JPH0544660U - 車両用プロペラシヤフト - Google Patents
車両用プロペラシヤフトInfo
- Publication number
- JPH0544660U JPH0544660U JP9695891U JP9695891U JPH0544660U JP H0544660 U JPH0544660 U JP H0544660U JP 9695891 U JP9695891 U JP 9695891U JP 9695891 U JP9695891 U JP 9695891U JP H0544660 U JPH0544660 U JP H0544660U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- joint
- center bearing
- bearing support
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 第1継手のみをラバーカップリングとした3
分割式の車両用プロペラシャフトにおいて、ラバーカッ
プリングに起因する振動を抑制することのできるプロペ
ラシャフトを提供する。 【構成】 第1継手34をラバーカップリングとした3
分割車両用プロペラシャフト30において、第2軸32
の第2継手35近傍および第3軸33の第3継手36近
傍にそれぞれ第1センターベアリングサポート48およ
び第2センターベアリングサポート49を設けて車体に
弾性支持させるようにした。
分割式の車両用プロペラシャフトにおいて、ラバーカッ
プリングに起因する振動を抑制することのできるプロペ
ラシャフトを提供する。 【構成】 第1継手34をラバーカップリングとした3
分割車両用プロペラシャフト30において、第2軸32
の第2継手35近傍および第3軸33の第3継手36近
傍にそれぞれ第1センターベアリングサポート48およ
び第2センターベアリングサポート49を設けて車体に
弾性支持させるようにした。
Description
【0001】
本考案は、車両用プロペラシャフトに関し、詳しくは、第1軸と変速機側の出 力軸とがラバーカップリングによって連結される3分割式の車両用プロペラシャ フトに関する。
【0002】
従来のこの種の車両用プロペラシャフトの一例を図5および図6に示す。これ らの図において、30はその3分割による車両用プロペラシャフトであり、31 はその第1軸、32は第2軸、33は第3軸、また、34は第1軸31と図6に 示す変速装置20の出力軸21とを連結している第1継手であり、第1継手34 にはラバーカップリングが使用されている。また、35および36はそれぞれ第 1軸31と第2軸32とを連結している第2継手および第2軸32と第3軸33 とを連結している第3継手、さらにまた、37は第3軸33を図6に示す終減速 装置40の入力軸41と連結している第4継手であり、これらの第2継手35、 第3継手36および第4継手37にはこの場合いずれもカルダン式の等速継手が 使用されている。
【0003】 38は第1軸31を車体側に弾性支持している第1センターベアリングサポー ト、39は第2軸32を同様に支持している第2センターベアリングサポート、 また図6において、10はエンジン、また、Bはそれぞれ駆動系の車体側への弾 性支持を示している。
【0004】
しかしながら、上記従来の車両用プロペラシャフトでは、変速機20の出力軸 21と第1軸31との間に振れ角が存在する状態でプロペラシャフト30が車体 に装備されて走行が行われる場合、出力軸21と第1軸31とを連結している第 1継手(ラバーカップリング)34がその振れのために捩られながら回転するこ とになり、振れ角およびラバーカップリング34自体の有する曲げ剛性に応じて 図7に示すようにラバーカップリング34のところに曲げモーメントMが発生す る。一方、センターベアリングサポート38および39は図6のところでBとし て示したように車体に弾性支持されているので、曲げモーメントMによる反力F 1 ′およびF2 ′がこれらを加振することになり、車体を振動させる一因となっ ていた。特に、センターベアリングサポート38や39を車体に支持している部 分に設けられるインシュレータの固有周波数は15Hz(900rpm)近傍で あるために、センターベアリングサポートとインシュレータとの固有振動数が共 振する車速(30km/h)といった低速時に特に上記のような車体振動が発生 する。
【0005】 そこで、上記振動の防止対策として、第1軸31を長く延長させることにより センターベアリングサポートを加振させる反力F1 ′やF2 ′を低減させること が考えられるが、第1軸31を長くすると、こんどはプロペラシャフト30自体 の曲げおよび捻りにかかわる固有値が変化し、高速走行時に車内にこもり音が生 じたり、ディファレンシャルギヤのノイズを悪化させるといった問題があり、さ らには第2継手35、第3継手36および第4継手37の車両取付角度が変化す ることもあって発振時の振動を大きくさせる虞があった。
【0006】 本考案の目的は、上述したような従来の問題の解決を図るべく、同様の継手配 置を有する3分割式のプロペラシャフトにおいて、ラバーカップリングに起因す る振動を抑制することのできる車両用プロペラシャフトを提供することにある。
【0007】
かかる目的を達成するために、本考案は、変速機側に第1継手を介して連結さ れる第1軸と、該第1軸に第2継手を介して連結される第2軸と、該第2軸に第 3継手を介して連結されると共に第4継手を介して終減速機側に連結される第3 軸とを有し、前記第1継手にラバーカップリングが使用され、前記第2、第3お よび第4継手にそれぞれラバーカップリング以外のフック接手または等速継手が 用いられる3分割式の車両用プロペラシャフトにおいて、前記第2軸の前記第2 継手近傍および前記第3軸の前記第3継手近傍に弾性支持されるセンターベアリ ングサポートを設けたことを特徴とする。
【0008】
変速機側と第1軸とを連結する第1継手にラバーカップリングを用いて、ねじ り振動の低減を図ろうとする場合、第1継手で振れ角が存在していると、ここに 発生する曲げモーメントのためにセンターベアリングサポートがその反力で加振 されることになるので、センターベアリングサポートをなるべく、第1継手から 離した位置に設けて弾性支持させることが望ましい。そのために本考案では第1 軸および第2軸をセンターベアリングサポートで支持させる代わりにセンターベ アリングサポートにより第2軸および第3軸をそれぞれ支持させることで、上記 の反力を小さくすることを図るようにした。
【0009】
以下に、図面を参照しつつ本考案の実施例を具体的に説明する。
【0010】 図1および図2は本考案の一実施例を示す。本実施例においてもプロペラシャ フト30は第1軸31、第2軸32および第3軸33の3つの分割シャフトから なり、その第1継手34にはラバーカップリングが使用される。また、第2継手 35、第3継手36および終減速装置40の入力軸41と第3軸33との第4継 手37にそれぞれカルダン継手が用いられることも変わりない。ただし、第1の センターベアリングサポート48が第2軸32の第2継手35近傍に、また、第 2のセンターベアリングサポート49が第3軸33の第3継手36近傍に設けら れ、それぞれが車体に弾性支持(B)される。
【0011】 このように構成した車両用プロペラ30にあっては、変速装置20側の出力軸 21と第1軸31との第1継手34にあって振れ角が存在したまま車体に装備さ れた場合、第1継手34に従来例のところまでも述べたように曲げモーメントM が発生する。そして、このような曲げモーメントMによって図3に示すように第 1センターベアリングサポート48および第2センターベアリングサポート49 に反力F1 およびF2 が発生し、これらの反力F1 およびF2 がプロペラシャフ ト30の回転速度に対応した周期で各センターベアリングサポート48および4 9を加振する。
【0012】 以下に本実施例によるセンターベアリングサポート48,49の配置と従来例 によるセンターベアリングサポート38,39の配置とによるモーメントMおよ び反力F1 ,F2 の比較を図3と図7とを参照しながら説明する。
【0013】 これらの図において、第1軸31の長さをL1、第2軸32の長さをL2、第 3軸33の長さをL3として、さらにそれぞれにおける第1ベアリングサポート の第2継手35からの距離をL4、第2ベアリングサポートの第3継手36から の距離をL5とする。また、図3における反力F1 およびF2 を導き出すために 、モーメントMにより第2継手35に発生する反力Fa、また第3継手36に発 生する反力Fbとすると、
【0014】
【数1】
【0015】 式(1)から
【0016】
【数2】
【0017】 これに式(1)を代入して、
【0018】
【数3】
【0019】 また、
【0020】
【数4】
【0021】 一方、
【0022】
【数5】
【0023】 これに式(4)を代入して
【0024】
【数6】
【0025】 一方、図7において、
【0026】
【数7】
【0027】
【数8】 F2 ′=0 (8) そこで、図4により本考案によるプロペラシャフトと従来例によるものとの反 力の比較を、上記の各長さの要素L1〜L5を種々に変えた組合せによる実施例 A〜Eについて示す。この図の(B)に示すように、第1軸31の長さL1が第 2軸32の長さL2より短い、AおよびBの場合、(A)に示すように明らかに 第1センターベアリングサポートに発生する加振力としてのF1 が従来のF1 ′ より低くなることが分かる。なお、これらの場合、第2センターベアリングサポ ートに発生する加振力F2 は僅かながら発生するが第1センターベアリングサポ ートに発生する反力(加振力)F1 やF1 ′に比べて十分に小さいので問題にな らない。
【0028】 なお、以上に述べた実施例では第2、第3および第4継手にフック継手を用い た場合について述べたが、これらの継手としてはフック継手に限らず、例えばレ ブロジョイントやダブルオフセットジョイントなどその他の等速継手であっても 同様な効果が得られるものである。
【0029】
以上説明してきたように、本考案によれば、第1継手にラバーカップリングが 使用され、前記第2、第3および第4継手にそれぞれラバーカップリング以外の フック接手または等速継手が用いられる3分割式の車両用プロペラシャフトにお いて、前記第2軸の前記第2継手近傍および前記第3軸の前記第3継手近傍に弾 性支持されるセンターベアリングサポートを設けたので、ラバーカップリングに 起因してセンターベアリングサポートを介して車体を加振する反力の低減を図る ことができ、特に低速時に車体に発生し勝ちな振動を抑制することができる。
【図1】本考案の一例を示す構成図である。
【図2】図1に示す実施例をその前後の装置との連結状
態で模式的に示す構成図である。
態で模式的に示す構成図である。
【図3】図1に示す実施例による動力伝達機構での作用
の説明図である。
の説明図である。
【図4】本考案と従来例とでの加振力にかかわる比較
(A)を異なる軸系寸法の組合せ(B)による実施例で
示す説明図である。
(A)を異なる軸系寸法の組合せ(B)による実施例で
示す説明図である。
【図5】従来例の構成図である。
【図6】図5に示す従来例をその前後の装置との連結状
態で模式的に示す構成図である。
態で模式的に示す構成図である。
【図7】図5に示す従来例の動力伝達機構での作用の説
明図である。
明図である。
10 エンジン 20 変速機 21 出力軸 30 プロペラシャフト 31 第1軸 32 第2軸 33 第3軸 34 第1継手(ラバーカップリング) 35 第2継手 36 第3継手 37 第4継手 40 終減速機 41 入力軸 48 第1センターベアリングサポート 49 第2センターベアリングサポート
Claims (2)
- 【請求項1】 変速機側に第1継手を介して連結される
第1軸と、該第1軸に第2継手を介して連結される第2
軸と、該第2軸に第3継手を介して連結されると共に第
4継手を介して終減速機側に連結される第3軸とを有
し、前記第1継手にラバーカップリングが使用され、前
記第2、第3および第4継手にそれぞれラバーカップリ
ング以外のフック接手または等速継手が用いられる3分
割式の車両用プロペラシャフトにおいて、 前記第2軸の前記第2継手近傍および前記第3軸の前記
第3継手近傍に弾性支持されるセンターベアリングサポ
ートを設けたことを特徴とする車両用プロペラシャフ
ト。 - 【請求項2】 前記第1軸が前記第2軸より短い請求項
1に記載の車両用プロペラシャフト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9695891U JPH0544660U (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 車両用プロペラシヤフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9695891U JPH0544660U (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 車両用プロペラシヤフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544660U true JPH0544660U (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=14178778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9695891U Pending JPH0544660U (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 車両用プロペラシヤフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544660U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021017107A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | マツダ株式会社 | プロペラシャフトの支持構造及び組付方法 |
| JP2023043363A (ja) * | 2021-09-16 | 2023-03-29 | 帝国繊維株式会社 | 消防救助車 |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP9695891U patent/JPH0544660U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021017107A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | マツダ株式会社 | プロペラシャフトの支持構造及び組付方法 |
| JP2023043363A (ja) * | 2021-09-16 | 2023-03-29 | 帝国繊維株式会社 | 消防救助車 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20090197690A1 (en) | Damped Axle Shaft | |
| US5243880A (en) | Driveshaft | |
| CN111344178A (zh) | 电动车辆的传动系统组件 | |
| CN1511724A (zh) | 用于车辆传动轴装置的消音减振器 | |
| CN113853320B (zh) | 动力单元悬架结构 | |
| JP2596239Y2 (ja) | 車両用プロペラシャフト | |
| Burkhalter et al. | The low silhouette drive line | |
| JPH03168442A (ja) | 舶用駆動軸の捩り振動減衰装置 | |
| JPH0726194Y2 (ja) | 車両の機関の防振支持構造 | |
| JP4844095B2 (ja) | 振動伝達率低減装置 | |
| JPH1172143A (ja) | ダイナミックダンパ | |
| JPH04339023A (ja) | プロペラシャフト | |
| JP2006207687A (ja) | 車両のパワートレーン | |
| JP2565133Y2 (ja) | 自動車用パワーユニットの支持構造 | |
| JP2814787B2 (ja) | エンジン・ミッションアッセンブリ | |
| JPS584723Y2 (ja) | ト−ションバ−式車軸構造 | |
| JPH106795A (ja) | プロペラシャフト構造 | |
| JPH0711424U (ja) | 車両の動力伝達装置 | |
| JPH0635699U (ja) | プロペラシャフトのダイナミックダンパ | |
| JPH0627816Y2 (ja) | エンジンのシリンダブロック | |
| JPH0354028A (ja) | 自動車のパワープラント | |
| JP2005331027A (ja) | 鉄道車両用歯車装置及び鉄道車両用台車 | |
| JP3562180B2 (ja) | 車両用プロペラシャフト | |
| JP3948059B2 (ja) | 自動車のデファレンシャルギヤケースの懸架装置 | |
| JP4710301B2 (ja) | パワートレーン支持装置 |