JPH0540329Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540329Y2 JPH0540329Y2 JP1987106210U JP10621087U JPH0540329Y2 JP H0540329 Y2 JPH0540329 Y2 JP H0540329Y2 JP 1987106210 U JP1987106210 U JP 1987106210U JP 10621087 U JP10621087 U JP 10621087U JP H0540329 Y2 JPH0540329 Y2 JP H0540329Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- small diameter
- diameter portion
- bolt
- power transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pulleys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、内燃機関におけるクランク軸とかカ
ム軸等の回転軸の端部に、当該回転軸から他の軸
等に動力の伝達を行うための歯車又はプーリ等の
動力伝達体を取付けるための装置に関するもので
ある。
ム軸等の回転軸の端部に、当該回転軸から他の軸
等に動力の伝達を行うための歯車又はプーリ等の
動力伝達体を取付けるための装置に関するもので
ある。
内燃機関においてクランク軸等の回転軸の一端
部に、歯車又はプリー等の動力伝達体を取付ける
場合、従来は、例えば実公昭61−10043号公報に
記載され、且つ、第5図に示すように、回転軸2
0の端部を段付きの小径部20aに形成し、この
小径部20aに歯車等の動力伝達体21を回転不
能に被嵌すると共に、前記小径部20aにはその
軸線に沿つて延びるタツプ孔22を穿設し、この
タツプ孔22に螺合したボルト23にて、前記動
力伝達体21を軸線方向に締め付けることによつ
て固着するようにしている。
部に、歯車又はプリー等の動力伝達体を取付ける
場合、従来は、例えば実公昭61−10043号公報に
記載され、且つ、第5図に示すように、回転軸2
0の端部を段付きの小径部20aに形成し、この
小径部20aに歯車等の動力伝達体21を回転不
能に被嵌すると共に、前記小径部20aにはその
軸線に沿つて延びるタツプ孔22を穿設し、この
タツプ孔22に螺合したボルト23にて、前記動
力伝達体21を軸線方向に締め付けることによつ
て固着するようにしている。
ところが、このように回転軸20の小径部20
aに被嵌した動力伝達体21を軸線方向に締め付
け固着するためのボルト23を、前記小径部20
aに穿設したタツプ孔22に螺合した構成にする
と、小径部20aの付け根部には、前記ボルト2
3の締め付け力が当該小径部20aにおける軸方
向の引張力として作用することに加えて、回転軸
20から他の軸等への動力伝達に伴つて生じるね
じり力が同時に作用する一方、小径部20aから
大径部への段面には、前記ボルト23の締め付け
力が軸方向の圧縮力として作用することになる。
aに被嵌した動力伝達体21を軸線方向に締め付
け固着するためのボルト23を、前記小径部20
aに穿設したタツプ孔22に螺合した構成にする
と、小径部20aの付け根部には、前記ボルト2
3の締め付け力が当該小径部20aにおける軸方
向の引張力として作用することに加えて、回転軸
20から他の軸等への動力伝達に伴つて生じるね
じり力が同時に作用する一方、小径部20aから
大径部への段面には、前記ボルト23の締め付け
力が軸方向の圧縮力として作用することになる。
すなわち、前記小径部20aにおける付け根部
の付近には、当該小径部20aの付け根部に対す
る前記引張力の引張応力と、動力伝達に伴うねじ
り力のねじり応力と、段面に対する圧縮力の圧縮
応力との三者が、組合せ応力として作用すること
により、当該部分における許容応力が著しく低下
するから、この部分において破断・変形が発生す
るのであつた。
の付近には、当該小径部20aの付け根部に対す
る前記引張力の引張応力と、動力伝達に伴うねじ
り力のねじり応力と、段面に対する圧縮力の圧縮
応力との三者が、組合せ応力として作用すること
により、当該部分における許容応力が著しく低下
するから、この部分において破断・変形が発生す
るのであつた。
これに対して、従来は、小径部20aの直径を
大きくすることによつて、前記部分における強度
を向上するようにしているが、かくすると、段差
を形成する必要から回転軸20全体の直径を大き
くせねばならず、回転軸20が大型化してその重
量が増大する弊害があつた。
大きくすることによつて、前記部分における強度
を向上するようにしているが、かくすると、段差
を形成する必要から回転軸20全体の直径を大き
くせねばならず、回転軸20が大型化してその重
量が増大する弊害があつた。
本考案は、回転軸に対するボルトの螺合位置を
工夫することにより、強度の低下をもたらすこと
なく回転軸を軽量化できるようにしたものであ
る。
工夫することにより、強度の低下をもたらすこと
なく回転軸を軽量化できるようにしたものであ
る。
この目的を達成するため本考案は、回転軸にお
ける大径部の先端に小径部を一体的に形成し、該
小径部に歯車又はプーリ等の動力伝達体を被嵌
し、該動力伝達体を、前記回転軸に対してその一
端面から軸線方向に挿入したボルトにて軸線方向
に締め付けるようにして成る内燃機関の回転軸に
対する動力伝達体の取付け装置において、前記回
転軸における小径部に、前記ボルト挿入用のバカ
孔を、当該バカ孔が前記回転軸における小径部を
越えて大径部にまで延びるように穿設する一方、
前記回転軸における大径部に、前記ボルトのねじ
部が螺合するタツプ孔を各々穿設する構成にし
た。
ける大径部の先端に小径部を一体的に形成し、該
小径部に歯車又はプーリ等の動力伝達体を被嵌
し、該動力伝達体を、前記回転軸に対してその一
端面から軸線方向に挿入したボルトにて軸線方向
に締め付けるようにして成る内燃機関の回転軸に
対する動力伝達体の取付け装置において、前記回
転軸における小径部に、前記ボルト挿入用のバカ
孔を、当該バカ孔が前記回転軸における小径部を
越えて大径部にまで延びるように穿設する一方、
前記回転軸における大径部に、前記ボルトのねじ
部が螺合するタツプ孔を各々穿設する構成にし
た。
このように構成すると、回転軸における小径部
に被嵌した動力伝達体を締め付け固着するための
ボルトは、回転軸における小径部に対しては単に
挿通されているのみで、回転軸における大径部に
螺合する形態になつていて、小径部に被嵌した動
力伝達体は、前記ボルトのねじ込みにより、小径
部と大径部との間における段面に押圧されること
になり、小径部の付け根部に、ボルトのねじ込み
による引張力が作用することは全く無いから、当
該小径部には、動力の伝達に際してのねじり力が
作用するに過ぎず、換言すると、小径部には、動
力伝達に必要な単純なせん断応力が作用するに過
ぎないから、小径部における強度は、前記した従
来のものに比べて格段に向上することになる。
に被嵌した動力伝達体を締め付け固着するための
ボルトは、回転軸における小径部に対しては単に
挿通されているのみで、回転軸における大径部に
螺合する形態になつていて、小径部に被嵌した動
力伝達体は、前記ボルトのねじ込みにより、小径
部と大径部との間における段面に押圧されること
になり、小径部の付け根部に、ボルトのねじ込み
による引張力が作用することは全く無いから、当
該小径部には、動力の伝達に際してのねじり力が
作用するに過ぎず、換言すると、小径部には、動
力伝達に必要な単純なせん断応力が作用するに過
ぎないから、小径部における強度は、前記した従
来のものに比べて格段に向上することになる。
従つて本考案によれば、回転軸のうち動力伝達
体が被嵌する小径部の直径を全体的に小さくして
も従来と同じねじり強度を保持できるから、強度
低下をもたらすことなく、内燃機関の回転軸を小
型・軽量化できる効果を有する。
体が被嵌する小径部の直径を全体的に小さくして
も従来と同じねじり強度を保持できるから、強度
低下をもたらすことなく、内燃機関の回転軸を小
型・軽量化できる効果を有する。
以下、本考案の実施例を、内燃機関のクランク
軸に対して歯車又はプーリを取付けた場合の図面
(第1図及び第2図)に基づいて説明すると、図
において符号1は、クランクケース(図示せず)
に回転自在に軸支されたクランク軸で、該クラン
ク軸1における大径部1aの先端には、小径部1
bが一体的に形成され、この小径部1bには、吸
気弁及び排気弁用のカム軸(図示せず)への動力
伝達用のタイミングプーリ2が、このタイミング
プーリ2の内周面に一体的に突出したキー2aが
小径部1bにおけるキー溝7に嵌まるようにして
被嵌されている。
軸に対して歯車又はプーリを取付けた場合の図面
(第1図及び第2図)に基づいて説明すると、図
において符号1は、クランクケース(図示せず)
に回転自在に軸支されたクランク軸で、該クラン
ク軸1における大径部1aの先端には、小径部1
bが一体的に形成され、この小径部1bには、吸
気弁及び排気弁用のカム軸(図示せず)への動力
伝達用のタイミングプーリ2が、このタイミング
プーリ2の内周面に一体的に突出したキー2aが
小径部1bにおけるキー溝7に嵌まるようにして
被嵌されている。
符号3は、前記タイミングプーリ2を軸線方向
に締め付け固着するためのボルトを示し、前記ク
ランク軸1における小径部1bには、前記ボルト
3を挿通するためのバカ孔5を、当該バカ孔5が
小径部1bを越えて大径部1aにまで適宜寸法l
だけ入り込むように穿設する一方、前記クランク
軸1における大径部1aには、前記ボルト3にお
けるねじ部3aが螺合するタツプ孔6を穿設す
る。
に締め付け固着するためのボルトを示し、前記ク
ランク軸1における小径部1bには、前記ボルト
3を挿通するためのバカ孔5を、当該バカ孔5が
小径部1bを越えて大径部1aにまで適宜寸法l
だけ入り込むように穿設する一方、前記クランク
軸1における大径部1aには、前記ボルト3にお
けるねじ部3aが螺合するタツプ孔6を穿設す
る。
なお、前記タイミングプーリ2の外周面には、
オルタネータ等の補機に動力伝達するためのベル
トプーリ8が、複数本のボルト9にて締結されて
いるが、ベルトプーリ8及び押さえ板10の内径
を、前記ボルトの頭部とタイミングプーリ2との
間に介挿した座金4の外径寸法をよりも小さくす
ることにより、タイミングプーリ2をクランク軸
1に取付けたままでベルトプーリ8を着脱できる
ようにしている。また、前記座金4は、ボルト3
と一体的に構成しても良い。
オルタネータ等の補機に動力伝達するためのベル
トプーリ8が、複数本のボルト9にて締結されて
いるが、ベルトプーリ8及び押さえ板10の内径
を、前記ボルトの頭部とタイミングプーリ2との
間に介挿した座金4の外径寸法をよりも小さくす
ることにより、タイミングプーリ2をクランク軸
1に取付けたままでベルトプーリ8を着脱できる
ようにしている。また、前記座金4は、ボルト3
と一体的に構成しても良い。
このように、クランク軸1における小径部1b
には、ボルト3を挿通するためのバカ孔5を、当
該バカ孔5が小径部1bを越えて大径部1aにま
で延びるように穿設する一方、前記ボルト3のね
じ部3aを螺合するタツプ孔6をクランク軸1に
おける大径部1aに穿設したことにより、前記ボ
ルト3のねじ込みにより、動力伝達体であるタン
ミングプーリ2を、当該タイミングプーリ2が被
嵌する小径部1bに引つ張り力を発生させること
なく、クランク軸1に対して締め付け固着するこ
とができるのである。
には、ボルト3を挿通するためのバカ孔5を、当
該バカ孔5が小径部1bを越えて大径部1aにま
で延びるように穿設する一方、前記ボルト3のね
じ部3aを螺合するタツプ孔6をクランク軸1に
おける大径部1aに穿設したことにより、前記ボ
ルト3のねじ込みにより、動力伝達体であるタン
ミングプーリ2を、当該タイミングプーリ2が被
嵌する小径部1bに引つ張り力を発生させること
なく、クランク軸1に対して締め付け固着するこ
とができるのである。
なお、本考案は、前記第1図及び第2図の実施
例の場合に限らず、第3図に示すように、クラン
ク軸1に対してタイミングプーリ2とベルトプー
リ8とを同時に締め付け固着するとか、或いは、
第4図に示すように、小径部1bを2段階に形成
し、第1小径部1b′にタイミング歯車ケース11
内におけるタイミング歯車12を、第2小径部1
a″にタイミング歯車ケース11の外側に位置する
ベルトプーリ8をそれぞれ被嵌し、これらをボル
ト3にて同時に締め付け固着する場合にも適用で
きるのであり、勿論、前記した以外の部分、例え
ば、内燃機関のカム軸にタイミング歯車又はプー
リ等の動力伝達体を取付ける場合にも同様に適用
できるのである。
例の場合に限らず、第3図に示すように、クラン
ク軸1に対してタイミングプーリ2とベルトプー
リ8とを同時に締め付け固着するとか、或いは、
第4図に示すように、小径部1bを2段階に形成
し、第1小径部1b′にタイミング歯車ケース11
内におけるタイミング歯車12を、第2小径部1
a″にタイミング歯車ケース11の外側に位置する
ベルトプーリ8をそれぞれ被嵌し、これらをボル
ト3にて同時に締め付け固着する場合にも適用で
きるのであり、勿論、前記した以外の部分、例え
ば、内燃機関のカム軸にタイミング歯車又はプー
リ等の動力伝達体を取付ける場合にも同様に適用
できるのである。
第1〜4図は本考案の実施例を示し、第1図は
第1実施例を示す断面図、第2図は第1の−
視側面図、第3図は第2実施例を示す断面図、第
4図は第3実施例を示す断面図、第5図は従来技
術を示す図である。 1……回転軸の一例としてのクランク軸、1a
……大径部、1b……小径部、2……動力伝達体
の一例としてのタイミングプーリ、3……ボル
ト、5……ボルト挿通用のバカ孔、6……タツプ
孔、8……動力伝達体の一例としてのベルトプー
リ。
第1実施例を示す断面図、第2図は第1の−
視側面図、第3図は第2実施例を示す断面図、第
4図は第3実施例を示す断面図、第5図は従来技
術を示す図である。 1……回転軸の一例としてのクランク軸、1a
……大径部、1b……小径部、2……動力伝達体
の一例としてのタイミングプーリ、3……ボル
ト、5……ボルト挿通用のバカ孔、6……タツプ
孔、8……動力伝達体の一例としてのベルトプー
リ。
Claims (1)
- 回転軸における大径部の先端に小径部を一体的
に形成し、該小径部に歯車又はプーリ等の動力伝
達体を被嵌し、該動力伝達体を、前記回転軸に対
してその一端面から軸線方向に挿入したボルトに
て軸線方向に締め付けるようにして成る内燃機関
の回転軸に対する動力伝達体の取付け装置におい
て、前記回転軸における小径部に、前記ボルト挿
入用のバカ孔を、当該バカ孔が前記回転軸におけ
る小径部を越えて大径部にまで延びるように穿設
する一方、前記回転軸における大径部に、前記ボ
ルトのねじ部が螺合するタツプ孔を穿設したこと
を特徴とする内燃機関の回転軸に対する動力伝達
体の取付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987106210U JPH0540329Y2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987106210U JPH0540329Y2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6411330U JPS6411330U (ja) | 1989-01-20 |
| JPH0540329Y2 true JPH0540329Y2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=31339516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987106210U Expired - Lifetime JPH0540329Y2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0540329Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4480716C2 (de) * | 1994-03-03 | 2000-03-30 | Kanemitsu Akashi Kk | Riemenscheibe |
| JP5121526B2 (ja) * | 2008-03-25 | 2013-01-16 | 本田技研工業株式会社 | シャフトドライブ装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6137405U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-08 | 正信 中村 | カムシヤフトギヤ装着構造 |
-
1987
- 1987-07-09 JP JP1987106210U patent/JPH0540329Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6411330U (ja) | 1989-01-20 |
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