JPH0540655U - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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JPH0540655U
JPH0540655U JP9679291U JP9679291U JPH0540655U JP H0540655 U JPH0540655 U JP H0540655U JP 9679291 U JP9679291 U JP 9679291U JP 9679291 U JP9679291 U JP 9679291U JP H0540655 U JPH0540655 U JP H0540655U
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JP
Japan
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foreign matter
annular base
seal
circumferential direction
annular
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Withdrawn
Application number
JP9679291U
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English (en)
Inventor
光弘 曽和
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインシール3を流体中の異物から保護し、
かつメインシール3の良好な潤滑性を維持できる構造と
する。 【構成】 メインシールの軸方向両側に位置する対異物
用シール10が、ピストン2の外周面の環状溝23内に
嵌着され周方向一部が切断された環状基部11と、この
環状基部11の外周に所要の密度で植毛されてシリンダ
本体1の内周面と摺接する繊維群12とよりなり、切断
部で周方向に近接対向する環状基部11の両端部に植毛
された繊維群12同士を互いに入り組んで交差させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧シリンダ等の流体圧シリンダに使用される密封装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば油圧シリンダに使用される密封装置として、図4に示すよう なものがある。すなわち図4において、1はシリンダ本体、2はシリンダ本体1 の内周を軸方向に往復動するピストンであり、ピストン2の外周面とシリンダ本 体1の内周面との間の隙間を密封する密封装置は、パッキン3をメインシールと して具備している。
【0003】 ピストン2の両側から圧力が交互に作用する油圧シリンダにおいては、ピスト ン2の軸受として機能する一対のウエアリング4がパッキン3の軸方向両側に配 置されており、さらにパッキン3の軸方向両側であってウエアリング4の外側に は、圧油中に混在する金属粉等の硬質の異物によるウエアリング4及びパッキン 2の損傷を防止するため、鋳鉄または合成樹脂からなる一対の対異物用シール5 が配置されている。そして、パッキン3はピストン2の外周面の軸方向ほぼ中央 部に形成された環状溝21に装着され、ウエアリング4は前記環状溝21の両側 に形成された一対の環状溝22に装着され、対異物用シール5は前記環状溝22 のさらに外側に形成された環状溝23に装着され、それぞれシリンダ本体1の内 周面と摺接している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来構造によると、対異物用シール5は、図5に示すように 環状溝23への装着の容易性を考慮して周方向一箇所が切断された形状をなして おり、この切断部分5aでシリンダ本体1とピストン2の間に異物の通過が可能 な隙間δが形成されることは避けられないため、ウエアリング4及びパッキン3 の摺動部への異物の侵入を完全に防止することができなかった。また、例えば前 記切断部分5aを周方向に延びる擦り合わせ面にして隙間δをなくした構造にし た場合は、この対異物用シール5が、異物のみならず油もシールしてしまうこと から、ウエアリング4及びパッキン3が潤滑不足になって破損してしまう恐れが あり、ウエアリング4及びパッキン3を保護するといった対異物用シール5の本 来の機能を奏し得なかった。
【0005】 本考案は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、メインシールを流体中の異物から保護し、かつメインシールの良好な潤滑性 を維持できる構造とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案に係る密封装置は、メインシールと、メイン シールの軸方向両側に位置する対異物用シールが、ピストンの外周面に形成され た複数の環状溝の各々に装着され、対異物用シールは、環状溝内に嵌着され周方 向一部が切断された環状基部と、この環状基部の外周に所要の密度で植毛されて シリンダ本体の内周面と摺接する繊維群とよりなり、切断部で周方向に近接対向 する環状基部の両端部に植毛された繊維群同士が互いに入り組んで交差してなる 構成としたものである。また、この場合、対異物用シールは、切断部における環 状基部の両端部の繊維群が、環状基部の他の部分における繊維群よりも高密度で 植毛されたものであることが望ましい。
【0007】
【作用】
メインシールの軸方向両側に設けられた対異物用シールは、環状基部の外周に 所要の密度で植毛されてシリンダ本体の内周面と摺接する繊維群が、流体中の異 物の通過を遮断するとともに流体の通過を許容する、一種のフィルタとして機能 するものである。対異物用シールの環状基部は、ピストンの環状溝内への装着を 容易にするために周方向一部が切断されているが、切断部で周方向に近接対向す る環状基部の両端部に植毛された繊維群同士が互いに交差しているので、前記環 状溝の外周側へ突出して実質的な異物遮断を行う繊維群の摺動部には、異物の通 過が可能となるような周方向に開離した部分は形成されない。
【0008】 この場合、環状基部の両端部における繊維群が、環状基部の他の部分における 繊維群よりも高密度で植毛された構成とすることによって、前記両端部の繊維群 の毛先が十分な密度をもって周方向へ広がって互いに交差するので、この部分で 繊維の密度が粗になって異物に対するシール性が低下するのを防止することがで きる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案に係る密封装置の一実施例を示すもので、先に述べた図4の従 来構造と同様、3はピストン2の環状溝21に装着されてシリンダ本体1の内周 面と気密的に摺接するメインシールとしてのパッキン、4は前記環状溝21の軸 方向両側の環状溝22に装着された一対のウエアリングである。パッキン3の軸 方向両側であってウエアリング4の外側には、一対の対異物用シール10が配置 され、それぞれピストン2の外周面における最も外側の環状溝23に装着されて いる。
【0010】 対異物用シール10は、図2及び図3に示すように、環状溝23の溝底に嵌着 され周方向一部が切断された合成樹脂製の環状基部11と、この環状基部11の 外周に所要の密度で静電植毛されて毛先がシリンダ本体1の内周面と摺接する繊 維群12とからなる。この繊維群12は、軸方向(幅方向)両側が環状溝23の 内側面に当接しており、また、繊維群12のうち、切断部10aで周方向に近接 対向する環状基部11の両端部11aに植毛された繊維群12aは、環状溝23 の外周側へ突出した毛先が周方向に広がって互いに交差しており、さらに、この 部分における繊維群12aは、他の部分の繊維群12bよりも高密度で植毛され ている。
【0011】 すなわちこの実施例において、対異物用シール10は、環状基部11が、ピス トン2の環状溝23内への装着を容易にするために周方向一部が切断されている ので、この切断部10aで周方向に近接対向する環状基部11の両端部11a, 11a間には周方向に開いた隙間δが形成されるが、この両端部11aに植毛さ れた繊維群12aはその植毛密度が高いため、所要の密度を保持した状態で毛先 が周方向に広げられ、互いに交差している。このため、環状溝23の外周側へ突 出した繊維群12の摺動部には、異物の通過が可能な周方向に開離した隙間が形 成されず、この密集した繊維群12がシリンダ本体1の内周面とウエアリング4 及びパッキン3との摺動部へ侵入する油から、油中に混在する金属粉等の硬質の 異物を分離する。
【0012】 なお、図2には、対異物用シール10の環状基部11がストレートに切断され たものを示したが、これは図5のようにバイアス状に切断されたものや、軸方向 中途に周方向へ延びるステップ状の擦り合わせ部分を有する切断形状とすること など、種々の形状のものが適用でき、繊維群12の植毛密度も流体の粘性等を考 慮して任意に選定すれば良い。また、メインシールであるパッキン3も、図示の 例に限らず種々の構造のものを適用することができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案の密封装置によると、メインシールの軸方向両側に、繊維群を植毛した 対異物用シールを設け、この対異物用シールは、ピストンの環状溝内への装着性 を考慮して周方向一部が切断されているにも拘らず、実質的な異物遮断を行う繊 維群の摺動部には、異物の通過が可能な隙間が形成されない構造としたため、メ インシール側への異物の侵入を阻止することができ、周方向に切断された環状基 部の両端部における繊維群を高密度で植毛することによって、この効果を一層確 実にすることができるものである。しかもこの対異物用シールは、流体の通過を 許容することから、メインシールの潤滑性を良好に保持しつつ異物の侵入を阻止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る密封装置の一実施例を、油圧シリ
ンダとの関係において示す装着状態の半断面図である。
【図2】同じく装着状態における要部斜視図である。
【図3】同じく装着状態における要部正面図である。
【図4】従来の密封装置の一例を、油圧シリンダとの関
係において示す装着状態の半断面図である。
【図5】同じく装着状態における部分的な斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 シリンダ本体 2 ピストン 3 パッキン(メインシール) 4 ウエアリング 10 対異物用シール 10a 切断部 11 環状基部 11a 端部 12,12a,12b 繊維群 21,22,23 環状溝 δ 隙間

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインシール3と、メインシール3の軸
    方向両側に位置する対異物用シール10が、ピストン2
    の外周面に形成された複数の環状溝21,23の各々に
    装着され、対異物用シール10は、環状溝23内に嵌着
    され周方向一部が切断された環状基部11と、この環状
    基部11の外周に所要の密度で植毛されてシリンダ本体
    1の内周面と摺接する繊維群12とよりなり、切断部1
    0aで周方向に近接対向する環状基部11の両端部11
    aに植毛された繊維群12a同士が互いに入り組んで交
    差してなることを特徴とする密封装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、対異物用シー
    ル10は、切断部10aにおける環状基部11の両端部
    11aの繊維群12aが、環状基部11の他の部分にお
    ける繊維群12bよりも高密度で植毛されてなることを
    特徴とする密封装置。
JP9679291U 1991-10-30 1991-10-30 密封装置 Withdrawn JPH0540655U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9679291U JPH0540655U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 密封装置

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JP9679291U JPH0540655U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 密封装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0540655U true JPH0540655U (ja) 1993-06-01

Family

ID=14174492

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9679291U Withdrawn JPH0540655U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 密封装置

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JP (1) JPH0540655U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000154875A (ja) * 1998-09-22 2000-06-06 General Electric Co <Ge> ブラシシ―ルおよびこのようなブラシシ―ルを含む回転機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000154875A (ja) * 1998-09-22 2000-06-06 General Electric Co <Ge> ブラシシ―ルおよびこのようなブラシシ―ルを含む回転機械

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208