JPH0540381A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0540381A
JPH0540381A JP33938291A JP33938291A JPH0540381A JP H0540381 A JPH0540381 A JP H0540381A JP 33938291 A JP33938291 A JP 33938291A JP 33938291 A JP33938291 A JP 33938291A JP H0540381 A JPH0540381 A JP H0540381A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はいわゆる背面露光装置において、発
光輝度の小さいELヘッドを用いた場合でも、前記光導
電体層に前記露光電荷を効率よく且つ確実に捕足し、こ
れにより該画像形成装置を電子写真装置に適用した場合
に地かぶりやトナー濃度の低下が生じる事なく容易に画
像鮮明化を達成し得、更には前記感光体の耐摩耗性と耐
環境性を向上し、これにより経時的な画像品質の低下を
防止し得る事を目的とする。 【構成】 本発明は、透光性支持体上に透光性導電層と
アモルファスシリコン(a−Si)系材料からなる光導
電体層を積層すると共に該光導電体層と透光性導電層と
の境界側に、IIIa族元素若しくはVa族元素を高濃度に
含有させた注入阻止層あるいは高抵抗若しくは絶縁性の
注入阻止層を形成した感光体を有し、該感光体の透光性
支持体側に、エレクトロルミネセンス(EL)素子群か
らなる露光手段を配すると共に、該露光手段の光出力を
前記光導電体層に照射して露光像を生成可能に構成し、
そして好ましくは前記注入阻止層がIIIa族元素を高濃度
に含有したa−SiC層である事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式を採るプリ
ンタ、ファクシミリ、複写機等に使用される画像形成装
置に係り、特に透光性支持体上に透光性導電層と光導電
体層を積層してなる感光体の背面側(前記透光性支持体
と対面する側)に、画像情報に対応した光出力を生成す
る露光手段を配し、該露光手段により前記光導電体層に
露光像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば透光性支持体上に透光性
導電層と光導電体層を積層してなる感光体ドラムの内周
側に、画像情報に対応した光出力を生成する露光手段を
配し、該露光手段の光出力を集束化して前記光導電体層
に潜像を結像すると同時若しくはその直後に前記感光体
ドラムと対面配置させた現像手段を介して前記潜像を可
視像(トナー像)化した後、該トナー像を転写ローラそ
の他の転写手段を介して普通紙に転写可能に構成した画
像形成装置は公知である。(特開昭58ー153957
号他、)
【0003】この種の画像形成装置においては、露光手
段を感光体ドラム外周面上に配置した公知の電子写真装
置と異なり、露光手段を感光体ドラムに内挿する構成を
取るためにポリゴンミラー等によるビーム展開する露光
手段を用いる事が出来ず、この為従来装置においては多
数のLED素子をドラム軸方向に沿って列状に配し、該
LED素子を画像情報に対応させて選択的に点灯制御可
能に構成したLEDヘッド、又光源と集束レンズとの間
に液晶シャッタを配し該液晶シャッタの開閉制御により
露光像を形成する液晶プリンタヘッド、等が提案されて
いる。
【0004】しかしながら前者においては前記LED素
子群を配列したヘッドアレイの完成歩留りが悪いのみな
らず、個々の素子間の光量、波長のバラツキ、発熱劣化
等が生じ易い。又、後者においては使用温度域が狭く、
又光源が別途に必要で而もシャッタの応答性やON/O
FFの明暗比が低いので印刷速度を速く出来ないという
欠点を有す。
【0005】更にLEDヘッドはそれ自体で発熱が伴
い、又液晶ヘッドにおいてもハロゲンランプその他の光
源よりの発熱を伴い、この様な発熱体を狭口径に形成し
た感光体ドラム内に内挿させて露光動作を行うと、ドラ
ム内温度が上昇して画像品質に悪影響を及ぼすのみなら
ず、特に前記ドラム内はトナー等の塵埃の侵入を防ぐた
めに一般にドラム両端を密閉する構成を取る為に前記欠
点が一層助長される。
【0006】かかる欠点を解消するために、近年エレク
トロルミネセンス素子群を列状に配列して形成してなる
ELヘッドを前記露光手段に用いた技術が開示されてい
る。(特開昭62ー280773号)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】確かにELヘッドは構
造が堅固、発熱がない、高精細度化し易い、又低消費電
力で且つ小型化も可能であるために、前記した欠点を解
消し得るが、EL素子はLED等に比較して発光輝度が
小さく、而も画像形成装置においては他の電子写真装置
と異なり、前記露光手段の光出力を直接光導電体層に透
過させるのではなく、その背面側より透光性支持体と透
光性導電層を介して露光する構成を取るために、前記E
Lヘッドの発光輝度が小さい場合光導電体層に蓄積され
る電荷は一層少なくなり、鮮明画像を形成する上で致命
傷となる。
【0008】本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、発
光輝度の小さいELヘッドを用いた場合でも、前記光導
電体層に前記露光電荷を効率よく且つ確実に生成し、こ
れにより該画像形成装置を電子写真装置に適用した場合
に地かぶりやトナー濃度の低下が生じる事なく容易に画
像鮮明化を達成し得る画像形成装置を提供することを目
的とする。又本発明の他の目的とする所は、前記感光体
の耐摩耗性と耐環境性を向上し、これにより経時的な画
像品質の低下を防止し得る画像形成装置を提供する事に
ある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】前記したようにEL素子
は、LEDヘッド等に比較して発光光量が小さいという
問題がある。そこでこの様なEL素子群を露光手段とし
て用いた場合には、その受光側でこれを効率よく捕足す
る必要がある。そこで本発明の第1の特徴とする所は、
露光手段にEL素子群を又これを受光する感光体側の光
導電体層にa−Si系材料を用いた点を第一の特徴とす
る。
【0010】即ちa−Si系光導電体層は、他のSeA
s、SeTe、CdS、OPC等の感光体材料に比べて
光吸収能と光キャリア発生能が高く、而も発生したキャ
リアの移動度が高い為に、低輝度の光出力でも効率よく
光電変換が可能となる。
【0011】さて前記の様に光電変換された露光電荷は
現像及び転写位置に至るまで効率よくこれを保持する必
要があるが、前記光導電体層の背面側には電極として機
能し得る透光性導電層を有するために、光導電体層を介
して前記導電層と対面する現像スリーブに印加される現
像バイアスが正の場合には該導電層から電子が注入さ
れ、又現像バイアスが負の場合には導電層から正孔が注
入され、結果として露光像の電位の低下により現像の際
に画像濃度の低下や地かぶりが生じ易い。
【0012】そこで本発明の第2の特徴とする所は、前
記光導電体層の境界側に高抵抗薄層若しくは絶縁性の注
入阻止層を形成した点にある。かかる構成によれば、前
記電子や正孔の注入が阻止され、前記電位が低下する事
なく現像の際に画像濃度の低下や地かぶりが防止され
る。
【0013】この場合前記注入阻止層の抵抗率は1014
Ω・cm以上の絶縁性を要求する事なく、逆に1012
〜1013Ω・cm程度の高抵抗層である事が好ましい。
その理由は前記程度の抵抗率を有すれば転写位置までの
電子や正孔の注入が充分阻止され、必ずしも絶縁性であ
る事を要求する必要はなく、逆に絶縁性薄膜が存在する
と、転写後の残留電荷が減衰/消滅する事なく再度露光
位置に運ばれるために、イレーサ照射等の除電処理を行
う必要があり、又前記除電処理を行っても必ずしも残留
電荷を完全に除去し得ず、残像が形成されてしまう場合
がある。
【0014】これに対し、前記高抵抗層を用いた場合は
再露光位置に達するまでに転写工程後の残留電荷を消滅
する事が可能であり、又イレーサと組合せる事により一
層の画像品質の向上につながる。
【0015】そして前記高抵抗層は請求項3に記載の様
に、高硬度で化学的安定性の高いa−SiC材で形成す
るのがよく、これにより耐摩耗性と耐環境性が向上し、
経時的な画像品質の劣化を防ぐ事が出来るとともに、特
に前記注入阻止層にαーSiC層を用いる事により光導
電体層と透光性導電層との間の密着性が高まるので膜ハ
ガレが生じにくくなる。
【0016】さて例えばa−Si:H材の入射光の90
%が吸収されるまでの膜厚深さは、発光波長が550nm
に対して約0.4μm、600nmに対して約0.8μm、66
0nmに対して約2.2μmである。してみると発光波長を
短波長化する事により膜厚を薄くしても充分なる光吸収
能を得る事が出来、又膜厚を薄くする事により、少ない
光出力でも所定の電位を得る事が出来、好ましい。
【0017】そこで請求項1記載の発明において、前記
EL素子を略600nm以下の短波長可視光を出力可能な
素子群で形成したことを特徴としている。尚、600nm
以下と限定した理由はLED列の使用波長(660nm)
と区別し且つLED列より好ましい有意差を出す為であ
り、又可視光に限定したのはELヘッドの場合、実用的
に450nm以下の短波長の製造が困難な事による。
【0018】さてこのような背面露光手段を組込んだ画
像形成装置において本出願人は、独立した帯電器を設け
ずに前記感光体と対峙して配置された現像スリーブ上に
導電性磁性キャリアと絶縁性トナーとからなる2成分現
像剤を担持させるとともに、現像位置上流側又は下流側
に形成されたトナー溜まりを介して感光体側に電荷注入
を行いながら光導電体層の帯電を行うように構成した技
術を検討している。
【0019】しかしながら前記2成分現像剤が光導電層
と直接接触すると、導電性キャリアを介して前記露光電
荷が低減し易く、特に前記の様に光導電体層を薄くし荷
電容量が小なる本実施例においては前記露光電荷の低減
は、即、画像品質に大きく影響する。そこで請求項1記
載の本発明は、導電性磁性キャリアと絶縁性トナーとか
らなる2成分現像剤を用いた画像形成装置において、前
記光導電体層の表面側にも前記高抵抗層若しくは絶縁層
を形成した事を特徴とするものである。即ち、前記光導
電体層の表面側に前記高抵抗若しく絶縁層を設ける事
は、表面からの即ち現像スリーブ側からの電荷の注入を
効果的に阻止でき、前記欠点の解消が図れると共に帯電
能を高める事が出来る。更に本発明は、前記光導電体層
を単層の層領域とする事なく、光キャリア発生の機能を
高めた層領域と、その表面側に形成したキャリア輸送の
機能を持たせた層領域とを積層したものとする事によ
り、光感度と耐電圧等を共に高めることが出来る。
【0020】尚、前記キャリアはその粒子径を調整し
て、劣化により抵抗が増大したキャリアをトナーととも
に感光体側に現像消費可能に構成するのがよい。前記導
電性キャリアが劣化した場合、これを感光体ドラム側に
現像消費させ、前記帯電を行なう摺擦域には常に新しい
トナーが供給されるようにした事ものである。即ち、こ
の様なキャリアとして例えば図4に示すようにバインダ
樹脂13中に磁性体15を分散した粒子の表面に導電性
微粒子17を固着して形成する事により、劣化により前
記導電性微粒子17が剥離してトナーと同様な高抵抗若
しくは絶縁性に変化し、現像バイアスを利用して感光体
ドラム側に付着させる事が可能となる。
【0021】この場合感光体ドラム側に付着させた場合
でも画像形成に支障のないトナーである事が必要であ
り、この為少なくとも該キャリアの粒子径を調整して、
例えば前記キャリアの直径をトナー直径の1〜5倍に設
定する事が好ましい。勿論この場合前記キャリアを構成
するバインダ樹脂は、定着により溶融可能な熱溶融性で
ありトナーと同色若しくは近似色に着色するのが好まし
い。これにより前記キャリアは劣化により抵抗が増大し
トナーとともに感光体側に現像消費させる事が出来ると
ともに、該現像されたキャリアは粒度調整されているた
めに画像形成上問題となる事がない。
【0022】
【効果】本発明の効果は前記の項で詳説したが、その主
要効果をまとめてみるに、先ず本発明は実質的に発光に
よる発熱のほとんどないELヘッドを用いた為に、実質
的な閉鎖空間である感光体ドラム内に内挿した場合でも
温度上昇がなく、これにより連続使用によっても安定し
た露光像の形成が可能であると共に、該ドラム内に内挿
された制御回路等に何等悪影響を及ぼさない。
【0023】又本発明は他の光源に比べて発光光量が小
さいELヘッドを用いた場合でも、高光感度でキャリア
移動度も大きいa−Si系光導電体層を有する感光体と
組合せる事により、画像品質を低下させる事なく低消費
電力で小型の画像形成装置を得る事が出来る。
【0024】而もa−Si系光導電体層は、光吸収が高
く、光キャリア発生やキャリアの移動に優れているの
で、ELヘッドの発光輝度に対応させて光導電体層を薄
膜化しても良好な画像が得られるとともに、特に前記E
Lヘッドの使用波長を600nm以下に短波長化する事に
より前記効果が一層向上する。
【0025】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示
的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1
は本発明の基本構成図で、1はドラム状若しくはベルト
状に形成される感光体の層構成の拡大断面図で、透光性
支持体1a上に透光性導電層1b、注入阻止層1e、光
導電体層1c、及び表面層1fが積層されて形成されて
いる。そして前記感光体1の背面側(ドラム内周側)に
画素数に対応させて複数のEL素子が列状に配列された
ELヘッドと集束レンズの組合せからなるELアレイが
配設されている。
【0026】次に前記各部位について詳細に説明する。
透光性支持体1aは、ガラス(パイレックスガラス、ホ
ウ珪酸ガラス、ソーダガラス等)、石英、サファイア等
の透明な無機材料や、弗素樹脂、ポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリエチレン、ポリエチレンテフタレー
ト、ビニロン、エポキシ、マイラー等の透明な樹脂等が
あり、ドラム状、ベルト、シート状等の形状である。透
光性導電層1bは、ITO(インジウム・スズ・酸化
物)、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅等の透明導電
性材料を用いたり、AI、Ni、Au等の金属を半透明
になる程度に薄く形成してもよい。
【0027】光導電体層1cはa−Si:Hからなる光
導電体を用い、そして現像バイアスが正の場合には電子
の移動度を高める為、ノンドープ又はVa族元素を含有
させ、又現像バイアスが負の場合には正孔の移動度を高
めるため、IIIa族元素を含有させるのが好ましい。又必
要に応じて暗導電率や光導電率等の電気的特性、光学的
バンドギャップ等について所望の特性を得るために、
C,O,N等の元素を含有させても良い。
【0028】又前記光導電体層1cは、背面側より光キ
ャリア発生の機能を高めた光励起層領域1c1と、キャ
リア輸送の機能を持たせた層領域1c2との2層により
形成する事により光感度と耐電圧を高めることが出来
る。尚、光励起層領域1c1は、成膜時において低成膜
速度で成膜する、H2 やHeでの原料ガス(SiH4
Si26等)の希釈率を高める、ドープする元素を輸送
層よりも多く含有させる等により光キャリア発生の機能
を高めることができる。また、キャリア輸送層領域1c
2は前記領域と逆の方法で作製する事が出来、そしてこ
の層は主に感光体の耐圧を高めると共に励起層1c1か
ら注入されたキャリアを感光体表面へスムーズに走行さ
せる役割を持つが、この層においても光励起層を透過し
てきた光によりキャリア生成が行なわれ、感光体1の光
感度に寄与する。
【0029】尚、光励起層領域1c1の厚みは0.03〜7
μm、好適には0.5〜3μmの範囲に設定するのが良く、
又輸送領域1c2の厚みは0.05〜10μm、好適には1〜7
μmの範囲が良い。又前記両層域からなるa−Si系光
導電体層1cの厚みは0.1〜17μm、好適には1〜10μm
にするのがよい。
【0030】注入阻止層1eと表面層1fは、aーSi
C、aーSiO,aーSiN、aーSiON、aーSi
CON等のa−Si系の無機高抵抗若しくは絶縁材料、
ポリエチレンテレフタレート、パリレン、ポリ四フッ化
エチレン、ポリイミド、ポリフッ化エチレンプロピレン
等の有機高抵抗若しくは絶縁材料を用いるのがよく、特
に高抵抗のa−SiC層を用いると、絶縁耐圧や耐摩耗
性、耐環境性等の特性が高められるのみならず、透光性
導電層1bと光導電体層1c間の密着性が高まる。この
a−Si1-xCxのx値は0.3≦x<1.0、好適には0.5≦
x≦0.95に設定する事により1012 〜1015Ω・cm
の範囲の抵抗値で高耐湿性を得る事が出来、この場合層
内でC量に勾配を持たせてもよい。またCと同時にN,
O,Geを含有させる事により耐湿性を更に高めること
が出来る。
【0031】注入阻止層1eの厚みは0.01〜5μm、好
適には0.1〜3μmの範囲内が良く、又表面層1fの厚み
は0.05〜5μm、好適には0.1〜3μmの範囲内が良い。
尚前記注入阻止層1eにa−Si系を用いる場合には、
現像バイアスが正の場合には導電層からの電子の注入を
阻止するためにIIIa族元素(1〜10000ppm、好適には1
00〜5000ppm)を、現像バイアスが負の場合には導電層
1bからの正孔の注入を阻止するためにVa族元素(50
00ppm以下、好適には300〜3000ppm)を含有させるのが
よく、又、O,Nを0.01〜30原子%含有させることによ
り、透光性導電層1bとの密着性が一層向上する。
【0032】さて前記各部位の説明より既に明らかにな
ったが、感光体全体の膜厚は、必要な帯電および絶縁耐
圧の確保や、露光された光の吸収や残留電位の抑制等か
ら、1〜17μm、好適には2〜10μmの範囲に設定
するのが良い。又前記a−Si系光導電体層1c、a−
Si系注入阻止層1e及び表面層1fは、グロー放電分
解法、スパッタリング法、ECR法、蒸着法等により膜
形成し、ゲンを含有させるのがよい。その形成にあたっ
て、ダングリングボンド終端用の元素、例えば水素
(H)やハロゲンを含有させるのがよい。
【0033】一方、EL素子列22に利用される発光素
子の材料には、ZnS:Mn、 ZnS:Cu Zn
S:Cu,Al、 ZnS:Ag、 ZnS:Tb,
P、 ZnS:Tm,F、 ZnS: ZnCdS:C
u、 ZnSe:Mn、 CaS:Tb,P、 Ca
S:Ce、ZuTe、CdTe等があり、二重絶縁層構
造等の薄膜形や、粉末分散形等の形で形成される。ま
た、発光のための電圧駆動方式には、交流(AC)駆動
方式や、直流(DC)駆動方式等がある。
【0034】これらの発光波長は、材料によって450
nm近い短波長から800nm近い長波長まで見られるが、
安定した発光を示すのはZnS系の材料であり、しかも
本発明に該当する450から600nmの短波長の光出力
が得られる。
【0035】次に本発明の効果を確認する為に、下記の
ような実験を試みた。先ず感光体ドラムとして30φで
軸方向に300mmの長さを有する透明な円筒状ガラス
基板の外周面に、透光性導電層1bとしてITO層を活
性反応蒸着法により1000Aの厚みで形成し、次い
で、その上に容量結合型グロー放電分解装置を用いて、
図3の成膜条件によりa−SiC注入阻止層(例えばP
型a−SiC注入阻止層)1eとa−Si光導電体層1
cとa−SiC表面層1fとを順次積層した感光体を作
製した。この際前記注入阻止層1e及び表面層1fの抵
抗は1012 〜1013Ω・cmに設定した。
【0036】そして前記のように形成した感光体ドラム
を図2に示す装置に組込んで所定の画像形成を行う。即
ちその構成を簡単に説明するに、2はELヘッドアレイ
で、前記感光体ドラム1内に内挿され、非透光性の絶縁
材からなる支持体21上に画像情報に対応した光出力を生
成するEL素子列22と集束性レンズ23(商品名:セ
ルフォックレンズ)からなる露光系を、又前記支持体21
を挟んでその周方向反対側位置にイレーサ24を、夫々
感光体軸方向全域に亙って延設して固定配置されてい
る。そして前記露光系の結像位置は感光体ドラム1と後
記現像スリーブ31の軸心を結ぶ焦点線上に位置する光導
電体層1cに結像するように構成されている。
【0037】尚EL素子列はパラジウムの共通電極上
に、0.3μmの厚みの誘電体(Y23)層でサンドイッ
チしたZnS:Mn層を約1.5μmの厚みで形成し、画
素数に対応させて列状に配列させている。又前記ELヘ
ッドの発光方式には交流駆動を用い、5kHzの矩形波
を500Vの電圧で印加したところ、発光波長585nm
での発光を確認した。
【0038】3は現像装置で、導電性磁性キャリアと絶
縁性トナーとからなる現像剤を収納するトナー容器32
の感光体ドラム1と対面する側を開口し、該開口部35に
固定磁石集成体34を内包する現像スリーブ31を配し、
該スリーブ31を矢印方向(感光体ドラムと同方向)に回
転させることにより、言換えればドラム1とスリーブと
の対面位置で互いに逆方向に移動可能に感光体ドラムと
同方向に回転させる事により、容器32側に形成されたド
クタブレード36により層厚規制されたトナーが前記露光
系22-23の結像位置と対応する現像位置に導かれるよう
に構成している。尚、感光体ドラム1と現像スリーブ31
は相対的に速度差が生じる様な回転速度を以て同方向に
回転可能に構成している。
【0039】次に現像剤の組成について説明する。図4
は本実施例の現像剤に用いるキャリアの実施例を示す模
式図であり、磁性体15がバインダー樹脂中に均一に分
散されてなるキャリア母粒子13の表面に導電性微粒子
17が固定されてキャリア11が構成されている。キャ
リア11は、体積固有抵抗が104・Ω・cm以下であ
ることが好ましく、より好ましくは102〜104・Ω・
cmである。体積固有抵抗が余り大きくなると、導電性
キャリアとしての特性が損われ、例えば、背面露光方式
に用いた場合は、感光体への電荷の注入が速やかに行な
われず、感光体の帯電が不十分となる。キャリア11の
導電性は、主として導電性微粒子17によって付与され
る。なお、キャリア11の体積固有抵抗は、底部に電極
を有する内径20mmのテフロン製筒体にキャリア11
を1.5g入れ、外径20mmφの電極を挿入し、上部
から1Kgの荷重を掛けて測定した時の値である。キャ
リア11の磁力は、ある程度以上に大きいことが必要で
あり、好ましくは5KOe(エールステッド)の磁場で
の最大磁化が55emu/g以上、より好ましくは55
〜80emu/gである。また、1KOeの磁場での最
大磁化は、45emu/g以上が好適であり、より好ま
しくは45〜60emu/gである。キャリア11の磁
力が余り小さくなると、現像剤の搬送性が劣化し、ま
た、キャリア11がトナーとともに現像される。キャリ
ア11の平均粒度は、10〜100μmが好適であり、
より好ましくは15〜50μmである。キャリア11が
余り大きくなると感光体を均一に帯電させることが困難
となり、トナー濃度T/Cを大きくすることができなく
なる。一方、余り小さすぎると、現像スリーブ上の現像
剤の搬送性が悪くなり、また、一定の電位を付与するの
が困難となる。また、キャリア11の真密度は、3.0
〜4.5g/cm3の範囲が好ましい。 磁性体として
は、マグネタイト(Fe34)、フェライト(Fe
23)などが用いられ、特にマグネタイトが好ましい
が、これに限定されるものではない。導電性微粒子17
としては、カーボンブラック、酸化スズ、導電性酸化チ
タン(酸化チタンに導電性材料をコーティングしたも
の)、炭化ケイ素などが用いられ、空気中の酸素による
酸化によって導電性を失なわないものが望ましい。キャ
リア母粒子13に用いられるバインダー樹脂としては、
ポリスチレン系樹脂に代表されるビニル系樹脂、ポリエ
ルテル系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂
などが用いられる。キャリア母粒子13の表面への導電
性微粒子17の固着は、例えば、キャリア母粒子13と
導電性微粒子17とを均一混合し、キャリア母粒子13
の表面に導電性微粒子17を付着させた後、機械的・熱
的な衝撃力を与え導電性微粒子17をキャリア母粒子1
3中に打ち込むようにして固定することにより行なわれ
る。導電性微粒子17は、キャリア母粒子13中に完全
に埋設されるのではなく、その一部をキャリア母粒子1
3から突き出すようにして固定される。このようにキャ
リア11の表面に導電性微粒子17を固定することによ
り、効率的にキャリア11に高い導電性を付与できる。
また、キャリア母粒子13中には導電性微粒子17を配
合する必要がないので、それだけ多くの磁性体15をキ
ャリア母粒子13中に配合でき、キャリア11の磁力を
大きくすることができる。
【0040】上記のキャリアとトナーとを混合して、現
像剤とする。トナーとしては通常の絶縁性トナーが用い
られ、例えば、バインダー樹脂、着色剤、電荷制御剤、
オフセット防止剤などを配合することができる。また、
磁性体を添加して磁性トナーとすることもでき、トナー
の機内飛散の防止に有効である。そしてトナーは好まし
くは体積固有抵抗が1014Ω・cm以上のものであり、
より好ましくは1016Ω・cm以上である。この値は、
キャリアの場合と同様に測定される。
【0041】そしてこのような導電性且つ磁性のキャリ
アと絶縁性トナーからなる2成分現像剤を用いると、感
光体への良好且つ均一な帯電及び安定した現像が可能と
なり、又現像されたトナーが絶縁性であるために、静電
転写により高い画像濃度で安定して普通紙を始めとする
多様な記録紙に良好な記録画像を得る事が出来る上カラ
ートナーを用いて多色の記録画像を得る事も可能とな
る。又この現像剤を用いて光背面記録方式により画像形
成を行なう場合の現像バイアス電圧は250V以下の低
バイアスとすることが望ましく、一方現像バイアス電圧
が高過ぎると、トナーだけでなくキャリアまで現像され
ていわゆるキャリア引き現象が生じ、画像品質が劣化す
る。これは特にキャリアの粒径が小さい場合に著しい。
このような低バイアス現像に対し、a−Si系光導電層
とa−SiC高抵抗層を積層してなる感光体は優れた帯
電特性と良好な光キャリア励起特性や高いキャリア移動
度等の優れた光感度特性、又残留電位が低い事等により
好適であり、且つ良好な記録画像が得られる。
【0042】尚、トナーの粒径は20μm以下が好まし
くこの場合キャリア14の平均粒度は、10〜100μ
mが好適であり、より好ましくは15〜50μmであ
る。キャリア14が余り大きくなると感光体を均一に帯
電させることが困難となり、トナー濃度T/Cを大きく
することができなくなる。一方、余り小さすぎると、現
像スリーブ上の現像剤の搬送性が悪くなり、また、一定
の電位を付与するのが困難となる。即ち、キャリアの粒
径をトナー粒径の1〜5倍、より好ましくは1〜3倍に
設定する事により、キャリア母粒子13の表面への導電
性微粒子17のが前記摺擦により剥離して抵抗値が上昇
しスリーブ20に吸着される磁力を上回る現像力が生じ
ると、前記キャリアはトナーと共に感光体ドラム1側に
付着現像し、消費された場合にも画像形成上何等支障が
生じる事がない。この場合キャリアはトナーと同色に設
定するのがよい。又前記キャリアは樹脂キャリアである
ために熱定着もトナーと同様に行なわれる。
【0043】従ってバインダ樹脂中に磁性体を分散した
粒子の表面に導電層を形成した導電性磁性キャリアと絶
縁性トナーの組合せによる2成分現像剤を用い、その粒
径を1〜5倍、好ましくは1〜3倍に設定する事によ
り、感光体へのバイアス印加による帯電特性や画像濃度
の向上、残留トナーの効果的な回収等の特性に優れ、本
発明の画像形成装置において極めて有効である。
【0044】元に戻り33は現像スリーブに内包した固
定磁極により感光体ドラム1の現像位置上流側に形成さ
れた磁気ブラシで、現像スリーブ31と感光体ドラム1間
の相対的速度差により感光体ドラム1表面を摺擦しなが
ら前記現像バイアスを利用して摺擦域に混合されている
前記キャリア11を介して前記ドラム1の光導電層1c
に電荷を注入して帯電を行なった後、該帯電の直後に該
ドラム1に内包された露光ヘッド3を利用して露光像を
結像すると共に該露光部にトナーを付着させて現像を行
なう。そして、キャリア母粒子13の表面への導電性微
粒子17が前記摺擦により剥離して抵抗値が上昇しスリ
ーブ20に吸着される磁力を上回る現像力が生じると、
前記キャリアはトナーと共に感光体ドラム1側に付着現
像し、消費される。
【0045】4は転写ローラで感光体ドラム1と同期し
て回転しながら前記現像装置により感光体ドラム1側に
形成したトナー像を、レジストローラ5よりタイミング
を採って挿通された普通紙上に転写可能に構成する。
尚、図中9は給紙カセット、8は給紙ローラ、6は定着
ローラで、前記普通紙に付着したトナーとキャリアは該
定着ローラにより熱定着される。
【0046】かかる装置において、現像スリーブ31と
感光体ドラム1の透光性導電層1bとの間に+50Vの
電圧を印加しながら、波長585nm、露光量0.4μJ/
cm2の条件で画像露光を行ない、感光体ドラム1上に
トナー像を形成し、そのトナー像を−200Vの転写バ
イアス電圧を転写ローラに印加して市販普通紙に転写
し、熱定着を行なって画像を得た。この画像を評価した
ところ、I.D.が1.4の画像濃度を有し、バックの
かぶりのない、解像度の良好な画像であった。次に前記
実施例において5000枚の連続ランニング試験を行っ
たが、感光体ドラム1内温度の上昇は見られず、又画像
品質の劣化も見られなかった。
【0047】次に前記注入阻止層1eがない点を除いて
は前記実施例と同様に製作した感光体ドラム1を用いて
前記と同様な試験を行った所I.D.が0.6と大幅に
低下している事が確認された。又前記表面層1fがない
点を除いては前記実施例と同様に製作した感光体ドラム
を用いて前記と同様な試験を行った所やはりI.D.が
0.8と大幅に低下している事が確認された。従って前
記実験結果より本発明の効果が確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図で、感光体と露光手段との
関係を示す。
【図2】本発明の実施例に係る画像形成装置を組込んだ
画像形成装置
【図3】本発明の実施例に係る感光体ドラムの製造条件
を示す表図である。
【図4】現像剤を構成する導電性キャリアの組成図
【符号の説明】
1 感光体 22 露光手段(EL素子列) 1a 透光性支持体、 1b 透光性導電層、 1c 光導電体層 1e 注入阻止層 1f 表面層 11 導電性キャリア 17 導電性微粒子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】そして前記高抵抗層は請求項3に記載の様
に、高硬度で化学的安定性の高いa−SiC材で形成す
るのがよく、これにより耐摩耗性と耐環境性が向上し、
経時的な画像品質の劣化を防ぐ事が出来るとともに、特
に前記注入阻止層に−SiC層を用いる事により光導
電体層と透光性導電層との間の密着性が高まるので膜ハ
ガレが生じにくくなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】しかしながら前記2成分現像剤が光導電層
と直接接触すると、導電性キャリアを介して前記露光電
荷が低減し易く、特に前記の様に光導電体層を薄くし荷
電容量が小なる本実施例においては前記露光電荷の低減
は、即、画像品質に大きく影響する。そこで請求項1記
載の本発明は、導電性磁性キャリアと絶縁性トナーとか
らなる2成分現像剤を用いた画像形成装置において、前
記光導電体層の表面側にも前記高抵抗層若しくは絶縁層
を形成した事を特徴とするものである。即ち、前記光導
電体層の表面側に前記高抵抗若しく絶縁層を設ける事
は、表面からの即ち現像スリーブ側からの電荷の注入を
効果的に阻止でき、前記欠点の解消が図れると共に帯電
能を高める事が出来る。更に本発明は、前記光導電体層
を単層の層領域とする事なく、光キャリア発生の機能を
高めた層領域と、その表面側に形成したキャリア輸送の
機能を持たせた層領域とを積層したものとする事によ
り、光感度と耐電圧等を共に高めることが出来る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】尚、前記キャリアはその粒子径を調整し
て、劣化により抵抗が増大したキャリアをトナーととも
に感光体側に現像消費可能に構成するのがよい。前記導
電性キャリアが劣化した場合、これを感光体ドラム側に
現像消費させ、前記帯電を行なう摺擦域には常に新しい
トナーが供給されるようにしたものである。即ち、この
様なキャリアとして例えば図4に示すようにバインダ樹
脂13中に磁性体15を分散した粒子の表面に導電性微
粒子1を固着して形成する事により、劣化により前記
導電性微粒子1が剥離してトナーと同様な高抵抗若し
くは絶縁性に変化し、現像バイアスを利用して感光体ド
ラム側に付着させる事が可能となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】尚、光励起層領域1c1の厚みは0.03
〜7μm、好適には0.5〜3μmの範囲に設定するの
が良く、又輸送領域1c2の厚みは0.05〜10μ
m、好適には1〜7μmの範囲が良い。又前記両層
からなるa−Si系光導電体層1cの厚みは0.1〜1
7μm,好適には1〜10μmにするのがよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】さて前記各部位の説明より既に明らかにな
ったが、感光体全体の膜厚は、必要な帯電および絶縁耐
圧の確保や、露光された光の吸収や残留電位の抑制等か
ら、1〜17μm、好適には2〜10μmの範囲に設定
するのが良い。又前記a−Si系光導電体層1c、a−
Si系注入阻止層1e及び表面層1fは、グロー放電分
解法、スパッタリング法、ECR法、蒸着法等により
形成し、その形成にあたって、ダングリングボンド終端
用の元素、例えば水素(H)やハロゲンを含有させるの
がよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】そして前記のように形成した感光体ドラム
を図2に示す装置に組込んで所定の画像形成を行う。即
ちその構成を簡単に説明するに、2はELアレイヘッド
で、前記感光体ドラム1内に内挿され、非透光性の絶縁
材からなる支持体21上に画像情報に対応した光出力を
生成するEL素子列22と集束性レンズ23(商品名:
セルフォックレンズ)からなる露光系を、又前記支持体
21を挟んでその周方向反対側位置にイレーサ24を、
夫々感光体軸方向全域に亙って延設して固定配置されて
いる。そして前記露光系の結像位置は感光体ドラム1と
後記現像スリーブ31の軸心を結ぶ焦点線上に位置する
光導電体層1cに結像するように構成されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】3は現像装置で、導電性磁性キャリアと絶
縁性トナーとからなる現像剤を収納するトナー容器32
の感光体ドラム1と体面する側を開口し、該開口部35
に固定磁石集成体34を内包する現像スリーブ31を配
し、該スリーブ31を矢印方向(感光体ドラムと同方
向)に回転させることにより、言換えればドラム1とス
リーブとの対面位置で互いに逆方向に移動可能に感光体
ドラムと同方向に回転させる事により、容器32側に形
成されたドクタブレード36により層厚規制されたトナ
ーが前記露光系22−23の結像位置と対応する現像位
置に導かれるように構成している。尚、感光体ドラム1
と現像スリーブ31は相対的に速度差が生じる様な回転
速度を以て同方向に回転可能に構成してもよく、又スリ
ーブ31を固定し、磁石集成体34を回転可能に構成し
てもよい。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】次に現像剤の組成について説明する。図4
は本実施例の現像剤に用いるキャリアの実施例を示す模
式図であり、磁性体15がバインダー樹脂中に均一に分
散されてなるキャリア母粒子13の表面に導電性微粒子
が固定されてキャリア1が構成されている。キャ
リア1は、体積固有抵抗が10・Ω・cm以下であ
ることが好ましく、より好ましくは10〜10・Ω
・cmである。体積固有抵抗が余り大きくなると、導電
性キャリアとしての特性が損われ、例えば、背面露光方
式に用いた場合は、感光体への電荷の注入が速やかに行
なわれず、感光体の帯電が不十分となる。キャリア1
の導電性は、主として導電性微粒子1によって付与さ
れる。なお、キャリア1の体積固有抵抗は、底部に電
極を有する内径20mmのテフロン製筒体にキャリア1
を1.5g入れ、外径20mmφの電極を挿入し、上
部から1Kgの荷重を掛けて測定した時の値である。キ
ヤリア1の磁力は、ある程度以上に大きいことが必要
であり、好ましくは5KOe(エールステッド)の磁場
での最大磁化が55emu/g以上、より好ましくは5
5〜80emu/gである。また、1KOeの磁場での
最大磁化は、45emu/g以上が好適であり、より好
ましくは45〜60emu/gである。キャリア1
磁力が余り小さくなると、現像剤の搬送性が劣化し、ま
た、キャリア1がトナーとともに現像される。キャリ
ア1の平均粒度は、10〜100μmが好適であり、
より好ましくは15〜50μmである。キャリア1
余り大きくなると感光体を均一に帯電させることが困難
となり、トナー濃度T/Cを大きくすることができなく
なる。一方、余り小さすぎると、現像スリーブ上の現像
剤の搬送性が悪くなり、また、一定の電位を付与するの
が困難となる。また、キャリア1の真密度は、3.0
〜4.5g/cmの範囲が好ましい。磁性体として
は、マグネタイト(Fe)、フェライト(Fe
)などが用いられ、特にマグネタイトが好ましい
が、これに限定されるものではない。導電性微粒子1
としては、カーボンブラック、酸化スズ、導電性酸化チ
タン(酸化チタンに導電性材料をコーティングしたも
の)、炭化ケイ素などが用いられ、空気中の酸素による
酸化によって導電性を失なわないものが望ましい。キャ
リア母粒子13に用いられるバインダー樹脂としては、
ポリスチレン系樹脂に代表されるビニル系樹脂、ポリエ
テル系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂
などが用いられる。キャリア母粒子13の表面への導電
性微粒子1の固着は、例えば、キャリア母粒子13と
導電性微粒子1とを均一混合し、キャリア母粒子13
の表面に導電性微粒子1を付着させた後、機械的・熱
的な衝撃力を与え導電性微粒子1をキャリア母粒子1
3中に打ち込むようにして固定することにより行なわれ
る。導電性微粒子1は、キャリア母粒子13中に完全
に埋設されるのではなく、その一部をキャリア母粒子1
3から突き出すようにして固定される。このようにキャ
リア1の表面に導電性微粒子1を固定することによ
り、効率的にキャリア1に高い導電性を付与できる。
また、キャリア母粒子13中には導電性微粒子1を配
合する必要がないので、それだけ多くの磁性体15をキ
ャリア母粒子13中に配合でき、キャリア1の磁力を
大きくすることができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】そしてこのような導電性且つ磁性のキャリ
アと絶縁性トナーからなる2成分現像剤を用いると、感
光体への良好且つ均一な帯電及び安定した現像が可能と
なり、又現像されたトナーが絶縁性であるために、静電
転写により高い画像濃度で安定して普通紙を始めとする
多様な記録紙に良好な記録画像を得る事が出来る上カラ
ートナーを用いて多色の記録画像を得る事も可能とな
る。又この現像剤を用いて背面露光記録方式により画像
形成を行なう場合の現像バイアス電圧は250V以下の
低バイアスとすることが望ましく、一方現像バイアス電
圧が高過ぎると、トナーだけでなくキャリアまで現像さ
れていわゆるキャリア引き現象が生じ、画像品質が劣化
する。これは特にキャリアの粒径が小さい場合に著し
い。このような低バイアス現像に対し、a−Si系光導
電層とa−SiC高抵抗層を積層してなる感光体は優れ
た帯電特性と良好な光キャリア励起特性や高いキャリア
移動度等の優れた光感度特性、又残留電位が低い事等に
より好適であり、且つ良好な記録画像が得られる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】尚、トナーの粒径は20μm以下が好まし
くこの場合キャリア14の平均粒度は、10〜100μ
mが好適であり、より好ましくは15〜50μmであ
る。キャリア14が余り大きくなると感光体を均一に帯
電させることが困難となり、トナー濃度T/Cを大きく
することができなくなる。一方、余り小さすぎると、現
像スリーブ上の現像剤の搬送性が悪くなり、また、一定
の電位を付与するのが困難となる。即ち、キャリアの粒
径をトナー粒径の1〜5倍、より好ましくは1〜3倍に
設定する事により、キャリア母粒子13の表面への導電
性微粒子16が前記摺擦により剥離して抵抗値が上昇し
スリーブ31に吸着される磁力を上回る現像力が生じる
と、前記キャリアはトナーと共に感光体ドラム1側に付
着現像し、消費された場合にも画像形成上何等支障が生
じる事がない。この場合キャリアはトナーと同色に設定
するのがよい。又前記キャリアは樹脂キャリアであるた
めに熱定着もトナーと同様に行なわれる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】元に戻り33は現像スリーブに内包した固
定磁極により感光体ドラム1の現像位置上流側に形成さ
れた磁気ブラシで、現像スリーブ31と感光体ドラム1
間の相対的速度差により感光体ドラム1表面を摺擦しな
がら前記現像バイアスを利用して摺擦域に混合されてい
る前記キャリア1を介して前記ドラム1の光導電層1
cに電荷を注入して帯電を行なった後、該帯電の直後に
該ドラム1に内包された露光ヘッドを利用して露光像
を結像すると共に該露光部にトナーを付着させて現像を
行なう。そして、キャリア母粒子13の表面への導電性
微粒子1が前記摺擦により剥離して抵抗値が上昇しス
リーブ31に吸着される磁力を上回る現像力が生じる
と、前記キャリアはトナーと共に感光体ドラム1側に付
着現像し、消費される。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図で、感光体と露光手段との
関係を示す。
【図2】本発明の実施例に係る画像形成装置を組込んだ
画像形成装置
【図3】本発明の実施例に係る感光体ドラムの製造条件
を示す表図である。
【図4】現像剤を構成する導電性キャリアの組成図
【符号の説明】 1 感光体 22 露光手段(EL素子列) 1a 透光性支持体、 1b 透光性導電層、 1c 光導電体層 1e 注入阻止層 1f 表面層 1 導電性キャリア 1 導電性微粒子
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 5/08 303 7144−2H 333 7144−2H H04N 1/29 D 9186−5C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性支持体上に透光性導電層とアモル
    ファスシリコン(a−Si)系材料からなる光導電体層
    を積層すると共に該光導電体層と透光性導電層との境界
    側にキャリア注入阻止層を形成し、前記光導電体層の表
    面側に高抵抗若しくは絶縁層を形成した感光体を有し、 該感光体の透光性支持体側に、エレクトロルミネセンス
    (EL)素子群からなる露光手段を配すると共に、 該露光手段の光出力を前記光導電体層に照射して露光像
    を生成可能に構成したことを特徴とする画像形成装置
  2. 【請求項2】 導電性且つ磁性のキャリアと絶縁性トナ
    ーからなる現像剤を用いて、250V以下の現像バイア
    ス電圧を印加しつつ前記光像の現像を行う請求項1記載
    の画像形成装置
  3. 【請求項3】 前記注入阻止層が周期率表第IIIa族元素
    若しくは周期率表第Va族元素を含有するa−Siであ
    る請求項1記載の画像形成装置
  4. 【請求項4】 前記表面層が高抵抗a−SiC層である
    請求項1記載の画像形成装置
  5. 【請求項5】 記注入阻止層が高抵抗a−SiC層であ
    る請求項1記載の画像形成装置
  6. 【請求項6】 前記EL素子を略600nm以下の短波長
    可視光を出力可能な素子群で形成した請求項1記載の画
    像形成装置
  7. 【請求項7】 前記光導電体層を、透光性導電層側に光
    励起層領域と、又表面層側に前記励起層により生成され
    たキャリアを表面層に移送させるキャリア輸送層領域と
    の複数層領域により形成したことを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置
  8. 【請求項8】 前記キャリアの粒子径を調整して、劣化
    により抵抗が増大したキャリアをトナーとともに感光体
    側に現像消費可能に構成した請求項7記載の画像形成装
  9. 【請求項9】 前記キャリアが、絶縁樹脂中に磁性体を
    分散した粒子の表面に導電性微粒子を固着して形成され
    た、熱溶融性で且つトナーと類似色の導電性キャリアで
    ある請求項7記載の画像形成装置
JP3-339382A 1991-03-04 1991-11-29 画像形成装置 Expired - Lifetime JP3000311B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6095991 1991-03-04
JP3-60959 1991-03-04

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Publication Number Publication Date
JPH0540381A true JPH0540381A (ja) 1993-02-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7071960B2 (en) 2003-03-28 2006-07-04 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7071960B2 (en) 2003-03-28 2006-07-04 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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