JPS6316928Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6316928Y2 JPS6316928Y2 JP1983166788U JP16678883U JPS6316928Y2 JP S6316928 Y2 JPS6316928 Y2 JP S6316928Y2 JP 1983166788 U JP1983166788 U JP 1983166788U JP 16678883 U JP16678883 U JP 16678883U JP S6316928 Y2 JPS6316928 Y2 JP S6316928Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- sliding
- groove
- grooves
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Actuator (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は主として空気圧用シリンダ装置の摺動
用シールに関する。
用シールに関する。
(従来技術)
従来の摺動用シールには、シールの摺接面に直
接潤滑油を溜めることができるような加工は施さ
れていない。従つて摺動抵抗等によるステイツク
スリツプ現象が生じ易い。
接潤滑油を溜めることができるような加工は施さ
れていない。従つて摺動抵抗等によるステイツク
スリツプ現象が生じ易い。
ところが産業用ロボツト等に空気圧シリンダ装
置が多数使用されるようになつた今日において
は、シリンダ装置の正確な位置制御を行えるよう
にするために、ステイツクスリツプ現象を解消す
ることが要求されている。
置が多数使用されるようになつた今日において
は、シリンダ装置の正確な位置制御を行えるよう
にするために、ステイツクスリツプ現象を解消す
ることが要求されている。
(考案の目的)
本考案は、摺動用シールの摺接面に潤滑油を直
接保持できるようにすることにより、潤滑効果を
向上させ、ステイツクスリツプ現象を防止すると
を目的としている。
接保持できるようにすることにより、潤滑効果を
向上させ、ステイツクスリツプ現象を防止すると
を目的としている。
(考案の構成)
軸方向摺動自在に嵌合する軸部材とシリンダ部
材のいずれか一方の部材のシール溝に嵌着される
摺動用シールにおいて、他方の部材に摺接するシ
ール摺接面に、微小断面積の多数の筋状溝を網目
状に形成し、筋状溝内に潤滑油を保持するように
している。
材のいずれか一方の部材のシール溝に嵌着される
摺動用シールにおいて、他方の部材に摺接するシ
ール摺接面に、微小断面積の多数の筋状溝を網目
状に形成し、筋状溝内に潤滑油を保持するように
している。
(実施例)
空気圧シリンダ装置の縦断上半分図を示す第1
図において、1はシリンダ部材、2はピストン、
3はロツドであつて、ピストン2とロツド3は1
体(又は一体的)に形成され、軸部材4として構
成されている。軸部材4は、例えば4つの第1、
第2、第3、第4摺動用シール6,7,8,9を
介して軸方向摺動自在にシリンダ部材1に嵌合し
ており、ピストン2によつてシリンダ部材1内
を、第1空気室11と第2空気室12に区画して
いる。4つのシール6,7,8,9はゴム製(又
は合成樹脂製)のU形パツキンであつて、第1、
第4シール6,9はシリンダ部材1の両端内周面
のシール溝14,17に嵌着され、ロツド3の外
周面に摺接している。第2、第3シール7,8は
ピストン2の外周面のシール溝15,16に嵌着
され、シリンダ部材1の内周面に摺接している。
図において、1はシリンダ部材、2はピストン、
3はロツドであつて、ピストン2とロツド3は1
体(又は一体的)に形成され、軸部材4として構
成されている。軸部材4は、例えば4つの第1、
第2、第3、第4摺動用シール6,7,8,9を
介して軸方向摺動自在にシリンダ部材1に嵌合し
ており、ピストン2によつてシリンダ部材1内
を、第1空気室11と第2空気室12に区画して
いる。4つのシール6,7,8,9はゴム製(又
は合成樹脂製)のU形パツキンであつて、第1、
第4シール6,9はシリンダ部材1の両端内周面
のシール溝14,17に嵌着され、ロツド3の外
周面に摺接している。第2、第3シール7,8は
ピストン2の外周面のシール溝15,16に嵌着
され、シリンダ部材1の内周面に摺接している。
第1、第2シール6,7はそれぞれ第1空気室
11に向つて開くような姿勢で配置され、第1空
気室11から空気が漏れないように作用し、第
3、第4シール8,9はそれぞれ第2空気室12
に向つて開くような姿勢で配置され、第2空気室
12から空気が漏れないように作用する。
11に向つて開くような姿勢で配置され、第1空
気室11から空気が漏れないように作用し、第
3、第4シール8,9はそれぞれ第2空気室12
に向つて開くような姿勢で配置され、第2空気室
12から空気が漏れないように作用する。
第1、第2空気室11,12はそれぞれ気路1
8,19を介して空気圧切換弁(図示せず)に連
通している。即ち第1空気室11に空気を圧入す
ることにより軸部材4を矢印F方向へ移動させ、
第2空気室12に空気を圧入することにより軸部
材4を逆矢印F方向へ移動させる。
8,19を介して空気圧切換弁(図示せず)に連
通している。即ち第1空気室11に空気を圧入す
ることにより軸部材4を矢印F方向へ移動させ、
第2空気室12に空気を圧入することにより軸部
材4を逆矢印F方向へ移動させる。
第2図は自然状態(非圧縮状態)における第1
シール6の断面拡大部分図を示しており、この第
2図において、第1シール6の内周面にはロツド
3の中心側に突出する環状リツプ部20が形成さ
れており、シール装着時には、リツプ部20の表
面を含む軸方向幅Lの範囲の面がロツド3の外周
面に圧接し、摺接面21となる。摺接面21の軸
方向幅Lは例えば2mm位である。摺接面21には
多数の微小断面積の筋状溝23が、摺接面21の
全幅Lにわたつて網目状に形成されている。溝2
3は上記摺接面21よりも逆矢印F側(図面右
側)の面にも形成されている。互いに交差する溝
23間の角度θは90゜である。また軸部材4の中
心線と直角な切断線Pに対して各溝23はそれぞ
れ45゜の角度(θ1,θ2)で傾斜している。
シール6の断面拡大部分図を示しており、この第
2図において、第1シール6の内周面にはロツド
3の中心側に突出する環状リツプ部20が形成さ
れており、シール装着時には、リツプ部20の表
面を含む軸方向幅Lの範囲の面がロツド3の外周
面に圧接し、摺接面21となる。摺接面21の軸
方向幅Lは例えば2mm位である。摺接面21には
多数の微小断面積の筋状溝23が、摺接面21の
全幅Lにわたつて網目状に形成されている。溝2
3は上記摺接面21よりも逆矢印F側(図面右
側)の面にも形成されている。互いに交差する溝
23間の角度θは90゜である。また軸部材4の中
心線と直角な切断線Pに対して各溝23はそれぞ
れ45゜の角度(θ1,θ2)で傾斜している。
溝23の断面形状を示す第3図において、溝幅
Wは0.1〜0.2mm位であり、深さDは0.1〜0.2mm位
である。溝23の断面形状は概ね半円形状であ
る。また溝23間の距離Rは約0.5mmである。
Wは0.1〜0.2mm位であり、深さDは0.1〜0.2mm位
である。溝23の断面形状は概ね半円形状であ
る。また溝23間の距離Rは約0.5mmである。
第2図の例では、溝23がリツプ部20の環状
頂部20aを横切るため、シール性の低下が懸念
されるが、装着時においてはシールの環状頂部2
0aが押しつぶされるため、溝23は変形し、こ
のため、シール性が大きくそこなわれることはな
く、上記程度の溝寸法であれば実用上支障はな
い。なお溝23が環状頂部20aを横切らないよ
うに設けても良く、こうすれば上記のようなシー
ル性の低下の心配はない。
頂部20aを横切るため、シール性の低下が懸念
されるが、装着時においてはシールの環状頂部2
0aが押しつぶされるため、溝23は変形し、こ
のため、シール性が大きくそこなわれることはな
く、上記程度の溝寸法であれば実用上支障はな
い。なお溝23が環状頂部20aを横切らないよ
うに設けても良く、こうすれば上記のようなシー
ル性の低下の心配はない。
第1図の第4シール9には、第1シール6と同
様に内周側の摺接面に多数の筋状溝が網目状に形
成されている。また第2、第3シール7,8には
シリンダ部材1の内周面に圧接する外周側摺接面
に、多数の筋状溝23が網目状に形成されてい
る。
様に内周側の摺接面に多数の筋状溝が網目状に形
成されている。また第2、第3シール7,8には
シリンダ部材1の内周面に圧接する外周側摺接面
に、多数の筋状溝23が網目状に形成されてい
る。
第1、第2空気室11,12に送り込まれる空
気には潤滑油ミストが含されており、ロツド3の
外周面及びシリンダ部材1の内周面に付着する上
記潤滑油の一部を、各シール6,7,8,9の多
数の溝23内に溜めるようになつている。
気には潤滑油ミストが含されており、ロツド3の
外周面及びシリンダ部材1の内周面に付着する上
記潤滑油の一部を、各シール6,7,8,9の多
数の溝23内に溜めるようになつている。
なおロツド3等の表面に予めグリース油等を塗
つておき、グリース油を潤滑油として溝23内に
溜めるようにしておいてもよい。
つておき、グリース油を潤滑油として溝23内に
溜めるようにしておいてもよい。
(作用)
第1空気室11に空気を圧入することにより軸
部材4は矢印F方向へ移動し、反対に第2空気室
12に空気を圧入することにより軸部材4は逆矢
印F方向へ移動する。このような移動行程におい
て、各シール6,7,8,9の摺接面21等と、
ロツド3の外周面及びシリンダ部材1の内周面と
の間は、溝23の潤滑油により充分に潤滑され、
軸部材4はシリンダ部材1に対して円滑に動く。
即ち軸部材4はステイツクスリツプ現象を生じる
ことなく、円滑に動く。
部材4は矢印F方向へ移動し、反対に第2空気室
12に空気を圧入することにより軸部材4は逆矢
印F方向へ移動する。このような移動行程におい
て、各シール6,7,8,9の摺接面21等と、
ロツド3の外周面及びシリンダ部材1の内周面と
の間は、溝23の潤滑油により充分に潤滑され、
軸部材4はシリンダ部材1に対して円滑に動く。
即ち軸部材4はステイツクスリツプ現象を生じる
ことなく、円滑に動く。
(別の実施例)
(1) 第4図に示すように溝23の断面形状を3角
形状にする。
形状にする。
(2) 第5図に示すように断面形状X形の摺動用シ
ール7に本考案を適用する。この場合は1対の
リツプ部30及びその周辺に、それぞれ多数の
筋状溝23を網目状に形成する。
ール7に本考案を適用する。この場合は1対の
リツプ部30及びその周辺に、それぞれ多数の
筋状溝23を網目状に形成する。
(3) 油圧シリンダに本考案を適用する。
(4) 第6図に示すように、環状頂部20aよりも
逆矢印F側(図面右側)だけに網状に溝23を
形成し、頂部20aよりも矢印F側の摺接面2
1部分には溝23を形成しない。このようにす
ると、シール性を極めて高く維持できる。
逆矢印F側(図面右側)だけに網状に溝23を
形成し、頂部20aよりも矢印F側の摺接面2
1部分には溝23を形成しない。このようにす
ると、シール性を極めて高く維持できる。
(考案の効果)
(1) シール摺接面21に多数の微小断面積の筋状
溝23を網目状に形成し、筋状溝23内に潤滑
油を保持するようにしているので、摺接面21
の潤滑効果が向上し、ステイツクスリツプ現象
を防止することができる。
溝23を網目状に形成し、筋状溝23内に潤滑
油を保持するようにしているので、摺接面21
の潤滑効果が向上し、ステイツクスリツプ現象
を防止することができる。
(2) 従来のシール製造用金型を少し修正、例えば
溝形成用の筋状突部を追加するだけで、本考案
によるシールを製造することができる。即ち製
造が容易である。
溝形成用の筋状突部を追加するだけで、本考案
によるシールを製造することができる。即ち製
造が容易である。
(3) 筋状溝23を網目状に形成し、かつ摺接面2
1の軸方向全幅Lにわたつて形成すると、摺接
面21の略全域にわたつて潤滑油が充分に供給
されることになり、潤滑効果が極めて大きい。
1の軸方向全幅Lにわたつて形成すると、摺接
面21の略全域にわたつて潤滑油が充分に供給
されることになり、潤滑効果が極めて大きい。
第1図は本考案による摺動用シールを備えた空
気圧シリンダ装置の縦断面上半分図、第2図は第
1図のシールの拡大部分図、第3図は第2図の
−断面拡大部分図、第4図は溝の断面形状の変
形例を示す断面図(第2図の−断面相当図)、
第5図は断面形状X形のシールに本考案を適用し
た例を示す縦断面拡大部分図、第6図はさらに別
の実施例を示す縦断面拡大部分図である。 1……シリンダ部材、4……軸部材、6,7,
7′,8,9……摺動用シール、14,15,1
6,17……シール溝、21……シール摺接面、
23……筋状溝。
気圧シリンダ装置の縦断面上半分図、第2図は第
1図のシールの拡大部分図、第3図は第2図の
−断面拡大部分図、第4図は溝の断面形状の変
形例を示す断面図(第2図の−断面相当図)、
第5図は断面形状X形のシールに本考案を適用し
た例を示す縦断面拡大部分図、第6図はさらに別
の実施例を示す縦断面拡大部分図である。 1……シリンダ部材、4……軸部材、6,7,
7′,8,9……摺動用シール、14,15,1
6,17……シール溝、21……シール摺接面、
23……筋状溝。
Claims (1)
- 軸方向摺動自在に嵌合する軸部材とシリンダ部
材のいずれか一方の部材のシール溝に嵌着される
摺動用シールにおいて、他方の部材に摺接するシ
ール摺接面に、微小断面積の多数の筋状溝を網目
状に形成し、筋状溝内に潤滑油を保持するように
したことを特徴とするノンステイツクスリツプ摺
動用シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983166788U JPS6073971U (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | ノンステイツクスリツプ摺動用シ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983166788U JPS6073971U (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | ノンステイツクスリツプ摺動用シ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6073971U JPS6073971U (ja) | 1985-05-24 |
| JPS6316928Y2 true JPS6316928Y2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=30365065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983166788U Granted JPS6073971U (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | ノンステイツクスリツプ摺動用シ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6073971U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5390914B2 (ja) * | 2009-04-09 | 2014-01-15 | トヨタ自動車株式会社 | ラッシュアジャスタ |
| JP5384689B2 (ja) * | 2012-04-12 | 2014-01-08 | トヨタ自動車株式会社 | 第一及び第二の部品間のシール構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4920620U (ja) * | 1972-05-26 | 1974-02-21 | ||
| US3882068A (en) * | 1972-12-01 | 1975-05-06 | Johns Manville | Sizing composition for glass fibers of polypropylene emulsion and silane coupling agent |
-
1983
- 1983-10-26 JP JP1983166788U patent/JPS6073971U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6073971U (ja) | 1985-05-24 |
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