JPH054180B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054180B2 JPH054180B2 JP61023621A JP2362186A JPH054180B2 JP H054180 B2 JPH054180 B2 JP H054180B2 JP 61023621 A JP61023621 A JP 61023621A JP 2362186 A JP2362186 A JP 2362186A JP H054180 B2 JPH054180 B2 JP H054180B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon
- bricks
- mortar
- molten metal
- oxidation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
産業上の利用分野
この発明は、取鍋やトーピードカー等の溶融金
属容器のスラグラインに構築したカーボン系れん
がの酸化防止方法に関する。 従来技術とその問題点 近年、取鍋やトーピードカー等の溶融金属容器
は、本来の用途である受鋼・銑容器以外に、精錬
容器としても使用されるようになつたことから、
その過酷な使用条件にも耐え得るように、スラグ
ラインにカーボン系れんがが構築されるようにな
つた。 ところが、カーボン系れんがには酸化しやすい
欠点があり、一方、溶融金属容器は構築後、使用
に先立ち乾燥ならびに保温のために加熱昇温を行
なうことから、この間の温度上昇過程と昇温終了
から受鋼までの温度下降過程で、スラグラインに
構築したカーボン系れんがの酸化がいつそう促進
され、耐食性が大幅に劣化する問題があつた。 問題点を解決するための手段 この発明者は、カーボン系れんがの酸化防止手
段について種々研究の結果、れんがの表面に、
Al2O3を80%以上含有する高アルミナ質の高耐
熱・耐食性モルタルを薄く塗布するのが効果が著
しいことを知見し、この知見に基づいて、この発
明を完成するに至つた。 すなわちこの発明は、スラグラインをカーボン
系れんがで構築した溶融金属容器のカーボン系れ
んがの酸化防止方法において、前記カーボン系れ
んがの表面に、Al2O3を80%以上含有する高アル
ミナ質の高耐熱・耐食性モルタルを1〜3mm厚み
で塗布し、加熱昇温することにより、受鋼前のカ
ーボン系れんがの酸化を防止するものである。 この発明を実施するに当り、Al2O3を80%以上
含有する高アルミナ質モルタルの酸化防止効果に
ついて実験を行つた。 実験は、取鍋のスラグラインに第1表に示す諸
元のカーボン系れんがを構築し、その一部のれん
が表面に、構築後直ちに、第2表に示す諸元の
Al2O3を80%以上含有する高アルミナ質モルタル
を厚さ1〜3mmに塗付し、24時間の加熱昇温を行
つた30分後に取出し、酸化による気孔生成率を比
較した。その内、厚さ3mmに塗付した場合の結果
を第2図に示す。 この結果からも明らかなように、Al2O3を80%
以上含有する高アルミナ質モルタルの塗付が酸化
による気孔生成を抑制することが確認できた。 この発明においてカーボン系れんがの気孔生成
を抑制する理由は、カーボン系れんが表面に気孔
が多数存在すると、その気孔に溶融金属あるいは
スラグが侵入し、溶損を促進してカーボン系れん
がの損耗を増加させるためである。しかし、溶融
金属容器は、内張り構築後乾燥のために加熱昇温
するが、構築直後は常温であるため、塗付材には
接着強度が要求されると共に、加熱昇温過程では
バーナーの火炎にモルタル表面が晒され、高温お
よび火炎の圧力がかかることによるモルタルの剥
離・脱落を防止する必要がある。このためモルタ
ル塗付厚みは、通常の吹付け等に比して薄い方が
好ましく1〜3mm程度がよい。これは1mm未満で
はモルタル塗付の効果が得られず、3mmを超える
と昇温過程でモルタルの剥離・脱落が顕著とな
る。また、モルタルの剥離・脱落防止のためモル
タル塗付厚みが1〜3mmと薄いため、受鋼開始以
降のモルタルのカーボン系れんが表面の保護作用
を確保するためには、Al2O3を80%以上含有する
高アルミナ質のモルタルのような高耐熱・耐食性
モルタルが好ましい。この発明において高アルミ
ナ質モルタル中のAl2O3を80%以上としたのは、
通常の高アルミナ質モルタルはAl2O3を50〜98%
程度含有しているが、Al2O3が80%未満ではモル
タル自体の耐食性が劣り、塗布後の加熱昇温時に
下地のカーボン系れんがの融液の影響を受け易
く、モルタルの損傷が激しくモルタル剥離等の問
題を生じるからである。 実施例 スラグラインを第1表に示す諸元のカーボン系
れんがとする取鍋を2基構築し、一方の取鍋のカ
ーボン系れんがが表面に、構築後直ちに、第2表
に示す諸元のAl2O3を80%以上含有する高アルミ
ナ質モルタルを厚さ3mmに塗付し、他方の取鍋の
カーボン系れんが表面はそのままとし、共に20時
間の加熱昇温を行い、120チヤージの注湯作業を
実施した。 そして、れんが表面の損耗速度を30チヤージ毎
に測定し、第1図及び第3表に示す結果を得た。 この結果からも明らかなように、取鍋使用初期
において、Al2O3を80%以上含有する高アルミナ
質モルタル塗付による効果が顕著に認められ、こ
の発明方法により、カーボン系れんがの受鋼前酸
化が防止されたことがわかる。
属容器のスラグラインに構築したカーボン系れん
がの酸化防止方法に関する。 従来技術とその問題点 近年、取鍋やトーピードカー等の溶融金属容器
は、本来の用途である受鋼・銑容器以外に、精錬
容器としても使用されるようになつたことから、
その過酷な使用条件にも耐え得るように、スラグ
ラインにカーボン系れんがが構築されるようにな
つた。 ところが、カーボン系れんがには酸化しやすい
欠点があり、一方、溶融金属容器は構築後、使用
に先立ち乾燥ならびに保温のために加熱昇温を行
なうことから、この間の温度上昇過程と昇温終了
から受鋼までの温度下降過程で、スラグラインに
構築したカーボン系れんがの酸化がいつそう促進
され、耐食性が大幅に劣化する問題があつた。 問題点を解決するための手段 この発明者は、カーボン系れんがの酸化防止手
段について種々研究の結果、れんがの表面に、
Al2O3を80%以上含有する高アルミナ質の高耐
熱・耐食性モルタルを薄く塗布するのが効果が著
しいことを知見し、この知見に基づいて、この発
明を完成するに至つた。 すなわちこの発明は、スラグラインをカーボン
系れんがで構築した溶融金属容器のカーボン系れ
んがの酸化防止方法において、前記カーボン系れ
んがの表面に、Al2O3を80%以上含有する高アル
ミナ質の高耐熱・耐食性モルタルを1〜3mm厚み
で塗布し、加熱昇温することにより、受鋼前のカ
ーボン系れんがの酸化を防止するものである。 この発明を実施するに当り、Al2O3を80%以上
含有する高アルミナ質モルタルの酸化防止効果に
ついて実験を行つた。 実験は、取鍋のスラグラインに第1表に示す諸
元のカーボン系れんがを構築し、その一部のれん
が表面に、構築後直ちに、第2表に示す諸元の
Al2O3を80%以上含有する高アルミナ質モルタル
を厚さ1〜3mmに塗付し、24時間の加熱昇温を行
つた30分後に取出し、酸化による気孔生成率を比
較した。その内、厚さ3mmに塗付した場合の結果
を第2図に示す。 この結果からも明らかなように、Al2O3を80%
以上含有する高アルミナ質モルタルの塗付が酸化
による気孔生成を抑制することが確認できた。 この発明においてカーボン系れんがの気孔生成
を抑制する理由は、カーボン系れんが表面に気孔
が多数存在すると、その気孔に溶融金属あるいは
スラグが侵入し、溶損を促進してカーボン系れん
がの損耗を増加させるためである。しかし、溶融
金属容器は、内張り構築後乾燥のために加熱昇温
するが、構築直後は常温であるため、塗付材には
接着強度が要求されると共に、加熱昇温過程では
バーナーの火炎にモルタル表面が晒され、高温お
よび火炎の圧力がかかることによるモルタルの剥
離・脱落を防止する必要がある。このためモルタ
ル塗付厚みは、通常の吹付け等に比して薄い方が
好ましく1〜3mm程度がよい。これは1mm未満で
はモルタル塗付の効果が得られず、3mmを超える
と昇温過程でモルタルの剥離・脱落が顕著とな
る。また、モルタルの剥離・脱落防止のためモル
タル塗付厚みが1〜3mmと薄いため、受鋼開始以
降のモルタルのカーボン系れんが表面の保護作用
を確保するためには、Al2O3を80%以上含有する
高アルミナ質のモルタルのような高耐熱・耐食性
モルタルが好ましい。この発明において高アルミ
ナ質モルタル中のAl2O3を80%以上としたのは、
通常の高アルミナ質モルタルはAl2O3を50〜98%
程度含有しているが、Al2O3が80%未満ではモル
タル自体の耐食性が劣り、塗布後の加熱昇温時に
下地のカーボン系れんがの融液の影響を受け易
く、モルタルの損傷が激しくモルタル剥離等の問
題を生じるからである。 実施例 スラグラインを第1表に示す諸元のカーボン系
れんがとする取鍋を2基構築し、一方の取鍋のカ
ーボン系れんがが表面に、構築後直ちに、第2表
に示す諸元のAl2O3を80%以上含有する高アルミ
ナ質モルタルを厚さ3mmに塗付し、他方の取鍋の
カーボン系れんが表面はそのままとし、共に20時
間の加熱昇温を行い、120チヤージの注湯作業を
実施した。 そして、れんが表面の損耗速度を30チヤージ毎
に測定し、第1図及び第3表に示す結果を得た。 この結果からも明らかなように、取鍋使用初期
において、Al2O3を80%以上含有する高アルミナ
質モルタル塗付による効果が顕著に認められ、こ
の発明方法により、カーボン系れんがの受鋼前酸
化が防止されたことがわかる。
【表】
【表】
【表】
発明の効果
この発明は、前記したように、取鍋やトーピー
ドカー等の溶融金属容器のスラグラインに構築し
たカーボン系れんがの受鋼前酸化による耐食性の
劣化を有効に防止できるものであるから、精錬容
器としての過酷な使用条件にも十分耐え得ること
ができ、又、寿命延長が図れる等すぐれた効果を
奏するものである。
ドカー等の溶融金属容器のスラグラインに構築し
たカーボン系れんがの受鋼前酸化による耐食性の
劣化を有効に防止できるものであるから、精錬容
器としての過酷な使用条件にも十分耐え得ること
ができ、又、寿命延長が図れる等すぐれた効果を
奏するものである。
第1図はこの発明と従来の実施例におけるカー
ボン系れんが表面の損耗速度を示すグラフ、第2
図はカーボン系れんがの酸化による気孔生成率を
示すグラフである。
ボン系れんが表面の損耗速度を示すグラフ、第2
図はカーボン系れんがの酸化による気孔生成率を
示すグラフである。
Claims (1)
- 1 スラグラインをカーボン系れんがで構築した
溶融金属容器のカーボン系れんがの酸化防止方法
において、前記カーボン系れんがの表面に、Al2
O3を80%以上含有する高アルミナ質の高耐熱・
耐食性モルタルを1〜3mm厚みで塗布し、加熱昇
温することを特徴とする溶融金属容器の内張酸化
防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2362186A JPS62183959A (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | 溶融金属容器の内張酸化防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2362186A JPS62183959A (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | 溶融金属容器の内張酸化防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62183959A JPS62183959A (ja) | 1987-08-12 |
| JPH054180B2 true JPH054180B2 (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=12115672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2362186A Granted JPS62183959A (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | 溶融金属容器の内張酸化防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62183959A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01309761A (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-14 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 移動鋳型式連続鋳造機の注湯装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5536019A (en) * | 1978-09-04 | 1980-03-13 | Tokyo Yogyo Co Ltd | Protection method of lining of molten metal container |
| JPS59220275A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-11 | Nippon Steel Corp | 溶融金属容器等内壁の補修方法 |
-
1986
- 1986-02-05 JP JP2362186A patent/JPS62183959A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62183959A (ja) | 1987-08-12 |
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