JPH054171B2 - - Google Patents
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- JPH054171B2 JPH054171B2 JP21116787A JP21116787A JPH054171B2 JP H054171 B2 JPH054171 B2 JP H054171B2 JP 21116787 A JP21116787 A JP 21116787A JP 21116787 A JP21116787 A JP 21116787A JP H054171 B2 JPH054171 B2 JP H054171B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/0648—Casting surfaces
- B22D11/066—Side dams
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0605—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by two belts, e.g. Hazelett-process
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は薄スラブとしての板状鋳片を製造する
連続鋳造機に係わり、特に同期回転させられる1
対の長辺鋳型と、これらの間で対向配置され短辺
鋳型を形成する1対の側板とで構成される鋳型に
より鋳造される板状鋳片の短辺の品質を改善する
のに好適な連続鋳造機に関する。
連続鋳造機に係わり、特に同期回転させられる1
対の長辺鋳型と、これらの間で対向配置され短辺
鋳型を形成する1対の側板とで構成される鋳型に
より鋳造される板状鋳片の短辺の品質を改善する
のに好適な連続鋳造機に関する。
従来、薄スラブとしての板状鋳片を製造する連
続鋳造機としては例えば双ベルト式のものが知ら
れており、この連続鋳造機においては、対向配置
され同期回転する1対の鋳型要素即ち双ベルト
と、これらの間で双ベルトの幅方向両端の位置に
対向配置され、それぞれ側板支持体によつて支持
された1対の側板とで鋳型を構成し、この鋳型に
溶湯を連続的に供給して板状鋳片を製造するよう
になつており、板状鋳片の鋳造の際、双ベルト鋳
型によつて鋳片長辺が造形され、側板によつて鋳
片短辺が造形される。即ち、双ベルトは長辺鋳型
となり、側板は短辺鋳型となる。そしてこの双ベ
ルト式連続鋳造機においては、実開昭60−56145
号に開示されているように双ベルトの鋳型間隔が
ほぼ一定をした垂直型、特開昭58−218349号に記
載されているように双ベルトの鋳型上流部分が一
定の曲率を有する鋳型形状をした絞り込み型な
ど、幾つかの種類のものが提案されており、いず
れも一般的に、板状鋳片の短辺を造形する側板は
側板支持体に固定的に取り付けられている。
続鋳造機としては例えば双ベルト式のものが知ら
れており、この連続鋳造機においては、対向配置
され同期回転する1対の鋳型要素即ち双ベルト
と、これらの間で双ベルトの幅方向両端の位置に
対向配置され、それぞれ側板支持体によつて支持
された1対の側板とで鋳型を構成し、この鋳型に
溶湯を連続的に供給して板状鋳片を製造するよう
になつており、板状鋳片の鋳造の際、双ベルト鋳
型によつて鋳片長辺が造形され、側板によつて鋳
片短辺が造形される。即ち、双ベルトは長辺鋳型
となり、側板は短辺鋳型となる。そしてこの双ベ
ルト式連続鋳造機においては、実開昭60−56145
号に開示されているように双ベルトの鋳型間隔が
ほぼ一定をした垂直型、特開昭58−218349号に記
載されているように双ベルトの鋳型上流部分が一
定の曲率を有する鋳型形状をした絞り込み型な
ど、幾つかの種類のものが提案されており、いず
れも一般的に、板状鋳片の短辺を造形する側板は
側板支持体に固定的に取り付けられている。
このような双ベルト式連続鋳造機においては、
後述するように、双ベルト鋳型によつて造形され
る板状鋳片の長辺シエルで、側板で造形される短
辺シエルとの間に速度差を生じ、シエルの破断を
誘発し操業が不安定であると共に、鋳片の短辺の
品質を悪化させるという問題があつた。
後述するように、双ベルト鋳型によつて造形され
る板状鋳片の長辺シエルで、側板で造形される短
辺シエルとの間に速度差を生じ、シエルの破断を
誘発し操業が不安定であると共に、鋳片の短辺の
品質を悪化させるという問題があつた。
このような問題に対して、特開昭59−153553号
には、側板に自己潤滑機能を与えると共に、側板
支持体の外側に振動発生装置を設置し、側板支持
体と側板とを微振動させ、この自己潤滑機能と微
振動とで側板と短辺シエル間の滑りを良くし、長
辺シエルと短辺シエルとの速度差を少なくしシエ
ルの破断を軽減することが提案されている。
には、側板に自己潤滑機能を与えると共に、側板
支持体の外側に振動発生装置を設置し、側板支持
体と側板とを微振動させ、この自己潤滑機能と微
振動とで側板と短辺シエル間の滑りを良くし、長
辺シエルと短辺シエルとの速度差を少なくしシエ
ルの破断を軽減することが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
板状鋳片の短辺を造形する側板を側板支持体に
固定的に取り付けた従来の双ベルト式連続鋳造機
においては、その側板は鋳片シエルを下流に移送
する機能を有しておらず、この側板に造形される
鋳片短辺のシエルは、双ベルトにより造形され移
送される鋳片長辺のシエルとの結合力に基づいて
下流に移送される。このとき、鋳片長辺の長さ即
ち鋳片の板幅は600〜1600mmと大きいので、鋳片
が下流に移送され、冷却が進むに従つてその鋳片
幅は収縮する。このように鋳片の板幅が収縮する
と、側板が平行に配置されている場合には、短辺
シエルはこの側板より離間してしまう。これを防
止するため、一般的に側板は鋳片下流側に向けて
傾けて配置されている。即ち対向配置される1対
の側板間の距離は、鋳型上流より下流側の方が狭
く、テーパ状になつている。
固定的に取り付けた従来の双ベルト式連続鋳造機
においては、その側板は鋳片シエルを下流に移送
する機能を有しておらず、この側板に造形される
鋳片短辺のシエルは、双ベルトにより造形され移
送される鋳片長辺のシエルとの結合力に基づいて
下流に移送される。このとき、鋳片長辺の長さ即
ち鋳片の板幅は600〜1600mmと大きいので、鋳片
が下流に移送され、冷却が進むに従つてその鋳片
幅は収縮する。このように鋳片の板幅が収縮する
と、側板が平行に配置されている場合には、短辺
シエルはこの側板より離間してしまう。これを防
止するため、一般的に側板は鋳片下流側に向けて
傾けて配置されている。即ち対向配置される1対
の側板間の距離は、鋳型上流より下流側の方が狭
く、テーパ状になつている。
ところで、双ベルト連続鋳造機は、定常運転時
においては20〜50mm程度の厚みの鋳片を製造する
作業を10〜15m/minの速度で行うのに対して、
始動時においては鋳造立上がり速度が5m/min
程度と遅い。従つて始動から定常運転に移行する
過程において、鋳造速度が低速域から高速域に急
激に上昇する。また鋳造状況によつては、鋳造速
度の変更が余儀なくされる場合がある。そして上
述した鋳片板幅の収縮量は、鋳造速度が遅いほど
大きくなる。このようなことから、側板間のテー
パ量は、低速時の板幅の収縮量を考慮して一般的
に大きくとられている。
においては20〜50mm程度の厚みの鋳片を製造する
作業を10〜15m/minの速度で行うのに対して、
始動時においては鋳造立上がり速度が5m/min
程度と遅い。従つて始動から定常運転に移行する
過程において、鋳造速度が低速域から高速域に急
激に上昇する。また鋳造状況によつては、鋳造速
度の変更が余儀なくされる場合がある。そして上
述した鋳片板幅の収縮量は、鋳造速度が遅いほど
大きくなる。このようなことから、側板間のテー
パ量は、低速時の板幅の収縮量を考慮して一般的
に大きくとられている。
また、特開昭58−218349号に記載の絞り込み型
の鋳造機においては、側板上部をシエルを造形し
ない耐火物で構成し、側板下部を冷却化能金属で
構成して鋳片短辺を造形するようにしているの
で、側板上部の耐火物と側板下部の金属と接合部
において側板間の距離が鋳片の板幅に正確に一致
していないと、側板下部の金属面と鋳片長辺の端
部との間に隙間が発生し、この隙間に溶湯が侵入
し、鋳片短辺が二重肌になつたり、最悪の場合は
溶湯が外部に漏出する事故を発生する。従つて特
にこの型の連続鋳造機においては、上述した側板
間のテーパ量は大きくとられ、側板が常に鋳片長
辺を押し付け、それらの間に隙間が生じないよう
に配慮されている。
の鋳造機においては、側板上部をシエルを造形し
ない耐火物で構成し、側板下部を冷却化能金属で
構成して鋳片短辺を造形するようにしているの
で、側板上部の耐火物と側板下部の金属と接合部
において側板間の距離が鋳片の板幅に正確に一致
していないと、側板下部の金属面と鋳片長辺の端
部との間に隙間が発生し、この隙間に溶湯が侵入
し、鋳片短辺が二重肌になつたり、最悪の場合は
溶湯が外部に漏出する事故を発生する。従つて特
にこの型の連続鋳造機においては、上述した側板
間のテーパ量は大きくとられ、側板が常に鋳片長
辺を押し付け、それらの間に隙間が生じないよう
に配慮されている。
しかるに、このようにテーパ量を大きくする
と、鋳片が下流に移送されるに従い、側板により
造形される鋳片短辺は側板に強く押し付けられ、
側板と鋳片短辺との間に、鋳片を長辺方向に圧縮
する大きな力が発生する。このため側板で造形さ
れた鋳片短辺のシエルには拘束力が作用し、この
短辺シエルを、双ベルトで造形された鋳辺長辺の
シエルによつて移送することが困難となり、両者
に速度差が生じて、第7図に示すように鋳辺シエ
ルの破断が生じる。
と、鋳片が下流に移送されるに従い、側板により
造形される鋳片短辺は側板に強く押し付けられ、
側板と鋳片短辺との間に、鋳片を長辺方向に圧縮
する大きな力が発生する。このため側板で造形さ
れた鋳片短辺のシエルには拘束力が作用し、この
短辺シエルを、双ベルトで造形された鋳辺長辺の
シエルによつて移送することが困難となり、両者
に速度差が生じて、第7図に示すように鋳辺シエ
ルの破断が生じる。
即ち第7図において、符号1a,1bは双ベル
トを示し、双ベルト1a,1b間には側板2(一
方のみを図示)が配置され、これら双ベルト1
a,1bと側板2とによつて鋳型が構成されてお
り、この鋳型内において、双ベルト1a,1bに
よつて板状鋳片3の長辺シエル4a,4bが造形
され、側板2によつて短辺シエル5が造形されて
いる。
トを示し、双ベルト1a,1b間には側板2(一
方のみを図示)が配置され、これら双ベルト1
a,1bと側板2とによつて鋳型が構成されてお
り、この鋳型内において、双ベルト1a,1bに
よつて板状鋳片3の長辺シエル4a,4bが造形
され、側板2によつて短辺シエル5が造形されて
いる。
側板2と鋳片3の短辺シエル5との間に上述し
た拘束力が作用することにより、長辺シエル4
a,4bは双ベルト1a,1bに引かれて下流に
移送しようとするのに対して、短辺シエル5には
その位置に止どまろうとし、ついには短辺シエル
と長辺シエルとの間に破断6a,6bが生じ、内
部の溶湯7が漏出するに至る。
た拘束力が作用することにより、長辺シエル4
a,4bは双ベルト1a,1bに引かれて下流に
移送しようとするのに対して、短辺シエル5には
その位置に止どまろうとし、ついには短辺シエル
と長辺シエルとの間に破断6a,6bが生じ、内
部の溶湯7が漏出するに至る。
一方、特開昭59−153553号に記載の構造は、こ
のよな問題を解消しようとして提案されたもので
あるが、この提案においては、側板支持体の外側
に振動発生装置を設置し、側板支持体と側板の全
体を振動させるようになつている。このため被振
動体の質量が大きくなり、大掛かりな振動発生装
置が必要となる。また被振動体の質量が大ききこ
とに加え、振動発生装置と側板との距離が遠いの
で、側板の振動波形の制御が困難であり、側板は
鋳片短辺に向かう縦振動だけでなく、それ以外の
方向に振動する横振動をも生じてしまい、この横
振動が双ベルトなどの鋳片以外の部分に作用し、
側板と双ベルト間のシールが損なわれるなど他の
問題を誘発するという問題があつた。
のよな問題を解消しようとして提案されたもので
あるが、この提案においては、側板支持体の外側
に振動発生装置を設置し、側板支持体と側板の全
体を振動させるようになつている。このため被振
動体の質量が大きくなり、大掛かりな振動発生装
置が必要となる。また被振動体の質量が大ききこ
とに加え、振動発生装置と側板との距離が遠いの
で、側板の振動波形の制御が困難であり、側板は
鋳片短辺に向かう縦振動だけでなく、それ以外の
方向に振動する横振動をも生じてしまい、この横
振動が双ベルトなどの鋳片以外の部分に作用し、
側板と双ベルト間のシールが損なわれるなど他の
問題を誘発するという問題があつた。
本発明の目的は、側板に振動を与えることによ
り側板の拘束による鋳片シエルの破綻を防止する
と共に、振動発生装置をコンパクトな構造にでき
かつ振動が他の部材への影響を及ぼさない連続鋳
造機を提供することである。
り側板の拘束による鋳片シエルの破綻を防止する
と共に、振動発生装置をコンパクトな構造にでき
かつ振動が他の部材への影響を及ぼさない連続鋳
造機を提供することである。
上記目的は、対向配置され同期回転させられる
1対の長辺鋳型と、これら1対の長辺鋳型の間で
長辺鋳型の軸方向両端の位置に対向配置され短辺
鋳型を形成する1対の側板と、前記側板の外側に
配置され、該側板を支持する側板支持体とを有
し、前記1対の長辺鋳型と1対の側板とで横断面
矩形の鋳型を構成し、この鋳型に溶湯を連続的に
供給して板状鋳辺を製造すると共に、対向配置さ
れる1対の側板の鋳型面を、それらの間の距離が
鋳型上流より鋳型下流の方が狭くなるようにテー
パ状に傾斜して配置した連続鋳造機において、前
記側板の上端に前記側板支持体の頂部上方に伸び
る突出部を設け、該側板支持体の頂部とこの突出
部との間に支持ローラを配置して、側板を前記長
辺鋳型に沿つて長辺鋳型の幅方向に移動可能に支
持し、前記側板支持梁体の前記側板に面する側
に、その側板を駆動しこれに前記幅方向の微振動
を与える振動発生装置を配置することにより達成
される。
1対の長辺鋳型と、これら1対の長辺鋳型の間で
長辺鋳型の軸方向両端の位置に対向配置され短辺
鋳型を形成する1対の側板と、前記側板の外側に
配置され、該側板を支持する側板支持体とを有
し、前記1対の長辺鋳型と1対の側板とで横断面
矩形の鋳型を構成し、この鋳型に溶湯を連続的に
供給して板状鋳辺を製造すると共に、対向配置さ
れる1対の側板の鋳型面を、それらの間の距離が
鋳型上流より鋳型下流の方が狭くなるようにテー
パ状に傾斜して配置した連続鋳造機において、前
記側板の上端に前記側板支持体の頂部上方に伸び
る突出部を設け、該側板支持体の頂部とこの突出
部との間に支持ローラを配置して、側板を前記長
辺鋳型に沿つて長辺鋳型の幅方向に移動可能に支
持し、前記側板支持梁体の前記側板に面する側
に、その側板を駆動しこれに前記幅方向の微振動
を与える振動発生装置を配置することにより達成
される。
振動発生装置で側板を駆動して長辺鋳型の幅方
向に速いサイクルの微振動を与えることにより、
側板とこの側板により造形される鋳片の短辺シエ
ルとの間には瞬間的に開放状態が生じ、側板によ
る短辺シエルの拘束が解かれる。これにより短辺
シエルは、長辺鋳型と共に移動する長辺シエルに
よつて確実に下流に移送される。このとき振動発
生装置は、側板のみを振動させるのでコンパクト
な構造でよく、また小さな質量の側板を直接振動
させるので振動波形の制御が容易であり、他の部
材に影響しない最適の振動の発生が可能となる。
向に速いサイクルの微振動を与えることにより、
側板とこの側板により造形される鋳片の短辺シエ
ルとの間には瞬間的に開放状態が生じ、側板によ
る短辺シエルの拘束が解かれる。これにより短辺
シエルは、長辺鋳型と共に移動する長辺シエルに
よつて確実に下流に移送される。このとき振動発
生装置は、側板のみを振動させるのでコンパクト
な構造でよく、また小さな質量の側板を直接振動
させるので振動波形の制御が容易であり、他の部
材に影響しない最適の振動の発生が可能となる。
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第4図に
より説明する。この実施例は本発明を垂直型の双
ベルト式連続鋳造機に適用した例である。図中、
符号10,11は対向配置され同期回転させられ
る1対の長辺鋳型を形成する双ベルトであり、こ
れら双ベルト10,11は、それぞれ、ローラ1
2,13及び14,15の周りに張設され、これ
らローラの一方例えば下方のローラ13,15を
駆動することにより、矢印方向に連続的に同期回
転される。双ベルト10,11の間で双ベルトの
幅方向両端の位置には短辺鋳型を形成する側板1
6,17が対向配置され、これら側板16,17
はその外側に配置された側板支持体18,19に
よつて支持されている。双ベルト10,11の上
方にはタンデツシユ20が設置され、タンデツシ
ユ20のノズル21が双ベルト間に垂下してい
る。
より説明する。この実施例は本発明を垂直型の双
ベルト式連続鋳造機に適用した例である。図中、
符号10,11は対向配置され同期回転させられ
る1対の長辺鋳型を形成する双ベルトであり、こ
れら双ベルト10,11は、それぞれ、ローラ1
2,13及び14,15の周りに張設され、これ
らローラの一方例えば下方のローラ13,15を
駆動することにより、矢印方向に連続的に同期回
転される。双ベルト10,11の間で双ベルトの
幅方向両端の位置には短辺鋳型を形成する側板1
6,17が対向配置され、これら側板16,17
はその外側に配置された側板支持体18,19に
よつて支持されている。双ベルト10,11の上
方にはタンデツシユ20が設置され、タンデツシ
ユ20のノズル21が双ベルト間に垂下してい
る。
このような構成により、双ベルト10,11を
連続的に回転させながら、双ベルト10,11と
側板16,17とによつて構成される横断面矩形
の鋳型内にタンデツシユ20のノズル21より溶
湯を注湯すると、溶湯が鋳型により冷却され、双
ベルト10,11により長辺シエル22,23が
造形され、側板16,17により短辺シエル2
4,25が造形され、これによつて鋳片26が鋳
造され、この鋳片26が双ベルト10,11によ
り下流へと移送される。
連続的に回転させながら、双ベルト10,11と
側板16,17とによつて構成される横断面矩形
の鋳型内にタンデツシユ20のノズル21より溶
湯を注湯すると、溶湯が鋳型により冷却され、双
ベルト10,11により長辺シエル22,23が
造形され、側板16,17により短辺シエル2
4,25が造形され、これによつて鋳片26が鋳
造され、この鋳片26が双ベルト10,11によ
り下流へと移送される。
前述したように、双ベルト10,11で造形さ
れた長辺シエル22,23は、湯面Sより下流に
行くに従い板幅がW1からW2へと収縮する。この
収縮量W1−W2=ΔWは、側板16,17に接触
している区間の距離を500mmとすれば、数mm程度
であるが、鋳造速度によつて変化する。鋳造速度
が立上がり運転時の5m/minではΔW=4mm程
度、定常運転時の10m/minではΔW=2mm程度
である。側板16,17の鋳型面は、このような
鋳片の収縮があつても、鋳片短辺とその鋳型面と
の間に隙間ができず溶湯が入り込まないようにす
るために、鋳片下流側に向けてテーパ状に傾斜さ
せられている。そしてこのテーパ量は、低速時の
大きな収縮量ΔW=4mmに見合つた大きさにされ
ている。
れた長辺シエル22,23は、湯面Sより下流に
行くに従い板幅がW1からW2へと収縮する。この
収縮量W1−W2=ΔWは、側板16,17に接触
している区間の距離を500mmとすれば、数mm程度
であるが、鋳造速度によつて変化する。鋳造速度
が立上がり運転時の5m/minではΔW=4mm程
度、定常運転時の10m/minではΔW=2mm程度
である。側板16,17の鋳型面は、このような
鋳片の収縮があつても、鋳片短辺とその鋳型面と
の間に隙間ができず溶湯が入り込まないようにす
るために、鋳片下流側に向けてテーパ状に傾斜さ
せられている。そしてこのテーパ量は、低速時の
大きな収縮量ΔW=4mmに見合つた大きさにされ
ている。
双ベルト10,11の背面には冷却パツド2
7,28が配置され、この冷却パツド27,28
内のヘツダ29,30より高圧の冷却水が多数の
ノズル31,32を通つて双ベルト10,11と
これらパツドとの間の隙間に供給され、ベルトの
冷却とベルトに加わる溶湯の静圧負荷支持を行
う。また双ベルト10,11の両側部において
は、この高圧の冷却水によりこれらベルトが側板
16,17に押し付けられる。このとき冷却水の
圧力を一定に保持し、かつ上下とも同じとすれ
ば、ベルト10,11は側板16,17に一定に
押圧力で押し付けられ、また側板16,17は上
下の高圧冷却水によりベルト10,11を介して
静圧負荷支持される。
7,28が配置され、この冷却パツド27,28
内のヘツダ29,30より高圧の冷却水が多数の
ノズル31,32を通つて双ベルト10,11と
これらパツドとの間の隙間に供給され、ベルトの
冷却とベルトに加わる溶湯の静圧負荷支持を行
う。また双ベルト10,11の両側部において
は、この高圧の冷却水によりこれらベルトが側板
16,17に押し付けられる。このとき冷却水の
圧力を一定に保持し、かつ上下とも同じとすれ
ば、ベルト10,11は側板16,17に一定に
押圧力で押し付けられ、また側板16,17は上
下の高圧冷却水によりベルト10,11を介して
静圧負荷支持される。
側板16は、本発明に従つて側板支持体18に
可動的に支持され、側板16と側板支持体18と
の間には、側板16のみに微振動を与える振動発
生装置41が配置されている。
可動的に支持され、側板16と側板支持体18と
の間には、側板16のみに微振動を与える振動発
生装置41が配置されている。
即ち、第4図に示すように、側板16の上端に
側板支持体18の頂部上方に伸びる突出部40を
設け、側板支持体18の頂部とこの突出部40と
の間に支持ローラ54を配置して、側板16を双
ベルト10,11の鋳型面に沿つて双ベルトの幅
方向に移動可能に支持し、側板支持体18の側板
16に面する側に上記の振動発生装置41を配置
し、この振動発生装置41で側板16を駆動しこ
れに双ベルトの幅方向の微振動を与えるようにな
つている。支持ローラ54は、側板16の上端突
出部40に回転自在に取り付けられている。
側板支持体18の頂部上方に伸びる突出部40を
設け、側板支持体18の頂部とこの突出部40と
の間に支持ローラ54を配置して、側板16を双
ベルト10,11の鋳型面に沿つて双ベルトの幅
方向に移動可能に支持し、側板支持体18の側板
16に面する側に上記の振動発生装置41を配置
し、この振動発生装置41で側板16を駆動しこ
れに双ベルトの幅方向の微振動を与えるようにな
つている。支持ローラ54は、側板16の上端突
出部40に回転自在に取り付けられている。
側板17及び側板支持体19の側にも同様な突
出部及び支持ローラと振動発生装置が配置されて
いるが、これらは側板16に対するものと実質的
に同じなので、図示及び説明は省略する。
出部及び支持ローラと振動発生装置が配置されて
いるが、これらは側板16に対するものと実質的
に同じなので、図示及び説明は省略する。
振動発生装置41の詳細構造を説明する。本実
施例において、振動発生装置41は、一端が側板
16に取り付けられ、他端が側板支持体18内に
延出する上下2本の案内シヤフト42,43と、
この案内シヤフト42,43の周囲に配置され、
側板16を側板支持体18に引き付けるように作
用するスプリング44,45と、2本の案内シヤ
フト42,43の間に配置されたアクチユエータ
41Aとからなつている。
施例において、振動発生装置41は、一端が側板
16に取り付けられ、他端が側板支持体18内に
延出する上下2本の案内シヤフト42,43と、
この案内シヤフト42,43の周囲に配置され、
側板16を側板支持体18に引き付けるように作
用するスプリング44,45と、2本の案内シヤ
フト42,43の間に配置されたアクチユエータ
41Aとからなつている。
第4図に示すように、案内シヤフト42,43
は両端にネジが切られたボルトから作られ、一方
のネジに取り付けられたナツト46,47により
側板16に装着され、もう一方のネジにもナツト
48,49が取り付けられされ、この部分が側板
支持体18内に形成された室50,51内に侵入
し、そのナツト48,49と室50,51の壁部
との間にスプリング44,45が圧縮状態で配装
されている。ナツト48,49はまた側板16の
異常飛び出しをも防止するものである。案内シヤ
フト42,43の中央部は側板支持体18に装着
された自在軸受52,53により支承されてい
る。
は両端にネジが切られたボルトから作られ、一方
のネジに取り付けられたナツト46,47により
側板16に装着され、もう一方のネジにもナツト
48,49が取り付けられされ、この部分が側板
支持体18内に形成された室50,51内に侵入
し、そのナツト48,49と室50,51の壁部
との間にスプリング44,45が圧縮状態で配装
されている。ナツト48,49はまた側板16の
異常飛び出しをも防止するものである。案内シヤ
フト42,43の中央部は側板支持体18に装着
された自在軸受52,53により支承されてい
る。
アクチユエータ41Aは、側板16にのみ微振
動を与えるものなので、大きなパワーを必要とせ
ず、全体的に極めてコンパクトな構造にされてお
り、具体的には、側板支持体18に内蔵されたシ
リンダ装置で構成されている。即ちアクチユエー
タ41Aは、側板支持体18に形成されたシリン
ダ室56と、シリンダ室56内に密封移動可能に
収納され、先端が側板16に係合するラム57と
からなつている。
動を与えるものなので、大きなパワーを必要とせ
ず、全体的に極めてコンパクトな構造にされてお
り、具体的には、側板支持体18に内蔵されたシ
リンダ装置で構成されている。即ちアクチユエー
タ41Aは、側板支持体18に形成されたシリン
ダ室56と、シリンダ室56内に密封移動可能に
収納され、先端が側板16に係合するラム57と
からなつている。
シリンダ室56は油圧管路58に接続され、こ
の油圧管路58はサーボ弁59を介して油圧ポン
プ60とタンク61に接続され、サーボ弁59を
制御することによりシリンダ室56を油圧ポンプ
60とタンク61に速いサイクルで交互に連通さ
せるようになつている。
の油圧管路58はサーボ弁59を介して油圧ポン
プ60とタンク61に接続され、サーボ弁59を
制御することによりシリンダ室56を油圧ポンプ
60とタンク61に速いサイクルで交互に連通さ
せるようになつている。
サーボ弁59は制御装置62により制御され、
この制御装置62は、振動指令装置63と、この
振動指令装置63の指示に従つて所定の電気信号
を作り、これをサーボ弁59のソレノイド59a
に送る微振動制御ボツクス64とからなつてい
る。また制御装置62は、側板支持体18に設け
られ、側板16の振動状態を検出するセンサー6
5を有し、センサー65の出力信号を微振動制御
ボツクス64に入力し、これによりセンサー65
の出力信号をフイードバツクさせて、アクチユエ
ータ41Aによつて側板16に与えられる微振動
の振動波形を直接制御するようになつている。
この制御装置62は、振動指令装置63と、この
振動指令装置63の指示に従つて所定の電気信号
を作り、これをサーボ弁59のソレノイド59a
に送る微振動制御ボツクス64とからなつてい
る。また制御装置62は、側板支持体18に設け
られ、側板16の振動状態を検出するセンサー6
5を有し、センサー65の出力信号を微振動制御
ボツクス64に入力し、これによりセンサー65
の出力信号をフイードバツクさせて、アクチユエ
ータ41Aによつて側板16に与えられる微振動
の振動波形を直接制御するようになつている。
側板支持体18,19には、通常のごとく、鋳
造しようとする鋳片の幅に対応して側板16,1
7を横方向に移動させ、その位置設定を行うため
の移動装置66,67が設けられ、移動装置66
は、側板支持体18に取り付けられた2本のスク
リユー68,69と、このスクリユー68,69
を長手方向に移動自在に支持するケーシング70
と、ケーシング70内に回転自在に配置され、中
央孔でスクリユー68,69と噛み合うホイール
71,72と、ホイール71,72と噛み合うウ
オーム73,74とからなり、ウオーム73,7
4を回転させることによりスクリユー68,69
を長手方向に移動させ、側板支持体18,19を
横方向に移動させるようになつている。移動装置
67も同様に構成されている。
造しようとする鋳片の幅に対応して側板16,1
7を横方向に移動させ、その位置設定を行うため
の移動装置66,67が設けられ、移動装置66
は、側板支持体18に取り付けられた2本のスク
リユー68,69と、このスクリユー68,69
を長手方向に移動自在に支持するケーシング70
と、ケーシング70内に回転自在に配置され、中
央孔でスクリユー68,69と噛み合うホイール
71,72と、ホイール71,72と噛み合うウ
オーム73,74とからなり、ウオーム73,7
4を回転させることによりスクリユー68,69
を長手方向に移動させ、側板支持体18,19を
横方向に移動させるようになつている。移動装置
67も同様に構成されている。
この移動装置66,67は、一般的には鋳片幅
の設定のため連続鋳造機の運転前に操作される
が、鋳造された鋳片の幅を測定し、この測定値に
基づき鋳片幅の誤差を修正するため、連続鋳造機
の運転中にも操作することができる。
の設定のため連続鋳造機の運転前に操作される
が、鋳造された鋳片の幅を測定し、この測定値に
基づき鋳片幅の誤差を修正するため、連続鋳造機
の運転中にも操作することができる。
このような構成において、双ベルト10,11
を回転させ、この双ベルトと側板16,17とに
よつて構成される鋳型内に、タンデツシユ20の
ノズル21より溶湯を注湯すると、前述したよう
に鋳片26が鋳造され、下方に移送される。この
とき側板16,17の鋳型面は下方に向けて傾け
られているので、双ベルト10,11により造形
される長辺シエル22,23の板幅が下流に行く
に従い収縮しても、側板の鋳型面と鋳片の短辺と
の間には隙間は生じない。ただし側板16,17
のテーパ量は立上がり運転時の遅い鋳造速度にお
ける大きな収縮量に見合つた大きさにされている
ので、定常運転に移行すると、収縮量が減少し、
鋳片短辺が側板16,17の鋳型面に強く接触す
るようになる。これにより鋳片26の短辺シエル
24,25が側板16,17に拘束され、双ベル
ト10,11による長辺シエル22,23の移送
により短辺シエルを移送することが困難になろう
とする。
を回転させ、この双ベルトと側板16,17とに
よつて構成される鋳型内に、タンデツシユ20の
ノズル21より溶湯を注湯すると、前述したよう
に鋳片26が鋳造され、下方に移送される。この
とき側板16,17の鋳型面は下方に向けて傾け
られているので、双ベルト10,11により造形
される長辺シエル22,23の板幅が下流に行く
に従い収縮しても、側板の鋳型面と鋳片の短辺と
の間には隙間は生じない。ただし側板16,17
のテーパ量は立上がり運転時の遅い鋳造速度にお
ける大きな収縮量に見合つた大きさにされている
ので、定常運転に移行すると、収縮量が減少し、
鋳片短辺が側板16,17の鋳型面に強く接触す
るようになる。これにより鋳片26の短辺シエル
24,25が側板16,17に拘束され、双ベル
ト10,11による長辺シエル22,23の移送
により短辺シエルを移送することが困難になろう
とする。
一方、振動発生装置41のアクチュエータ41
Aに対する制御装置62の微振動制御ボツクス6
4には、連続鋳造機の運転開始と同時に振動指令
装置63により振動指令が指示され、前述したよ
うにサーボ弁59の制御により、シリンダ装置の
シリンダ室56を油圧ポンプ60とタンク61に
速いサイクルで交互に連通させる。シリンダ室5
6が油圧ポンプ60に連通したときにはシリンダ
室に圧油が供給され、ラム57を側板16,17
に向けて移動させる。このとき上下のスプリング
44,45の強さが同じだとすれば、側板16
は、支持ローラ54が側板支持体18の頂面を滑
動することにより、スプリング44,45に打ち
勝つて双ベルトの幅方向内方に向かつて変位す
る。次いでシリンダ室56がタンク61に連通す
ると、スプリング44,45が側板16を引つ張
り、元の位置に戻し、ラム57も側板に押されて
シリンダ室56内の圧油はタンク61に排出され
る。このような側板の両方向への移動は、前述し
たように側板の上下面が冷却パツド27,28か
らの高圧冷却水により一定に静圧負荷支持され移
動抵抗が一定とされているので、双ベルト10,
11の鋳型面に沿つて円滑に行われる。このこと
が繰り返され側板16に速いサイクルの微振動が
与えられる。側板17も同様である。
Aに対する制御装置62の微振動制御ボツクス6
4には、連続鋳造機の運転開始と同時に振動指令
装置63により振動指令が指示され、前述したよ
うにサーボ弁59の制御により、シリンダ装置の
シリンダ室56を油圧ポンプ60とタンク61に
速いサイクルで交互に連通させる。シリンダ室5
6が油圧ポンプ60に連通したときにはシリンダ
室に圧油が供給され、ラム57を側板16,17
に向けて移動させる。このとき上下のスプリング
44,45の強さが同じだとすれば、側板16
は、支持ローラ54が側板支持体18の頂面を滑
動することにより、スプリング44,45に打ち
勝つて双ベルトの幅方向内方に向かつて変位す
る。次いでシリンダ室56がタンク61に連通す
ると、スプリング44,45が側板16を引つ張
り、元の位置に戻し、ラム57も側板に押されて
シリンダ室56内の圧油はタンク61に排出され
る。このような側板の両方向への移動は、前述し
たように側板の上下面が冷却パツド27,28か
らの高圧冷却水により一定に静圧負荷支持され移
動抵抗が一定とされているので、双ベルト10,
11の鋳型面に沿つて円滑に行われる。このこと
が繰り返され側板16に速いサイクルの微振動が
与えられる。側板17も同様である。
このように側板16,17に微振動が与えられ
ると、側板16,17の鋳型面と鋳片26の短辺
シエル24,25との間にはその微振動に対応し
て瞬間的に開放状態が生じ、前述した側板による
短辺シエルの拘束が解かれる。これにより定常運
転に移行したときに、短辺シエルの停滞が生じる
ことなく、短辺シエルは長辺シエルによつて引か
れ、短辺シエルと長辺シエルとの間に破断が生じ
ることなく、鋳片は確実に下流に移送される。
ると、側板16,17の鋳型面と鋳片26の短辺
シエル24,25との間にはその微振動に対応し
て瞬間的に開放状態が生じ、前述した側板による
短辺シエルの拘束が解かれる。これにより定常運
転に移行したときに、短辺シエルの停滞が生じる
ことなく、短辺シエルは長辺シエルによつて引か
れ、短辺シエルと長辺シエルとの間に破断が生じ
ることなく、鋳片は確実に下流に移送される。
このような側板16,17の微振動において、
振動発生装置41のアクチユエータ41Aは、シ
リンダ装置のカム57を側板16,17に係合さ
せ、側板のみを直接駆動するようになつている。
従つて被振動体の質量が小さく、振動の付与が容
易であると共に、アクチユエータ41Aの駆動力
が直に側板に伝わるので、側板16,17に横振
動が発生することがなく、振動波形の制御が容易
となり、側板に最適の微振動を与えることができ
る。しかして、側板の微振動が双ベルト10,1
1などの鋳片以外の部分に作用することがなく、
微振動により側板16,17と双ベルト10,1
1間のシールが損なわれるなどの問題を誘発する
ことがない。
振動発生装置41のアクチユエータ41Aは、シ
リンダ装置のカム57を側板16,17に係合さ
せ、側板のみを直接駆動するようになつている。
従つて被振動体の質量が小さく、振動の付与が容
易であると共に、アクチユエータ41Aの駆動力
が直に側板に伝わるので、側板16,17に横振
動が発生することがなく、振動波形の制御が容易
となり、側板に最適の微振動を与えることができ
る。しかして、側板の微振動が双ベルト10,1
1などの鋳片以外の部分に作用することがなく、
微振動により側板16,17と双ベルト10,1
1間のシールが損なわれるなどの問題を誘発する
ことがない。
なお、以上の動作の説明は、スプリング44,
45の強さが同じ場合について説明したが、この
強さを違えることもでき、この場合は側板16,
17が上下部分で異なる振幅で振動するようにな
る。これにより側板に与えられる微振動の制御範
囲が拡大し、鋳片幅の収縮に適合した態様の微振
動とするなど、より好ましい形態の微振動を与え
ることが可能となる。
45の強さが同じ場合について説明したが、この
強さを違えることもでき、この場合は側板16,
17が上下部分で異なる振幅で振動するようにな
る。これにより側板に与えられる微振動の制御範
囲が拡大し、鋳片幅の収縮に適合した態様の微振
動とするなど、より好ましい形態の微振動を与え
ることが可能となる。
次に第5図及び第6図を参照して本発明の他の
実施例を説明する。
実施例を説明する。
前述した実施例は本発明を垂直型の双ベルト式
連続鋳造機に適用した例であるが、第5図及び第
6図に示す実施例は本発明を絞り込み型の連続鋳
造機に適用したものであり、最初の実施例と同じ
部材には同じ符号を付してある。
連続鋳造機に適用した例であるが、第5図及び第
6図に示す実施例は本発明を絞り込み型の連続鋳
造機に適用したものであり、最初の実施例と同じ
部材には同じ符号を付してある。
絞り込み式の連続鋳造機は、双ベルト170,
171の鋳型上流部分が鋳型開口部に向けて拡が
つた一定の曲率を有する鋳型形状をしており、こ
の部分の双ベルト170,171の間で双ベルト
の幅方向両端の位置に扇状の側板172(一方の
み図示)が対向配置されている。この側板172
は、上方部分が金属額縁173,174により枠
取りされ、その内側は耐火物175で構成され、
下方部分は全面、冷却用金属176で構成され、
上方部分においては、金属額縁173,174の
部分においてのみその金属に冷却されて鋳片短辺
にシエル177,178が生じ、耐火物174の
部分にはシエルは生じず、このシエル177,1
78によつて双ベルト170,171と側板17
2との間からの湯漏れを効果的に防止し、下方部
分に行つて初めて金属176の冷却により鋳片短
辺の全面にシエルが生じるようになつている。
171の鋳型上流部分が鋳型開口部に向けて拡が
つた一定の曲率を有する鋳型形状をしており、こ
の部分の双ベルト170,171の間で双ベルト
の幅方向両端の位置に扇状の側板172(一方の
み図示)が対向配置されている。この側板172
は、上方部分が金属額縁173,174により枠
取りされ、その内側は耐火物175で構成され、
下方部分は全面、冷却用金属176で構成され、
上方部分においては、金属額縁173,174の
部分においてのみその金属に冷却されて鋳片短辺
にシエル177,178が生じ、耐火物174の
部分にはシエルは生じず、このシエル177,1
78によつて双ベルト170,171と側板17
2との間からの湯漏れを効果的に防止し、下方部
分に行つて初めて金属176の冷却により鋳片短
辺の全面にシエルが生じるようになつている。
対向配置される1対の側板172の鋳型面は、
それらの間の距離が鋳型上流より鋳型下流の方が
狭くなるようにテーパ状に傾斜して配置されてい
る。そしてこの側板172は、最初の実施例と同
様に、図示しな支持ローラにより側板支持体18
の頂部上に可動的に支持され、側板172と側板
支持18との間にはやはり同様なシリンダ装置と
案内シヤフト及びスプリング44等からなる振動
発生装置41が配置されている。
それらの間の距離が鋳型上流より鋳型下流の方が
狭くなるようにテーパ状に傾斜して配置されてい
る。そしてこの側板172は、最初の実施例と同
様に、図示しな支持ローラにより側板支持体18
の頂部上に可動的に支持され、側板172と側板
支持18との間にはやはり同様なシリンダ装置と
案内シヤフト及びスプリング44等からなる振動
発生装置41が配置されている。
この実施例においても、最初の実施例と同様、
側板172に最適の微振動を与え、鋳片短辺が側
板172の鋳型面に拘束されることなく、確実に
下流に移送されることは明らかであろう。
側板172に最適の微振動を与え、鋳片短辺が側
板172の鋳型面に拘束されることなく、確実に
下流に移送されることは明らかであろう。
なお図示はしていないが、本発明はHazellet方
式のような傾斜型の連続鋳造機にも適用できる。
式のような傾斜型の連続鋳造機にも適用できる。
また以上の実施例は本発明を双ベルト式の連続
鋳造機に適用した例であるが、対向配置され同期
回転される1対の長辺鋳型として双ドラムを有す
る双ドラム式連続鋳造機においても、双ベルト式
と同様に双ドラムの両側部間に短辺鋳型として1
対の側板を対向配置して横断面矩形の鋳型を構成
しており、このような双ドラム式連続鋳造機に本
発明を適用しても同様に、コンパクトな構成によ
り側板に微振動を与え、鋳片短辺の側板鋳型面に
よる拘束を解除し、鋳片の移送を良好にするとい
う効果を得ることができる。
鋳造機に適用した例であるが、対向配置され同期
回転される1対の長辺鋳型として双ドラムを有す
る双ドラム式連続鋳造機においても、双ベルト式
と同様に双ドラムの両側部間に短辺鋳型として1
対の側板を対向配置して横断面矩形の鋳型を構成
しており、このような双ドラム式連続鋳造機に本
発明を適用しても同様に、コンパクトな構成によ
り側板に微振動を与え、鋳片短辺の側板鋳型面に
よる拘束を解除し、鋳片の移送を良好にするとい
う効果を得ることができる。
また以上の実施例は、振動発生装置のアクチユ
エータとしてシリンダ装置を用いた例であるが、
これのみに拘らず、カムを利用した機械的な振動
発生装置など他の構造を用いてもよく、またシリ
ンダ装置を用いる場合でも、図示実施例ではシリ
ンダ室の片側のみに圧油を供給し、ラムの戻り動
作はスプリングの引き戻しにより行うシングルア
クシヨン方式を採用したが、シリンダ室の両側に
圧油を供給して行うダブルアクシヨン方式を採用
することもできる。このダブルアクシヨン方式を
採用する場合は、案内シヤフト42,43及びス
プリング44,45等も省略できる。
エータとしてシリンダ装置を用いた例であるが、
これのみに拘らず、カムを利用した機械的な振動
発生装置など他の構造を用いてもよく、またシリ
ンダ装置を用いる場合でも、図示実施例ではシリ
ンダ室の片側のみに圧油を供給し、ラムの戻り動
作はスプリングの引き戻しにより行うシングルア
クシヨン方式を採用したが、シリンダ室の両側に
圧油を供給して行うダブルアクシヨン方式を採用
することもできる。このダブルアクシヨン方式を
採用する場合は、案内シヤフト42,43及びス
プリング44,45等も省略できる。
以上説明したように、本発明によれば、鋳造速
度の変化に係わらず、側板により造形される鋳片
の短辺シエルがの長辺シエルに引かれて確実に移
動し、鋳片シエルの破断が生じず、安定した鋳造
が可能となり、また鋳片の短辺シエルの移動が良
好に行われるので、鋳片短辺の品質を向上させる
ことができる。また、振動発生装置は側板のみを
直接駆動するので、シンプルでコンパクトな構造
にでき、経済性及び作業性に優れると共に、側板
に不要な振動を生じさせることがなく、他部材へ
の影響を排除し、この意味でも安定した鋳造と鋳
片品質の向上が可能である。
度の変化に係わらず、側板により造形される鋳片
の短辺シエルがの長辺シエルに引かれて確実に移
動し、鋳片シエルの破断が生じず、安定した鋳造
が可能となり、また鋳片の短辺シエルの移動が良
好に行われるので、鋳片短辺の品質を向上させる
ことができる。また、振動発生装置は側板のみを
直接駆動するので、シンプルでコンパクトな構造
にでき、経済性及び作業性に優れると共に、側板
に不要な振動を生じさせることがなく、他部材へ
の影響を排除し、この意味でも安定した鋳造と鋳
片品質の向上が可能である。
第1図は本発明の一実施例による垂直型の双ベ
ルト式連続鋳造機の上流部分における縦断面図で
あり、第2図は同連続鋳造機の一部断面側面図で
あり、第3図は1図の−線に沿つた断面図で
あり、第4図は第1図に示す振動発生装置部分の
拡大詳細図であり、第5図は本発明の他の実施例
を示す絞り込み型の双ベルト式連続鋳造機の第2
図に類似した側面図であり、第6図は第5図の
−線に沿つた断面図であり、第7図は従来の連
続鋳造機における双ベルトと側板とによつて造形
される鋳片を示す断面図である。 符号の説明、10,11,170,171……
双ベルト、16,17,72……側板、18,1
9……側板支持体、26……鋳片、40……突出
部、41……振動発生装置、41A……アクチユ
エータ、42,43……案内シヤフト、44,4
5……スプリング、52,53……自在軸受、5
4……支持ローラ,56……シリンダ室、57…
…ラム、65……センサー。
ルト式連続鋳造機の上流部分における縦断面図で
あり、第2図は同連続鋳造機の一部断面側面図で
あり、第3図は1図の−線に沿つた断面図で
あり、第4図は第1図に示す振動発生装置部分の
拡大詳細図であり、第5図は本発明の他の実施例
を示す絞り込み型の双ベルト式連続鋳造機の第2
図に類似した側面図であり、第6図は第5図の
−線に沿つた断面図であり、第7図は従来の連
続鋳造機における双ベルトと側板とによつて造形
される鋳片を示す断面図である。 符号の説明、10,11,170,171……
双ベルト、16,17,72……側板、18,1
9……側板支持体、26……鋳片、40……突出
部、41……振動発生装置、41A……アクチユ
エータ、42,43……案内シヤフト、44,4
5……スプリング、52,53……自在軸受、5
4……支持ローラ,56……シリンダ室、57…
…ラム、65……センサー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 対向配置され同期回転させられる1対の長辺
鋳型と、これら1対の長辺鋳型の間で長辺鋳型の
幅方向両端の位置に対向配置され短辺鋳型を形成
する1対の側板と、前記側板の外側に配置れ、該
側板を支持する側板支持体とを有し、前記1対の
長辺鋳型と1対の側板とで横断面矩形の鋳型を構
成し、この鋳型に溶湯を連続的に供給して板状鋳
辺を製造すると共に、対向配置される1対の側板
の鋳型面を、それらの間の距離が鋳型上流より鋳
型下流の方が狭くなるようにテーパ状に傾斜して
配置した連続鋳造機において、 前記側板の上端に前記側板支持体の頂部上方に
伸びる突出部を設け、該側板支持体の頂部とこの
突出部との間に支持ローラを配置して、側板を前
記長辺鋳型に沿つて長辺鋳型の幅方向に移動可能
に支持し、前記側板支持体の前記側板に面する側
に、その側板を駆動しこれに前記幅方向の微振動
を与える振動発生装置を配置したことを特徴とす
る連続鋳造機。 2 前記振動発生装置は、前記側板支持体に内蔵
されたアクチユエータを含むことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の連続鋳造機。 3 前記アクチユエータは前記側板を前記側板支
持体から離す方向にのみ駆動力を与えるシングル
アクシヨン方式のシリンダ装置であり、前記振動
発生装置は、更に、側板を側板支持体に引き付け
るように作用するばね手段を含むことを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載の連続鋳造機。 4 前記側板の振動状態を検出するセンサーを前
記側板支持体に設け、このセンサーの出力信号を
フイードバツクさせて、前記振動発生装置によつ
て側板に与えられる微振動の振動波形を直接制御
するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の連続鋳造機。 5 前記振動発生装置は、一端が前記側板に取り
付けられ、他端が前記側板支持体内に延出する少
なくとも2本の案内シヤフトと、側板支持体に設
けられ、それぞれこれら2本の案内シヤフトを支
承する少なくとも2つの自在軸受と、前記案内シ
ヤフトの周囲に配置され、側板を側板支持体に引
き付けるように作用する少なくとも2つのスプリ
ングと、前記2本の案内シヤフトの間に配置され
たシリンダ装置とを有することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の連続鋳造機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21116787A JPS6453740A (en) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | Continuous casting machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21116787A JPS6453740A (en) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | Continuous casting machine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6453740A JPS6453740A (en) | 1989-03-01 |
| JPH054171B2 true JPH054171B2 (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16601517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21116787A Granted JPS6453740A (en) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | Continuous casting machine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6453740A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11027330B2 (en) | 2016-08-10 | 2021-06-08 | Nucor Corporation | Method of thin strip casting |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101289222B1 (ko) * | 2011-07-15 | 2013-07-29 | 주식회사 포스코 | 에지댐의 수평 진동 제어 방법 및 장치 |
-
1987
- 1987-08-25 JP JP21116787A patent/JPS6453740A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11027330B2 (en) | 2016-08-10 | 2021-06-08 | Nucor Corporation | Method of thin strip casting |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6453740A (en) | 1989-03-01 |
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