JPH054411B2 - - Google Patents

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JPH054411B2
JPH054411B2 JP58141734A JP14173483A JPH054411B2 JP H054411 B2 JPH054411 B2 JP H054411B2 JP 58141734 A JP58141734 A JP 58141734A JP 14173483 A JP14173483 A JP 14173483A JP H054411 B2 JPH054411 B2 JP H054411B2
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JP
Japan
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water
crosslinking
swellable
swelling
rubber
Prior art date
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Application number
JP58141734A
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English (en)
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JPS6032830A (ja
Inventor
Taisuke Okita
Masashi Aoshima
Masashi Watanabe
Masato Ogura
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6032830A publication Critical patent/JPS6032830A/ja
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
水膨潤製品は、シーラント、止水材、防水シー
ト、ガスケツト、生理用品、農業用保水材などに
用いられている。これら水膨潤製品は、吸水性高
分子を含む樹脂やゴムなどからなる複合体であ
り、多くの用途で、架橋という化学反応を行なつ
て製品としている。この架橋は、吸水性高分子自
身を架橋させる場合と、吸水性高分子を含むマト
リツクス側の樹脂またはゴムを架橋させる場合と
がある。特に従来、吸水性高分子を含むマトリツ
クス側の樹脂またはゴムの架橋は、熱空気または
加熱された加圧金型により加熱して達成されてい
た。 本発明者らは、水膨潤製品の架橋法について鋭
意検討した結果、本発明に到達したものであり、
本発明の方法は、従来の加熱方式とはまつたく異
なる大きな特徴ないし利点を有している。 すなわち本発明は、水膨潤製品を製造する際の
架橋処理に、赤外線、電子線および放射線から選
ばれる架橋手段を使用する水膨潤製品製造方法を
提供するものである。これら架橋手段を水非膨潤
製品へ応用すること、あるいは含水状態のポリビ
ニルアルコールに放射線を照射して吸水性高分子
自体を製造することは公知であるが、本発明のよ
うに吸水性高分子を含む複合体からなる水膨潤製
品へ放射線などの架橋手段を応用した例はまつた
く見あたらない。また、従来の吸水性高分子自体
の製造に放射線を適用するのと異なり、本発明で
は、吸水性高分子と樹脂またはゴムとの複合体か
らなる水膨潤製品に対して、実質的に無水状態
で、赤外線、電子線または放射線を照射する。 本発明でいう赤外線、電子線または放射線は、
それぞれ赤外線加熱装置、電子線架橋装置または
放射線架橋装置により供給されるが、いずれも、
従来水膨潤製品に用いられた架橋法(熱空気、加
熱された金型などによる加熱架橋法)に比べ、短
時間に架橋を達成することができるという大きな
特徴を有している。とりわけ、電子線または放射
線による架橋は、数秒といつた短時間で架橋でき
るうえ、架橋による発熱がなく、また架橋のため
の加熱が行なわれないので、架橋後の水膨潤製品
は室温状態にあり、特別な冷却を必要としない。
赤外線加熱は、両者に比べ架橋には長時間を要す
るが、装置の価格が安いという利点を有する。 赤外線加熱装置として一般には、無機材を用い
た加熱炉の壁部に赤外線放射体を取り付けたもの
が用いられているが、本発明では、反射面付赤外
線加熱装置が特に好ましく用いられる。この装置
は、楕円面または放物面を有する反射面の焦点に
赤外線放射体を配置したものであり、他の通常の
赤外線加熱装置に比べてエネルギーロスが少な
く、したがつて昇温効果が大きく、架橋時間も大
幅に短くてすむことから、消費電力量も少なく、
製造コストの低減をはかることができるという大
きな特徴を有しているため、特に好ましい。 さらに本発明は、水膨潤製品に対し、部分的ま
たは限定的な架橋を容易かつ迅速に行なうことが
できるという大きな特徴を有し、この特徴を利用
して、水膨潤製品の水膨潤特性を抑制できるとい
う実用上非常に有益な効果が達成できる。 水膨潤製品は、吸水することにより体積が増加
し、形状が大きくなる。通常この膨潤は、任意の
方向へ均等である。しかしながら多くの用途で、
特定の箇所や特定の方向への膨潤を抑制する必要
のある場合が多い。従来こうした場合には、水膨
潤しない素材と複合化する方法などが用いられて
いた。これら水膨潤ないし素材としては、紙、繊
維、布、金網、水膨潤性物質を含まない樹脂やゴ
ムのシートなどが例示される。しかしながらこう
した複合化には、特別な成形加工機を必要とした
り、生産性の低下や原料コストのアツプにつなが
るといつた多くの問題が含まれていた。そのうえ
こうした複合化は、複合界面での接着や粘着が弱
いのに加えて、一方が吸水により膨潤するのに対
し、他方が膨潤しないため、両者の界面では非常
に応力が不均一となり、界面剥離現象が生じやす
いという重大かつ不可避な難問題を抱えていた。
本発明により、水膨潤製品の部分的または限定的
膨潤抑制についてまつたく新しい手段を提供でき
たことは、特に注目すべき意義ある点である。 水膨潤製品は、架橋を密にすることにより膨潤
特性が低下することはよく知られている。しかし
ながら従来の架橋は、熱空気加熱、金型加熱など
により行なわれていたため、部分的加熱は困難で
あり、したがつて部分的または限定的に架橋を行
なうことはできなかつた。仮に、なんらかの手段
で部分的または限定的架橋をある程度可能ならし
めたとしても、不必要な部分へ熱が伝動して他の
部分も架橋が行なわれ、必要な部分における水膨
潤性の変化が損なわれることになる。 本発明は、赤外線、電子線または放射線を利用
して架橋を達成するものである。電子線および放
射線は、それぞれの架橋装置から水膨潤製品の限
定された部分に対し、連続的または断続的に照射
することができる。その照射は瞬間的であり、か
つ架橋が瞬時に行なわれるため、非照射部での架
橋はまつたく進行しない。さらにまた、電子の加
速電圧などを適切に選択すれば、水膨潤製品への
浸透力(透過力)をコントロールでき、ごく表面
近傍だけを架橋させることも可能である。 一方、赤外線加熱、それも特に反射面付赤外線
加熱装置によるものは、赤外線を一箇所に集光さ
せることができ、加熱昇温速度が極めて速いた
め、水膨潤製品を加熱した場合に、他の不必要な
部分へ熱が伝わる前に必要な部分のみの架橋を完
了することができる。 以上のように、本発明によれば部分的に架橋を
進行させることができ、したがつて水膨潤製品の
膨潤を部分的に抑制することができる。例えばシ
ート状の製品に対し、上面および下面の両面を部
分的に薄い層として架橋処理を行なえば、水平面
方向への膨潤が抑制され、膨潤の実質的に厚さ方
向にのみ起こさせることができる。 本発明でいうところの水膨潤製品は、エチレン
−ビニルエステル−アクリル酸エステルのケン化
物、アクリル酸−アクリル酸塩共重合体の架橋物
など公知の吸水性高分子を含む樹脂またはゴムと
の複合体である。ゴムおよび樹脂としては、天然
ゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレン−αオ
レフインまたはエチレン−αオレフイン−ジエン
共重合体(αオレフインとしてプロピレンが代表
的であり、エチレンプロピレンゴムと称される)、
クロロプレンゴム、ブチルゴム、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレンビニルアセテート
などが例示される。また必要に応じて、カーボン
ブラツク、白色充填剤、プロセスオイル、加工助
剤、架橋剤、架橋促進剤、発泡済、発泡助剤、老
化防止剤、粘着付与剤、顔料などが併用される。
電子線架橋または放射線架橋の場合には、架橋剤
がなくても架橋できることから、架橋剤は必ずし
も使用しなくてもよい。 以下に実施例を示すが、これらは本発明を限定
するものではない。 実施例 1 電子線架橋の例を示す。 〈配合〉 エスプレン501A 100重量部 〔ムーニー粘度43M1+4(100℃)のエチレ
ン・プロピレンゴム、住友化学工業(株)製〕 クレー 100 〃 パラフイン油 30 〃 界面活性剤 3 〃 スミカゲルSP−520 40 〃 〔ビニルアルコール・アクリル酸ソーダ共重
合体系の吸水性高分子、住友化学工業(株)製〕 〈混練〉 BR型バンバリーを使用して混練した。ただし
スミカゲルは、10インチロールにて添加した。 〈試料調製〉 10インチロールを用いて、0.5mmのシートを作
成した。 〈水膨潤特性〉 電子線照射後のシートより40mmφの試験片を採
収し、一定時間水中に放置して体積増加率を求め
た。 〈結果〉
【表】 本実施例は、電子線を用いることにより物性に
優れた水膨潤ゴムを製造しうることを示してい
る。照射量とともに物性(TB)が向上すること
がわかる。なお、照射量とともに水膨潤特性は低
下するが、必要に応じてスミカゲルを増量すれば
改良することができる。 実施例 2 反射面付赤外線加熱装置を用いた例を示す。 〈配合〉 エスプレン510A 100重量部 〔実施例1で用いたものと同じ〕 クレー 100 〃 パラフイン油 30 〃 界面活性剤 3 〃 亜鉛華 5 〃 ステアリン酸 1 〃 スミカゲルSP−520 30 〃 〔実施例1で用いたものと同じ〕 酸化カルシウム 6 〃 ソクシノールBZ 2 〃 〔ジ−n−ブチルジチオカルバミン酸亜鉛〕 ソクシノールTT 0.5 〃 〔テトラメチルチウラムジスルフイド〕 ソクシノールTRA 0.5 〃 〔ジペンタメチレンチウラムテトラスルフイ
ド〕 ソクシノールM 1 〃 〔2−メルカプトベンゾチアゾール〕 イオウ 0.75 〃 〈混練〉 BR型バンバリーを使用して混練した。ただし
上記配合に示したスミカゲル以下は、10インチロ
ールにて添加した。 〈試料調製〉 45mmφ押出機にて、1×20mmのリボン状サンプ
ルを作成した。 〈架橋〉 放物四面型有効長24cmの反射面は赤外線加熱装
置中に、1m/minの速度で通して架橋した。 〈測定〉 物性:JISK6301に準拠して、2号ダンベルを
用い、引張速度500mm/minで測定した。 水膨潤特性:長さ3cmのリボン状試験片を一定
時間水中に放置し、体積増加を測定した。 〈結果〉
【表】 * 参考例
実施例 3 部分的に水膨潤特性を抑制する目的で検討を行
なつた例を示す。 〈配合、混練〉 エスプレン505〔ムーニー粘度75M1+4(100℃)
のエチレン・プロピレンゴム、住友化学工業(株)
製〕を用い、ソクシノールTE〔ジエチルジチオカ
ルバミン酸テルル〕0.8重量部を併用した他は、
実施例2に同じ。 〈試料調製〉 45mmφ押出機を用い、厚さ1mm、巾15mmのリボ
ンの中央上部に、外径15mm、内径9mmのチユーブ
が一体化している第1図に示す断面形状をもつサ
ンプルを作成し、120℃オーブン中にて40分加硫
成形した。得られたサンプルの下部リボン部に対
し、電子線または赤外線により架橋処理を行なつ
た。 〈測定〉 リボン部およびチユーブ部より、巾1cm、長さ
3cmの試験片を採取し、水中5日放置後の体積増
加率(%)を求めた。 〈結果〉
【表】 * 参考例
サンプルをそのままオーブン中で処理した場合
には、熱空気によりリボン部とチユーブ部が同時
に加熱されるため、両者とも水膨潤特性が抑制さ
れる。これに対し、放物一面型反射面付赤外線加
熱装置を用いた場合、赤外線の輻射熱によりリボ
ン部のみが加熱され、チユーブ部は加熱されない
ため、リボン部の水膨潤特性が抑制される反面、
チユーブ部の水膨潤特性は保持される。電子線架
橋の場合も、電子線の透過力が1mm程度となる加
速電圧では、電子がチユーブ部まで到達すること
ができず、架橋が進行しないため、リボン部は水
膨潤特性が抑制されるが、チユーブ部は影響を受
けず、水膨潤特性が保持される。 赤外線を反射面で集光させて部分的に強熱加熱
したり、電子線を部分的にあてたり、加速電圧を
調整して透過力を調整することにより、水膨潤ゴ
ム製品の膨潤特性を部分的または選択的に抑制で
きることが、本実施例からわかる。なお、赤外線
または電子線により膨潤特性が抑制された部分は
架橋が密になつており、物性(TB)が向上する
ことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例3で用いたサンプルの断面図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸水性高分子を含む樹脂またはゴムとの複合
    体に、実質的に無水状態で、赤外線、電子線また
    は放射線を部分的に照射して架橋処理し、当該複
    合体の水膨潤特性を部分的または限定的に抑制す
    ることを特徴とする水膨潤製品製造方法。 2 赤外線を反射面付赤外線加熱装置により照射
    する特許請求の範囲第1項記載の水膨潤製品製造
    方法。
JP14173483A 1983-08-01 1983-08-01 水膨潤製品製造方法 Granted JPS6032830A (ja)

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JP14173483A JPS6032830A (ja) 1983-08-01 1983-08-01 水膨潤製品製造方法

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