JPH0543267Y2 - - Google Patents

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JPH0543267Y2
JPH0543267Y2 JP17924787U JP17924787U JPH0543267Y2 JP H0543267 Y2 JPH0543267 Y2 JP H0543267Y2 JP 17924787 U JP17924787 U JP 17924787U JP 17924787 U JP17924787 U JP 17924787U JP H0543267 Y2 JPH0543267 Y2 JP H0543267Y2
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JP
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clutch mechanism
pulley
starter motor
rubber plate
driven gear
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、リコイルロープの手動による引張
操作で始動するリコイルスタータおよびエレクト
リツクスタータを備えた小型エンジンの始動装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、小型エンジンでは、小型軽量化を図
るために、その始動にリコイルスタータが用いら
れている(たとえば、実開昭53−97233号公報参
照)。このリコイルスタータにおけるリコイルロ
ープの引張操作による始動は、オペレーターが手
で引張る必要があるため、更に始動を容易にでき
るようユーザーからの要求がでてきた。そこで、
エンジンの始動を更に容易にするために、リコイ
ルスタータの他にスタータモータを設けて、通常
はスタータモータにより始動し、一方、非常時な
どにリコイルスタータによつて始動できる始動装
置が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、リコイルロープの引張操作による始
動は、リコイルロープの弾性により、クラツチの
爪がかみ合つたときの衝動力を緩和し得る。これ
に対し、スタータモータによる始動は、回転力を
調節できないので、上記衝撃力がそのままスター
タモータに加わるとともに、爪にも大きな衝撃力
が加わる。
また、リコイルスタータの他にスタータモータ
を設けることにともない始動装置の大型化を招
く。
この考案は上記従来の不都合に鑑みてなされた
もので、スタータモータおよびそのクラツチ機構
に加わる衝撃力を緩和し得るとともに、小型化を
図り得る小型エンジンの始動装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案は、ま
ず、クランク軸に締結されたプーリーにゴム板を
固定し、このゴム板にリテーナを固定している。
また、リコイルロープの引張操作で回転するリー
ルの回転力をスタータモータからの回転を受ける
従動ギヤあるいはプーリーに伝達する第1のクラ
ツチ機構が設けられている。上記従動ギヤからの
回転力をリテーナに伝達する第2のクラツチ機構
は、第1のクラツチ機構よりも外径寄りに設けら
れている。
〔作用〕
一般に、始動時に駆動力を伝達する第1、第2
のクラツチ機構には、始動時のエンジントルクに
比例した衝撃力が加わるのであるが、この考案に
よれば、スタータモータの回転力を従動ギヤから
リテーナに伝達する第2のクラツチ機構が、第1
のクラツチ機構よりも外径寄りに設けられている
ので、第2のクラツチ機構の係合部分に加わる衝
撃力が、第1のクラツチ機構における衝撃力より
も小さくなる。また、リコイルロープの弾性によ
り衝撃力が調節される第1のクラツチ機構は、第
2のクラツチ機構よりも内径寄りに設けられるの
で、小さく構成されるから、始動装置の小型化を
図り得る。また、スタータモータからの回転力
が、従動ギヤ、第2のクラツチ機構、リテーナお
よびゴム板を介してプーリーに伝達されるから、
ゴム板の円周方向の弾性変形によつて、第2のク
ラツチ機構の係合部分の衝撃力が緩和されるとと
もに、衝撃力によるスタータモータの負荷が緩和
される。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図ないし第5図はこの考案の第1の実施例
を示す。第1図において、クランク軸1には、プ
ーリー2がナツト3により締結されている。4は
リコイルロープで、その引張操作により、リール
5を回転させるものである。上記リール5は、リ
コイルスタータカバー7からクランク軸1に向つ
て突出する支持軸6に回転自在に装着されてい
る。
31は第1のクラツチ機構で、この実施例の場
合、爪31aがプーリー2に設けられ、一方、係
合部31bがリール5に形成されている。この第
1のクラツチ機構31は、周知のように、スプリ
ング31cにより、爪31aが係合部31bに係
合状態で回転自在に支持されており、リール5か
らの回転力をプーリー2に伝達するものである。
つまり、プーリー2が回転(第2図のエンジンの
回転方向C)する場合、爪31aは係合部31b
を叩いて空回りし、エンジンの回転が上がると遠
心力により、第2図の矢印Aのように外方に振ら
れて、第1図の係合部31bに接触しない構造に
なつている。
下側の8はスタータモータで、スタータケース
9に固定されており、周知のように、始動スイツ
チ(図示せず)から操作されて、駆動ギヤ10を
回転させる。この駆動ギヤ10の回転は、第1の
中間ギヤ11、第1の支持ピン21、第2の中間
ギヤ12、第3の中間ギヤ13および第2の支持
ピン22を介して、減速されつつ、第4の中間ギ
ヤ14に伝達される。
30は従動ギヤで、上記第4の中間ギヤ14に
かみ合つて、スタータモータ8からの回転力を受
ける。この従動ギヤ30は、たとえばプーリー2
にベアリング33を介して、回転自在に装着され
ている。上記従動ギヤ30には、第2のクラツチ
機構32の爪32aに係合する係合部32bが、
内周面に連続的に形成されている。
40はゴム板、43はリテーナ板、50は押え
部材で、これらは上記従動ギヤ30とプーリー2
との間に配設されている。上記押え部材50は、
たとえば円筒部50aがベアリング33のインナ
レースに当接し、一方、この円筒部50aの右側
に一体形成された鍔50bがリテーナ板43に当
接しており、ナツト3の締付力によつて、リテー
ナ板43をゴム板40に圧接して固定し、リテー
ナ板43を介して、ゴム板40をプーリー2に圧
接して固定している。
上記ゴム板40には、第3図のように、4つの
貫通孔40aが形成されており、この貫通孔40
aに、第4図のように、プーリー2に一体形成さ
れた突出ピン2bが嵌合しいる。上記ゴム板40
には、第1図の爪31aの基部が収納される切欠
部40cが、第3図のように、2箇所設けられて
いる。一点鎖線で示す40dは位置決め凹部で、
第1図のリテーナ板43の突部43bが嵌合して
いる。
第5図に示す上記第2のクラツチ機構32は、
リテーナ板43に回転自在に設けられた爪32a
が、図示しないスプリングにより、係合部32b
に係合状態に保持されており、従動ギヤ30から
の回転力をリテーナ板43(第1図)に伝達する
ものである。つまり、プーリー2が矢印C方向
(エンジン回転方向)に回転する場合、爪32a
は係合部32bを叩いて空回りし、一方エンジン
の回転が上がると遠心力により、第5図の矢印A
のように反爪側32dが外方に振られて、爪32
aと第1図の係合部32bが接触しない構造にな
つている。
この第2のクラツチ機構32は、上記第1のク
ラツチ機構31よりも外径寄りに設けられてい
る。つまり、第2のクラツチ機構32における係
合部32bは、第1のクラツチ機構31の係合部
31bよりも外径寄りに設けられている。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
通常はスタータモータ8によりエンジンを始動
させる。まず、スタータモータ8が回転すること
により、第1ないし第4の中間ギヤ11…14な
どを介して、従動ギヤ30が回転する。この回転
力は、第2のクラツチ機構32の係合部32bか
ら爪32aに伝達され、さらに、リテーナ板4
3、ゴム板40およびプーリー2を介して、クラ
ンク軸1に付与される。これにより、エンジンが
始動するとともに、爪32aの遠心力で爪32a
と係合部32bとの係合が解かれる。なお、プー
リー2がエンジン回転方向に回転しても、第1の
クラツチ機構31が空回りするので、リール5は
回転しない。
一方、電源を供給できない場合などは、リコイ
ルロープ4の引張操作により、エンジンを始動さ
せる。つまり、リコイルロープ4を引張ることに
より、リール5を回転させて、第1のクラツチ機
構31およびプーリー2を介して、クランク軸1
が回転する。なお、引張操作時にプーリー2の回
転により、第2のクラツチ機構32における第5
図の爪32aが矢印B方向へ逃げるので、第1図
のスタータモータ8側の中間ギヤ11…14、従
動ギヤ30などは回転しない。
上記構成において、スタータモータ8による始
動の際には、スタータモータ8の回転力を調節で
きないため、第2のクラツチ機構32の爪32a
と係合部32bとの係合時の衝突力を小さくする
とともに、スタータモータ8に加わる負荷を小さ
くする必要がある。ここで、この考案は、爪32
aが設けられているリテーナ板43をゴム板40
に固定し、このゴム板40をプーリー2に固定し
ている。そのため、ゴム板40の円周方向の弾性
変形によつて、リテーナ板43がプーリー2に対
して若干回転するので、爪32aと係合部32b
との衝突力が緩和されるとともに、スタータモー
タ8に加わる衝撃的な負荷が小さくなる。
また、一般に、始動時に駆動力を伝達する第
1、第2のクラツチ機構31,32には、始動時
のエンジントルクに比例した衝撃力が加わるので
あるが、第2のクラツチ機構32の係合部32b
は、第1のクラツチ機構31の係合部31bより
も外径寄りに設けられているので、爪32aから
受ける衝撃力それ自体小さくなる。一方、リコイ
ルロープ4の弾性により衝撃力が調節される第1
のクラツチ機構31は、第2のクラツチ機構32
よりも内径寄りに設けられているので、小さく構
成できるから、始動装置の小型化を図り得る。
ところで、上記実施例の場合、第1のクラツチ
機構31はリール5の回転力をプーリー2に、直
接、伝達したけれども、リール5の回転力を従動
ギヤ30に伝達し、この伝達した回転力を、第2
のクラツチ機構32を介して、プーリー2に付与
しても良い。この一例を第6図ないし第9図の第
2の実施例に示す。
第6図において、従動ギヤ30は支持軸6に回
転自在に装着されており、第1および第2のクラ
ツチ機構31,32の係合部31b,32bを有
している。上記第1のクラツチ機構31の爪31
aはリール5に設けられており、一方、第2のク
ラツチ機構32の爪32aは、支持ピン44およ
びスプリング32cにより回転自在に、リテーナ
板43に設けられている。したがつて、リール5
からの回転力は、第1のクラツチ機構31により
従動ギヤ30に伝達され、さらに第2のクラツチ
機構32によつてリテーナ板43に伝達され、ゴ
ム板40およびプーリー2を介してクランク軸1
に付与される。
上記ゴム板40は、第7図にように、多数の貫
通孔40a,40bを形成しており、上記貫通孔
40aに第8図の3本のねじ41が挿通されて、
第6図のプーリー2に固定されている。一方、こ
のゴム板40には第7図の貫通孔40bに第9図
の3本のねじ42が挿通されて、リテーナ板43
が固定されている。なお、2aおよび第8図の4
3aは逃し孔で、リテーナ板43の円周方向への
回転を許容している。
また、第6図の第4の中間ギヤ14と第2の支
持ピン22との間には、リコイルロープ4によ
り、リール5および従動ギヤ30を回転させたと
きに、その回転力をスタータモータ8に伝達しな
いためのワンウエイクラツチ23が設けられてい
る。その他の構成は第1の実施例と同様であり、
同一部分または相当部分に同一符号を付して、そ
の説明を省略する。
ところで、上記2つの実施例では、ゴム板40
を第1図の押え部材50または第6図のねじ41
でプーリー2に固定したけれども、この考案はゴ
ム板40をプーリー2とリテーナ板43とに接着
もしくは焼付けなどにより固定しても良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、スタ
ータモータの回転力を従動ギヤからリテーナに伝
達する第2のクラツチ機構を、第1のクラツチ機
構よりも外径寄りに設けるとともに、リテーナと
プーリーとの間をゴム板を介して固定したから、
第2のクラツチ機構における係合時の衝撃力とス
タータモータに加わる衝撃的な負荷とを緩和で
き、また始動装置の小型化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例を示す始動装
置の断面図、第2図は第1図の−線における
プーリーの断面図、第3図は第1図の−線に
おけるゴム板の断面図、第4図は第5図の−
線におけるプーリーおよびゴム板などの断面図、
第5図は第1図の−線における第2のクラツ
チ機構の断面図、第6図は第2の実施例を示す始
動装置の断面図、第7図はゴム板の平面断面図、
第8図はリテーナ板の平面図、第9図は第8図の
−線断面図である。 1……クランク軸、2……プーリー、4……リ
コイルロープ、5……リール、8……スタータモ
ータ、30……従動ギヤ、31……第1のクラツ
チ機構、32……第2のクラツチ機構、40……
ゴム板、43……リテーナ(板)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタータモータと、リコイルロープの引張操作
    で回転するリールと、クランク軸に締結されたプ
    ーリーと、このプーリーに固定されたゴム板と、
    このゴム板に固定されたリテーナと、上記スター
    タモータからの回転力を受ける従動ギヤと、上記
    リールからの回転力を上記プーリーまたは従動ギ
    ヤに伝達する第1のクラツチ機構と、この第1の
    クラツチ機構よりも外径寄りに設けられて上記従
    動ギヤからの回転力を上記リテーナに伝達する第
    2のクラツチ機構とを備えてなる小型エンジンの
    始動装置。
JP17924787U 1987-11-24 1987-11-24 Expired - Lifetime JPH0543267Y2 (ja)

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JP17924787U JPH0543267Y2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24

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JP17924787U JPH0543267Y2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24

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Publication Number Publication Date
JPH0183176U JPH0183176U (ja) 1989-06-02
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JP17924787U Expired - Lifetime JPH0543267Y2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24

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