JPH0539286A - ベンゾピラン化合物 - Google Patents
ベンゾピラン化合物Info
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- JPH0539286A JPH0539286A JP3341985A JP34198591A JPH0539286A JP H0539286 A JPH0539286 A JP H0539286A JP 3341985 A JP3341985 A JP 3341985A JP 34198591 A JP34198591 A JP 34198591A JP H0539286 A JPH0539286 A JP H0539286A
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- Japan
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- lower alkyl
- benzopyran
- dimethyl
- dihydro
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 下記式(I)
〔式中、Aは−OR1、−NH−COR2(R1は水
素、低級アルキル、ホルミルなど、R2は水素、低級ア
ルキル、低級アルコキシなど)、R3は水素、低級アル
キル、低級アルコキシなど、R4、R5は水素、低級ア
ルキルなど、R6は水酸基、ホルミルオキシなど、R7
は水素など、X、Yは水素、ハロゲン、ニトロなどを示
す〕により表されているベンゾピラン化合物またはその
製薬上許容しうる塩。 【効果】 この化合物は、顕著な持続性の血圧低下作用
を示し、末梢血管弛緩作用を示すことから高血圧症の治
療薬として、また、選択的な冠血流増加作用を示し、そ
の作用も極めて持続的であることから狭心症、心不全な
どの心臓血管障害の治療薬として有用である。
素、低級アルキル、ホルミルなど、R2は水素、低級ア
ルキル、低級アルコキシなど)、R3は水素、低級アル
キル、低級アルコキシなど、R4、R5は水素、低級ア
ルキルなど、R6は水酸基、ホルミルオキシなど、R7
は水素など、X、Yは水素、ハロゲン、ニトロなどを示
す〕により表されているベンゾピラン化合物またはその
製薬上許容しうる塩。 【効果】 この化合物は、顕著な持続性の血圧低下作用
を示し、末梢血管弛緩作用を示すことから高血圧症の治
療薬として、また、選択的な冠血流増加作用を示し、そ
の作用も極めて持続的であることから狭心症、心不全な
どの心臓血管障害の治療薬として有用である。
Description
【産業上の利用分野】本発明は顕著でしかも持続性のあ
る血圧低下作用、冠血流増加作用を有し、さらに血管平
滑筋およびそれ以外の平滑筋の弛緩作用を有する新規な
ベンゾピラン化合物またはその製薬上許容しうる塩に関
する。
る血圧低下作用、冠血流増加作用を有し、さらに血管平
滑筋およびそれ以外の平滑筋の弛緩作用を有する新規な
ベンゾピラン化合物またはその製薬上許容しうる塩に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開昭58−67683号明細書には、
血圧降下活性を有する6−シアノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−トランス−4−(2−オキソ−1−
ピロリジニル)−2H−1−ベンゾピラン−3−オール
(BRL−34915)が開示され、さらに、特開昭6
3−170376号明細書、特開昭63−303977
号明細書および特開昭64−26578号明細書には、
抗高血圧作用、平滑筋弛緩作用などを有する4位置換の
改良された一群のベンゾピラン化合物が開示されてい
る。
血圧降下活性を有する6−シアノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−トランス−4−(2−オキソ−1−
ピロリジニル)−2H−1−ベンゾピラン−3−オール
(BRL−34915)が開示され、さらに、特開昭6
3−170376号明細書、特開昭63−303977
号明細書および特開昭64−26578号明細書には、
抗高血圧作用、平滑筋弛緩作用などを有する4位置換の
改良された一群のベンゾピラン化合物が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、持続性のあ
る血圧低下活性または冠血流増加作用を示すベンゾピラ
ン化合物を開発することを目的とする。
る血圧低下活性または冠血流増加作用を示すベンゾピラ
ン化合物を開発することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、4位にN
−アシル−N−オキシ置換アミノ基またはヒドラジノ基
を有する新規なベンゾピラン化合物が顕著でしかも持続
性のある血圧低下作用、冠血流増加作用を有し、さらに
血管平滑筋およびそれ以外の平滑筋の弛緩作用を有する
ことを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
−アシル−N−オキシ置換アミノ基またはヒドラジノ基
を有する新規なベンゾピラン化合物が顕著でしかも持続
性のある血圧低下作用、冠血流増加作用を有し、さらに
血管平滑筋およびそれ以外の平滑筋の弛緩作用を有する
ことを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
【0005】すなわち、本発明は一般式(I)
【化2】 〔式中、Aは−OR1 ,−NH−COR2 (ここで、R
1 は水素、低級アルキル、ホルミル、アルカノイル、ア
ロイル、アラルキルを示し、R2 は水素、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、アミノ、モノまたはジ低級アルキ
ルアミノ、アミノ低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキ
ル、ハロ低級アルキル、低級アルコキシ低級アルキル、
アシルオキシ低級アルキル、低級アルコキシカルボニル
低級アルキル、アリール、ヘテロアリールを示す。)を
示し、R3 は水素、低級アルキル、低級アルコキシ、ア
ミノ、モノまたはジ低級アルキルアミノ、アミノ低級ア
ルキル、ヒドロキシ低級アルキル、ハロ低級アルキル、
低級アルコキシ低級アルキル、アシルオキシ低級アルキ
ル、低級アルコキシカルボニル低級アルキル、アリー
ル、ヘテロアリールを示すか、あるいはR2,R3 が互い
に結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成する基を
示し、R4 ,R 5は同一または異なって水素、低級アル
キルを示すか、あるいはR4,R 5が互いに結合して炭
素数2〜5個のアルキレンを形成する基を示し、R6 は
水酸基、ホルミルオキシ、アルカノイルオキシ、ハロア
ルカノイルオキシ、低級アルコキシカルボニルオキシ、
アロイルオキシ、ヘテロアロイルオキシ、カルバモイル
オキシ、モノまたはジ低級アルキルカルバモイルオキシ
を示し、R7 は水素を示すか、あるいはR6,R 7が一
緒になって結合を示し、X,Yは同一または異なって水
素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、低級アルキル、低級ア
ルコキシ、ハロ低級アルキル、カルボキシ、ホルミル、
アルカノイル、アロイル、ハロアルカノイル、カルバモ
イル、低級アルキルスルフィニル、アリールスルフィニ
ル、低級アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ス
ルホンアミド、モノまたはジ低級アルキルスルホンアミ
ドを示す。ただし、R1 が水素またはアラルキルを示す
場合、R3 は低級アルキルではない。〕により表される
ベンゾピラン化合物またはその製薬上許容しうる塩に関
する。
1 は水素、低級アルキル、ホルミル、アルカノイル、ア
ロイル、アラルキルを示し、R2 は水素、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、アミノ、モノまたはジ低級アルキ
ルアミノ、アミノ低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキ
ル、ハロ低級アルキル、低級アルコキシ低級アルキル、
アシルオキシ低級アルキル、低級アルコキシカルボニル
低級アルキル、アリール、ヘテロアリールを示す。)を
示し、R3 は水素、低級アルキル、低級アルコキシ、ア
ミノ、モノまたはジ低級アルキルアミノ、アミノ低級ア
ルキル、ヒドロキシ低級アルキル、ハロ低級アルキル、
低級アルコキシ低級アルキル、アシルオキシ低級アルキ
ル、低級アルコキシカルボニル低級アルキル、アリー
ル、ヘテロアリールを示すか、あるいはR2,R3 が互い
に結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成する基を
示し、R4 ,R 5は同一または異なって水素、低級アル
キルを示すか、あるいはR4,R 5が互いに結合して炭
素数2〜5個のアルキレンを形成する基を示し、R6 は
水酸基、ホルミルオキシ、アルカノイルオキシ、ハロア
ルカノイルオキシ、低級アルコキシカルボニルオキシ、
アロイルオキシ、ヘテロアロイルオキシ、カルバモイル
オキシ、モノまたはジ低級アルキルカルバモイルオキシ
を示し、R7 は水素を示すか、あるいはR6,R 7が一
緒になって結合を示し、X,Yは同一または異なって水
素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、低級アルキル、低級ア
ルコキシ、ハロ低級アルキル、カルボキシ、ホルミル、
アルカノイル、アロイル、ハロアルカノイル、カルバモ
イル、低級アルキルスルフィニル、アリールスルフィニ
ル、低級アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ス
ルホンアミド、モノまたはジ低級アルキルスルホンアミ
ドを示す。ただし、R1 が水素またはアラルキルを示す
場合、R3 は低級アルキルではない。〕により表される
ベンゾピラン化合物またはその製薬上許容しうる塩に関
する。
【0006】上記各記号の定義中、ハロゲンとは塩素、
臭素、フッ素、ヨウ素を、低級アルキルとは炭素数1〜
6個の直鎖または分枝鎖状のアルキルであってメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、第3級ブチル、ペンチル、イソぺンチル、ヘキシル
などを、アミノ低級アルキルとは炭素数1〜6個の直鎖
または分枝鎖状のアミノ化されたアルキルであってアミ
ノメチル、2−アミノエチル、3−アミノプロピル、1
−アミノメチルエチル、4−アミノブチル、5−アミノ
ペンチル、6−アミノヘキシルなどを、ヒドロキシ低級
アルキルとは炭素数1〜6個の直鎖または分枝鎖状のヒ
ドロキシ化されたアルキルであってヒドロキシメチル、
2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、1−
ヒドロキシメチルエチル、4−ヒドロキシブチル、5−
ヒドロキシペンチル、6−ヒドロキシヘキシルなどを、
ハロ低級アルキルとは炭素数1〜4個の直鎖または分枝
鎖状のハロゲン化されたアルキルであってクロロメチ
ル、ブロモメチル、フルオロメチル、ヨードメチル、ジ
クロロメチル、ジブロモメチル、ジフルオロメチル、ジ
ヨードメチル、トリフルオロメチル、クロロエチル、ブ
ロモエチル、フルオロエチル、ヨードエチル、ジフルオ
ロエチル、トリフルオロエチル、クロロプロピル、ブロ
モプロピル、フルオロプロピル、ヨードプロピル、ジフ
ルオロプロピル、トリフルオロプロピル、クロロブチ
ル、ブロモブチル、フルフオロブチル、ヨードブチル、
ジフルオロブチル、トリフルオロブチルなどを、低級ア
ルコキシとは炭素数1〜6個の直鎖または分枝鎖状のア
ルコキシであってメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イ
ソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブトキ
シ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシなどを、低級アル
コキシ低級アルキルとはアルコキシ部およびアルキル部
が炭素数1〜4個のアルコキシおよびアルキルを有する
ものであってメトキシメチル、2−メトキシエチル、3
−メトキシプロピル、4−メトキシブチル、エトキシメ
チル、プロポキシメチル、ブトキシメチルなどを、低級
アルコキシカルボニル低級アルキルとはアルコキシ部お
よびアルキル部が炭素数1〜4個のアルコキシおよびア
ルキルを有するものであってメトキシカルボニルメチ
ル、2−メトキシカルボニルエチル、3−メトキシカル
ボニルプロピル、4−メトキシカルボニルブチル、エト
キシカルボニルメチル、プロポキシカルボニルメチル、
ブトキシカルボニルメチルなどを、アラルキルとはアル
キル部が炭素数1〜4個のアルキルを有するアラルキル
であってベンジル、2−フェニルエチル、3−フェニル
プロピル、4−フェニルブチル、ナフチルメチル、2−
ナフチルエチル、3−ナフチルプロピル、4−ナフチル
ブチルまたは芳香族環上にハロゲン、低級アルキル、低
級アルコキシ、水酸基、トリフルオロメチル、シアノ、
ニトロおよびアミノから選ばれる置換基を少なくとも1
個有しているベンジル、2−フェニルエチル、3−フェ
ニルプロピル、4−フェニルブチル、ナフチルメチル、
2−ナフチルエチル、3−ナフチルプロピル、4−ナフ
チルブチルなどを、アリールとはフェニル、ナフチルま
たは芳香族環上にハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素、フッ
素)、低級アルキル、低級アルコキシ(炭素数1〜4個
の直鎖または分枝鎖状のアルコキシであって、たとえば
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブ
トキシ、イソブトキシ、第3級ブトキシなど)、水酸
基、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロおよびアミノ
から選ばれる置換基を少なくとも1個有しているフェニ
ル、ナフチルなどを、ヘテロアリールとはフリル(2−
フリル、3−フリル)、ピリジル(2−ピリジル、3−
ピリジル、4−ピリジル)、チエニル(2−チエニル、
3−チエニル)または環上にハロゲン、低級アルキル、
低級アルコキシ、水酸基、トリフルオロメチル、シア
ノ、ニトロおよびアミノから選ばれる置換基を少なくと
も1個有しているフリル、ピリジル、チエニルなどを、
アルカノイルとは炭素数2〜5個のアルカノイルであっ
て、フェニルによって置換されていてもよく、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、バレリル、ピバロイル、
フェニルアセチル、フェニルプロピオニル、フェニルブ
チリルなどを、アロイルとはベンゾイル、ナフトイルな
どを、モノまたはジ低級アルキルアミノとはアルキル部
が炭素数1〜4個のアルキルを有するものであって、メ
チルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロ
ピルアミノ、ブチルアミノ、イソブチルアミノ、第3級
ブチルアミノ、ペンチルアミノ、ヘキシルアミノ、ジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジイ
ソプロピルアミノ、ジブチルアミノ、ジイソブチルアミ
ノ、ジ第3級ブチルアミノ、ジペンチルアミノ、ジヘキ
シルアミノなどを、炭素数1〜2個のアルキレンとはメ
チレン、エチレンなどを、炭素数2〜5個のアルキレン
とはエチレン、トリメチレン、プロピレン、テトラメチ
レン、ペンタメチレンなどを、アルカノイルオキシとは
アルカノイル部が炭素数2〜5個のアルカノイルを有す
るものであって、フェニルによって置換されていてもよ
く、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオ
キシ、バレリルオキシ、ピバロイルオキシ、フェニルア
セチルオキシ、フェニルプロピオニルオキシ、フェニル
ブチリルオキシなどを、ハロアルカノイルオキシとはア
ルカノイル部が炭素数2〜5個のハロゲン化されたアル
カノイルを有するものであってクロロアセチルオキシ、
ブロモアセチルオキシ、フルオロアセチルオキシ、ヨー
ドアセチルオキシ、ジクロロアセチルオキシ、ジブロモ
アセチルオキシ、ジフルオロアセチルオキシ、ジヨード
アセチルオキシ、トリフルオロアセチルオキシ、クロロ
プロピオニルオキシ、ブロモプロピオニルオキシ、フル
オロプロピオニルオキシ、ヨードプロピオニルオキシ、
ジフルオロプロピオニルオキシ、トリフルオロプロピオ
ニルオキシ、クロロブチリルオキシ、ブロモブチリルオ
キシ、フルオロブチリルオキシ、ヨードブチリルオキ
シ、ジフルオロブチリルオキシ、トリフルオロブチリル
オキシ、フルオロバレリルオキシ、フルオロピバロイル
オキシなどを、低級アルコキシカルボニルオキシとはア
ルコキシ部が炭素数1〜6個のアルコキシを有するもの
であってメトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニ
ルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、イソプロポキ
シカルボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシ、イソ
ブトキシカルボニルオキシ、第3級ブトキシカルボニル
オキシ、ペンチルオキシカルボニルオキシ、ヘキシルオ
キシカルボニルオキシなどを、アロイルオキシとはベン
ゾイルオキシ、ナフトイルオキシなどを、ヘテロアロイ
ルオキシとは2−フロイルオキシ、3−フロイルオキ
シ、ニコチノイルオキシ、イソニコチノイルオキシ、4
−ピリジルカルボニルオキシ、2−テノイルオキシ、3
−テノイルオキシなどを、モノまたはジ低級アルキルカ
ルバモイルオキシとはアルキル部が炭素数1〜6個のア
ルキルを有するものであって、メチルカルバモイルオキ
シ、エチルカルバモイルオキシ、プロピルカルバモイル
オキシ、イソプロピルカルバモイルオキシ、ブチルカル
バモイルオキシ、イソブチルカルバモイルオキシ、第3
級ブチルカルバモイルオキシ、ペンチルカルバモイルオ
キシ、ヘキシルカルバモイルオキシ、ジメチルカルバモ
イルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシ、ジプロピル
カルバモイルオキシ、ジイソプロピルカルバモイルオキ
シ、ジブチルカルバモイルオキシ、ジイソブチルカルバ
モイルオキシ、ジ第3級ブチルカルバモイルオキシ、ジ
ペンチルカルバモイルオキシ、ジヘキシルカルバモイル
オキシなどを、低級アルキルスルフィニルとはアルキル
部が炭素数1〜6個のアルキルを有するものであってメ
チルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスル
フィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィ
ニル、イソブチルスルフィニル、第3級ブチルスルフィ
ニル、ペンチルスルフィニル、ヘキシルスルフィニルな
どを、アリールスルフィニルとはフェニルスルフィニ
ル、ナフチルスルフィニルまたは芳香族環上にハロゲン
(塩素、臭素、ヨウ素、フッ素)、低級アルキル、低級
アルコキシ、水酸基、トリフルオロメチル、シアノ、ニ
トロ、アミノから選ばれる置換基を少なくとも1個有し
ているフェニルスルフィニル、ナフチルスルフィニルな
どを、低級アルキルスルホニルとはアルキル部が炭素数
1〜6個のアルキルを有するものであって、メチルスル
ホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソ
プロピルスルホニル、ブチルスルホニル、イソブチルス
ルホニル、第3級ブチルスルホニル、ペンチルスルホニ
ル、ヘキシルスルホニルなどを、アリールスルホニルと
はフェニルスルホニル、ナフチルスルホニルまたは芳香
族環上にハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素、フッ素)、低
級アルキル、低級アルコキシ、水酸基、トリフルオロメ
チル、シアノ、ニトロ、アミノから選ばれる置換基を少
なくとも1個有しているフェニルスルホニル、ナフチル
スルホニルなどを、モノまたはジ低級アルキルスルホン
アミドとはアルキル部が炭素数1〜6個のアルキルを有
するものであってメチルスルホンアミド、エチルスルホ
ンアミド、プロピルスルホンアミド、イソプロピルスル
ホンアミド、ブチルスルホンアミド、イソブチルスルホ
ンアミド、第3級ブチルスルホンアミド、ペンチルスル
ホンアミド、ヘキシルスルホンアミド、ジメチルスルホ
ンアミド、ジエチルスルホンアミド、ジプロピルスルホ
ンアミド、ジイソプロピルスルホンアミド、ジブチルス
ルホンアミド、ジイソブチルスルホンアミド、ジ第3級
ブチルスルホンアミド、ジペンチルスルホンアミド、ジ
ヘキシルスルホンアミドなどをそれぞれ示す。
臭素、フッ素、ヨウ素を、低級アルキルとは炭素数1〜
6個の直鎖または分枝鎖状のアルキルであってメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、第3級ブチル、ペンチル、イソぺンチル、ヘキシル
などを、アミノ低級アルキルとは炭素数1〜6個の直鎖
または分枝鎖状のアミノ化されたアルキルであってアミ
ノメチル、2−アミノエチル、3−アミノプロピル、1
−アミノメチルエチル、4−アミノブチル、5−アミノ
ペンチル、6−アミノヘキシルなどを、ヒドロキシ低級
アルキルとは炭素数1〜6個の直鎖または分枝鎖状のヒ
ドロキシ化されたアルキルであってヒドロキシメチル、
2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、1−
ヒドロキシメチルエチル、4−ヒドロキシブチル、5−
ヒドロキシペンチル、6−ヒドロキシヘキシルなどを、
ハロ低級アルキルとは炭素数1〜4個の直鎖または分枝
鎖状のハロゲン化されたアルキルであってクロロメチ
ル、ブロモメチル、フルオロメチル、ヨードメチル、ジ
クロロメチル、ジブロモメチル、ジフルオロメチル、ジ
ヨードメチル、トリフルオロメチル、クロロエチル、ブ
ロモエチル、フルオロエチル、ヨードエチル、ジフルオ
ロエチル、トリフルオロエチル、クロロプロピル、ブロ
モプロピル、フルオロプロピル、ヨードプロピル、ジフ
ルオロプロピル、トリフルオロプロピル、クロロブチ
ル、ブロモブチル、フルフオロブチル、ヨードブチル、
ジフルオロブチル、トリフルオロブチルなどを、低級ア
ルコキシとは炭素数1〜6個の直鎖または分枝鎖状のア
ルコキシであってメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イ
ソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブトキ
シ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシなどを、低級アル
コキシ低級アルキルとはアルコキシ部およびアルキル部
が炭素数1〜4個のアルコキシおよびアルキルを有する
ものであってメトキシメチル、2−メトキシエチル、3
−メトキシプロピル、4−メトキシブチル、エトキシメ
チル、プロポキシメチル、ブトキシメチルなどを、低級
アルコキシカルボニル低級アルキルとはアルコキシ部お
よびアルキル部が炭素数1〜4個のアルコキシおよびア
ルキルを有するものであってメトキシカルボニルメチ
ル、2−メトキシカルボニルエチル、3−メトキシカル
ボニルプロピル、4−メトキシカルボニルブチル、エト
キシカルボニルメチル、プロポキシカルボニルメチル、
ブトキシカルボニルメチルなどを、アラルキルとはアル
キル部が炭素数1〜4個のアルキルを有するアラルキル
であってベンジル、2−フェニルエチル、3−フェニル
プロピル、4−フェニルブチル、ナフチルメチル、2−
ナフチルエチル、3−ナフチルプロピル、4−ナフチル
ブチルまたは芳香族環上にハロゲン、低級アルキル、低
級アルコキシ、水酸基、トリフルオロメチル、シアノ、
ニトロおよびアミノから選ばれる置換基を少なくとも1
個有しているベンジル、2−フェニルエチル、3−フェ
ニルプロピル、4−フェニルブチル、ナフチルメチル、
2−ナフチルエチル、3−ナフチルプロピル、4−ナフ
チルブチルなどを、アリールとはフェニル、ナフチルま
たは芳香族環上にハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素、フッ
素)、低級アルキル、低級アルコキシ(炭素数1〜4個
の直鎖または分枝鎖状のアルコキシであって、たとえば
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブ
トキシ、イソブトキシ、第3級ブトキシなど)、水酸
基、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロおよびアミノ
から選ばれる置換基を少なくとも1個有しているフェニ
ル、ナフチルなどを、ヘテロアリールとはフリル(2−
フリル、3−フリル)、ピリジル(2−ピリジル、3−
ピリジル、4−ピリジル)、チエニル(2−チエニル、
3−チエニル)または環上にハロゲン、低級アルキル、
低級アルコキシ、水酸基、トリフルオロメチル、シア
ノ、ニトロおよびアミノから選ばれる置換基を少なくと
も1個有しているフリル、ピリジル、チエニルなどを、
アルカノイルとは炭素数2〜5個のアルカノイルであっ
て、フェニルによって置換されていてもよく、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、バレリル、ピバロイル、
フェニルアセチル、フェニルプロピオニル、フェニルブ
チリルなどを、アロイルとはベンゾイル、ナフトイルな
どを、モノまたはジ低級アルキルアミノとはアルキル部
が炭素数1〜4個のアルキルを有するものであって、メ
チルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロ
ピルアミノ、ブチルアミノ、イソブチルアミノ、第3級
ブチルアミノ、ペンチルアミノ、ヘキシルアミノ、ジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジイ
ソプロピルアミノ、ジブチルアミノ、ジイソブチルアミ
ノ、ジ第3級ブチルアミノ、ジペンチルアミノ、ジヘキ
シルアミノなどを、炭素数1〜2個のアルキレンとはメ
チレン、エチレンなどを、炭素数2〜5個のアルキレン
とはエチレン、トリメチレン、プロピレン、テトラメチ
レン、ペンタメチレンなどを、アルカノイルオキシとは
アルカノイル部が炭素数2〜5個のアルカノイルを有す
るものであって、フェニルによって置換されていてもよ
く、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオ
キシ、バレリルオキシ、ピバロイルオキシ、フェニルア
セチルオキシ、フェニルプロピオニルオキシ、フェニル
ブチリルオキシなどを、ハロアルカノイルオキシとはア
ルカノイル部が炭素数2〜5個のハロゲン化されたアル
カノイルを有するものであってクロロアセチルオキシ、
ブロモアセチルオキシ、フルオロアセチルオキシ、ヨー
ドアセチルオキシ、ジクロロアセチルオキシ、ジブロモ
アセチルオキシ、ジフルオロアセチルオキシ、ジヨード
アセチルオキシ、トリフルオロアセチルオキシ、クロロ
プロピオニルオキシ、ブロモプロピオニルオキシ、フル
オロプロピオニルオキシ、ヨードプロピオニルオキシ、
ジフルオロプロピオニルオキシ、トリフルオロプロピオ
ニルオキシ、クロロブチリルオキシ、ブロモブチリルオ
キシ、フルオロブチリルオキシ、ヨードブチリルオキ
シ、ジフルオロブチリルオキシ、トリフルオロブチリル
オキシ、フルオロバレリルオキシ、フルオロピバロイル
オキシなどを、低級アルコキシカルボニルオキシとはア
ルコキシ部が炭素数1〜6個のアルコキシを有するもの
であってメトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニ
ルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、イソプロポキ
シカルボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシ、イソ
ブトキシカルボニルオキシ、第3級ブトキシカルボニル
オキシ、ペンチルオキシカルボニルオキシ、ヘキシルオ
キシカルボニルオキシなどを、アロイルオキシとはベン
ゾイルオキシ、ナフトイルオキシなどを、ヘテロアロイ
ルオキシとは2−フロイルオキシ、3−フロイルオキ
シ、ニコチノイルオキシ、イソニコチノイルオキシ、4
−ピリジルカルボニルオキシ、2−テノイルオキシ、3
−テノイルオキシなどを、モノまたはジ低級アルキルカ
ルバモイルオキシとはアルキル部が炭素数1〜6個のア
ルキルを有するものであって、メチルカルバモイルオキ
シ、エチルカルバモイルオキシ、プロピルカルバモイル
オキシ、イソプロピルカルバモイルオキシ、ブチルカル
バモイルオキシ、イソブチルカルバモイルオキシ、第3
級ブチルカルバモイルオキシ、ペンチルカルバモイルオ
キシ、ヘキシルカルバモイルオキシ、ジメチルカルバモ
イルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシ、ジプロピル
カルバモイルオキシ、ジイソプロピルカルバモイルオキ
シ、ジブチルカルバモイルオキシ、ジイソブチルカルバ
モイルオキシ、ジ第3級ブチルカルバモイルオキシ、ジ
ペンチルカルバモイルオキシ、ジヘキシルカルバモイル
オキシなどを、低級アルキルスルフィニルとはアルキル
部が炭素数1〜6個のアルキルを有するものであってメ
チルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスル
フィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィ
ニル、イソブチルスルフィニル、第3級ブチルスルフィ
ニル、ペンチルスルフィニル、ヘキシルスルフィニルな
どを、アリールスルフィニルとはフェニルスルフィニ
ル、ナフチルスルフィニルまたは芳香族環上にハロゲン
(塩素、臭素、ヨウ素、フッ素)、低級アルキル、低級
アルコキシ、水酸基、トリフルオロメチル、シアノ、ニ
トロ、アミノから選ばれる置換基を少なくとも1個有し
ているフェニルスルフィニル、ナフチルスルフィニルな
どを、低級アルキルスルホニルとはアルキル部が炭素数
1〜6個のアルキルを有するものであって、メチルスル
ホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソ
プロピルスルホニル、ブチルスルホニル、イソブチルス
ルホニル、第3級ブチルスルホニル、ペンチルスルホニ
ル、ヘキシルスルホニルなどを、アリールスルホニルと
はフェニルスルホニル、ナフチルスルホニルまたは芳香
族環上にハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素、フッ素)、低
級アルキル、低級アルコキシ、水酸基、トリフルオロメ
チル、シアノ、ニトロ、アミノから選ばれる置換基を少
なくとも1個有しているフェニルスルホニル、ナフチル
スルホニルなどを、モノまたはジ低級アルキルスルホン
アミドとはアルキル部が炭素数1〜6個のアルキルを有
するものであってメチルスルホンアミド、エチルスルホ
ンアミド、プロピルスルホンアミド、イソプロピルスル
ホンアミド、ブチルスルホンアミド、イソブチルスルホ
ンアミド、第3級ブチルスルホンアミド、ペンチルスル
ホンアミド、ヘキシルスルホンアミド、ジメチルスルホ
ンアミド、ジエチルスルホンアミド、ジプロピルスルホ
ンアミド、ジイソプロピルスルホンアミド、ジブチルス
ルホンアミド、ジイソブチルスルホンアミド、ジ第3級
ブチルスルホンアミド、ジペンチルスルホンアミド、ジ
ヘキシルスルホンアミドなどをそれぞれ示す。
【0007】本発明の化合物は、たとえば、それ自体公
知の方法によって合成することができる。まず、一般式
(I)のAが−OR1 である化合物は次の方法によって
合成することができる。方法1
知の方法によって合成することができる。まず、一般式
(I)のAが−OR1 である化合物は次の方法によって
合成することができる。方法1
【0008】
【化3】
【0009】〔上記反応式中、R1 は水酸基の保護基
(低級アルキル、低級アルコキシ低級アルキル、ベンジ
ル、置換ベンジル、ジフェニルメチルおよびトリチルな
ど)を示し、他の記号は前記と同義である。〕
(低級アルキル、低級アルコキシ低級アルキル、ベンジ
ル、置換ベンジル、ジフェニルメチルおよびトリチルな
ど)を示し、他の記号は前記と同義である。〕
【0010】工程1の反応は通常、10〜100℃で、
1〜4個のアルコール、特にメタノール、エタノール、
プロパノールなどの溶媒中で行われ、還流下、これらの
溶媒中で行うと特に円滑に反応は進行する。工程2の反
応中、一般式(III) の化合物が遊離のカルボン酸である
場合、反応はジシクロヘキシルカルボジイミド、四塩化
チタン、ハロゲン化リン(三塩化リン、オキシ塩化リン
など)、ジエチルクロロホスファイト、o−フェニレン
クロロホスファイト、エチルジクロロホスファイトなど
の縮合剤の存在下に不活性溶媒中、冷却下、室温下また
は加温下に行われる。なお、化合物(II)にあらかじめハ
ロゲン化リンを不活性溶媒中で作用させた後、化合物(I
II) と縮合させることもできる。たとえば、ハロゲン化
リンが三塩化リンである場合には、化合物(II)にあらか
じめ約1/2モルの三塩化リンを不活性溶媒中、トリエ
チルアミン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリンなど
の三級塩基の存在下に冷却下または室温下で作用させた
後、不活性溶媒中で化合物(III) と室温または加温下、
好ましくは加熱還流下に反応させる。一般式(III) のカ
ルボン酸の反応性誘導体として、酸クロリド、酸ブロミ
ドなどの酸ハロゲン化物を用いる場合、反応は不活性の
溶媒中でトリエチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチ
ルアニリンなどの三級塩基の存在下に冷却下または室温
下で行われるか、あるいは水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムなどのアルカリの存在下、水中で冷却下または室
温下に行われる。化合物(III) の反応性誘導体として酸
無水物またはアルキル炭酸混合酸無水物、アルキルリン
酸混合酸無水物、アルキル亜リン酸混合酸無水物、硫酸
混合酸無水物などの混合酸無水物を用いる場合、反応は
不活性溶媒中でトリエチルアミン、ピリジン、N,N−
ジメチルアニリンなどの三級塩基の存在下、冷却下、室
温または加温下に行われる。化合物(III) の反応性誘導
体として酸イミダゾリド、酸ピロリジド、2,4−ジメ
チルピラゾリドなどの活性アミドを用いる場合、反応は
不活性溶媒中で室温または加温下に行われる。さらに化
合物(III) の反応性誘導体としてメチルエステル、エチ
ルエステル、p−ニトロフェニルエステル、p−クロロ
フェニルエステルなどの活性エステルを用いる場合、反
応は不活性溶媒中、室温または加温下に、好ましくは加
熱還流下に行われる。
1〜4個のアルコール、特にメタノール、エタノール、
プロパノールなどの溶媒中で行われ、還流下、これらの
溶媒中で行うと特に円滑に反応は進行する。工程2の反
応中、一般式(III) の化合物が遊離のカルボン酸である
場合、反応はジシクロヘキシルカルボジイミド、四塩化
チタン、ハロゲン化リン(三塩化リン、オキシ塩化リン
など)、ジエチルクロロホスファイト、o−フェニレン
クロロホスファイト、エチルジクロロホスファイトなど
の縮合剤の存在下に不活性溶媒中、冷却下、室温下また
は加温下に行われる。なお、化合物(II)にあらかじめハ
ロゲン化リンを不活性溶媒中で作用させた後、化合物(I
II) と縮合させることもできる。たとえば、ハロゲン化
リンが三塩化リンである場合には、化合物(II)にあらか
じめ約1/2モルの三塩化リンを不活性溶媒中、トリエ
チルアミン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリンなど
の三級塩基の存在下に冷却下または室温下で作用させた
後、不活性溶媒中で化合物(III) と室温または加温下、
好ましくは加熱還流下に反応させる。一般式(III) のカ
ルボン酸の反応性誘導体として、酸クロリド、酸ブロミ
ドなどの酸ハロゲン化物を用いる場合、反応は不活性の
溶媒中でトリエチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチ
ルアニリンなどの三級塩基の存在下に冷却下または室温
下で行われるか、あるいは水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムなどのアルカリの存在下、水中で冷却下または室
温下に行われる。化合物(III) の反応性誘導体として酸
無水物またはアルキル炭酸混合酸無水物、アルキルリン
酸混合酸無水物、アルキル亜リン酸混合酸無水物、硫酸
混合酸無水物などの混合酸無水物を用いる場合、反応は
不活性溶媒中でトリエチルアミン、ピリジン、N,N−
ジメチルアニリンなどの三級塩基の存在下、冷却下、室
温または加温下に行われる。化合物(III) の反応性誘導
体として酸イミダゾリド、酸ピロリジド、2,4−ジメ
チルピラゾリドなどの活性アミドを用いる場合、反応は
不活性溶媒中で室温または加温下に行われる。さらに化
合物(III) の反応性誘導体としてメチルエステル、エチ
ルエステル、p−ニトロフェニルエステル、p−クロロ
フェニルエステルなどの活性エステルを用いる場合、反
応は不活性溶媒中、室温または加温下に、好ましくは加
熱還流下に行われる。
【0011】前記の各縮合反応で使用される不活性溶媒
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、エチルエー
テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、クロロホル
ム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ヘキサメチルホ
スホリックトリアミド、ジエチレングリコール、ジメチ
ルホルムアミドなどまたはこれらの混合溶媒であり、化
合物(III) が反応性誘導体である場合、その種類により
適当に選択される。また、水酸基の脱保護は、適当な溶
媒(エタノール、メタノール、ジメチルホルムアミド、
ジオキサンなど)中、パラジウム炭素を用い、常圧水素
化分解することにより行うことができ、さらに臭化水素
酸−酢酸、塩化アルミニウム、メチオニン−メタンスル
ホン酸、低級アルキルジスルフィド−塩化アルミニウム
などを作用させることによっても行うことができる。反
応は適当な溶媒(酢酸、塩化メチレン、クロロホルム、
ジクロルエタン、メタンスルホン酸など)中、室温から
溶媒還流下に行い1〜24時間で進行する。さらに、得
られた一般式(IV)の化合物を必要に応じて適当な条件下
で脱保護すると、一般式(I)のR1 が水素である化合
物が得られる。
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、エチルエー
テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、クロロホル
ム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ヘキサメチルホ
スホリックトリアミド、ジエチレングリコール、ジメチ
ルホルムアミドなどまたはこれらの混合溶媒であり、化
合物(III) が反応性誘導体である場合、その種類により
適当に選択される。また、水酸基の脱保護は、適当な溶
媒(エタノール、メタノール、ジメチルホルムアミド、
ジオキサンなど)中、パラジウム炭素を用い、常圧水素
化分解することにより行うことができ、さらに臭化水素
酸−酢酸、塩化アルミニウム、メチオニン−メタンスル
ホン酸、低級アルキルジスルフィド−塩化アルミニウム
などを作用させることによっても行うことができる。反
応は適当な溶媒(酢酸、塩化メチレン、クロロホルム、
ジクロルエタン、メタンスルホン酸など)中、室温から
溶媒還流下に行い1〜24時間で進行する。さらに、得
られた一般式(IV)の化合物を必要に応じて適当な条件下
で脱保護すると、一般式(I)のR1 が水素である化合
物が得られる。
【0012】また、一般式(I)のR1 が水素である化
合物と一般式 R1'−Y (V) (式中、R1'はR1 の水素以外の基を示し、Yはハロゲ
ン、アシルオキシ、アルキルスルホニルオキシ、アリー
ルスルホニルオキシなどの反応性官能基を示す。)によ
り表される化合物を反応させることによって、一般式
(I)のR1 が水素以外の化合物を製造することができ
る。反応は通常、反応不活性な溶媒(水またはメタノー
ル、エタノール、ジメチルホルムアミドなど、あるいは
それらの混合溶媒で、好ましくは水性エタノールであ
る。)中、塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムメトキ
シド、ナトリウムエトキシド、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、金属ナトリウム、トリエチルアミン、ピリジン
など)の存在下に約0℃から用いた溶媒の沸点までの温
度、好ましくは20〜80℃で、約10分から24時
間、好ましくは30分から3時間で進行する。次に、一
般式(I)のAが−NH−COR2 である化合物は、次
の方法によって合成することができる。
合物と一般式 R1'−Y (V) (式中、R1'はR1 の水素以外の基を示し、Yはハロゲ
ン、アシルオキシ、アルキルスルホニルオキシ、アリー
ルスルホニルオキシなどの反応性官能基を示す。)によ
り表される化合物を反応させることによって、一般式
(I)のR1 が水素以外の化合物を製造することができ
る。反応は通常、反応不活性な溶媒(水またはメタノー
ル、エタノール、ジメチルホルムアミドなど、あるいは
それらの混合溶媒で、好ましくは水性エタノールであ
る。)中、塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムメトキ
シド、ナトリウムエトキシド、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、金属ナトリウム、トリエチルアミン、ピリジン
など)の存在下に約0℃から用いた溶媒の沸点までの温
度、好ましくは20〜80℃で、約10分から24時
間、好ましくは30分から3時間で進行する。次に、一
般式(I)のAが−NH−COR2 である化合物は、次
の方法によって合成することができる。
【0013】方法2
【0014】
【化4】
【0015】(上記反応式中、R2',R3'はR2 ,R3
が互いに結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成す
る基以外の基を示し、他の記号は前記と同義である。)
が互いに結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成す
る基以外の基を示し、他の記号は前記と同義である。)
【0016】本方法は、一般式(I)のR2 ,R3 が互
いに結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成する基
以外の化合物を得るために使用しうる。工程1の反応は
メタノール、エタノールなどのアルコール溶媒中、必要
に応じて、トリエチルアミン、ピリジンなどの存在下、
室温または加温下、好ましくは加熱還流下に行われる。
また、工程2の反応のうち、一般式(IX)の化合物が遊離
のカルボン酸である場合、反応はジシクロヘキシルカル
ボジイミド、四塩化チタン、ハロゲン化リン(三塩化リ
ン、オキシ塩化リンなど)、ジエチルクロロホスファイ
ト、o−フェニレンクロロホスファイト、エチルジクロ
ロホスファイトなどの縮合剤の存在下に不活性溶媒中、
冷却下、室温下または加温下に行われる。なお、化合物
(VIII)にあらかじめハロゲン化リンを不活性溶媒中で作
用させた後、化合物(IX)と縮合させることもできる。た
とえば、ハロゲン化リンが三塩化リンである場合には、
化合物(VIII)にあらかじめ約1/2モルの三塩化リンを
不活性溶媒中、トリエチルアミン、ピリジン、N,N−
ジメチルアニリンなどの三級塩基の存在下に冷却下また
は室温下で作用させた後、不活性溶媒中で化合物(IX)と
室温または加温下、好ましくは加熱還流下に反応させ
る。一般式(IX)のカルボン酸の反応性誘導体として、酸
クロリド、酸ブロミドなどの酸ハロゲン化物を用いる場
合、反応は不活性の溶媒中でトリエチルアミン、ピリジ
ン、N,N−ジメチルアニリンなどの三級塩基の存在下
に冷却下または室温下で行われるか、または水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどのアルカリの存在下、水中
で冷却下あるいは室温下に行われる。化合物(IX)の反応
性誘導体として酸無水物またはアルキル炭酸混合酸無水
物、アルキルリン酸混合酸無水物、アルキル亜リン酸混
合酸無水物、硫酸混合酸無水物などの混合酸無水物を用
いる場合、反応は不活性溶媒中でトリエチルアミン、ピ
リジン、N,N−ジメチルアニリンなどの三級塩基の存
在下、冷却下、室温または加温下に行われる。化合物(I
X)の反応性誘導体として酸イミダゾリド、酸ピロリジ
ド、2,4−ジメチルピラゾリドなどの活性アミドを用
いる場合、反応は不活性溶媒中で室温または加温下に行
われる。さらに、化合物(IX)の反応性誘導体としてメチ
ルエステル、エチルエステル、p−ニトロフェニルエス
テル、p−クロロフェニルエステルなどの活性エステル
を用いる場合、反応は不活性溶媒中、室温または加温下
に、好ましくは加熱還流に行われる。
いに結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成する基
以外の化合物を得るために使用しうる。工程1の反応は
メタノール、エタノールなどのアルコール溶媒中、必要
に応じて、トリエチルアミン、ピリジンなどの存在下、
室温または加温下、好ましくは加熱還流下に行われる。
また、工程2の反応のうち、一般式(IX)の化合物が遊離
のカルボン酸である場合、反応はジシクロヘキシルカル
ボジイミド、四塩化チタン、ハロゲン化リン(三塩化リ
ン、オキシ塩化リンなど)、ジエチルクロロホスファイ
ト、o−フェニレンクロロホスファイト、エチルジクロ
ロホスファイトなどの縮合剤の存在下に不活性溶媒中、
冷却下、室温下または加温下に行われる。なお、化合物
(VIII)にあらかじめハロゲン化リンを不活性溶媒中で作
用させた後、化合物(IX)と縮合させることもできる。た
とえば、ハロゲン化リンが三塩化リンである場合には、
化合物(VIII)にあらかじめ約1/2モルの三塩化リンを
不活性溶媒中、トリエチルアミン、ピリジン、N,N−
ジメチルアニリンなどの三級塩基の存在下に冷却下また
は室温下で作用させた後、不活性溶媒中で化合物(IX)と
室温または加温下、好ましくは加熱還流下に反応させ
る。一般式(IX)のカルボン酸の反応性誘導体として、酸
クロリド、酸ブロミドなどの酸ハロゲン化物を用いる場
合、反応は不活性の溶媒中でトリエチルアミン、ピリジ
ン、N,N−ジメチルアニリンなどの三級塩基の存在下
に冷却下または室温下で行われるか、または水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどのアルカリの存在下、水中
で冷却下あるいは室温下に行われる。化合物(IX)の反応
性誘導体として酸無水物またはアルキル炭酸混合酸無水
物、アルキルリン酸混合酸無水物、アルキル亜リン酸混
合酸無水物、硫酸混合酸無水物などの混合酸無水物を用
いる場合、反応は不活性溶媒中でトリエチルアミン、ピ
リジン、N,N−ジメチルアニリンなどの三級塩基の存
在下、冷却下、室温または加温下に行われる。化合物(I
X)の反応性誘導体として酸イミダゾリド、酸ピロリジ
ド、2,4−ジメチルピラゾリドなどの活性アミドを用
いる場合、反応は不活性溶媒中で室温または加温下に行
われる。さらに、化合物(IX)の反応性誘導体としてメチ
ルエステル、エチルエステル、p−ニトロフェニルエス
テル、p−クロロフェニルエステルなどの活性エステル
を用いる場合、反応は不活性溶媒中、室温または加温下
に、好ましくは加熱還流に行われる。
【0017】前記の各縮合反応で使用される不活性溶媒
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、エチルエー
テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、クロロホル
ム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ヘキサメチルホ
スホリックトリアミド、ジエチレングリコール、ジメチ
ルホルムアミドなどまたはこれらの混合溶媒であり、化
合物(IX)が反応性誘導体である場合、その種類により適
当に選択される。一般には、化合物(IX)が酸クロリドの
場合が好ましく、クロロホルム、メチレンクロリド、ベ
ンゼンなどの溶媒中で、ピリジン、トリエチルアミンな
どの有機塩基の存在下に0〜50℃で行われる。また、
この際、用いる化合物(IX)またはその反応性誘導体の量
比、反応条件を調節することにより、一般式(I)のR
6 が水酸基以外の化合物を得ることができる。
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、エチルエー
テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、クロロホル
ム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ヘキサメチルホ
スホリックトリアミド、ジエチレングリコール、ジメチ
ルホルムアミドなどまたはこれらの混合溶媒であり、化
合物(IX)が反応性誘導体である場合、その種類により適
当に選択される。一般には、化合物(IX)が酸クロリドの
場合が好ましく、クロロホルム、メチレンクロリド、ベ
ンゼンなどの溶媒中で、ピリジン、トリエチルアミンな
どの有機塩基の存在下に0〜50℃で行われる。また、
この際、用いる化合物(IX)またはその反応性誘導体の量
比、反応条件を調節することにより、一般式(I)のR
6 が水酸基以外の化合物を得ることができる。
【0018】方法3
【0019】
【化5】
【0020】〔上記反応式中、R8 はアミノ保護基(ベ
ンジルオキシカルボニル、第3級ブトキシカルボニル、
ホルミル、トリチル、トシルなど)を示し、他の記号は
前記と同義である。〕
ンジルオキシカルボニル、第3級ブトキシカルボニル、
ホルミル、トリチル、トシルなど)を示し、他の記号は
前記と同義である。〕
【0021】本方法は、一般式(I)のR2 ,R3 が互
いに結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成する基
以外の化合物を得るために使用し得る。工程1の反応は
上記方法2の工程1と、工程2および工程4の反応は上
記方法2の工程と同様の条件下で行うことができる。さ
らに、工程3の脱保護基反応はR8 がベンジルオキシカ
ルボニルの場合、エタノール、メタノール中でパラジウ
ム炭素を用い、常圧水素化分解することにより、また、
R8 が第3級ブトキシカルボニルの場合、トリフルオロ
酢酸、塩酸−酢酸エチルなどを作用することによって行
うことができる。
いに結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成する基
以外の化合物を得るために使用し得る。工程1の反応は
上記方法2の工程1と、工程2および工程4の反応は上
記方法2の工程と同様の条件下で行うことができる。さ
らに、工程3の脱保護基反応はR8 がベンジルオキシカ
ルボニルの場合、エタノール、メタノール中でパラジウ
ム炭素を用い、常圧水素化分解することにより、また、
R8 が第3級ブトキシカルボニルの場合、トリフルオロ
酢酸、塩酸−酢酸エチルなどを作用することによって行
うことができる。
【0022】方法4
【0023】
【化6】
【0024】(上記反応式中、各記号は前記と同義であ
る。)
る。)
【0025】本方法は、一般式(I) のR2 とR3 が同一
である化合物(ただし、R2 ,R3 が互いに結合して炭
素数1〜2個のアルキレン基を形成する基を除く)を得
るために使用し得る。工程1のN−アミノ化反応は、N
−アミノ化試薬としてクロラミンを用いた場合、水中0
〜100℃、好ましくは少量のゼラチンの存在下で行わ
れ、また、N−アミノ化試薬としてヒドロキシルアミン
−o−スルホン酸を用いた場合、水酸化カリウムまたは
水酸化ナトリウム水溶液中、室温から100℃で行われ
る。また、シクロヘキサンスピロ−3' −オキサジリジ
ンによる方法は、シンセシス(Synthesis)第529〜5
33頁(1988年)にしたがって、トルエン中、80
〜90℃で2〜6時間反応させることによって行うこと
ができる。また、工程2の反応は、上記方法2の工程2
と同様の条件で行うことができる。
である化合物(ただし、R2 ,R3 が互いに結合して炭
素数1〜2個のアルキレン基を形成する基を除く)を得
るために使用し得る。工程1のN−アミノ化反応は、N
−アミノ化試薬としてクロラミンを用いた場合、水中0
〜100℃、好ましくは少量のゼラチンの存在下で行わ
れ、また、N−アミノ化試薬としてヒドロキシルアミン
−o−スルホン酸を用いた場合、水酸化カリウムまたは
水酸化ナトリウム水溶液中、室温から100℃で行われ
る。また、シクロヘキサンスピロ−3' −オキサジリジ
ンによる方法は、シンセシス(Synthesis)第529〜5
33頁(1988年)にしたがって、トルエン中、80
〜90℃で2〜6時間反応させることによって行うこと
ができる。また、工程2の反応は、上記方法2の工程2
と同様の条件で行うことができる。
【0026】方法5
【0027】
【化7】
【0028】(上記反応式中、R9 は低級アルキルを、
nは1または2を示し、他の記号は前記と同義であ
る。)
nは1または2を示し、他の記号は前記と同義であ
る。)
【0029】本方法は、一般式(I)のR2 ,R3 が互
いに結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成する基
である化合物を得るために使用し得る。工程1の反応は
上記方法2の工程と、また工程2の反応は上記方法3工
程と同様の条件で行うことができる。また、工程3の環
化反応は中性より高いpHで、必要であればピリジン、
トリエチルアミンなどの有機塩基の存在下、エタノー
ル、トルエン、ベンゼン、キシレン中で、1〜30時間
加熱還流して脱アルコール(R9 OH)することによっ
て行うことができる。本発明の一般式(I)においてR
6 ,R7 が一緒になって結合を示す化合物はR6 が水酸
基であり、R7 が水素である化合物を脱水剤(たとえば
硫酸、硫酸カリウム、塩化亜鉛、五酸化リン、リン酸、
メタリン酸、無水ホウ酸、シュウ酸)で処理することに
より製造することができる。
いに結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成する基
である化合物を得るために使用し得る。工程1の反応は
上記方法2の工程と、また工程2の反応は上記方法3工
程と同様の条件で行うことができる。また、工程3の環
化反応は中性より高いpHで、必要であればピリジン、
トリエチルアミンなどの有機塩基の存在下、エタノー
ル、トルエン、ベンゼン、キシレン中で、1〜30時間
加熱還流して脱アルコール(R9 OH)することによっ
て行うことができる。本発明の一般式(I)においてR
6 ,R7 が一緒になって結合を示す化合物はR6 が水酸
基であり、R7 が水素である化合物を脱水剤(たとえば
硫酸、硫酸カリウム、塩化亜鉛、五酸化リン、リン酸、
メタリン酸、無水ホウ酸、シュウ酸)で処理することに
より製造することができる。
【0030】反応はたとえば、塩基(水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム、水素化カルシウム、ナトリウム
アミド、カリウムアミドなどのアルカリ金属あるいはア
ルカリ土類金属の水酸化物、水素化物またはアミド、ト
リエチルアミンまたはピリジンなどの有機塩基)の存在
下で、適当な不活性溶媒(メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、n−ブタノールまたは第三級ブタノー
ルなどのアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、テトラヒドロフランまたはジオキサンな
どのエーテル類;エチレングリコールモノメチルまたは
モノエチルエーテル(メチルグリコールまたはエチルグ
リコール)あるいはエチレングリコールジメチルエーテ
ル(ジグリム)などのグリコールエーテル類;アセトン
またはブタノンなどのケトン類;アセトニトリル、ニト
ロメタンまたはニトロベンゼンなどのニトロ化合物;酢
酸エチルなどのエステル類;ジメチルホルムアミド(D
MF)、ジメチルアセトアミドまたはリン酸ヘキサメチ
ルトリアミドなどのアミド類;ジメチルスルホキシド
(DMSO)などのスルホキシド類;メチレンジクロラ
イド、クロロホルム、トリクロロエチレン、1,2−ジ
クロロエタンまたは四塩化炭素などの塩素化炭化水素
類;ベンゼン、トルエンまたはキシレンなどの炭化水素
類、またはこれらの混合溶媒)中、行うことができる。
たとえば、水素化ナトリウムをジメチルスルホキシド中
で、0〜150℃の温度において作用させることによっ
て行われる。また、本発明の一般式(I)においてR6
が水酸基以外の基を示す化合物は、R6 が水酸基の化合
物をそれ自身公知のアシル化方法などによって変換する
ことができる。
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム、水素化カルシウム、ナトリウム
アミド、カリウムアミドなどのアルカリ金属あるいはア
ルカリ土類金属の水酸化物、水素化物またはアミド、ト
リエチルアミンまたはピリジンなどの有機塩基)の存在
下で、適当な不活性溶媒(メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、n−ブタノールまたは第三級ブタノー
ルなどのアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、テトラヒドロフランまたはジオキサンな
どのエーテル類;エチレングリコールモノメチルまたは
モノエチルエーテル(メチルグリコールまたはエチルグ
リコール)あるいはエチレングリコールジメチルエーテ
ル(ジグリム)などのグリコールエーテル類;アセトン
またはブタノンなどのケトン類;アセトニトリル、ニト
ロメタンまたはニトロベンゼンなどのニトロ化合物;酢
酸エチルなどのエステル類;ジメチルホルムアミド(D
MF)、ジメチルアセトアミドまたはリン酸ヘキサメチ
ルトリアミドなどのアミド類;ジメチルスルホキシド
(DMSO)などのスルホキシド類;メチレンジクロラ
イド、クロロホルム、トリクロロエチレン、1,2−ジ
クロロエタンまたは四塩化炭素などの塩素化炭化水素
類;ベンゼン、トルエンまたはキシレンなどの炭化水素
類、またはこれらの混合溶媒)中、行うことができる。
たとえば、水素化ナトリウムをジメチルスルホキシド中
で、0〜150℃の温度において作用させることによっ
て行われる。また、本発明の一般式(I)においてR6
が水酸基以外の基を示す化合物は、R6 が水酸基の化合
物をそれ自身公知のアシル化方法などによって変換する
ことができる。
【0031】また、本発明の化合物は少なくとも1個以
上の不斉炭素が存在するので、それに基づく光学異性体
および立体異性体が存在するが、これら異性体およびそ
れらの混合物は本発明にすべて包含されるものである。
このようにして得られる一般式(I)の化合物は再結
晶、クロマトグラフィーなどのそれ自体公知の方法によ
り、反応混合物から分離、精製することができる。一般
式(I)の化合物は常法により無機酸(塩酸、臭化水素
酸、硫酸、リン酸、硝酸など)、有機酸(酢酸、プロピ
オン酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒
石酸、クエン酸、マレイン酸、フマール酸、メタンスル
ホン酸、p−トルエンスルホン酸、アスコルビン酸な
ど)と処理することにより製薬上許容し得る塩とするこ
とができ、さらに、水和物または各種の溶媒和物とする
こともできる。本発明化合物中、前記のようにキラルな
炭素原子を有する場合には、通常ラセミ体として得られ
る。ラセミ体は常法により光学異性体に分割することが
できる。そのような光学異性体は光学活性な出発化合物
を使用することによっても製造することができる。個々
のジアステレオマーは分別再結晶またはクロマトグラフ
ィーによって精製できる。
上の不斉炭素が存在するので、それに基づく光学異性体
および立体異性体が存在するが、これら異性体およびそ
れらの混合物は本発明にすべて包含されるものである。
このようにして得られる一般式(I)の化合物は再結
晶、クロマトグラフィーなどのそれ自体公知の方法によ
り、反応混合物から分離、精製することができる。一般
式(I)の化合物は常法により無機酸(塩酸、臭化水素
酸、硫酸、リン酸、硝酸など)、有機酸(酢酸、プロピ
オン酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒
石酸、クエン酸、マレイン酸、フマール酸、メタンスル
ホン酸、p−トルエンスルホン酸、アスコルビン酸な
ど)と処理することにより製薬上許容し得る塩とするこ
とができ、さらに、水和物または各種の溶媒和物とする
こともできる。本発明化合物中、前記のようにキラルな
炭素原子を有する場合には、通常ラセミ体として得られ
る。ラセミ体は常法により光学異性体に分割することが
できる。そのような光学異性体は光学活性な出発化合物
を使用することによっても製造することができる。個々
のジアステレオマーは分別再結晶またはクロマトグラフ
ィーによって精製できる。
【0032】
【作用および発明の効果】本発明の化合物の血圧低下作
用を以下の薬理実験例により詳述する。
用を以下の薬理実験例により詳述する。
【0033】実験例1:血圧低下作用 1群4匹の雄性自然発症性高血圧ラット(20〜24週
令、体重350〜420g)を用い、0.5%メチルセ
ルロース溶液に懸濁した被検化合物を経口投与し、1,
3,5,7,9および24時間後の血圧を非観血式血圧
測定装置(NARCO社、PE−300)を用いたtail
cuff 法により測定した。各時間における血圧低下値
(ΔmmHg)を第1表に示した。
令、体重350〜420g)を用い、0.5%メチルセ
ルロース溶液に懸濁した被検化合物を経口投与し、1,
3,5,7,9および24時間後の血圧を非観血式血圧
測定装置(NARCO社、PE−300)を用いたtail
cuff 法により測定した。各時間における血圧低下値
(ΔmmHg)を第1表に示した。
【0034】
【表1】
【0035】実験例2 (1)椎骨血流量に対する効果 雑種成犬をペントバルビタールナトリウム(25mg/
kg)を静脈内投与することにより麻酔し、気管内チュ
ーブを挿入して人工呼吸(20ml/kg、18ストロ
ーク/分)を施した。椎骨血流量は、左頸動脈から右椎
骨動脈へ導いた灌流経路内で電磁流量計により測定し
た。試験化合物は生理食塩水または溶媒(9%ジメチル
スルホキシド、2%クレモファー(商品名:シグマ
社)、塩酸、乳酸)により溶解し、心房内動脈注射によ
り投与した。結果はパパベリン100μgを投与した時
の血流増加量に要する投与量をμgとして示した。 (2)冠血流量に対する効果 雑種成犬を麻酔し、人工呼吸を施して、冠血流量をカテ
ーテルを用いた右大腿動脈から右頸動脈を経て左冠動脈
へ導いた灌流経路内で電磁流量計により測定した。試験
化合物は心房内動脈注射により投与した。結果はニフェ
ジン1.5μgを投与した時の血流増加量に要する投与
量をμgとして示した。結果を第2表に示す。
kg)を静脈内投与することにより麻酔し、気管内チュ
ーブを挿入して人工呼吸(20ml/kg、18ストロ
ーク/分)を施した。椎骨血流量は、左頸動脈から右椎
骨動脈へ導いた灌流経路内で電磁流量計により測定し
た。試験化合物は生理食塩水または溶媒(9%ジメチル
スルホキシド、2%クレモファー(商品名:シグマ
社)、塩酸、乳酸)により溶解し、心房内動脈注射によ
り投与した。結果はパパベリン100μgを投与した時
の血流増加量に要する投与量をμgとして示した。 (2)冠血流量に対する効果 雑種成犬を麻酔し、人工呼吸を施して、冠血流量をカテ
ーテルを用いた右大腿動脈から右頸動脈を経て左冠動脈
へ導いた灌流経路内で電磁流量計により測定した。試験
化合物は心房内動脈注射により投与した。結果はニフェ
ジン1.5μgを投与した時の血流増加量に要する投与
量をμgとして示した。結果を第2表に示す。
【0036】
【表2】 第 2 表 ───────────────────────────────── 椎骨動脈 冠血流量 比 血流量 ───────────────────────────────── 実施例19 18 1.4 13 実施例44 38 1.7 22 実施例59 4.7 0.5 9.4 実施例60 19 3.0 6.3 BRL −34915 16 3.3 4.8 ─────────────────────────────────
【0037】以上の実験例および各種薬理実験から明ら
かなように、本発明の化合物およびその製薬上許容し得
る塩は顕著な持続性の血圧低下作用を示し、末梢血管弛
緩作用を示すことから高血圧症の治療薬として有用であ
る。また、選択的な冠血流増加作用を示し、その作用も
極めて持続的であることから狭心症、心不全などの心臓
血管障害の治療薬として有用である。さらに、上記作用
により血管平滑筋およびそれ以外の平滑筋の弛緩作用を
示すことから、消化器潰瘍、過敏性腸症候群および憩室
疾患、可逆性気管閉塞および喘息、早産、尿失禁および
脳血管疾患、毛髪喪失または禿頭の治療薬としても有用
である。
かなように、本発明の化合物およびその製薬上許容し得
る塩は顕著な持続性の血圧低下作用を示し、末梢血管弛
緩作用を示すことから高血圧症の治療薬として有用であ
る。また、選択的な冠血流増加作用を示し、その作用も
極めて持続的であることから狭心症、心不全などの心臓
血管障害の治療薬として有用である。さらに、上記作用
により血管平滑筋およびそれ以外の平滑筋の弛緩作用を
示すことから、消化器潰瘍、過敏性腸症候群および憩室
疾患、可逆性気管閉塞および喘息、早産、尿失禁および
脳血管疾患、毛髪喪失または禿頭の治療薬としても有用
である。
【0038】本発明の化合物およびその製薬上許容し得
る塩を医薬として用いる場合は、通常、担体、賦形剤、
希釈剤、溶解補助剤などの製薬上許容し得る添加剤と混
合し、錠剤(糖衣錠、フィルムコート錠を含む)、カプ
セル剤、散剤、顆粒、注射剤、点滴剤、坐剤、ハップ剤
などの形態で経口的または非経口的に安全に投与し得
る。投与量は患者の性別、年齢、体重または症状などに
より変わりうるが、通常成人1日当たり経口投与で約1
〜500mgの範囲で、かつ1日1回または数回に分け
て投与される。
る塩を医薬として用いる場合は、通常、担体、賦形剤、
希釈剤、溶解補助剤などの製薬上許容し得る添加剤と混
合し、錠剤(糖衣錠、フィルムコート錠を含む)、カプ
セル剤、散剤、顆粒、注射剤、点滴剤、坐剤、ハップ剤
などの形態で経口的または非経口的に安全に投与し得
る。投与量は患者の性別、年齢、体重または症状などに
より変わりうるが、通常成人1日当たり経口投与で約1
〜500mgの範囲で、かつ1日1回または数回に分け
て投与される。
【0039】
【実施例】以下、参考例および実施例により、本発明を
具体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定さ
れるものではない。
具体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定さ
れるものではない。
【0040】参考例1 6−シアノ−3,4−エポキシ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾンピラン6.9g
およびO−ベンジルヒドロキシルアミン・塩酸塩6.3
gをエタノール30mlに溶かし、これにトリエチルア
ミン6.7mlを加えて18時間還流加熱する。反応
後、減圧下に濃縮し、残査に水および酢酸エチルを加え
て振盪し、有機層を2回食塩水で洗い、濾過して減圧濃
縮すると、油状物として粗製のトランス−4−(N−ベ
ンジルオキシ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール11.9gを得る。このものは、そのまま使用する
こともできるが、必要に応じて以下に示す方法により精
製することができる。この粗製物5.0gをシリカゲル
(メルク60)165gを用い、溶出溶媒(クロロホル
ム:酢酸エチル=20:1)によりカラムクロマトグラ
フィーを行い、目的の画分を濃縮し、油状の精製物3.
6gを得る。この一部をエタノールに溶かし、少量の濃
塩酸を加えて減圧濃縮し、残査を酢酸エチルより再結晶
すると塩酸塩が白色結晶として得られる。融点177〜
178℃(分解)
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾンピラン6.9g
およびO−ベンジルヒドロキシルアミン・塩酸塩6.3
gをエタノール30mlに溶かし、これにトリエチルア
ミン6.7mlを加えて18時間還流加熱する。反応
後、減圧下に濃縮し、残査に水および酢酸エチルを加え
て振盪し、有機層を2回食塩水で洗い、濾過して減圧濃
縮すると、油状物として粗製のトランス−4−(N−ベ
ンジルオキシ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール11.9gを得る。このものは、そのまま使用する
こともできるが、必要に応じて以下に示す方法により精
製することができる。この粗製物5.0gをシリカゲル
(メルク60)165gを用い、溶出溶媒(クロロホル
ム:酢酸エチル=20:1)によりカラムクロマトグラ
フィーを行い、目的の画分を濃縮し、油状の精製物3.
6gを得る。この一部をエタノールに溶かし、少量の濃
塩酸を加えて減圧濃縮し、残査を酢酸エチルより再結晶
すると塩酸塩が白色結晶として得られる。融点177〜
178℃(分解)
【0041】参考例2 6−シアノ−3,4−エポキシ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン5.0gお
よびアセトヒドラジド4.0gをエタノール20mlに
溶かして計9時間加熱還流する。反応後、エタノールを
減圧留去し、残査に氷水を加えてよく摩り砕いて、結晶
を濾取し、乾燥後、酢酸エチル−エタノール(7:1)
から再結晶すると、トランス−4−(2−アセチルヒド
ラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジ
メチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール5.3g
が白色結晶として得られる。融点209〜210℃
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン5.0gお
よびアセトヒドラジド4.0gをエタノール20mlに
溶かして計9時間加熱還流する。反応後、エタノールを
減圧留去し、残査に氷水を加えてよく摩り砕いて、結晶
を濾取し、乾燥後、酢酸エチル−エタノール(7:1)
から再結晶すると、トランス−4−(2−アセチルヒド
ラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジ
メチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール5.3g
が白色結晶として得られる。融点209〜210℃
【0042】参考例3 6−シアノ−3,4−エポキシ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン1.3gお
よびベンゾイルヒドラジン1.0gを用いて、参考例2
と同様に反応することによってトランス−4−(2−ベ
ンゾイルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール1.18gが白色結晶として得られる。融点197
〜199℃(ヘキサン−エタノールから再結晶)
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン1.3gお
よびベンゾイルヒドラジン1.0gを用いて、参考例2
と同様に反応することによってトランス−4−(2−ベ
ンゾイルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール1.18gが白色結晶として得られる。融点197
〜199℃(ヘキサン−エタノールから再結晶)
【0043】参考例4 6−シアノ−3,4−エポキシ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン、セミカル
バジド・塩酸塩およびトリエチルアミンを用いて、参考
例2と同様に反応することによってトランス−4−(2
−カルバモイルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジ
ヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−
3−オールが得られる。融点217〜218℃(分解)
(酢酸エチル−エタノールから再結晶)
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン、セミカル
バジド・塩酸塩およびトリエチルアミンを用いて、参考
例2と同様に反応することによってトランス−4−(2
−カルバモイルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジ
ヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−
3−オールが得られる。融点217〜218℃(分解)
(酢酸エチル−エタノールから再結晶)
【0044】参考例5 6−シアノ−3,4−エポキシ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン8.0gお
よび第3級ブチルカルバゼート6.3gをエタノール4
0mlに溶かし、28時間加熱還流し、エタノールを留
去し、残査をヘキサン80mlとエタノール8mlから
再結晶すると、トランス−4−(2−第3級ブトキシカ
ルボニルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール8.7gが白色結晶として得られる。融点136〜
138℃
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン8.0gお
よび第3級ブチルカルバゼート6.3gをエタノール4
0mlに溶かし、28時間加熱還流し、エタノールを留
去し、残査をヘキサン80mlとエタノール8mlから
再結晶すると、トランス−4−(2−第3級ブトキシカ
ルボニルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール8.7gが白色結晶として得られる。融点136〜
138℃
【0045】参考例6 6−シアノ−3,4−エポキシ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピランおよびメチ
ルカルバゼートを用いて参考例5と同様に反応すること
によって、トランス−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−4−(2−メトキシカルボニルヒド
ラジノ)−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが得ら
れる。融点174〜175℃(ヘキサン−酢酸エチルか
ら再結晶)
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピランおよびメチ
ルカルバゼートを用いて参考例5と同様に反応すること
によって、トランス−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−4−(2−メトキシカルボニルヒド
ラジノ)−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが得ら
れる。融点174〜175℃(ヘキサン−酢酸エチルか
ら再結晶)
【0046】製造例1 参考例1により得られた粗製物〔トランス−4−(N−
ベンジルオキシ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒド
ロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−
オール〕11.6gをクロロホルム50mlに溶かし、
ピリジン13mlを加えて氷冷下に攪拌しつつ、アセチ
ルクロライド4.0mlを少しづつ加え、添加後、混合
物を氷冷下40分間攪拌する。減圧下に濃縮し、残査に
水および酢酸エチルを加えて振盪し、分液して有機層を
食塩水で洗い濃縮する。結晶質の残査をエタノールから
再結晶するとトランス−4−(N−アセチル−N−ベン
ジルオキシ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オー
ル7.5gが白色結晶として得られる。融点177.5
〜179℃
ベンジルオキシ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒド
ロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−
オール〕11.6gをクロロホルム50mlに溶かし、
ピリジン13mlを加えて氷冷下に攪拌しつつ、アセチ
ルクロライド4.0mlを少しづつ加え、添加後、混合
物を氷冷下40分間攪拌する。減圧下に濃縮し、残査に
水および酢酸エチルを加えて振盪し、分液して有機層を
食塩水で洗い濃縮する。結晶質の残査をエタノールから
再結晶するとトランス−4−(N−アセチル−N−ベン
ジルオキシ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オー
ル7.5gが白色結晶として得られる。融点177.5
〜179℃
【0047】製造例2 製造例1の化合物6.8gをエタノール150mlに溶
かし、10%パラジウム炭素1.8gを水10mlに懸
濁させて加え、浴温35℃の水浴上で、攪拌しながら常
圧水素化分解する。原料の消失を薄層クロマトグラフィ
ー上で確認してパラジウム炭素を濾別し、濾液を減圧濃
縮して、ガラス状の無定形固体としてトランス−4−
(N−アセチル−N−ヒドロキシ)アミノ−6−シアノ
−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベ
ンゾピラン−3−オールを得る。さらに、酢酸エチルか
ら再結晶すると、白色結晶の1/6酢酸エチル溶媒和物
5.1gが得られる。融点108〜113℃(分解)
かし、10%パラジウム炭素1.8gを水10mlに懸
濁させて加え、浴温35℃の水浴上で、攪拌しながら常
圧水素化分解する。原料の消失を薄層クロマトグラフィ
ー上で確認してパラジウム炭素を濾別し、濾液を減圧濃
縮して、ガラス状の無定形固体としてトランス−4−
(N−アセチル−N−ヒドロキシ)アミノ−6−シアノ
−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベ
ンゾピラン−3−オールを得る。さらに、酢酸エチルか
ら再結晶すると、白色結晶の1/6酢酸エチル溶媒和物
5.1gが得られる。融点108〜113℃(分解)
【0048】実施例1 製造例2の化合物(ガラス状の無定形固体)530mg
をメタノール10mlと水5mlの混液に溶かし、これ
に無水炭酸カリウム1.5g、ヨウ化メチル1.5ml
を加えて30〜35℃の水浴上で135分間攪拌する。
混合物を減圧下に濃縮し、残査に水と酢酸エチルを加え
て振盪し、有機層を水洗して濾過濃縮する。残査は無定
形ガラス状物のため、ヘキサンで洗うと、粉末としてト
ランス−4−(N−アセチル−N−メトキシ)アミノ−
6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2
H−1−ベンゾピラン−3−オール430mgが得られ
る。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.15(3H,s), 1.44(3H,s), 2.21(3H,
s), 3.62(3H,s), 3.94(1H,q), 5.16(1H,d), 5.83(1H,
d), 6.90(1H,d), 7.43(1H,s), 7.57(1H,d)
をメタノール10mlと水5mlの混液に溶かし、これ
に無水炭酸カリウム1.5g、ヨウ化メチル1.5ml
を加えて30〜35℃の水浴上で135分間攪拌する。
混合物を減圧下に濃縮し、残査に水と酢酸エチルを加え
て振盪し、有機層を水洗して濾過濃縮する。残査は無定
形ガラス状物のため、ヘキサンで洗うと、粉末としてト
ランス−4−(N−アセチル−N−メトキシ)アミノ−
6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2
H−1−ベンゾピラン−3−オール430mgが得られ
る。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.15(3H,s), 1.44(3H,s), 2.21(3H,
s), 3.62(3H,s), 3.94(1H,q), 5.16(1H,d), 5.83(1H,
d), 6.90(1H,d), 7.43(1H,s), 7.57(1H,d)
【0049】実施例2 製造例2の化合物(ガラス状の無定形固体)1.74g
をクロロホルム18mlに懸濁させ、無水酢酸7.0m
lを加えて、40〜50℃の水浴上で約20時間攪拌を
続ける。終了後、すべての溶媒を減圧下に完全に留去
し、残査をさらに、水酸化カリウムを入れたデシケータ
中で真空乾燥し、無定形ガラス状の粗製トランス−4−
(N−アセチル−N−アセチルオキシ)アミノ−6−シ
アノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1
−ベンゾピラン−3−オール2.0gを得る。これをヘ
キサン−酢酸エチル−エタノールの混合溶媒から再結晶
すると白色結晶の化合物1.3gが得られる。融点14
4.5〜146℃
をクロロホルム18mlに懸濁させ、無水酢酸7.0m
lを加えて、40〜50℃の水浴上で約20時間攪拌を
続ける。終了後、すべての溶媒を減圧下に完全に留去
し、残査をさらに、水酸化カリウムを入れたデシケータ
中で真空乾燥し、無定形ガラス状の粗製トランス−4−
(N−アセチル−N−アセチルオキシ)アミノ−6−シ
アノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1
−ベンゾピラン−3−オール2.0gを得る。これをヘ
キサン−酢酸エチル−エタノールの混合溶媒から再結晶
すると白色結晶の化合物1.3gが得られる。融点14
4.5〜146℃
【0050】製造例3 参考例1により得られた精製物670mgとプロピオニ
ルクロライド0.73mlを実施例1と同様に反応、処
理し、シリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロ
ロホルム:酢酸エチル=5:1)に付した後、濃縮する
と、トランス−4−(N−ベンジルオキシ−N−プロピ
オニル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール6
20mgが得られる。融点142.5〜144.5℃
ルクロライド0.73mlを実施例1と同様に反応、処
理し、シリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロ
ロホルム:酢酸エチル=5:1)に付した後、濃縮する
と、トランス−4−(N−ベンジルオキシ−N−プロピ
オニル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール6
20mgが得られる。融点142.5〜144.5℃
【0051】製造例4 製造例3の化合物720mgを用いて製造例2と同様に
反応、処理することによって無定形粉末のトランス−6
−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−(N−ヒドロキシ−
N−プロピオニル)アミノ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オール510mgが得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.08(3H,t), 1.18(3H,s), 1.44(3H,
s), 2.55(2H,q), 3.84(1H,q), 約5.45(2H,m), 6.89(1H,
d), 7.28(1H,s), 7.56(1H,d), 9.40(1H,broads)
反応、処理することによって無定形粉末のトランス−6
−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−(N−ヒドロキシ−
N−プロピオニル)アミノ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オール510mgが得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.08(3H,t), 1.18(3H,s), 1.44(3H,
s), 2.55(2H,q), 3.84(1H,q), 約5.45(2H,m), 6.89(1H,
d), 7.28(1H,s), 7.56(1H,d), 9.40(1H,broads)
【0052】実施例3 2−フランカルボン酸400mgをクロロホルム6ml
に懸濁させ、チオニルクロライド0.9mlを加えて1
00分間還流加熱後、溶媒を減圧留去する。これをクロ
ロホルム4mlに溶かし、溶液を参考例1の粗製物80
0mg、ピリジン1mlおよびクロロホルム4mlの混
合溶液に室温で攪拌しながら加え、さらに35℃で90
分間攪拌する。反応液を減圧濃縮し、残査に水と酢酸エ
チルを加えて振盪し、有機層を希炭酸カリウム水溶液、
ついで食塩水で洗った後、減圧濃縮する。残査をメタノ
ール10mlに溶かし、1N水酸化ナトリウム5mlを
加えて室温で3時間攪拌し、濃縮後、残査を酢酸エチル
にて抽出する。溶媒を留去し、残査をヘキサン−酢酸エ
チルから再結晶すると、トランス−6−シアノ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−〔N−(2−フロ
イル)−N−ベンジルオキシ〕アミノ−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オール410mgが得られる。この化合
物630mgをエタノール20mlに溶かし、10%パ
ラジウム炭素250mgを加え、反応温度30〜35℃
で製造例2と同様に反応、処理する。濃縮残査をヘキサ
ン−エタノールから再結晶するとトランス−6−シアノ
−4−〔N−(2−フロイル)−N−ヒドロキシ〕アミ
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オール450mgで得られる。融点
117〜121℃(分解)
に懸濁させ、チオニルクロライド0.9mlを加えて1
00分間還流加熱後、溶媒を減圧留去する。これをクロ
ロホルム4mlに溶かし、溶液を参考例1の粗製物80
0mg、ピリジン1mlおよびクロロホルム4mlの混
合溶液に室温で攪拌しながら加え、さらに35℃で90
分間攪拌する。反応液を減圧濃縮し、残査に水と酢酸エ
チルを加えて振盪し、有機層を希炭酸カリウム水溶液、
ついで食塩水で洗った後、減圧濃縮する。残査をメタノ
ール10mlに溶かし、1N水酸化ナトリウム5mlを
加えて室温で3時間攪拌し、濃縮後、残査を酢酸エチル
にて抽出する。溶媒を留去し、残査をヘキサン−酢酸エ
チルから再結晶すると、トランス−6−シアノ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−〔N−(2−フロ
イル)−N−ベンジルオキシ〕アミノ−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オール410mgが得られる。この化合
物630mgをエタノール20mlに溶かし、10%パ
ラジウム炭素250mgを加え、反応温度30〜35℃
で製造例2と同様に反応、処理する。濃縮残査をヘキサ
ン−エタノールから再結晶するとトランス−6−シアノ
−4−〔N−(2−フロイル)−N−ヒドロキシ〕アミ
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オール450mgで得られる。融点
117〜121℃(分解)
【0053】実施例4 参考例1の精製物760mgとベンゾイルクロライド
0.41mlを用いて実施例3と同様に反応、処理し、
濃縮残査をヘキサン−エタノールから再結晶すると、白
色結晶のトランス−4−(N−ベンゾイル−N−ベンジ
ルオキシ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オー
ル710mgが得られる。融点206.5〜207℃
0.41mlを用いて実施例3と同様に反応、処理し、
濃縮残査をヘキサン−エタノールから再結晶すると、白
色結晶のトランス−4−(N−ベンゾイル−N−ベンジ
ルオキシ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オー
ル710mgが得られる。融点206.5〜207℃
【0054】実施例5 実施例4の化合物900mgと10%パラジウム炭素3
00mgを用いて、製造例2と同様に常圧水素化分解お
よび同様の処理を行うと、無定形白色末のトランス−4
−(N−ベンゾイル−N−ヒドロキシ)アミノ−6−シ
アノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1
−ベンゾピラン−3−オール680mgが得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.05(3H,s), 1.72(3H,s), 4.21(1H,
d), 4.52(1H,broad s), 4.97(1H,broad s), 6.83(1H,
d), 7.3 〜7.7(7H,m)
00mgを用いて、製造例2と同様に常圧水素化分解お
よび同様の処理を行うと、無定形白色末のトランス−4
−(N−ベンゾイル−N−ヒドロキシ)アミノ−6−シ
アノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1
−ベンゾピラン−3−オール680mgが得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.05(3H,s), 1.72(3H,s), 4.21(1H,
d), 4.52(1H,broad s), 4.97(1H,broad s), 6.83(1H,
d), 7.3 〜7.7(7H,m)
【0055】実施例6 参考例1の粗製物1940mgをクロロホルム8mlと
ピリジン1.3mlの混液に溶かし、室温で攪拌しなが
らエチルクロロホルムメート0.80mlを加え、添加
後、室温で20分間攪拌する。溶媒を留去し、水を加え
て酢酸エチルで抽出後、有機層を食塩水にて洗い、濾過
濃縮後、残査をヘキサン−エタノールから再結晶する
と、白色結晶のトランス−4−(N−ベンジルオキシ−
N−エトキシカルボニル)アミノ−6−シアノ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ン−3−オール1440mgが得られる。融点143〜
144.5℃
ピリジン1.3mlの混液に溶かし、室温で攪拌しなが
らエチルクロロホルムメート0.80mlを加え、添加
後、室温で20分間攪拌する。溶媒を留去し、水を加え
て酢酸エチルで抽出後、有機層を食塩水にて洗い、濾過
濃縮後、残査をヘキサン−エタノールから再結晶する
と、白色結晶のトランス−4−(N−ベンジルオキシ−
N−エトキシカルボニル)アミノ−6−シアノ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ン−3−オール1440mgが得られる。融点143〜
144.5℃
【0056】実施例7 実施例6の化合物1360mgと10%パラジウム炭素
400mgを用い、製造例2と同様に常圧水素化分解
し、処理後、濃縮残査をヘキサン−酢酸エチルから再結
晶すると、白色結晶のトランス−6−シアノ−3,4−
ジヒドロ−4−(N−ヒドロキシ−N−エトキシカルボ
ニル)アミノ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピ
ラン−3−オール900mgが得られる。融点181〜
184℃(分解)
400mgを用い、製造例2と同様に常圧水素化分解
し、処理後、濃縮残査をヘキサン−酢酸エチルから再結
晶すると、白色結晶のトランス−6−シアノ−3,4−
ジヒドロ−4−(N−ヒドロキシ−N−エトキシカルボ
ニル)アミノ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピ
ラン−3−オール900mgが得られる。融点181〜
184℃(分解)
【0057】実施例8 参考例1の粗製物1.76gを酢酸4mlと水5mlの
混液に溶かし、室温で激しく攪拌しつつ、これにシアン
酸ナトリウム2.0gを数回に分けて加える。室温で約
150分間攪拌した後、一夜放置し、氷水を加えて析出
するガム状物をデカントで分け取り、減圧下、充分デシ
ケータで乾燥後、エタノール−ヘキサンから再結晶する
と、トランス−4−(N−ベンジルオキシ−N−カルバ
モイル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−2H−ベンゾピラン−3−オール約70
0mgが得られる。融点179〜181℃
混液に溶かし、室温で激しく攪拌しつつ、これにシアン
酸ナトリウム2.0gを数回に分けて加える。室温で約
150分間攪拌した後、一夜放置し、氷水を加えて析出
するガム状物をデカントで分け取り、減圧下、充分デシ
ケータで乾燥後、エタノール−ヘキサンから再結晶する
と、トランス−4−(N−ベンジルオキシ−N−カルバ
モイル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−2H−ベンゾピラン−3−オール約70
0mgが得られる。融点179〜181℃
【0058】実施例9 実施例8の化合物1030mgと10%パラジウム炭素
300mgを用いて、製造例2と同様に常圧水素化分解
し、処理後、得られた無定形ガラス状物を27gのシリ
カゲル(メルク60)を用い、クロロホルム:メタノー
ル=8:1の溶出溶媒で、カラムクロマトグラフィーを
行う。主要画分をまとめて濃縮し、無定形粉末として得
られる化合物をさらに、クロロホルム−ヘキサン混合物
で洗い、濾取後、乾燥するとトランス−4−(N−カル
バモイル−N−ヒドロキシ)アミノ−6−シアノ−3,
4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピ
ラン−3−オール440mgが得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.16(3H,s), 1.42(3H,s), 3.80(1H,
q), 5.15(1H,d), 5.35((1H,d), 6.49(2H,s), 6.88(1H,
d), 7.39(1H,s), 7.55(1H,d), 9.11(1H,s)
300mgを用いて、製造例2と同様に常圧水素化分解
し、処理後、得られた無定形ガラス状物を27gのシリ
カゲル(メルク60)を用い、クロロホルム:メタノー
ル=8:1の溶出溶媒で、カラムクロマトグラフィーを
行う。主要画分をまとめて濃縮し、無定形粉末として得
られる化合物をさらに、クロロホルム−ヘキサン混合物
で洗い、濾取後、乾燥するとトランス−4−(N−カル
バモイル−N−ヒドロキシ)アミノ−6−シアノ−3,
4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピ
ラン−3−オール440mgが得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.16(3H,s), 1.42(3H,s), 3.80(1H,
q), 5.15(1H,d), 5.35((1H,d), 6.49(2H,s), 6.88(1H,
d), 7.39(1H,s), 7.55(1H,d), 9.11(1H,s)
【0059】実施例10 参考例1の粗製物1740mgをクロロホルム7mlに
溶かし、これにメチルイソシアネート1.1mlを室温
で加え、混合物を40〜45℃の水浴上で4時間攪拌す
る。溶媒を減圧下に留去し、残査をヘキサン−酢酸エチ
ルから再結晶すると、白色結晶のトランス−4−〔N−
ベンジルオキシ−N−(N−メチルカルバモイル)〕ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール1220mg
が得られる。融点154〜155.5℃(144℃より
焼結(sinter) )
溶かし、これにメチルイソシアネート1.1mlを室温
で加え、混合物を40〜45℃の水浴上で4時間攪拌す
る。溶媒を減圧下に留去し、残査をヘキサン−酢酸エチ
ルから再結晶すると、白色結晶のトランス−4−〔N−
ベンジルオキシ−N−(N−メチルカルバモイル)〕ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール1220mg
が得られる。融点154〜155.5℃(144℃より
焼結(sinter) )
【0060】実施例11 実施例10の化合物1090mgと10%パラジウム炭
素290mgを用いて実施例2と同様に常圧水素化分解
後、処理して無定形白色粉末のトランス−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−4−〔N−ヒドロキシ−N−(N−
メチルカルバモイル)〕アミノ−2,2−ジメチル−2
H−1−ベンゾピラン−3−オール750mgが得られ
る。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.16(3H,s), 1.43(3H,s), 2.70(3H,
d), 3.82(1H,q), 5.13((1H,d), 5.34(1H,d), 6.88(1H,
d), 6.98(1H,d), 7.40(1H,s), 7.55(1H,d), 9.00(1H,s)
素290mgを用いて実施例2と同様に常圧水素化分解
後、処理して無定形白色粉末のトランス−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−4−〔N−ヒドロキシ−N−(N−
メチルカルバモイル)〕アミノ−2,2−ジメチル−2
H−1−ベンゾピラン−3−オール750mgが得られ
る。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.16(3H,s), 1.43(3H,s), 2.70(3H,
d), 3.82(1H,q), 5.13((1H,d), 5.34(1H,d), 6.88(1H,
d), 6.98(1H,d), 7.40(1H,s), 7.55(1H,d), 9.00(1H,s)
【0061】実施例12 参考例1により得られた粗製物1100mgをギ酸(9
9%)7.0mlに溶かし、これに無水酢酸0.52m
lを加え、室温で100分間攪拌する。減圧下に溶媒を
完全に留去し、残査を真空デシケータ中で乾燥後、ヘキ
サン−酢酸エチル(4:1)から再結晶すると、トラン
ス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ホルミル)アミノ
−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−
2H−1−ベンゾピラン−3−オール770mgが白色
結晶として得られる。融点140〜142℃
9%)7.0mlに溶かし、これに無水酢酸0.52m
lを加え、室温で100分間攪拌する。減圧下に溶媒を
完全に留去し、残査を真空デシケータ中で乾燥後、ヘキ
サン−酢酸エチル(4:1)から再結晶すると、トラン
ス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ホルミル)アミノ
−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−
2H−1−ベンゾピラン−3−オール770mgが白色
結晶として得られる。融点140〜142℃
【0062】実施例13 実施例12の化合物830mgをエタノール25mlに
溶かし、10%パラジウム炭素200mgを用いて、製
造例2と同様に水素化分解し、濃縮すると、トランス−
6−シアノ−4−(N−ホルミル−N−ヒドロキシ)ア
ミノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1
−ベンゾピラン−3−オール540mgが無定形粉末と
して得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.16(3H,s), 1.44(3H,s), 3.75(1H,
m), 4.72(1H,d), 5.90((1H,d), 6.92(1H,d), 7.51(1H,
s), 7.60(1H,d), 8.17(1H,s), 9.20(1H,broad s)
溶かし、10%パラジウム炭素200mgを用いて、製
造例2と同様に水素化分解し、濃縮すると、トランス−
6−シアノ−4−(N−ホルミル−N−ヒドロキシ)ア
ミノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1
−ベンゾピラン−3−オール540mgが無定形粉末と
して得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.16(3H,s), 1.44(3H,s), 3.75(1H,
m), 4.72(1H,d), 5.90((1H,d), 6.92(1H,d), 7.51(1H,
s), 7.60(1H,d), 8.17(1H,s), 9.20(1H,broad s)
【0063】実施例14 参考例1により得られた粗製物3.09gをクロロホル
ム6mlに溶かし、これにピリジン5mlを加えて氷冷
攪拌しつつ、これに3−ニコチン酸クロライド塩酸塩
3.6gのクロロホルム6ml懸濁液を2回に分けて加
え、40℃で4時間攪拌する。減圧下に溶媒を留去し、
残査をメタノール10mlに溶かし、水酸化ナトリウム
2.1gを水8mlに溶かして加え、室温で35分間攪
拌後、濃縮する。残査に温水を加えて酢酸エチルで抽出
し、有機層を希炭酸カリウム水溶液、食塩水にて順次洗
い、分液し活性炭処理して減圧下に濃縮する。これをエ
タノール−ヘキサン(3:2)から再結晶するとトラン
ス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ニコチノイル)ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール1.75gが
得られる。融点191〜192.5℃
ム6mlに溶かし、これにピリジン5mlを加えて氷冷
攪拌しつつ、これに3−ニコチン酸クロライド塩酸塩
3.6gのクロロホルム6ml懸濁液を2回に分けて加
え、40℃で4時間攪拌する。減圧下に溶媒を留去し、
残査をメタノール10mlに溶かし、水酸化ナトリウム
2.1gを水8mlに溶かして加え、室温で35分間攪
拌後、濃縮する。残査に温水を加えて酢酸エチルで抽出
し、有機層を希炭酸カリウム水溶液、食塩水にて順次洗
い、分液し活性炭処理して減圧下に濃縮する。これをエ
タノール−ヘキサン(3:2)から再結晶するとトラン
ス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ニコチノイル)ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール1.75gが
得られる。融点191〜192.5℃
【0064】実施例15 実施例14の化合物1.59gをエタノール34mlに
懸濁させ、10%パラジウム炭素0.45gを用いて製
造例2と同様に水素化分解を行い、生成物をエタノール
−ヘキサン(2:1)から再結晶すると、トランス−6
−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−(N−ヒドロキシ−
N−ニコチノイル)アミノ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オール1.05gが得られる。
融点205.5〜206.5℃(分解)
懸濁させ、10%パラジウム炭素0.45gを用いて製
造例2と同様に水素化分解を行い、生成物をエタノール
−ヘキサン(2:1)から再結晶すると、トランス−6
−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−(N−ヒドロキシ−
N−ニコチノイル)アミノ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オール1.05gが得られる。
融点205.5〜206.5℃(分解)
【0065】実施例16 参考例1により得られた粗製物3300mgをクロロホ
ルム11mlに溶かし、ピリジン3.3mlを加えて氷
冷下に、N−フタロイルグリシンクロライド3040m
gのクロロホルム(15ml)溶液を加え、室温30分
後、さらに40℃で75分間攪拌する。減圧濃縮後、水
と酢酸エチルを加えて振盪し、有機層を炭酸水素ナトリ
ウム、食塩水で洗い、濃縮する。これをヘキサン−酢酸
エチル(4:3)から再結晶すると、2690mgのN
−ベンジルオキシ−N−フタロイルアミノアセチル化合
物を得る。融点183.5〜185℃ (2)(1)で得られた化合物2360mgをメタノー
ル10mlに溶かし、100%ヒドラジン水和物0.3
5mlを加えて一夜攪拌後、さらに45℃で2時間攪拌
する。減圧下にメタノールを留去し、残査に酢酸エチル
を加えて攪拌し、不溶物を濾別後、濾液を濃縮して、残
査をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:メ
タノール=8:1にて溶出)で精製すると、トランス−
4−(N−アミノアセチル−N−ベンジルオキシ)アミ
ノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−2H−1−ベンゾピラン−3−オール1520mgが
無定形ガラス状物として得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.20(3H,s), 1.45(3H,s), 1.73(2H,br
oad s), 3.75(2H,s),4.07(1H,s), 4.95(2H,d), 5.93(1
H,s), 6.95(1H,d), 7.25〜7.35(5H,m), 7.55(1H,s), 7.
60(1H,d)
ルム11mlに溶かし、ピリジン3.3mlを加えて氷
冷下に、N−フタロイルグリシンクロライド3040m
gのクロロホルム(15ml)溶液を加え、室温30分
後、さらに40℃で75分間攪拌する。減圧濃縮後、水
と酢酸エチルを加えて振盪し、有機層を炭酸水素ナトリ
ウム、食塩水で洗い、濃縮する。これをヘキサン−酢酸
エチル(4:3)から再結晶すると、2690mgのN
−ベンジルオキシ−N−フタロイルアミノアセチル化合
物を得る。融点183.5〜185℃ (2)(1)で得られた化合物2360mgをメタノー
ル10mlに溶かし、100%ヒドラジン水和物0.3
5mlを加えて一夜攪拌後、さらに45℃で2時間攪拌
する。減圧下にメタノールを留去し、残査に酢酸エチル
を加えて攪拌し、不溶物を濾別後、濾液を濃縮して、残
査をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:メ
タノール=8:1にて溶出)で精製すると、トランス−
4−(N−アミノアセチル−N−ベンジルオキシ)アミ
ノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−2H−1−ベンゾピラン−3−オール1520mgが
無定形ガラス状物として得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.20(3H,s), 1.45(3H,s), 1.73(2H,br
oad s), 3.75(2H,s),4.07(1H,s), 4.95(2H,d), 5.93(1
H,s), 6.95(1H,d), 7.25〜7.35(5H,m), 7.55(1H,s), 7.
60(1H,d)
【0066】実施例17 実施例16の化合物1250mgをエタノール25ml
に溶かし、10%パラジウム炭素310mgで製造例2
と同様に脱ベンジル化を行い、濃縮後残査に酢酸エチル
−ヘキサン(2:1)を加えて攪拌し、濾取、乾燥する
とトランス−4−(N−アミノアセチル−N−ヒドロキ
シ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール850
mgが淡黄色の無定形粉末として得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.21(3H,s), 1.47(3H,s), 3.80〜4.25
(3H,m), 5.36(1H,d),5.82(1H,d), 6.95(1H,d), 7.23(1
H,s), 7.62(1H,d), 8.18(2H,s), 10.30(1H,s)
に溶かし、10%パラジウム炭素310mgで製造例2
と同様に脱ベンジル化を行い、濃縮後残査に酢酸エチル
−ヘキサン(2:1)を加えて攪拌し、濾取、乾燥する
とトランス−4−(N−アミノアセチル−N−ヒドロキ
シ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール850
mgが淡黄色の無定形粉末として得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.21(3H,s), 1.47(3H,s), 3.80〜4.25
(3H,m), 5.36(1H,d),5.82(1H,d), 6.95(1H,d), 7.23(1
H,s), 7.62(1H,d), 8.18(2H,s), 10.30(1H,s)
【0067】実施例18 参考例1により得られた粗製物とメトキシアセチルクロ
ライドより、実施例3と同様の方法で反応させ、得られ
た粗製物をシリカゲルクロマトグラフィーに付して精製
することによって、トランス−4−(N−ベンジルオキ
シ−N−メトキシアセチル)アミノ−6−シアノ−3,
4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピ
ラン−3−オールが白色結晶として得られる。融点14
0〜143℃(分解)(ヘキサン−酢酸エチル(2:
1)から再結晶)
ライドより、実施例3と同様の方法で反応させ、得られ
た粗製物をシリカゲルクロマトグラフィーに付して精製
することによって、トランス−4−(N−ベンジルオキ
シ−N−メトキシアセチル)アミノ−6−シアノ−3,
4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピ
ラン−3−オールが白色結晶として得られる。融点14
0〜143℃(分解)(ヘキサン−酢酸エチル(2:
1)から再結晶)
【0068】実施例19 実施例18の化合物を製造例2と同様にして脱ベンジル
化することによって、トランス−6−シアノ−3,4−
ジヒドロ−4−(N−ヒドロキシ−N−メトキシアセチ
ル)アミノ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ン−3−オールが白色結晶として得られる。融点192
〜193℃(分解)(ヘキサン−酢酸エチル(2:1)
から再結晶)
化することによって、トランス−6−シアノ−3,4−
ジヒドロ−4−(N−ヒドロキシ−N−メトキシアセチ
ル)アミノ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ン−3−オールが白色結晶として得られる。融点192
〜193℃(分解)(ヘキサン−酢酸エチル(2:1)
から再結晶)
【0069】実施例20 実施例3の化合物570mgをクロロホルム5mlに溶
かし、これに室温でベンゾイルクロライド250mgと
トリエチルアミン0.3mlを加えて15分間攪拌す
る。減圧下に溶媒を留去し、残査に氷水を加えて酢酸エ
チルで抽出する。有機層を食塩水で洗い、濃縮する。こ
れをヘキサン−酢酸エチル(2:1)から再結晶する
と、トランス−4−〔N−ベンゾイルオキシ−N−(2
−フロイル)〕アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール570mgが白色結晶として得られる。融点182
〜183℃
かし、これに室温でベンゾイルクロライド250mgと
トリエチルアミン0.3mlを加えて15分間攪拌す
る。減圧下に溶媒を留去し、残査に氷水を加えて酢酸エ
チルで抽出する。有機層を食塩水で洗い、濃縮する。こ
れをヘキサン−酢酸エチル(2:1)から再結晶する
と、トランス−4−〔N−ベンゾイルオキシ−N−(2
−フロイル)〕アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール570mgが白色結晶として得られる。融点182
〜183℃
【0070】製造例5 (1)(−)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−3,4−エポキシ−2H−1−ベンゾピラ
ン2.0g、O−ベンジルヒドロキシルアミン・塩酸塩
1.6gをエタノール8.0mlに溶かし、これにトリ
エチルアミン1.5mlを加えて、28時間加熱還流す
る。減圧下に溶媒を留去し、残査に水を加えて酢酸エチ
ルで抽出する。有機層を食塩水で洗浄濾過し、濃縮する
と、(+)−(3S,4R)−トランス−4−(N−ベ
ンジルオキシ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール3.5gが淡褐色粘稠油状物として得られる。 この化合物は精製することなく次の反応に使用した。 (2)(1)で得られた(+)−(3S,4R)−トラ
ンス−4−(N−ベンジルオキシ)アミノ−6−シアノ
−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベ
ンゾピラン−3−オール3.3gをクロロホルム30m
lに溶かし、ピリジン2.3gを加え、氷冷攪拌しなが
らアセチルクロライド1.1gを滴下する。その後、室
温で90分間攪拌し、混合物を希塩酸、食塩水、水で順
次洗浄し、乾燥する。溶媒を留去し、残査をエタノール
で2回再結晶すると、(+)−(3S,4R)−トラン
ス−4−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)アミノ
−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−
2H−1−ベンゾピラン−3−オール2.0gが白色結
晶として得られる。融点145〜147℃、〔α〕D 24
=+48.0°(c=1,CHCl3 )
−ジメチル−3,4−エポキシ−2H−1−ベンゾピラ
ン2.0g、O−ベンジルヒドロキシルアミン・塩酸塩
1.6gをエタノール8.0mlに溶かし、これにトリ
エチルアミン1.5mlを加えて、28時間加熱還流す
る。減圧下に溶媒を留去し、残査に水を加えて酢酸エチ
ルで抽出する。有機層を食塩水で洗浄濾過し、濃縮する
と、(+)−(3S,4R)−トランス−4−(N−ベ
ンジルオキシ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール3.5gが淡褐色粘稠油状物として得られる。 この化合物は精製することなく次の反応に使用した。 (2)(1)で得られた(+)−(3S,4R)−トラ
ンス−4−(N−ベンジルオキシ)アミノ−6−シアノ
−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベ
ンゾピラン−3−オール3.3gをクロロホルム30m
lに溶かし、ピリジン2.3gを加え、氷冷攪拌しなが
らアセチルクロライド1.1gを滴下する。その後、室
温で90分間攪拌し、混合物を希塩酸、食塩水、水で順
次洗浄し、乾燥する。溶媒を留去し、残査をエタノール
で2回再結晶すると、(+)−(3S,4R)−トラン
ス−4−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)アミノ
−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−
2H−1−ベンゾピラン−3−オール2.0gが白色結
晶として得られる。融点145〜147℃、〔α〕D 24
=+48.0°(c=1,CHCl3 )
【0071】製造例6 参考例5で得られた(+)−(3S,4R)−トランス
−4−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)アミノ−
6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2
H−1−ベンゾピラン−3−オール3.7gをエタノー
ル30mlに加温しながら溶かし、さらに、5%パラジ
ウム炭素0.61gを加えて30〜40℃に加温しなが
ら水素ガスを通じて70分間水素化分解する。反応は薄
層クロマトグラフィーで追跡し、原料が消失したことを
確認して終了した。反応混合物からパラジウム炭素を濾
別し、濾液を濃縮して残査をヘキサン−酢酸エチルから
2回再結晶すると、(−)−(3S,4R)−トランス
−4−(N−アセチル−N−ヒドロキシ)アミノ−6−
シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オール2.85gが白色微粉末
状晶として得られる。融点154〜157℃、〔α〕D
23=−75.6°(c=1,CHCl3 )
−4−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)アミノ−
6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2
H−1−ベンゾピラン−3−オール3.7gをエタノー
ル30mlに加温しながら溶かし、さらに、5%パラジ
ウム炭素0.61gを加えて30〜40℃に加温しなが
ら水素ガスを通じて70分間水素化分解する。反応は薄
層クロマトグラフィーで追跡し、原料が消失したことを
確認して終了した。反応混合物からパラジウム炭素を濾
別し、濾液を濃縮して残査をヘキサン−酢酸エチルから
2回再結晶すると、(−)−(3S,4R)−トランス
−4−(N−アセチル−N−ヒドロキシ)アミノ−6−
シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オール2.85gが白色微粉末
状晶として得られる。融点154〜157℃、〔α〕D
23=−75.6°(c=1,CHCl3 )
【0072】製造例7 (1)(+)−6−シアノ−3,4−エポキシ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ンとO−ベンジルヒドロキシルアミン・塩酸塩を製造例
5(1)と同様に反応することによって、(−)−(3
R,4S)−トランス−4−(N−ベンジルオキシ)ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが得られる。 (2)次いで、この化合物とアセチルクロライドを製造
例5(2)と同様に反応し、エタノールより再結晶する
ことによって、(−)−(3R,4S)−トランス−4
−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)アミノ−6−
シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オールが得られる。融点147
〜149℃、〔α〕D 23=−47.5°(c=1,CH
Cl3 )
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ンとO−ベンジルヒドロキシルアミン・塩酸塩を製造例
5(1)と同様に反応することによって、(−)−(3
R,4S)−トランス−4−(N−ベンジルオキシ)ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが得られる。 (2)次いで、この化合物とアセチルクロライドを製造
例5(2)と同様に反応し、エタノールより再結晶する
ことによって、(−)−(3R,4S)−トランス−4
−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)アミノ−6−
シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オールが得られる。融点147
〜149℃、〔α〕D 23=−47.5°(c=1,CH
Cl3 )
【0073】製造例8 製造例7(2)で得られた(−)−(3R,4S)−ト
ランス−4−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールを製造例6と
同様な操作にて水素化分解し、ヘキサン−酢酸より再結
晶することによって、(+)−(3R,4S)−トラン
ス−4−(N−アセチル−N−ヒドロキシ)アミノ−6
−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H
−1−ベンゾピラン−3−オールが得られる。融点15
8〜161℃、〔α〕D 23=+79.3°(c=1,C
HCl3 )
ランス−4−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールを製造例6と
同様な操作にて水素化分解し、ヘキサン−酢酸より再結
晶することによって、(+)−(3R,4S)−トラン
ス−4−(N−アセチル−N−ヒドロキシ)アミノ−6
−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H
−1−ベンゾピラン−3−オールが得られる。融点15
8〜161℃、〔α〕D 23=+79.3°(c=1,C
HCl3 )
【0074】実施例21 製造例5(1)で得られた(+)−(3S,4R)−ト
ランス−4−(N−ベンジルオキシ)アミノ−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オールと3−ニコチン酸クロライド
塩酸塩を製造例5(2)と同様に反応し、エタノール−
ヘキサン(2:1)より再結晶することによって、
(+)−(3S,4R)−トランス−4−(N−ベンジ
ルオキシ−N−ニコチノイル)アミノ−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールが得られる。融点204〜206
℃、〔α〕D 23=+29.8°(c=1,CHCl3 )
ランス−4−(N−ベンジルオキシ)アミノ−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オールと3−ニコチン酸クロライド
塩酸塩を製造例5(2)と同様に反応し、エタノール−
ヘキサン(2:1)より再結晶することによって、
(+)−(3S,4R)−トランス−4−(N−ベンジ
ルオキシ−N−ニコチノイル)アミノ−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールが得られる。融点204〜206
℃、〔α〕D 23=+29.8°(c=1,CHCl3 )
【0075】実施例22 実施例21で得られた(+)−(3S,4R)−トラン
ス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ニコチノイル)ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールを製造例6と
同様に水素化分解を行い、生成物をヘキサンヘ−エタノ
ール(2:1)から再結晶すると、(−)−(3S,4
R)−トランス−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−
(N−ヒドロキシ−N−ニコチノイル)アミノ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが得
られる。融点180〜183℃(分解)、〔α〕D 24=
−23.6°(c=1,CHCl3 )
ス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ニコチノイル)ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールを製造例6と
同様に水素化分解を行い、生成物をヘキサンヘ−エタノ
ール(2:1)から再結晶すると、(−)−(3S,4
R)−トランス−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−
(N−ヒドロキシ−N−ニコチノイル)アミノ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが得
られる。融点180〜183℃(分解)、〔α〕D 24=
−23.6°(c=1,CHCl3 )
【0076】実施例23 製造例7(1)で得られた(−)−(3R,4S)−ト
ランス−4−(N−ベンジルオキシ)アミノ−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オールと3−ニコチン酸クロライド
塩酸塩を製造例5(2)と同様に反応し、エタノール−
ヘキサン(2:1)より再結晶することによって、
(−)−(3R,4S)−トランス−4−(N−ベンジ
ルオキシ−N−ニコチノイル)アミノ−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールが得られる。融点206〜208
℃、〔α〕D 23=−27.9°(c=1,CHCl3 )
ランス−4−(N−ベンジルオキシ)アミノ−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オールと3−ニコチン酸クロライド
塩酸塩を製造例5(2)と同様に反応し、エタノール−
ヘキサン(2:1)より再結晶することによって、
(−)−(3R,4S)−トランス−4−(N−ベンジ
ルオキシ−N−ニコチノイル)アミノ−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールが得られる。融点206〜208
℃、〔α〕D 23=−27.9°(c=1,CHCl3 )
【0077】実施例24 実施例23で得られた(−)−(3R,4S)−トラン
ス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ニコチノイル)ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールを製造例6と
同様に水素化分解を行い、生成物をヘキサン−エタノー
ル(2:1)から再結晶すると、(+)−(3R,4
S)−トランス−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−
(N−ヒドロキシ−N−ニコチノイル)アミノ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが得
られる。融点178〜181℃(分解)、〔α〕D 24=
+25.2°(c=1,CHCl3 ) 以下、上記実施例と同様の方法によって次の化合物を得
る。
ス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ニコチノイル)ア
ミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールを製造例6と
同様に水素化分解を行い、生成物をヘキサン−エタノー
ル(2:1)から再結晶すると、(+)−(3R,4
S)−トランス−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−
(N−ヒドロキシ−N−ニコチノイル)アミノ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが得
られる。融点178〜181℃(分解)、〔α〕D 24=
+25.2°(c=1,CHCl3 ) 以下、上記実施例と同様の方法によって次の化合物を得
る。
【0078】実施例25 トランス−4−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)
アミノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−ニ
トロ−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点17
8〜181℃(クロロホルム−ヘキサンから再結晶) 実施例26 トランス−4−(N−アセチル−N−ヒドロキシ)アミ
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−ニトロ
−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点195.
5〜196℃(分解)(酢酸エチル−ヘキサン(2:
1)から再結晶) 実施例27 トランス−4−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)
アミノ−6−クロロ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点12
9〜132℃(イソプロピルエーテル−石油エーテルか
ら再結晶) 実施例28 トランス−4−(N−アセチル−N−ヒドロキシ)アミ
ノ−6−クロロ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、無定形粉末 NMR(d6-DMSO)δ: 1.12(3H,s), 1.40(3H,s), 2.13(3H,
s), 3.83(1H,d), 5.36((1H,d), 6.75(1H,m), 6.89(1H,
s), 7.14(1H,q), 9.55(1H,broad s) 実施例29 トランス−4−〔N−アセチルオキシ−N−(2−フロ
イル)〕アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、
融点198〜200℃(150℃付近より焼結)、(ヘ
キサン−酢酸エチル(1:1)から再結晶)
アミノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−ニ
トロ−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点17
8〜181℃(クロロホルム−ヘキサンから再結晶) 実施例26 トランス−4−(N−アセチル−N−ヒドロキシ)アミ
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−ニトロ
−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点195.
5〜196℃(分解)(酢酸エチル−ヘキサン(2:
1)から再結晶) 実施例27 トランス−4−(N−アセチル−N−ベンジルオキシ)
アミノ−6−クロロ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点12
9〜132℃(イソプロピルエーテル−石油エーテルか
ら再結晶) 実施例28 トランス−4−(N−アセチル−N−ヒドロキシ)アミ
ノ−6−クロロ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、無定形粉末 NMR(d6-DMSO)δ: 1.12(3H,s), 1.40(3H,s), 2.13(3H,
s), 3.83(1H,d), 5.36((1H,d), 6.75(1H,m), 6.89(1H,
s), 7.14(1H,q), 9.55(1H,broad s) 実施例29 トランス−4−〔N−アセチルオキシ−N−(2−フロ
イル)〕アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、
融点198〜200℃(150℃付近より焼結)、(ヘ
キサン−酢酸エチル(1:1)から再結晶)
【0079】実施例30 トランス−4−(N−アセチルオキシ−N−ベンゾイ
ル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点
160〜162℃(ヘキサン−酢酸エチル(1:1)か
ら再結晶) 実施例31 トランス−4−(N−ベンゾイル−N−ベンゾイルオキ
シ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点
185〜186℃(ヘキサン−酢酸エチル(2:1)か
ら再結晶) 実施例32 トランス−4−(N−ベンゾイルオキシ−N−ニコチノ
イル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融
点190.5〜192℃(ヘキサン−酢酸エチル(1
0:1)から再結晶) 実施例33 トランス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ペンタフル
オロプロピオニル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒ
ドロ−2,2−ジメチル−3−ペンタフルオロプロピオ
ニルオキシ−2H−1−ベンゾピラン、融点126〜1
29℃(ヘキサン−酢酸エチル(5:1)から再結晶) 実施例34 トランス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ペンタフル
オロプロピオニル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒ
ドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3
−オール
ル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点
160〜162℃(ヘキサン−酢酸エチル(1:1)か
ら再結晶) 実施例31 トランス−4−(N−ベンゾイル−N−ベンゾイルオキ
シ)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点
185〜186℃(ヘキサン−酢酸エチル(2:1)か
ら再結晶) 実施例32 トランス−4−(N−ベンゾイルオキシ−N−ニコチノ
イル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融
点190.5〜192℃(ヘキサン−酢酸エチル(1
0:1)から再結晶) 実施例33 トランス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ペンタフル
オロプロピオニル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒ
ドロ−2,2−ジメチル−3−ペンタフルオロプロピオ
ニルオキシ−2H−1−ベンゾピラン、融点126〜1
29℃(ヘキサン−酢酸エチル(5:1)から再結晶) 実施例34 トランス−4−(N−ベンジルオキシ−N−ペンタフル
オロプロピオニル)アミノ−6−シアノ−3,4−ジヒ
ドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3
−オール
【0080】実施例35 トランス−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−(N−
ヒドロキシ−N−ペンタフルオロプロピオニル)アミノ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール、融点157〜159℃ 実施例36 トランス−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−(N−
ヒドロキシ−N−ペンタフルオロプロピオニル)アミノ
−3−ペンタフルオロプロピオニルオキシ−2,2−ジ
メチル−2H−1−ベンゾピラン
ヒドロキシ−N−ペンタフルオロプロピオニル)アミノ
−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール、融点157〜159℃ 実施例36 トランス−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−4−(N−
ヒドロキシ−N−ペンタフルオロプロピオニル)アミノ
−3−ペンタフルオロプロピオニルオキシ−2,2−ジ
メチル−2H−1−ベンゾピラン
【0081】実施例37 トランス−4−(2−アセチルヒドラジノ)−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オール320mgをクロロホルム6
mlに溶かし、ピリジン0.5mlを加え、水で冷却
(20℃)下に攪拌しながらアセチルクロライド0.2
3mlを加え、室温で3時間攪拌する。溶媒を減圧留去
し、残査に氷水を加えて摩り砕き、濾取、乾燥して酢酸
エチル−ヘキサン(1:1)から再結晶すると、トラン
ス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オール260mgが白色結晶として
得られる。融点230〜233℃ 以下、同様にして実施例38〜42の化合物が得られ
る。
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オール320mgをクロロホルム6
mlに溶かし、ピリジン0.5mlを加え、水で冷却
(20℃)下に攪拌しながらアセチルクロライド0.2
3mlを加え、室温で3時間攪拌する。溶媒を減圧留去
し、残査に氷水を加えて摩り砕き、濾取、乾燥して酢酸
エチル−ヘキサン(1:1)から再結晶すると、トラン
ス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オール260mgが白色結晶として
得られる。融点230〜233℃ 以下、同様にして実施例38〜42の化合物が得られ
る。
【0082】実施例38 トランス−4−(2−アセチル−1−プロピオニルヒド
ラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジ
メチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点1
44〜146℃(分解)(ヘキサン−エタノールから再
結晶)。同化合物の1水和物、融点126〜128℃
(分解)(アルカリ水溶液を中和し、水から析出)。 実施例39 トランス−4−(2−アセチル−1−ベンゾイルヒドラ
ジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点22
0〜222℃(分解)(ヘキサン−エタノールから再結
晶) 実施例40 トランス−4−(2−アセチル−1−ニコチノイルヒド
ラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジ
メチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点2
54〜255℃(分解)(酢酸エチル−エタノールから
再結晶) 実施例41 トランス−4−(2−アセチル−1−エトキシカルボニ
ルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、
無定形粉末(シリカゲルクロマトグラフィーで精製、ク
ロロホルム−酢酸エチル=2:1で溶出) NMR(d6-DMSO)δ: 1.20(6H,m), 1.46(3H,s), 1.90(3H,
s), 約3.55(1H,m), 4.15(2H,q), 5.04(1H,m), 5.44(1H,
d), 6.90(1H,d), 約7.60(1H,d), 7.63(1H,s), 10.08(1
H,s) 実施例42 トランス−4−(2−アセチル−1−エチルマロニルヒ
ドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点
171〜173℃(ヘキサン−エタノールから再結晶)
ラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジ
メチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点1
44〜146℃(分解)(ヘキサン−エタノールから再
結晶)。同化合物の1水和物、融点126〜128℃
(分解)(アルカリ水溶液を中和し、水から析出)。 実施例39 トランス−4−(2−アセチル−1−ベンゾイルヒドラ
ジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点22
0〜222℃(分解)(ヘキサン−エタノールから再結
晶) 実施例40 トランス−4−(2−アセチル−1−ニコチノイルヒド
ラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジ
メチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点2
54〜255℃(分解)(酢酸エチル−エタノールから
再結晶) 実施例41 トランス−4−(2−アセチル−1−エトキシカルボニ
ルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、
無定形粉末(シリカゲルクロマトグラフィーで精製、ク
ロロホルム−酢酸エチル=2:1で溶出) NMR(d6-DMSO)δ: 1.20(6H,m), 1.46(3H,s), 1.90(3H,
s), 約3.55(1H,m), 4.15(2H,q), 5.04(1H,m), 5.44(1H,
d), 6.90(1H,d), 約7.60(1H,d), 7.63(1H,s), 10.08(1
H,s) 実施例42 トランス−4−(2−アセチル−1−エチルマロニルヒ
ドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点
171〜173℃(ヘキサン−エタノールから再結晶)
【0083】実施例43 トランス−4−(2−アセチルヒドラジノ)−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オール330mgをクロロホルム4
mlに溶かし、これにメチルイソシアネート0.3ml
を加えて40℃の水浴上で130分間加温し、減圧下に
溶媒を留去し、残査を酢酸エチル−エタノールから再結
晶すると、トランス−4−(2−アセチル−1−メチル
カルバモイルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒ
ドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3
−オール・1水和物350mgが白色結晶として得られ
る。融点225〜226℃(分解)
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オール330mgをクロロホルム4
mlに溶かし、これにメチルイソシアネート0.3ml
を加えて40℃の水浴上で130分間加温し、減圧下に
溶媒を留去し、残査を酢酸エチル−エタノールから再結
晶すると、トランス−4−(2−アセチル−1−メチル
カルバモイルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒ
ドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3
−オール・1水和物350mgが白色結晶として得られ
る。融点225〜226℃(分解)
【0084】実施例44 (1)トランス−4−(2−第3級ブトキシカルボニル
ヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール13
20mgをクロロホルム5mlに溶かし、ピリジン1.
3mlを加え、氷冷攪拌下、アセチルクロライド0.7
5mlを加える。室温で60分間攪拌を続けた後、減圧
下に溶媒を留去し、残査をメタノール7mlに溶かし、
10%水酸化ナトリウム水溶液7mlを加えて室温で3
5分間攪拌する。溶液を濃縮し、残査に氷水を加えると
ほぼ純粋なトランス−4−(1−アセチル−2−第3級
ブトキシカルボニルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ン−3−オール1450mgが白色結晶として得られ
る。この一部をヘキサン−酢酸エチルから再結晶する
と、融点197〜198℃(分解)である。 (2)上記化合物1660mgをトリフルオロ酢酸5m
lに溶かし、室温で10分間振盪後、減圧下、室温で過
剰のトリフルオロ酢酸を留去し、残査にエーテル−ヘキ
サン(1:2)を加えるとガム状のトランス−4−(1
−アセチルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒド
ロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−
オールが分離する。これを乾燥後、クロロホルム5ml
に溶かし、ピリジン2.5mlを加え、水冷(20℃)
攪拌下にプロピオニルクロライド1.2mlを加え、室
温で50分間攪拌する。溶媒を減圧留去し、残査をメタ
ノール10mlに溶かし、水冷下に10%水酸化ナトリ
ウム水溶液10mlを加えて室温で30分間攪拌する。
再度、溶媒を完全留去後、氷水を加え、酢酸エチルで抽
出する。有機層を食塩水で洗浄後、濾過濃縮し、残査を
ヘキサン−酢酸エチル(1:1)から再結晶すると、ト
ランス−4−(1−アセチル−2−プロピオニルヒドラ
ジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール730mg
が得られる。融点201〜203℃
ヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール13
20mgをクロロホルム5mlに溶かし、ピリジン1.
3mlを加え、氷冷攪拌下、アセチルクロライド0.7
5mlを加える。室温で60分間攪拌を続けた後、減圧
下に溶媒を留去し、残査をメタノール7mlに溶かし、
10%水酸化ナトリウム水溶液7mlを加えて室温で3
5分間攪拌する。溶液を濃縮し、残査に氷水を加えると
ほぼ純粋なトランス−4−(1−アセチル−2−第3級
ブトキシカルボニルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ン−3−オール1450mgが白色結晶として得られ
る。この一部をヘキサン−酢酸エチルから再結晶する
と、融点197〜198℃(分解)である。 (2)上記化合物1660mgをトリフルオロ酢酸5m
lに溶かし、室温で10分間振盪後、減圧下、室温で過
剰のトリフルオロ酢酸を留去し、残査にエーテル−ヘキ
サン(1:2)を加えるとガム状のトランス−4−(1
−アセチルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒド
ロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−
オールが分離する。これを乾燥後、クロロホルム5ml
に溶かし、ピリジン2.5mlを加え、水冷(20℃)
攪拌下にプロピオニルクロライド1.2mlを加え、室
温で50分間攪拌する。溶媒を減圧留去し、残査をメタ
ノール10mlに溶かし、水冷下に10%水酸化ナトリ
ウム水溶液10mlを加えて室温で30分間攪拌する。
再度、溶媒を完全留去後、氷水を加え、酢酸エチルで抽
出する。有機層を食塩水で洗浄後、濾過濃縮し、残査を
ヘキサン−酢酸エチル(1:1)から再結晶すると、ト
ランス−4−(1−アセチル−2−プロピオニルヒドラ
ジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール730mg
が得られる。融点201〜203℃
【0085】実施例45 トランス−4−(2−ベンゾイルヒドラジノ)−6−シ
アノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1
−ベンゾピラン−3−オール320mgをクロロホルム
1mlに溶かし、ピリジン0.5mlを加え、氷冷攪拌
しながら、アセチルクロライド0.28mlを加える。
室温で80分間攪拌後、溶媒を減圧留去し、残査をメタ
ノール5mlに溶かして1N水酸化ナトリウム5mlを
加えて、室温で30分間処理する。メタノールを留去
し、残査を酢酸エチル−水と共に振盪し、有機層を食塩
水にて洗浄後、濃縮する。これをヘキサン−エタノール
(1:1)から再結晶すると、トランス−4−(1−ア
セチル−2−ベンゾイルヒドラジノ)−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オール・1水和物170mgが白色結晶
として得られる。融点212〜213℃
アノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1
−ベンゾピラン−3−オール320mgをクロロホルム
1mlに溶かし、ピリジン0.5mlを加え、氷冷攪拌
しながら、アセチルクロライド0.28mlを加える。
室温で80分間攪拌後、溶媒を減圧留去し、残査をメタ
ノール5mlに溶かして1N水酸化ナトリウム5mlを
加えて、室温で30分間処理する。メタノールを留去
し、残査を酢酸エチル−水と共に振盪し、有機層を食塩
水にて洗浄後、濃縮する。これをヘキサン−エタノール
(1:1)から再結晶すると、トランス−4−(1−ア
セチル−2−ベンゾイルヒドラジノ)−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オール・1水和物170mgが白色結晶
として得られる。融点212〜213℃
【0086】実施例46 トランス−4−(2−カルバモイルヒドラジノ)−6−
シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オールおよびアセチルクロライ
ドを用いて、実施例45と同様に反応することによっ
て、トランス−4−(1−アセチル−2−カルバモイル
ヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが白
色無定形粉末として得られる。(シリカゲルクロマトグ
ラフィーで精製し、クロロホルム:メタノール=8:1
にて溶出) NMR(d6-DMSO)δ: 1.23(3H,s), 1.47(3H,s), 2.12(3H,
s), 約5.50(1H,m), 5.76(1H,s), 6.44(2H,s), 6.92(1H,
d), 7.55〜7.65(2H,d+s), 8.65(1H,s)
シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オールおよびアセチルクロライ
ドを用いて、実施例45と同様に反応することによっ
て、トランス−4−(1−アセチル−2−カルバモイル
ヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが白
色無定形粉末として得られる。(シリカゲルクロマトグ
ラフィーで精製し、クロロホルム:メタノール=8:1
にて溶出) NMR(d6-DMSO)δ: 1.23(3H,s), 1.47(3H,s), 2.12(3H,
s), 約5.50(1H,m), 5.76(1H,s), 6.44(2H,s), 6.92(1H,
d), 7.55〜7.65(2H,d+s), 8.65(1H,s)
【0087】実施例47 実施例44(1)のトランス−4−(1−アセチル−2
−第3級ブトキシカルボニルヒドラジノ)−6−シアノ
−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベ
ンゾピラン−3−オール560mgをトリフルオロ酢酸
2mlで実施例44(2)と同様に処理することにより
得られる脱保護化合物をクロロホルム2mlに溶かし、
トリエチルアミン0.22mlを加えて、メチルイソシ
アネート0.52mlを加え密栓して室温で3日間放置
する。反応終了後、減圧濃縮し、残査をヘキサン−エタ
ノール(1:1)を加えて摩り砕き、不溶物を濾取し、
さらに、水洗して乾燥すると、トランス−4−(1−ア
セチル−2−メチルカルバモイルヒドラジノ)−6−シ
アノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−3−N−
メチルカルバモイルオキシ−2H−1−ベンゾピラン1
20mgが白色結晶として得られる。融点184〜18
5℃(分解)
−第3級ブトキシカルボニルヒドラジノ)−6−シアノ
−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベ
ンゾピラン−3−オール560mgをトリフルオロ酢酸
2mlで実施例44(2)と同様に処理することにより
得られる脱保護化合物をクロロホルム2mlに溶かし、
トリエチルアミン0.22mlを加えて、メチルイソシ
アネート0.52mlを加え密栓して室温で3日間放置
する。反応終了後、減圧濃縮し、残査をヘキサン−エタ
ノール(1:1)を加えて摩り砕き、不溶物を濾取し、
さらに、水洗して乾燥すると、トランス−4−(1−ア
セチル−2−メチルカルバモイルヒドラジノ)−6−シ
アノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−3−N−
メチルカルバモイルオキシ−2H−1−ベンゾピラン1
20mgが白色結晶として得られる。融点184〜18
5℃(分解)
【0088】実施例48 (1)トランス−4−(2−第3級ブトキシカルボニル
ヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール21
50mgをクロロホルム6mlに溶かし、ピリジン2.
4mlを加えて氷冷下攪拌しつつ、エチルマロニルクロ
ライド1.5mlを加え、0.5分後、室温で60分間
攪拌する。減圧下に溶媒を留去し、残査に水を加え、酢
酸エチルで抽出後、有機層を希炭酸カリウム水溶液、食
塩水で洗浄し、濃縮して得られる油状物をシリカゲルク
ロマトグラフィーで分取(ヘキサン:酢酸エチル=3:
2で溶出)すると、トランス−4−(2−第3級ブトキ
シカルボニル−1−エチルマロニルヒドラジノ)−6−
シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オール920mgが白色結晶と
して得られる。融点168〜169℃(分解) (2)上記化合物530mgをトリフルオロ酢酸2ml
で実施例44(2)と同様に処理して、脱保護して得ら
れた化合物をキシレン9mlに溶かし、トリエチルアミ
ン0.17mlを加えて70分間加熱還流する。冷却し
て不溶物を濾取し、エタノール10mlで洗浄後、ジメ
チルホルムアミド−水から再結晶すると、トランス−6
−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−
(3,5−ジオキソピラゾリジン−1−イル)−2H−
1−ベンゾピラン−3−オール140mgが白色結晶と
して得られる。融点280〜280.5℃
ヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール21
50mgをクロロホルム6mlに溶かし、ピリジン2.
4mlを加えて氷冷下攪拌しつつ、エチルマロニルクロ
ライド1.5mlを加え、0.5分後、室温で60分間
攪拌する。減圧下に溶媒を留去し、残査に水を加え、酢
酸エチルで抽出後、有機層を希炭酸カリウム水溶液、食
塩水で洗浄し、濃縮して得られる油状物をシリカゲルク
ロマトグラフィーで分取(ヘキサン:酢酸エチル=3:
2で溶出)すると、トランス−4−(2−第3級ブトキ
シカルボニル−1−エチルマロニルヒドラジノ)−6−
シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−
1−ベンゾピラン−3−オール920mgが白色結晶と
して得られる。融点168〜169℃(分解) (2)上記化合物530mgをトリフルオロ酢酸2ml
で実施例44(2)と同様に処理して、脱保護して得ら
れた化合物をキシレン9mlに溶かし、トリエチルアミ
ン0.17mlを加えて70分間加熱還流する。冷却し
て不溶物を濾取し、エタノール10mlで洗浄後、ジメ
チルホルムアミド−水から再結晶すると、トランス−6
−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−
(3,5−ジオキソピラゾリジン−1−イル)−2H−
1−ベンゾピラン−3−オール140mgが白色結晶と
して得られる。融点280〜280.5℃
【0089】実施例49 トランス−4−(2−第3級ブトキシカルボニルヒドラ
ジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールおよびエチ
ルコハク酸クロライドを用いて、実施例48(1)と同
様に反応、処理することにより、トランス−4−(2−
第3級ブトキシカルボニル−1−エチルスクシニルヒド
ラジノ)−6−シアノ−3,4−シヒドロ−2,2−ジ
メチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが得られ
る。融点184〜185℃(分解)(ヘキサン−エタノ
ールから再結晶) 次いで、上記化合物を実施例48(2)と同様に脱保護
し、2らに環化することによって、トランス−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(3,
6−ジオキソヘキサヒドロピリダジン−1−イル)−2
H−1−ベンゾピラン−3−オールが得られる。融点2
52〜254℃(分解)(酢酸エチルで熱時洗浄)
ジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールおよびエチ
ルコハク酸クロライドを用いて、実施例48(1)と同
様に反応、処理することにより、トランス−4−(2−
第3級ブトキシカルボニル−1−エチルスクシニルヒド
ラジノ)−6−シアノ−3,4−シヒドロ−2,2−ジ
メチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オールが得られ
る。融点184〜185℃(分解)(ヘキサン−エタノ
ールから再結晶) 次いで、上記化合物を実施例48(2)と同様に脱保護
し、2らに環化することによって、トランス−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(3,
6−ジオキソヘキサヒドロピリダジン−1−イル)−2
H−1−ベンゾピラン−3−オールが得られる。融点2
52〜254℃(分解)(酢酸エチルで熱時洗浄)
【0090】実施例50 (1)トランス−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−4−(2−メトキシカルボニルヒドラジ
ノ)−2H−1−ベンゾピラン−3−オール550mg
をクロロホルム1.5mlに溶かし、ピリジン0.4m
lおよびアセチルクロライド0.22mlを用いて実施
例48(1)と同様に反応、処理し、油状の生成物をヘ
キサン−エタノール(1:1)から2回再結晶すると、
トランス−4−(1−アセチル−2−メトキシカルボニ
ルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−3−アセトキシ−2H−1−ベンゾピラ
ン70mgが得られる。融点213〜214℃ (2)この再結晶濾液を濃縮し、シリカゲルクロマトグ
ラフィーに付し、クロロホルム−メタノール(15:
1)で溶出することにより、トランス−4−(1−アセ
チル−2−メトキシカルボニルヒドラジノ)−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オール65mgが白色結晶として得
られる。融点192〜194℃(分解) 以下、上記のいずれかの方法と同様にして実施例51〜
58の化合物を得ることができる。
2−ジメチル−4−(2−メトキシカルボニルヒドラジ
ノ)−2H−1−ベンゾピラン−3−オール550mg
をクロロホルム1.5mlに溶かし、ピリジン0.4m
lおよびアセチルクロライド0.22mlを用いて実施
例48(1)と同様に反応、処理し、油状の生成物をヘ
キサン−エタノール(1:1)から2回再結晶すると、
トランス−4−(1−アセチル−2−メトキシカルボニ
ルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−3−アセトキシ−2H−1−ベンゾピラ
ン70mgが得られる。融点213〜214℃ (2)この再結晶濾液を濃縮し、シリカゲルクロマトグ
ラフィーに付し、クロロホルム−メタノール(15:
1)で溶出することにより、トランス−4−(1−アセ
チル−2−メトキシカルボニルヒドラジノ)−6−シア
ノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−
ベンゾピラン−3−オール65mgが白色結晶として得
られる。融点192〜194℃(分解) 以下、上記のいずれかの方法と同様にして実施例51〜
58の化合物を得ることができる。
【0091】実施例51 参考例2の化合物530mgをクロロホルム2mlとピ
リジン1.1mlの混液に溶かし、これに水冷攪拌しつ
つ、アセチルクロライド0.82mlを数回に分けて加
える。次いで、40℃で40分間攪拌後、溶媒を減圧留
去する。残査に水を加えて酢酸エチルにて抽出し、水洗
して活性炭処理後、濃縮する。これをシリカゲルクロマ
トグラフィーに付し、クロロホルム−酢酸エチル(1:
3)より溶出後、濃縮物をヘキサン−酢酸エチルで摩り
砕くことによって、黄色無定形粉末のトランス−3−ア
セトキシ−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6
−シアノ−3,4−シヒドロ−2,2−ジメチル−2H
−1−ベンゾピラン300mgが得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.20(3H,s), 1.32(3H,s), 1.87(3H,
s), 1.91(3H,s), 2.07(3H,s), 4.85〜5.60(2H,broad
m), 6.92(1H,d), 7.59(1H,d), 7.88(1H,m), 10.12(1H,
s)
リジン1.1mlの混液に溶かし、これに水冷攪拌しつ
つ、アセチルクロライド0.82mlを数回に分けて加
える。次いで、40℃で40分間攪拌後、溶媒を減圧留
去する。残査に水を加えて酢酸エチルにて抽出し、水洗
して活性炭処理後、濃縮する。これをシリカゲルクロマ
トグラフィーに付し、クロロホルム−酢酸エチル(1:
3)より溶出後、濃縮物をヘキサン−酢酸エチルで摩り
砕くことによって、黄色無定形粉末のトランス−3−ア
セトキシ−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6
−シアノ−3,4−シヒドロ−2,2−ジメチル−2H
−1−ベンゾピラン300mgが得られる。 NMR(d6-DMSO)δ: 1.20(3H,s), 1.32(3H,s), 1.87(3H,
s), 1.91(3H,s), 2.07(3H,s), 4.85〜5.60(2H,broad
m), 6.92(1H,d), 7.59(1H,d), 7.88(1H,m), 10.12(1H,
s)
【0092】実施例52 トランス−4−(1−アセチル−2−ホルミルヒドラジ
ノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール・1水和物、
融点147〜150℃(分解)、(ヘキサン:エタノー
ル=1:1より再結晶) 実施例53 トランス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−ニトロ−2
H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点212〜21
4℃、(ヘキサン:エタノール=1:1より再結晶) 実施例54 トランス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6
−クロロ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H
−1−ベンゾピラン−3−オール、融点250.5〜2
51℃(分解)、(ヘキサン:エタノール=6:1より
再結晶) 実施例55 トランス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−メチルスル
ホニル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール 実施例56 トランス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−フェニルス
ルホニル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点
150〜155℃、(ヘキサン:エタノール=2:1よ
り再結晶)
ノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール・1水和物、
融点147〜150℃(分解)、(ヘキサン:エタノー
ル=1:1より再結晶) 実施例53 トランス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−ニトロ−2
H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点212〜21
4℃、(ヘキサン:エタノール=1:1より再結晶) 実施例54 トランス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6
−クロロ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H
−1−ベンゾピラン−3−オール、融点250.5〜2
51℃(分解)、(ヘキサン:エタノール=6:1より
再結晶) 実施例55 トランス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−メチルスル
ホニル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール 実施例56 トランス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−フェニルス
ルホニル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール、融点
150〜155℃、(ヘキサン:エタノール=2:1よ
り再結晶)
【0093】実施例57 トランス−4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6
−シアノ−3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2H−
1−ベンゾピラン−2−スピロ−1' −シクロヘキサ
ン、融点246.5〜248℃(分解)、(ヘキサン:
エタノール=3:1より再結晶) 実施例58 トランス−4−(1−ヒドロキシアセチル−2−アセチ
ルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール
−シアノ−3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2H−
1−ベンゾピラン−2−スピロ−1' −シクロヘキサ
ン、融点246.5〜248℃(分解)、(ヘキサン:
エタノール=3:1より再結晶) 実施例58 トランス−4−(1−ヒドロキシアセチル−2−アセチ
ルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−3−オール
【0094】実施例59 (1)(−)−6−シアノ−3,4−エポキシ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ンとアセトヒドラジドを参考例2と同様に反応すること
によって、(+)−(3S,4R)−トランス−4−
(2−アセチルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジ
ヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−
3−オールが得られる。融点164〜165.5℃、
〔α〕D 23=+338.1°(c=1,CHCl3 ) (2)(1)で得られた(+)−(3S,4R)−トラ
ンス−4−(2−アセチルヒドラジノ)−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールとアセチルクロライドを実施例3
7と同様に反応し、ヘキサン−エタノール(3:1)よ
り再結晶すると、(−)−(3S,4R)−トランス−
4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールが得られる。融点205〜207
℃、〔α〕D 23=−73.9°(c=1,CHCl3 )
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ンとアセトヒドラジドを参考例2と同様に反応すること
によって、(+)−(3S,4R)−トランス−4−
(2−アセチルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジ
ヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−
3−オールが得られる。融点164〜165.5℃、
〔α〕D 23=+338.1°(c=1,CHCl3 ) (2)(1)で得られた(+)−(3S,4R)−トラ
ンス−4−(2−アセチルヒドラジノ)−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールとアセチルクロライドを実施例3
7と同様に反応し、ヘキサン−エタノール(3:1)よ
り再結晶すると、(−)−(3S,4R)−トランス−
4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールが得られる。融点205〜207
℃、〔α〕D 23=−73.9°(c=1,CHCl3 )
【0095】実施例60 (1)(+)−6−シアノ−3,4−エポキシ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ンとアセトヒドラジドを参考例2と同様に反応すること
によって、(−)−(3R,4S)−トランス−4−
(2−アセチルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジ
ヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−
3−オールが得られる。融点164〜167℃、〔α〕
D 23=−335.2°(c=1,CHCl3 ) (2)(1)で得られた(−)−(3R,4S)−トラ
ンス−4−(2−アセチルヒドラジノ)−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールとアセチルクロライドを実施例3
7と同様に反応し、ヘキサン−エタノール(3:1)よ
り再結晶すると、(+)−(3R,4S)−トランス−
4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールが得られる。融点205.5〜2
07℃、〔α〕D 23=+75.4°(c=1,CHCl
3 )
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラ
ンとアセトヒドラジドを参考例2と同様に反応すること
によって、(−)−(3R,4S)−トランス−4−
(2−アセチルヒドラジノ)−6−シアノ−3,4−ジ
ヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン−
3−オールが得られる。融点164〜167℃、〔α〕
D 23=−335.2°(c=1,CHCl3 ) (2)(1)で得られた(−)−(3R,4S)−トラ
ンス−4−(2−アセチルヒドラジノ)−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールとアセチルクロライドを実施例3
7と同様に反応し、ヘキサン−エタノール(3:1)よ
り再結晶すると、(+)−(3R,4S)−トランス−
4−(1,2−ジアセチルヒドラジノ)−6−シアノ−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベン
ゾピラン−3−オールが得られる。融点205.5〜2
07℃、〔α〕D 23=+75.4°(c=1,CHCl
3 )
【0096】実施例61 (1)(−)−3,4−エポキシ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラ
ンとアセトヒドラジノを参考例2と同様に反応すること
によって、(+)−(3S,4R)−トランス−4−
(2−アセチルヒドラジノ)−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−
3−オールが得られる。融点175.5〜176℃、
〔α〕D 24=+393.0°(c=1,CHCl3 ) (2)次いで、この化合物とアセチルクロライドを実施
例37と同様に反応することによって、(−)−(3
S,4R)−トランス−4−(1,2−ジアセチルヒド
ラジノ)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−
ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−3−オール・1/3
酢酸エチル溶媒和物が得られる。融点114〜120℃
(分解)(n−ヘキサン−酢酸エチルから再結晶)、
〔α〕D 24=−11.1(c=1,CHCl3 )
2,2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラ
ンとアセトヒドラジノを参考例2と同様に反応すること
によって、(+)−(3S,4R)−トランス−4−
(2−アセチルヒドラジノ)−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−
3−オールが得られる。融点175.5〜176℃、
〔α〕D 24=+393.0°(c=1,CHCl3 ) (2)次いで、この化合物とアセチルクロライドを実施
例37と同様に反応することによって、(−)−(3
S,4R)−トランス−4−(1,2−ジアセチルヒド
ラジノ)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−
ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−3−オール・1/3
酢酸エチル溶媒和物が得られる。融点114〜120℃
(分解)(n−ヘキサン−酢酸エチルから再結晶)、
〔α〕D 24=−11.1(c=1,CHCl3 )
【0097】実施例62 (1)(+)−3,4−エポキシ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラ
ンとアセトヒドラジノを参考例2と同様に反応すること
によって、(−)−(3R,4S)−トランス−4−
(2−アセチルヒドラジノ)−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピランが
得られる。融点175〜176℃、〔α〕D 24=−39
1.2°(c=1,CHCl3 ) (2)次いで、この化合物とアセチルクロライドを実施
例37と同様に反応することによって、(+)−(3
R,4S)−トランス−4−(1,2−ジアセチルヒド
ラジノ)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−
ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−3−オール・1/3
酢酸エチル溶媒和物が得られる。融点110〜120°
(分解)(n−ヘキサン−酢酸エチルから再結晶)、
〔α〕D 24=+10.4°(c=1,CHCl3 )
2,2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラ
ンとアセトヒドラジノを参考例2と同様に反応すること
によって、(−)−(3R,4S)−トランス−4−
(2−アセチルヒドラジノ)−3,4−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピランが
得られる。融点175〜176℃、〔α〕D 24=−39
1.2°(c=1,CHCl3 ) (2)次いで、この化合物とアセチルクロライドを実施
例37と同様に反応することによって、(+)−(3
R,4S)−トランス−4−(1,2−ジアセチルヒド
ラジノ)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−
ニトロ−2H−1−ベンゾピラン−3−オール・1/3
酢酸エチル溶媒和物が得られる。融点110〜120°
(分解)(n−ヘキサン−酢酸エチルから再結晶)、
〔α〕D 24=+10.4°(c=1,CHCl3 )
【0098】製剤処方例 本発明の化合物0.25mgを含む錠剤を以下の組成に
て製造する。 実施例化合物 0.25mg 乳糖 68.5mg トウモロコシデンプン 25.0mg 結晶セルロース 20.0mg ポリビニルピロリドン K−30 2.0mg タルク 4.0mg ステアリン酸マグネシウム 0.25mg 120.0mg 実施例化合物を粉砕し、平均粒子径10μ以下の微粉と
する。該化合物、乳糖、トウモロコシデンプンおよび結
晶セルロースを練合機中で充分に混合した後、ポリピニ
ルピロリドン糊液を加えて練合する。練合物を50℃で
熱風乾燥により水分3〜4%とし、24メッシュで篩過
した。ここに得た練合粉体とタルクおよびステアリン酸
マグネシウムとをよく混合した後、常法に従って錠剤を
調製した。
て製造する。 実施例化合物 0.25mg 乳糖 68.5mg トウモロコシデンプン 25.0mg 結晶セルロース 20.0mg ポリビニルピロリドン K−30 2.0mg タルク 4.0mg ステアリン酸マグネシウム 0.25mg 120.0mg 実施例化合物を粉砕し、平均粒子径10μ以下の微粉と
する。該化合物、乳糖、トウモロコシデンプンおよび結
晶セルロースを練合機中で充分に混合した後、ポリピニ
ルピロリドン糊液を加えて練合する。練合物を50℃で
熱風乾燥により水分3〜4%とし、24メッシュで篩過
した。ここに得た練合粉体とタルクおよびステアリン酸
マグネシウムとをよく混合した後、常法に従って錠剤を
調製した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 409/12 8829−4C // A61K 31/35 ABU 7252−4C 31/455 ABS 7252−4C 31/50 AAT 7252−4C
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 〔式中、Aは−OR1 ,−NH−COR2 (ここで、R
1 は水素、低級アルキル、ホルミル、アルカノイル、ア
ロイル、アラルキルを示し、R2 は水素、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、アミノ、モノまたはジ低級アルキ
ルアミノ、アミノ低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキ
ル、ハロ低級アルキル、低級アルコキシ低級アルキル、
アシルオキシ低級アルキル、低級アルコキシカルボニル
低級アルキル、アリール、ヘテロアリールを示す。)を
示し、R3 は水素、低級アルキル、低級アルコキシ、ア
ミノ、モノまたはジ低級アルキルアミノ、アミノ低級ア
ルキル、ヒドロキシ低級アルキル、ハロ低級アルキル、
低級アルコキシ低級アルキル、アシルオキシ低級アルキ
ル、低級アルコキシカルボニル低級アルキル、アリー
ル、ヘテロアリールを示すか、あるいはR2,R3 が互い
に結合して炭素数1〜2個のアルキレンを形成する基を
示し、R4 ,R 5は同一または異なって水素、低級アル
キルを示すか、あるいはR4,R 5が互いに結合して炭
素数2〜5個のアルキレンを形成する基を示し、R6 は
水酸基、ホルミルオキシ、アルカノイルオキシ、ハロア
ルカノイルオキシ、低級アルコキシカルボニルオキシ、
アロイルオキシ、ヘテロアロイルオキシ、カルバモイル
オキシ、モノまたはジ低級アルキルカルバモイルオキシ
を示し、R7 は水素を示すか、あるいはR6,R 7が一
緒になって結合を示し、X,Yは同一または異なって水
素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、低級アルキル、低級ア
ルコキシ、ハロ低級アルキル、カルボキシ、ホルミル、
アルカノイル、アロイル、ハロアルカノイル、カルバモ
イル、低級アルキルスルフィニル、アリールスルフィニ
ル、低級アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ス
ルホンアミド、モノまたはジ低級アルキルスルホンアミ
ドを示す。ただし、R1 が水素またはアラルキルを示す
場合、R3 は低級アルキルではない。〕により表される
ベンゾピラン化合物またはその製薬上許容しうる塩。 【0001】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3341985A JPH0539286A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ベンゾピラン化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3341985A JPH0539286A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ベンゾピラン化合物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1106454A Division JPH02223574A (ja) | 1988-04-26 | 1989-04-25 | ベンゾピラン化合物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539286A true JPH0539286A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=18350288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3341985A Pending JPH0539286A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ベンゾピラン化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539286A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5902167A (en) * | 1997-09-09 | 1999-05-11 | Sonic Bites, Llc | Sound-transmitting amusement device and method |
| US6115477A (en) * | 1995-01-23 | 2000-09-05 | Sonic Bites, Llc | Denta-mandibular sound-transmitting system |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3341985A patent/JPH0539286A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6115477A (en) * | 1995-01-23 | 2000-09-05 | Sonic Bites, Llc | Denta-mandibular sound-transmitting system |
| US5902167A (en) * | 1997-09-09 | 1999-05-11 | Sonic Bites, Llc | Sound-transmitting amusement device and method |
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