷ブロックA及
び負荷ブロックBで発生したショート状態とラッチアッ
プ状態を異常履歴情報として格納するメモリエリアを形
成する。次に、制御回路11のCPU15における過電流保
護処理について図7、8に示すフローチャートに基づい
て説明する。
【0021】まず、A/D変換回路13、14からの電源電
圧Vout をチェックし(ステップS1)、上記図6に示
した特性に基づいて負荷ブロックA及び負荷ブロックB
が異常かどうかを判別する(ステップS2)。異常でな
いときは、正常動作を実行させてVout のチェックに戻
り(ステップS3)、異常と判別したときは、リレー12
の切片12aをオフ(OFF)して電源ラインVccを負荷
ブロックA及び負荷ブロックBに対して遮断する(ステ
ップS4)。
【0022】次いで、ラッチアップ検出期間を設定する
タイマをスタートし(ステップS5)、さらに、Vout
をチェックし、ショートかどうかを判別する(ステップ
S6、S7)。ショートと判別したときは、検出タイマ
をストップし(ステップS8)、インジケータ21により
ショートの表示を行なう(ステップS9)。そのショー
トが負荷ブロックAかどうかを判別し(ステップS1
0)、負荷ブロックAのときは、そのショート情報とブ
ロック名をRAM17に書き込んで処理を終了する(ステ
ップS12)。負荷ブロックAでないときは、負荷ブロッ
クBのショートであると判別し(ステップS11)、その
ショート状態という情報とブロック名をRAM17に書き
込んで処理を終了する(ステップS12)。
【0023】一方、ステップS7でショートと判別しな
かったときは、上記図6の特性によりラッチアップであ
ると判定し(ステップS13)、リレー12の切片12aを再
びオンし(ステップS14)、さらに、Vout をチェック
し、定格電圧かどうかを判別する(ステップS15)。定
格電圧のときは、そのラッチアップが負荷ブロックAで
発生しているかどうかチェックし(ステップS17)、負
荷ブロックAのときは、そのラッチアップ情報とブロッ
ク名をRAM17に書き込み(ステップS19)、負荷ブロ
ックAでないときは、負荷ブロックBのラッチアップで
あると判別し(ステップS18)、そのラッチアップ情報
とブロック名をRAM17に書き込む(ステップS19)。
次いで、リセットが必要かどうかを判別し(ステップS
20)、必要ないときは、そのまま負荷ブロックAあるい
は負荷ブロックBを再起動し、必要なときは、リセット
信号RSを制御出力OUT2から出力して再起動を行なう
(ステップS21)。
【0024】また、ステップS16でVout が定格電圧で
ないときは、ステップS5でスタートした検出タイマが
オーバーフローしていないかどうかをチェックし(ステ
ップS22)、オーバーフローしていないときは、ステッ
プS15に戻ってVoutのチェックを繰り返し実行し、オ
ーバーフローしたときは、図8に移って、再び、リレー
12の切片12aをオフし(ステップS23)、検出タイマを
ストップし(ステップS24)、インジケータ21により異
常表示を行なう(ステップS25)。次いで、異常ブロッ
クが負荷ブロックAかどうかの判別を行ない(ステップ
S26)、負荷ブロックAのときは、その異常情報とブロ
ック名をRAM17に書き込み(ステップS28)、負荷ブ
ロックAでないときは、負荷ブロックBの異常であると
判別し(ステップS27)、その異常情報とブロック名を
RAM17に書き込んで処理を終了する(ステップS2
8)。
【0025】以上のように、負荷ブロックA、B毎にシ
ョート状態及びラッチアップ状態が判別されると、電源
ラインVccがリレー12により遮断され、あるいは、再起
動操作が自動的に行なわれ、また、負荷ブロックA、B
毎にショート状態及びラッチアップ状態の情報が蓄積さ
れる。したがって、制御回路1における電源ラインVcc
及び負荷ブロックA、Bを過電流による発熱から切り離
して破壊を防止することができ、発熱の心配がいらない
ため、電源ラインVccに接続するポジスタの選定が容易
になり、低コストのポジスタを使用することができ、ラ
ッチアップに対しては、再起動操作が自動的に行なわれ
てメインの電源スイッチを操作する手間を省くことがで
き、システムとして容易にメインの電源が切れないも
の、例えば、メモリ付きのファクシミリ装置等のメモリ
の蓄積内容を消去してしまうことを回避することができ
る。
【0026】また、ユーザーはメモリに蓄積された負荷
ブロックA、B毎のショート情報及びラッチアップ情報
により異常箇所を確実に把握して直ちに対処することが
でき、システムの安全性と信頼性を大幅に向上させるこ
とができる。さらに、A/D変換回路13、14で負荷側の
電源電圧を検出するようにしたため、接続される負荷の
種類によらず過電流による電圧値を検出することがで
き、制御回路11内の負荷を制限することなく、本発明の
過電流保護装置を適用することができる。
【0027】なお、上記実施例では、電源ラインをオン
/オフする手段としてリレー12を用いたが、電圧降下の
少ない負荷である場合は、他のFET(Field Effect T
ran-sistor)等をスイッチとして用いることも可能であ
る。また、負荷ブロック毎に異常状態の表示形態を変更
することも可能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、CMOS
等で構成されたIC等が負荷として電源ラインに接続さ
れた制御機器において、負荷に流れる過電流による電圧
値を検出し、該電圧値に基づいて負荷のショート状態及
びラッチアップ状態を判別し、該判別結果がショートの
とき、接続手段により電源ラインを負荷から切り離し、
また、判別結果がラッチアップのとき、接続手段により
電源ラインを負荷から一時的に切り離した後、再び接続
して負荷の再起動を制御しているので、負荷側でショー
ト状態が発生したとき、電源ラインを自動的に遮断して
負荷の破壊を防止することができるとともに、ラッチア
ップ状態が発生したとき、自動的にラッチアップ状態を
解除して再起動を行なうことができ、過電流保護装置を
搭載した制御機器の安全性及び信頼性を向上させること
ができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の過電流保護装置において、前記負荷電圧検出用とし
てアナログ/デジタル変換回路を接続し、接続された負
荷の種類によらず過電流による電圧値を検出しているの
で、制御機器内の負荷を制限することなく、過電流保護
装置を適用することができる。請求項3記載の発明によ
れば、請求項1記載の過電流保護装置において、電源ラ
インが接続される負荷毎に過電流による電圧値を検出し
てショート状態あるいはラッチアップ状態を判別し、そ
のショート状態あるいはラッチアップ状態を負荷毎の履
歴情報としてメモリに蓄積しているので、メモリに蓄積
された履歴情報により負荷側の異常発生箇所を特定して
故障内容を把握することができ、直ちに異常に対処する
ことができ、過電流保護装置を搭載した制御機器の安全
性及び信頼性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明による過電流保護装置の基
本回路構成図。
【図2】図1のポジスタの温度と抵抗値の変化の特性を
示す図。
【図3】図1のポジスタの温度と電流値の変化の特性を
示す図。
【図4】図1の負荷側の状態と負荷側電源電圧Vout の
変化の特性を示す図。
【図5】請求項1〜3記載の過電流保護装置を適用した
制御回路の回路構成図。
【図6】図5のCPUで利用される負荷側電源電圧Vou
t の変化とラッチアップ認識範囲の関係を示す図。
【図7】請求項1〜3記載の発明による過電流保護処理
の一部を示すフローチャート。
【図8】図7の過電流保護処理の続きを示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 基本回路 2、PA、PB ポジスタ 3、18、20 LSI 4、19 メモリ 11 制御回路 12 リレー 13、14 A/D変換回路 15 CPU 16 ROM 17 RAM 21 インジケータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/003 E 8941−5J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CMOS等で構成されたIC等が負荷とし
    て電源ラインに接続された制御機器において、該負荷に
    流れる過電流によるショート状態およびラッチアップ状
    態を検出して負荷から電源ラインを切り離して保護する
    過電流保護装置であって、 負荷が接続される電源ラインに接続され、該負荷に流れ
    る過電流による電圧値を検出する負荷電圧検出手段と、 負荷電圧検出手段の電源ライン側に接続され、電源ライ
    ンを負荷に対して接続及び負荷から切り離すように切り
    換える接続手段と、 負荷電圧検出手段で検出される電圧値に基づいて負荷の
    ショート状態及びラッチアップ状態を判別し、該判別結
    果がショートのとき、接続手段により電源ラインを負荷
    から切り離し、また、判別結果がラッチアップのとき、
    接続手段により電源ラインを負荷から一時的に切り離し
    た後、再び接続して負荷の再起動を制御する制御手段
    と、 を備えたことを特徴する過電流保護装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発明において、 前記負荷電圧検出手段としてアナログ/デジタル変換回
    路を接続したことを特徴とする過電流保護装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の発明において、 前記負荷電圧検出手段を電源ラインが接続される負荷毎
    に設け、前記制御手段が該各負荷に接続された負荷電圧
    検出手段によりショート状態あるいはラッチアップ状態
    を判別すると、そのショート状態あるいはラッチアップ
    状態を負荷毎の履歴情報としてメモリに蓄積することを
    特徴とする過電流保護装置。
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