JPH054409B2 - - Google Patents

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JPH054409B2
JPH054409B2 JP60068651A JP6865185A JPH054409B2 JP H054409 B2 JPH054409 B2 JP H054409B2 JP 60068651 A JP60068651 A JP 60068651A JP 6865185 A JP6865185 A JP 6865185A JP H054409 B2 JPH054409 B2 JP H054409B2
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JP
Japan
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group
epoxy resin
epoxy
bis
ether
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JP60068651A
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English (en)
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JPS61228018A (ja
Inventor
Hiroshi Suzuki
Akira Matsui
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Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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Publication date
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Priority to US06/840,293 priority patent/US4689390A/en
Priority to AT86104282T priority patent/ATE69245T1/de
Priority to EP86104282A priority patent/EP0197458B1/en
Priority to DE8686104282T priority patent/DE3682310D1/de
Publication of JPS61228018A publication Critical patent/JPS61228018A/ja
Publication of JPH054409B2 publication Critical patent/JPH054409B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は硬化性エポキシ樹脂組成物に関するも
のである。 更に本発明は貯蔵安定性が優れ、比較的低い温
度でしかも短時間に硬化することの出来る一液型
加熱硬化性エポキシ樹脂組成物に関するものであ
る。 更に又本発明は、優れた機械的強度、接着性を
有する硬化物を与え得る硬化性エポキシ樹脂組成
物に関するものである。 〔従来の技術〕 従来構造用接着剤として一液型の潜在硬化型エ
ポキシ樹脂組成物の出現が望まれ、硬化剤として
イミダゾール化合物或はイミダゾール化合物と酸
とを反応せしめた塩等を使用する方法が提供され
て来た。 しかしながらかゝる従来の一液型硬化性エポキ
シ樹脂組成物は、その潜在性がなお不充分で室温
においても除々に硬化反応が進行し貯蔵安定性は
未だ満足すべきものではなく一般に可使時間は10
日〜20日程度にすぎなかつた。更に従来の一液型
硬化性エポキシ樹脂組成物は硬化せしめる際高
温、長時間を必要とし、例えば150〜200℃で数時
間硬化させなければ満足すべき物性の硬化物が得
られず、比較的低い温度、短時間で硬化した場合
には特に剥離強度が著しく劣るという欠点があつ
た。 そこでかゝる欠点のない新しい一液型硬化性エ
ポキシ樹脂組成物の出現が望まれれていた。 上記の問題点の改善案として、従来特開昭56−
155222号公報、特開昭57−100127号公報等は、硬
化剤としてジアルキルアミンにエポキシ樹脂をア
ダクトしたもの、さらに特開昭59−53526号公報
では、アミノアルコール又はアミノフエノールに
エポキシ樹脂をアダクトしたものが提案されてい
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記の硬化剤を使用した場合分
子中にアミノ基の活性水素を有さないことから相
溶性、得られたエポキシ樹脂の耐熱性、可撓性、
接着性のコントロールが容易はなかつた。 本発明の目的は貯蔵安定性が優れ、比較的低い
温度でしかも短時間に硬化することの出来る一液
型硬化性エポキシ樹脂組成物を提供することにあ
る。 更に本発明の目的は優れた機械的強度、特に優
れた接着性を有する硬化物を与えることの出来る
硬化性エポキシ樹脂組成物を提供することにあ
る。 更に、本発明の目的は、相溶性、耐熱性、可と
う性、貯蔵安定性のコントロール等に優れた硬化
性エポキシ樹脂組成物を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の硬化性エポキシ樹脂組成物は、 必須の構成成分として、 () 分子内に平均一個より多くの隣接エポキシ
基を有するエポキシ樹脂と、 ()(a) 一般式 (式中R1,R2は炭素数1−5のアルキル
基、Xは炭素数1−5のアルキレン基) で示されるアミノ化合物と、 分子内に平均一個より多くの隣接エポキ
シ基を有するエポキシ樹脂を、 アミノ化合物のアミノ基1当量に対
し、エポキシ樹脂のエポキシ基を0.8−
2.5当量の割合で反応させて得られるエポ
キシ−アミン付加物と (b) フエノール樹脂及び多価フエノール化合物
からなる群より選ばれた一種以上の化合物を
反応させて得られる反応生成物からなる硬化
剤、 とを含有することを特徴とする。 こゝにエポキシ樹脂()として好ましいもの
としては、式 (こゝにZは水素原子、メチル基、エチル基)
で示される置換又は非置換のグリシジルエーテル
基を分子内に平均1ケより多く有するエポキシ樹
脂(−1)、式 (こゝにZは水素原子、メチル基、エチル基)
で示される置換又は非置換のグリシジルエーテル
基を分子内に平均1ケより多く有するエポキシ樹
脂(−2)、式 (こゝにZは水素原子、メチル基、エチル基)
で示されるN置換の置換又は非置換1,2−エポ
キシプロピル基を分子内に平均1ケより多く有す
るエポキシ樹脂(−3)等が含まれる。又エポ
キシ樹脂()の特に好ましいものはエポキシ当
量180〜500のエポキシ樹脂である。 上記置換又は非置換のグリシジルエーテル基を
分子内に1ケより多く有するエポキシ樹脂(−
1)は、フエノール性ヒドロキシル基をグリシジ
ルエーテル化して得られるエポキシ樹脂及びアル
コール性ヒドロキシル基をグリシジルエーテル化
して得られるエポキシ樹脂等であり、かゝるエポ
キシ樹脂(−1)の好ましい例としては、1個
又は2個以上の芳香族核を有する多価フエノール
のポリグリシジルエーテル(−1−1)及び1
個又は2個以上の芳香族核を有する多価フエノー
ルと炭素数2〜4個のアルキレンオキサイドとの
付加反応により誘導せられるアルコール性ポリヒ
ドロキシル化合物のポリグリシジルエーテル(
−1−2)等が挙げられる。 しかしてポリグリシジルエーテル(−1−
1)とは、例えば少なくとも1個の芳香族核を有
する多価フエノール(A)とエピハロヒドリン(b)とを
水酸化ナトリウムの如き塩基性触媒乃至塩基性化
合物の反応量の存在下に常法により反応せしめて
得られる如きポリグリシジルエーテルを主反応生
成物として含むエポキシ樹脂、少なくとも1個の
芳香族核を有する多価フエノール(A)とエピハロヒ
ドリン(b)とを三弗化硼素の如き酸性触媒量の存在
下に常法により反応せしめて得られるポリハロヒ
ドリンエーテルと水酸化ナトリウムの如き塩基性
化合物と反応せしめて得られる如きエポキシ樹脂
或は少なくとも1個の芳香族核を有する多価フエ
ノール(A)とエピハロヒドリン(b)をトリエチルアミ
ンの如き塩基性触媒量の存在下に常法により反応
せしめて得られるポリハロヒドリンエーテルと水
酸化ナトリウムの如き塩基性化合物とを反応せし
めて得られる如きエポキシ樹脂である。 同様ポリグリシジルエーテル(−1−2)と
は、例えば少なくとも1個の芳香族核を有する多
価フエノールと炭素数2〜4個のアルキレンオサ
イドとの付加反応により誘導せられたポリヒドロ
キシル化合物(B)とエピハロヒドリン(b)とを三弗化
硼素の如き酸性触媒量の存在下に常法により反応
せしめて得られるポリハロヒドリンエーテルと水
酸化ナトリウムの如き塩基性化合物とを反応せし
めて得られる如きポリグリシジルエーテルを主反
応生成物として含むエポキシ樹脂である。 こゝに少なくとも1個の芳香族核を有する多価
フエノール(A)としては、1個の芳香族核を有する
単核多価フエノール(A−1)及び2個以上の芳
香族核を有する多核多価フエノール(A−2)が
ある。 かゝる単核多価フエノール(A−1)の例とし
ては、例えばレゾルシノール、ハイドロキノン、
パイロカテコール、フロログルシノール、1,5
−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキ
シナフタレン、2,6−ジヒドロキシナフタレン
などが挙げられる。 又多核多価フエノール(A−2)の例として
は、一般式 (式中Arはナフチレン基及びフエニレン基の
様な芳香族二価炭化水素で本発明の目的にはフエ
ニレン基が好ましい。Y′及びY1は同一または異
なつていてもよく、メチル基、n−プロピル基、
n−ブチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基
のようなアルキル基なるべくは最高4個の炭素原
子を持つアルキル基或いはハロゲン原子即ち塩素
原子、臭素原子、沃素原子又は弗素原子或いはメ
トキシ基、メトキシメチル基、エトキシ基、エト
キシエチル基、n−ブトキシ基、アミルオキシ基
の様なアルコキシ基なるべくは最高4個の炭素原
子を持つアルコキシ基である。前記の芳香族二価
炭化水素基の何れか又は両方に水酸基以外に置換
基が存在する場合にはこれらの置換基は同一でも
異なるものでもよい。m及びzは置換基によつて
置換できる芳香環(Ar)の水素原子の数に対応
する0(零)から最大値までの値を持つ整数で、
同一又は異なる値であることができる。R1は例
えば
【式】−O−,−S−,−SO−,−SO2−、 又はアルキレン基例えばメチレン基、エチレン
基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタ
メチレン基、ヘキサメチレン基、2−エチルヘキ
サメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン
基、デカメチレン基或いはアルキリデン基、例え
ばエチリデン基、プロピリデン基、イソプロピリ
デン基、イソブチリデン基、アミリデン基、イソ
アミリデン基、1−フエニルエチリデン基或いは
環状脂肪族基例えば1,4−シクロヘキシレン
基、1,3−シクロヘキシレン基、シクロヘキシ
リデン基或いはハロゲン化されたアルキレン基或
いはハロゲン化されたアルキリデン基或いはハロ
ゲン化された環状脂肪族基或いはアルコキシ−及
びアリールオキシ−置換されたアルキリデン基或
いはアルコキシ−及びアリールオキシ−置換され
たアルキレン基或いはアルコキシ−及びアリール
オキシ−置換された環状脂肪族基例えばメトキシ
メチレン基、エトキシメチレン基、エトキシエチ
レン基、2−エトキシトリメチレン基、3−エト
キシペンタメチレン基、1,4−(2−メトキシ
シクロヘキサン)基、フエノキシエチレン基、2
−フエノキシトリメチレン基、1,3−(2−フ
エノキシシクロヘキサン)基或いはアルキレン基
例えばフエニルエチレン基、2−フエニルトリメ
チレン基、1,7−フエニルペンタメチレン基、
2−フエニルデカメチレン基或いは芳香族例えば
フエニレン基、ナフチレン基或いはハロゲン化さ
れた芳香族基例えば1,4−(2−クロルフエレ
ン)基、1,4−(2−フルオルフエニレン)基
或いはアルコキシ及びアリールオキシ置換された
芳香族基例えば1,4−(2−メトキシフエニレ
ン)基、1,4−(2−エトキシフエニレン)基、
1,4−(2−n−プロポキシフエニレン)基、
1,4−(2−フエノキシフエニレン)基或いは
アルキル置換された芳香族基例えば1,4−(2
−メチルフエニレン)基、1,4−(2−エチル
フエニレン)基、1,4−(2−n−プロピルフ
エニレン)1,4−(2−n−ブチルフエニレン)
基、1,4−(2−n−ドデシルフエニレン)基
の様な二価炭化水素基などの二価の基であり、或
いはR1は例えば式 で表わされる化合物の場合の様に前記Ar基一つ
に融着している環であることもでき、或いはR1
はポリエトキシ基、ポリプロポキシ基、ポリチオ
エトキシ基、ポリブトキシ基、ポリフエニルエト
キシ基の様なポリアルコキシ基であることもで
き、或いはR1は例えばポリジメチルシロキシ基、
ポリジフエニルシロキシ基、ポリメチルフエニル
シロキシ基の様な珪素原子を含む基であることが
でき、或いはR1は芳香族環、第三−アミノ基エ
ーテル結合、カルボニル基又は硫黄又はスルホキ
シドの様な硫黄を含む結合によつて隔てられた2
個又はそれ以上のアルキレン基又はアルキリデン
基であることができる)で表わされる多核二価フ
エノールがある。 かゝる多核二価フエノールであつて特に好まし
いのは一般式 (式中Y′及びY1は前記と同じ意味であり、m
及びzは0〜4の値であり、R1はなるべくは1
〜3個の炭素原子を持つアルキレン基またはアル
キリデン基或いは式
【式】
【式】 又は で表わされる飽和基である)で表わされる多核二
価フエノールである。 かゝる二価フエノールの例の中には普通商品名
ビスフエノールAと称する2,2−ビスー(p−
ヒドロキシフエニル)−プロパン、2,4′−ジヒ
ドロキシジフエニルメタン、ビス−(2−ヒドロ
キシフエニル)−メタン、ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル−メタン、ビス−(4−ヒドロキシ−2,
6−ジメチル−3−メトキシフエニル)−メタン、
1,1−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−エタ
ン、1,2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−
エタン、1,1−ビス−(4−ヒドロキシ−2−
クロルフエニル)−エタン、1,1−ビス−(3,
5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)−エタ
ン、1,3−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキ
シフエニル)−プロパン、2,2−ビス(3,5
−ジクロロ−4−ヒドロキシフエニルプロパン、
2,2−ビス(3−フエニル−4−ヒドロキシフ
エニル)−プロパン、2,2−ビス−(3−イソプ
ロピル−4−ヒドロキシフエニル)−プロパン、
2,2−ビス−(2−イソプロピル−4−ヒドロ
キシフエニル)−プロパン、2,2−ビス−(4−
ヒドロキシナフチル)−プロパン、2,2−ビス
−(4−ヒドロキシフエニル)−ペンタン、3,3
−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−ペンタン、
2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−フエニル)−ヘ
プタン、ビス−(4−ヒドロキシフエニルメタン、
ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−シクロヘキシ
ルメタン、1,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)−1,2−ビス−(フエニル)−プロパン、2,
2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−1−フエ
ニルプロパンの様なビス−(ヒドロキシフエニル)
アルカン或いは4,4′−ジヒドロキシビフエニ
ル、2,2′−ジヒドロキシビフエニル2,4′−ジ
ヒドロキシビフエニルの様なジヒドロキシビフエ
ニル或いはビス−(4−ヒドロキシフエニル)−ス
ルホン、2,4′−ジヒドロキシジフエニルスルホ
ン、クロル−2,4−ジヒドロキシジフエニルス
ルホン、5−クロル−4,4′−ジヒドロキシジフ
エニルスルホン、3′−クロル−4,4′−ジヒドロ
キシジフエニルスルホンの様なジ−(ヒドロキシ
フエニル)−スルホン或いはビス−(4−ヒドロキ
シフエニル)−エーテル、4,3′−(又は4,2′−
又は2,2′−ジヒドロキシ−ジフエニル)エーテ
ル、4,4′−ジヒドロキシ−2,6−ジメチルジ
フエニルエーテル、ビス−(4−ヒドロキシ−3
−イソブチルフエニル)−エーテル、ビス−(4−
ヒドロキシ−3−イソプロピルフエニル)−エー
テル、ビス−(4−ヒドロキシ−3−クロルフエ
ニル)−エーテル、ビス−(4−ヒドロキシ−3−
フルオルフエニル)−エーテル、ビス−(4−ヒド
ロキシ−3−ブロムフエニル)−エーテル、ビス
−(4−ヒドロキシナフチル)−エーテル、ビス−
(4−ヒドロキシ−3−クロルナフチル)−エーテ
ル、ビス−(2−ヒドロキシビフエニル)−エーテ
ル、4−4′−ジヒドロキシ−2,6−ジメトキシ
−ジフエニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−
2,5−ジエトキシジフエニルエーテルの様なジ
−(ヒドロキシフエニル)−エーテルが含まれ、ま
た1,1−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−2
−フエニル)−2−フエニルエタン、1,3,3
−トリメチル−1−(4−ヒドロキシフエニル)−
6−ヒドロキシインダン、2,4−ビス−(p−
ヒドロキシフエニル)−4−メチルペンタンも適
当である。 更に又かゝる多核二価フエノールであつて好ま
しい他の一群のものは一般式 (こゝにR3はメチル又はエチル基、R2は炭素
数1〜9個のアルキリデン基又はその他のアルキ
レン基、pは0〜4) で示されるもので、例えば1,4−ビス−(4−
ヒドロキシベンジル)−ベンゼン、1,4−ビス
−(4−ヒドロキシベンジル)−テトラメチルベン
ゼン、1,4−ビス−(4−ヒドロキシベンジル)
−テトラエチルベンゼン、1,4−ビス−(p−
ヒドロキシクロルミル)−ベンゼン、1,3−ビ
ス(p−ヒドロキシクルミル)−ベンゼン、等が
挙げられる。 その他の多核多価フエノール(A−2)に含ま
れるものとしては、例えばフエノール類とカルボ
ニル化合物との初期縮合物類(例:フエノール樹
脂初期縮合物、フエノールとアクロレインとの縮
合反応生成物、フエノールとグリオキサール縮合
反応生成物、フエノールとペンタンジアリルの縮
合反応生成物、レゾルシノールとアセトンの縮合
反応生成物、キシレン−フエノール−ホルマリン
初期縮合物)、フエノール類とポリクロルメチル
化芳香族化合物の縮合生成物(例:フエノールと
ビスクロルメチルキシレンとの縮合生成物)等を
挙げることが出来る。 而して、こゝにポリヒドロキシル化合物(B)とは
上記の少なくとも1個の芳香族核を有する多価フ
エノール(A)とアルキレンオキサイドとをOH基と
エポキシ基との反応を促進する如き触媒の存在下
に反応せしめて得られるエーテル結合によつて該
フエノール残基と結合されている−ROH(こゝに
Rはアルキレンオキサイドに由来するアルキレン
基)或は(及び)−(RO)oH(こゝにRはアルキレ
ンオキサイドに由来するアルキレン基で一つのポ
リオキシアルキレン鎖は異なるアルキレン基を含
んでいてもよい。nはオキシアルキレン基の重合
数を示す2又は2以上の整数)なる原子群を有す
る化合物である。この場合当該多価フエノール(A)
とアルキレンオキサイドとの割合は1:1(モ
ル:モル)以上とされるが、好ましくは当該多価
フエノール(A)のOH基に対するアルキレンオキサ
イドの割合は1:10、好ましくは1:1〜3(当
量:当量)である。 こゝにアルキレンオキサイドとしては例えばエ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイドなどがあるが、これらが該多価フ
エノール(A)と反応してエーテル結合をなす場合側
鎖を生ずるものが特に好ましく、その様なものと
してはプロピレンオキサイド、1,2−ブチレン
オキサイド、2,3−ブチレンオキサイドがあり
殊にプロピレンオキサイドが好ましい。 かゝるポリヒドロキシル化合物であつて、特に
好ましい一群のものは一般式 (式中Y′,Y′1,m,z及びR1は前記(1−
1)式のそれと同じであり、Rは炭素数2〜4個
のアルキレン基n1及びn2は1〜3の値である) で表わされるポリヒドロキシル化合物である。 更に又かゝるポリヒドロキシル化合物であつて
好ましい他の一群のものは、一般式 (式中R1,R2,R3は前記(1−2)式のそれ
と同じであり、Rは炭素数2〜4個のアルキレン
基、n1及びn2は1〜3の値である) で表わされるポリヒドロキシル化合物である。 またこゝにエピハロヒドリン(b)とは一般式 (こゝにZは水素原子、メチル基、エチル基、
X′はハロゲン原子である) で表わされるものであり、かゝるエピハロヒドリ
ン(b)の例としては例えばエピクロルヒドリン、エ
ピブロムヒドリン、1,2−エポキシ−2−メチ
ル−3−クロルプロパン、1,2−エポキシ−2
−エチル−3−クロルプロパンなどが挙げられ
る。 上記エピハロヒドリン(b)と多価フエノール(A)或
いはポリヒドロキシル化合物(B)との反応を促進す
る酸性触媒としては、三弗化硼素、塩化第二錫、
塩化亜鉛、塩化第二鉄の如きルイス酸、これらの
活性を示す誘導体(例:三弗化硼素−エーテル錯
化合物)或はこれらの混合物等を用いることが出
来る。 又同様エピハロヒドリン(b)と多価フエノール(A)
との反応を促進する塩基性触媒としては、アルカ
リ金属水酸化物(例:水酸化ナトリウム)、アル
カリ金属アルコラート(例:ナトリウムエチラー
ト)、第三級アミン化合物(例:トリエチルアミ
ン、トリエタノールアミン)、第四級アンモニウ
ム化合物(例:テトラメチルアンモニウムブロマ
イド)、或いはこれらの混合物を用いることが出
来、しかしてかゝる反応と同時にグリシジルエー
テルを生成せしめるか、或は反応の結果生成した
ハロヒドリンエーテルを脱ハロゲン化水素反応に
よつて閉鎖せしめてグリシジルエーテルを生成せ
しめる塩基性化合物としてはアルカリ金属水酸化
物(例:水酸化ナトリウム)、アルミン酸アルカ
リ金属塩(例アルミン酸ナトリウム)等が都合よ
く用いられる。 しかして、これらの触媒乃至塩基性化合物はそ
のまゝ或は適当な無機或は(及び)有機溶媒溶液
として使用することが出来るのは勿論である。 又、置換又は非置換のグリシジルエステル基を
分子内に平均1ケより多く有するエポキシ樹脂
(1−2)には、脂肪族ポリカルボン酸或いは芳
香族ポリカルボン酸のポリグリシジルエステル等
があり、例えば前記一般式(2)で示されるエピハロ
ヒドリン(b)とメタクリル酸とから合成されるグリ
シジルメタアクリレートを重合せしめて得られる
如きエポキシ樹脂も含まれる。 又、N置換の置換又は非置換1,2−エポキシ
プロピル基を分子内に平均1個より多く有するエ
ポキシ樹脂(1−3)の例としては、芳香族アミ
ン(例えばアニリン又は核にアルキル置換基を有
するアニリン)と上記一般式(2)で示されるエピハ
ロヒドリン(b)とから得られるエポキシ樹脂、芳香
族アミンとアルデヒドとの初期縮合物(例えばア
ニリン−ホルムアルデヒド初期縮合体、アニリン
−フエノール−ホルムアルデヒド初期縮合体)と
エピハロヒドリン(b)とから得られるエポキシ樹脂
等が挙げられる。 その他「エポキシ樹脂の製造と応用」(垣内弘
編)に記載されている如き種々のエポキシ樹脂等
の従来公知のエポキシ樹脂が使用される。 本発明に用いられる一般式 (式中R1,R2は炭素数1−5のアルキル基、
Xは炭素数1−5のアルキレン基)で示されるア
ミノ化合物()(a)としては、ジメチルアミノ
プロピルアミン(DMAPA)、ジエチルアミノプ
ロピルアミン(DEAPA)、ジプロピルアミノプ
ロピルアミン(DPAPA)、ジブチルアミノプロ
ピルアミン(DBAPA)、ジメチルアミノエチル
アミン(DMAEA)、ジエチルアミノエチルアミ
ン(DEAEA)、ジプロピルアミノエチルアミン
(DPAEA)、ジブチルアミノエチルアミン
(DBAEA)等を挙げることができる。これらの
うちDMAPA、DEAPA等が好ましい。 本発明に用いられるエポキシ樹脂()(a)と
しては、前述のエポキシ樹脂()が用いられ、
あるいは、これとともにモノエポキシ化合物、例
えばブチルグリシジールエーテル、フエニルグリ
シジールエーテル、P−tert−ブチルフエノール
のモノグリシジールエーテル、Sec−ブチルフエ
ノールのモノグリシジールエーテル、グリシジー
ルメタアクリレート、カージラーE(油化シエル
社製、商品名)等のモノエステル類を併用するこ
ともできる。 本発明のエポキシ−アミン付加物()(a)は、
アミノ化合物(a)の活性アミノ基NH21当量に
対してエポキシ樹脂(a)のエポキシ基、
〔発明の効果〕
本発明の効果は貯蔵安定性が優れ、比較的低い
温度でしかも短時間に硬化することの出来る一液
型硬化性エポキシ樹脂組成物を提供したことにあ
る。 更に本発明による効果は優れた機械的強度、優
れた接着性を有する硬化物を与えることの出来る
硬化性エポキシ樹脂組成物を提供したことにあ
る。 更に、本発明の効果は、相溶性、耐熱性、可と
う性、貯蔵安定性等のコントロール等に優れた硬
化性エポキシ樹脂組成物を提供したことにある。 〔実施例〕 以下本発明を実施例によりさらに詳しく説明す
る。 実施例 1 ジエチルアミノプロピルアミン(DEAPA)
130gr中に、アデカレジンEP−4100(ビスフエ
ノールAとエピハロヒドリンから得られるエポキ
シ樹脂、エポキシ当量190、粘度100ポイズ(25
℃))220grを少しずつ加え、発熱を抑制しなが
ら100×3時間+120℃×1時間のアミノ基/エポ
キシ基の付加反応を行い反応生成物(A)を得る。 フエノール650gr、ホルマリン(30%)585g
r、修酸3.3gr、塩酸(15%)23grからフエ
ノール樹脂の公知の製法によつて、軟化点約100
℃のフエノールノボラツク樹脂()を得る。 さらに、上記の反応生成物(A)にフエノールノボ
ラツク樹脂()を下記の配合比で加え、150℃
×2時間溶融マスキング反応を行い下記の潜在性
エポキシ硬化剤を得る。
【表】 ス化学製のキシレン樹脂)

上記の潜在性硬化剤を微粉砕後、下記の割合で
エポキシ樹脂に配合し、ミキシング后、一液型硬
化性エポキシ組成物を得る。この組成物のゲルタ
イム、貯蔵安定性、硬化物の引張り剪断強度につ
いての測定結果を表1に示す。
【表】
【表】 実施例 2 DEAPA132grにアデカレジンEP−4100を
252gr、PGE(フエニールグリシジールエーテ
ル)16gr、トルエン70gr、IPA70grを加え
溶剤系を80〜90℃で還流させながら4時間付加反
応を行つた后、トルエン及びIPAを留去する。溶
剤を完全に留去后、反応生成物(B)を得る。上記反
応生成物と実施例1のフエノールノボラツク樹脂
()又はビスフエノールFを下記の割合で配合
し150℃にて3時間溶融マスク反応を行う。
【表】 上記の潜在性硬化剤を微粉砕后、下記の配合で
エポキシ樹脂(EP−4100)に配合し、ミキシン
グ后一液型硬化性エポキシ樹脂組成物を得る。こ
の組成物のゲルタイム、貯蔵安定性、硬化物の引
張り剪断強度を表2に示す。
【表】 実施例 3 DEAPA130gr、アデカレジンEP−5100−75
×(ビスフエノールAとエピクロルヒドリンから
得られるエポキシ樹脂、固型分75%、エポキシ当
量(固型分換算)470)640gr、PGE99gr、
IPA45grを加え、溶剤還流下で80〜85℃で3時
間反応后、溶剤を留去し反応生成物(C)を得る。上
記反応生成物(B)と実施例1のフエノールノボラツ
ク樹脂()を下記の割合で配合し150℃にて3
時間溶融マスク反応を行う。
【表】 上記の潜在性硬化剤を微粉砕後、下記の割合で
エポキシ樹脂に配合し、ミキシング后、一液型硬
化性エポキシ組成物を得る。この組成物のゲルタ
イム、貯蔵安定性、硬化物の引張り剪断強度につ
いての測定結果を表3に示す。
【表】 実施例 4 ジメチルアミノプロピルアミン30gr、アデカ
レジンEP−4100 61gr、トルエン10gr、
IPA10grを加え、85℃にて溶剤還流下で3時間
反応を行う。溶剤を除去し、反応生成物(D)を得
る。上記反応生成物(D)と実施例1のフエノールノ
ボラツク樹脂()を下記の割合で配合し150゜×
3時間溶融加熱反応を行う。
【表】 上記の潜在性硬化剤を微粉砕後、下記の割合で
エポキシ樹脂に配合し、ミキシング后、一液型硬
化性エポキシ組成物を得る。この組成物のゲルタ
イム、貯蔵安定性、硬化物の引張り剪断強度につ
いての測定結果を表4に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 必須の構成成分として、 () 分子内に平均一個より多くの隣接エポキシ
    基を有するエポキシ樹脂と、 ()(a) 一般式 (式中R1,R2は炭素数1−5のアルキル
    基、Xは炭素数1−5のアルキレン基) で示されるアミノ化合物と、 分子内に平均一個より多くの隣接エポキ
    シ基を有するエポキシ樹脂を、 アミノ化合物のアミノ基1当量に対
    し、エポキシ樹脂のエポキシ基を0.8−
    2.5当量の割合で反応させて得られるエポ
    キシ−アミン付加物に対し (b) フエノール樹脂及び多価フエノール化合物
    からなる群より選ばれた一種以上の化合物を
    反応させて得られる反応生成物からなる硬化
    剤、 とを含有することを特徴とする硬化性エポキシ樹
    脂組成物。
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