JPH0540083Y2 - - Google Patents

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JPH0540083Y2
JPH0540083Y2 JP3180089U JP3180089U JPH0540083Y2 JP H0540083 Y2 JPH0540083 Y2 JP H0540083Y2 JP 3180089 U JP3180089 U JP 3180089U JP 3180089 U JP3180089 U JP 3180089U JP H0540083 Y2 JPH0540083 Y2 JP H0540083Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、レールの一部を切断して新しいレー
ルを介装してこれを溶接する場合に、両レールを
保持して溶接接合部の間隔を一定に保持するレー
ル間隔保持装置に係り、特に、軽量・小型で、運
搬、分解、組立作業が容易なものに関する。
(従来の技術) 通常、レールの一部に不良箇所が発生した場合
には、その不良箇所を含むレールの一部を切断し
て、新規なレールを介装し溶接接合することが行
われる。
その際、両レールの溶接接合部の間隔を一定に
保持する必要がある。これは、溶接接合部分が安
定する前に周囲環境温度の変化、例えば、急激な
温度の低下が生じた場合、両レールが軸圧力によ
り縮み作用を起こし、レール間が離間する方向に
引つ張られるため、溶接接合部が破断したり金属
疲労強度が十分に保たれないおそれがあるからで
ある。
そこで、従来では、第4図及び第5図に示すよ
うなレール緊張器を使用して、レール101と1
02の間隔を一定に保持していた。このレール緊
張器はレールの軸圧力を調整してレールの伸縮を
行なわせる装置であり、一対のクランプ部10
3,103と、これら一対のクランプ部103,
103を連結するロツド部105,105と、ロ
ツド部105に連結しロツド部105を伸縮させ
る油圧シリンダ107,107と、油圧シリンダ
107内に流体を供給若しくは排出させる油圧配
管108等から構成されている。
前記クランプ部103は、一対のアーム10
9,109と、これら一対のアーム109,10
9の先端に取り付けられたクランプ111と、前
記一対のアーム109,109をレール101,
102を挟んで上下で連結する連結板113,1
13とから構成されている。
以上の構成によると、第5図に示すように、4
つのクランプ111によりレール101,102
の脚部をそれぞれ挾持し、油圧シリンダ107に
よりロツド部105,105を伸縮させ、レール
101,102の引張・圧縮力を制御してレール
101,102を保持し、両者の間隔lを一定に
している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記構成によると、油圧によつて
レールの引張及び圧縮の軸圧力を制御し、レール
自体を伸縮させることができるが、装置が大型あ
るとともに、その重量も重く着脱はもとより運搬
に困難を要するという問題点があつた。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、軽
量かつ小型にするとともに、運搬作業等を容易に
するレール間隔保持装置を提供することを目的と
している。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するべく本願考案の第1請求項
によるレール間隔保持装置は、横断面が略コ字状
をなし一端側にレールの一方の顎下部に係合する
係合部を備え前記レールを上方から保持する一対
のレール保持部材と、先端に係合部材を有し前記
レール保持部材の他端側側部に形成された穴を介
してその先端を挿入し前記係合部を前記レールの
他方の顎下部に係合させた状態で前記レール保持
部材に着脱可能に固定される一定の支持ロツド
と、前記一対の支持ロツドに一端を回転可能にか
つ着脱可能に連結された一対の連結ロツドと、こ
れら一対の連結ロツドの他端同士を着脱可能に連
結するとともにその引張具合を調整可能にするタ
ーンバツクルとを具備したことを特徴とするもの
である。
また、第2請求項によるレール間隔保持装置
は、請求項1記載のレール間隔保持装置におい
て、レール保持部材の上面には、レール保持部材
とレールとの間の鉛直方向の隙間を補償する調整
ボルトが取り付けられていることを特徴とするも
のである。
(作用) 第1請求項によるレール間隔保持装置の場合に
は、一対のレール保持部材、一対の支持ロツド、
一対の連結ロツド、ターンバツクルが全て、着脱
可能に連結されており、よつて運搬する場合に
は、全てを分解する、または適宜分解して、コン
パクトにまとめた状態で行うことができる。ま
た、分解・組立も容易である。
また、ターンバツクルを使用しているので、調
整作業が容易である。
第2請求項によるレール間隔保持装置は、レー
ル保持部材に調整ボルトを取付けて、レール保持
部材とレールとの間の鉛直方向の隙間を補償でき
るようにしたものである。よつて、レールの保持
がより確実なものとなる。
(実施例) 以下第1図乃至第3図を参照して本考案の一実
施例を説明する。第1図は本実施例によるレール
間隔保持装置の分解斜視図であり、第2図は組立
た状態を示す斜視図である。また、第3図は第2
の−断面図である。
図中符号1は不良箇所を切断したレールであ
り、このレール1の一方の切断部に新たにレール
3を溶接する(レール3の他端側は既にレール1
の他方の切断部に熔接されている)。溶接接合部
を符号5で示す。その際、レール1,3を2つの
レール間隔保持装置7,7により保持する。2つ
のレール保持装置7,7は同じ構成をなしてお
り、図中同一符号を付して示す。
レール間隔保持装置7には、一対のレール保持
部材9,9が設けられており、このレール保持部
材9は、その横断面形状が略コ字状をなしてい
る。また、レール保持部材9の一端側の側部に
は、レール1,3の一方側の顎下部11及びその
下部12に係合する係合部13が形成されてい
る。また、レール保持部材9の他端側の側部には
矩形状の穴15が形成されている。前記レール保
持部材9,9によりレール1,3を上方から保持
する。
レール保持部材9の穴15には、支持ロツド1
7が挿入される。支持ロツド17の先端には係合
部19が形成されており、この係合部19をレー
ル1の他方側の顎下部21及びその下部22に係
合させる。前記支持ロツド17端部には孔23が
形成され、また、レール保持部材9の上面の支持
ロツド17寄りにも孔25が形成されている。支
持ロツド17を孔15に挿入し、前記孔25,2
3にジヨーピン27を差し込む。これによつて、
支持ロツド17をレール保持部材9に固定する。
尚、他の1つのレール保持部材9にも同様の支持
ロツド17が固定される。
前記一対の支持ロツド17,17には、連結ロ
ツド29,29がそれぞれ直交して連結される。
すなわち、支持ロツド17の他端は双方状になつ
ていて(ジヨー部18)、このジヨー部18に連
結ロツド29の一端(ハゴ板30)を挾み込み、
ピン31を差し込んで連結する。これによつて、
支持ロツド17と連結ロツド29とがピン31を
中心に回転可能に連結される。
前記一対の連結ロツド29,29は、ターンバ
ツクル33を介して連結される。すなわち、連結
ロツド29,29の他端には、それぞれ右ねじ、
左ねじにきつた螺部35が形成されており、この
螺部35にターンバツクル33を螺合させるもの
である。そして、前記ターンバツクル33をねじ
進み方向に回転させると、連結ロツド29,29
が中心方向へ引つ張られ、支持ロツド17,17
の端部のジヨー部18,18が引き寄せられる。
それに伴い、支持ロツド17,17の他端側が互
いに離反する方向へ僅かに移動し、係合部19,
19をレール1,3の顎下部21に確実に当接さ
せることができる。
前記レール保持部材9の上面中央部には、調整
ボルト37が螺合されている。これは、第3図に
示すように、レール保持部材9とレール1との間
に隙間がある場合に、この隙間を補償するもので
あり、調整ボルト37の先端がレール1に当接す
るまでねじ込む。
以上の構成をもとに組立作業を順次説明する。
まず2組の保持装置7,7を準備して、現場に運
搬する。その際、全て分解した状態で運搬しても
よいし、適宜組立てた状態で運搬してもよい。こ
こでは、全て分解して運搬するものとして説明す
る。
組立に際しては、まず、レール保持部材9をレ
ール1に取付ける。次に支持ロツド17を挿入
し、ジヨーピン27によりレール保持部材9に固
定する。また、レール保持部材9とレール1との
間に隙間がある場合には、調整ボルト37を適宜
ねじ込んでこれを補償する。
次に一対の連結ロツド29,29をターンバツ
クルにより連結し、かつ適宜の長さに調整する。
そして、一方の連結ロツド29と支持ロツド17
とを連結する。
次に、他の1つのレール保持部材9をレール3
に取り付け、さらに支持ロツド17を連結する。
そして、この支持ロツド17と他の1つの連結ロ
ツド29とを連結する。
そして最後に、ターンバツクル33を適宜回転
させることにより引張具合を調整する。
以上の作業を2組の保持装置7,7について行
い、レール1,3を両側から固定する。これによ
つて、周囲温度の変化に拘らず、レール1,3を
所定の位置に確実に保持することができ、溶接接
合部5の間隔を一定に確実に保持することができ
る。
そして、この状態でアーク溶接等を行なうこと
によりレール間の溶接接合部5に熔剤を充填させ
て熔接を完了する。熔接部分が安定するまでレー
ル間隔保持装置でレール1,3の位置を保持し、
レール軸圧が熔接部に作用するのを防止する。
以上本実施例によると以下のような効果を奏す
ることができる。
まず、本実施例による保持装置の場合には、全
ての構成部材が着脱可能になつていて、例えば、
運搬する場合には、全て分解する、または、適宜
分解してコンパクトな状態で行うことができる。
よつて運搬作業が容易である。
また、分解・組立に際しても、ジヨーピン2
7,31を挿入する等の簡単な作業だけでよく、
分解・組立作業に要する労力の軽減、時間の短縮
を図ることができる。
また、引張具合の調整は、ターンバツクル33
を回転させるだけで行うことができ、調整作業が
容易であるとともに、微調整が可能である。
さらに、調整ボルト37により、レール保持部
材9とレール1,3との間の隙間を補償すること
ができるので、レール1,3の保持がより確実な
ものとなる。
(考案の効果) 本考案によるレール間隔保持装置によれば、小
型でコンパクトなものを提供することができると
ともに、運搬作業はもとより、分解・組立作業が
容易であり、また、レールを確実に保持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示す図
で、第1図はレール保持装置の分解斜視図、第2
図はレール保持装置によりレールを保持した状態
を示す斜視図、第3図は第2図の−断面図、
第4図乃至第5図は従来例を示す図で、第4図は
レール緊張器の平面図、第5図はレール緊張器の
側面図である。 1,3……レール、7……レール間隔保持装
置、9……レール保持部材、11,21……レー
ルの顎下部、13,19……係合部、15……
孔、17……支持ロツド、29……連結ロツド、
33……ターンバツクル、37……調整ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 横断面が略コ字状をなし一端側にレールの一
    方の顎下部に係合する係合部を備えて前記レー
    ルを上方から保持する一対のレール保持部材
    と、 先端に係合部を有し前記レール保持部材の他
    端側側部に形成された穴を介してその先端を挿
    入し、前記係合部を前記レールの他方の顎下部
    に係合させた状態で前記レール保持部材に着脱
    可能に固定される一対の支持ロツドと、 前記一対の支持ロツドに一端を回転可能にか
    つ着脱可能に連結された一対の連結ロツドと、 これら一対の連結ロツドの他端同士を着脱可
    能に連結するとともにその引張具合を調整可能
    にするターンバツクルと、 を具備したことを特徴とするレール間隔保持装
    置。 (2) レール保持部材の上面に、レール保持部材と
    レールとの間の鉛直方向の隙間を補償する調整
    ボルトを取り付けた請求項1記載のレール間隔
    保持装置。
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