JPH0541732A - 電話加入者線の電圧変化検出装置及び方法 - Google Patents

電話加入者線の電圧変化検出装置及び方法

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Publication number
JPH0541732A
JPH0541732A JP35234691A JP35234691A JPH0541732A JP H0541732 A JPH0541732 A JP H0541732A JP 35234691 A JP35234691 A JP 35234691A JP 35234691 A JP35234691 A JP 35234691A JP H0541732 A JPH0541732 A JP H0541732A
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JP
Japan
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pulse
subscriber line
terminal
voltage
telephone
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Pending
Application number
JP35234691A
Other languages
English (en)
Inventor
David A Pepper
デイヴイツド・アーノルド・ペパー
Robert J Miller
ロバート・ジエイムス・ミラー
Richard J Malyszka
リチヤード・ジヨセフ・マリスカ
Andre J Robert
アンドレ・ジーン・ロバート
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Nortel Networks Ltd
Original Assignee
Northern Telecom Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の電話機間が接続された加入者線の電圧
変化を、加入者線上に存在する干渉信号に関わらず正確
に検出する。これによって、同じ加入者線に接続された
他の電話機のオフフックを確実に認識できプライバシの
侵害を防止する。 【構成】 ノードN1、N2及びN3を有し、そのノー
ドN2はノードN1とN2の中間にある電圧分圧器10
と、加入者線電圧に応じた電圧を電圧分圧器に供給する
電圧供給手段20と、抵抗30及びコンデンサ32から
構成されるローパスフィルタと、加入者線電圧の降下に
応答して出力パルスを発生する比較器16と、加入者線
電圧の上昇に応答して出力パルスを発生する比較器18
とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話加入者線の電圧変化
を検出する電話加入者線の電圧変化検出装置に関するも
のである。より詳細には電話機をオフフックしたとき
に、同一の加入者線に接続された他の電話機のオンフッ
ク、オフフックによって生じる電圧変化を検出する電話
加入者線の電圧変化検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同じ建物の異なる部屋にある2つ以上の
電話機を接続して、同じ2線式加入者線に接続された電
話機間で加入者線を介して複数の人が同時に会話に参加
できることは良く知られている。このような接続構成に
おいては、他の人が同一の加入者線に接続された第2の
電話機をオフフックすることによって、最初に話をして
いた人のプライバシが失われる欠点がある。第2の電話
機がオフフックされるとき、第1の電話機を使用してい
る人がクリック音が聞こえるように構成できるが、これ
ではプライバシの妨害を防止することを示す便利で信頼
できる情報にはなり得ない。従って、同じ加入者線に接
続された電話機のフック状態を示す信頼できる情報を提
供できるようにすることが好ましい。
【0003】この加入者線に接続された他の電話機の1
つが使用されているか否かを、電話機を使用しょうとす
る者に表示することは、その電話機がオンフックのとき
(使用していない)のみ有効である。さらに、第1の電
話機の呼出中にそれを保留状態にし、同じ加入者線に接
続された第2の電話機をオフフックにすることにより、
第1の電話機の保留を自動的に解除することは、第1の
電話機の加入者にとって好ましいことである。これによ
って電話機の保留を離れた場所から解除することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな状況の各々に対して、例えば、第2の電話機で表示
させ、又は保留状態から電話機を解除するような適当な
動作をさせるために、2線式加入者線の電圧変化を検出
することが考えられる。しかしながら、この加入者線電
圧は常に変化し、また加入者線上には干渉信号が存在す
るので、加入者線の電圧を適切にモニタすることは非常
に困難である。
【0005】さらに、実際の加入者線電圧は加入者線の
抵抗、加入者線に接続された電話機の数及び電話機の性
質等の多くの変化要因がある。加入者線上の干渉信号は
フックスイッチの断続又は加入者線に接続された他の電
話機からのダイヤルパルス、加入者線が接続される電話
局での短時間のオープンスイッチ等によって生じる。オ
ープンスイッチは電話局のスイッチが動作している間、
電話局から加入者線に供給される瞬時の電圧干渉であ
る。多くの良く知られた保留状態の遠隔から解除の方法
はオープンスイッチ期間のために誤って保留が解除され
ることがある。
【0006】本願発明の目的は、加入者線上の干渉信号
に関わらず、加入者線上の電圧変化を確実に検出する改
良された装置と方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電話加入者線の
電圧変化検出装置は、第1のノード、第2のノード及び
第3のノードを有し、その第2のノードは第1のノード
と第2のノードの中間にある電圧分圧器と、加入者線電
圧に応じた電圧を前記電圧分圧器に供給する電圧供給手
段と、入力が第2のノードに接続された抵抗及び電圧供
給手段の出力端に接続されたコンデンサとから構成され
るローパスフィルタと、入力が第1のノード及び前記ロ
ーパスフィルタの出力に接続され、加入者線電圧の降下
に応答して出力パルスを発生する第1の比較器と、入力
が第3のノード及び前記ローパスフィルタの出力に接続
され、加入者線電圧の上昇に応答して出力パルスを発生
する第1の比較器とから構成される。
【0008】さらに、本発明の電話加入者線の電圧変化
検出方法は2線式加入者線に接続された第1の電話機
が、同一の2線式加入者線に接続された第2の電話機の
オンフックからオフフックに変化する状態を検出する電
話加入者線の電圧変化検出方法において、(i)加入者
線の2線間の加入者線電圧を監視する手順と、(ii)加
入者線電圧の降下に応答して第1の端子にパルスを発生
させる手順と、(iii)加入者線電圧の上昇に応答して
第2の端子にパルスを発生させる手順と、(iv)第1の
端子に発生された一定期間以上のパルスに応答して、ウ
インドタイマをスタートさせる手順と、(v)このウイ
ンドタイマ期間に第2の端子で発生されたパルスを検出
するようにし、このようなパルスが第1の電話機で検出
されないときは、第2の電話機がオフフック状態にある
と判断する手順とを含んでいる。
【0009】さらに、本発明の他の電話加入者線の電圧
変化検出方法は、2線式加入者線に接続された第1の電
話機が、同一の2線式加入者線に接続された第2の電話
機のフック状態の変化を検出する電話加入者線の電圧変
化検出方法において、(i)加入者線の2線間の加入者
線電圧を監視する手順と、(ii)加入者線電圧の降下に
応答して第1の端子にパルスを発生させる手順と、(ii
i)加入者線電圧の上昇に応答して第2の端子にパルス
を発生させる手順と、(iv)第1の端子又は第2の端子
のいずれかに発生した最初のパルスを検出し、そのパル
スがどちらの端子に発生したかを判断する手順と、
(v)前記パルスが一定の幅以上であるかを判断し、も
しそうであれば手順(ix)に行き、もしそうでなければ
手順(vi)に行くようにする手順と、(vi)一定の取消
期間内にスタートしたいずれかの端子のパルスを検出
し、そのようなパルスが検出された時は手順(vii)に
進むようにし、そのようなパルスが検出されないときは
手順(iv)に戻るようにする手順と、(vii)最も最新
に検出されたパルスが一定以上の幅を有するかを判断
し、もしそうなら手順(viii)に行き、もしそうでなか
ったら手順(vi)に戻るようにする手順と、(viii)最
も最新のパルスが手順(iv)で最初にパルスが発生した
と判断された端子と同じ端子で発生されたものか否かを
判断し、もしそうなら手順(ix)に行き、もしそうでな
かったら手順(iv)に戻るようにする手順と、(ix)一
定ウインド期間に、手順(iv)で最初にパルスが発生し
たと判断された端子と異なる端子で発生された、何らか
のパルスを検出し、そのようなパルスが検出された時は
手順(iv)に戻るようにし、そのようなパルスが検出さ
れないときは手順(x)に進むようにする手順と、(x)
第1の電話機で手順(iv)で検出された最初のパルスを
生じさせる処理が何もない場合、もし第1のパルスが第
1の端子で発生したときは第2の電話機はオフフックで
あると判断し、もし第1のパルスが第2の端子で発生さ
れたときは第2の電話機はオンフックであると判断する
手順と、を含んでいる。
【0010】
【作用】本発明の電話加入者線の電圧変化検出装置及び
方法においては、2線式加入者線に接続された第1の電
話機において、加入者線の2線間の加入者線電圧を監視
し、加入者線電圧の降下に応答して第1の端子にパルス
を発生させ、加入者線電圧の上昇に応答して第2の端子
にパルスを発生させ、第1の端子で発生された一定期間
以上のパルスに応答して、ウインドタイマ期間をスター
トさせ、このウインドタイマ期間に第2の端子で発生さ
れたパルスを検出するようにし、このようなパルスが第
1の電話機で検出されないとき、すなわち、第1の電話
機が加入者線電圧を降下させないときは、同一の2線式
加入者線に接続された第2の電話機がオフフックをした
ことを、第1の電話機において検出する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第一の実施例の電話加入者線
の電圧変化検出装置を示す図である。図1において、検
出器は電圧分圧器10と、直列抵抗12及び並列コンデ
ンサ14からなるローパスフィルタと、2つの比較器1
6及び18と、図示されていない2線式加入者線のチッ
プ線とリング線間の電圧を電圧分圧器10に供給するた
めの電圧供給回路20とから構成される。
【0012】電圧供給回路20はダイオードブリッジ2
2を含む。このダイオードブリッジ22に交流入力側は
チップ端子とリング端子で2線式加入者線に接続されて
いる。ダイオードブリッジ22の直流側の正電圧端子は
線24に接続され、負電圧端子は接地線26に接続され
ている。線24は図1の装置においては電圧線を構成す
る。電圧供給回路20は、線24及び線26間に接続さ
れ、抵抗28と抵抗30から構成される電圧分圧器を含
んでいる。抵抗30には並列にコンデンサ32が接続さ
れる。さらに、電圧供給回路20は、抵抗30と抵抗2
8の接続点に接続されたバッファ34を含む。電圧分圧
器10はバッファ34の出力と電圧線24との間に接続
される。
【0013】図1の装置は電話機に一部を構成する。す
なわち、電話機には図示されない周知の他の回路が含ま
れる。ダイオードブリッジ22は電話の極性監視のため
にどの電話機にも設けられているものである。図1のチ
ップ端子とリング端子は、それぞれ2線式加入者線のチ
ップ線及びリング線に接続される。チップ端子とリング
端子は電話機のフックスイッチのいずれの側に接続して
も良い。例えば、電話機がオフフックされるか否かに関
わらず、常に加入者線に接続されるようにフックスイッ
チの電話極側に接続し、又はフックスイッチを経由して
加入者線に接続されるようにフックスイッチの音声回路
側に接続しても良い。後の例では、図1の装置は電話機
がオフフックの時(フックスイッチが閉になった時)だ
け加入者線で電圧が変化することを検出できる。この場
合は抵抗28と抵抗30は加入者線に常時は接続されな
いので適当な抵抗値にすることができる。
【0014】一方、前者の例では、この装置は電話機が
オフフックされると否とに関わらず加入者線電圧の変化
に応答する。この例では、抵抗28と抵抗30は加入者
線に常時接続されているので高抵抗値を有し、バッファ
34もまた高入力インピーダンスを有する。例えば、抵
抗28と抵抗30はそれぞれ47MΩ及び16MΩの値
を有する。コンデンサ32は2.2nFの値を有し、検
出されるより長い期間の電圧変化を過度に減衰させるこ
となく、バッファ34の入力点で音声周波数信号を減衰
させる。この例ではコンデンサ32は抵抗28と抵抗3
0と共に、時定数26ms程度のスムージング回路(ロ
ーパスフィルタ又は積分回路)を構成する。なお、この
時、コンデンサ32から見た抵抗28と抵抗30の並列
回路の抵抗は約12MΩとなる。バッファ34は加入者
線と電圧分圧器10とを絶縁する。
【0015】電圧分圧器10は直列に接続された抵抗3
6、38、40及び42を含み、N1、N2、N3のノ
ードを有する。ノードN1はバッファ34の出力側に接
続された抵抗36と抵抗38の接続点である。ノードN
2は抵抗38と抵抗40との接続点であり、ノードN3
は抵抗40と抵抗42との接続点である。抵抗42は電
圧線24に接続されている。
【0016】ローパスフィルタは抵抗12とコンデンサ
14から構成され、N2点の電圧をスムージングしてN
4に出力する。ここで直列抵抗12はノードN4とノー
ドN2との間に接続される。並列抵抗コンデンサはノー
ドN4と電圧線24との間に接続される。
【0017】この例においては、電圧分圧器の抵抗3
6、38、40及び42はそれぞれ10KΩ、500
Ω、750Ω及び10KΩである。抵抗12は100K
Ω、並列コンデンサ14は2.2μFである。ローパス
フィルタ回路は直列抵抗12と並列コンデンサ14との
積による時定数を有し、この例では220msである。
この200msオーダの時定数は、抵抗28、30及び
コンデンサ32からなり、音声周波数を減衰させる回路
の時定数の約10倍のオーダである。
【0018】電圧比較器16は+入力端子がノードN1
に接続され、−入力端子がノードN4に接続され、出力
は回路の端子Fに接続される。この端子は以下に述べる
ように、加入者線の電圧降下に応答してパルスを供給す
る。一方、電圧比較器18は+入力端子がノードN4に
接続され、−入力端子がノードN3に接続され、出力は
回路の端子Rに接続される。この端子Rは以下に述べる
ように、加入者線の電圧上昇に応答してパルスを供給す
る。加入者線電圧変化大きさによって出力パルスが出さ
れ、そのタイミングと振幅は以前の加入者線電圧の変化
によって決まる。図1には示されていないが、各比較器
には追加の回路(例えば、正帰還又は比較器出力によっ
てスイッチイングされる電流源)が設けられ、ヒステリ
シス特性をを与え、スイッチイングの閾値において、振
動又はスプリアス出力が発生するのを防止する。
【0019】図1は本発明の第2の実施例の電話加入者
線の電圧変化検出装置を示す図である。図2は図1と同
様の構成であるが、電圧分圧器10の抵抗42が接地線
26に接続されている点が異なる。従って、各比較器1
6、18の+入力端子と−入力端子との接続が入れ替わ
っている。すなわち、−入力端子はノードN1に接続さ
れ、+入力端子はノードN4に接続されている。図2の
ように抵抗42がが接地側に接続された構成がより一般
的であるので図1よりも図2の構成によって以下の説明
を行う。しかしながら、この2つの回路は入れ換えるこ
とができ、かつ同等の構成である。
【0020】図1及び図2の装置に加えて、電話機は図
示されていない制御用のマイクロプロセッサを含む。こ
のマイクロプロセッサは、ダイヤル信号の蓄積、検索、
表示等の従来の機能を実行する外に、端子F、Rで発生
されるパルスを監視する。さらに、マイクロプロセッサ
は同一の加入者線に接続された他の電話機がオフフック
されたことを表示する表示器を制御し、電話機の保留を
遠隔解除する等の適切な制御を行う。この目的のため
に、マイクロプロセッサはタイムシェアリングで動作
し、図3のフローチャートに示すようなアルゴリズムで
種々の機能を実行する。
【0021】図3のフローチャートを詳細に説明する前
に、図4について説明する。図4は2線式加入者線の電
圧が下降したとき、例えば、同一の加入者線に接続され
た端子において、電話機がオフフックしたとき、図2の
装置で生じる信号のタイムチャート例を示したものであ
る。図4の上の図はノードN1からノードN4までの各
部の電圧波形のタイムチャートを示す。図4の下の図は
端子F及び端子Rでの信号波形のタイムチャートを示し
ている。
【0022】最初に図4の左側の静的状態の時を考え
る。ノードN4の電圧はノードN2の電圧と同じであ
り、ノードN1とノードN3との間にある。比較器16
と比較器18の出力電圧はいずれも0である。図2にお
いて、抵抗38が抵抗40よりも小さな値であり、この
ためノードN2の電圧はノードN3よりもノードN1の
電圧に近くなっていることが図4から分かる。このよう
にN2の電圧をN1に近づけることによって、加入者線
電圧の降下を加入者線の電圧上昇よりもより敏感にする
ことができる。しかしながら、抵抗38と抵抗40の値
を等しくし、N2の電圧をN1とN2の中間に持ってく
れば、加入者線電圧の降下と加入者線の電圧上昇を同じ
感度で検出できる。
【0023】図4のt1において、同じ加入者線に接続
された他の電話機がオフフックすることによって、加入
者線電圧は降下する。ノードN1、N2、N3の電圧は
全てそれぞれの時定数によって図4の右端の低レベルの
電圧まで降下する。ノードN4の電圧は、抵抗12と並
列コンデンサ14とによって構成されるローパスフィル
タの時定数によって緩やかに指数関数的に、最初のN2
の電圧から最終的なN2の電圧に降下する。図より分か
るように、時間t1から時間t2までの間は、ノードN4
の電圧がノードN1の電圧よりも高い。この結果、この
期間中、比較器16は電圧が降下することを示すのパル
スFを発生する。比較器18は信号Rで示されるよう
に、ノードN4の電圧がノードN3の電圧よりも高いの
で、低電圧を保持し続ける。
【0024】図3は本願発明の動作を説明するフローチ
ャートである。マイクロプロセッサは、通常の状態にお
いては、図3のステップ50で、図2の回路の端子R又
は端子Fにパルスが発生するのを待つ状態にある。ステ
ップ52で、発生したパルスが有効か否かをパルス幅で
判断する。この実施例においてはパルス幅が0.1秒
(マイクロプロセッサのタイムシェアリングの点から決
められる値であり、正確には106ms(ミリ秒)であ
る)より大きい場合に有効であり、それよし小さい場合
は無効パルスであると判断する。
【0025】パルス幅が有効である場合(t2ーt1>1
06ms)、ステップ54は、パルスの終端(t2の時
点)でマイクロプロセッサは600msのウインドタイ
マをスタートさせる。ステップ56は、このウインドタ
イマ期間に他の端子でパルスがスタートしたかどうかを
チェックする。このことについては、図8のところで詳
細に説明する。このウインド期間に、他のパルスが発生
していない場合は、ステップ58は、検出されたパルス
が対象になっている電話機の動作によって発生されたパ
ルスであるか否かを判断する。もし答がYESであれば
(例えば、端子Fのパルスが自己の電話機のオフフック
によるものである場合)、何もすることなく線60を経
由してステップ50に戻る。ステップ58の答がNOで
ある場合、同じ加入者線に接続された他の電話機のオフ
フックによるパルスであると判断できる。言い換えれ
ば、もしパルスが端子Fに現れれば、他の電話機がオフ
フックであり、もしパルスが端子Fに現れなければ、他
の電話機がオンフックであることになる。他の電話機の
オフフックによるパルスであると判断されたときは、ス
テップ62は適当な処理を実行し初期状態のステップ5
0に戻る。
【0026】ステップ62では、電話機の状態、パルス
が発生した端子の状態、マイクロプロセッサによって認
識される直前の条件等によって種々の処理が選択され
る。例えば、もし、図4のようにパルスが端子Fにあれ
ば、マイクロプロセッサは他の電話機が同一の加入者線
に接続された電話機がオフフックになったと判断する。
もし、この電話機(例えば、マイクロプロセッサを有す
る電話機)がオンフックであれば、加入者線が使用され
ているという表示をするであろう。もし、この電話機が
保留状態にあれば、他の電話機からの呼が継続している
と判断して、保有状態を解除する処理を行うであろう。
もしこの電話機が保留状態でなくオフフック状態にあれ
ば、他の電話機がオフフック状態にあり、秘話状態は失
われるとの表示がなされるであろう。逆に、もし、パル
スが端子Fではなく、端子Rに現れると、加入者線が使
用されているか又は秘話状態が失われる旨の表示は消さ
れる。
【0027】ステップ52において、結果がNOである
場合は、多くの干渉信号によるパルスが端子Fと端子R
に現れる場合を示す。以下に、図5から図8を用いて干
渉信号が端子F及び端子Rに現れた場合について説明す
る。これらの図において、信号Fと信号Rは図4に示し
たパルスと同様に表される。図の複雑さを避けるために
対応するノードの電圧は図上に表示しない。これらの図
において、さらに簡略化のために、パルスは狭い幅又は
広い幅で表示される。狭いパルスは106msよりも狭
い無効なパルスであり、広いパルスは106msよりも
広い幅の有効なパルスであるとする。さらに、図5から
図8に示されるパルス間の幅は大きく変化するものであ
る。
【0028】既に述べたように、上記の有効な106m
sの期間は厳密なものではない。本願発明においては図
1及び図2の装置の各素子の値から見て約100msに
選ばれる。特に、106msはマイクロプロセッサのタ
イミング特性とマイクロプロセッサが処理する機能に適
合するように選ばれた値である。この期間は小さくは1
0ms、大きくは400msに選択することも可能であ
るが、ダイヤルパルスのタイミングから考えると少なく
とも60ms以上の方が好ましいであろう。
【0029】図5は本発明の実施例において、端子Fに
無効パルスと有効パルスとが現れた場合を説明するタイ
ムチャート図である。図5において、信号Fは2つの連
続するパルスを有する。最初のパルスは無効なパルス幅
であり、後のパルスは有効なパルス幅である。このよう
なパルスは電話機がオフフックされるときに生じる。フ
ックスイッチは通常機械的な接点であり、接点が閉じら
れるときに間欠的にオン、オフするからである。図3の
フローチャートにおいて、最初のパルスがステップ50
で検出されたとき、ステップ52は、この期間が無効で
あることを判断する。従って、ステップ64は、1.2
秒の期間を有する取消タイマをスタートする。ステップ
66は端子F又は端子Rにおいてこの取消期間中に他の
パルスがあるか否かを検出する。もし、他のパルスがな
かったら、無効な期間のパルスは誤りパルスであると判
断され、その検出されたパルスは無視され、線68を経
由してステップ50に戻る。
【0030】図5において、もし他のパルスが1.2秒
の取消期間内に現れたら(ステップ66で結果がYES
の場合)、ステップ70は、新たなパルスが有効な幅を
有しているか否かを判断する。この場合の設定期間はス
テップ52と同様に0.1秒である。もしこのパルスが
有効である場合は、ステップ72は、このパルスがステ
ップ50で検出したパルスと同じ端子(F又はR)から
発生されたパルスであるか否かを判断する。答がYES
場合は、線74を経由してステップ54に行き、上と同
じ処理が繰り返される。
【0031】図6は端子Fが2つの連続するパルスを有
し、最初のパルスが無効であり、後のパルスが有効であ
り、さらに、この2つのパルスの間に端子Rに無効なパ
ルスが発生する場合を示す。このようなパルス列は、電
話機をオフフックしたとき、機械的な接点の振動がある
場合に生じる。図3において、この場合は、ステップ7
0までは、図5において述べたと同じシーケンスをたど
る。しかし、ステップ72は、新たな無効なパルスが端
子Rに現れたことを検出し、線76を経由してステップ
64に戻る。ステップ64は、端子Rのパルスの終わり
で取消タイマを再スタートさせる。次のステップ66、
70及び72において、端子Fの有効幅のパルスが検出
され、ステップ50で検出された元のパルスと同じパル
スであると判断される。従って、この場合は、ステップ
72は、処理を線74を経由してステップ54に移す。
【0032】図7は端子Fと端子Rが任意の数の無効な
幅のパルスを発生し、最後に取消期間内に有効幅のパル
スを、始めに無効幅のパルスが発生した端子と異なる端
子に発生した場合を示す。具体的には、図7は、最初の
無効パルスは端子Rに生じ、最終的に有効幅のパルスが
端子Fに発生する場合である。このタイプのパルスシー
ケンスは前にオフフックした電話機がダイヤルをすると
きに生じる。この例では、図6で説明したように、各無
効幅のパルスは線76を経由してステップ64に戻り、
取消タイマを再スタートさせ、有効幅のパルスがこの期
間内に発生されるのを待つ。端子Fで発生される最後の
パルスは有効なパルスであるから、処理はステップ72
に移る。この場合は、端子Fで発生した有効幅のパルス
は、最初に発生したパルス(端子Rで発生しステップ5
0で検出されたパルス)と同じではないので、何も処理
されないで線60を経由してステップ50に戻る。
【0033】図8は、有効幅のパルスが端子Fに発生
し、その後遅れてパルス(有効幅のパルスとして図示さ
れているが必ずしも有効幅パルスでなくてもよい)が端
子Rに発生した場合を示す。これはスイッチ動作中に加
入者線への供給電力が瞬時的になくなった場合の典型的
な例である。この場合は加入者線電圧は瞬間的になくな
るがすぐに元に戻る。この例では、端子Fで発生した最
初の有効幅パルスは、ステップ56において、図4で述
べたと同じように動作する。ウインドタイマ期間600
msが最初のパルスと後のパルスとの間の遅延時間より
大きい場合は、ステップ56において結果がYESとな
る。この結果、何の処理もされないで、線60を経由し
て処理はステップ50に戻る。このように、オープンス
イッチによる保留からの誤った遠隔解除は避けられる。
【0034】上記に説明したように、マイクロプロセッ
サの処理のアルゴリズムは図3のフローチャートに従っ
て行われることが分かる。このアルゴリズムは、フック
スイッチの振動や瞬断による干渉信号に影響を受けるこ
となく、加入者線電圧の変化を検出し、ダイヤルパルス
やオープンスイッチ期間に対応することができる。図4
から図6のパルスシーケンスにおいては、いずれも信号
Fは有効幅パルスであり、その有効パルスの前に発生す
る端子F又は端子Rの無効パルスの存在に関わらず、正
しく加入者線電圧の降下を検出できる。図7において
は、他の電話機で発生したダイヤルパルスによって電話
機のフック状態の変化が誤って検出されることはない。
これは、有効な幅の最後のパルスが最初に検出されたパ
ルスと異なった端子に発生したからである。さらに、図
8に示されるオープンスイッチ期間においては、他の電
話機のフック状態の変化によって誤った動作をすること
はない。
【0035】図1と図2の回路及び図4のタイムチャー
トから、加入者線電圧が変化しないときには、ノードN
4の電圧は、ノードN1とノードN3の電圧間の適当な
位置で自動的に位置決めされる。この自動調整(もし抵
抗38と抵抗40が同じ値の場合は自動センタリングと
なる)の機能によって、加入者線電圧の絶対値、及び加
入者線抵抗と加入者線に接続された電話機の数とタイプ
を比較的任意な条件で装置を動作させることができる。
【0036】しかしながら、上述の構成は必ずしも、同
じ加入者線に接続された他の電話機のあらゆるフック状
態に適用できるとは限らない。特に、もし、他の電話機
のフック状態の変化が、図1及び図2のマイクロプロセ
ッサと装置を含んでいる電話機のフックス状態の変化と
全く同じであった場合、上述の記述ではうまく説明でき
ない。上述のように、この装置は絶対的に信頼できると
いうより、むしろ他の電話機のフック状態を表示する点
で有効である。有効幅のパルスを異なる期間に監視する
ような構成に変更し、それによって対応の処理をするよ
うにすれば、この表示はより使い易いものに改良される
であろう。そのような構成とすることによって1つ以上
の電話機において同時にフック状態が変化した場合にも
認識できる装置が得られる。
【0037】さらに、上述の説明は同じ加入者線に接続
された他の1つの電話機がある場合のみについて説明し
たが、同じ加入者線に複数の電話機が接続され、これら
の電話機のフック状態が独立に変化する場合でも、この
実施例は適用できる。明らかに、マイクロプロセッサは
同じ加入者線に接続された複数の他の電話機のフック状
態を同時に検出するようにすることもできる。この場合
でも、同様にパルス幅が検出され、これによって種々の
判断がなされる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の電話機間が接続された加入者線の電圧変化を、加
入者線上に存在する干渉信号に関わらず正確に検出でき
る。これによって、同じ加入者線に接続された他の電話
機のオフフックを確実に認識できプライバシの侵害が防
止できる。また第1の電話機が保留状態になっていると
きに第2の電話機をオフフックすることによってその保
留状態を確実に解除することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電話加入者線の電圧変
化検出装置を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例の電話加入者線の電圧変
化検出装置を示す図である。
【図3】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート図である。
【図4】本発明の実施例において、端子Fに有効パルス
が現れた場合を説明するタイムチャート図である。
【図5】本発明の実施例において、端子Fに無効パルス
と有効パルスとが現れた場合を説明するタイムチャート
図である。
【図6】本発明の実施例において、端子F及に無効パル
スと有効パルスとが現れ、端子Rに無効パルスが現れた
場合を説明するタイムチャート図である。
【図7】本発明の実施例において、端子F及に複数の無
効パルスと有効パルスとが現れ、端子Rに複数の無効パ
ルスが現れた場合を説明するタイムチャート図である。
【図8】本発明の実施例において、端子F及び端子Rに
それぞれ有効パルスが現れた場合を説明するタイムチャ
ート図である。
【符号の説明】
10 電圧分圧器 12 直列抵抗 14 並列コンデンサ 16、18 比較器 20 回路 22 ダイオードブリッジ 24 電圧線 26 接地線 28、30 抵抗 32 コンデンサ 34 バッファ 36、38、40、42 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイヴイツド・アーノルド・ペパー カナダ国,ケイ0ジー,1ジエイ0,オン タリオ,ケンプトヴイル,アール.アー ル.#4 (72)発明者 ロバート・ジエイムス・ミラー カナダ国,エヌ0エル,1エス0,オンタ リオ,ランベス,アスペン プレイス 2 (72)発明者 リチヤード・ジヨセフ・マリスカ カナダ国,エヌ0エル,1ジー0,オンタ リオ,ドーチエスタ,ミル ロード 156 (72)発明者 アンドレ・ジーン・ロバート カナダ国,エヌ6エツチ,4アール3,オ ンタリオ,ロンドン,ウツドボロー・スト リート 15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のノード、第2のノード及び第3の
    ノードを有し、前記第2のノードは第1のノードと第2
    のノードの中間にある電圧分圧器と、 加入者線電圧に応じた電圧を前記電圧分圧器に供給する
    電圧供給手段と、 入力が第2のノードに接続された抵抗及び電圧供給手段
    の出力端に接続されたコンデンサとから構成されるロー
    パスフィルタと、 入力が第1のノード及び前記ローパスフィルタの出力に
    接続され、加入者線電圧の降下に応答して出力パルスを
    発生する第1の比較器と、 入力が第3のノード及び前記ローパスフィルタの出力に
    接続され、加入者線電圧の上昇に応答して出力パルスを
    発生する第1の比較器とを備えたことを特徴とする電話
    加入者線の電圧変化検出装置
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、入力が加
    入者線に接続され、出力が電圧分圧器に接続されるバッ
    ファをを備えたことを特徴とする電話加入者線の電圧変
    化検出装置
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、加入者線
    に接続された2つの抵抗からなる第2の電圧分圧器を備
    え、2つの抵抗の接続点に前記バッファが接続されるこ
    とを特徴とする電話加入者線の電圧変化検出装置
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、加入者線
    に接続された前記2つの抵抗の一方に並列にコンデンサ
    を接続し音声周波数信号を減衰させることを特徴とする
    電話加入者線の電圧変化検出装置
  5. 【請求項5】 2線式加入者線に接続された第1の電話
    機が、同一の2線式加入者線に接続された第2の電話機
    のオンフックからオフフックに変化する状態を検出する
    電話加入者線の電圧変化検出方法において、 (i)加入者線の2線間の加入者線電圧を監視する手順
    と、 (ii)加入者線電圧の降下に応答して第1の端子にパル
    スを発生させる手順と、 (iii)加入者線電圧の上昇に応答して第2の端子にパ
    ルスを発生させる手順と、(iv)第1の端子で発生され
    た一定期間以上のパルスに応答して、ウインドタイマ期
    間をスタートさせる手順と、 (v)このウインドタイマ期間に第2の端子で発生され
    たパルスを検出するようにし、このようなパルスが第1
    の電話機で検出されないとき、第2の電話機がオフフッ
    ク状態にあると判断する手順と、を含むことを特徴とす
    る電話加入者線の電圧変化検出方法
  6. 【請求項6】 2線式加入者線に接続された第1の電話
    機が、同一の2線式加入者線に接続された第2の電話機
    のフック状態の変化を検出する電話加入者線の電圧変化
    検出方法において、 (i)加入者線の2線間の加入者線電圧を監視する手順
    と、 (ii)加入者線電圧の降下に応答して第1の端子にパル
    スを発生させる手順と、 (iii)加入者線電圧の上昇に応答して第2の端子にパ
    ルスを発生させる手順と、(iv)第1の端子又は第2の
    端子のいずれかに発生した最初のパルスを検出し、その
    パルスがどちらの端子に発生したかを判断する手順と、 (v)前記パルスが一定の幅以上であるかを判断し、も
    しそうであれば手順(ix)に行き、もしそうでなければ
    手順(vi)に行くようにする手順と、 (vi)一定の取消期間内にスタートしたいずれかの端子
    のパルスを検出し、そのようなパルスが検出された時は
    手順(vii)に進むようにし、そのようなパルスが検出
    されないときは手順(iv)に戻るようにする手順と、 (vii)最も最新に検出されたパルスが一定以上の幅を
    有するかを判断し、もしそうなら手順(viii)に行き、
    もしそうでなかったら手順(vi)に戻るようにする手順
    と、 (viii)最も最新のパルスが手順(iv)で最初にパルス
    が発生したと判断された端子と同じ端子で発生されたも
    のか否かを判断し、もしそうなら手順(ix)に行き、も
    しそうでなかったら手順(iv)に戻るようにする手順
    と、 (ix)一定ウインド期間に、手順(iv)で最初にパルス
    が発生したと判断された端子と異なる端子で発生され
    た、何らかのパルスを検出し、そのようなパルスが検出
    された時は手順(iv)に戻るようにし、そのようなパル
    スが検出されないときは手順(x)に進むようにする手
    順と、 (x)第1の電話機で手順(iv)で検出された最初のパ
    ルスを生じさせる処理が何もない場合、もし第1のパル
    スが第1の端子で発生したときは第2の電話機はオフフ
    ックであると判断し、もし第1のパルスが第2の端子で
    発生されたときは第2の電話機はオンフックであると判
    断する手順と、を有することを特徴とする電話加入者線
    の電圧変化検出方法。
JP35234691A 1990-12-19 1991-12-13 電話加入者線の電圧変化検出装置及び方法 Pending JPH0541732A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015137867A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 オムロン株式会社 物体検知センサ及び遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015137867A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 オムロン株式会社 物体検知センサ及び遊技機

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