JPH0651609U - クランクシャフトプーリ - Google Patents
クランクシャフトプーリInfo
- Publication number
- JPH0651609U JPH0651609U JP8663292U JP8663292U JPH0651609U JP H0651609 U JPH0651609 U JP H0651609U JP 8663292 U JP8663292 U JP 8663292U JP 8663292 U JP8663292 U JP 8663292U JP H0651609 U JPH0651609 U JP H0651609U
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- Japan
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- pulley
- crankshaft
- connecting shaft
- boss
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 慣性モーメントが小さくてクランクシャフト
の捩り振動の振幅を増大させず、かつ必要な強度を有
し、低コストとする。 【構成】 エンジンにおける補機等の駆動用にクランク
シャフト1一端部の連結軸部2に取付けられるプーリ4
において、クランクシャフト1の連結軸部2に嵌合さ
れ、連結軸部2の軸心部に螺合された固定ボルト16に
て締結固定されるボス部5は鉄鋼材料にて、プーリ部6
は比重の軽い材料にてそれぞれ構成し、これらボス部5
とプーリ部6をねじ8、9の螺合やその他の結合手段に
て結合している。
の捩り振動の振幅を増大させず、かつ必要な強度を有
し、低コストとする。 【構成】 エンジンにおける補機等の駆動用にクランク
シャフト1一端部の連結軸部2に取付けられるプーリ4
において、クランクシャフト1の連結軸部2に嵌合さ
れ、連結軸部2の軸心部に螺合された固定ボルト16に
て締結固定されるボス部5は鉄鋼材料にて、プーリ部6
は比重の軽い材料にてそれぞれ構成し、これらボス部5
とプーリ部6をねじ8、9の螺合やその他の結合手段に
て結合している。
Description
【0001】
本考案は、エンジンにおけるクランクシャフトの一端部に取付けられて補機等 を駆動するクランクシャフトプーリに関するものである。
【0002】
従来、エンジンにおいてそのカムシャフトや補機等を駆動するために、図5に 示すように、クランクシャフト31の一端部の連結軸部32にカムシャフト駆動 用のスプロケット33や補機駆動用のプーリ34等を嵌合固定している。具体的 には、連結軸部32におけるスプロケット33とプーリ34の嵌合部に半月キー 溝35を形成して半月キー36を嵌着し、キー溝37を形成したスプロケット3 3及びプーリ34のボス部38を連結軸部32に嵌合し、頭部の当板部40をプ ーリ34の外端面に係合させた固定ボルト39を連結軸部32の軸芯部に螺合さ せてプーリ34及びスプロケット33を締結固定し、さらにプーリ34のボス部 38外周にオイルシール41を外嵌させている。なお、上記プーリ34は通常鉄 鋼材料にて構成されている。
【0003】 また、鉄鋼材料から成るプーリ34は慣性力が大きく、それによってクランク シャフト31に対する捩り振動の振幅を増大させるという問題があり、このよう な問題を解消するために、実開昭64−15861号公報や実開昭64−553 62号公報等に開示され、図5に図示しているように、ボス部とプーリ部の間に 弾性体42を介在させたダンパプーリ構造を採用し、捩り振動を吸収するように したものが知られている。
【0004】
ところが、上記ようにプーリ34にダンパプーリ構造を採用すると構成が複雑 であるため、コスト高になるという問題があった。
【0005】 なお、プーリ34の慣性モーメントを小さくするために比重の小さいアルミニ ウム材料等にて構成することが考えられるが、強度上の問題、特にボス部38の 強度不足から固定ボルト39の緩みが生じる恐れがあり、実用化できないという 問題があった。
【0006】 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、慣性モーメントが小さくてクラン クシャフトの捩り振動の振幅を増大させず、かつ必要な強度を有し、低コストの クランクシャフトプーリを提供することを目的とする。
【0007】
本考案は、エンジンにおける補機等の駆動用にクランクシャフトの一端部に取 付けられるクランクシャフトプーリにおいて、クランクシャフトの一端部に嵌合 され、クランクシャフトの一端部の軸心部に螺合された固定ボルトにて締結固定 されるボス部は鉄鋼材料にて、プーリ部は比重の軽い材料にてそれぞれ構成し、 これらボス部とプーリ部を結合したことを特徴とする。
【0008】
本考案によれば、回転半径が大きく慣性モーメントに大きく影響するプーリ部 は比重の軽い材料にて構成し、回転半径が小さく慣性モーメントへの影響の小さ いボス部を鉄鋼材料にて構成しているので、全体の慣性モーメントを小さくでき てクランクシャフトの捩り振動の振幅を小さくでき、またボス部を鉄鋼材料にて 構成したため十分な強度を確保できて固定ボルトの緩みを生じる恐れがなく、か つこれらプーリ部とボス部を結合して構成しているため構造が簡単で低コストに て製造できる。
【0009】
以下、本考案の第1実施例を図1を参照して説明する。
【0010】 図1において、1はクランクシャフトであり、その一端部に設けられた連結軸 部2に、カムシャフト駆動チェーン用のスプロケット3と、冷却用ファンやクー ラ用コンプレッサ駆動用のプーリ4が嵌合固定されている。
【0011】 スプロケット3は連結軸部2の基端の段面2aに当接配置されている。プーリ 4は鉄鋼材料から成るボス部5とアルミニウム合金鋳物製のプーリ部6にて構成 され、ボス部5をスプロケット3に当接させて配置されている。このボス部5の 外周面の中間部には突出段部7が設けられ、この突出段部7より連結軸部2先端 側の外周面には、クランクシャフト1の回転方向に対して逆方向の雄ねじ8が形 成され、この雄ねじ8にプーリ部6の内周面に形成した雌ねじ9が螺合され、ボ ス部5とプーリ部6が結合されている。なお、プーリ部6のV溝部は、表面硬化 処理又は熱処理を必要に応じて行い、摩耗防止対策が施されている。また、ボス 部5の連結軸部2基端側の外周面にチェーンカバー10のクランクシャフト貫通 部に装着したオイルシール11が嵌合され、チェーンカバー10内がシールされ ている。
【0012】 また、スプロケット3及びプーリ4とクランクシャフト1を位相合わせするた めに連結軸部2にキー溝12が形成され、スプロケット3及びボス部5の内周に このキー溝12に係合する突条13、15が形成されている。
【0013】 連結軸部2の軸芯部には固定用のねじ穴が形成され、固定ボルト16が螺合さ れている。固定ボルト16には、プーリ4のボス部5の外端面5aに係合する当 板部17が設けられている。この固定ボルト16を連結軸部2の軸心部のねじ穴 に締結することにより、プーリ4及びスプロケット3が連結軸部2の基端段面2 aと固定ボルト16の当板部17の間で挟圧され、その摩擦力にてクランクシャ フト1からの動力伝達が成されている。
【0014】 以上の構成によれば、クランクシャフト1が回転すると、その連結軸部2に固 定されたスプロケット3によりクランクシャフト1と同期してカムシャフトが回 転する。また、同様に連結軸部2に固定されたプーリ4のボス部5も駆動され、 回転方向と逆方向の雄ねじ8と雌ねじ9の螺合を介してプーリ部6が駆動され、 このプーリ4にて冷却ファンやコンプレッサ等の補機が駆動される。
【0015】 そして上記プーリ4の構成によれば、回転半径が大きく慣性モーメントに大き く影響するプーリ部6は比重の軽いアルミニウム合金にて構成し、回転半径が小 さく慣性モーメントへの影響の小さいボス部5を鉄鋼材料にて構成しているので 、全体の慣性モーメントを小さくできてクランクシャフト1の捩り振動の振幅を 小さくでき、またボス部5を鉄鋼材料にて構成しているため十分な強度を確保で きて固定ボルト16の緩みを生じる恐れがない。又、これらプーリ部6とボス部 5をクランクシャフト1の回転方向と逆方向のねじ8、9にて結合しているため 構造が簡単であり、低コストにて製造することができる。
【0016】 次に、図2を参照して第2実施例を説明する。この実施例は、連結軸部2にス プロケット3に代えてタイミングベルトプーリ18を嵌合固定し、タイミングベ ルトにてクランクシャフト1とカムシャフトを連動連結したものであり、第1実 施例と同様のプーリ4を用いている。なお、この実施例ではタイミングベルトを 用いているのでチェーンカバー10は設けられていない。
【0017】 次に、図3を参照して第3実施例を説明する。この実施例は、プーリ4のボス 部5とプーリ部6の結合構成が第1実施例と異なっている。即ち、ボス部5の外 周にフランジ部21が突設され、このフランジ部21にプーリ部6内周の取付板 部22が重合され、周方向複数箇所が結合ボルト23にて締結固定されている。
【0018】 なお、この実施例では連結軸部2の基端段面2aとスプロケット3との間にウォ ータポンプやオイルポンプ等を駆動するためのスプロケット19が配設されてい る。
【0019】 以上の実施例では、プーリ部6をアルミニウム合金にて構成したものを例示し たが、マグネシウムやチタンなどのその他の軽量金属にて構成してもよく、さら に合成樹脂やセラミックスやそれらの複合材にて構成してもよい。
【0020】
本考案のクランクシャフトプーリによれば、回転半径が大きく慣性モーメント に大きく影響するプーリ部は比重の軽い材料にて構成し、回転半径が小さく慣性 モーメントへの影響の小さいボス部を鉄鋼材料にて構成しているので、全体の慣 性モーメントを小さくできてクランクシャフトの捩り振動の振幅を小さくでき、 またボス部を鉄鋼材料にて構成したため十分な強度を確保できて固定ボルトの緩 みを生じる恐れがなく、かつこれらプーリ部とボス部を結合して構成しているた め構造が簡単で低コストにて製造できるという効果を発揮する。
【図1】本考案の第1実施例のクランクシャフトプーリ
の取付状態の断面図である。
の取付状態の断面図である。
【図2】本考案の第2実施例のクランクシャフトプーリ
の取付状態の断面図である。
の取付状態の断面図である。
【図3】本考案の第3実施例のクランクシャフトプーリ
の取付状態の断面図である。
の取付状態の断面図である。
【図4】従来例のクランクシャフトプーリの取付状態の
断面図である。
断面図である。
1 クランクシャフト 2 連結軸部 4 プーリ 5 ボス部 6 プーリ部 8 雄ねじ 9 雌ねじ 16 固定ボルト 21 フランジ部 22 取付板部 23 結合ボルト 25 溶接
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンにおける補機等の駆動用にクラ
ンクシャフトの一端部に取付けられるクランクシャフト
プーリにおいて、クランクシャフトの一端部に嵌合さ
れ、クランクシャフトの一端部の軸心部に螺合された固
定ボルトにて締結固定されるボス部は鉄鋼材料にて、プ
ーリ部は比重の軽い材料にてそれぞれ構成し、これらボ
ス部とプーリ部を結合したことを特徴とするクランクシ
ャフトプーリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8663292U JPH0651609U (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | クランクシャフトプーリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8663292U JPH0651609U (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | クランクシャフトプーリ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651609U true JPH0651609U (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=13892406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8663292U Pending JPH0651609U (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | クランクシャフトプーリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651609U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007333217A (ja) * | 2007-09-11 | 2007-12-27 | Yanmar Co Ltd | エンジンのプーリー取付方法 |
| JP2008032228A (ja) * | 2007-09-11 | 2008-02-14 | Yanmar Co Ltd | エンジンのプーリー取付装置及び取付方法 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP8663292U patent/JPH0651609U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007333217A (ja) * | 2007-09-11 | 2007-12-27 | Yanmar Co Ltd | エンジンのプーリー取付方法 |
| JP2008032228A (ja) * | 2007-09-11 | 2008-02-14 | Yanmar Co Ltd | エンジンのプーリー取付装置及び取付方法 |
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