JPS6351468B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6351468B2 JPS6351468B2 JP56105417A JP10541781A JPS6351468B2 JP S6351468 B2 JPS6351468 B2 JP S6351468B2 JP 56105417 A JP56105417 A JP 56105417A JP 10541781 A JP10541781 A JP 10541781A JP S6351468 B2 JPS6351468 B2 JP S6351468B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- bis
- phenol
- hydroxyphenyl
- polyether polyol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
本発明は被覆用樹脂組成物に関するものであ
る。特に本発明は、塗膜形成用として優れた耐蝕
性、耐水性、その他の密着性や機械特性のある被
覆用樹脂組成物に関するものである。 従来、被覆用組成物として、2価フエノール特
に2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン(以下ビスフエノールAという)とエピクロ
ルヒドリンとより得られる低分子量エポキシ樹脂
に更に2価フエノールを反応させることにより高
分子量エポキシ樹脂を得、更にアミン類を付加せ
しめてポリオール樹脂を得て、これとポリイソシ
アネート基含有化合物を硬化剤として配合せしめ
たものが一般に使用されている。 しかしながら、上記高分子量エポキシ樹脂をベ
ースにしたポリオールは優れた物性を有すること
は知られているが、有機溶剤に対する溶解性が不
充分であり、又、硬化物が極めて硬く、可撓性に
乏しい欠点をもつため、塗料用として用いる場
合、その用途に大巾な制約があつた。 本発明の目的は、上記の欠点をなくした優れた
性質を有する被覆用樹脂組成物を提供することに
あり、本発明者らはかかる目的のために種種の研
究を進める中で本発明に到達した。 即ち、本発明の被覆用樹脂組成物は2価フエノ
ールのアルキレンオキサイド付加物の置換又は非
置換グリシジルエーテル化物に2価フエノールを
反応せしめ、高分子量のエポキシ樹脂を得、これ
に更にエポキシ基と反応性を有する基をもつ化合
物を反応せしめて得られるポリエーテルポリオー
ル樹脂と、1個より多いイソシアネート基を有す
る化合物と、歴青物質及び/又はその代替物とを
含有することを特徴とするものである。 ここで2価フエノールとは、分子内に芳香族核
を1個又はそれ以上を有し、且つ該芳香族核に2
個の水酸基が置換されているものをいい、単核2
価フエノール及び多核2価フエノールが挙げられ
る。 かかる単核2価フエノールの例としては、例え
ばレゾルシノール、ハイドロキノン、パイロカテ
コール、フロログリシノール、1,5−ジヒドロ
キシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレ
ン、2,6−ジヒドロキシナフタレンなどが挙げ
られる。 又、多核2価フエノールの例としては、一般式 〔式中、Arはナフチレン基及びフエニレン基の
様な芳香族2価炭化水素で本発明の目的にはフエ
ニレン基が好ましい。Y′及びY1は同一又は異な
つていてもよく、メチル基、n−プロピル基、n
−ブチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基の
ようなアルキル基なるべくは4個以下の炭素原子
を持つアルキル基或るいはハロゲン原子即ち塩素
原子、臭素原子、沃素原子又は弗素原子或るいは
メトキシ基、メトキシメチル基、エトキシエチル
基、n−ブトキシ基、アミルオキシ基のようなア
ルコキシ基なるべくは4個以下の炭素原子を持つ
アルコキシ基である。前記の芳香族2価炭化水素
基の何れか又は両方に水酸基以外に置換基が存在
する場合にはこれらの置換基は同一でも異なるも
のでもよい。m及びzは置換基によつて置換でき
る芳香環(Ar)の水素原子の数に対応する0
(零)から最大値までの値を持つ整数で、同一又
は異なる値であることができる。R1は例えば
る。特に本発明は、塗膜形成用として優れた耐蝕
性、耐水性、その他の密着性や機械特性のある被
覆用樹脂組成物に関するものである。 従来、被覆用組成物として、2価フエノール特
に2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン(以下ビスフエノールAという)とエピクロ
ルヒドリンとより得られる低分子量エポキシ樹脂
に更に2価フエノールを反応させることにより高
分子量エポキシ樹脂を得、更にアミン類を付加せ
しめてポリオール樹脂を得て、これとポリイソシ
アネート基含有化合物を硬化剤として配合せしめ
たものが一般に使用されている。 しかしながら、上記高分子量エポキシ樹脂をベ
ースにしたポリオールは優れた物性を有すること
は知られているが、有機溶剤に対する溶解性が不
充分であり、又、硬化物が極めて硬く、可撓性に
乏しい欠点をもつため、塗料用として用いる場
合、その用途に大巾な制約があつた。 本発明の目的は、上記の欠点をなくした優れた
性質を有する被覆用樹脂組成物を提供することに
あり、本発明者らはかかる目的のために種種の研
究を進める中で本発明に到達した。 即ち、本発明の被覆用樹脂組成物は2価フエノ
ールのアルキレンオキサイド付加物の置換又は非
置換グリシジルエーテル化物に2価フエノールを
反応せしめ、高分子量のエポキシ樹脂を得、これ
に更にエポキシ基と反応性を有する基をもつ化合
物を反応せしめて得られるポリエーテルポリオー
ル樹脂と、1個より多いイソシアネート基を有す
る化合物と、歴青物質及び/又はその代替物とを
含有することを特徴とするものである。 ここで2価フエノールとは、分子内に芳香族核
を1個又はそれ以上を有し、且つ該芳香族核に2
個の水酸基が置換されているものをいい、単核2
価フエノール及び多核2価フエノールが挙げられ
る。 かかる単核2価フエノールの例としては、例え
ばレゾルシノール、ハイドロキノン、パイロカテ
コール、フロログリシノール、1,5−ジヒドロ
キシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレ
ン、2,6−ジヒドロキシナフタレンなどが挙げ
られる。 又、多核2価フエノールの例としては、一般式 〔式中、Arはナフチレン基及びフエニレン基の
様な芳香族2価炭化水素で本発明の目的にはフエ
ニレン基が好ましい。Y′及びY1は同一又は異な
つていてもよく、メチル基、n−プロピル基、n
−ブチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基の
ようなアルキル基なるべくは4個以下の炭素原子
を持つアルキル基或るいはハロゲン原子即ち塩素
原子、臭素原子、沃素原子又は弗素原子或るいは
メトキシ基、メトキシメチル基、エトキシエチル
基、n−ブトキシ基、アミルオキシ基のようなア
ルコキシ基なるべくは4個以下の炭素原子を持つ
アルコキシ基である。前記の芳香族2価炭化水素
基の何れか又は両方に水酸基以外に置換基が存在
する場合にはこれらの置換基は同一でも異なるも
のでもよい。m及びzは置換基によつて置換でき
る芳香環(Ar)の水素原子の数に対応する0
(零)から最大値までの値を持つ整数で、同一又
は異なる値であることができる。R1は例えば
【式】−O−、−S−、−SO−、−SO2−又は
アルキレン基例えばメチレン基、エチレン基、ト
リメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレ
ン基、ヘキサメチレン基、2−エチルヘキサメチ
レン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デ
カメチレン基或るいはアルキリデン基例えばエチ
リデン基、プロピリデン基、イソプロピリデン
基、イソブチリデン基、アミリデン基、イソアミ
リデン基、1−フエニルエチリデン基或るいは環
状脂肪族例えば1,4−シクロヘキシレン基、
1,3−シクロヘキシレン基、シクロヘキシリデ
ン基或るいはハロゲン化されたアルキレン基或る
いはハロゲン化されたアルキリデン基或るいはハ
ロゲン化された環状脂肪族基或るいはアルコキシ
−及びアリールオキシ−置換されたアルキリデン
基或るいはアルコキシ−及びアリールオキシ−置
換されたアルキレン基或るいはアルコキシ−及び
アリールオキシ−置換された環状脂肪族基例えば
メトキシメチレン基、エトキシメチレン基、エト
キシエチレン基、2−エトキシトリメチレン基、
3−エトキシペンタメチレン基、1,4−(2−
メトキシシクロヘキサン)基、フエノキシエチレ
ン基、2−フエノキシトリメチレン基、1,3−
(2−フエノキシシクロヘキサン)基或るいはア
ルキレン基例えばフエニルエチレン基、2−フエ
ニルトリメチレン基、1,7−フエニルペンタメ
チレン基、2−フエニルデカメチレン基或るいは
芳香族基例えばフエニレン基、ナフチレン基或る
いはハロゲン化された芳香族基例えば1,4−
(2−クロルフエニレン)基、1,4−(2−フル
オルフエニレン)基或るいはアルコキシ及びアリ
ールオキシ置換された芳香族基例えば1,4−
(2−メトキシフエニレン)基、1,4−(2−エ
トキシフエニレン)基、1,4−(2−n−プロ
ポキシフエニレン)基、1,4−(2−フエノキ
シフエニレン)基或るいはアルキル置換された芳
香族基例えば1,4−(2−メチルフエニレン)
基、1,4−(2−エチルフエニレン)基、1,
4−(2−n−プロピルフエニレン)基、1,4
−(2−n−ブチルフエニレン)基、1,4−(2
−n−ドデシルフエニレン)基の様な2価炭化水
素基などの2価の基であり、或るいはR1は例え
ば式 で表わされる化合物の場合の様に前記Ar基一つ
に融着している環であることもでき、或るいは
R1はポリエトキシ基、ポリプロポキシ基、ポリ
チオエトキシ基、ポリブトキシ基、ポリフエニル
エトキシ基の様なポリアルコキシ基であることも
でき、或るいはR1は例えばポリジメチルシロキ
シ基、ポリジフエニルシロキシ基、ポリメチルフ
エニルシロキシ基の様な珪素原子を含む基である
ことができ、或るいはR1は芳香族環、第三−ア
ミノ基エーテル結合、カルボニル基又は硫黄又は
スルホキシドの様な硫黄を含む結合によつて隔て
られた2個又はそれ以上のアルキレン基又はアル
キリデン基であることができる〕で表わされる多
核2価フエノールがある。 かかる多核2価フエノールのうち特に好ましい
のは一般式 (式中、Y′及びY1は前記と同じ意味であり、m
及びzは0〜4の値であり、R1はなるべくは1
〜3個の炭素原子を持つアルキレン基又はアルキ
リデン基或るいは式
リメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレ
ン基、ヘキサメチレン基、2−エチルヘキサメチ
レン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デ
カメチレン基或るいはアルキリデン基例えばエチ
リデン基、プロピリデン基、イソプロピリデン
基、イソブチリデン基、アミリデン基、イソアミ
リデン基、1−フエニルエチリデン基或るいは環
状脂肪族例えば1,4−シクロヘキシレン基、
1,3−シクロヘキシレン基、シクロヘキシリデ
ン基或るいはハロゲン化されたアルキレン基或る
いはハロゲン化されたアルキリデン基或るいはハ
ロゲン化された環状脂肪族基或るいはアルコキシ
−及びアリールオキシ−置換されたアルキリデン
基或るいはアルコキシ−及びアリールオキシ−置
換されたアルキレン基或るいはアルコキシ−及び
アリールオキシ−置換された環状脂肪族基例えば
メトキシメチレン基、エトキシメチレン基、エト
キシエチレン基、2−エトキシトリメチレン基、
3−エトキシペンタメチレン基、1,4−(2−
メトキシシクロヘキサン)基、フエノキシエチレ
ン基、2−フエノキシトリメチレン基、1,3−
(2−フエノキシシクロヘキサン)基或るいはア
ルキレン基例えばフエニルエチレン基、2−フエ
ニルトリメチレン基、1,7−フエニルペンタメ
チレン基、2−フエニルデカメチレン基或るいは
芳香族基例えばフエニレン基、ナフチレン基或る
いはハロゲン化された芳香族基例えば1,4−
(2−クロルフエニレン)基、1,4−(2−フル
オルフエニレン)基或るいはアルコキシ及びアリ
ールオキシ置換された芳香族基例えば1,4−
(2−メトキシフエニレン)基、1,4−(2−エ
トキシフエニレン)基、1,4−(2−n−プロ
ポキシフエニレン)基、1,4−(2−フエノキ
シフエニレン)基或るいはアルキル置換された芳
香族基例えば1,4−(2−メチルフエニレン)
基、1,4−(2−エチルフエニレン)基、1,
4−(2−n−プロピルフエニレン)基、1,4
−(2−n−ブチルフエニレン)基、1,4−(2
−n−ドデシルフエニレン)基の様な2価炭化水
素基などの2価の基であり、或るいはR1は例え
ば式 で表わされる化合物の場合の様に前記Ar基一つ
に融着している環であることもでき、或るいは
R1はポリエトキシ基、ポリプロポキシ基、ポリ
チオエトキシ基、ポリブトキシ基、ポリフエニル
エトキシ基の様なポリアルコキシ基であることも
でき、或るいはR1は例えばポリジメチルシロキ
シ基、ポリジフエニルシロキシ基、ポリメチルフ
エニルシロキシ基の様な珪素原子を含む基である
ことができ、或るいはR1は芳香族環、第三−ア
ミノ基エーテル結合、カルボニル基又は硫黄又は
スルホキシドの様な硫黄を含む結合によつて隔て
られた2個又はそれ以上のアルキレン基又はアル
キリデン基であることができる〕で表わされる多
核2価フエノールがある。 かかる多核2価フエノールのうち特に好ましい
のは一般式 (式中、Y′及びY1は前記と同じ意味であり、m
及びzは0〜4の値であり、R1はなるべくは1
〜3個の炭素原子を持つアルキレン基又はアルキ
リデン基或るいは式
【式】又は
【式】
で表わされる飽和基である)で表わされる多核2
価フエノールである。 かかる2価フエノールの例の中には普通商品名
ビスフエノールAと称する2,2−ビス(p−ヒ
ドロキシフエニル)プロパン、2,4′−ジヒドロ
キシジフエニルメタン、ビス(2−ヒドロキシフ
エニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,6−ジ
メチル−3−メトキシフエニル)メタン、1,1
−ビス(4−ヒドロキシフエニル)エタン、1,
2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)エタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシ−2−クロルフエ
ニル)エタン、1,1−ビス(3,5−ジメチル
−4−ヒドロキシフエニル)エタン、1,3−ビ
ス(3−メチル−4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン、2,2−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒ
ドロキシフエニル)プロパン、2,2−ビス(3
−フエニル−4−ヒドロキシフエニル)プロパ
ン、2,2−ビス(3−イソプロピル−4−ヒド
ロキシフエニル)プロパン、2,2−ビス(2−
イソプロピル−4−ヒドロキシフエニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシナフチル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)ペンタン、3,3−ビス(ヒドロキシフエニ
ル)ペンタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
エニル)ヘプタン、ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)シ
クロヘキシルメタン、1,2−ビス(4−ヒドロ
キシフエニル)−1,2−ビス(フエニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)
−1−フエニルプロパンの様なビス(ヒドロキシ
フエニル)アルカン或るいは4,4′−ジヒドロキ
シビフエニル、2,2′−ジヒドロキシビフエニ
ル、2,4′−ジヒドロキシビフエニルの様なジヒ
ドロキシビフエニル或るいはビス(4−ヒドロキ
シフエニル)スルホン、2,4′−ジヒドロキシジ
フエニルスルホン、クロル−2,4−ジヒドロキ
シジフエニルスルホン、5−クロル−4,4′−ジ
ヒドロキシジフエニルスルホン、3′−クロル−
4,4′−ジヒドロキシジフエニルスルホンの様な
ジ(ヒドロキシフエニル)スルホン或るいはビス
(4−ヒドロキシフエニル)エーテル、4,3′−
(又は4,2′−又は2,2′−ジヒドロキシ−ジフ
エニル)エーテル、4,4′−ジヒドロキシ−2,
6−ジメチルジフエニルエーテル、ビス(4−ヒ
ドロキシ−3−イソブチルフエニル)エーテル、
ビス(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフエニ
ル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−クロ
ルフエニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−
3−フルオルフエニル)エーテル、ビス(4−ヒ
ドロキシ−3−ブロムフエニル)エーテル、ビス
(4−ヒドロキシナフチル)エーテル、ビス(4
−ヒドロキシ−3−クロルナフチル)エーテル、
ビス(2−ヒドロキシビフエニル)エーテル、
4,4′−ジヒドロキシ−2,6−ジメトキシジフ
エニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−2,5
−ジエトキシジフエニルエーテルの様なジ(ヒド
ロキシフエニル)エーテルが含まれ、又1,1−
ビス(4−ヒドロキシフエニル)−2−フエニル
エタン、1,3,3−トリメチル−1−(4−ヒ
ドロキシフエニル)−6−ヒドロキシインダン、
2,4−ビス(p−ヒドロキシフエニル)−4−
メチルペンタンも適当である。 更に又かかる多核2価フエノールであつて好ま
しい他の一群のものは一般式 (ここにR3はメチル又はエチル基、R2は炭素数
1〜9個のアルキリデン基又はその他のアルキレ
ン基、pは0〜4)で示されるもので、例えば
1,4−ビス(4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン、1,4−ビス(4−ヒドロキシベンジル)テ
トラメチルベンゼン、1,4−ビス(4−ヒドロ
キシベンジル)テトラエチルベンゼン、1,4−
ビス(p−ヒドロキシクミル)ベンゼン、1,3
−ビス(p−ヒドロキシクミル)ベンゼン等が挙
げられる。 その他の多核2価フエノールとしては、例えば
フエノール類とカルボニル化合物との初期縮合物
類(例:フエノール樹脂初期縮合物、フエノール
とアクロレインとの縮合反応生成物、フエノール
とグリオキサールの縮合反応生成物、フエノール
とペンタンジアリルの縮合反応生成物、レゾルシ
ノールとアセトンの縮合反応生成物、キシレン−
フエノール−ホルマリン初期縮合物)、フエノー
ル類とポリクロルメチル化芳香族化合物の縮合生
成物(例:フエノールとビスクロルメチルキシレ
ンとの縮合生成物)等を挙げることができる。 又、上記2価フエノールとの反応に供されるア
ルキレンオキサイドとは、例えば炭素数2〜4個
のアルキレンオキサイドであり、好ましいものと
して、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド及びこれらの混合物が挙
げられる。 しかして、2価フエノールのアルキレンオキサ
イド付加物の製造は、上記2価フエノールとアル
キレンオキサイドとをアルカリ性又は酸性触媒の
存在下で反応させることにより行なわれる。 ここに上記2価フエノールとアルキレンオキサ
イドとの割合は2価フエノールの水酸基1個に対
してアルキレンオキサイドが1〜10個好ましくは
1〜3個であることが望ましい。 かくして得られた2価フエノールのアルキレン
オキサイド付加物は、次いで水酸化アルカリ触媒
の存在下にエピハロゲノヒドリン、メチルエピハ
ロゲノヒドリン、ジハロゲノヒドリンから選ばれ
た1種との反応に供され、置換又は非置換のグリ
シジルエーテル化物を与える。 ここでエピハロゲノヒドリン、メチルエピハロ
ゲノヒドリン、ジハロゲノヒドリンとしては、エ
ピクロルヒドリン、エピブロモヒドリン、メチル
エピクロルヒドリン、メチルエピブロモヒドリ
ン、ジクロルヒドリン、ジブロモヒドリンなどが
挙げられるが、なかんずくエピクロルヒドリン、
エピブロモヒドリン、メチルエピクロルヒドリン
を用いるのが好ましい。 ここで2価フエノールのアルキレンオキサイド
付加物とエピハロゲノヒドリン、メチルエピハロ
ゲノヒドリン、ジハロゲノヒドリンから選ばれた
1種との反応割合は、前者1モルに対して後者が
1〜20モルとなることが好ましく、得られる置換
又は非置換グリシジルエーテル化物のエポキシ当
量は200〜600であることが好ましい。 更に、置換又は非置換グリシジルエーテル化物
に触媒の存在下で80〜250℃の温度で2価フエノ
ールを反応させることにより、高分子量エポキシ
樹脂が得られる。得られる高分子量エポキシ樹脂
のエポキシ当量は1000〜4000が好ましい。 ここで上記2価フエノールとは、前記の2価フ
エノールのアルキレンオキサイド付加物の製造の
際に使用しうる2価フエノールとして例示された
ものの何れも用いてもよい。 又、この反応に用いられる触媒としては、苛性
ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ等の無機アルカリ
類、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、
ジメチルアミン、ピリジンの如き第3級アミン
類、イミダゾール類、テトラメチルアンモニウム
クロライドの如き第4級アンモニウム塩、3弗化
硼素、塩化アルミニウム、4塩化錫、4塩化チタ
ンの如きルイス酸類等が挙げられる。 更に前記の置換又は非置換グリシジルエーテル
化物と2価フエノールとの反応割合は、高分子量
エポキシ樹脂が必要とするエポキシ当量となるよ
うに任意に定められる。 又高分子量エポキシ樹脂と反応性を有する基を
持つ化合物としては例えばフエノール基を含む化
合物、アミノ基を含む化合物、カルボキシル基を
含む化合物等が挙げられる。 このとき用いるフエノール基を含む化合物とし
ては例えば1価フエノール又は2価フエノールが
挙げられるが、特に好ましいものは1価フエノー
ルであり、かかる1価フエノールとしては、例え
ばフエノール、クレゾール、キシレノール、t−
ブチルフエノール等が挙げられる。 又、アミノ基を含む化合物としては例えば第1
級アミン又は第2級アミンが挙げられるが、特に
好ましいものは水酸基を含有するヒドロキシルア
ミンである。第1級アミンとしては、例えばメチ
ルアミン、エチルアミン、プロピルアミン等、第
2級アミンとしては、例えばジブチルアミン等、
又、ヒドロキシアミンとしては例えばエタノール
アミン、プロパノールアミン、ジエタノールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン等が挙げられる。 更にカルボキシル基を有する化合物としては、
例えばモノカルボン酸又はジカルボン酸が挙げら
れるが、好ましいものとしてはモノカルボン酸で
ある。モノカルボン酸としては、例えば酢酸、プ
ロピオン酸、乳酸等、ジカルボン酸としては例え
ばマレイン酸、アジピン酸、コハク酸、フタル
酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸等が挙
げられる。 高分子量エポキシ樹脂とエポキシ基と反応性を
有する基を持つ化合物との反応割合は前者が有し
ているエポキシ基に対する後者が有している、エ
ポキシ基と反応性を有する基の割合が1.1〜0.7、
特に1.0〜0.9となるような割合が好ましい。 又、高分子量エポキシ樹脂とエポキシ基と反応
性を有する基を持つ化合物との反応はエポキシ基
と反応性を有する基を持つ化合物として例えばフ
エノール基、又はカルボキシル基を持つ化合物を
使用する場合は前記のような触媒の存在下で例え
ば80〜250℃の温度で、行えばよく、エポキシ基
と反応性を有する化合物としてアミノ基を有する
化合物を使用する場合は触媒なしで例えば60〜
150℃の温度で行うことができる。 本発明に用いられる1個より多いイソシアネー
ト基を有する化合物としては、例えばトルエンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
粗ジフエニルメタンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、リシンジイソシアネー
トメチルエステル、及びトリメチロールプロパン
のトルエンジイソシアネート3モル付加物及びこ
れらより得られる高分子量ポリイソシアネート
(プレポリマー)等が挙げられる。 1個より多いイソシアネート基を有する化合物
の配合割合は、ポリエーテルポリオール樹脂中の
水酸基当量とイソシアネート基当量の配合割合が
0.4〜1.2、好ましくは0.7〜1.0となるような割合
がよい。 本発明の組成物に用いられる歴青物質として
は、コールタール、コールタールピツチ、各種カ
ツトバツクタール、膨潤炭状物、アスフアルト等
が使用できる。 又歴青物質の代替物としては、種々のものが挙
げられるが、例えば芳香族油樹脂、クマロン樹
脂、石油樹脂や一般に稀釈剤として用いられる
DOP、DBP、その他石油系、石炭系等の高沸点
中性油分等が使用できる。歴青物質及び/又は歴
青物質の代替物の配合割合はポリエーテルポリオ
ール樹脂に対して0.5〜2倍重量が適当である。 尚、かかる本発明の組成物には必要に応じて各
種硬化触媒、充填剤、稀釈剤、脱水剤、樹脂等を
添加することができる。 以下、本発明を実施例により更に詳述する。
尚、例中の部は重量基準である。 実施例1〜6及び比較例1〜6 (1) ポリエーテルポリオール樹脂の製造 製造例 1 ビスフエノールAにプロピレンオキサイドを付
加し、グリシジルエーテル化した液状エポキシ樹
脂(エポキシ当量=410)150部とビスフエノール
A25部に触媒として水酸化ナトリウムを加え200
℃で10時間加熱撹拌を続けた。 得られた高分子量のエポキシ樹脂は、エポキシ
当量1250であつた。 更にフエノール14部を加え、200℃で6時間加
熱撹拌して、ポリエーテルポリオール樹脂()
を得た。該ポリエーテルポリオール樹脂の水酸基
当量は、420でであり、キシレン、トルエンなど
芳香族溶剤に任意に溶解した。 製造例 2 ビスフエノールAにエチレンオキサイドを付加
しグリシジルエーテル化した液状エポキシ樹脂
(エポキシ当量=510)150部とビスフエノールス
ルホン17部、触媒としてジメチルアミンを加え
180℃で15時間加熱撹拌を続けた。得られた高分
子量のエポキシ樹脂は、エポキシ当量1900であつ
た。更にジエタノールアミン10部を加え110℃で
3時間撹拌してポリエーテルポリオール樹脂
()を得た。該ポリエーテルポリオール樹脂の
水酸基当量は、210であり、キシレン、トルエン
など芳香族溶剤に任意に溶解した。 製造例 3 ビスフエノールFにプロピレンオキサイドを付
加しグリシジルエーテル化した液状エポキシ樹脂
(エポキシ当量=300)150部とビスフエノール
F42部に触媒として水酸化ナトリウムを加え150
℃で18時間加熱撹拌を続けた。得られた高分子量
のエポキシ樹脂は、エポキシ当量2500であつた。
更に安息香酸10部を加え170℃で7時間加熱撹拌
してポリエーテルポリオール樹脂()を得た。
該ポリエーテルポリオール樹脂の水酸基当量は
340であり、キシレン、トルエンなど芳香族溶剤
に任意に溶解した。 製造例 4 ビスフエノールAとエピクロルヒドリンより得
られる旭電化工業製アデカレジンEP4100(エポキ
シ当量=190)150部とビスフエノールA65部に触
媒として水酸化ナトリウムを加え180℃で5時間
加熱撹拌を続けた。得られた高分子量のエポキシ
樹脂は、エポキシ当量975であつた。更にフエノ
ール19部を加え200℃で6時間加熱撹拌してポリ
エーテルポリオール樹脂()を得た。該ポリエ
ーテルポリオール樹脂の水酸基当量は296であり、
キシレン、トルエンなどの芳香族溶剤単独では溶
解せずケトン系溶剤、アルコール溶剤を加える必
要がある。 製造例 5 ビスフエノールAとエピクロルヒドリンより得
られる旭電化工業製アデカレジンEP5100(エポキ
シ当量=450)150部とビスフエノールS22部、触
媒としてジメチルアミンを加え150℃で8時間加
熱撹拌を続けた。得られた高分子量のエポキシ樹
脂は、エポキシ当量1100であつた。更にジエタノ
ールアミン17部を加え150℃で2時間撹拌してポ
リエーテルポリオール樹脂()を得た。該ポリ
エーテルポリオール樹脂の水酸基当量は、210で
あり、キシレン、トルエンなどの芳香族溶剤単独
では溶解せず、ケトン系溶剤、アルコール溶剤を
加える必要がある。 製造例 6 ビスフエノールFとエピクロルヒドリンより得
られる旭電化工業製アデカレジンEP4900(エポキ
シ当量=187)150部とビスフエノールF70部に触
媒として水酸化ナトリウムを加え150℃で15時間
加熱撹拌を続けた。得られた高分子量のエポキシ
樹脂は、エポキシ当量2300であつた。 更に安息香酸12部を加え170℃で7時間加熱撹
拌してポリエーテルポリオール樹脂()を得
た。該ポリエーテルポリオール樹脂の水酸基当量
は280であり、キシレン、トルエンなどの芳香族
溶剤単独では溶解せずケトン系溶剤、アルコール
溶剤を加える必要がある。 (2) 被覆用樹脂組成物の調製及び評価 前記の製造例で得られたポリエーテルポリオ
ール樹脂〔〕〜〔〕を使用して表1及び表
2に示される組成の被覆用樹脂組成物を調製
し、それらの性能を評価するために塗布し、室
温で7日間乾燥後、その塗膜の物性試験を行つ
た。その結果は表1及び表2に示されるとおり
であつた。
価フエノールである。 かかる2価フエノールの例の中には普通商品名
ビスフエノールAと称する2,2−ビス(p−ヒ
ドロキシフエニル)プロパン、2,4′−ジヒドロ
キシジフエニルメタン、ビス(2−ヒドロキシフ
エニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,6−ジ
メチル−3−メトキシフエニル)メタン、1,1
−ビス(4−ヒドロキシフエニル)エタン、1,
2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)エタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシ−2−クロルフエ
ニル)エタン、1,1−ビス(3,5−ジメチル
−4−ヒドロキシフエニル)エタン、1,3−ビ
ス(3−メチル−4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン、2,2−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒ
ドロキシフエニル)プロパン、2,2−ビス(3
−フエニル−4−ヒドロキシフエニル)プロパ
ン、2,2−ビス(3−イソプロピル−4−ヒド
ロキシフエニル)プロパン、2,2−ビス(2−
イソプロピル−4−ヒドロキシフエニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシナフチル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)ペンタン、3,3−ビス(ヒドロキシフエニ
ル)ペンタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
エニル)ヘプタン、ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)シ
クロヘキシルメタン、1,2−ビス(4−ヒドロ
キシフエニル)−1,2−ビス(フエニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)
−1−フエニルプロパンの様なビス(ヒドロキシ
フエニル)アルカン或るいは4,4′−ジヒドロキ
シビフエニル、2,2′−ジヒドロキシビフエニ
ル、2,4′−ジヒドロキシビフエニルの様なジヒ
ドロキシビフエニル或るいはビス(4−ヒドロキ
シフエニル)スルホン、2,4′−ジヒドロキシジ
フエニルスルホン、クロル−2,4−ジヒドロキ
シジフエニルスルホン、5−クロル−4,4′−ジ
ヒドロキシジフエニルスルホン、3′−クロル−
4,4′−ジヒドロキシジフエニルスルホンの様な
ジ(ヒドロキシフエニル)スルホン或るいはビス
(4−ヒドロキシフエニル)エーテル、4,3′−
(又は4,2′−又は2,2′−ジヒドロキシ−ジフ
エニル)エーテル、4,4′−ジヒドロキシ−2,
6−ジメチルジフエニルエーテル、ビス(4−ヒ
ドロキシ−3−イソブチルフエニル)エーテル、
ビス(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフエニ
ル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−クロ
ルフエニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−
3−フルオルフエニル)エーテル、ビス(4−ヒ
ドロキシ−3−ブロムフエニル)エーテル、ビス
(4−ヒドロキシナフチル)エーテル、ビス(4
−ヒドロキシ−3−クロルナフチル)エーテル、
ビス(2−ヒドロキシビフエニル)エーテル、
4,4′−ジヒドロキシ−2,6−ジメトキシジフ
エニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−2,5
−ジエトキシジフエニルエーテルの様なジ(ヒド
ロキシフエニル)エーテルが含まれ、又1,1−
ビス(4−ヒドロキシフエニル)−2−フエニル
エタン、1,3,3−トリメチル−1−(4−ヒ
ドロキシフエニル)−6−ヒドロキシインダン、
2,4−ビス(p−ヒドロキシフエニル)−4−
メチルペンタンも適当である。 更に又かかる多核2価フエノールであつて好ま
しい他の一群のものは一般式 (ここにR3はメチル又はエチル基、R2は炭素数
1〜9個のアルキリデン基又はその他のアルキレ
ン基、pは0〜4)で示されるもので、例えば
1,4−ビス(4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン、1,4−ビス(4−ヒドロキシベンジル)テ
トラメチルベンゼン、1,4−ビス(4−ヒドロ
キシベンジル)テトラエチルベンゼン、1,4−
ビス(p−ヒドロキシクミル)ベンゼン、1,3
−ビス(p−ヒドロキシクミル)ベンゼン等が挙
げられる。 その他の多核2価フエノールとしては、例えば
フエノール類とカルボニル化合物との初期縮合物
類(例:フエノール樹脂初期縮合物、フエノール
とアクロレインとの縮合反応生成物、フエノール
とグリオキサールの縮合反応生成物、フエノール
とペンタンジアリルの縮合反応生成物、レゾルシ
ノールとアセトンの縮合反応生成物、キシレン−
フエノール−ホルマリン初期縮合物)、フエノー
ル類とポリクロルメチル化芳香族化合物の縮合生
成物(例:フエノールとビスクロルメチルキシレ
ンとの縮合生成物)等を挙げることができる。 又、上記2価フエノールとの反応に供されるア
ルキレンオキサイドとは、例えば炭素数2〜4個
のアルキレンオキサイドであり、好ましいものと
して、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド及びこれらの混合物が挙
げられる。 しかして、2価フエノールのアルキレンオキサ
イド付加物の製造は、上記2価フエノールとアル
キレンオキサイドとをアルカリ性又は酸性触媒の
存在下で反応させることにより行なわれる。 ここに上記2価フエノールとアルキレンオキサ
イドとの割合は2価フエノールの水酸基1個に対
してアルキレンオキサイドが1〜10個好ましくは
1〜3個であることが望ましい。 かくして得られた2価フエノールのアルキレン
オキサイド付加物は、次いで水酸化アルカリ触媒
の存在下にエピハロゲノヒドリン、メチルエピハ
ロゲノヒドリン、ジハロゲノヒドリンから選ばれ
た1種との反応に供され、置換又は非置換のグリ
シジルエーテル化物を与える。 ここでエピハロゲノヒドリン、メチルエピハロ
ゲノヒドリン、ジハロゲノヒドリンとしては、エ
ピクロルヒドリン、エピブロモヒドリン、メチル
エピクロルヒドリン、メチルエピブロモヒドリ
ン、ジクロルヒドリン、ジブロモヒドリンなどが
挙げられるが、なかんずくエピクロルヒドリン、
エピブロモヒドリン、メチルエピクロルヒドリン
を用いるのが好ましい。 ここで2価フエノールのアルキレンオキサイド
付加物とエピハロゲノヒドリン、メチルエピハロ
ゲノヒドリン、ジハロゲノヒドリンから選ばれた
1種との反応割合は、前者1モルに対して後者が
1〜20モルとなることが好ましく、得られる置換
又は非置換グリシジルエーテル化物のエポキシ当
量は200〜600であることが好ましい。 更に、置換又は非置換グリシジルエーテル化物
に触媒の存在下で80〜250℃の温度で2価フエノ
ールを反応させることにより、高分子量エポキシ
樹脂が得られる。得られる高分子量エポキシ樹脂
のエポキシ当量は1000〜4000が好ましい。 ここで上記2価フエノールとは、前記の2価フ
エノールのアルキレンオキサイド付加物の製造の
際に使用しうる2価フエノールとして例示された
ものの何れも用いてもよい。 又、この反応に用いられる触媒としては、苛性
ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ等の無機アルカリ
類、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、
ジメチルアミン、ピリジンの如き第3級アミン
類、イミダゾール類、テトラメチルアンモニウム
クロライドの如き第4級アンモニウム塩、3弗化
硼素、塩化アルミニウム、4塩化錫、4塩化チタ
ンの如きルイス酸類等が挙げられる。 更に前記の置換又は非置換グリシジルエーテル
化物と2価フエノールとの反応割合は、高分子量
エポキシ樹脂が必要とするエポキシ当量となるよ
うに任意に定められる。 又高分子量エポキシ樹脂と反応性を有する基を
持つ化合物としては例えばフエノール基を含む化
合物、アミノ基を含む化合物、カルボキシル基を
含む化合物等が挙げられる。 このとき用いるフエノール基を含む化合物とし
ては例えば1価フエノール又は2価フエノールが
挙げられるが、特に好ましいものは1価フエノー
ルであり、かかる1価フエノールとしては、例え
ばフエノール、クレゾール、キシレノール、t−
ブチルフエノール等が挙げられる。 又、アミノ基を含む化合物としては例えば第1
級アミン又は第2級アミンが挙げられるが、特に
好ましいものは水酸基を含有するヒドロキシルア
ミンである。第1級アミンとしては、例えばメチ
ルアミン、エチルアミン、プロピルアミン等、第
2級アミンとしては、例えばジブチルアミン等、
又、ヒドロキシアミンとしては例えばエタノール
アミン、プロパノールアミン、ジエタノールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン等が挙げられる。 更にカルボキシル基を有する化合物としては、
例えばモノカルボン酸又はジカルボン酸が挙げら
れるが、好ましいものとしてはモノカルボン酸で
ある。モノカルボン酸としては、例えば酢酸、プ
ロピオン酸、乳酸等、ジカルボン酸としては例え
ばマレイン酸、アジピン酸、コハク酸、フタル
酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸等が挙
げられる。 高分子量エポキシ樹脂とエポキシ基と反応性を
有する基を持つ化合物との反応割合は前者が有し
ているエポキシ基に対する後者が有している、エ
ポキシ基と反応性を有する基の割合が1.1〜0.7、
特に1.0〜0.9となるような割合が好ましい。 又、高分子量エポキシ樹脂とエポキシ基と反応
性を有する基を持つ化合物との反応はエポキシ基
と反応性を有する基を持つ化合物として例えばフ
エノール基、又はカルボキシル基を持つ化合物を
使用する場合は前記のような触媒の存在下で例え
ば80〜250℃の温度で、行えばよく、エポキシ基
と反応性を有する化合物としてアミノ基を有する
化合物を使用する場合は触媒なしで例えば60〜
150℃の温度で行うことができる。 本発明に用いられる1個より多いイソシアネー
ト基を有する化合物としては、例えばトルエンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
粗ジフエニルメタンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、リシンジイソシアネー
トメチルエステル、及びトリメチロールプロパン
のトルエンジイソシアネート3モル付加物及びこ
れらより得られる高分子量ポリイソシアネート
(プレポリマー)等が挙げられる。 1個より多いイソシアネート基を有する化合物
の配合割合は、ポリエーテルポリオール樹脂中の
水酸基当量とイソシアネート基当量の配合割合が
0.4〜1.2、好ましくは0.7〜1.0となるような割合
がよい。 本発明の組成物に用いられる歴青物質として
は、コールタール、コールタールピツチ、各種カ
ツトバツクタール、膨潤炭状物、アスフアルト等
が使用できる。 又歴青物質の代替物としては、種々のものが挙
げられるが、例えば芳香族油樹脂、クマロン樹
脂、石油樹脂や一般に稀釈剤として用いられる
DOP、DBP、その他石油系、石炭系等の高沸点
中性油分等が使用できる。歴青物質及び/又は歴
青物質の代替物の配合割合はポリエーテルポリオ
ール樹脂に対して0.5〜2倍重量が適当である。 尚、かかる本発明の組成物には必要に応じて各
種硬化触媒、充填剤、稀釈剤、脱水剤、樹脂等を
添加することができる。 以下、本発明を実施例により更に詳述する。
尚、例中の部は重量基準である。 実施例1〜6及び比較例1〜6 (1) ポリエーテルポリオール樹脂の製造 製造例 1 ビスフエノールAにプロピレンオキサイドを付
加し、グリシジルエーテル化した液状エポキシ樹
脂(エポキシ当量=410)150部とビスフエノール
A25部に触媒として水酸化ナトリウムを加え200
℃で10時間加熱撹拌を続けた。 得られた高分子量のエポキシ樹脂は、エポキシ
当量1250であつた。 更にフエノール14部を加え、200℃で6時間加
熱撹拌して、ポリエーテルポリオール樹脂()
を得た。該ポリエーテルポリオール樹脂の水酸基
当量は、420でであり、キシレン、トルエンなど
芳香族溶剤に任意に溶解した。 製造例 2 ビスフエノールAにエチレンオキサイドを付加
しグリシジルエーテル化した液状エポキシ樹脂
(エポキシ当量=510)150部とビスフエノールス
ルホン17部、触媒としてジメチルアミンを加え
180℃で15時間加熱撹拌を続けた。得られた高分
子量のエポキシ樹脂は、エポキシ当量1900であつ
た。更にジエタノールアミン10部を加え110℃で
3時間撹拌してポリエーテルポリオール樹脂
()を得た。該ポリエーテルポリオール樹脂の
水酸基当量は、210であり、キシレン、トルエン
など芳香族溶剤に任意に溶解した。 製造例 3 ビスフエノールFにプロピレンオキサイドを付
加しグリシジルエーテル化した液状エポキシ樹脂
(エポキシ当量=300)150部とビスフエノール
F42部に触媒として水酸化ナトリウムを加え150
℃で18時間加熱撹拌を続けた。得られた高分子量
のエポキシ樹脂は、エポキシ当量2500であつた。
更に安息香酸10部を加え170℃で7時間加熱撹拌
してポリエーテルポリオール樹脂()を得た。
該ポリエーテルポリオール樹脂の水酸基当量は
340であり、キシレン、トルエンなど芳香族溶剤
に任意に溶解した。 製造例 4 ビスフエノールAとエピクロルヒドリンより得
られる旭電化工業製アデカレジンEP4100(エポキ
シ当量=190)150部とビスフエノールA65部に触
媒として水酸化ナトリウムを加え180℃で5時間
加熱撹拌を続けた。得られた高分子量のエポキシ
樹脂は、エポキシ当量975であつた。更にフエノ
ール19部を加え200℃で6時間加熱撹拌してポリ
エーテルポリオール樹脂()を得た。該ポリエ
ーテルポリオール樹脂の水酸基当量は296であり、
キシレン、トルエンなどの芳香族溶剤単独では溶
解せずケトン系溶剤、アルコール溶剤を加える必
要がある。 製造例 5 ビスフエノールAとエピクロルヒドリンより得
られる旭電化工業製アデカレジンEP5100(エポキ
シ当量=450)150部とビスフエノールS22部、触
媒としてジメチルアミンを加え150℃で8時間加
熱撹拌を続けた。得られた高分子量のエポキシ樹
脂は、エポキシ当量1100であつた。更にジエタノ
ールアミン17部を加え150℃で2時間撹拌してポ
リエーテルポリオール樹脂()を得た。該ポリ
エーテルポリオール樹脂の水酸基当量は、210で
あり、キシレン、トルエンなどの芳香族溶剤単独
では溶解せず、ケトン系溶剤、アルコール溶剤を
加える必要がある。 製造例 6 ビスフエノールFとエピクロルヒドリンより得
られる旭電化工業製アデカレジンEP4900(エポキ
シ当量=187)150部とビスフエノールF70部に触
媒として水酸化ナトリウムを加え150℃で15時間
加熱撹拌を続けた。得られた高分子量のエポキシ
樹脂は、エポキシ当量2300であつた。 更に安息香酸12部を加え170℃で7時間加熱撹
拌してポリエーテルポリオール樹脂()を得
た。該ポリエーテルポリオール樹脂の水酸基当量
は280であり、キシレン、トルエンなどの芳香族
溶剤単独では溶解せずケトン系溶剤、アルコール
溶剤を加える必要がある。 (2) 被覆用樹脂組成物の調製及び評価 前記の製造例で得られたポリエーテルポリオ
ール樹脂〔〕〜〔〕を使用して表1及び表
2に示される組成の被覆用樹脂組成物を調製
し、それらの性能を評価するために塗布し、室
温で7日間乾燥後、その塗膜の物性試験を行つ
た。その結果は表1及び表2に示されるとおり
であつた。
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例7〜12、比較例7〜18
ポリエーテルポリオール樹脂()、()、
()、()を使用して表3に示される組成の被
覆用樹脂を調製し、相溶性を比較した。 結果は表3に示す通りであつた。
()、()を使用して表3に示される組成の被
覆用樹脂を調製し、相溶性を比較した。 結果は表3に示す通りであつた。
【表】
【表】
比較例 19〜30
ビスフエノールAとエピクロルヒドリンから得
られるエポキシ樹脂EP5400(旭電化工業株式会社
製、エポキシ当量=1000)100部にジエタノール
アミン10部を加え110℃で3時間撹拌してポリエ
ーテルポリオール樹脂()(水酸基当量=385)
を得た。又、EP5700(旭電化工業株式会社製、エ
ポキシ当量=2000)100部にジエタノールアミン
5部を加え110℃で3時間撹拌してポリエーテル
ポリオール樹脂()(水酸基当量=735)を得
た。 上記ポリエーテルポリオール樹脂()、()
を使用して表4に示される組成の被覆用樹脂を調
製し、相溶性を比較した。 結果は表4に示す通りであつた。
られるエポキシ樹脂EP5400(旭電化工業株式会社
製、エポキシ当量=1000)100部にジエタノール
アミン10部を加え110℃で3時間撹拌してポリエ
ーテルポリオール樹脂()(水酸基当量=385)
を得た。又、EP5700(旭電化工業株式会社製、エ
ポキシ当量=2000)100部にジエタノールアミン
5部を加え110℃で3時間撹拌してポリエーテル
ポリオール樹脂()(水酸基当量=735)を得
た。 上記ポリエーテルポリオール樹脂()、()
を使用して表4に示される組成の被覆用樹脂を調
製し、相溶性を比較した。 結果は表4に示す通りであつた。
【表】
【表】
比較例 31〜34
ポリエーテルポリオール樹脂()、()及び
ポリプロピレングリコール(分子量=1700)を使
用して表5に示される組成の被覆用樹脂を調製
し、実施例1〜6と同様の物性試験を行つた。 結果は表5に示す通りであつた。
ポリプロピレングリコール(分子量=1700)を使
用して表5に示される組成の被覆用樹脂を調製
し、実施例1〜6と同様の物性試験を行つた。 結果は表5に示す通りであつた。
【表】
Claims (1)
- 1 2価フエノールのアルキレンオキサイド付加
物の置換又は非置換グリシジルエーテル化物に2
価フエノールを反応せしめ高分子量のエポキシ樹
脂を得、これに更にエポキシ基と反応性を有する
基をもつ化合物を反応せしめて得られるポリエー
テルポリオール樹脂と、1個より多いイソシアネ
ート基を有する化合物と、歴青物質及び/又はそ
の代替物とを含有することを特徴とする被覆用樹
脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56105417A JPS587457A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 被覆用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56105417A JPS587457A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 被覆用樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS587457A JPS587457A (ja) | 1983-01-17 |
| JPS6351468B2 true JPS6351468B2 (ja) | 1988-10-14 |
Family
ID=14407023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56105417A Granted JPS587457A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 被覆用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587457A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102719187A (zh) * | 2012-07-10 | 2012-10-10 | 湖北工程学院 | 一种单组分沥青聚氨酯防水涂料及其制备方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59204674A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-20 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | フレキシブルプリント配線用接着剤 |
| WO2019182146A1 (ja) * | 2018-03-22 | 2019-09-26 | 三菱ケミカル株式会社 | 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、偏光フィルム保護層及び偏光板 |
| JP2019168500A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 三菱ケミカル株式会社 | 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、偏光フィルム保護層、およびそれを用いた偏光板 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5410337A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-25 | Nittetsu Kagaku Kogyo Kk | Twooliquid curable bitumen urethane resin coating material |
| JPS54154427A (en) * | 1978-05-26 | 1979-12-05 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Polyurethane coating composition |
-
1981
- 1981-07-06 JP JP56105417A patent/JPS587457A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102719187A (zh) * | 2012-07-10 | 2012-10-10 | 湖北工程学院 | 一种单组分沥青聚氨酯防水涂料及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS587457A (ja) | 1983-01-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4340716A (en) | Coating composition | |
| EP0197458B1 (en) | Curable epoxy resin composition | |
| US5508326A (en) | Emulsifying epoxy resin composition and curable composition | |
| JPH0613600B2 (ja) | 硬化性エポキシ樹脂組成物 | |
| US4530947A (en) | Anticorrosive coating composition | |
| JPH05155973A (ja) | 硬化性エポキシブロックウレタン組成物 | |
| US4535103A (en) | Coating composition | |
| JPS587457A (ja) | 被覆用樹脂組成物 | |
| JPH028626B2 (ja) | ||
| US4657947A (en) | Anticorrosive coating composition containing polyol resin, isocyanate hardener and diluent | |
| JP2620233B2 (ja) | 硬化性エポキシブロックドウレタン組成物 | |
| JPH0694496B2 (ja) | 硬化性組成物 | |
| JP2786456B2 (ja) | 硬化性エポキシ樹脂組成物 | |
| JPS63213576A (ja) | 被覆用樹脂組成物 | |
| JPH02145667A (ja) | 被覆樹脂用組成物 | |
| JP2545808B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH054409B2 (ja) | ||
| JPH0613668B2 (ja) | 塗料用樹脂組成物 | |
| JPS62146915A (ja) | 硬化性エポキシ樹脂組成物 | |
| JP2004256717A (ja) | オリゴマー変性エポキシ樹脂、その組成物、及びその組成物を用いたプリント配線板 | |
| JPH0684419B2 (ja) | 硬化性樹脂組成物 | |
| JP2955311B2 (ja) | 被覆用樹脂組成物 | |
| JP2620286B2 (ja) | 水系塗料用樹脂組成物 | |
| JP2594302B2 (ja) | 硬化性エポキシ樹脂組成物 | |
| JPS621613B2 (ja) |