JPH0539405Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0539405Y2 JPH0539405Y2 JP1988063468U JP6346888U JPH0539405Y2 JP H0539405 Y2 JPH0539405 Y2 JP H0539405Y2 JP 1988063468 U JP1988063468 U JP 1988063468U JP 6346888 U JP6346888 U JP 6346888U JP H0539405 Y2 JPH0539405 Y2 JP H0539405Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- compressor
- oil separator
- suction side
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、油分離器の油戻し装置に関するもの
である。
である。
(従来の技術)
一般に、冷凍装置においては、圧縮機からの吐
出ガス中に潤滑油等の油成分が含まれることとな
るが、該油成分の存在は、熱交換器の性能低下を
招くおそれがある。そこで、圧縮機の吐出側に油
成分を吐出ガス中から分離する油分離器を付設
し、該油分離器において分離された油を圧縮機の
吸入側へ返し戻すようにしたものが従来から良く
知られている(例えば、実開昭62−91168号公報
参照)。
出ガス中に潤滑油等の油成分が含まれることとな
るが、該油成分の存在は、熱交換器の性能低下を
招くおそれがある。そこで、圧縮機の吐出側に油
成分を吐出ガス中から分離する油分離器を付設
し、該油分離器において分離された油を圧縮機の
吸入側へ返し戻すようにしたものが従来から良く
知られている(例えば、実開昭62−91168号公報
参照)。
(考案が解決しようとする課題)
上記公知例の場合、油分離器と圧縮機吸入側と
の間に電磁開閉弁を介設し、油上がり時に対応さ
せて電磁開閉弁の開閉制御を行うことによつて、
圧縮機への油の返し戻しを行うようにしている
が、構造が複雑化するとともに、コストアツプを
まぬがれ難いという不具合がある。また、実開昭
62−85876号公報に開示されているように、油分
離器と圧縮機吸入側との間にキヤピラリチユーブ
を介設するようにしたものも知られているが、こ
の場合、構造簡単で低コストではあるが、油上が
りのない時に、吐出ガスがバイパスしたり、吐出
ガス圧力に応じて油戻り量に違いが生じたりする
とともに、キヤピラリチユーブに油が詰まるおそ
れもある。つまり、構造簡単且つ低コストで、正
確な油戻り制御を行い得るような油戻し装置の開
発がまたれているのが現状である。
の間に電磁開閉弁を介設し、油上がり時に対応さ
せて電磁開閉弁の開閉制御を行うことによつて、
圧縮機への油の返し戻しを行うようにしている
が、構造が複雑化するとともに、コストアツプを
まぬがれ難いという不具合がある。また、実開昭
62−85876号公報に開示されているように、油分
離器と圧縮機吸入側との間にキヤピラリチユーブ
を介設するようにしたものも知られているが、こ
の場合、構造簡単で低コストではあるが、油上が
りのない時に、吐出ガスがバイパスしたり、吐出
ガス圧力に応じて油戻り量に違いが生じたりする
とともに、キヤピラリチユーブに油が詰まるおそ
れもある。つまり、構造簡単且つ低コストで、正
確な油戻り制御を行い得るような油戻し装置の開
発がまたれているのが現状である。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
油分離器から圧縮機吸入側への油戻りを、極めて
簡易な手段により正確に制御し得るようにするこ
とを目的とするものである。
油分離器から圧縮機吸入側への油戻りを、極めて
簡易な手段により正確に制御し得るようにするこ
とを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本考案では、上記課題を解決するための手段と
して、図面に示すように、圧縮機1からの吐出ガ
スG中に含まれる油Fを分離回収する油分離器2
と前記圧縮機1の吸入側との間に介設される油戻
し装置において、前記油分離器2から圧縮機1の
吸入側へ返し戻される油Fの通路となる本体8内
に、該本体内通路9を開閉する弁体10と、該弁
体10を閉弁方向に付勢し且つ前記油分離器2か
ら油Fのみが返し戻される場合には油温tを感知
してその時の圧縮機1の高低圧差Pより小さな付
勢力が得られ、前記油分離器2から油Fと吐出ガ
スGとが返し戻される場合には吐出ガス温度t′を
感知してその時の圧縮機1の高低圧差Pより大き
な付勢力が得られる如き特性を有する形状記憶合
金製のスプリング11とを配設している。
して、図面に示すように、圧縮機1からの吐出ガ
スG中に含まれる油Fを分離回収する油分離器2
と前記圧縮機1の吸入側との間に介設される油戻
し装置において、前記油分離器2から圧縮機1の
吸入側へ返し戻される油Fの通路となる本体8内
に、該本体内通路9を開閉する弁体10と、該弁
体10を閉弁方向に付勢し且つ前記油分離器2か
ら油Fのみが返し戻される場合には油温tを感知
してその時の圧縮機1の高低圧差Pより小さな付
勢力が得られ、前記油分離器2から油Fと吐出ガ
スGとが返し戻される場合には吐出ガス温度t′を
感知してその時の圧縮機1の高低圧差Pより大き
な付勢力が得られる如き特性を有する形状記憶合
金製のスプリング11とを配設している。
(作用)
本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
が得られる。
即ち、油分離器2内に吐出ガスGから分離され
た油Fが十分存在している際には、圧縮機1り吐
出ガスG(この時の吐出ガス温度=t1′あるいは
t2′)から分離した油Fのみが油分離器2の本体
内通路9に返し戻されるため、該油温(=t1ある
いはt2)を感知して得られるスプリング11の付
勢力W1(あるいはW3)がその時における圧縮機
1の高低圧差Pよりも小さくされているところか
ら、弁体10は開弁作動せしめられることとな
り、油分離器2からの油Fは本体内通路9を通つ
て圧縮機1の吸入側へ返し戻されることとなる。
そして、油分離器2内の油Fが少なくなつて、油
Fと吐出ガスGとが一緒に油戻し装置6内に入つ
てくると、高温(=t′あるいはt2′)の吐出ガスG
に触れてスプリング11の付勢力が増大せしめら
れ、圧縮機1の高低圧差Pより大きくなつて弁体
10は閉弁作動せしめられることとなり、圧縮機
1の吸入側への油の戻りは停止されることとな
る。従つて、油戻し装置6を介して吐出ガスGの
バイパスが防止されることとなるのである。上記
作動を繰り返すことにより、圧縮機1の吸入側へ
の油戻し制御が行なわれるのである。しかも、圧
縮機1の吐出ガスGの圧力に変動があつた場合で
あつても、形状記憶合金製のスプリング11の付
勢力Wがその時の吐出ガスGおよび油Fの温度
t′およびtに対応して変化するところから、油分
離器2から圧縮機1の吸入側への油戻りが正確に
制御されるとともに、吐出ガスGのバイパスが確
実に防止されることとなるのである。
た油Fが十分存在している際には、圧縮機1り吐
出ガスG(この時の吐出ガス温度=t1′あるいは
t2′)から分離した油Fのみが油分離器2の本体
内通路9に返し戻されるため、該油温(=t1ある
いはt2)を感知して得られるスプリング11の付
勢力W1(あるいはW3)がその時における圧縮機
1の高低圧差Pよりも小さくされているところか
ら、弁体10は開弁作動せしめられることとな
り、油分離器2からの油Fは本体内通路9を通つ
て圧縮機1の吸入側へ返し戻されることとなる。
そして、油分離器2内の油Fが少なくなつて、油
Fと吐出ガスGとが一緒に油戻し装置6内に入つ
てくると、高温(=t′あるいはt2′)の吐出ガスG
に触れてスプリング11の付勢力が増大せしめら
れ、圧縮機1の高低圧差Pより大きくなつて弁体
10は閉弁作動せしめられることとなり、圧縮機
1の吸入側への油の戻りは停止されることとな
る。従つて、油戻し装置6を介して吐出ガスGの
バイパスが防止されることとなるのである。上記
作動を繰り返すことにより、圧縮機1の吸入側へ
の油戻し制御が行なわれるのである。しかも、圧
縮機1の吐出ガスGの圧力に変動があつた場合で
あつても、形状記憶合金製のスプリング11の付
勢力Wがその時の吐出ガスGおよび油Fの温度
t′およびtに対応して変化するところから、油分
離器2から圧縮機1の吸入側への油戻りが正確に
制御されるとともに、吐出ガスGのバイパスが確
実に防止されることとなるのである。
(実施例)
以下、添付の図面を参照して本考案の好適な実
施例を説明する。
施例を説明する。
本実施例の油戻し装置は、第1図図示の如く、
冷凍装置Aにおける油分離器2と圧縮機1の吸入
側との間に介設されるものである。
冷凍装置Aにおける油分離器2と圧縮機1の吸入
側との間に介設されるものである。
前記冷凍装置Aは、圧縮機1、油分離器2、凝
縮器3、減圧機構として作用するキヤピラリチユ
ーブ4および蒸発器5を順次接続して構成されて
おり、圧縮機1から吐出された高圧冷媒ガスGを
凝縮器3にて凝縮液化し、かくして得られた冷媒
液を蒸発器5にて蒸発せしめることにより、周囲
より熱を奪つて冷凍を行うように作用するように
なつている。
縮器3、減圧機構として作用するキヤピラリチユ
ーブ4および蒸発器5を順次接続して構成されて
おり、圧縮機1から吐出された高圧冷媒ガスGを
凝縮器3にて凝縮液化し、かくして得られた冷媒
液を蒸発器5にて蒸発せしめることにより、周囲
より熱を奪つて冷凍を行うように作用するように
なつている。
前記油分離器2は、圧縮機1から吐出された冷
媒ガスG中に含まれる潤滑油等の油成分Fを分離
する如く作用するようになつている。
媒ガスG中に含まれる潤滑油等の油成分Fを分離
する如く作用するようになつている。
しかして、前記油分離器2と圧縮機1の吸入側
との間には、油戻し装置6を備えた油戻し回路7
が介設されている。
との間には、油戻し装置6を備えた油戻し回路7
が介設されている。
前記油戻し装置6は、前記油分離器2から圧縮
機1の吸入側へ返し戻される油Fの通路9となる
本体8と、該本体内通路9を開閉する弁体10
と、該弁体10を閉弁方向に付勢する形状記憶合
金製のスプリング11とを備えている。前記本体
内通路9には、弁体10により開閉される弁シー
ル部12が形成されている。
機1の吸入側へ返し戻される油Fの通路9となる
本体8と、該本体内通路9を開閉する弁体10
と、該弁体10を閉弁方向に付勢する形状記憶合
金製のスプリング11とを備えている。前記本体
内通路9には、弁体10により開閉される弁シー
ル部12が形成されている。
前記スプリング11は、第2図図示の如く、温
度tの変化に対応してバネ荷重(換言すれば、付
勢力)Wが増大するバネ特性を有している。例え
ば、圧縮機1の吐出ガス圧力が低い時(即ち、圧
縮機1の高低圧差=P1)における油温度t1および
吐出ガス温度t1においてはバネ荷重W1およびW2
を示し、圧縮機1の吐出ガス圧力が高い時(圧縮
機1の高低圧差=P2)における油温度t2および吐
出ガス温度t2においてはバネ荷重W3およびW4を
示すようになつている。ここで、W1<P1<W2、
W3<P2<W4となるように設定されている。つま
り、本実施例におけるスプリング11は、前記油
分離器2から油Fのみが本体内通路9に返し戻さ
れる場合には油温(t1あるいはt2)を感知してそ
の時の圧縮機1の高低圧差(P1あるいはP2)よ
り小さな付勢力(W1あるいはW3)が得られ、油
Fと吐出ガスGとが本体内通路9に返し戻される
場合には吐出ガス温度(t1′あるいはt2)を感知
してその時の圧縮機1の高低圧差(P2あるいは
P4)より大きな付勢力(W2あるいはW4)が得ら
れる如き特性を有するように設定されているので
ある。
度tの変化に対応してバネ荷重(換言すれば、付
勢力)Wが増大するバネ特性を有している。例え
ば、圧縮機1の吐出ガス圧力が低い時(即ち、圧
縮機1の高低圧差=P1)における油温度t1および
吐出ガス温度t1においてはバネ荷重W1およびW2
を示し、圧縮機1の吐出ガス圧力が高い時(圧縮
機1の高低圧差=P2)における油温度t2および吐
出ガス温度t2においてはバネ荷重W3およびW4を
示すようになつている。ここで、W1<P1<W2、
W3<P2<W4となるように設定されている。つま
り、本実施例におけるスプリング11は、前記油
分離器2から油Fのみが本体内通路9に返し戻さ
れる場合には油温(t1あるいはt2)を感知してそ
の時の圧縮機1の高低圧差(P1あるいはP2)よ
り小さな付勢力(W1あるいはW3)が得られ、油
Fと吐出ガスGとが本体内通路9に返し戻される
場合には吐出ガス温度(t1′あるいはt2)を感知
してその時の圧縮機1の高低圧差(P2あるいは
P4)より大きな付勢力(W2あるいはW4)が得ら
れる如き特性を有するように設定されているので
ある。
なお、図面中、符号13は弁体10を閉弁方向
に復帰させるためのバイアススプリングである。
に復帰させるためのバイアススプリングである。
ついで、図示の油戻し装置の作用を説明する。
圧縮機1の吐出ガスGの圧力が低い時(即ち、
圧縮機1の高低圧差=P1、この時の吐出ガス温
度=t1′には、吐出ガスGから分離された油Fの
温度t1も低くなるが、その時に得られるスプリン
グ11の付勢力W1が圧縮機1の高低圧差P1より
も小さくされているところから、弁体10は開弁
作動せしめられることとなり、油分離器2からの
油Fは本体内通路9を通つて圧縮機1の吸入側へ
返し戻されることとなる。そして、油分離器2内
の油Fが少なくなつて、油Fと吐出ガスGとが一
緒に油戻し装置6内に入つてくると、高温(=
t1′)の吐出ガスGに触れてスプリング11の付
勢力がW2に増大せしめられ、圧縮機1の高低圧
差P1より大きくなつて弁体10は閉弁作動せし
められることとなり、圧縮機1の吸入側への油の
戻りは停止されることとなる。従つて、油戻し回
路7を介しての吐出ガスGのバイパスが防止され
ることとなるのである。上記作動を繰り返すこと
により、圧縮機1の吸入側への油戻し制御が行な
われるのである。
圧縮機1の高低圧差=P1、この時の吐出ガス温
度=t1′には、吐出ガスGから分離された油Fの
温度t1も低くなるが、その時に得られるスプリン
グ11の付勢力W1が圧縮機1の高低圧差P1より
も小さくされているところから、弁体10は開弁
作動せしめられることとなり、油分離器2からの
油Fは本体内通路9を通つて圧縮機1の吸入側へ
返し戻されることとなる。そして、油分離器2内
の油Fが少なくなつて、油Fと吐出ガスGとが一
緒に油戻し装置6内に入つてくると、高温(=
t1′)の吐出ガスGに触れてスプリング11の付
勢力がW2に増大せしめられ、圧縮機1の高低圧
差P1より大きくなつて弁体10は閉弁作動せし
められることとなり、圧縮機1の吸入側への油の
戻りは停止されることとなる。従つて、油戻し回
路7を介しての吐出ガスGのバイパスが防止され
ることとなるのである。上記作動を繰り返すこと
により、圧縮機1の吸入側への油戻し制御が行な
われるのである。
一方、圧縮機の吐出ガスGの圧力が高い時(即
ち、圧縮機1の高低圧差=P2、この時の吐出ガ
ス温度=t2′)には、吐出ガスGから分離された
油Fの温度t2も高くなるが、その時に得られるス
プリング11の付勢力W3が圧縮機1の高低圧差
P2よりも小さくされているところから、弁体1
0は開弁作動せしめられることとなり、油分離器
2からの油Fは本体内通路9を通つて圧縮機1の
吸入側へ返し戻されることとなる。そして、油分
離器2内の油Fが少なくなつて、油Fと吐出ガス
Gとが一緒に油戻し装置6内に入つてくると、高
温(=t2′)の吐出ガスGに触れてスプリング1
1の付勢力がW4に増大せしめられ、圧縮機1の
高低圧差P2より大きくなつて弁体10は閉弁作
動せしめられることとなり、圧縮機1の吸入側へ
の油の戻りは停止されることとなる。従つて、油
戻し回路7を介しての吐出ガスGのバイパスが防
止されることとなるのである。上記作動を繰り返
すことにより、圧縮機1の吸入側への油戻し制御
が行なわれるのである。
ち、圧縮機1の高低圧差=P2、この時の吐出ガ
ス温度=t2′)には、吐出ガスGから分離された
油Fの温度t2も高くなるが、その時に得られるス
プリング11の付勢力W3が圧縮機1の高低圧差
P2よりも小さくされているところから、弁体1
0は開弁作動せしめられることとなり、油分離器
2からの油Fは本体内通路9を通つて圧縮機1の
吸入側へ返し戻されることとなる。そして、油分
離器2内の油Fが少なくなつて、油Fと吐出ガス
Gとが一緒に油戻し装置6内に入つてくると、高
温(=t2′)の吐出ガスGに触れてスプリング1
1の付勢力がW4に増大せしめられ、圧縮機1の
高低圧差P2より大きくなつて弁体10は閉弁作
動せしめられることとなり、圧縮機1の吸入側へ
の油の戻りは停止されることとなる。従つて、油
戻し回路7を介しての吐出ガスGのバイパスが防
止されることとなるのである。上記作動を繰り返
すことにより、圧縮機1の吸入側への油戻し制御
が行なわれるのである。
上記した如く、本実施例によれば、油戻し装置
6における弁体10は、吐出ガス圧力および吐出
ガス温度が変化したとしても、油Fの流通時には
開作動せしめられ、吐出ガス流通時には閉作動せ
しめられることとなり、確実且つ正確な油戻し制
御がなされることとなつているのである。しか
も、弁体10と形状記憶合金製のスプリング11
とからなつており、構造簡易且つ低コストとな
る。
6における弁体10は、吐出ガス圧力および吐出
ガス温度が変化したとしても、油Fの流通時には
開作動せしめられ、吐出ガス流通時には閉作動せ
しめられることとなり、確実且つ正確な油戻し制
御がなされることとなつているのである。しか
も、弁体10と形状記憶合金製のスプリング11
とからなつており、構造簡易且つ低コストとな
る。
本考案は、上記実施例の構成に限定されるもの
ではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
ではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
(考案の効果)
叙上の如く、本考案によれば、圧縮機1からの
吐出ガスG中に含まれる油Fを分離回収する油分
離器2と前記圧縮機1の吸入側との間に介設され
る油戻し装置において、前記油分離器2から圧縮
機1の吸入側へ返し戻される油Fの通路となる本
体8内に、該本体内通路9を開閉する弁体10
と、該弁体10を閉弁方向に付勢し且つ前記油分
離器2から油Fのみが返し戻される場合には前記
圧縮機1の高低圧差Pより小さな付勢力が得ら
れ、前記油分離器2から油Fと吐出ガスGとが返
し戻される場合には前記圧縮機1の高低圧差Pよ
り大きな付勢力が得られる如き特性を有する形状
記憶合金製のスプリング11とを配設して、油分
離器2から圧縮機1の吸入側へ吐出ガスG(この
時の吐出ガス温度=t′)から分離された油Fのみ
が返し戻される際には、圧縮機1の高低圧差Pよ
り小さな付勢力Wのスプリング11により弁体1
0が付勢されて開弁し、油Fの返し戻しが許容さ
れる一方、吐出ガスGと油Fとが一緒に油戻し装
置6内に入つてくる際には、圧縮機1の高低圧差
Pより大きな付勢力Wのスプリング11により弁
体10が付勢されて閉弁し、吐出ガスGのバイパ
スが阻止されるようにしたので、極めて簡易な手
段により油分離器2から圧縮機1の吸入側への油
戻し制御が正確に行え且つ吐出ガスGのバイパス
も確実に防止することができるという実用的な効
果がある。
吐出ガスG中に含まれる油Fを分離回収する油分
離器2と前記圧縮機1の吸入側との間に介設され
る油戻し装置において、前記油分離器2から圧縮
機1の吸入側へ返し戻される油Fの通路となる本
体8内に、該本体内通路9を開閉する弁体10
と、該弁体10を閉弁方向に付勢し且つ前記油分
離器2から油Fのみが返し戻される場合には前記
圧縮機1の高低圧差Pより小さな付勢力が得ら
れ、前記油分離器2から油Fと吐出ガスGとが返
し戻される場合には前記圧縮機1の高低圧差Pよ
り大きな付勢力が得られる如き特性を有する形状
記憶合金製のスプリング11とを配設して、油分
離器2から圧縮機1の吸入側へ吐出ガスG(この
時の吐出ガス温度=t′)から分離された油Fのみ
が返し戻される際には、圧縮機1の高低圧差Pよ
り小さな付勢力Wのスプリング11により弁体1
0が付勢されて開弁し、油Fの返し戻しが許容さ
れる一方、吐出ガスGと油Fとが一緒に油戻し装
置6内に入つてくる際には、圧縮機1の高低圧差
Pより大きな付勢力Wのスプリング11により弁
体10が付勢されて閉弁し、吐出ガスGのバイパ
スが阻止されるようにしたので、極めて簡易な手
段により油分離器2から圧縮機1の吸入側への油
戻し制御が正確に行え且つ吐出ガスGのバイパス
も確実に防止することができるという実用的な効
果がある。
また、弁体10の開閉を制御するスプリング1
1を形状記憶合金製としたことにより、弁体10
の開閉制御が吐出ガス圧力と吐出ガス温度との両
方に対応して行なわれることとなり、圧縮機1の
吐出ガス圧力に変動があつた場合であつても、油
分離器2から圧縮機1の吸入側への油戻りが正確
に制御できるとともに、吐出ガスGのバイパスが
確実に防止できるという効果もある。
1を形状記憶合金製としたことにより、弁体10
の開閉制御が吐出ガス圧力と吐出ガス温度との両
方に対応して行なわれることとなり、圧縮機1の
吐出ガス圧力に変動があつた場合であつても、油
分離器2から圧縮機1の吸入側への油戻りが正確
に制御できるとともに、吐出ガスGのバイパスが
確実に防止できるという効果もある。
第1図は本考案の実施例にかかる油分離器の油
戻し装置の使用例である冷凍装置の冷媒回路図、
第2図は第1図図示の油戻し装置における形状記
憶合金製スプリングのバネ特性を示す特性図であ
る。 1……圧縮機、2……油分離器、6……油戻し
装置、8……本体、9……本体内通路、10……
弁体、11……スプリング、F……油、G……吐
出ガス、P……高低圧差、t……油温度、t′……
吐出ガス温度、W……バネ荷重(付勢力)。
戻し装置の使用例である冷凍装置の冷媒回路図、
第2図は第1図図示の油戻し装置における形状記
憶合金製スプリングのバネ特性を示す特性図であ
る。 1……圧縮機、2……油分離器、6……油戻し
装置、8……本体、9……本体内通路、10……
弁体、11……スプリング、F……油、G……吐
出ガス、P……高低圧差、t……油温度、t′……
吐出ガス温度、W……バネ荷重(付勢力)。
Claims (1)
- 圧縮機1からの吐出ガスG中に含まれる油Fを
分離回収する油分離器2と前記圧縮機1の吸入側
との間に介設されるものであつて、前記油分離器
2から圧縮機1の吸入側へ返し戻される油Fの通
路9となる本体8と、該本体内通路9を開閉する
弁体10と、該弁体10を閉弁方向に付勢し且つ
前記油分離器2から油Fのみが返し戻される場合
には油温tを感知してその時の圧縮機1の高低圧
差Pより小さな付勢力が得られ、前記油分離器2
から油Fと吐出ガスGとが返し戻される場合には
吐出ガス温度t′を感知してその時の圧縮機1の高
低圧差Pより大きな付勢力が得られる如き特性を
有する形状記憶合金製のスプリング11とを備え
たことを特徴とする油分離器の油戻し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988063468U JPH0539405Y2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988063468U JPH0539405Y2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01167556U JPH01167556U (ja) | 1989-11-24 |
| JPH0539405Y2 true JPH0539405Y2 (ja) | 1993-10-06 |
Family
ID=31288967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988063468U Expired - Lifetime JPH0539405Y2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539405Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8950206B2 (en) | 2007-10-05 | 2015-02-10 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor assembly having electronics cooling system and method |
| US7895003B2 (en) | 2007-10-05 | 2011-02-22 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Vibration protection in a variable speed compressor |
| US9541907B2 (en) | 2007-10-08 | 2017-01-10 | Emerson Climate Technologies, Inc. | System and method for calibrating parameters for a refrigeration system with a variable speed compressor |
| US8539786B2 (en) | 2007-10-08 | 2013-09-24 | Emerson Climate Technologies, Inc. | System and method for monitoring overheat of a compressor |
| US8459053B2 (en) | 2007-10-08 | 2013-06-11 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Variable speed compressor protection system and method |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63129160U (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-24 |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP1988063468U patent/JPH0539405Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01167556U (ja) | 1989-11-24 |
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