JPH0542514U - グリーンカツトマシン - Google Patents
グリーンカツトマシンInfo
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- JPH0542514U JPH0542514U JP10145291U JP10145291U JPH0542514U JP H0542514 U JPH0542514 U JP H0542514U JP 10145291 U JP10145291 U JP 10145291U JP 10145291 U JP10145291 U JP 10145291U JP H0542514 U JPH0542514 U JP H0542514U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バキュームホースの巻回段数の変化に応じて
ドラムの回転トルクを変化させて、バキュームホースの
巻き取り、繰り出しをスムーズに行う。 【構成】 車体20に設けられ、コンクリート面C上か
ら削り取られたレイタンスを、前記車体20から離れた
箇所に設けられたベースマシン(図示せず)のバキュー
ムポンプ(図示せず)側に搬送する第2バキュームホー
ス63と、前記車体20に設けられた、前記第2バキュ
ームホース63の巻き取り繰り出し用のドラム60と、
前記ドラム60を回転駆動する駆動部(図示せず)とを
有するグリーンカットマシン10において、前記ドラム
60の半径方向に巻回された前記第2バキュームホース
63の巻数を検出する巻数検出部76と、前記巻数検出
部76の検出結果に基づいて前記ドラム60の回転トル
クを変化させるように前記駆動部の駆動を制御する制御
手段(図示せず)とを備える構成とした。
ドラムの回転トルクを変化させて、バキュームホースの
巻き取り、繰り出しをスムーズに行う。 【構成】 車体20に設けられ、コンクリート面C上か
ら削り取られたレイタンスを、前記車体20から離れた
箇所に設けられたベースマシン(図示せず)のバキュー
ムポンプ(図示せず)側に搬送する第2バキュームホー
ス63と、前記車体20に設けられた、前記第2バキュ
ームホース63の巻き取り繰り出し用のドラム60と、
前記ドラム60を回転駆動する駆動部(図示せず)とを
有するグリーンカットマシン10において、前記ドラム
60の半径方向に巻回された前記第2バキュームホース
63の巻数を検出する巻数検出部76と、前記巻数検出
部76の検出結果に基づいて前記ドラム60の回転トル
クを変化させるように前記駆動部の駆動を制御する制御
手段(図示せず)とを備える構成とした。
Description
【0001】
本考案は、例えばダム堤体の構築時等におけるコンクリート壁のレイタンスの 除去を行うグリーンカットマシンに関するものである。
【0002】
ダム構築に際して、コンクリート面のレイタンスを取り除く打継目処理作業、 即ち、グリーンカット作業は、従来、ブラシを回転させ、ブラシでコンクリート 面を削り取ることで行なわれているが、この方式では機械的に削り取りの作業が なされるため、その作業効率に限界がある。 また、ノズルを手で持ち超高圧水を噴出させてコンクリート面を削り取ること も行なわれているが、広範なコンクリート面全域にわたっての手作業には限界が あり、また、削り取られたレイタンスの除去のための別作業が必要となる。
【0003】 そこで、所定の固定された位置に超高圧水ポンプとバキュームポンプとを設置 し、この超高圧水ポンプからの超高圧水を走行可能な車体側に供給して、該車体 に設けられた噴射ノズルからコンクリート面に噴射させる一方、除去されたレイ タンスを車体側からバキュームポンプで吸引してコンクリート面から除去するこ とが考えられる。 そして、このように構成すると、前記車体と超高圧水ポンプ及びバキュームポ ンプとの間隔が車体の走行に伴って変化する。 そこで、前記車体に、2つのドラムを回転可能に配設し、このドラムに前記超 高圧水ホースと前記バキュームホースを夫々巻回させ、前記車体の走行に応じて ドラムから超高圧水ホースとバキュームホースを夫々繰り出し或は巻き取りつつ グリーンカット作業を行うことが考えられる。
【0004】
しかしながら、特に、バキュームホースは、削り取られたレイタンスを回収す るものであり、特に前記レイタンスの吸引中には該レイタンスの流動によりバキ ュームホースの重量が増すので、該バキュームホースの巻き取り、或は繰り出し のためにドラムを回転する際には、該ドラムの半径方向における前記バキューム ホースの巻回段数が増す毎にドラムの回転トルクが増し、一定のトルクでドラム を回転させていると、前記巻回段数の増加に伴ってドラムの回転速度が低下し、 若しくは回転が停止してしまう不具合が考えられる。 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、また、先願(特願平2−2538 92号)を改良したものであり、巻回段数の変化に伴ってドラムの回転トルクを 変化させて、バキュームホースの巻き取り、繰り出しをスムーズに行うことがで きるグリーンカットマシンを提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために本考案は、コンクリート面上のレイタンスを削り取 るための超高圧水を前記コンクリート面に噴射させる噴射ノズルと、前記噴射ノ ズルを支持する走行可能な車体と、前記車体と離れた箇所に設けられた前記レイ タンス吸引用のバキュームポンプに接続され、前記削り取られたレイタンスが搬 送されるバキュームホースと、前記車体に設けられた、前記バキュームホースの 巻き取り繰り出し用のドラムと、前記ドラムを回転駆動する駆動部とを有するグ リーンカットマシンにおいて、前記ドラムの半径方向に巻回された前記バキュー ムホースの巻数を検出する巻数検出手段と、前記巻数検出手段の検出結果に基づ いて前記ドラムの回転トルクを変化させるように前記駆動部の駆動を制御する制 御手段とを備える構成とした。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例によるグリーンカットマシンの側面図、図2は同平面 図、図3は同正面図である。
【0007】 まず、図1乃至図3を参照して本実施例のグリーンカットマシンの概略構成を 説明する。図1において10はグリーンカットマシンであり、このグリーンカッ トマシン10の車体20には、前後方向への移動用の車輪群21と左右方向への 移動用の車輪群22とが設けられていて、これらは例えば車体20に搭載された 図示しないディーゼルエンジン等の動力源により回転される。
【0008】 このうち前記車輪群22は図1に示すように、油圧ジャッキ23を介して車体 20の下部箇所に取り付けられていて、前後方向への移動時には前記車輪群21 がコンクリート面Cに接地して車輪群22はコンクリート面Cから浮いて位置し ており、左右方向への移動時には前記油圧ジャッキ23が駆動して、前記車輪群 22を降下させてこれをコンクリート面Cに接地させ、これに伴って前記車輪群 21をコンクリート面Cから持ち上げるようにしている。
【0009】 前記車体20には図1に示すように、前記図示しないディーゼルエンジンの燃 料が貯留される燃料タンク24と、ディーゼルエンジンからの排気を放出するマ フラー25と、前記ディーゼルエンジンの作動、停止等のスイッチ類が配設され たエンジン作動ボックス26と、前記油圧ジャッキ23等の油圧作動部分に供給 される圧油が貯留される作動油タンク27とが搭載されている。 また、前記車体20には図2及び図3に示すように、前記作動油タンク27か ら油圧ジャッキ23等の油圧作動部分への圧油供給路や、後述する超高圧水の供 給路及びレイタンスの吸引路等の経路の切り換えや開閉を行うための電磁弁28 a,28bと、本グリーンカットマシン10の駆動を制御する後述の制御部20 3(図7)が収容された制御盤29が搭載されており、これらが搭載された前記 車体20の頂部には、図1に示すように、後に詳説するドラム60が搭載されて おり、また車体20の側面には図1に示すように、前記ドラム60の上面に至る 梯子30が架設されている。
【0010】 一方、前記車体20の前面には図2に示すように矩形の保護枠31が取り付け られており、該保護枠31の四隅には図1に示すようにキャスター33が取り付 けられていると共に、保護枠31の前枠32には、図示しないが障害物検出用の センサが取り付けられている。また、前記車体20の前面には水平ガイド36が 、図2に示すようにヒンジ34及び油圧シリンダ35を介して揺動自在に取り付 けられており、該水平ガイド36は、前記油圧シリンダ35の伸縮に伴って水平 方向に揺動する。 また、図1に示すように、前記水平ガイド36にはその延在方向に移動可能な 垂直ガイド40が取り付けられており、該垂直ガイド40は、図3に示すように 前記水平ガイド36に設けられた油圧シリンダ37、プーリ38、及びベルト3 9等の駆動により、前記水平ガイド36の延在方向に移動する。
【0011】 前記垂直ガイド40には図1に示すように、ハンドル41の回転操作により上 下動するブラケット42が設けられており、該ブラケット42にはガンヘッド4 3が取り付けられている。 このガンヘッド43には図1に示すように、キャスター45が取り付けられた 基台44と、該基台44の底面に設けられた上下動可能な集塵ケース46と、該 集塵ケース46の内部に設けられた例えばダイヤモンドチップにより形成された 噴射ノズル47と、前記集塵ケース46を上下動させるための油圧シリンダ(図 示せず)とが設けられている。
【0012】 また、前記集塵ケース46には図1に示すように、前記不図示の油圧シリンダ へ圧油を供給するための油圧ホース49と、前記噴射ノズル47から噴射させる レイタンス除去用の超高圧水を供給する第1超高圧水ホース50と、除去された レイタンスを集塵ケース46内から吸引するための第1バキュームホース51と が接続されており、この集塵ホース46の下縁には、該集塵ケース46の下縁を コンクリート面Cに接触させた際の、前記集塵ホース46内の閉塞度を向上させ るために、ゴム等の弾性部材による密閉片46aを取り付けている。
【0013】 このうち前記第1超高圧水ホース50は、図2に示すように前記車体20の上 部後方に設けられた、水平軸の回りに回転可能なドラム55の図示しない出水口 に接続されており、該不図示の出水口に連通するドラム55の入水口(図示せず )には第2超高圧水ホース56の一端が接続されていて、該第2超高圧水ホース 56は前記ドラム55に繰り出し巻き取り可能に巻回されている。 そして、前記第2超高圧水ホース56の他端は、前記グリーンカットマシン1 0から離れた所定の固定位置に設置される不図示のベースマシンに設けられた超 高圧水ポンプ(図示せず)に至っていて、該不図示の超高圧水ポンプからの超高 圧水が、前記第2超高圧水ホース56、ドラム55、及び第1超高圧水ホース5 0を介して前記噴射ノズル47に供給されて、該噴射ノズル47からコンクリー ト面Cに噴射されるようになっている。
【0014】 一方、前記第1バキュームホース51は図1に示すように、先に述べたように 前記車体20の頂部中央に設けられた前記ドラム60の第1ジョイント部61に 接続されており、また、図2に示すように前記ドラム60の第2ジョイント部6 2には第2バキュームホース63の一端が接続されている。 そして、前記第2バキュームホース63の他端は前記不図示のベースマシンに 設けられたバキュームポンプ(図示せず)に至っていて、前記超高圧水の噴射に よってコンクリート面Cから削り取られたレイタンスは、前記超高圧水がコンク リート面Cに噴射されて汚濁された汚濁水と共に、前記バキュームポンプの駆動 により、前記集塵ケース46内から前記第1バキュームホース51、第1ジョイ ント部61、ドラム60、第2ジョイント部62、及び第2バキュームホース6 3を介して、前記不図示のベースマシン側に吸引され、ベースマシン側において ダスト分は回収され、水分は処理水として他の箇所に送出される。
【0015】 前記ドラム60は図4に示すように、油圧モータ64、プーリ65、及びベル ト66等からなる駆動部Kの駆動によって鉛直軸Vの回りに回転可能とされてお り、前記第2バキュームホース63は図4に示すように、矢印Aで示す順番で繰 り出し或は巻き取られ、巻き取り状態においては例えば4列(ドラム60の幅方 向)4段(同半径方向)となるように、前記ドラム60に巻回されている。
【0016】 尚、前記ドラム55の不図示の出水口と、前記ドラム60の第1ジョイント部 61とは、前記各ドラム55,60の回転には連動せず、常時一定方向を指向す るようにしてある。
【0017】 さて、前記ドラム60には図2に示すように、該ドラム60に巻回される前記 第2バキュームホース63をドラム60の中心方向に押さえ付けるための押え機 構70が設けられている。 この押え機構70は図5(a),(b)に示すように、前記ドラム60の外縁 に取り付けられた基部71と、該基部71に回転自在に取り付けられた軸72と 、該軸72に取り付けられて前記基部71に対して揺動自在である略コ字状のア ーム73と、該アーム73の開放端に回転可能に取り付けられたフリーローラ7 4とからなり、前記アーム73はコイルスプリング75により常時ドラム60の 中心方向に付勢されている。 そして、前記コイルスプリング75の付勢によって、前記フリーローラ74の 周面が、前記ドラム60に巻回された第2バキュームホース63に当接し、これ をドラム60の中心方向に付勢するようにしている。
【0018】 尚、前記基部71には、前記ドラム60に巻回された前記第2バキュームホー ス63の、該ドラム60の半径方向における巻回段数を検出するための巻回段数 検出部76が設けられている。この巻回段数検出部76は、前記アーム73の揺 動位置、ひいては前記第2バキュームホース63の巻回段数を検出するリミット スイッチ(図示せず)を有しており、該リミットスイッチは、例えば巻回段数1 乃至2段、2乃至3段、3乃至4段という具合に、前記第2バキュームホース6 3のドラム60に対する巻回段数に応じて変化する信号を、前記制御盤29に収 容された後述の制御部203(図7)に出力する。
【0019】 また、前記ドラム60の近傍には図1に示すように、該ドラム60に巻回され た前記第2バキュームホース63の繰り出し巻き取り時に該第2バキュームホー ス63をガイドするガイド機構80が設けられている。 このガイド機構80は図1にあるように、前記ドラム60の近傍に立設された 、ドラム60の高さに合わせた長さのガイドレール81と、該ガイドレール81 に沿って上下動可能なスライド部材82と、該スライド部材82をガイドレール 81に沿って上下動させるための油圧シリンダ83と、前記ガイドレール81と 前記ドラム60の周面との間に配設され、前記ドラム60から繰り出される第2 バキュームホース63の繰り出し部分63aの、前記ドラム60の幅方向におけ る巻回列位置を検出するための巻回列位置検出部84と、前記ガイドレール81 を挟んで前記巻回列位置検出部84とは反対側に立設されたガイド部材88とか らなるものである。
【0020】 前記スライド部材82は図1にあるように、上下一対のフリーローラ82a, 82bを有しており、このフリーローラ82a,82bの間には、前記ドラム6 0から繰り出される第2バキュームホース63を挿通させている。 また、前記油圧シリンダ83には、そのシリンダロッド83aの進出長さを検 出するための近接スイッチ(図示せず)が複数付設されており、本実施例では、 進出長さ0mm位置と、進出長さ100mm位置と、進出長さ200mm位置と の3箇所に配設されていて、これらの近接スイッチは、シリンダロッド83aの 検出時に後述の制御部203(図7)に対して検出信号を出力する。
【0021】 さらに、前記巻回列位置検出部84は図6にあるように、前記ドラム60の高 さに合わせた長さのガイドレール85と、該ガイドレール85に沿って上下動可 能であり、前記第2バキュームホース63の繰り出し部分63aが挿通されたガ イドリング86と、該ガイドリング86のガイドレール85上の位置、ひいては 前記第2バキュームホース63の繰り出し部分63aの巻回列位置を検出するた めのリミットスイッチ87とからなるものである。
【0022】 該リミットスイッチ87は、例えば巻回列位置1乃至2列、2乃至3列、3乃 至4列という具合に、前記第2バキュームホース63の繰り出し部分63aのド ラム60に対する巻回列位置に応じて変化する信号を、前記制御盤29に収容さ れた後述の制御部203(図7)に出力する。 一方、前記ガイド部材88は図2にあるように、上下方向を軸方向とする一対 のフリーローラ88a,88bを有し、このフリーローラ88a,88b間に、 前記ガイドリング86及びスライド部材82を介してドラム60から前記不図示 のベースマシン側に至る第2バキュームホース63が挿通されている。
【0023】 次に、前記グリーンカットマシン10の制御盤29内に設けられた制御系の概 略構成について、図7のブロック図を参照して説明する。 図7において200は制御系であり、この制御系200は、前記車輪群21, 22の回転速度を検出するためのエンコーダ201と、前記ドラム60を回転さ せる油圧モータ64の回転速度を検出するためのエンコーダ202と、前記油圧 モータ64の回転方向、回転速度、回転トルク等の調整を行う圧油供給調整部2 04と、該圧油供給調整部204による前記油圧モータ64の各種調整動作や前 記油圧シリンダ83の調整動作を制御する制御部203とを備えている。
【0024】 前記圧油供給調整部204は図8(a)に示すように、前記制御部203から の制御信号に基づいて、前記油圧モータ64に供給される作動用圧油の供給方向 を切り換える切換弁204a、同じく前記作動用圧油の流量を調節する流量調整 弁204b、同じく前記作動用圧油の油圧力を設定する減圧弁204c、該減圧 弁204cの弁開度を調整するのに用いられるパイロット圧油の流量を段階的に 調節する比例電磁式リリーフ弁204d、及び前記作動用圧油の油圧力が異常圧 力になった場合に該作動用圧油をタンクラインに逃がすためのダブルリリーフ弁 204eとが設けられている。
【0025】 前記切換弁204aは、前記作動用圧油により駆動される前記油圧モータ64 の回転方向を切り換えるためのものである。この切換弁204aが図8(a)に 示す中立状態にあるときには油圧モータ64は停止し、図8(b)に示すように 弁が切り換わると油圧モータ64が正方向に回転して、前記ドラム60が第2バ キュームホース63を巻き取る方向に回転する状態となる。また、図8(c)に 示すように弁が切り換わると油圧モータ64が逆方向に回転して、前記ドラム6 0が第2バキュームホース63を繰り出す方向に回転する状態となる。 一方、前記流量調整弁204bは、前記油圧モータ64の回転速度を調整する ためのものであり、また、前記減圧弁204cは、前記油圧モータ64乃至ドラ ム60の回転トルクを規定する、前記作動用圧油の油圧モータ64への供給圧力 を調節するためのもので、その弁開度に応じて前記作動用圧油の油圧モータ64 への供給圧力を0〜80kg/cm2 の範囲で無段階に設定するものである。
【0026】 また、前記比例電磁式リリーフ弁204dは、前記巻回段数検出部76のリミ ットスイッチから制御部203に入力される、前記第2バキュームホース63の ドラム60に対する巻回段数に応じた信号に基づいて、前記減圧弁204cによ って設定される油圧力が、70kg/cm2 、60kg/cm2 、50kg/c m2 のいずれかとなるように、前記減圧弁204cの弁開度を3段階に調整する ものである。
【0027】 そして、前記制御部203は、前記エンコーダ201の検出結果に基づいて、 前記不図示のベースマシンに対する前記グリーンカットマシン10の移動量を検 出し、これに基づいて、該不図示のベースマシンからグリーンカットマシン10 までの距離を算出して、前記ドラム60から繰り出される前記第2バキュームホ ース63の長さが前記距離に応じた長さとなるように、前記油圧モータ64を所 定の方向に所定量回転させる。 また、前記制御部203は、前記巻回段数検出部76からの入力信号に基づい て、前記ドラム60に巻回されている第2バキュームホース63の巻数、即ちド ラム60の半径方向に第2バキュームホース63が何段巻回されているかを判別 し、この判別結果に基づいて前記比例電磁式リリーフ弁204dの動作を制御し て、第2バキュームホース63のドラム60への巻回段数が増える毎に、前記油 圧モータ64の回転トルクを段階的に上昇させるように制御する。
【0028】 具体的には、前記制御部203は、前記巻回段数検出部76のリミットスイッ チから制御部203に入力される、前記第2バキュームホース63のドラム60 に対する巻回段数に応じた信号に基づいて、第2バキュームホース63の巻回段 数が1乃至2段であるときには、前記油圧モータ64に供給される圧油の油圧力 が50kg/cm2 となり、前記巻回段数が2乃至3段であるときには前記油圧 力が60kg/cm2 となり、前記巻回段数が3乃至4段であるときには前記油 圧力が70kg/cm2 となるように、前記比例電磁式リリーフ弁204dの動 作を制御して、前記減圧弁204cの弁開度を3段階に調整させる。 これにより、前記油圧力が50kg/cm2 となった場合には前記油圧モータ 64乃至ドラム60の回転トルクは28kg・mとなり、油圧力が60kg/c m2 となった場合には前記回転トルクは34kg・mとなり、油圧力が70kg /cm2 となった場合には前記回転トルクは40kg・mとなって、前記第2バ キュームホース63のドラム60に対する巻回段数が増す毎にドラム60の回転 トルクが増加されることとなる。
【0029】 さらに、前記制御部203は、前記ガイド機構80のリミットスイッチ87か らの入力信号に基づいて、前記ガイド機構80の油圧シリンダ83のシリンダロ ッド83aを伸縮させて、前記ガイドレール81に沿って上下往復動するスライ ド部材82が、前記ドラム60に巻回された第2バキュームホース63の繰り出 し部分63aの位置の変化に追従するように上下動させる。 具体的には、図9の関係図にあるように、前記第2バキュームホース63の繰 り出し部分63aの巻回列位置が1乃至2列であるときには、前記シリンダロッ ド83aの進出ストロークが200mmとなり、2乃至3列であるときには、前 記シリンダロッド83aの進出ストロークが100mmとなり、3乃至4列であ るときには、前記シリンダロッド83aの進出ストロークが0mmとなるように 、前記制御部203がシリンダロッド83aの伸縮動作を制御し、この伸縮制御 に際して前記制御部203は、油圧シリンダ83に付設された前記不図示の近接 スイッチからの検出信号を監視しながらフィードバック制御を行う。
【0030】 尚、前記制御部203は、ここでは詳説を略すが、例えばグリーンカットマシ ン10から離れた位置にて操作されるリモートコントローラや、前記グリーンカ ットマシン10に設けられた操作部(図示せず)や、或は前記不図示のベースマ シン側に設けられた操作盤のスイッチの操作等に基づいて、車輪群21,22の 駆動や、油圧ジャッキ23等の油圧作動部分の動作等、グリーンカットマシン1 0に付設された種々の駆動部分の動作制御を行う。
【0031】 さて、このように構成された本実施例のグリーンカットマシン10を用いたグ リーンカット作業では、不図示の超高圧水ポンプやバキュームポンプと、超高圧 水を噴射する前記噴射ノズル47やレイタンス吸引用の集塵ケース46等とを分 離し、前記噴射ノズル47や集塵ケース46等を実装したグリーンカットマシン 10のみをコンクリート面C上で走行、移動させて作業を行う。
【0032】 そして、作業に際しては、前記集塵ケース46の下縁に設けた密閉片46aを コンクリート面Cに接触させ、この状態で前記ガンヘッド43を水平ガイド36 の延在方向に往復動させつつ前記グリーンカットマシン10を所望の方向に移動 させることにより、コンクリート面Cとの間で閉塞状態となった前記集塵ケース 46内において、前記噴射ノズル47から超高圧水をコンクリート面Cに噴射さ せて、該コンクリート面C上のレイタンスを削り取る。 さらに、前記不図示のベースマシンに設けられたバキュームポンプの駆動によ り、削り取られた前記レイタンスを前記汚濁水と共に、前記閉塞された集塵ケー ス46内から第1及び第2バキュームホース51,63を介してベースマシン側 に吸引させて、前記コンクリート面C上から除去する。
【0033】 この場合、本実施例のグリーンカットマシン10では、その移動に伴って前記 不図示のベースマシンとの間の距離が変化するので、これに合わせて前記第2超 高圧水ホース56と第2バキュームホース63とをある程度の長さを有するもの としてあり、前述したようにそれぞれドラム55,60に巻回して、必要な長さ 分だけドラム55,60から繰り出すようにしている。 そして、本実施例のグリーンカットマシン10では、特に、前記第2バキュー ムホース63が巻回されたドラム60の回転量を前記制御部203によって制御 し、これにより、ドラム60から繰り出される第2バキュームホース63の長さ を調整し、また、前記ドラム60の回転時における回転トルクを該ドラム60に 巻回された第2バキュームホース63の巻回段数に応じて変化させている。 さらに、前記ドラム60に押え機構70とガイド機構80とを付設して、該ド ラム60から前記第2バキュームホース63を繰り出し、或は巻き取るときに、 第2バキュームホース63の乱巻きやたるみが生じないようにしている。
【0034】 このように、本実施例のグリーンカットマシン10では、前記ドラム60の回 転トルクが、第2バキュームホース63のドラム60への巻回段数が増える毎に 段階的に上昇するため、特に、レイタンス吸引中における第2バキュームホース 63の繰り出し巻き取りの際に、第2バキュームホース63のドラム60への巻 回段数が多い場合でも、その動作をスムーズに行うことができ、よって、グリー ンカットマシン10によるグリーンカット作業を支障なく行うことができる。
【0035】 尚、本実施例では、前記ドラム60に巻回された第2バキュームホース63の 巻回段数を検出するための巻回段数検出部76を前記押え機構70に付設するも のとしたが、該押え機構70と分離して設けるようにしてもよい。 また、前記ドラム60に巻回された第2バキュームホース63の巻回段数を検 出するための手段、及び、前記巻回段数に応じて前記ドラム60の回転トルクを 制御する手段は、本実施例に示したものに限定されず、他の手段によるものとし てもよい。
【0036】 さらに、本実施例では、前記第2バキュームホース63の巻回段数に応じてド ラム60の回転トルクを制御する構成について説明したが、この回転制御は、前 記第2超高圧水ホース56が巻回されたドラム55にも適用可能である。
【0037】
上述したように本考案のグリーンカットマシンでは、ドラムの半径方向に巻回 されたバキュームホースの巻数を巻数検出手段にて検出し、この巻数検出手段の 検出結果に基づいて前記ドラムの回転トルクを変化させるように、制御部が前記 ドラムを回転駆動する駆動部の駆動を制御するようにしたので、バキュームホー スの巻回段数が増えて前記ドラムに掛かる重量が増した場合にも、これに応じて 前記ドラムの回転トルクを変化させることができ、よって、前記バキュームホー スのドラムへの巻き取り、繰り出しをスムーズに行うことができ、グリーンカッ ト作業を支障なく行うことができる。
【図1】本考案の一実施例によるグリーンカットマシン
の側面図である。
の側面図である。
【図2】図1に示すグリーンカットマシンの平面図であ
る。
る。
【図3】図1に示すグリーンカットマシンの正面図であ
る。
る。
【図4】図1に示す第2バキュームホースが巻回される
ドラムの概略構成を示す説明図である。
ドラムの概略構成を示す説明図である。
【図5】図2に示す押え機構の概略構成を示すもので、
図5(a)は平面図、図5(b)は正面図である。
図5(a)は平面図、図5(b)は正面図である。
【図6】図1に示すガイド機構の概略構成を示す説明図
である。
である。
【図7】図1に示すグリーンカットマシンの駆動を制御
する制御系の概略構成を示すブロック図である。
する制御系の概略構成を示すブロック図である。
【図8】図8(a)は図7に示す圧油供給調整部の油圧
回路例を示す説明図、図8(b),(c)は圧油供給調
整部における切換弁の切換状態を示す説明図である。
回路例を示す説明図、図8(b),(c)は圧油供給調
整部における切換弁の切換状態を示す説明図である。
【図9】図7の制御部によるシリンダロッドの進出スト
ロークの制御内容を示す説明図である。
ロークの制御内容を示す説明図である。
10 グリーンカットマシン 20 車体 47 噴射ノズル 51,63 第1,第2バキュームホース 60 ドラム 76 巻数検出部(巻数検出手段) 203 制御部(制御手段) 204 圧油供給調整部(制御手段) C コンクリート面 K 駆動部
Claims (1)
- 【請求項1】 コンクリート面上のレイタンスを削り取
るための超高圧水を前記コンクリート面に噴射させる噴
射ノズルと、 前記噴射ノズルを支持する走行可能な車体と、 前記車体と離れた箇所に設けられた前記レイタンス吸引
用のバキュームポンプに接続され、前記削り取られたレ
イタンスが搬送されるバキュームホースと、 前記車体に設けられた、前記バキュームホースの巻き取
り繰り出し用のドラムと、 前記ドラムを回転駆動する駆動部とを有するグリーンカ
ットマシンにおいて、 前記ドラムの半径方向に巻回された前記バキュームホー
スの巻数を検出する巻数検出手段と、 前記巻数検出手段の検出結果に基づいて前記ドラムの回
転トルクを変化させるように前記駆動部の駆動を制御す
る制御手段とを備えた、 ことを特徴とするグリーンカットマシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991101452U JP2586763Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | グリーンカットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991101452U JP2586763Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | グリーンカットマシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542514U true JPH0542514U (ja) | 1993-06-08 |
| JP2586763Y2 JP2586763Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=14301092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991101452U Expired - Fee Related JP2586763Y2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | グリーンカットマシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2586763Y2 (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS608130A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-17 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 車「りよう」搭載用被駆動体の駆動制御操作装置 |
| JPH047321U (ja) * | 1990-05-07 | 1992-01-23 | ||
| JPH0442431U (ja) * | 1990-08-09 | 1992-04-10 | ||
| JPH04131465A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-05-06 | Fujita Corp | グリーンカット作業方法 |
| JPH0531160U (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-23 | ホシデン株式会社 | コネクタ |
| JPH05106212A (ja) * | 1991-10-17 | 1993-04-27 | Fujita Corp | グリーンカツト作業方法 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP1991101452U patent/JP2586763Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS608130A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-17 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 車「りよう」搭載用被駆動体の駆動制御操作装置 |
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| JPH0531160U (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-23 | ホシデン株式会社 | コネクタ |
| JPH05106212A (ja) * | 1991-10-17 | 1993-04-27 | Fujita Corp | グリーンカツト作業方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2586763Y2 (ja) | 1998-12-09 |
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